このページでは吉田忠智参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 会派を代表して、社会保障六法案について質問いたします。 そもそも、政府案自体が一体改革とは名ばかりのばらばら改革であり、マニフェスト違反の消費増税の隠れみのにすぎませんでした。それすら、民自公の修正協議という密室談合でことごとく骨抜きにされ、消費増税だけが残るという無残な姿をさらしています。このような密室談合による修正協議に依存する総理の政治手法が国民の政治不信に拍車を掛けているという認識はお持ちですか。 改革推進法では家族による自助が強調され、時代が逆戻りしています。社会保障は、個人や家族では支え切れないリスクを、社会連帯の思……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。この度、当選をさせていただきまして、初質問でございます。どうぞよろしくお願いします。 また、公共事業の抜本的な見直しに取り組み、そして国土交通行政の改革に果敢に取り組んでおられる政務三役を始め、皆さん方に心から敬意を表しながら、質問に入らせていただきます。 まず、海上保安庁のヘリの墜落事故について、もう重複する部分もありますが、総括的な意味合いも含めて質問をさせていただきます。 冒頭、事故の犠牲者の方々の御冥福をお祈りを申し上げます。 前原大臣は、八月二十日の会見で、展示飛行を行っていたその延長線上で低空飛行を行っていて高圧線に……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。どうぞよろしくお願いします。 早速質問に入らせていただきます。 まず、交通基本法について伺います。 社民党は、これまでも民主党とともに交通基本法の制定を求めてまいりました。交通基本法、仮称でありますが、あらゆる人の移動する権利を保障するとともに、自動車中心の交通政策、まちづくりを見直し、高齢化と地球環境問題に対応した公共交通を中心に地域に適した交通体系の確立を目指す、言わば交通政策の憲法というべきものであります。 馬淵大臣は所信で、基本法と関連施策の充実を図ると表明されました。次期通常国会で法案成立を目指すという大臣の御決意を改……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。どうぞよろしくお願いします。 まず、奄美大島における豪雨被害について質問をします。 今回の痛ましい豪雨災害でお亡くなりになりました三名の方の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。 先日調査した我が党の阿部知子政策審議会長からは、水かさが天井まで来るような急激な降雨であったこと、山が海に迫る地形で今後とも河道の整備が必要であること、その中にあっても海上保安庁による海からの救難活動が効果的であったことなどの報告を私も受けております。 現地では、地元住民、自治体を中心に現在も懸命の対応が……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 海上保安庁の課題に絞って質問をさせていただきます。 午前中からるる議論があります尖閣諸島沖での中国漁船の衝突をめぐるビデオ映像流出事件では、流出を認めた主任航海士の取調べが進められております。捜査が進んでおりまして、事態は急展開をしております。 ビデオ映像の流出は大変遺憾なことでありますけれども、しかしこの問題は、領土に関する内外の緊張を高め、ビデオをあたかも重要な秘密情報にまで高めてしまった菅内閣の不手際に負うところが大きいのではないか、このことは指摘をしておきたいと思います。しかしながら、この公開そのものは国論を二分するデリ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 今日は、高速道路の無料化について質問をさせていただきます。 実は、社会実験がある程度終わってまとまった時期にしようと思っていたんですけど、先般、十一月十二日に実験開始後の三か月間の状況ということで発表されましたので、それを踏まえて、これからの社会実験あるいは検証に反映していただきたいという思いで質問をさせていただきます。 高速道路の無料化につきましては、政策コンテスト、元気な日本復活特別枠要望に寄せられたパブリックコメントでも八七・六%が事業実施の必要なしとするなど、世論の評価は大変に厳しいものがあります。 社民党も、低炭素社……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
普天間の問題、そして憲法の問題と同じように社民党の一丁目一番地であります雇用及び関連施策について質問をさせていただきます。
総理は、一にも雇用、二にも雇用、三にも雇用、そのようにずっと言われてこられました。その姿勢は評価をいたしておりますけれども、実際、今菅内閣が取り組んでいること、このことについてはいささかの、私も社民党も不満を持っているところでございます。
まず総理、現下の雇用情勢についてどのようにとらえておられるか、お伺いをします。
【次の発言】 本日の主要議題であります補正予算、この補正予算の中に雇用関連施策、随分盛り込……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
十九日に続きまして雇用の問題、それから公務員給与について質問をさせていただきます。
前回、十九日に答弁を御用意していただいておりまして、大変失礼しました。厚生労働大臣、労働者派遣法の改正に向けての御決意を伺います。
【次の発言】 これは昨年の連立政権樹立のときの三党合意でもございますし、経営側の皆さんも御理解いただいた法案の内容でございます。是非、厚生労働大臣としても早期成立に向けて御尽力をいただきたいと思います。
次に、私は、政権交代が実現をして、雇用対策あるいは生活困窮者対策、随分充実してきたと、そのように評価をしております……
○吉田忠智君 おはようございます。社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 まず、この度の大震災で犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災をされた皆様にお見舞いを申し上げます。 また、三月十四日の国土交通省緊急対策本部に傍聴させていただきましたが、私も。大臣を始め国土交通省の皆様方には、昼夜を分かたず、道路や港湾、公共交通等のインフラの復旧や被災者支援に全力を挙げておられることに深甚の敬意を表します。 それでは、質問に入らせていただきます。 まず、公共事業の今後についてでございますが、大臣は所信で、公共事業について徹底的な改革と社会資本整備重点計画の見直しを表明……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。昨日に引き続いて質問をさせていただきます。
震災直後の十二日に、国土交通省総合政策局長と建設流通政策審議官連名で建設業団体に対しまして災害応急対策の通知を行いましたが、その現状についてどのようになっているのか、お伺いします。
【次の発言】 建設業団体の皆さんも今鋭意御努力をいただいていると、そのように認識をしております。
そして、建設業界の団体からは、資機材提供や役務提供等の支援について、費用負担のルール化や前払金の配慮を求める要望が出されております。応急対策に従事する人、あるいは被災地の地場の企業や労働者、またこうした人々に適正な……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
本法案は、踏切事故防止のため、特に地域の実情に応じ踏切の改良を促進するものでありまして、我が党としても賛成の立場でございます。
これまでの質疑で今後の課題についてはほぼ出されたわけでありますが、改めて、踏切の改良促進に向けた大臣の御決意をお伺いをいたします。
【次の発言】 どうぞよろしくお願いします。
大震災にかかわりまして、港湾の関係を何点か質問をさせていただきます。
改めまして、震災で亡くなられた皆様、被災された皆様、避難生活を余儀なくされておられる皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
震災復興に向けた建設、運輸、港……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
港湾関係で働く労働者は、法改正による港湾経営の民営化や規制緩和により、コスト削減、価格競争が進み、港湾関係の労働者の賃下げや、長時間労働による安全衛生水準の低下など、自らの労働条件の劣悪化につながるのではないかと大変懸念をされておられます。法案ではこうした懸念にどのように配慮されるのか、まずお伺いをいたします。
【次の発言】 昨年十月に私が馬淵大臣にしたときの答弁とほとんど変わらないんですよね、今の三井副大臣の答弁は。
この間の規制緩和によって、例えば、そうはいいましても港湾労働者の賃金は他の技術系労働者の基準内賃金に比べて月額十……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 東京電力福島第一原子力発電所、とうとうチェルノブイリと同等のレベル七になりまして危機的な状況が続いておりますが、この間の現場の努力に敬意を表するとともに、社民党としましても早期収束のために最大限協力していく決意でございます。 本日は、原子力発電所にかかわって、国土交通省が取り組むべき課題二点について質問をさせていただきます。 まず、外航船舶についてでございます。放射能による被害は、周辺地域住民のみならず、既に海外へも及んでおりまして、海外で日本の産品を避けようとする動きも報道されるなど、本当に深刻な事態に至っています。中でも、外……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智であります。
議題に入る前に、大震災を受けての今後の航空産業、航空行政について質問をします。
東日本大震災は航空産業にも大きなダメージを与えています。震災を機に国内、国際とも旅客数が減少していると聞いておりますが、どのようになっているでしょうか。震災を受けて今後の航空産業、航空行政についてどのように展望しておられるか、大臣にお伺いします。
【次の発言】 いずれにしても、風評被害を克服をして旅客数が戻るように、国交省としても英知を結集してやっていただきたいと思いますし、また、震災後の復興のグランドデザインの下でも今後の航空産業をどのようにしていくの……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
法案の内容に入る前に、大震災対策について簡潔に二点お伺いをします。
まず、地下鉄の復旧についてでございます。今回の大震災では、仙台市地下鉄も甚大な被害を受けました。こうした被害に対し、復旧費用を公共土木施設の災害復旧と同等に取り扱ってほしいという要望がございます。国交省として支援すべきと考えますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 公営と申しましても、自治体も被害者でございまして、是非前向きに検討をいただきますようにお願いします。
次、二点目、福島県の仮設住宅についてでございます。大臣は十七日に福島県知事から、特に福島第一原発の……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。
一部重複するところがありますが、確認の意味で簡潔に答弁をお願いをいたします。
まず、本題の前に、震災関連で一点質問します。
阪神大震災でも、仮設入居の高齢者の孤立が大変大きな問題となりました。今回の被災地も高齢化率の高い地域が多く、高齢者の孤立を防ぐ取組が大変重要であると考えます。どのように取り組まれるか、お聞かせください。
【次の発言】 しっかり取り組んでいただきますようにお願いします。
次に、法案について四点質問します。
サービス付き高齢者向け住宅ということで誤解が生じかねないんですけれども、あくまでも住宅に付随するのは安否確認……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 震災から一か月半がたちました。改めて、被災をされ、困難な生活を余儀なくされている皆さんに心からお見舞いを申し上げます。 両法案でありますが、いずれも震災に対応する緊急かつ必要最小限の法改正でありまして、賛成です。その上で、関連して何点かお伺いします。 被災地に春が訪れたことはもちろん喜ばしいことでありますが、衛生問題が深刻になるということでもあります。四月に入るころからは、各避難所の仮設トイレのし尿処理やごみ収集の遅れなど、公衆衛生上の深刻な状況が伝えられておりました。これからの季節、特に感染症の蔓延や水分を控えることによる脱水……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 四月三十日に福島県郡山市の県中浄化センターで下水汚泥から高濃度の放射性物質が検出された問題で、私も、汚泥を運搬するトラック運転手の皆さんからの要請を受けまして、五月十日に省庁からヒアリングをさせていただきました。関係省庁が六府省にまたがるものですから、そのときに担当の方にお集まりをいただいて協議をさせていただきました。 その後、本日資料として配付させていただきました平成二十三年五月十二日付けの「福島県内の下水処理副次産物の当面の取扱いに関する考え方について」が示されたわけでございます。そのときに関係の府省の担当の皆さんも一堂に会し……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 私は、鉄道・運輸機構の特例業務勘定の利益剰余金につきましては、昨年の国土交通委員会で、返納額は機構が国から補助金として受け取った五千五百億円にとどめ、残りは鉄道を中心とする交通体系や社会資本整備に使うのが筋だと主張してまいりましたが、返納額を除く部分をJR三島、貨物などの鉄道支援に充てるスキームがつくられた経緯もございまして、賛成の立場でございます。 そこで質問に移りますが、一点目、通告しておりました旧国鉄職員、そして遺族の年金支給の問題と、それから今後の収支見通しにつきましては、先ほど上野委員から質問がございましたので、これはも……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 まず、この度の大震災で犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災をされた皆さんにお見舞いを申し上げます。 早速質問に入ります。 まず一点目が、JICAによる直接融資の復活についてでございます。 政府のインフラ輸出戦略の手段として、JICAが海外に進出する日本企業等に有利な条件で投融資する事業の再開が決まりました。自公政権で失敗を認め廃止したにもかかわらず、財界の要望にこたえ再開したのは問題ではありませんか。 本年二月の報告書、「海外投融資にかかる研究・評価について」でも、結論として調達金利を考えれば収益はマ……
○吉田忠智君 社民党・護憲連合の吉田忠智でございます。 若干先ほどの質疑で重複する部分もありますけれども、確認の意味でお答えをいただきたいと思います。 三法案につきましては、昨年の通常国会でも社民党は賛成をしております。文言の修正等もありましたけれども、基本的には賛成でございますが、るるお話がございましたように、地域主権改革という名称ですね、これを外すということについてでございますが、私も、いろいろ議論はありますけれども、地方分権よりは地域主権の方がましかなという思いで、いろんな場で話をするときには地域主権改革という言葉を使ってまいりました。 そういう意味では、法案から外されたことについ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。特別交付税一千二百億円につきましては、社民党として賛成でございます。そうした立場で、まず二点質問をさせていただきます。 本日の質疑において述べられておりました千二百億円のメニューは、被災自治体あるいは応援自治体が実際に支出済み及びほぼ確定済みの経費であり、かつその一部ではないかと思います。今後、例えば年度内だけでも、固定資産も津波の地域でほぼ全部を再評価しなければならない。公共事業なら補助金や地方債許可が付くわけでありますが、様々な一般行政経費、経常経費には付かないわけでございます。この部分に財源が回ってきませんと、住民生活やそれを支……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 発災後三か月が経過をしました。亡くなられた方々の御冥福をお祈りを申し上げますとともに、御遺族に心からお悔やみを申し上げます。行方不明者の一日も早い安否確認をお祈り申し上げ、被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げます。 また、この間、復旧復興に向けて御尽力をされた全ての関係の皆様に社民党を代表して感謝を申し上げます。 さて、発災後三か月を過ぎまして、ようやく基本法の参議院での審議が始まりました。私は、大変に遅かった、そのことが率直な印象でございます。今回提出をされた基本法、基本理念の明確化や資金の確保、復興特区、それから復興庁な……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 三人の参考人の皆様方には、先ほどの意見陳述また質疑の中で大変貴重な御提言をいただきまして、誠にありがとうございました。三人の参考人の皆さんに一括して質問をさせていただきたいと思います。 まず、藻谷参考人に対してでございますが、藻谷参考人は全国の市町村をほぼ回られて、また被災地域も回られてきたと、全国の事例もよく御存じだと思いますが、先ほど立谷参考人から非常に、本当にこの厳しい状況の中でよく考えられて取り組んでおられるという事例をお伺いをしました。この相馬市の取組について、藻谷参考人の立場で感じられたこと、あるいは今後何か提言的なも……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 総理には大変失礼な言い方になるかも分かりませんが、昨年、菅総理が就任以来、消費税増税発言や大企業法人税率の引下げ、TPP問題、また普天間問題への対応、そして今回の不信任決議案などの一連の経過を見ますと、一連の総理の言動を見ておりまして、菅総理は権力志向の非常に強い現実主義者だなと、そのように思っておりました。ところが一方で、最近菅総理が浜岡原発の停止、原発の安全基準の再検討、また新規立地の白紙からの検証、また特に再生可能エネルギーの重視などを打ち出したことは、社民党としても評価をいたしております。 ところが、原発事故調査・検証委員……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。本日はこの法案に対する一番最初の質疑でございますので、基本的な事項について質問をさせていただきます。 社民党は、原発事故被害者に一刻も早く補償すべきという点で、提案者の皆様と思いを共有しております。法案をおまとめいただき、また我が党に対して丁寧に対応していただきました佐藤正久議員を始めとする提案者の皆様に改めてお礼を申し上げます。 その上で、今回の東電原発事故については、これまで政権党として原発推進政策を取ってきた自民党に責任があるのは明らかであります。谷垣総裁も、原発事故には我々も責任を負っている、検証を徹底的にやらなければならな……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 加害者である東電が被害者にきちんと補償するよう政府が求め、東電が迅速に応じていれば、そもそもこの法案は不要だったわけでありまして、両者には猛省を促したい、そのように思います。 まず、政府に二点お伺いをいたします。三十キロ圏外住民に対する支援についてでございます。 私も社民党の調査団の一員として東電福島原発の三十キロ圏内及び圏外の福島市内を調査をして、関係者の方々の話を聞いてまいりました。それから、その後福島原発事故三十キロ圏外避難者の支援を求める院内集会にも参加をしまして、幼い子を連れて放射能から逃れてきたお母さん方の訴えを聞か……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 社民党も、二重ローン問題の解決のために、債権買取り機構を含む特別立法を求めてまいりました。その点で提案者の皆様とお気持ちは同じでございます。法案をおまとめいただきまして大変丁寧な対応をしていただきました片山さつき議員を始めとする提案者の皆様方にお礼を申し上げたいと思います。 荒井広幸議員を中心とする超党派の官民連携推進研究会が日弁連の案をベースにして検討、勉強を重ねてまいりました。私も社民党を代表して参加をさせていただきました。そうしたこともございまして、重い腰を上げて先般成立した二次補正予算の中で、産業復興相談センター及び産業復……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
冒頭、発議者に確認をさせていただきます。
機構が債権を買い取っても、全額を放棄しなければ債権としては残るわけであります。将来、機構により債権の執行、債務の履行請求がなされて、そしてそれによって破綻するような事態が生じることはあってはならないと考えますが、どのような手だてを講じていかれるのでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。了解をいたしました。
以上で発議者に対する私の質問を終わりまして、あと、この債権買取り、それから私的整理、それから法的整理といういろいろな方法があるわけですが、やっぱりこれはパッケージとして行政……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本日で発災から五か月となりました。改めて被災者の皆さんにお見舞いを申し上げます。 社民党は、発災直後から瓦れき処理を国の責任で加速することを求めてまいりました。この度、政府案、野党案、統合する形で修正協議が調いまして、参議院に送られ、本日審議がなされるわけでございますが、修正協議に御尽力いただきました提出者の皆さんを始めとして関係者の皆さんに心から敬意を表します。 もちろん社民党も衆議院段階から修正協議に参画をしてまいりましたので賛成の立場でございますが、残された課題も幾つかあると考えております。この法案を補強する立場で何点か質……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
本日、るる議論されております運用三号の問題でありますが、私は、この問題では厚生労働大臣の責任は否定しませんけれども、一つにはやっぱり厚生労働省の体質の問題、それから、厚生労働省、あの省庁再編で厚生省と労働省が一緒になりまして大変所管の領域が広くなりました。そうしたことも今回の原因になっているのではないかと、そのように思いますが、総理はどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 今日はもう時間の関係でこれ以上議論しませんけれども、厚生労働大臣は給与を返上されるようでございますが、あくまでも、現段階で私は、大臣がこの問題を始めとして諸課……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 この度の大震災で被災をされた方々にお見舞いを申し上げますとともに、復旧復興に当たられておられる全ての方々の御労苦に心から敬意を表します。 原発事故の問題について質問をさせていただきます。 東京二十三区最多の八十三万人が暮らす世田谷の区長選挙が昨日行われました。脱原発を掲げた元社民党衆議院議員の保坂展人さんが当選しました。政府はこの世田谷からの発信を重く受け止めるべきであります。社民党は、原発の危険性、脱原発を一貫して訴えてまいりました。今これほど多くの犠牲を払う前にエネルギー政策の転換ができていればと悔しい思いであります。厳しい……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
この度の大震災で亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災をされ困難な生活をされておられる皆さんに心からお見舞いを申し上げます。
まず、総理にお伺いをします。
先ほどもお話がございましたが、今回の補正予算は私は被災地の皆さんに対する政府のメッセージだと思います。あしたもし成立をすれば震災から五十余日目、なぜこんなに遅れたのか、そのことの私は反省が必要だと思います。そのことの反省とこれからの決意をまず総理にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 是非そうした決意で進めていただきたいと思います。
野田大臣が手を挙げて……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 福島第一原発、一号機だけでなく二号機、三号機も地震直後にメルトダウンしていた可能性が明らかになりまして、東京電力は五月十七日に新たに工程表を出し直しました。東京電力に対する信頼はまたも大きく裏切られたと、そのように言わざるを得ません。 新工程表では、冠水ではなく循環注水冷却方式を取るとのことでありますが、総理、旧工程表の際にも私は、たしか四月二十五日でしたかね、予算委員会で強く求めましたけれども、早急に新工程表の全てのバックデータ、それから科学的、客観的根拠を政府が入手をして公開すべきだ、そのように考えます。そのことが新工程表の信……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
まず、総理に伺います。
この間の市町村合併と行革で東北の被災三県では、ここ十年で市町村数が約半分、職員数も二〇〇六年から軒並み一〇%近い減となって広域化、職員減が進んでいます。被災者のアンケートでも、合併の影響により、行政の目が届かなくなり震災に弱くなったとか、迅速できめ細かな対応ができず被害が拡大し、復旧の遅れにつながったと言われておりますが、総理の認識を伺います。
【次の発言】 総理はいかがですか。
【次の発言】 私は、やっぱりこの間の市町村合併がどうだったのかというのをしっかり検証すべきだと思いますし、また、予算委員会や復興……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 野田総理は、二年前の政権交代以降、三人目の総理大臣であります。最初の政権発足のときに社民党もかかわりまして、国民生活の再建を始めとする十分類三十三項目の政策合意を取り結びました。私は、これが原点であり、国民の皆さんへの約束だ、そのように考えています。野田総理には、是非このことを、この政策合意を片時も忘れることなく仕事をしていただきますように強く要請をして、質問に入ります。 まず、大震災被害者個人及び被災自治体の負担軽減について質問をいたします。 防災集団移転促進事業につきましては、昨日来から議論がなされておりまして、総理、そして……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 最初に、TPPの建設業への影響について質問をいたします。 社民党は、去る二十四日、TPP交渉への参加を見送るよう総理に求めたところであります。 多くの国民が危惧する中、野田内閣はTPPに非常に前のめりになっております。現状の建設業における国際入札範囲は、WTO基準で、中央四百五十万SDR、約六・九億円、地方千五百万SDR、二十三億円であります。ところが、TPPに先行するP4においては、これをそれぞれ一律に五百万SDR、約七・七億円にまで引き下げています。このような国際入札範囲の大幅な拡大が実施されれば、特に地方の建設業は安価な海……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 東日本大震災被災地のバス路線の復旧支援について伺います。 自らも被災をしながら、被災地の住民の皆さんの足を守ろうと懸命に努力されてこられたバス事業者、また従業員の皆さんに敬意を表したいと思います。 私も八月に仙台に伺いました。視察をした際に、宮城県のバスの被災状況を伺う機会がございました。宮城交通では、気仙沼営業所が津波とその後の火災で全壊、焼失。岡田、石巻各営業所は津波による被害、バス、自家用車ともに被害。古川営業所は震災により大きく破損し、建て替えの必要があるとのことであります。また、岩手県交通では、大船渡営業所、高田バスタ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本法案は、この度の千年に一度とも言われる大津波を教訓としまして、津波災害から国民の生命、財産を守るために、ハード、ソフトの施策を組み合わせたまさに多重防御による津波防災地域づくりを推進するものでありまして、我が党としても賛成の立場でございます。 質問も後の方になりますと重複する点もありますけれども、確認の意味で、また少し角度を変えて質問をさせていただきます。 本法案、基本的には賛成でありますけれども、幾つかの懸念もございます。津波災害防止を名目に防潮堤の建造などの大規模公共事業が乱発されればゼネコン救済にはなるでしょうが、環境、……
○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。 今日は、大変お忙しい中、出席をいただきまして、ありがとうございます。時間があれば三点お伺いをしたいと思います。 まず一点が、昨年六月に政府は岡田大臣の下でODAのあり方検討最終とりまとめというのを発表されまして、御案内のとおりだと思いますが、大きく三本柱がございまして、一つはNGOとの関係強化、二点目がODAの透明性向上のための取組、三点目が相手国のニーズに即した戦略的、効果的なODAの実施ということがうたわれているわけであります。 この方向性については私はいいと思うんですが、特にその一点目のNGOとの関係強化、これは私は極めて重要だと思……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 西岡議長の御逝去に際しまして、長年にわたる御功労に敬意を表しますとともに、心から御冥福をお祈り申し上げます。 さて、この間、野田政権になりまして、消費税増税、原発輸出、武器輸出三原則の見直しや南スーダンPKOなど、震災がなかったかのような言動が続いています。政府が復興を最優先に考えているのか、国民の更なる政治不信を招かないのか、強く危惧しているところでございます。 まず、今大変な議論になっておりますTPPと復興について平野大臣に質問をさせていただきます。 農林水産省がホームページで公表している諸外国・地域の規制措置によれば、当……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本日まで御尽力をいただきました参議院発議者の皆さん、また、修正に御尽力をいただきました、修正は皆さんで努力をされたわけですが、衆議院の修正案提出者の皆さんに心から敬意を表します。 社民党はこの修正案に賛成でございますが、より実効性を確保するために五点ほど確認の質問をさせていただきます。時間の制約がありますので簡潔に答弁をお願いしたいと思います。 まず、金融機関等との損害担保契約についてでございます。 修正案では、再生支援機構と金融機関等との損害担保契約の締結が規定をされておりますが、金融機関にロスシェアリングを求めるにしても、……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本題に入る前に、西山英彦氏の環境省福島除染推進チームへの配属について質問をいたします。 環境省は十一月十八日、東京電力福島第一原発事故の記者会見で原子力安全・保安院の説明者を務め、その後、女性職員との不適切な行為で停職一か月の懲戒処分を受けた西山英彦経産省元官房審議官を福島除染推進チームに配属すると発表しました。西山氏は放射性物質や除染の専門家でもありません。また、御家族が東電の社員であると報道されています。さらに、事故対応のさなかに女性職員との間で勤務時間内における複数回の身体的接触を含む不適切な行為を行ったことにより停職一か月……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 今日は大きく二点質問をさせていただきます。 まず、漁業法の特例、いわゆる水産特区についてでございますが、我が党はこの特区法案については被災地優先という立場で賛成させていただきますが、かなり踏み込んだ判断をされて評価できる点もございますが、やっぱり一番懸念されるのはこの水産特区の問題でございます。 私はさきの予算委員会でショックドクトリンという話をさせていただきました。いわゆる未曽有の大災害や出来事を契機として政策が大きく変わること、例えば市場原理主義的な政策がずっと台頭していくこと、そのことがやっぱり懸念をされるわけでありまして……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。連日、大変お疲れさまです。 その上で、六月二十四日に復興基本法が施行されました。約二か月後の八月二十五日に復興庁の設置を検討する復興庁設置準備室が設置をされて、そして、そのまた約二か月後の十一月一日にようやく復興庁設置法案が提出をされました。実に遅いと言わざるを得ません。もう先ほども議論がございました、もうあえて答弁は求めませんけれども、是非、政府そして与党には猛省を求めたいと思いますし、その上で何点か質問させていただきます。 もう質問も一番最後になりますと重複する課題もありますが、確認の意味もありますし、また角度を変えまして質問を……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
第三次補正予算、特に基本姿勢、編成に当たっての基本姿勢について伺います。
先ほども議論がありましたけれども、総理、先ほどはっきり言われませんでしたが、第三次補正予算の提出が遅れたという御認識はありますか。
【次の発言】 総理、総理に質問。
【次の発言】 遅れたという見解はいただけませんけれども、私も福島、宮城、岩手、千葉の被災地を何回もお伺いをしました。被災地の皆さん、被災者の皆さんからお叱りも受けました。また、我が党の社民党の自治体議員からも、国会は何をやっているんだ、そういうふうな厳しいお叱りを受けました。
どうして、じゃ、……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 復興予算流用問題について質問させていただきます。 今日は、各委員から問題点としてかねて指摘をされている事業について個別にお話もございました。私も、例えば先ほど防衛省の事業がありましたけれども、老朽化した自衛隊機の更新を前倒しをして復興予算から四百億円を執行したことが報道されております。 防衛省の行政事業レビューシートによれば、老朽化した装備、設備の更新は、ほかに小火器、迫撃砲、ミサイル、弾薬などなども入っていると。また、震災復興の活動で自衛隊に対する国民の信頼も高かったということを考えますと、およそ復興や防災と関係ない支出が見ら……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 タクシー事業の規制緩和対策について質問をさせていただきます。 二〇一〇年四月に行われた新潟のタクシー運賃改定に関して、公正取引委員会は、昨年十二月、カルテル行為があったと認定し、新潟交通圏のタクシー事業者二十五社に対し排除措置命令及び課徴金納付命令を出しました。これに対し、十六社が不服として審判を申し立てる事態になっています。資料の一枚目に新潟日報の記事を掲載していただいております。 規制緩和以降のタクシーをめぐる事業環境の悪化と、それに伴うタクシー労働者の賃金、労働条件の著しい低下を見たときに、今回の公正取引委員会の処分は甚だ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 未曽有の大震災、巨大津波、あってはならない原発事故から一年が経過をしました。国土交通省の皆様方のこの間の御尽力に改めて心から敬意を表します。 まず、被災地の公共事業と建設産業の将来像について質問させていただきます。 全国の建設業者は、この間の建設不況、公共事業削減によって体力を低下をさせ、企業存続のために人員整理や重機等の売却を行い、施工能力そのものが低下をしてきたわけでございます。また、入札方式の透明化などもございまして落札率も低下をし、労務単価が切り下げられ、それが翌年の工事単価の積算に反映されるという悪循環も引き起こされて……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 まず、鉄道駅のバリアフリー化について質問をします。 社民党はこれまでも、高齢者、障害者、子供などいわゆる交通弱者への移動の保障、交通のユニバーサルデザイン化を求めてバリアフリー化やホームドアの設置促進などを提言してまいりました。鉄道駅のバリアフリー化につきましては、昨年三月、バリアフリー新法に基づく基本方針の見直しが行われました。従来は一日当たりの平均的な利用者数が五千人以上の鉄道駅等についてバリアフリー化を実施するとしていたところ、新たな基本方針では利用者数三千人以上の駅についても平成三十二年度までに原則として全て実施することと……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 そもそも、都市再生特別措置法は、財界のミニバブル待望論にこたえて都市再開発に規制緩和と民間支援を導入をする、小泉構造改革の都市再開発版と言うべきものでありました。我が党は、昨年四月の都市再生特措法改正に当たっても、民間企業による都市再開発を税制、金融面で支援するものであり、都市と地方の格差拡大をもたらすことを理由に反対をいたしました。 本改正案は、目的の異なる都市再生特措法に都市防災対策を盛り込むものであります。しかしながら、防災対策という趣旨に鑑み賛成をしますけれども、強い違和感を覚えることを冒頭申し上げたいと思います。しかし、……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 羽田大臣、就任、誠におめでとうございます。大臣には国会対策委員長としても、私も大変お世話になりました。ありがとうございました。 お話がありましたが、私も国土交通委員会に所属をして、質問する大臣は五人目でございます。是非、大臣にはこれまでの経験、識見、そして持ち味を生かしていただいて、一日でも長く職責を果たしていただきますようにお願いを申し上げたいと思います。 それでは、早速質問に入ります。 四月二十九日に発生をしました関越自動車道高速ツアーバスの事故、そしてその後の対策についてでございます。 冒頭、事故で亡くなられました七名……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智であります。
この度の三法案につきましては、税制改正や条約の発効に伴う国内法の整備でありまして、社民党としても賛成をいたします。
そこで、関連をして何点か質問をさせていただきます。
まず、船員法改正ですが、労働条件にかかわる内容でありますので、年明けから春先にかけての労働協約締結前に早期に省令や通達が整備をされ、周知徹底されている必要があると考えます。早期の省令、通達の整備と現場への周知徹底について、見解を伺います。
【次の発言】 できるだけ迅速にしていただきますとともに、また省令や通達の内容については後ほどお知らせをいただきたいと思います。
……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 まず、六月末から七月中旬に発生をしました九州北部豪雨災害について何点か質問させていただきます。 まず、この災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈りを申し上げますとともに、御遺族に対しまして心から哀悼の意を表します。また、被害に遭われた方々に対しましても、心からお見舞いを申し上げます。 被災地では早速、九州整備局を中心に国交省の皆さんも応急復旧も含めて御努力いただいていることは承知をしております。この間の御尽力に対しましては敬意を表します。道路や河川、砂防施設等について速やかな復旧事業の採択と予算の確保を現地では求めているところ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本法案は、社会経済活動に伴って発生をする二酸化炭素の相当部分が都市において発生していることに鑑み、都市の低炭素化を図るため、国の基本方針の策定、市町村による低炭素まちづくり計画、低炭素建築物の普及等を定めるものであり、我が党も基本的には賛成であります。 都市の低炭素化という理念は評価できますが、具体的に本法案における都市の低炭素化とは何を意味していて、どのような目標を掲げているのでしょうか。また政策手段としてはどのようなメニューが規定されているのでしょうか。まず、伺います。
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本題に入ります前に、北部九州梅雨前線豪雨対策について、総務大臣と財務大臣に質問させていただきます。 六月三十日から七月十四日まで梅雨前線が居座りました。気象庁に言わせれば、これまでに経験したことのない記録的な大雨と、そのように言われておりまして、御案内のとおりの甚大な被害でございました。 私の地元大分を始め、熊本、福岡、またがっております。被害を受けた市町村、自治体がもう財政力の弱いところばかりでありまして、今後、復旧復興に向けてしっかりできるのか、あるいは支障が出るのではないか、そのことが大変心配をされているわけでございます。……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 まず、不公平税制の是正について質問をいたします。(資料提示) 社民党は、中低所得者層に負担を強いる消費税増税には反対であります。まして、今のデフレ不況の下ではなおさらのことでございます。 従来、民主党も消費税の逆進性対策としても富裕層への所得税増税、相続税や金融課税などの適正化が必要という立場でありました。政府原案では、課税所得五千万円超の最高税率を四五%へ引き上げる所得税の累進性強化が、極めて不十分でありましたけれども提案されていましたが、年末の税制改正に先送りをされました、修正協議によって。これに対し公明党は、所得税について……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本題に入ります前に、今大きな問題になっております原子力規制委員会の委員長及び委員の人事について質問させていただきます。 政府は先日、原子力規制委員会の委員長の人事案として田中俊一氏を提示されました。田中氏が三月まで会長、現在は顧問の高度情報科学技術研究機構、旧原子力データセンターは昨年度、七億円以上の事業収入を得ていますが、そのうち五億円が高速増殖炉「もんじゅ」を運転する原子力研究開発機構からのものであります。言わばトンネル団体を介したマネーロンダリングで、田中氏が原子力村から金を受け取っている事実があるというふうに言っても言い過……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 原発輸出問題について質問をいたします。 外務省は二十三日、日本・トルコ原子力協定の実質合意を発表しました。三・一一原発事故後初めての原子力協定締結合意でありまして、政府が原発輸出を推進していくことが改めて明らかになったわけでございます。福島県出身で、義父を前佐藤栄佐久福島県知事に持つ玄葉大臣が外務大臣のときにこういうことがなされたというのは、私は極めて残念でございます。 トルコは、改めて申すまでもありませんが、ユーラシアプレートとアラビアプレートの衝突地点にあります。昨年十月、トルコ東部ワン市近郊でマグニチュード七・二のトルコ東……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。 大分時間も迫っておりますので、簡潔に三点質問させていただきます。 第二班の報告で、第五ページの五行目の中ごろから、「現地ニーズの把握から採用、研修までを特定の団体に丸投げするJICAの体質を根本的に見直し、JICA自身が研修等のノウハウを構築する必要があると感じました。」という大変厳しい指摘がなされているわけでありますけれども、大野委員にこのことについてもう少し詳しくお話をいただきたいと思います。そして、そのことについてのJICA、そして外務省の見解を求めたいと思います。 二点目が、このODA特別委員会はもちろん参議院しかありませんし、……
○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。 今日は、参考人には質問する貴重な機会を与えていただきましてありがとうございます。また、この間の御尽力に敬意と感謝を申し上げます。 まず一点目ですが、原発の輸出についてお伺いをいたします。 未曽有の原発事故が発生をしましたが、その後にも政府は原発の輸出を進めようとしております。先ほど参考人からJICAとJBICの統合が大きな成果だというお話もございましたが、そのJBICがこれに加担をしている面もございます。 参考人は、自分の国でうまくいかなかったものを外に持っていっていいのかというような発言も新聞のインタビューでされておられますけれども、……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 被災地産農水産物、食品の放射線量全量検査について質問をいたします。 ササニシキなどの米、リンゴ、桃、イチゴ、ブランド牛、地鶏などの農畜産物、それから三陸産の豊かな海の幸と水産加工品などなど、被災地は、三県だけではありませんけれども、一次産業が地域経済の根幹を成してまいりました。原発事故と、それによって拡散をした放射能による影響が被災地産食品の消費の低迷につながり、被災地の地域経済再生の足かせになっております。被災地の地域経済の再生に向けて、農水産物、食品の放射線量全量検査体制の拡充が喫緊の課題であります。 社民党は、震災、原発事……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本日は、原発事故被害対策に関する事業の在り方について質問をさせていただきます。 二十六日には復興交付金の配分先も決まり、ようやく事業がスタートをします。大臣が二十四日、二十五日と被災地を回られ、復興に向け地元自治体と意見交換をしていただいたことには敬意を表します。その中でも、復興交付金で不採択にされた案件があったことを念頭に、復興庁もできたばかりで職員も慣れていなかった、コミュニケーション不足が背景にあった、お互い努力してやっていこう、各首長にも了解をいただいたと大臣がおっしゃったと報じられております。 我が党の阿部知子議員が衆……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 福島復興再生特別措置法案の作成に御尽力をされました政府関係者の皆さん、そして修正に御尽力をされました修正案提出者の皆さんに心から敬意を表します。 昨日の森まさこ委員ほどの、二十点というほどではありませんが、私もやっぱりなかなか百点満点とは言い難い部分がございます。そうした中身を含めて、補強する意味でまた質問もさせていただきたいと思っています。 福島において放射線の被害を克服しながら産業復興を進めていくということは極めて重要である、そのように思います。同時に、放射能による健康被害から住民、特に子供を守るということも重視をしなければ……
○吉田忠智君 秋野公造委員には、この間、共に法案作りに御尽力をいただきましたことを心から敬意を表します。 それでは、質問にお答えをさせていただきます。 低線量の放射線が人の健康に与える影響が科学的に十分解明されていないことから、支援対象地域に居住し、又は居住していた方、避難指示区域から避難している方等は、今後健康に影響が出てくるのではないかという不安を抱いています。そのため、定期的に健康状態を把握して健康管理を行うことでこのような不安を解消することが求められており、また、万が一健康に影響が生じた場合にも早期発見、早期治療ができるようにする必要があります。第十三条第二項は、このような観点から……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 いわゆる子ども・被災者支援法についてまず質問をいたします。 六月二十一日に、子ども・被災者支援法が与野党全党共同提案という形で成立をいたしました。当委員会での採決を受けて平野大臣にも、成立後は、子ども・被災者の生活支援等の推進に各府省一体となって最善の努力をしていくとの決意の表明をいただきました。取りまとめに当たられた議員の皆さん、今日お見えでございますけれども、草案提出者、また委員各位に改めて敬意を表します。 被災者、避難者、草案提出者の総意は、第一に、支援対象地域の設定に当たっては、年間一ミリシーベルト以上など広範な基準を設……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 総理、二・五兆円の第四次補正予算、先ほど来議論がありますけれども、私にはどうしても理解できないところがあります。高齢者医療の負担軽減、あるいは子宮頸がんのワクチン、妊婦健診支援など、必要でありますけれどもきちんと議論を尽くして本来は本予算に盛り込むべき事項、あるいは、核融合実験炉ITER、情報収集衛星、南スーダンのPKO、アフガン支援など問題がある政策など、財政法第二十九条に書かれているわけですが、補正予算編成が許される予算作成後に生じた緊要な経費とは言えないものが盛り込まれているんですね。 補正予算は、タイの大洪水や円高による中……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 東日本大震災、巨大津波、東京電力福島原子力発電所の事故から一年が経過をしました。私も、三月十一日、政府主催の一周年追悼式に出席をさせていただきました。改めて、犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお困難な生活をされておられる方々に寄り添って、そして迅速な復興が進められるように微力を尽くす、そうした思いを共有したところでございます。 そこで、総理、今日総理も言われておりましたが、一年が経過をして、震災の復興、遅い、不十分という指摘があると、そのように言われておりました。その原因はどこにあるのか、そのことをどのよ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。是非、夜の中継を見ていただきたいと思います。 原発再稼働に絞って質問をさせていただきます。 社民党は、国民の生命、安全、美しい国土を出発点に再稼働問題を考えていますが、原発の再稼働は日本の将来の環境・エネルギー政策や経済構造を左右する重要な問題でもあります。なぜ原発再稼働が必要なのでしょうか。 昨年十一月の政府試算では、節電なしで二〇一〇年の記録的猛暑に基づく過大な需要と、そして三・一一以後の自家発電シフトや再生可能エネルギー発電の導入も反映しない過小な供給から、西日本では九・二%の電力不足をはじき出しています。一方、権威のある環……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 社会保障と税の一体改革は、まず社会保障の全体像を示した上で、税金や保険料等でどれだけ国民に負担していただくのか、その際に逆進性対策などどのような対策が必要かといった丁寧な議論が必要であります。そこでまず、懸案となっている課題について何点か質問させていただきます。 まず、障害者自立支援法の廃止問題であります。 自立支援法を廃止し、総合福祉法を制定することは、マニフェストでも、さらには裁判所の和解に向けた違憲訴訟原告団との基本合意でも確認されております。しかし、政府の障害者総合支援法案は、自立支援法の廃止ではなく、改正であります。ま……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
まず、竹島問題、尖閣諸島問題についての基本姿勢について総理に伺います。
【次の発言】 ありがとうございました。
いずれにしても、これらの問題でいたずらに自国民のナショナリズムをあおることは、せいぜい選挙目当てのパフォーマンス、最悪の場合は軍事的な緊張を高め、国民の生命、財産を危うくするばかりの愚策でしかないと考えます。社会民主党は、これらの問題は、憲法の理念に基づき平和外交の努力を尽くし、両当事者が冷静に対話によって解決すべきと、そのように考えます。
私は、これからの日中関係、日韓関係を考えるときに、これまで余り議論されなかった……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 大臣始め政務三役の皆さん、就任、誠におめでとうございます。 私が二年八か月前に参議院の議席をいただきまして国土交通委員に就任をして、太田大臣で六人目の大臣でございます。私が言っていいかどうか分かりませんけれども、是非長く太田大臣と議論ができますようにお願いを申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 当面、国土交通省が抱えている課題のうち、今日は三点取り上げさせていただきたいと思います。 まず、TPPについてでございます。 午前中、田城委員から交通分野における影響ということで質問がありまして、具体的な答弁はされませ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。委員の数が大分減ったようですけど、しっかり質問させていただきます。 まず、国の住宅リフォーム支援策について質問します。 住宅リフォームに対する支援策について、地方が独自で実施している住宅リフォーム助成は大変大きな波及効果が認められておりまして、経済対策としても大変優れていると、そのように思います。 大臣御出身の公明党さんも、住宅リフォーム促進策の導入を公約として掲げられておられます。昨年三月の当委員会でも質問させていただきましたが、国の住宅リフォーム支援策は社会資本整備総合交付金の効果促進事業として取り組まれておりまして、省エネや……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 これまでの委員の質問と若干重なるところもありますが、確認の意味も込めてお答えをいただきたいと思います。 今回の改正案は、耐震基準が強化された一九八一年以前に建てられた不特定かつ多数の者が利用する五千平米以上の大規模な建物について、二〇一五年末までに耐震診断を義務化し、その結果を公表する、あるいは耐震診断、耐震改修の努力義務の対象となる建物の範囲を拡大するというものであります。東日本大震災の教訓や南海トラフの海溝型巨大地震、首都直下地震の切迫性を考えますと、耐震診断、耐震改修の一層の促進は急務でありまして、社民党としても必要な法改正……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 今般の法改正については賛成でございますが、補強する意味で何点か質問をさせていただきます。 まず、去る二十日に発生をしましたアメリカ・オクラホマ州の巨大竜巻によりまして少なくとも二十四名の方が亡くなり、また二百数十名の方が負傷されたということでありまして、改めてお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。 先ほど大臣から言及もございましたが、二〇一二年七月、昨年七月の九州北部豪雨、私の地元でもありますが、熊本、大分、福岡にまたがる地域に、土砂崩れや河川のはんらんなど、死者三十名、負傷者二十七名、また鉄道や道路などのインフラ被害など……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 道路法等改正案、港湾法改正案、いずれも賛成でありますけれども、提出された改正案、補強をするという立場で質問をさせていただきます。 まず、港湾法改正案についてでございます。 港湾の津波対策について、昨年三月五日の衆議院予算委員会第八分科会におきまして、我が党の服部良一議員が名古屋港を例にこういう質問をしております。一つの港湾においても複数の行政主体があり、連携が取れていないと指摘したところ、国交省から、情報連絡体制の構築や、津波避難施設の配置などの指針を策定し、港湾管理者の避難対策を支援するとの答弁をいただきました。港湾局長にまず……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本法案は水防活動への多様な主体の参画、また河川管理施設の老朽化対策や小水力発電の促進を図るものであり、賛成であります。 そこで質問をいたしますが、まず水防団の安全確保策についてでございます。 水防団員の皆さんは現在も地域の水防活動に自主的に参加をいただいておりまして、改めて敬意を表したいと思います。この間の質疑でも国交省に要望がありましたとおり、私からも水防団員の処遇、特に出動手当の消防団員並みの引上げも含めてトータルな処遇の改善、是非お願いをしたいと思っております。 東日本大震災でも百九十六名と多数の水防団員の方が犠牲になり……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 先ほどは、ボーイングの787について、JAL、ANAの幹部に対する参考人質疑が行われましたし、そのことを踏まえて太田大臣からも答弁がなされましたけれども、私もボーイング787の問題について大臣並びに航空局長に質問をさせていただきたいと思います。 米国国家運輸安全委員会がボストン事案について、日本の運輸安全委員会が高松事案について調査を継続しており、いまだ事故原因が明らかになっておりません。異例の早期の運航再開に関して、安全運航を存立基盤とする航空会社、安全を最優先とすべき航空行政に対し、多くの国民が不信、不安を感じております。 ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本法案は、公共施設の管理運営権を民間企業に売却するコンセッション方式を国管理空港、地方自治体管理空港に導入するものであります。しかし、コンセッションにはそもそも根本的な矛盾がありまして、適正な水準に事業権料を設定するのは非常に困難であります。民間事業者の求めに応じて安くすれば公共施設、官業の払下げになってしまいますし、公共性を重視し将来の収益をきちんと積算して設定すれば、事業者のインセンティブが働かないと批判される上、そもそも民間に譲る必要性が見出せなくなるわけであります。 空港コンセッションのリーディングケースとなる、先ほども議……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本日は、貴重な御意見、ありがとうございます。 考えておりました質問がどんどん出るものですから、次々に切り替えてやらなければいけませんけれども。 まず、杉下参考人にお伺いしたいと思いますが、お話になかったんですけど、レジュメの五番目にある人件費の削減、これは一面大事なことでもありますが、一方で、単価を下げることとか、あるいはそこに従事しておられる方の処遇を引き下げることにつながらないかということ、また、質の問題でもそういうことも留意しなければならないと思いますけれども、その人件費の削減についてちょっと御意見をお願いします、まず。
○吉田忠智君 個別事案になりますが、ミャンマーのティラワ経済特別区開発事業について質問をします。時間が短いので、お手元に関係資料も配付させていただいております。社民党・護憲連合の吉田忠智であります。 ミャンマーのヤンゴン近郊ティラワ地区の約二千四百ヘクタールにティラワ経済特区を開発する事業は、周辺インフラ整備、ティラワ地区インフラ開発計画フェーズ1は円借款、経済特区内は海外投融資制度を活用して行われる予定となっております。このフェーズ1は日本の援助再開後初の円借款でありまして、今後の対ミャンマーODAのモデルとなるものであり、慎重かつ適正に進めていかなければなりません。 日本政府はテイン・……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 三月十五日に原子力災害による被災者支援施策パッケージが発表をされました。大臣は、支援法の目的、趣旨をしっかり読み込んで総合的に取りまとめた、必要な施策についてはこの対策で盛り込んだと考えていると会見をされています。 一定の前進がないとは言いませんけれども、先ほどから御議論がありますように、子ども・被災者支援法は目的として、低線量被曝の健康被害が科学的に十分解明されていないこと、理念として、子供が放射線による影響を受けやすいことを踏まえて、予防原則に立って健康被害を未然に防止する観点から、子供及び妊婦に対して特別の配慮を求めているこ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本日の議題であります特措法改正案では、公共インフラ復興の対象区域の居住制限区域、帰還困難区域への拡大、企業立地促進の対象区域の避難指示解除準備区域、居住制限区域への拡大が提起をされております。いずれも既存の施策の拡充でありまして、本法案には反対はいたしませんけれども、先ほどから議論がありますように、このような高い放射線量の区域への立入りは、本来、国として進めるべきではないと、そのように考えます。 大臣にお尋ねしますが、これら高線量の区域内での活動に対して、復興大臣としてどのように考えておられますか。
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 安倍総理並びに安倍内閣の皆さんに初めて質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 総理、通告にはないんですけど、お考えがありましたら見解をいただきたいと思いますが、さきの衆議院選挙、まあいろいろ、消極的な支持、積極的な支持、いろいろありましたけれども、自公政権にまた戻りました。安倍総理がまた総理に就任をされました。私は、国民の皆さんのメッセージは、この間自民党政権が随分長く続きましたけれども、自民党の皆さんが中心になってつくってきた負の遺産、私は大きく言って三つあると思っています。一つは貧困格差、二つ目は国、地方を通じ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本補正予算で公債を追加発行するために二十五年度の借換債の発行を抑制する必要が生じたことから、来年度予算では国債整理基金の埋蔵金七・二兆円を使って国債償還に充てることが予定をされています。 大震災直後、我が党も含め、みんなの党や自民党も、国債整理基金の埋蔵金、正確には国債整理基金特別会計の定率繰入れ停止による十兆円の剰余金を復興財源として活用せよと主張しましたけれども、財務省、当時の野田佳彦財務大臣はこのように答弁されました。国債償還に疑念を生じさせる、財政規律が必要という理由で拒絶をいたしました。その結果、復興増税の方針が決まるま……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。
TPPについて質問をいたします。
TPPは、米国を始めとする大企業の利潤追求に有利になるよう日本の社会を破壊し改造してしまうものであります。
自民党は、「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」と総選挙で公約をされました。
まず、稲田大臣にお尋ねしますが、稲田大臣は、「TPPは米国の基準を日本が受け入れ、日本における米国の利益を守ることにつながる」と反対の論陣を張っておられました。今もTPPに対する考えは変わりませんか。
【次の発言】 稲田大臣とはTPPの反対集会で何度も御一緒させていただきました。今の発言は極めて理解ができ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 日銀の大胆な金融緩和により円安、株高が演出をされ、何となく景気が良くなりそうというイメージだけが先行していると、そのように思っています。しかし、総理は先ほどの議論の中で良くなった数字も言われておりましたけれども、例えば三月の輸出数量は前年比マイナス九・八%、小売業販売額は前年比マイナス〇・三%など、やはりイメージと実体経済のギャップが目立ってきているのではないか。二〇〇六年、安倍内閣当時の実感なき景気回復の再来を指摘する声も出始めております。 一方、先ほど来から議論がありますように、私もあっちこっち回っていろんな方々とお話をします……
○委員以外の議員(吉田忠智君) 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。委員外発言の機会を与えていただきまして、心から感謝を申し上げます。 我が党は、結党以来、自然エネルギー促進、脱原発に取り組んでまいりました。その意味で、この法案、そして修正案には賛成の立場でございます。その上で経済産業大臣に三点質問させていただきます。 まず、地域に価値を還元する仕組みについて質問させていただきます。 大規模集中ではなく、地域分散、エネルギーの地産地消が社会的な負荷も少なく、持続可能性も高いというのが原発事故以降の共通認識であります。都市に労働力を供出し、一次産品は低く買いたたかれ、過疎化と高齢化……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 まず、この度の大震災で犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。また、現在も昼夜を分かたず被災者の支援や原発事故対策に尽力されておられる皆様に深甚の敬意を表します。 本日は、三人の先生方には大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 時間の制約もありますので、三人の先生方に一括して質問をさせていただきます。 まず、菊池先生に質問をします。 菊池先生は、先ほどのお話を大略申し上げますと、二〇一〇年度末の政府債務は九百十九兆円であるが、金融資産は五百十三兆円あ……
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 公述人の皆様方には、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 今回の消費税増税関連法案、とりわけ社会保障制度改革については先送りされた課題が多いわけでありますが、子ども・子育て関連三法案につきましてはかなり具体的なものも盛り込まれておりますし、市町村の責任の明確化やあるいは認可外保育所に対する財政的な措置など、前進された課題もございます。ただ、公述人の皆様から御意見がありましたように、検討課題とされた中にかなり重要な課題が盛り込まれておりまして、これが具体化されなかったのは残念な面もございます。 そこで、そうした検……
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