吉田忠智 参議院議員
23期国会発言一覧

吉田忠智[参]在籍期 : 22期-|23期|-25期-26期
吉田忠智[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉田忠智参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院23期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
吉田忠智[参]本会議発言(全期間)
22期-|23期|-25期-26期

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委員会発言一覧(参議院23期)

吉田忠智[参]委員会統計発言一覧(全期間)
22期-|23期|-25期-26期
第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第6号(2013/11/21、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  三人の参考人の先生方には、お忙しい中、時間を取っていただきまして、貴重な御意見をいただきまして誠にありがとうございます。  まず、西山参考人に何点か伺います。  今日は日本版NSCについての参考人質疑でありますが、当然のこととして特定秘密保護法案も密接にかかわります。セットと言ってもいいと思っておりますので、含めてお伺いをしたいと思います。日本版NSCの設置によって日米の緊密な情報交換と秘密保持が日常化すると、そのように思っております。  西山参考人は先ほど、外交交渉の結果が出たら一二〇%を国民に知らせるべきと言われました。そうすれ……

第185回国会 国土交通委員会 第2号(2013/11/05、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  JR北海道の問題について質問をさせていただきます。  二〇一一年五月、JR北海道石勝線のトンネル内で特急列車が脱線、発火するという重大事故が発生をいたしました。これを受けて、JR北海道は安全を最優先する企業として生まれ変わると誓い、国交省は事業改善命令を出し、監視を続けることで安全確保に努めているはずでありました。  ところが、今年九月十九日の函館線貨物列車脱線事故を発端として、その後も車両の発火、発煙事故、ATSトラブル、レールの異常放置などが発覚し、JR北海道に対する国民の信頼は大きく揺らぎ、地域経済にも大きな負の影響を与えてい……

第185回国会 国土交通委員会 第3号(2013/11/07、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  五日にもJR北海道の問題について質問をさせていただきました。  今日、実は衆議院よりも先に参議院で集中審議が行われるということでありまして、是非JR北海道の社長など経営陣にもおいでいただいて、また直接、状況、どのような今努力をされておられるのか、そういうこともお伺いをしたかったと思いますし、また決意もお聞きしたかったと思います。  また、先ほどJR九州と北海道の比較の話もありましたけれども、室井委員からも今お話がありましたが、北海道は豪雪、寒冷の地というハンディがある中で、一方で大変魅力に富んだ地域でありまして、経営の可能性もある。……

第185回国会 国土交通委員会 第4号(2013/11/12、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社民党・護憲連合の吉田忠智です。  本法案は、海賊が多発する海域を航行する日本籍船において小銃を所持、使用する民間武装警備員の乗船を認めるものであります。  我が国は、諸外国に比べて銃器の所持、使用に極めて慎重な法体系を有しており、これに対する国民的なコンセンサスも存在しています。こうした中で、本法案は、国内法の適用のある場所で民間人による銃器の所持、使用を認める初めての法律であり、慎重な議論が必要だと考えます。これまでの政府内での議論はどのようなものだったのでしょうか。
【次の発言】 民間海上警備会社はいわゆる民間軍事会社の海上部門であることも多く、本法案が民間軍事会社の我が国……

第185回国会 国土交通委員会 第6号(2013/11/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  我が党は、タクシーの行き過ぎた規制緩和の是正を求めてきておりまして、本法案に基本的に賛成でございます。提案者の皆様に心からの敬意を表します。  まず、厚生労働省に運転者の労働条件について伺います。  タクシー業界では歩合制賃金が一般化しており、いわゆる累進歩合制も蔓延しております。また、多くの事業所で、本来事業者が負担すべき車載機器等の設備やチケット、クレジットカードの手数料の一部を慣例的に運転者に負担させています。さらに、ここ数年、大阪の五千円を超える運賃を五割引きするいわゆる五五割など、大幅な運賃割引も広がっています。利用者にと……

第185回国会 国土交通委員会 第8号(2013/11/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社民党・護憲連合の吉田忠智です。  三人の参考人の皆様には貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。それぞれに質問、参考人に質問させていただきたいと思います。  まず、淺野参考人、地域公共交通の現状、この本日議論しております交通政策基本法についての認識、そして課題ということで説明をいただきました。  私も、この交通政策基本法、百点満点じゃありませんけど大きな前進、課題的には前進した法案であるというふうにとらえておりますけれども、淺野参考人、この交通政策基本法でやや自分が考えて物足りない点などがありましたらお聞かせいただきたいと思いますが。

第185回国会 国土交通委員会 第9号(2013/11/28、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 トリを務めます社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  JR北海道の集中審議は今日で二回目でありますが、前回、社長始め経営陣の皆さん、来ていただくことを期待をしておりましたが、残念ながら来ていただけませんでした。本当は会社に聞きたいことを事前にもう大臣を始め国交省の皆さんに私も前回聞きましたので、今日は、どうしても必要なときは国交省にお伺いしますが、JR北海道経営陣に質問をしたいと思っています。JR北海道は、安全を最優先とすべき公共交通でありますし、実態上も鉄道・運輸機構が一〇〇%株主の子会社で、しかも社長人事は閣議了解事項であります。是非真摯な答弁をお願いしたいと思います……

第185回国会 東日本大震災復興特別委員会 第2号(2013/12/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、いわゆるみなし仮設について質問をいたします。  東京電力福島第一原発事故以降、自主避難者も含め多くの避難者が、災害救助法に基づく民間賃貸住宅等を活用した応急仮設住宅の供与を受けています。子ども・被災者支援法の基本方針では、供与を平成二十七年三月末まで延長、同年四月以降は代替的な住宅の確保等の状況を踏まえて適切に対応とされています。  このいわゆるみなし仮設については、多くの避難者が、安定した生活設計のためにも平成二十七年四月以降の長期延長を求めておられます。また、三年に及ぶ長期避難の間に、出産や子供の成長、高齢家族の同居など生……

第185回国会 予算委員会 第2号(2013/10/24、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  社会党以来、十七年ぶりの党首選挙によりまして選出をいただきまして、社民党党首の重責を担うことになりました。今後は、国民の皆さんの信頼を取り戻し、支持をしていただくために、党の改革、刷新に努める決意でございます。  党首になりまして今日は初めての質問であります。どうぞよろしくお願いします。  質問に入る前に、伊豆大島、台風二十六号によりまして多くの方が亡くなられ、また、今なお行方不明の方もおられます。改めて哀悼の意を表したいと思います。また、多くの方がまだ避難生活をされておられまして、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。  関……


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 決算委員会 第4号(2014/04/14、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、集団的自衛権行使の問題について質問をいたします。  まず、小松内閣法制局長官にお尋ねしますが、改めて、現時点の法制局の集団的自衛権に関する見解をお示しください。
【次の発言】 従来どおりとはどういう見解ですか。
【次の発言】 つまり、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を自国が攻撃されていないにもかかわらず実力をもって阻止する権利、これが集団的自衛権の定義ですね。確認します。
【次の発言】 内閣法制局も、これまでそのようにずっと国会の中で答弁をしていたと思います。私が申し上げて、今、小松長官が確認をしていただきましたこの……

第186回国会 決算委員会 第8号(2014/05/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。トリを務めさせていただきます。  まず、地方公共団体における臨時・非常勤職員の処遇改善について伺います。  自治体における人件費は、平成二十三年度が二十三・四兆円、二十四年度は二十三兆円であります。一方、臨時・非常勤等の職員に対する賃金は物件費に含まれるわけでありますが、二十三年度が五千二百十二億円、二十四年度が五千九十七億円となっております。総務省の臨時・非常勤に関する調査結果によりますと、平成二十四年四月一日現在の臨時・非常勤等の職員数は六十万三千五百八十二人であります。同年の自治労の調査では、三人に一人、七十万人超が臨時・非常勤と……

第186回国会 国土交通委員会 第2号(2014/03/13、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  今日は順番を繰り上げて質問をさせていただきます。各会派の皆様の御配慮に感謝を申し上げます。  あの大地震、大津波、あってはならない原発事故から三年が経過をしました。改めて、犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお困難な生活をされておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。  当国土交通委員会は、住宅の再建、インフラ、交通、防災対策など極めて重要な役割を担っておりますので、先輩、同僚議員の皆さん、国土交通省の皆さんとともに、復興の加速に向けて私自身も全力で取り組んでいく決意をまず申し上げたいと思います。  それでは、早……

第186回国会 国土交通委員会 第3号(2014/03/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  藤巻幸夫議員の訃報に接しまして、改めて、五十四歳の若さで亡くなられて、極めて残念でございます。心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  藤巻議員は、質問のたびに、これまでの経験を生かして斬新な発想で様々な提案をしていただきました。私も様々に御教示をいただきました。改めて感謝を申し上げながら、少しでも藤巻議員の志を引き継いでいかなければならない、肝に銘じているところでございます。  質問に入らせていただきます。  まず、特定被災地域公共交通調査事業について質問をいたします。  この特定被災地域公共交通調査事業は、地域公共交通確保……

第186回国会 国土交通委員会 第5号(2014/03/27、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  本題に入る前に、先日、シェアハウスについて質問しましたが、若干前向きな動きがあるようでありますから、少し質問させていただきます。  先日、大臣の御答弁により、建築基準法上の寄宿舎について、小規模で避難が容易な構造の場合に防火壁の規制を見直すこと、また、有識者と行政の検討会設置についても御検討いただくことが明らかになりました。関係者から評価する声も聞いております。このシェアハウスに関する建築基準法施行令等の改正について、いつまでに行うのか、お伺いします。
【次の発言】 大変前向きに検討していただいていること、敬意を表します。  東京都……

第186回国会 国土交通委員会 第7号(2014/04/03、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  先日の沖ノ鳥島桟橋設置工事において大変痛ましい事故が発生をいたしました。改めて、犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げ、御冥福をお祈り申し上げます。  大変難しい、厳しい条件の中での工事であることはよく分かりますけれども、素人が見ても非常に不安定な構造の中での工事だなということを感じました。改めて原因をしっかり究明をしていただきまして、工法を見直して、所期の目的を達成していただきますように、これは質問ではありません、強く要請をしたいと思います。  さて、本題であります建設業法等の一部を改正する法律案、建築基準法の一部を改正する法律案……

第186回国会 国土交通委員会 第9号(2014/04/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  昨年二月のこれからのインフラ・システム輸出戦略において、相手国が真に求め、真に役立つインフラの整備に協力し、現地の経済社会の安定や発展に貢献すると同時に、環境の保全にも資するような良い仕事をすることによって、日本は世界で尊敬される国であり続けることができると提言をしています。これは、相手国の持続可能な開発に貢献するという原則、あるいは貧困の撲滅や人権擁護、保健衛生の確保などベーシック・ヒューマン・ニーズを支援するという人間の安全保障の側面もあろうかと思います。それぞれの考え方については太田大臣も公明党さんも重視してきたと承知をしております。……

第186回国会 国土交通委員会 第11号(2014/04/22、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  韓国における旅客船の事故によって犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。まだなお行方不明の方がおられますし、時間の経過とともに厳しい状況でございますけれども、最後まで無事に救出されるようにお祈りを申し上げたいと思います。  原因はまだ明らかではありませんけれども、日本においてもこの間の規制緩和によって様々な問題も生じております。今回の事故も教訓の一つとしながら、あくまでも安全第一、人命優先の国土交通行政をしっかり進めていただきたいと思っております。  それでは、質問に入ります。  港湾法は、港湾管理行政は地方行政の一つとして行われる……

第186回国会 国土交通委員会 第13号(2014/05/13、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  まず、都市再生特措法の改正について伺います。  いわゆる小泉構造改革を始めとする一連の容積率や用途制限の規制緩和により、大規模商業施設や都市部での高層マンションの建設が可能となりました。これにより、地元住民への日照問題やビル風などの住環境の被害や景観破壊などのいわゆるまちづくりならぬ町壊しが深刻な社会問題となり、建築紛争も多発をしています。  国交省に、こうした容積率や用途制限の緩和など規制緩和により、こうした町壊しを招いてきたことに対する反省はありますか。
【次の発言】 仕組みがあるのは分かっているんですけど、それがうまく機能しないからい……

第186回国会 国土交通委員会 第14号(2014/05/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  三人の先生方には、大変貴重な御意見をいただきまして誠にありがとうございました。  端的に三人の先生方に同じ質問を二問させていただきます。  最後ですから総括的な質問になろうかと思いますが、一点目が、道路公団から高速道路会社に分割・民営化をされました。それで、この間、今の分割・民営化の現状についてどのように評価をされておられるか、今後の高速道路の運営管理はどうあるべきかということについて、まず一点目、お聞かせいただきたいと思います。  それから二点目、先ほど上岡先生が一番最後に、基本的な道路政策の転換が必要であるということを言われまし……

第186回国会 国土交通委員会 第15号(2014/05/22、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  本法案の出発点は、二〇〇四年に小泉構造改革の象徴、特殊法人改革の柱として議論された道路公団民営化関連法のスキームに更新事業が盛り込まれていなかったことにあります。これは、確かに、独り国交省あるいは法案を提出した内閣にだけ責任があるのではなく、法案を審査した国会も含めた政治全体の責任でもあると反省するものであります。しかし、限界が既に露呈したにもかかわらず、料金徴収年限の十五年延長という、まさに先送り策でこのスキームを延命させようというのがこの法案にほかなりません。  まず、道路公団民営化とは何だったのか、伺います。  国交省の資料によれば、……

第186回国会 国土交通委員会 第16号(2014/05/27、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  先ほどの委員の方の質問と一部重複をしますけれども、確認の意味も含めて、より踏み込んだ答弁をいただきたいと思います。  まず、高速道路の料金割引制度について質問をいたします。  前の自公政権時代の二〇〇九年三月から、明石海峡大橋、大鳴門橋などの本四架橋も対象にして高速道路の休日上限千円という料金割引制度が実施をされました。また、二〇一〇年六月からは全国五十か所で高速道路無料化社会実験が実施されました。いずれの割引制度も、二〇一一年六月に大震災を受けて取りやめられています。  これらの高速道路の料金割引制度について、プラス面、マイナス面……

第186回国会 国土交通委員会 第18号(2014/06/03、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  海岸法改正案は、防災・減災対策の強化及び適切な海岸管理を進めるため、いわゆる緑の防潮堤等を海岸保全施設に位置付けるとともにインフラの老朽化対策等を進めるものでありまして、方向性としては賛成であります。  私は、今日は、環境保全、環境との調和という観点から何点か質問させていただきます。  海岸保全施設、いわゆる防潮堤の整備をめぐっては、東日本大震災からの復興において各地で見直しの声が上がっておりますし、先ほども御議論があったところでございます。環境への影響や住民合意の在り方から問題となっていると思っております。海域と陸域という異なる環境や生態……

第186回国会 国土交通委員会 第20号(2014/06/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  本法案は、国際条約を踏まえ、海洋汚染防止の観点から有害バラスト水の排出を規制するもので、必要な法改正であります。そして、賛成をいたします。  本法案では、規制を担保すべく、日本籍船への船舶検査と証書交付、外国船舶への立入検査等が規定されております。  平成二十五年度末現在、船舶検査官は全国四十九官署に百五十二名、外国船舶にポートステートコントロールを実施する外国船舶監督官、いわゆるPSC官は全国四十一官署に百四十名配置されております。  船舶検査官やPSC官の業務量は今後とも増大が予想されることから、体制整備、人員増強を行うべきであります。……

第186回国会 国土交通委員会 第22号(2014/06/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  本法案は、生命、身体の保護の観点から、耐震性不足のマンションについてマンション敷地売却制度と容積率の緩和特例等により建て替えを促進するものでありまして、基本的な方向性は賛同できるものであります。  ただ、生命、身体の保護のためとはいえ、これらは憲法二十二条の居住、移転の自由、二十九条の財産権などの基本的人権を制約するものであります。  築年数が上がれば世帯主の年齢も上がり、永住志向も高まるという傾向も見られます。それだけに、住み替えを迫られる旧所有者や借家人には十分な配慮が必要であります。特に高齢の旧区分所有者が新マンションへ再入居を希望す……

第186回国会 国土交通委員会 第23号(2014/06/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  私は、去る六月十五日の日曜日に山口県岩国市の米軍岩国基地を視察をいたしました。岩国基地は、沖縄の皆さんの負担軽減の美名の下で、沖縄県外の米軍基地で最も増強されている米軍基地でございます。  そして、それに関連をして米軍の住宅の建設について様々な問題が生じておりまして、建設予定をされているところの周辺の住民の皆さんから不安や懸念や反対の声が上がっています。そのとき、私も住民代表の皆さんとお会いをして様々な意見も伺いました。  米軍基地全体の問題は別のところで質問しますけれども、今日は国土交通省の所管に関わる法手続の問題点について質問を……

第186回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2014/03/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  あの大震災、大津波、あってはならない原発事故から三年が経過をしました。改めて、被災者、避難者の皆さんの実態とニーズに即した復興を進めていかなければならない、そのように私も社民党も肝に銘じているところでございます。  東京電力福島第一原子力発電所事故直後に全村避難が指示をされて、翌年の一月から三月にかけて解除された旧緊急時避難準備区域、事故直後の区域設定で、半径二十キロから三十キロの範囲で計画的避難区域以外の対象地域、五市町村あるわけでございますが、この地域ではいまだに多くの方が避難生活を余儀なくされています。  調査時点や定義はまち……

第186回国会 東日本大震災復興特別委員会 第4号(2014/03/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  三月十八日の質疑に引き続きまして、原発事故避難者の生活支援について質問をいたします。  四月一日の田村市都路地区を始め、各地で避難指示の解除に向けた動きが進んでいます。解除された後も帰還できない避難者は、国の解除決定以降、仮設住宅にお住まいであろうが、いわゆる自主避難となり、相当期間経過後は賠償も打ち切られてしまいます。帰還しない方には高齢の方も多く、何の補償も賠償もなく、僅かな年金を頼りに、あるいは預貯金を取り崩しての避難生活を強いられるわけであります。  今回、私は、福島第一原発の二十キロから三十キロ圏、旧緊急時避難準備区域の川内村から……

第186回国会 東日本大震災復興特別委員会 第6号(2014/05/23、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、応急仮設住宅の入居期間の延長について質問をいたします。  この間、避難者や支援団体は、応急仮設住宅の無償提供の延長、今のところに住み続けたいと強く要望してまいりました。四月二十八日に公表された福島県避難者意向調査でも、仮設住宅の入居期間の延長を求める声が四割を超えております。  まず、復興大臣にお尋ねしますが、避難者は仮設住宅の一年ずつの期間延長や公営住宅への入居を希望しているわけではありません。避難者のニーズとずれているような気がしますが、見解をお聞かせください。
【次の発言】 困りますね。じゃ、もう一度言います。  この間……

第186回国会 予算委員会 第閉会後1号(2014/07/15、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  今般の集団的自衛権容認の閣議決定は、日本の平和主義を破壊するものでありまして、断じて容認できない、そのことをまず申し上げたいと思います。そして、この憲法九条の下で集団的自衛権行使はできない、この解釈は長年にわたる国会でも我が党の日本社会党以来の先輩方も議論を重ねてまいりましたけれども、国会における議論、そして国民的な議論、また司法の判断、学問的な研究、それらを重ねて積み上げてきた憲法解釈でございます。そして、国民が国家権力を縛る、この立憲主義を根本から否定する暴挙であると言わざるを得ません。麻生副総理はナチスの手口を学ぶと言われまし……

第186回国会 予算委員会 第3号(2014/02/06、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  この通常国会で総理が使われている言葉で大変気になる言葉がございます。責任野党という言葉であります。総理、私が党首を務めております社会民主党、責任野党でしょうか。
【次の発言】 どこの政党、どの政党、それから無所属の方も含めて、そして衆議院、参議院、七百二十二人おりますけれども、自分の言動に責任を負わない人間は一人もいないと思うんですよね。だから、私は責任野党などという言葉は使わない方がいいと思うんですけど、総理、いかがですか。
【次の発言】 余り不毛な議論を長々とやってもしようがありませんけれども、いずれにしても使わない方がいいとだ……

第186回国会 予算委員会 第7号(2014/03/05、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、内閣法制局長官に質問をいたします。  内閣法制局は、憲法解釈、法律問題に関し内閣に意見を述べるという重責を担っているわけでございます。長官、この意見事務にはどのように当たるべきだと考えておられますか。
【次の発言】 ほかの議員がどういう質問をしたか分かりませんが、私は、内閣法制局長官としてどのように意見事務に当たるのか、そのことを聞いたわけであります。
【次の発言】 二月二十四日に長官が退院をされて、マスコミのインタビューに対して、内閣法制局は内閣の一部局なので首相の方針に従ってやるべきことはやると発言しておられました。  前……

第186回国会 予算委員会 第12号(2014/03/12、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  大地震、大津波、あってはならない原発事故から三年が経過をしました。改めて犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。社会民主党も、私も、肉親を亡くされた方々のいまだ癒えることのない悲しみを胸に刻み、そして、今なお困難な生活をされておられる方々の思いに寄り添いながら、復興の加速、そして被災者の心のケア、原発被害者対策、その上で脱原発社会の実現に向けて全力で取り組んでいく決意でございます。  まず、ウクライナ情勢に関する自民党石破幹事長発言について質問をいたします。  石破幹事長は三月三日の会見で、ロシアのクリミア半島への軍事介入に……

第186回国会 予算委員会 第15号(2014/03/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  雇用対策について質問をさせていただきます。  最近の複数の世論調査を見ましても、景気の回復を実感しないという回答が七五%程度、実感しているという回答が一〇%から二〇%程度であります。この間の円安によりまして、輸出型の大企業が利益を大幅に増やす一方で、輸入原材料の高騰を価格転嫁できない中小企業は苦しい経営を強いられています。私も全国、立場上回りますけれども、なかなか景気回復を実感をしていない、とてもアベノミクスの効果が及んでいないという声を強く耳にするわけでございます。こうした中で、中小企業の経営者の皆さんは懸命に雇用を守っておられま……


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第187回国会(2014/09/29〜2014/11/21)

第187回国会 国土交通委員会 第2号(2014/10/16、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  八月の広島土砂災害、九月の御嶽山の噴火、そして、先日の台風十九号でお亡くなりになられました皆様に改めて御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。また、これらの災害を踏まえて、必要な対策をしっかりこの国土交通委員会で議論していかなければならないと考えております。  それでは質問に入ります。  まず、改正タクシー特措法の特定地域指定基準が策定されていない問題について伺います。午前中、田城委員、金子委員の質問と一部重複するところもありますけれども、確認の意味も含めて答弁をいただきたいと思いま……

第187回国会 国土交通委員会 第4号(2014/11/11、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  八月の広島における豪雨災害を始めとするこの間の災害によって亡くなられた方々に改めて哀悼の意を表します。また、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。  土砂法の改正案の質問の前に、関連をして、鹿児島の桜島火山噴火対策について質問をいたします。  桜島は近年活発に活動しております。二〇一〇年以降、四年連続で爆発回数が八百回を超え、今年も、昨日現在で既に四百八回の爆発をしております。桜島火山の周辺に暮らす住民にとっては、道路は生活のためのものであると同時に、非常時の避難道路としても重要な役割を担っております。桜島及びその周辺の国県道……

第187回国会 東日本大震災復興特別委員会 第4号(2014/11/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  本特別委員会、この臨時国会においてはどうも最後の質問になりそうでありますが、どうぞよろしくお願いします。  個別の質問に入る前に、通告にはありませんけど、大臣、東日本大震災発災後三年八か月、四回目の冬を迎えようとしておりますけれども、大臣も就任をされて二か月半余りでありますが、率直に現状認識について、大臣の思いをお聞かせください。
【次の発言】 大臣からそのお気持ちをお聞きした上で、何点か質問させていただきます。  まず、今日議論もありましたけれども、復興交付金、そして集中復興期間の期間延長についてでございます。  やっぱり被災地に行きますと……

第187回国会 予算委員会 第3号(2014/11/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。安倍内閣の基本姿勢について質問をいたします。  まず一点目が人権問題でございます。  いわゆる在特会は、全国でヘイトデモ、ヘイトスピーチを展開をし、民事、刑事の事件に発展しており、日本の国際的な評価も失墜をさせています。山谷大臣も、在特会は右派系市民グループの一つであり、その一部の言動がヘイトスピーチだとお認めになっているところでございます。  七月二十四日、国連自由権規約委員会は日本政府に対して、人種差別、憎悪や人種的優位を唱える宣伝活動やデモ、いわゆるヘイトスピーチ、ヘイトデモの禁止等を勧告をしております。  総理、規制が必要だと考……


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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2015/03/25、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、いわゆる五歳児問題について質問いたします。  沖縄では、戦後の米統治下で保育所建設が大幅に立ち遅れ、独自に小学校附属の幼稚園を整備して子供の保育に対応してきました。結果として、五歳になったら幼稚園が慣習となり、幼稚園に通う五歳児は、降園後、放課後児童クラブ、いわゆる学童などを利用してきたわけであります。  国も、こうした特殊事情に鑑みて、就学前児童を学童での受入れ対象とする特例承認というものを一年ごとに講じてまいりました。しかし、四月からの子ども・子育て新システム開始に当たり、現状、特例承認がなされていないため、これまで幼稚園……

第189回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(2015/03/27、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  本法案は、沖縄県における特定駐留軍用地跡地の指定及び敷地内の土地の買取りの協議等に関する制度を創設するものでありまして、二〇一五年度税制改正の跡地の譲渡所得五千万円控除の特例と相まって米軍用地跡地の有効利用に資すると考えられます。  先日、特別委員会で現地調査もさせていただいて、私も現地を見させていただきました。地元の要望にも応える内容でございまして、賛成したいと思っております。  その上で質問をいたします。  法案の対象となっている西普天間住宅地区では、埋蔵文化財の試掘調査中の昨年九月末、十八本のドラム缶や異臭を放つ地点が確認されました。……

第189回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(2015/04/06、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  沖縄県における米軍機からの相次ぐ部品墜落事故について質問いたします。  我が党の照屋寛徳衆議院議員もこの間追及をしておりますが、沖縄で米軍基地の軍用機あるいは外来機からの部品落下事故が頻発をしています。今年に入ってから既に六件もの事故が起きています。特に、三月の普天間基地所属のオスプレイの部品落下事故では、十二日に事故が発生して、米軍が外務省に通報したのは四日後の三月十六日でした。九七年三月の日米合同委員会合意では、在日米軍に係る事件・事故発生時における通報手続によれば、米側は情報を得た後できる限り速やかに通報するとなっており、四日後の通報……

第189回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(2015/06/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  四人の参考人の皆様方には、貴重なお話をありがとうございました。  まず、一括、お二人にお伺いしたいと思います。  前泊参考人、先ほどの参考人のお話とも通じますけれども、米軍基地は沖縄県経済の最大の阻害要因である、そうした声が経済界や保守政界の中からも公然と上がってまいりました。そうした声が結果的に翁長知事、保守のど真ん中におられた翁長沖縄県知事を生み、また衆議院選挙の結果にもつながったと思っております。翁長知事のこの間の一連の行動についてどのように見ておられるのか、そして今後どのようにしたらいいというふうに思われるかということについて一点。 ……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第4号(2015/07/29、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  我が党は衆議院で一回も質問できないまま、強行採決をされました。今日が今回の法案の初めての質問でございます。まず、基本的な考えを申し上げたいと思います。  十一本の安全法制は、集団的自衛権の行使容認、武力行使と一体である後方支援、ロジスティックサポートの非戦闘現場への拡大、国連が統括しない活動への自衛隊派遣など、明確に憲法九条違反であります。  社民党は、専守防衛に徹し、自衛のための必要最小限度の実力組織である自衛隊は憲法の認めるものであるとする自衛隊合憲論に立っています。一方で、アフガニスタン、イラクなどへの海外派遣は、個別的自衛権の担い手た……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号(2015/08/03、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  今日の礒崎補佐官の参考人質疑を私も聞いておりまして、礒崎補佐官は、法的安定性は関係ないということを撤回をされて陳謝をされたわけでありますけれども、綸言汗のごとしという言葉があります。政治家は、自ら発した言葉に責任を持たなければいけません。まして、礒崎補佐官は、官邸の中にあって今回の法案の作成に中心的な役割を担われた方であります。それでなくても、多くの国民の皆さんが憲法違反ではないのか、そのような疑念を持っている中での発言でありますから、事柄の重大性を安倍内閣は理解すべきだ、そのことを改めて申し上げたいと思います。礒崎補佐官の辞任は当然のことで……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第13号(2015/08/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  私も今日、実は、戦争法案の中の集団的自衛権行使の問題、それから国際法との関係について質問を予定をしておりました。やっぱり無理があるんですよね。集団的自衛権の限定行使、限定容認、そして存立危機事態という概念をつくって、そしてそれで法律の組立てをすること自体に無理があるから、やっぱり先ほどのような議論になるのではないかと思っております。  それで、国民の皆さんの理解も私、広がっていないと思います。そもそもその原因は、やっぱり憲法違反ではないのかと、この戦争法案そのものが。昨日も、広田委員とそれから総理、内閣法制局長官とのやり取りがずっと……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第16号(2015/09/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  質問に入る前に、今日ずっと私も議論を聞いておりまして感じたことを二点申し上げたいと思います。  一つは、小西議員、先ほど憲法解釈の変更の問題について、もう小西議員も何回も質問されて、またほかの議員も衆議院、参議院と質問されておられますけれども、今回の憲法違反、憲法違反ではないのかという国民の疑念について、同じ答弁を繰り返すだけで全く答えていません。それだけ申し上げたいと思います。  それからもう一つ、河野統合幕僚長の発言、来週報告をされるということでありますけれども、その発言が事実であれば、立法府を軽視し無視するもの、そしてシビリア……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号(2015/09/11、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  関東、東北地方の今回の豪雨災害におきまして、亡くなられた方々に御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。  社民党も対策本部を立ち上げました。できるだけ邪魔にならないように現地調査にはお伺いをして、また必要な対策を政府には求めていきたいと思います。特に、政府には人命優先で万全な対応を求めたいと思っています。  今日は、限られた時間でありますから、できるだけシンプルな質問をさせていただきます。  昨年の七月一日の閣議決定、私は明らかに憲法違反だと思っています。一九七二年の政府見解、この基本的な論理を使って、……

第189回国会 決算委員会 第4号(2015/02/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。どうぞよろしくお願いします。  まず、環境省に質問をいたします。  指定廃棄物処分場建設問題、先ほど渡辺委員からも質問がございまして、現地の実態に即した質問がございましたが、私も何点かお尋ねをしたいと思います。  東京電力福島第一原発事故由来の放射能によって汚染された廃棄物のうち、一キロ当たり八千ベクレル超で環境大臣が指定したものは、指定廃棄物として国が最終処分場を各県に一か所新たに建設することになっているわけでございます。先ほど来お話がございましたけれども、処分場候補地の住民あるいは自治体からの不安の声が大変に高まっております。  会……

第189回国会 決算委員会 第6号(2015/04/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 本日のトリを務めます社会民主党の吉田忠智でございます。どうぞよろしくお願いします。  自衛官の海外派遣について質問をいたします。  残念ながら、イラク派遣を経験をされ、その後自殺された自衛官の方は計二十九名、また、イラク以外で海外派遣を経験されて自殺された自衛官は過去五年間で陸自六名、海自十三名、空自一名、計二十名に上るとのことであります。まず、その数でよろしいか、確認をいたします。  そして、これらの自殺された自衛官に対して平成二十六年度までに何人に対し公務上災害、賞じゅつなど、どのような補償、支援がなされたのか、伺います。

第189回国会 国土交通委員会 第閉会後1号(2015/12/03、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  石井大臣を始め副大臣、政務三役の皆さん、国土交通省も多くの課題を抱えております。是非、健康に留意をされて重責を果たされるようにお願いを申し上げたいと思います。とりわけ石井大臣は、前任の太田大臣に続いて公明党からの入閣でございまして、国土交通大臣に引き続き就任をされました。平和の党、福祉の党と言われる公明党出身の大臣として、是非そういう立場でも職責をしっかり、らしい職責を果たしていただきたいと思っております。  本来であれば、大臣から所信を受けて、臨時国会をしっかり開いて所信をお聞きをして、それから質疑に入らなければならないところでございます。……

第189回国会 国土交通委員会 第3号(2015/03/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  フランスにおける航空機事故で亡くなられた方々、心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  ルフトハンザ系のLCCということのようでございます。事故原因の究明もしっかりやっていただきたいと思います。私もLCCはちょっと問題意識を持っておりまして、また今後の委員会でも、一定程度中身がそろいましたらまた質問を取り上げさせていただきたいと思っています。  今日は、タクシー、ハイヤーの問題につきまして質問をさせていただきます。  先ほども金子委員からございましたが、福岡市でのウーバー・ジャパンのいわゆる実証実験についてまず質問をいたします……

第189回国会 国土交通委員会 第5号(2015/04/07、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智です。  まず、トラック運転手の労働条件改善について質問をいたします。  トラック業界では、一九九〇年の物流二法、貨物自動車運送事業法、貨物運送取扱事業法施行により参入規制と運賃規制が緩和され、事業者増による過当競争が運賃低下と下請構造の多重化をもたらしています。現在、年間労働時間二千六百二十八時間、年間所得三百八十六万円という全産業平均と比較してそれぞれ二割も劣悪な労働条件となっているわけでございまして、トラック運転者の生存権を脅かしていると言わざるを得ません。  特に、労働時間では、厚生労働省の過労死基準と言われる一か月八十時間を超す時間外労働が常態化して……

第189回国会 国土交通委員会 第7号(2015/04/16、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  まず、独法の統廃合について伺います。  二〇一三年十二月二十四日の閣議決定、独立行政法人改革等に関する基本方針によれば、統合直後には拙速な組織のスリム化は控える一方、統合が定着した後は、適切に組織の合理化に取り組むとしており、将来的なリストラを求めているようにも読めるわけであります。リストラ強要などの雇用の不安定化は、職員の士気や業務の公共性の確保にも影響しかねないものであります。昨年六月の独法通則法改正案審議に当たっては、当該法人職員の雇用の安定に配慮するとの衆参の附帯決議がなされております。  統合後のリストラなどの懸念に対して国土交通……

第189回国会 国土交通委員会 第9号(2015/05/12、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  本法案は、浸水対策の強化、下水道管理の適正化に資するもので、必要なものだと考えます。ただ、何点か懸念される課題がございますので、質問をさせていただきたいと思います。  下水道法の改正に関して、背景、必要性として、老朽化した下水道施設が増加する一方で、地方公共団体での執行体制の脆弱化が進んでいるとの認識が示されているわけであります。この地方公共団体での執行体制の脆弱化、特に職員数の減少について、現状と、原因はどのようなものでしょうか。また、それについて本法案でどのように対処しようとしているのか、伺います。

第189回国会 国土交通委員会 第10号(2015/05/14、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  東洋ゴム、免震装置ゴム不正問題、人命に関わる許し難い事案であります。今日、ずっと委員の皆さんの質疑を私も聞いておりまして、山本社長、伊藤常務、極めて不誠実な答弁であったと思っています。一万人ですか、社員の方がおられるということで、東洋ゴムも再建をしなければならないと思っておりますが、並大抵のことでは再建できないのではないか、もう経営陣を刷新する、あるいは外部の血を入れるぐらいのことをしなければならないのではないかと思っております。  総括的な質問になりますけれども、監督大臣として、こうした不正事案が二度と起こらないように再発防止に向……

第189回国会 国土交通委員会 第11号(2015/05/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  本法案は、地域公共交通につきまして、中長期的な収益性が見込まれる場合に、鉄道・運輸機構が出資等を行うことにより支援の充実を図るものであり、趣旨に賛同いたします。  地域公共交通は地域住民の生活の基盤であり、特に子供や高齢者、障害をお持ちの方から見れば文字どおりセーフティーネットであります。収益性ばかり強調すれば不採算路線の切捨てにつながる懸念も否定できません。  そこでお聞きしますけれども、本法案のスキームに基づき新たに設立される株式会社も、生活交通サバイバル戦略事業あるいは社会資本整備総合交付金などの補助金による支援対象となるので……

第189回国会 国土交通委員会 第13号(2015/06/02、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  本法案は、JR九州の完全民営化を図るものであります。私は大分出身でありますが、高校時代三年間通学に、その後、社会人でも日豊本線を使わせていただきまして、ヘビーユーザーでございます。是非、安全で持続可能なJR九州になっていただきたい、実現を図っていただきたい、そうした思いで懸念をされる何点かの課題について質問をさせていただきたいと思いますので、是非真摯な答弁をお願いします。  まず、青柳社長に何点かお伺いをいたします。  二〇一四年七月のインタビューで、廃止対象路線を検討する、指宿枕崎線も存廃対象と答えています。本来赤字ローカル線を維……

第189回国会 国土交通委員会 第14号(2015/06/11、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  本法案により、自動車検査独立行政法人と独立行政法人交通安全環境研究所が統合され、新たに独立行政法人自動車技術総合機構が設立されるわけでございます。しかしながら、二〇一三年十一月の行政改革推進会議独立行政法人改革等に関する分科会第三ワーキンググループ第七回では、国交省は、@組織の重層化により意思決定の迅速性を欠く、A知名度が高い交通研の名称の喪失等により国際的なプレゼンスが低下する、B鉄道分野の業務範囲の縮小等がなされる場合は鉄道インフラの海外展開等に重大な支障が生じるなどとして、交通研は統合せず単独組織として存続させることを主張しておられた……

第189回国会 国土交通委員会 第15号(2015/06/16、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、旧国鉄退職者の国鉄年金の問題について質問をいたします。  国鉄共済年金の財政危機などを理由に、一九八四年に当時の年金受給者は年金の一〇%を減額され、一九八六年三月までの退職者も一〇%の減額がなされました。さらに、同様の減額措置として一九八六年には職域部分も当分の間支給しないものとされ、現在に至っております。さらに、二〇一二年の被用者年金一元化法により、一九五六年以前の国鉄在職者の恩給期間、いわゆる追加費用期間に係る給付について、その期間の二七%又は年金額一〇%の減額が今年十月から実施されます。  そもそも国鉄共済年金が財政危機……

第189回国会 国土交通委員会 第17号(2015/06/30、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  本法案は、昨年四月の第四次エネルギー基本計画に基づき、建築物におけるエネルギー消費量の低減に向けた措置を講ずるものであります。  まず質問しますが、現行の省エネ規制ではどのような点が不足をしており、本法案の提出に至ったのか、法案提出の背景、経緯を伺います。
【次の発言】 法案においては、今回、二千平米以上の大規模非住宅建築物に省エネ基準への適合を義務化するわけでありますが、第四次エネルギー基本計画においては、二〇二〇年までに新築住宅・建築物について段階的に省エネルギー基準の適合を義務化すると明記しています。  二千平米以上の住宅、三百以上二……

第189回国会 国土交通委員会 第18号(2015/07/02、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  通常の順番を繰り上げまして質問させていただきます。各会派の皆様方の御配慮に感謝を申し上げます。ありがとうございます。  先ほど質疑がございました一昨日の新幹線の火災事故によりまして、お一人の方が当事者以外に巻き添えになりまして、二十六名の方が重軽傷を負われたということでございます。亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。なかなか安全対策は難しいと思いますけれども、英知を絞ってまた再発防止に全力を挙げていただきたいと思っております。  これは大変悲しい痛ましい事故でしたが、もう一つ……

第189回国会 予算委員会 第4号(2015/02/05、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  ISILの蛮行の犠牲となられた湯川さん、後藤さんに心から哀悼の意を表するとともに、卑劣なテロ行為を強く糾弾します。テロの温床を生む構図を変えない限り、テロを根絶することはできません。事件への対応については、歴史的な検証に堪え得る情報の開示を強く求めます。  戦後七十年談話について質問をいたします。(資料提示)  外交、安全保障の要諦は敵をつくらないことであります。日本は、戦後積み重ねてきた平和外交と専守防衛に徹するべきであります。その姿勢を内外に示したのが村山談話です。私は、七十年談話においても、村山談話、河野談話、小泉談話、菅談話など、政府……

第189回国会 予算委員会 第9号(2015/03/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  まず、沖縄での米軍辺野古新基地建設問題について質問をいたします。  昨日、社民党は、お手元の資料にありますけれども、辺野古新基地建設に反対し、普天間飛行場の県外、国外移設を求める立場から、海底ボーリング調査等、辺野古新基地建設に係る全ての作業の即時中止、陸上、海上で非暴力の抗議行動を展開する市民らに対する不法、不当な過剰警備の即時中止、翁長知事との面談と辺野古新基地建設の断念を安倍総理に申し入れました。  選挙で住民の民意を託された自治体の首長との面談を政府が断るというのは、民主主義国として極めて異常であります。申入れの内容、特に翁長知事との……

第189回国会 予算委員会 第13号(2015/03/27、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  辺野古の米軍基地建設問題についてまず質問をいたします。  安倍政権は、沖縄県民の普天間基地の県外、国外移転の願いを踏みにじって、名護市辺野古での米軍新基地建設工事を強行しています。  三月二十三日、沖縄県翁長知事は、前知事が付した許可条件違反を理由に、沖縄防衛局に対して七日以内の作業停止、応じない場合は昨年八月の岩礁破砕許可を取り消すと指示しました。あわせて、臨時制限区域への調査目的での立入り申請を行ったことを明らかにしました。これに対し、事業者である防衛省は、県指示は水産資源保護法の趣旨を正解せず、正しく理解せず、違法性が重大かつ明白だとし……

第189回国会 予算委員会 第17号(2015/04/08、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  戦後七十年談話について、まず質問をいたします。  戦後七十年談話への総理のこだわりは、安倍総理が、国内三百十万人、海外二千万人を超える犠牲者を出した日本の侵略戦争を謝罪したくないのではないか、国策を誤ったと反省していないのではないかとの疑念を生んでいます。(資料提示)  このパネルのとおり、昨年十一月、日中両国で合意された四項目の第一項に、日中間の四つの基本文書の諸原則と精神を遵守することが掲げられています。四つの基本文書の一つが、小渕総理と江沢民国家主席による一九九八年、ここにありますけれども、十一月の、平和と発展のための友好協力パートナー……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 決算委員会 第7号(2016/04/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  熊本・大分大地震と申し上げたいと思いますが、亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りを申し上げます。また、負傷された方々、そして今なお避難生活をされておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。また、救援そして被災者の支援に当たられておられます警察、消防、自衛隊、そして地方自治体、国の職員、そして関係者の皆様に心から敬意を表します。  私の地元が大分なものですから、大分で一番被害のひどい湯布院に入りました。そして、地元の由布市の対策本部で市長にもお会いをし、また、大分県の対策本部にも伺いまして、また避難所にもお伺いをして実情についてお伺いをした……

第190回国会 国土交通委員会 第2号(2016/03/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  重複をいたしますけれども、緊急で重要な課題ということで、私も、軽井沢スキーバス事故の再発防止について、そして国家戦略特区における白タク合法化問題、この二点について質問をさせていただきます。  まず、軽井沢スキーバス事故の再発防止についてでございます。  このスキーバス事故に関し、改めて亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、負傷された方々、御家族の皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。  国交省は、事故対策検討委員会を設置をして、夏までに総合的な再発防止策を取りまとめると承知をしております。先ほど来お話がありますように、……

第190回国会 国土交通委員会 第3号(2016/03/23、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、いわゆるSOLAS条約改正について伺います。  二〇一四年十一月の海上における人命の安全のための国際条約、いわゆるSOLAS条約改正を受けて、本年七月から輸出コンテナ貨物総重量の確定方法の制度化に向けた基本方針が施行されます。従来から荷送り人には船積み前の輸出コンテナの総重量を船長に報告する義務がありましたが、この輸出コンテナの総重量の計量確定方法が規定されました。計量確定方法は、総重量を計量する方法、方法一と、コンテナ及び貨物等の個別の重量の合計を計算する方法、方法二の二通りが認められ、さらに、国交大臣の登録を受けた港湾運送……

第190回国会 国土交通委員会 第5号(2016/03/31、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  本法律案の内容の質問の前に、関連をしますけれども、認知症患者の鉄道事故の対応について質問いたします。  二〇〇七年に認知症患者が徘回中にJR東海の電車にはねられて死亡した事故で遺族が賠償責任を負うかが争われた訴訟で、最高裁は去る三月一日、JR東海の請求を棄却する判決を下しました。  今回のケースは、営業黒字の大企業であるJR東海が御遺族に対して賠償請求するという世間の理解も得難い訴訟でしたが、一方で鉄道事故により損害が生じたことも事実であります。国交省によれば、鉄道事業者が事故に関し亡くなった方やその遺族に損害賠償請求をするか否かは事業者の個……

第190回国会 国土交通委員会 第7号(2016/04/07、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  本法案は、二〇一七年度に、東京湾内における四つの港内交通管制室の新海上交通センターへの統合と合わせ、ふくそう海域や港内での一元的な海上交通管制、航路標識の活用等により、災害発生時、平時の安全確保、信号待ちや渋滞による混雑緩和等を図り、海上交通の安全を確保するものであり、必要な立法であると評価しております。  懸念される課題について四点質問させていただきます。これまでの委員の質問とやや重複するところもありますが、確認の意味で質問をさせていただきます。  まず、湾内における一元的な海上交通管制の構築について伺います。  現行法では、海域は海上交通……

第190回国会 国土交通委員会 第8号(2016/04/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  熊本・大分大地震への対応について質問をいたします。  改めて、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の方々にお見舞いを申し上げます。そして、今なお困難な生活をされておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。  四月十六日夜に大地震が発生をいたしまして、私もちょうど地元の大分に帰っておりまして、地震が続いておりましたから、私と連れ合いと二人、ちょうど十五日の夜から玄関の横に、今まで初めてでありますけれども、いつでも出れる格好をして連れ合いと一緒に寝ておりました。十六日の一時二十五分、大分では震度四でありましたけれども、本……

第190回国会 国土交通委員会 第9号(2016/04/28、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  まず、熊本・大分大地震によって災害関連死の方も増えております。改めて、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお困難な生活をされておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。  国交省が所管をする道路などのインフラについては改めて言うまでもありませんが、とりわけ住宅の確保、これは前例のない取組を是非していただきたい、そのことを強く要請をまずさせていただきたいと思います。  法案についてであります。  本法案は、二〇〇五年の現行法制定以来の法改正でございまして、総合効率化計画や支援措置により、二者以上の連携による物流ネットワー……

第190回国会 国土交通委員会 第11号(2016/05/12、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  まず冒頭、熊本・大分大地震において亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお困難な生活をされておられます被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。  港湾に関しましては、熊本港、八代港、別府港において、フェリー施設やクレーン、岸壁や道路に被害が生じましたが、現状、一部制限はあるものの利用が再開されたと聞いております。ただし、本日も議論されております外航クルーズ船の寄港のキャンセルなどを含む観光業は本当に深刻な被害を受けておりまして、息の長い復興支援が求められると考えております。  これは通告しておりませんけれども、国交大臣……

第190回国会 国土交通委員会 第12号(2016/05/24、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  ライドシェア解禁、いわゆる白タク合法化問題について質問をいたします。  ウーバー社などによる自家用車ライドシェアは無許可でタクシー営業を行う白タク行為であり、全世界で業務停止命令や訴訟が相次ぎ、大きな問題になっております。一方、エアビーアンドビーなどによるホームシェア、民泊ビジネスは、法的には無許可の旅館営業ですが、先ほど御議論がありましたように、都市部のマンションを中心に既成事実化しており、違法貸主と近隣住民とのトラブルが頻発しています。  いずれも一般人が参加するシステムであり、多数の利害関係者が生じると違法状態がなし崩し的に蔓延して収拾……

第190回国会 国土交通委員会 第13号(2016/05/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  法案に関する質問の前に、熊本・大分大地震の住宅支援について伺います。  改めて、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお困難な生活をされておられる被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  社民党は、住まいは人権と考え、これまでも様々な提言、政策実現に取り組んでまいりました。  熊本県は、五月二十四日段階で、住宅の全壊八千四十七棟、半壊一万八千百棟と公表しておりまして、被災された皆さんへの応急的な住まいの確保は急務でございます。  まず内閣府に伺いますが、最新の仮設住宅の状況、必要見込み戸数と着工済み戸数、あわせて今……

第190回国会 国土交通委員会 第14号(2016/05/31、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  都市再生特別措置法は、二〇〇二年、当時の小泉政権時代にミニバブル誘導策としてスタートいたしました。都市の国際競争力の強化や不動産市場の活性化などを名目に、規制緩和され利権化した都市開発が大企業のビジネスチャンスとして民間開放され、ビッグプロジェクトやインフラ整備が強行されてきました。その一方で、本来の都市住民の生活の向上や住民のための住みよいまちづくりの推進、良好な都市環境の保全を目指すという方向はますます弱められております。  まず大臣に伺いますが、地方創生のスローガンの下で、人口減少への対応、東京一極集中の是正が政府全体で求められる中、本……

第190回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第3号(2016/03/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。福島みずほさんから委員を交代をしました。どうぞよろしくお願いします。  石破大臣、通告をした質問をする前に、午前中、森本委員からもありましたけれども、法律の趣旨説明について、去年の法律を読まれたということがございました。私もちょっと議会の事務局に聞いておりますが、現時点で前例がないと、衆議院でも参議院でも前例がないということであります。森本委員は参議院の本会議におけることを話をされておられましたが、あれは大臣の趣旨説明が間違っていたんじゃなくて、配られた資料が違っていたということでありますから。いずれにしても前代未聞のことで、私も一言やっぱり申し……

第190回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第4号(2016/03/22、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  電力自由化に伴う電源構成などの情報開示について質問をいたします。  四月一日から電力小売が自由化されますが、それに先立って、一月二十九日に電力の小売営業に関する指針が公表されました。制度設計専門会合での議論や多くの消費者団体、環境団体の要望にもかかわらず、指針では、電源構成開示に関して望ましい行為と問題となる行為を記載するにとどまり、開示義務化は見送られました。  まず、経済産業省に伺いますが、義務化すべきだったというふうに考えています。見送られた経過と理由、電源構成開示に関する今後の経済産業省の方向性はどのようなものか、伺います。

第190回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第5号(2016/04/01、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  私は、役目柄、全国を回って、地方自治体にも伺いますけれども、どこの自治体に行っても、地方版地方創生戦略の策定、あるいは地方創生に関わる業務などで悲鳴を上げているという状況でございます。担当大臣としてそのことについてどのように認識をされておられますか、まず伺います。
【次の発言】 大臣が熊本の例を言われましたけれども、私も全国を回って、首長、市長や副市長あるいは町長など、そうした方々と、あるいは担当の方々とお話ししますと、もう自治体はやっぱり生き残りを懸けて計画を作ってやっているから、国にわざわざ地方創生などと言われなくてもそれはやっている、だ……

第190回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第6号(2016/04/06、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、地域再生法の一部を改正する法律案につきまして反対討論を行います。  反対の第一の理由は、地方創生推進交付金、いわゆる新型交付金が、極めて不十分な上に、自治体の割り勘となっており、地方の使い勝手がいい交付金とは言えない点です。真に地方創生を実現するには、自治体の使い勝手のいい財源を、しかも安定的に確保すべきであり、本来、国から自治体への税財源移譲や使途が自由な地方交付税の増額で対応すべきです。  第二の理由は、自治体と企業の癒着や関係のゆがみ、企業に評価される自治体づくりへの傾斜が懸念される地方創生応援税制、いわゆる企業版ふるさと納税の創設です……

第190回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第8号(2016/05/11、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  本法案は、提案募集方式ということで分権改革の第二弾でございまして、自治体の具体的な要望を実現をするものであり、趣旨に賛同いたします。ただし、今日も議論があります地方版ハローワークについては懸念もございますので、この課題について質問をさせていただきます。  地方版ハローワークについて、国は、憲法第二十七条に定められた勤労権の保障のために、全国規模のネットワークによる雇用のセーフティーネットの役割を担う、地方公共団体は、地方自治法第一条の二や、雇用対策法第五条で「地域の実情に応じ、雇用に関する必要な施策を講ずるように努めなければならない。」とされ……

第190回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第10号(2016/05/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  河野大臣には、大震災の昼夜分かたぬ対応、心から敬意を表し、感謝申し上げます。  まず、関連して、消費生活相談員の処遇改善について質問します。  現在、消費生活相談員は全国で三千三百六十七人、うち非常勤は二千六百六人、七七・四%、外部の民間委託の方は六百六十九人、一九・九%であります。  相談員の平均報酬額は、時給換算で千五百二十円です。非常勤、外部委託の方は不安定な雇用で、時間外手当や退職手当などの手当もほとんどなく、低賃金で相談業務に従事をされています。これを改善しなければなりません。この問題は、消費者庁設置以前から今に至るまで延々と議論さ……

第190回国会 予算委員会 第8号(2016/03/03、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  昨年の九月十九日、憲法違反の戦争法と私たちは呼んでおりますけれども、安保法制が強行されました。今なお全国各地で多くの国民の皆さんが反対の声を上げております。  ちょうど五か月たった二月十九日に、社民党を含む野党五党で戦争法、安保法制廃止法案を国会に提出をいたしました。是非与党の皆さんには今国会における真摯な議論をお願いしたいと思っておりますけれども、総理、この提出を受けての受け止めをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この安保法制は、二〇一五年四月二十七日の日米防衛協力のための指針を受けて強行されたことはもう皆さん御案内のとおりでござ……

第190回国会 予算委員会 第9号(2016/03/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  今日は、新サービス貿易協定、TiSAについて外務大臣に質問をいたします。  安倍政権は、農林水産業や地域社会、食の安全、また国民生活全般に影響があるTPPの承認案を今国会中に強行しようとしております。社民党は、TPP承認には断固反対をいたします。  その裏で、TPP協定以上に問題があると批判される新サービス貿易協定、トレード・イン・サービシーズ・アグリーメント、TiSAが二〇一三年六月から一部の官僚によって極めて非民主的な秘密交渉という形で進められています。  自治労なども加盟する国際公務労連は、TiSAは、教育や医療、水及び運輸などの公共サ……

第190回国会 予算委員会 第17号(2016/03/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  まず、佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備計画について質問をいたします。  中谷防衛大臣は昨年十月に佐賀県を訪問し、県知事に対して、米軍オスプレイの佐賀空港への訓練移転は取り下げ、自衛隊が今後購入するオスプレイ十七機と目達原駐屯地のヘリコプター五十機の移設を要請をしました。  しかし、空港建設の際の佐賀県と漁協との公害防止協定覚書資料には、県は自衛隊と共用するような考えはないと書かれています。また、二〇一〇年三月の全会一致による県議会決議では、県は佐賀空港を自衛隊と共用するような考えを持っていないと明記した覚書があり、軍事利用が不可能なことは明……

第190回国会 予算委員会 第19号(2016/03/28、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  今日は、総理に日本国憲法について質問をいたします。  総理は、この間、憲法九条改正について、まだまだ国民的な理解と支持が広がっている状況ではないと答弁をされておりますけれども、改めて、憲法九条改正に対する国民の意識をどのように捉えておられるか、伺います。
【次の発言】 国民の理解と支持が広がっていないと総理は今通常国会の予算委員会でも答弁されておられますが、そのとおりの認識ですか。
【次の発言】 国民的な理解と支持が広がっていない理由はなぜだとお考えですか。
【次の発言】 自民党として国民の皆さんに対する説明が足りないから国民の理解が広がって……


吉田忠智[参]委員会統計発言一覧(全期間)
22期-|23期|-25期-26期

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各種会議発言一覧(参議院23期)

吉田忠智[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号(2013/11/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  青木先生、駒村先生、今日はお忙しい中、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  青木先生に三点伺いたいと思います。  今、安倍政権が進める経済政策について、アベノミクスと言われておりますけれども、そのことについての先ほど言及がございましたが、私はやっぱりトリクルダウン、先生から先ほどお話がありましたトリクルダウンの域を出ていないのではないか。輸出企業、大企業を応援すれば、それが中小企業に、あるいは地方に、あるいは労働者に及ぶんだということでありますけれども、過去の経験からしてそのようなことにはならないのではないかということを……


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号(2014/02/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  両参考人、大変貴重なお話をありがとうございました。もう前置きなしに簡潔にお二人に同じ質問を二問させていただきます。  一問目は、一昨年、前の政権から行われております税と社会保障の一体改革についてどのように評価をされておられるか、今後の日本のあるべき税制についてどのようにお考えか。二問目が、原発を含む今後のエネルギー政策はどうあるべきか、お伺いします。
【次の発言】 原発、エネルギー政策について。原発を含むエネルギー政策について。
【次の発言】 ありがとうございました。

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号(2014/02/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 藤井参考人、それから建部参考人、大変貴重なお話をありがとうございました。  お二人に二問お伺いをしたいと思います。  まず一問目が、ある私は書き物で読んだんですが、一昨年の十一月頃、ちょうど衆議院解散の時期に為替の介入が行われていたのではないかと。円安誘導、これ大胆な円安誘導で、最大の障害となるアメリカの通貨当局ともしっかり話をした上でそれを行われたのではないか。そうすると今の円安の状況というのは説明が付くわけですよね。そのことについてどのように思われるかが一点。  それから二点目は、今政府部内で、各種諮問会議でいわゆる労働者保護ルールの見直しが検討されています。これはいわゆる三……

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号(2014/04/09、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  今日は三人の参考人の先生方には貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  それぞれ先生方に質問をさせていただきたいと思います。  まず、山下参考人に対してでございますが、TPPが今大詰めの交渉を迎えています。日本で日米のバイの交渉も今行われているわけでありますが、TPPは原則関税ゼロ、そして規制、関税撤廃という原則の下で、時間的に猶予がどのぐらい与えられるかというふうに聞いておりますが、先生の先ほどの説明を聞けば、もうゼロでもやむを得ないというふうに聞こえるんですけれども、今の主要五品目が大きな焦点になっているわけです……

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第4号(2014/04/16、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 都合によりまして、順番を繰り上げて質問をさせていただきます。御配慮に感謝申し上げます。  社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  両先生には大変貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。先生のお話しいただいたことは、ほとんど共感をするところでございます。  両先生に二問ずつ質問をさせていただきます。  まず菊池先生には、先ほど小泉政権のときに不良債権処理をする必要が本来はなかったんだというお話がありましたけれども、そのことについてお話をいただきたいと思います。二点目が、今現実に安倍政権が進めている経済政策、いわゆる三本の矢、先生の理論に照らしてどこが問題で、どの……

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第5号(2014/04/23、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  佐々木参考人、坂根参考人には大変貴重なお話をありがとうございました。勉強になりました。  まず、両参考人に同じ質問をさせていただいて、後で一問、また佐々木参考人にさせていただきたいと思います。  今の日本全体の雇用労働者の現状をどのように認識をされておられるかということがまず一点。それからその上で、今、日本政府は成長戦略の一環として、成熟産業から成長産業へ失業なき労働移動ということを掲げて、労働者の保護ルールの見直しも様々な形で今検討をしているわけでありますが、日本の今の様々な仕組み、システムからいって、そう簡単なことでは私はないと……

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第6号(2014/05/21、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  十三人の参考人の皆さんから大変貴重な御意見をいただきまして、思うことを私は三点申し上げたいと思います。  まず一点目は、これまでの税制改革をしっかり検証、総括をしてこれからの税制改革を行うべきであるということでございます。  国税でピークのときには六十兆ございました。それが一番低いときには四十兆、最近少し改善をしてまいりましたけれども、GDPとしては五百兆前後を推移する中でそれだけの税収の落ち込みがあったわけでありますけれども。そして、この間、国民が払った消費税は約二百三十兆、それに見合う法人税、所得税の減税が行われました。法人税の……


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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号(2015/02/25、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智です。  黒田総裁が就任をされてQQEが始められたときに、私は、前例がないことですから評価ができないということと、出口をどうするのかなと、それから失敗したときに国民に負担が来るなと、三つのことを感じまして、今日、三人の先生のお話を聞いて、現状と課題については整理ができたと思っております。ありがとうございました。  それで、もう簡潔に、時間が押していますので、二問やりたかったんですけれども、一問だけ。  確かに、株価も上がりましたし、円安も進みました。大企業を中心に賃金も上がりましたけれども、私は効果が非常に限定的だと思っています。そういう意味で、この三本の矢に……

第189回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号(2015/03/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  三人の参考人の先生方には大変貴重な御意見をありがとうございました。私からは、一点、三人の先生にお伺いしたいと思います。今もお話がありましたが、成長戦略の一環として今検討が進められております雇用政策についてであります。  具体的な法案としては労働者派遣法の改正案が既に提出をされまして、去年の通常国会、臨時国会で廃案になりまして、もうじき若干微調整をして出されるということのようでございます。そして第二弾が、ホワイトカラーエグゼンプションの焼き直しという形で、高度プロフェッショナル労働制というんですか、一定程度以上、幾ら残業してももう残業手当を出さ……

第189回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号(2015/04/15、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智です。  三人の先生方には、大変めったに聞けない貴重なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  三人の先生に同じ質問を二問させていただきたいと思います。一問目が、主要先進国の中で、ドイツが今年収支均衡を達成をしたと言われていますけれども、この間のドイツの財政再建の取組をどのように見ておられるのか、日本が学ぶべきところはどういうところがあるのか、その点についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。  二点目が、もう先生方からるるお話が出たことで、総括的な質問になりますけれども、私は日本の税制というのは応能負担の原則からいって多くの問題点があると……

第189回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第4号(2015/05/13、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。西村副大臣、菅原副大臣、黒田総裁、分かりやすい説明をありがとうございました。  まず、黒田総裁に何点か質問させていただきます。  これは先ほども御議論がありましたけれども、二年で二%という物価安定の目標につきまして黒田総裁から説明がありましたように、展望レポートで二〇一六年度の前半ということで先送りをされたわけでございます。原油安の影響と言われるわけでありますが、先ほど黒田総裁も消費税増税の影響も認められました。やはりこの消費税増税の影響による需要の落ち込みが良い物価上昇を妨げているというふうに、そのことは明らかだと思いますが、その点についての見……

第189回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第5号(2015/05/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  各界のその道の新進気鋭の方々に来ていただいて、本当に有益な話を聞くことができました。会長始め理事、関係者の皆様に感謝を申し上げたいと思います。  意見を聞いた上で、現下の経済状況や財政についての思いを申し上げたいと思います。  まず、日本経済の現状でありますが、安倍政権が進めている経済政策、異次元の金融緩和、それから機動的な財政出動、成長戦略、規制緩和、進められているわけでありますが、異次元の金融緩和、前例のない取組が行われている中で、私は一定程度効き目は出ていると思います。株高、円安誘導、原油価格の下落によって、円安によってかなり……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号(2016/02/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  先生方、大変貴重なお話をありがとうございました。大変勉強になりました。  一点ずつ先生方にお聞きしたいと思います。まず小黒参考人、二〇一二年の十二月にまた政権が自民党、公明党の連立政権に戻りまして、そのときはちょうど底で、それから景気が回復基調になったという御指摘だと思います。  それから、安倍政権が四回予算編成をしました。全て補正予算を打ちました。補正予算の問題についても御指摘をされたと思います。ほとんど執行されるのは新年度になってからですから、そして税収の上振れ分を使うことが多くて、赤字国債も一部ありましたけれども、そうすると、そういうの……

第190回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第4号(2016/04/06、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  ちょうど地方・消費者特別委員会と私は兼務しておりまして重なっているものですから、通常の順番を繰り上げて質問をさせていただきます。御配慮に感謝を申し上げます。  内閣府に何点か質問をさせていただきます。  三月二十二日に、安倍晋三総理大臣の出席の下で開催をされました第三回国際金融経済分析会合に招待をされた経済学者のポール・クルーグマン・ニューヨーク市立大学教授が、会合でオフレコとされたやり取りを全公開したことが大変注目を集めています。  政府として、クルーグマン教授がオフレコを公表したことの受け止めについて、まずお伺いをいたします。

第190回国会 予算委員会公聴会 第1号(2016/03/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  林公述人、加藤公述人、今日はお忙しい中ありがとうございます。  この公聴会は来年度予算についての御意見をいただく場でございます。まず、両公述人に、今議論されております来年度予算について、評価する点あるいは問題点、両先生のお考えについてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私も、予算案の問題点、歳入歳出、様々な問題点があると思っております。  歳入面においても、やはり消費税にウエートが掛かり過ぎてきたのではないかということもございますし、歳出面でも防衛費が五兆円を初めて超えましたし、社会保障については圧縮をされているという問題点もあるんだろ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

吉田忠智[参]在籍期 : 22期-|23期|-25期-26期
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