このページでは西田昌司参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○西田昌司君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、地方・消費者問題に関する特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案は、国から地方公共団体又は都道府県から指定都市等への事務権限の移譲等を行うとともに、地方公共団体に対する義務付け・枠付けの見直し等を行うこととし、関係法律を改正する等の所要の措置を講じようとするものであります。 次に、地域再生法の一部を改正する法律案は、地域の活力の再生を総合的かつ効果的に推進するため、認定地域再生計画に基づく事業に対する特別の措置を追加する等……
○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。 麻生大臣に質問いたしますが、先ほど大塚委員からも質問がありまして、マネタリーベースを増やしていくけれども、なかなかそれが景気回復に直結するのかと。それに対して麻生大臣は、かつてそういうことあったけれども、あのときは財政出動をしなければならないと麻生大臣は主張されておられたんだけれども、なかなかそれを容認してもらえなかったと、自分は負け組だというお話があったんですね。そこで今回は機動的な財政出動をどんどんやっていこうと。それが景気の下支えというか、まさにデフレからの脱却の一番大きな私は原動力だと思います。それで、まさに今回のアベノミクスはある意味で……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 決算委員会、久々に質問の機会を与えていただきましたが、今日、予算委員会でも質問してまいりましたけれども、JAL再生問題について改めて質問したいと思います。 その問題に入ります前に、まず、先日、このゴールデンウイークのさなかに、ピーチ・アビエーションの飛行機が那覇空港に着陸しようとして、海面僅かもう七十五メートルまで接近してしまったという、これは事故にはなっていませんけれども、事故と言っても差し支えないような事件だと思います。 この原因は何かというと、私は、LCC、これはもう、競争して要するにできるだけコストを下げて、利用者に安い値段で、料金で提供……
○西田昌司君 おはようございます。自民党の西田でございます。 先日の予算委員会で黒田日銀総裁、また麻生財務大臣にも質問させていただいたんですが、同じような質問になるんですけれども、ちょっと続きでさせていただきます。 予算委員会でも私、申し上げたんですけれども、今アベノミクスということで、財政とそれから金融がうまくミックスして景気回復のために矢を放っていただいていると、非常に有り難いことだと思っています。しかし、私は、そもそもデフレ状況では金融のやれることというのはかなり限定的になってくると、ですから、財政出動こそが一番大事な私は政策ツールになってくると思っております。 そんな中で、今、日……
○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。 私は、この委員会に上程されています所得税法等の改正の法律案、その中に税理士法の改正が実は入っているんですけれども、この税理士法の改正について大臣にお聞きしたいと思うんです。 この問題は、元々、税理士と会計士、似たような資格がありまして、随分長い間、似たようなというよりも、本来違うんですけれども、本来違うんですけれども結果的に似てしまったところがありまして、そこで業際間でいろいろな懸案事項があったんですが、今回この法律が出まして、お互い両会共にこの調整、納得していただいてこの法案が出ることになったんです。 そこで、会計士の先生方にも一定の税法の……
○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。 総理、一年ぶりの予算委員会でございます。よろしくお願いします。 安倍内閣ができまして、間違いなく経済はデフレ脱却の方向に向いていると、これはもう安倍総理の功績であることには間違いないと思うんです。しかし、ここに来まして幾つかの懸念事項があるのも私は事実だと思います。そこで、実は昨年、ちょっと宣伝になりますが、(資料提示)「総理への直言」という本を出しまして、総理にもお渡ししましたけれども、アベノミクス、それからいろんなことについての懸念事項を私がまとめたんですが、今日はその辺のところを率直にお伺いしたいと思います。 まず、デフレ脱却ということ……
○委員長(西田昌司君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました西田昌司でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に酒井庸行君、滝沢求君、中原八一君、浜野喜史君及び横山信……
○委員長(西田昌司君) ただいまから原子力問題特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として尾立源幸君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
原子力問題に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房原子力規制組織等改革推進室長中井徳太郎君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
原子力……
○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。 私は、今日は麻生大臣、それから日銀の岩田副総裁にもお越しいただいておりますけれども、アベノミクスのちょっと検証をさせていただきたいと。原点がずれてきてはしないかと思うわけなんです。民主党が言われるような視点とはちょっと違うんでありますけれども、そこを言いたいんですね。 そこで、大臣はこの委員会の所信表明のところでもおっしゃっているんですけれども、民需主導で持続的な経済成長を実現していくと、そのために財政健全化が必要だと、長期リスクを上昇しないように対応することが大事だという話で言われているんですね。 もちろん、民需主導でやっていくのがいいんで……
○委員長(西田昌司君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙により、前国会に引き続き本委員会の委員長に選任されました西田昌司でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に酒井庸行君、滝沢求君、中原八一君、浜野……
○委員長(西田昌司君) ただいまから原子力問題特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
原子力問題に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員……
○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。 私は、先日、スカイマークが破綻をして、今経営再建していますが、それに先立ちまして、JALが、ちょうど我々の政権交代する直前でしたけれども、破綻をして、今再生されて見事な成績を上げておられるんですね。しかし、このJALの再生は非常にゆがんだ再生であったと、特に競争環境を非常にゆがめてしまったということを、我々がこのJALの再生をされているときに随分指摘をしてきたんですけれども、残念ながら、その我々の意見が聞かれないままに再上場し、そして今非常にすばらしい成績を上げているんです。 しかし、その事実はありますが、その原因は、今言いましたように、再生の……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 今、黒田総裁から報告があったわけでございますが、この量的・質的金融緩和、黒田バズーカとも呼ばれているんですけれども、この効果なんですけれども、二〇一二年、そのときで既に実は日本はGDPに対してマネタリーベースが結構あって、二七%か八%弱ぐらいあったと思うんですね。それを今度はまた、昨年の十月に第二弾を発表されて、八十兆ほど、八十五兆ですか、増やしていくことになると。昨年の末で大体二百七十兆前後あったと思うんですが、そこから更に八十兆ということになりますと三百四十兆ですか。そうすると、GDPの七割近くにまでこのマネタリーベースが増えてくるということにな……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 それでは早速、私は政府提出の所得税法等の一部を改正する法律案についての質問をさせていただくんですが、まず、今回のこの法案の改正をする前に、実は自民党の中の税調の中でも随分議論があったんです。私は、結論を言いますと、法人税を今下げるべきでないという派だったわけなんですね。 それは何かというと、要は、今、法人税をどんどんどんどん下げてきたわけですよね。下げて、それが民間がその分を投資に使ってくれたり新しい雇用に使ってくれれば経済が良くなるということでやってきたんですが、実際にはなかなかそうなっていなかったということでデフレになってきたと。今回のこの目的……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 私は、今日はいわゆるカジノ構想について、ちょっと疑問点、懸念事項がたくさんありますので、お聞きしたいんです。 これは、自民党の中でも議員立法で一応党内手続はしているんですが、私は一貫して反対をしてきたんですね。それはなぜかというと、つまり、一つは射幸心をあおってギャンブル中毒というのもありますけれども、このやり方自体がかなりブラックな部分があるんじゃないかと。もっとはっきり言うと、マネーロンダリングとかに使われてしまうんじゃないのかという懸念があるわけなんですよね。そういうところが、やっぱりしっかり疑惑が晴れないとやるべきではないという気持ちでいる……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 今日は、今、自民党の中でも財政再建の特命委員会というのが毎週ありまして、昨日もありまして、私はそのインナーのメンバーの一人でもあるんですけれども、その中で訳の分からぬ議論があるんですね。 といいますのは、昨日もちょっとその中間取りまとめが出ていましたけれども、要するに、財政再建しなきゃならない、それはそうなんですが、そのためにはどうするかというと、収入を取るか、それから歳出を減らすかという話に当然なってくるんですけれども、結局、どうもこういう財政再建論になると、歳出を減らしていく、歳出改革をしなければならない。もちろんしなければならないところもたく……
○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。
私は、昨今非常に世間を騒がせております東芝の巨額な粉飾事件、これについて今日は、ちょっと時間限られていますが、大臣始め金融庁に質問したいと思うんです。
まず、麻生金融担当大臣にお伺いしますが、今回の東芝の巨額粉飾事件、一応、第三者委員会からの調査報告も出ましたけれども、これ、どういう事案だというふうに金融庁としては考えておられるんでしょうか。
【次の発言】 経営者のモラルが一番問題だと私も思うんですね。しかし同時に、経営者のそういうモラルをどういうふうにしてきちんと担保できるかというので、公認会計士監査というのもありますし、そもそも内部統制、上……
○委員長(西田昌司君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙により本委員会の委員長に選任されました西田昌司でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に太田房江君、岡田直樹君、藤川政人君、江崎孝君、森……
○委員長(西田昌司君) ただいまから地方・消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、和田政宗君が委員を辞任され、その補欠として松沢成文君が選任されました。
【次の発言】 地方の活性化及び消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、地方活性化の基本施策について、石破国務大臣から所信を聴取いたします。石破国務大臣。
【次の発言】 次に、消費者行政の基本施策について、山口内閣府特命担当大臣から所信を聴取いたします。山口内閣府特命担当大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に……
○委員長(西田昌司君) ただいまから地方・消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三日までに、松沢成文君及び西村まさみ君が委員を辞任され、その補欠として和田政宗君及び那谷屋正義君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長末宗徹郎君外八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(西田昌司君) ただいまから地方・消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、那谷屋正義君が委員を辞任され、その補欠として安井美沙子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方の活性化及び消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府消費者委員会事務局長黒木理恵君外十八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(西田昌司君) ただいまから地方・消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十三日、安井美沙子君が委員を辞任され、その補欠として西村まさみ君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案及び地域再生法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府地方創生推進室長内田要君外二十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(西田昌司君) ただいまから地方・消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、松田公太君及び平野達男君が委員を辞任され、その補欠として山口和之君及び荒井広幸君が選任されました。
また、本日、大門実紀史君が委員を辞任され、その補欠として紙智子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案及び地域再生法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府地方創生推進室長内田要君……
○委員長(西田昌司君) ただいまから地方・消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六月十八日までに、荒井広幸君、山口和之君、紙智子君及び酒井庸行君が委員を辞任され、その補欠として平野達男君、松田公太君、大門実紀史君及び森屋宏君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
地方の活性化及び消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。 私は今日は、JAL問題、それから新幹線の問題、そしてアベノミクスの検証ということで質問させていただきたいと思います。 まずJAL問題なんですけれども、これは、何度も私、野党時代からずっと追及してきた問題であります。この問題は、JAL再生という名前で、今、日本航空はすばらしい会社になっていますけれども、私は、このJAL再生が成功したことは間違いないですけれども、ここには大切な視点が抜けていたと思っています。それは、事業再生という、事業再生屋さんの観点からすると立派な再生であったんだろうけれども、これには公的資金が投入されているわけです。公的な企業……
○西田昌司君 自民党の西田昌司でございます。 四人の参考人の皆さん方、今日は本当に貴重なお話をお話しいただきまして、ありがとうございました。 特に金参考人、崔参考人のお話は非常に身につまされる思いがしまして、本当に私自身も、朝鮮学校は私の京都の本当に事務所の近所でしたから非常に残念に思っていたわけですけれども、今更ながらにひどい事案だったなということを感じているわけなんです。その一方で、今、浅野参考人それからギブンズ参考人からおっしゃられましたように、今回のこの法案の中にある、そのまま適用すると様々な問題が生まれてくるということも事実だろうと思うんですね。 実は、この委員会が始まります前……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 今日は、先日、我が委員会で川崎の桜本地区に、このヘイトスピーチの実態について地域の方々のお話を聞き、それを受けての対政府質問ということになったわけでございます。 そこで、まず冒頭、今回、桜本地区に行きましたのも、先日、有田筆頭理事の方からも御指摘ありましたけれども、過日、この川崎でいわゆるヘイトスピーチが行われたと。その現場において、ヘイトスピーチをしている側の人間が、それについて抗議をしていた市民に対してですね、暴力事件が起きたという事件があったわけでございます。 その際、その容疑者は一応逮捕されたようでありますけれども、過日の話を聞いておりま……
○西田昌司君 仁比委員の質問にお答えさせていただきます。 まず、この法律は、理念法という形で、禁止という形を取っておりません。その一番大きなのは、要するに、憲法上の表現の自由の保障をしっかりしなければならない、これは、やっぱりどうしてもこれは一番守らなければならない、そういう価値であるということを考えた結果、我々がこういう前文において本邦外出身者に対する不当な差別的言動は許されないということを宣言をし、更なる人権教育と人権啓発などを通じて国民に周知を図り、その理解と協力を得つつ不当な差別的言動の解消に向けた取組を推進するものであります。 表現内容を規制するのは、先ほども言いましたけれども、……
○西田昌司君 我々が挙げましたのは一つの例示でありまして、それ以外も、「など、」という言葉にありますように、その周辺のいろんな、著しく侮蔑するなど、様々なことがその中に入ってくると思います。例示のこの中に外れているからといってヘイトスピーチを我々は認めるものでもありませんし、またその以外のところのことを我々は認めるものでもないと。 ですから、要はこれ理念法でありますから、具体的なこういう例示を挙げまして、こういうことに関連するようないわゆるヘイトスピーチはやるべきでないということを宣言して、そして国民と一緒にそういう差別のない社会をつくっていこうということを目指すものであります。御理解いただ……
○西田昌司君 この法案は、先ほどから説明してまいりましたように、いわゆる地域社会に適法に居住する本邦外出身者に対する不当な差別扇動でありまして、米軍の反対運動、基地反対運動とは、全く立法事実としてそういうことは想定しておりません。そして、かつ、一概にどういうことを彼らが言っているのか分かりませんけれども、いわゆる米軍の反対運動というのは、これは政治的な発言であり政治的な運動でありますから、そういうことをこの法律をもって、元々禁止規定はありませんけれども、そのことをやめようとかいうことを言っているものでは当然ございません。
【次の発言】 先ほどもお答えしましたけれども、そもそもヘイトスピーチを抑……
○西田昌司君 両先生、どうもありがとうございました。 まず、私、青木先生に質問させていただきたいと思います。 今お話しいただきまして、要するに、今、デフレの一番の原因が需要不足であると、ですから需要をどうやって創造していくかと、単に財政、要するに金融緩和だけではお金は出ても需要に直接結び付かないんで、プラス財政出動が大事だと、そういう趣旨だったと思うんですね。 そこでお聞きするのは、今アベノミクスで三本の矢と言われているんですね。金融緩和して、それから財政出動して、それから民間投資でしょうか、やっていくということなんですが、ある種、先生の意見と似ているとも思うんですけれども、違うとも言え……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 今日は、宍戸先生、また藻谷先生、ありがとうございました。 それで、今お二人の先生のお話聞いていまして、藻谷先生もおっしゃいましたけれども、同じようなことをおっしゃっているようなところもあったと思うんですね。そこで、結局は、里山資本主義の話までは藻谷先生行かれなかったんですが、ここに書いてあることも含めて、要は国内で、地産地消ということも含めまして、お金も資本も、エネルギーも含めて、どうやって循環させていくかと。内需を増やしていくというのが大事なことだということだと思うんですね。 そこで、両先生にお伺いするんですけれども、内需拡大するためにいわゆる……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。両先生、ありがとうございました。 それでは、簡潔に質問しますが、まず藤井先生ですね。 今、これから必要なのは、内需を増やしていくと、そのためには政府の財政出動だと。特に先生は公共投資事業の有効性を唱えられておられるんですけれども、ただ、今、公共事業、補正予算が減ったということもありますけれども、どうもこの十数年、二十年近くですね、いわゆる政府の国土開発計画など長期的なそういう公共事業に対する指針がなくなってしまって、災害が起きるたびにぽそっぽそっとやります、景気が悪くなったらぽっと出しますという形なんですよね。 しかし、これではインフラ整備ができな……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 三人の先生方、ありがとうございました。 それで、ちょっといろいろ、今日は三人ですので質問がしにくいんですけれども、まず小幡先生に御質問しますが、先生のお話の中で、ちょっとこれ説明なかったと思うんですけど、七ページに、要するに、日本経済の真の問題、政策の誤りというところで、金融政策、実質的な財政ファイナンスであることが明確化、ただ国債の暴落はないというふうに書いておられるんですけれども、この国債の暴落はないというのはどういうことでおっしゃっているのかということですね。私もないと思っているんですけど、ちょっとそこの説明を聞きたいと思っています。 それ……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。両先生、ありがとうございました。 まず、林先生にお伺いしますが、今の質問の続きなんですけれども、要は、東京一極集中やめて地方にそれぞれ活性化が、出るようにやっていこうと、それを地方分権というふうに先生はおっしゃっているんですが、そういう言葉で今まで実はやってきまして、結局一番大きな東京にお金が回る仕組みになっているんですよね。ですから、ちょっと地方分権じゃないと思うんですね。 むしろ、東京一極集中、どう排除するかという話を前面に出しますと、地方分権というのは、やっぱり国が東京の権限を財源も含めて取って、吸い上げて、分散してやっていくということだと思う……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 参考人のお二人の方、本当にありがとうございます。また、アベノミクスを評価していただきまして、ありがとうございました。 それで、まず最初に、佐々木参考人にお伺いしますが、お話の中で法人税減税の話をお触れになっていたんです。その一方で、プライマリーバランスが、今税収が上振れしたとはいうものの、現実にはなかなか二〇二〇年で達成するのは難しいということもお話しになっておられたんですね。 そうしますと、まず一つは、私たちが一番ちょっと疑問なのは、法人税減税してそもそも経済成長するのか、GDPが伸びるのかと。つまり、この何年間の間、減税は、実は法人税はどんど……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 私は、デフレ脱却それから財政再建、いろんな参考人の方々の意見を聞いてまいりまして、やっぱり基本的にはこの二十年近く総需要不足、その結果としてデフレになってきたと。そして、デフレになったがゆえにGDPも下がって、税収も落ちてくる。その結果、財政的にも悪くなる。そして、財政が悪くなると、ますます財政出動を小さくして小さな政府にすると、ますますこの需要が小さくなって、またまたGDPが下がる、デフレになってくるということの繰り返しだったと思うんです。 今、安倍内閣の下で、総需要を増やすように、いわゆる第一の矢で金融緩和をして、それから財政出動をして実際の需……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 三人の先生方、どうもありがとうございました。十分しかないので余り質問できないんですが、私の意見も含めてちょっとさせていただきます。 といいますのは、元々このデフレ調査会つくったときの、私、自民党の筆頭理事でありまして、このデフレ調査会つくった目的といいますのは、これはそれぞれ委員によって違うんでしょうけれども、少なくとも私とか民主党の方も含め共通の認識は、やっぱりこの二十年間かなり、バブルが終わった後、新自由主義に行き過ぎたんじゃないのかと。余りにも自由に民間の力で、官から民へという形で、政府の予算も小さくしたし、減税もした。そして、その結果何が起……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 三人の先生方、ありがとうございました。 それで、まず井手先生にお伺いしますが、お話しになったこと、ほぼ私も賛成でして、取って使えと、税と予算の所得再配分機能をもっとやるべきだと、そうすると全体の貧困もなくなるし、経済も安定してきて財政も良くなると、こういうことだと思うんですね。そのとおりだと思うんですが、そのときに、ですから、消費税を上げていくという話もあるんですけれども、私は、そういう再配分ということを考えると、もう少し累進の税率、所得の方ですよね、法人税も含めてやるべきだと思うんですけれども、先生の考えておられるその負担率を上げる場合は、どうい……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 私は、まず、デフレの原因、これは、バブルが終わった後、各企業、バランスシート改善のために投資じゃなくて借入れをどんどん減らしていったと。そこから、当然、需要が少なくなりますから経済は悪くなるんですが、同時に、この時代からグローバル化が一挙に進んで、企業は国内よりも海外で投資を行う、雇用と所得が海外に移転する、その結果、国内の内需がどんどんどんどん減ってくるという、そういう構造が、今も続いていますが、あったと思います。 そして、こうした時期には、むしろ政府が、民間需要が海外に行っていますから、政府の方が主導的に雇用をつくったり、また雇用をつくり出すイ……
○西田昌司君 自民党の西田昌司です。どうも、先生方、ありがとうございました。 それで、大沢先生と神野先生にお伺いします。 お二人とも、要は負担率、日本の国民負担率がかなり低い、もう少し累進的負担をすべきだということだと思うんですが、私も全く賛成でして、この間、要するに無駄をなくすという話がさっき出まして、無駄の定義がないままに、ある種、減税路線ですよね、どちらかといいますと。その裏にありますのは、公的部門から民間部門にお金を移していった方がより効率的な社会ができて、結局それが経済成長をもたらして良くなるだろうと、そういう前提があったと思うんですね。 ところが、現実には違ったということで、……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 今日は三人の先生方、ありがとうございました。 それで、先生方三人とも、財政再建のためには負担は上げなきゃならないし、支出はもうちょっと考えろということだと思うんですけれども、それはそうなんです。片一方で、やっぱり経済そのものがデフレ化しているから、これをどうするかというのも大きな問題だと思うんです。 そこでお聞きしたいのは、要するに私は、この二十年というか三十年間かなり政策が間違っていて、元々消費税を入れたときは、こういう事態になることが分かっていますから負担を上げるつもりでやったはずだったのに、増減税一体という形でやってしまいましたね。その後、……
○西田昌司君 自民党の西田でございます。 私、デフレ調査会ができたときの筆頭理事をやっていまして、そのときも会長が鴻池会長でありますが、そのとき理事でおられたのは辰巳先生と今私だけなんですけれども、そのときにこの調査会ができた趣旨をいろいろ与野党で言っていたんです。 それは何かというと、要は当時、民主党政権から自民党政権に戻ってきたわけでございます。あのデフレ脱却が一番大きな問題であったんですね。そのデフレの原因が何かというと、これは民主党政権であのときありましたけど、民主党政権のことを責めているわけじゃなくて、元々自民党政権のときからその種をまいてきたと、それが民主党政権で大きく開いて大……
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