庄司一郎 衆議院議員
23期国会発言一覧

庄司一郎[衆]在籍期 : |23期|-24期-26期
庄司一郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは庄司一郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

庄司一郎[衆]本会議発言(全期間)
|23期|-24期-26期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第15号(1947/07/10、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 私は、昨九日に現内閣が本院に御提案になりました、刑法の一部改正に関する法律案の、そのうちの最も重要なる一点に関しまして、所感の一端を開陳申し上げ、大方先輩、同僚各位の御批判を仰ぎ、もし私のこれから述ぶるであろうところの意見において、公正妥当なる御批判を仰ぐことができ得ましたならば、内閣提案の原案について、司法常任委員会及び本会議等において、適正なるところの是正改善をされんことをお願い申上げたいと思うのであります。  内閣提出案の刑法一部改正の中の第三十四條の二――御参考のために一應朗読さしていただきます。刑法第一篇、第六章中、第三十四條の二項として、「第三十四條ノ二 刑ノ執行ヲ終……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第74号(1948/06/30、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 諸君、私は議長のお許しをいただきまして、議事進行に関し、議長を通して政府の所見を質していただきたい。また、ただいま本院の予算委員会に付託されております昭和二十三年度一般会計並びに特別会計予算に関し、滑らかに、また速やかに審議の目的を達成する意味において、議長よりそれぞれ適切なるところの措置をとつていただきたいということで、議事進行を円滿ならしめる意味において、簡單な発言のお許しをいただいたのでございます。  昭和二十三年度一般会計並びに特別会計予算は、何がゆえに今日までその審議が遲々として遲れているか。これが遲れているところの原因の根本的なる問題は、各政党政派の諸君が御承知のごと……

庄司一郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

庄司一郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第35号(1947/11/12、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨をきわめて簡單に申し上げます。賞請願は宮城縣刈田郡白石町から、山形縣南村山郡上ノ山町までここは山形縣も宮城縣側も主要縣道となつておりまして、道路はほとんど國道と同様の程度のりつぱなものであります。この白石と山ノ上町のことを、特に地方では白石地方と言つております。この白石と上ノ山間に省營のバスを運營していただきたいというのが、この請願の結論のお願いでございます。本請願は、本請願とまつたく同一の趣旨の請願が昭和十二年以降、私の記憶に誤りがなければ兩三囘ほど、今まで請願委員會において御採擇を願つておるのであります。地方では非常に熱心に、兩縣の關係町村長二十五、六名が連署連名……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第40号(1947/12/03、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨はきわめて簡單でございまして、東北六縣亞炭生産地においてすでに採掘を終つて小運搬により東北本線あるいは奥羽本線その他の支線等の各驛に、現在滯貨をしておりまする亞炭が約十四萬五千トンと調査されております。これは本年の八月の末の東北六縣の亞炭連合會本部の調査でございます。その後九月には奥羽の水害その他災害等もあり、さらに數萬トンの滯貨がプラスされたと思うのであります。石炭の事情の悪い今日、關東特に都内における石炭の不足を補うため、小くとも四千カロリー以上の優良なる亞炭をもつて補充しているところの各中小工場等においては、亞炭の都内に配達されることを非常に要望しておるのであり……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第41号(1947/12/04、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題と相なりました一戸、岩泉間國營バス運輸開始の請願、岩手縣二戸郡一戸町より同縣下閉伊郡岩泉町に至る路線は、關係町村民の文化の向上、あるいは經濟的發展、特に同地方の林・鑛産物その他多大の資源開發に關係がある。しかるにその交通機關はまことに遺憾の點が多い。ついては該区間に國營バスの運輸を開始するとともに、一戸町にその運營に要する各種の施設をされたいというのであります。  なお次の荒谷前驛を一般驛に變更の請願、本請願は岩手縣上閉伊郡鱒澤村長ほか一名の請願でございまして、本請願の要旨は、岩手縣上閉伊郡鱒澤村字荒谷前驛は、釜石西線の單なる一停車場として、普通の乘降客の取扱いをして……

第1回国会 議院運営委員会 第16号(1947/08/21、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 委員外の発言でございますがよろしゆうございますか。
【次の発言】 それでは委員長の特別なお許しをいただきまして、議会の運営に関し、重大な問題でございますので、請願の運営並びに処理促進に関することを陳情したいと思います。 本日の公報ですでにごらんでございましようが、本年の五月当初よりの國民の請願は約五百通に及んでおります。その中には六・三・三関係の重複しているのも若干ございますが、この五百という請願書がいかに処理されているかということは今朝の公報で明らかであります。國土関係の常任委員会においてその審議を了し、あるいは採択と決定したものがわずかに五、六件でございます。そこであと期間も……

第1回国会 厚生委員会 第24号(1947/10/23、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は宮城縣栗原郡築館町議會議長より提案されました請願でございまして、この請願の趣旨は先年當町が日本醫療團竝びに宮城縣の衞生部長等より御歡誘を受けまして、築館町はむろんのこと、栗原郡というのは二十九箇町村の大郡でございます。ここに病院というものの施設が全然ないのでありまして、そういう關係上、醫療團竝びに宮城縣の衞生部長の慫慂により、日本醫療團法に準じて病院を開設していただきたいということでしたが、しかし醫療團が御破算になるというような情勢のもとに、この病院の建築が中途半端に陷つたような次第であります。その後宮城縣當局と築館町長の間にいろいろ折衝が行われました。結局最近においては……

第1回国会 厚生委員会 第36号(1947/12/03、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題と相なりました國民健康保險組合に關する請願は、宮城縣の市町村の公共團體、竝びに關係市町村の組合理事長の總代の諸君が提案をされた請願でございます。この請願の趣旨は、現下ひとり宮城縣のみならず、全國一萬二千餘の市町村の國民健康保險組合單位組合、竝びに府縣の連合會等に對して、政府、なかんずく厚生省は、もつと強力なる手をもつて、積極的な指導と援助と財政上の補助、助成を願いたいというのが、請願の結論でございます。厚生省は特に戰時中において、全國の各市町村等に對し、都道府縣知事を通して、強力に國民健康保險組合の創設を強要されたのであります。當時この組合の創立について、町村によつて……

第1回国会 厚生委員会 第37号(1947/12/05、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 日程第二の請願は、妊産婦に砂糖を特に配給してほしいというのでありまして、この請願は、宮城懸柴田郡大河原町の婦人協議會より提出された請願でございまして、この婦人協議會は、さきには、新憲法下において男女同權平等の趣旨に即應しておバコも婦人に配給せよという請願を出し、その次には縫絲の配給の増額を請願し、今囘はただいま議題になつておりまする砂糖を妊産婦に特配してほしいという請願をしておりますが、近來外國より砂糖の輸入も近いようでございますから、一般の國民にももとより多少にかかわらずお砂糖の配給はあると思いますが、特に妊産婦の場合は、妊娠の苦悩、あるいは産みの苦しみ、そうして赤ん坊を育つて……

第1回国会 国土計画委員会 第16号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 蔵王山を国立公園に政府のご指定を願いたいという本請願は、今回の請願團體は、蔵王国立公園期成同盟會会長前河北新報社長一力次郎君ほか關系町村長多数の連署連名の上において提出をされました。ご参考に申し上げてご了解をおただきたいことは、宮城県側よりと、山形県側よりと、こもごも蔵王山を、現在県立公園に編入されておりますが、これを竿頭一歩を進めて、厚生省の御配慮のもとに、りつぱな観光地帯として国立公園に御編入を願いたいという請願は、本員の知る限りにおいては、過去十箇年間においてちようど四回提出されました。いずれも前の請願委員會において、満場一致のご採択を願つてまいつたような次第であります。今……

第1回国会 国土計画委員会 第17号(1947/10/14、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は宮城縣柴田郡富岡村村長、同郡川崎村村長ほか三百七十五名の連署連名によるところの請願でございます。宮城縣柴田郡川崎村及び富岡村の二村を挟んでその中央を流れる北川という小さな川と前川というささやかな小川がございます。この二つの川が約三里の下流において合流をして名取川となりまして、太平洋の閖上港というところに注ぎます。ところが昭和十九年の太平洋戰争の最中においてこの川崎村と川崎村のうち小野及び小澤という大きな二つの部落、富岡村のうち小澤という部落、この二村三部落の農民の所有いたしております田畑、川崎村においては約二百二十三町歩、富岡村においては約四十町歩、戸數においては川崎村關……

第1回国会 国土計画委員会 第21号(1947/11/04、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本日の日程にお許しをいただいてたいへんありがとうございます。委員會に深く敬意を表する次第であります。本請願は過般すでに本委員會において第一囘の請願は一應御審議をいただいた案件でございまして、ただいまの議題に相なりました九四六號の請願は、同趣旨の請願の第二囘目の請願でございます。  宮城縣の縣内を流るる阿武隈川は、福島縣より宮城縣下にはいりまして、亘理郡荒濱町より太平洋に注ぐ約十八里の流程でございますが、この十八里のうち、約その半分に該當する九里ほどの間、亘理郡の荒濱町より伊具郡の丸森町までの間を改修して欲しいということが、關係町村約二十四箇町村の多年の請願でありますが、この請願を……

第1回国会 国土計画委員会 第24号(1947/11/14、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨は、宮城縣の日本三景の一つであるところに推奨されてまいりました松島海岸一帶より、松島の沖合にあります金華山という霊山、竝びに旭山、牡鹿半島一帶より本吉海岸一帶に至る地域を包含いたしまして、速やかに國立公園としての御指定を受けたいという請願の趣旨であり、要點でございます。松島はいまさら改めて喋々申し上げるまでもなく、古來國内においては最も有名な風光佳絶の場所でございます。古來幾多の文人墨客の紀行文あいるは詩歌、俳句等によつて著名な地域であるだけでなく、歐米における文豪、詩人等の來朝の際は、必ず松島を訪問されて、その明媚なる風光を觀光されているのであります。數年前にも、イ……

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願の要旨は、内務省の直營の宮城縣名取川改修工事の一部に釜房ダム築造豫定地として柴田郡川崎富岡の兩村にわたり、一部の用地が買収されてから五ヶ年を經過しているが、同地域は穀倉地帶として最大重要地域で、同工事が施行されれば、農民はとうてい他耕地を求めることができない。ついては該工事計畫を再檢討されたいというのである。何とぞよろしくお願いいたします。

第1回国会 財政及び金融委員会 第21号(1947/09/25、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は、前の第九十九議會の衆議院の請願特別委員會においても御採擇をいただいた案件でございます。すなわち本請願は宮城縣柴田郡船岡町長、宮城縣柴田郡大河原町長、宮城縣伊具郡北郷村長、これら三箇町村長の名によつて、おのおの町村會の協議の決議の上において提出されております。  請願の内容を簡單に申し上げるならば、昭和十三年宮城縣柴田郡船岡町に第一海軍火藥厰が設置せられ、當時地元船岡町は大部分の耕地及び山林を敷地をして買收されました。さらに隣接の柴田郡大河原町及び伊具郡北郷村においても、同樣多大なる田地、田畑、山林、平野等が買收されたのであります。しかもその買收されたる當時の價格は、憲兵……

第1回国会 財政及び金融委員会 第36号(1947/11/18、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題に供していただきました本請願の趣旨はきわめて簡單でございまして、その要點を申し上ぐるならば、本年の七月の政令によつて、全國百三十七萬戸數の料理店竝びに飲食店の業者等にわたつて、本年の年末まで料飲業の營業をストツプ命令をくだしたのであります。この結果、これらの業者の家族竝びに從業員の總敷が、約六百萬人であると業者は述べておるのでありますが、このストツプ令を受けました直後において、中には多少他の業に轉業したものもございますけれども、大部分は、この政令通り明年の一月の元日より再許可になるものという、待機態勢の状態におるのであります。しかるに税金の方は所得税において、あるいは……

第1回国会 財政及び金融委員会 第50号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題と相なりました仙臺市に東北證券取引所を設置されたき旨の請願でございますが、きわめて簡單に要項を申し上げるならば、證券の民主化運動に即應して、東北六縣のあらゆる農漁山村の殖産工業の勃興とともに、また今後新たに新設される諸會社はもとより、即設の會社にして分離獨立する傾向にある會社等においても、その證券、その株式が、東北六縣農漁山村にあまねく普遍化し、普及化する、證券の社會化、證券の民主化の上から、また半面においては、多年國策としておつた東北振興の確立の面からも、何とか證券取引所を仙臺市に設置し、大にしては東北の振興、また株式、證券等の徹底的な民主化を促進するために役立てら……

第1回国会 司法委員会 第55号(1947/11/12、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願のお願いの次第は、二點より相なつております。第一點は、過般本司法委員會において御決定をいただき、特に委員會では愼重審議のもとに、政府原案を一部修正されました。罰金刑關係のものは五年でございます。それから重刑のものは原案通り判決後の滿十年後において裁判言渡しの效力を失わしめて、いわゆる前科者の前科を抹消してくださるところのまことにありがたい、原案よりもよりよい修正をいただき、前科者に對する將來の保護更生のために、本院において可決確定され、すでに先月の二十六日でありましたか、改正刑法が施行せられたのであります。私はほんとうに心の底より感謝にたえません。實はこの請願は本年の七月二……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第41号(1947/11/26、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 委員外の庄司に對し、ただいま本委員會において議題となつておる地方税法關係に關連して、發言のお許しをいただいたことはまことに感謝に堪えません。この際内務當局にお伺い申し上げたいのは、地方府縣あるいは町村等の關係における地方税源がきわめて枯渇しておる。また擔税力が思うような状態になつておりませんことは、府縣及び市町村を指導されておる内務當局のよく御承知のことであります。しかるに御承知の通り、現政府は本年七月五日に全國の料理飲食店に對し、暫定的に本年末までの期間を畫されて、政令をもつて營業のストツプ令をくだされたのであります。この結果として、府縣竝びに市町村等においては、三月末にそれゞ……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第7号(1947/09/18、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 最初運輸省當局に簡單な質問をしてみたいと思います。先ほどの本會議において運輸大臣から、今囘の水害による鐵道の各地における列車運轉ストツプ問題について相當まとまつた御報告があられるものと期待しておつたのであります。しかるに運輸大臣におかれては、議長の報告によれば、まだ御報告する程度にまとまつていない。あるいは間に合わないという言葉で議長は表現されたのでありますが、今朝の新聞等では、東北線は當分見込みがつかない。あるいは常磐線は土浦まではよいが、それから仙臺方面までは當分見透しがつかぬ。あるいは上越線はこんな状態であるとかいう報道が今朝の新聞にありました。しかるに運輸大臣において……

第1回国会 通信委員会 第11号(1947/09/16、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本委員會の會議に付託せる請願、日程第一、船越郵便局に集配事務開始の請願、本請願は宮城縣桃生郡雄勝町町長岩澤市四郎及び同町町會議會議長阿部幸治郎、兩氏によつて本請願が本國會に提出されたのであります。その内容はきわめて簡単でありまして、宮城縣桃生郡雄勝町は大字が十二、小字が二十四の部落をなしており、その面積は東西四十二キロ、南北十キロ、その總面積は百二十平方キロ餘りであります。戸數が一千六百六十八戸、人口は一萬一千餘になつておとます。現在この雄勝町に郵便局が二つございます。一つは小學校。初級中學校、町役場等のございます同郡雄勝町大字雄勝に集配の特定郵便局がございます。そこで請願の趣旨……

第1回国会 通信委員会 第12号(1947/09/23、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は過般第一囘の請願を本委員會に出して、その紹介議員としてのお務めを果したのでありますが、その後たまたま第七、第八の日程になつておりまするただいま委員長より議題に供された請願二件、それに十一件と二件、上計十五件にわたる請願が、不肖私のところへ紹介議員になつてもらいたいといつて依頼してまいりました。昨日の本委員會においては、特定郵便局全國總代各位より委曲を盡して詳細なる陳述があり、また委員各位からは御熱心なる質問がありまして、委員長ほか委員各位におかれましては、大きな收穫があつたものと思うのであります。またその前には本委員會はきわめて公正なる態度をもつて、私の紹介と對蹠的である……

第1回国会 通信委員会 第21号(1947/11/20、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は本國會において、すでに前後二囘、まつたく内容において同一趣旨の請願を紹介議員として申し上げたのでございます。ただいま議題としていただきました第一一〇一號請願は愛媛縣喜多郡大瀬村村長城戸好君ほか七十三名、その大部分は町村會議員あるいは小學校長、初級中學校長、地方の重立つた公職、名譽職についておられる七十三名の連名の請願であります。私が申し上げた通り本請願の趣旨は、七十年という長い歴史あり、制度化しております地方町村の小さな特定郵便局、昔の三等郵便局と言われた特定郵便局には、多くの地方的な利益もあり、その運營の面においては伸縮性あり、彈力性あり、かような局長諸君が地方において……

第1回国会 電気委員会 第12号(1947/10/08、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は宮城縣伊具郡角田町に事務所が所在しております内川尾袋川普通水利組合管理者より、組合の總代會を開催して總代會における滿場一致の決議のものに、本年六月三十日に第一囘國會に請願第一號として提出をされ、ただいま議題としていただきました案件でございます。簡單に請願の趣旨を申し上げます。なおこの請願の大樣を申し上げる前に了解を願いたいことは、この請願の直接の關係は宮城縣伊具郡角田町ほか數箇町村の地域内における内川尾袋川普通水利組合關係地域の請願のようでございまするけれども、直接にはその通りでございまするけれども、ただちに全國の電動力を使用していわゆる農村電化をやつておる、用水において……

第1回国会 電気委員会 第16号(1947/11/12、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題に提出していただきました請願の趣旨をきわめて簡單に御説明申し上げます。  全國の夜間學校、上は大學より專門學校、中等學校等に至るまで、全國數千の夜間の學校教授にとりまして、最も大切な生命線とも申すべきものは電燈照明の力でございます。これは夜間學校の施設の上において絶對不可缺の原動力でございますことは御承知の通りでございます。しかるに最近電力資源の枯渇のためかどうかわかりませんけれども、前述のごとくいわゆる計畫停電なるものが都道府縣各市町村等にまで行われまして、その結果というものは、ただいま申し上げた大學、專門、中等學校等の夜間部におけ授業を圓滑にすることが不可能な状態……

第1回国会 予算委員会 第3号(1947/08/12、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 ただいま本委員會に附託されたる補正第一號案を審議する上の參考のために米窪國務大臣に伺いたいのは、勞働省は何月何日から公式に發足される御準備、あるいは御用意であるかということを、ただいま議題となつておる本案の運營の參考として、あなたのほんとうにお考えになつておる勞働省の發足日をお伺いしたいと思います。

第1回国会 予算委員会 第4号(1947/08/13、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 野坂さんのただいままでの御質問、また今後どういうように、御論法が進展するかわかりませんが、明日安本長官あるいは大藏大臣、その他關係の主管大臣等、御必要あられれば、野坂さんにおかれて、あらかじめ委員長にお申込をなされて、委員長はまた努めて大藏、安本その他の關係大臣を御招致くださいまして、野坂さんその他これに關連しての質問者があられた場合は、十分なる討議を明日において展開されんことを希望いたします。
【次の発言】 しからば米窪さんにごく簡單な質問を一點だけ申します。勞働省の設置は勤勞者、勞働者諸君の福祉の増進にあることは、大臣が御説明なされた通りであります。そこで勞働者諸君、勤勞……

第1回国会 予算委員会 第10号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 議事の進行上必要に迫られ、かつ全國の都道府縣市町村長等が、分與税、分與金の交付を受ける必要上、追加予算等に多大なる關心をもつて、速やかに追加豫算の本國會において、特に本委員會においての決定を待望しておるのであります。いろいろ政府にも御事情がございましようけれども、全國一萬二千の市町村長は、市町村公務員に對する俸給の支拂も能わず、最近における都道府縣の府縣會等において、あるいは二千萬圓、あるいは五千萬圓の町村の起債の保證を決議をして、それぞれ市町村の、特に市町村吏員に對する俸給支拂に對する起債の保證等をやつておる。まことに古今未曽有の、わが國空前の町村財政のパニツクの時代が到來……

第1回国会 予算委員会 第14号(1947/11/04、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 大藏大臣の財政演説は、本會議において述べらるるところの内容と、本委員會の冒頭において述べらるるものとは、恆例によればその内容はまつたく大同小異であると思うのであります。要するに同じことを繰返すに過ぎないのであります。ゆえに時間を省略し、積極的には本委員會の審議の能率を高めるために、大藏大臣の本委員會における劈頭の演説は省略することを本委員會は承認し、但し大藏大臣の述べられるであろうところの演説の成案は、これをプリントとして、われわれ委員一同になるべく速やかにこれを配付する。その代り官報速記録、本委員會の速記録等には、その印刷をもつて演説を述べられたことに了承いたしまして、印刷……

第1回国会 予算委員会 第20号(1947/11/13、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 司法大臣に對する私の質問の要點は二、三點でございますが、第一點は司法大臣の行刑對策いかんということが一つ、第二は監獄法の改正を新憲法實施下において速やかにこれを制定すべし。この論理の上より監獄法改正の準備をされてはいかんということをお尋ねしたい。第三は戰時中に縮小された司法保護局を保護課という矮小な一課に縮小されたのを、不幸にして犯罪者、特に青少年の犯罪激増の折柄において、保護課を保護局に擴大強化する意思なきや。かような三點について伺いたいのであります。昨日われわれの報告の中にプレゼントされた「過剩拘禁と治安の危機について」司法省行政監察委員會委員長佐竹晴記君の名によるパンフ……

第1回国会 予算委員会 第23号(1947/11/19、23期、日本自由党)

○庄司委員 議事進行について、ちよつと大藏大臣にお伺いいたします。間もなく補正第九號が提案されるような噂を聞いておりますが、それは、われわれが豫算を審議し、その能率をあげる上において、心構えとしてぜひ必要であると思うのであります。それは大體何日に御提案になる豫定であるか。それから、それには、ただいま委員長からの御話もあられた六・三制關係の殘餘の七億圓、及び水害對策費が目下使ひ果して、二億何千萬圓程度しかないということを聞いておりますが、そういうものは盛るのであるか盛らぬのであるか。ぜひとも、われわれの審議が眞の民主的の線において詳細なる檢討を進める意味において、お差支えがなければ、この次の補正……

第1回国会 予算委員会 第24号(1947/11/21、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 ただいま本追加豫算に關する修正業を提出せるも少數否決となりしがため、日本自由黨所屬議員西村久之君ほか日本自由黨所屬全議員一同においては、本會議に少數意見を提出し、その説明を要望する。右委員長まで念のためお屆けおくものなり。かようなことを願つておきます。

第1回国会 予算委員会 第29号(1947/12/06、23期、日本自由党)

○庄司委員 ただいま委員長が政府に確められたことに關連して、緊急な問題の一問だけ政府の意圖を確めておきたいと思います。今日は豫算委員會が午前中において、多少われわれ委員會以外のことにおいてトラブルがありまして、開會が午後に延びた件の内容を詳細ただいま申し上げる時間はございませんけれども、この第一囘國會のほとんど末期に、たくさんの法律案あるいは補正第一號より十一號まで、にわかに出された關係の點は、これは政府特に大藏省關係の責任問題であると思いますが、この國會に働いておられる速記者あるいは特に職員の側において、夜間遲くまで定時退廳ところの騒ぎじやない。場合によつては夜中まで働いておる委員部の職員、……

第1回国会 予算委員会 第30号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 簡單に一、二のお尋ねをして、最後に希望を申し述べておきたいと思います。ただいま議題と相なつておりまする補正第十一號、これは大體政府御提案が公正妥當な、餘儀ないところの御提案であることは字句において納得がいくのであります。ただこの歳出の面において、一昨日大藏當局に申し上げましたように、わが國會は憲法の上において御承知のごとく國家最高の政治機關である。この國會に職を奉じておる國會職員の諸君、特に議會の日程のいかんによつては、場合により午後の十二時近くまで、長い間健鬪されておる速記士の諸君、あるいは議會の運營上なくてならない委員部の諸君、あるいは衛視の諸君、その他庶務關係の諸君等々……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号(1948/04/30、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 発言の御許しをいただきまして、この際動議として提案したいことがございます。それを本委員会の委員長よりお諮りを願つて御善処願いたいと思います。その動議の趣旨は、われわれの委員会も、全國会も、全國民も、待望してやみませんソ連関係におられますわれわれの同胞が、ようやく近く釈放され解放されて、祖國に帰る方々が毎月五万ないし七万人をわれわれが待望しておるのでございますが、その第一回がきわめて近き將來において帰國さるるのでございます。この際この時にあたつて、直接の受入態勢地でございまする北海道函館及び舞鶴の二つの港にぜひ本委員会より若干名ずつの特派員を御派遣を願つて、受入態勢の整備、ある……

第2回国会 財政及び金融委員会 第32号(1948/06/03、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨のあるところをきわめて簡單に御紹介申し上げます。本請願はさきに第一回國会において、東北証券取引所設置に関する請願といたしまして、昨年十二月一日、参議院商業委員会並びに本会議において、高橋啓議員の紹介により、また同年十二月八日衆議院財政金融委員会並びに本会議において、庄司一郎議員の紹介により請願、御採択に相なりましたのでございます。仙台市地方関係者一同は、はるかに感謝と敬意を表している次第であります。この上はすでに証券法も御制定に相なられた今日において、願わくは東北の産業、経済、文化、交通の中心地たる仙台市に、証券取引所の御設置をなるべく速やかに実現していただきたい。し……

第2回国会 司法委員会 第47号(1948/07/01、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨を申しのべる前に、まずこの請願を提出した人の久柄を簡單に説明申し上げます。請願者は加納榮藏君と言い、その人と為りは、宮城刑務所の嘱託として、また活版印刷工場の委託業として、多年刑務所に出入勤務のほか、大河原区裁判所管内の司法保護会常任幹事として、釈放者を指導誘掖されつつある人、昨年末は、藁工品の利益二万円を保護事業に寄附した廉により、鈴木司法大臣より表彰されたほどの人格者であります。  ただいま議題となりました恩赦に関する請願の内容は、恩赦法によつて恩赦の恩典を受け得ぬものがある。すなわち兇悪犯罪者、尊属殺、強窃盜、放火等の罪質の受刑者は、大赦恩赦が何回あつても、一度……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第52号(1948/07/04、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願は第一回國会、昨年の十二月九日において請願御採択をいただいた内容でございまして、東北六縣の料飲連合組合の会長松尾啓三氏より提案されております。請願の内容は前回において申し上げた通りでございます。昨年の七月全國一斉に政令をもつて料飲業の営業のストツプを受けましたがために、東北六縣だけで約十七万戸の料理店並びに飲食業者がその生活に困つて、子弟たちの教育費にも困難をしておる。ゆえに速やかに料飲業再開の御許可をいただきたい、かような趣旨でございます。私は紹介議員として頼まれたから、ただ紹介するというだけではない。私の親類、縁者の中にもかような営業者が二、三軒ございますが、夫は未だソ……

第2回国会 農林委員会 第9号(1948/05/26、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願は宮城縣亘理郡並びに名取郡関係町村長二十五名より提出をされた請願でございます。  内容の趣旨は阿武隈川両沿岸における亘理、名取両郡地帶の耕土は、古より阿武隈耕土と称され、約二万町歩の耕地を保有しております。敗戰後において一段と政府の食糧一割増産運動に相呼應して、あくまでも関係町村区域内における農村の農家諸君は、奪い起ち上つて、まず根本的には土地の改良、土性の改良、灌漑用水の改良等に邁進をして、現下國家の要請する食糧の増産のために、この後一段と奪励し、また政府の要請される供出量よりも多くの米を出したいという念願のもとに活動しております。つきましては土地の改良、灌漑用排水あるい……

第2回国会 文教委員会 第9号(1948/06/07、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願は仙台市立第四中学校建設促進期成同盟会会長、仙台市北四番町百二十三番地、仙台市会副議長萩原富雄君外同会幹部諸君の請願でございます。請願内容の趣旨をきわめて簡單に弁明することのお許しをいただきたいと思います。  仙台市の、六・三制による三の新制第四中学校が現在上杉山通り仙台市立小学校内に校舎を借用して、臨時に仙台市立第四中学校として開校されておるのでございますが、この上杉山通りの小学校内には、小学校のほかに仙台市立の商業学校等も開校されております。この市立第四中学校まで加えますと、ちようど三つの学校が同一小学校内に二部教授あるいは三部教授をして開校されておるのでございます。そ……

第2回国会 予算委員会 第1号(1947/12/11、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 きわめて簡單にお伺いいたします。ただいま議題となつております本案の歳入は、非常に御苦心のあとの歳入ではありますが、今回補正第一号より本第十二号補正にいたる間に、官有物件の拂下げ收入が、かなり各補正案に盛られておつたのであります。もとの陸海軍共有地、陸軍の師團司令部のあるところ、あるいは演習地、射撃場、陸海軍の工厰関係、これらの土地の適正なる処分、拂下げ等によつと財源を得られ、歳入を増さるるというような御計画が、本委員会においては、補正第一号よりただいま議題と相なつておる補正第十二号までの間には追加されておりません。昭和二十二年度の既決の予算には多少あつたようでありますが、これ……

第2回国会 予算委員会 第4号(1948/02/03、23期、日本自由党)

○庄司委員 片山総理に対しお伺いを申し上げ、あなたの御所感を承りたい第一点――予算の会には直接ぴつたりしないようでございまするが、あなたの政治的な御信念の上に出発されて、ぜひ伺つておきたい第一点は、去る三十日全國各新聞の報道において、インドの霊界の偉人と称されておるマハトマ・ガンジー氏の兇刄に倒れられた不幸な出來事に対しては、全世界の元首あるいは大統領、総理のような立場におらるる方々が、あげてもつて哀悼の弔詞を述ベられておるのであります。これはガンジー翁の過去七十八年にわたる長い生涯を通して、平和と友愛、あるいは虚げられておるところの階級の解放運動等に対し、ガンジー氏の偉大なる霊的、あるいは政……

第2回国会 予算委員会 第5号(1948/02/04、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 大藏大臣にお伺いしたい第一点は、最近の新聞報道によると、大藏省所管の印刷、造幣、專賣等等の現業の諸君のストライキが、その実行に進展しておる。かような報道がございまして、特にわれわれ國会の運営上、直接に濃厚なる関係にある速記録、あるいは公報その他の公文書関係の印刷をも、ストにはいりましたがために、その印刷が不可能に陥つておるような状態と聞いております。これは國会運営の上において、まことに重大なる問題であることは、あらためて申し上げるまでもない重要性をもつている問題であるが、大藏大臣所管のそれらのストが、特に國会運営の上において支障を招集しているというような問題は、無関心にこれを……

第2回国会 予算委員会 第12号(1948/03/30、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 大藏大臣に対する二三のお尋ねをしてみたいのでございますが、前片山内閣以來現内閣もまた同樣に國家財政は健全財政をあくまでも把握する。健全財政の建前でやつていくという方針を、しばしば吐露されておるのであります。健全財政を把握されること、もとより心から大賛成であります。しかるに大藏大臣のお考えになつている健全財政とは、一体どういうことを意味されておるのであるか、当初この一点を明確にお伺いをしておきたいと思うのであります。  小生の愚考するところによれば、健全財政とは歳入の面、特に租税の面において無理がないという建前でなければならない。從いまして、歳出の面においても、つとめて國家経費……

第2回国会 予算委員会 第13号(1948/03/31、23期、民主自由党)

○庄司委員 芦田内閣総理大臣に対してお尋ねをしたい一点がございます。それはあなたはおとといの毎日新聞をごらんになつたかどうかわかりませんが、毎日新聞が主体となられて、芦田内閣に対する世論を聽くという輿論調査が報道されております。その輿論調査の結果、あなたは芦田内閣を支持するかどうか、この問に対して、支持するものは三〇%、芦田内閣を支持しない、あなたを信頼しないというものが四九%、第一問の世論調査の結果は、かようなことに発表されておるのであります。芦田総理大臣は過般本会議におけるわが党の齋藤隆夫氏の解散の意思の有無に関する質問に対して、議会の動向に鑑み、あるいは世論に聽いて善処するという意味の答……

第2回国会 予算委員会 第17号(1948/04/27、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 総理にお伺いしたい点は、阪神地方における去る二十四日のいわゆる朝鮮人関係の騒擾事件に関連して、兵庫縣の縣知事並びに地方檢察廳の檢事正等のとられた官吏としての態度、すなわち教育行政上一旦政府が閉鎖命令を出しておるにかかわらず、強談あるいは脅迫等によつて、朝令暮改的にその政府命令を撤回した。これはいかに敗戰國といいながら、わが日本政府の重大なる権威と威信の失墜であらればならないと考えるのであります。よつて政府は、これらの官吏に対し、いかなる措置をとらんとするものであるか。またどういう措置をとりつつあるものであるか。この一点をお伺い申し上げたいと思います。  第二点は、この不祥なる……

第2回国会 予算委員会 第18号(1948/04/28、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 大藏大臣にきわめて簡單な一、二の質問をしてみたいと思います。今回御提案になられた、ただいま議題となつておりまする昭和二十三年度の特別会計関係のうち、運輸省関係の御要求の予算の中で、運輸省が数年前より経営されておる農業関係増産隊という名目のもとに、全國数百箇所において開墾、開拓、農業経営等をなされておるのでございますが、この問題に関しては、現大藏大臣が運輸大臣の時代に、この席で私の質問に対し、増産隊は鉄道本來の仕事じやないから、努めて速やかにかような農業経営、あるいは開墾、開拓等の仕事は中止したい旨の御口約があられたのであります。それで念のためにお伺い申し上げたいと思いますが、……

第2回国会 予算委員会 第26号(1948/05/26、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 建設院の當局にお伺いしたいことが一、二點ございます。それはただいま議題となつております暫定豫算の建設院都市局關係豫算の百八十何萬圓かに關連してお尋ねをしておきたいことは、政府は戰災都市の復興計畫を、當該關係市町村の都市計畫委員會、あるいは縣單位の都市計畫委員會、きわめて民主的な都市計畫復興委員會等の答申によつて、ただいまは建設院において許可、認可という意味でございましようか、内閣告示の名稱のもとに御決定に相なつているのであります。しかるに建設院が一旦告示され、政府官報に發表になりました都市の復興計畫、あるいは都市計畫が、第三者の運動等によつて、その告示されたところの原案が左右……

第2回国会 予算委員会 第28号(1948/06/09、23期、民主自由党)

○庄司委員 議事進行について――。御鄭重な委員長の御挨拶、まことに恐縮に感ずる次第でございます。この際本委員会が、政府がきわめて遅ればせに提案されたいわゆる本予算案を、しかもきわめて短期間内に、最も効果的に、かつ能率的に審議の実績をあげるため、委員長におかれてお諮りの上、委員会の御賛同を得ることができるならば、理事のうちより実行委員と言いましようか、若干名の委員を御委嘱になられまして、総理大臣及び各所管大臣、政府委員等を遺憾なく委員に質問に対して應答せしめ得るよう、督促係というような意味を含んで、さような措置を委員長においておとりくださいましたならば、きわめて能率的に効果があがるじやないか。か……

第2回国会 予算委員会 第31号(1948/06/12、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 議事の進行に関して所見を述べておきたいと思います。本委員会は九日及び十日午前の政府関係の説明の後、各委員の質問は、委員長ごらんの通り、きのうも、おとといも、きようの午前の開店休業の状態でございます。かように予算審議が遅延しておるその原因には、もとよりいろいろありましようけれども、一に本日までの三日間において、委員長の御計画なされたプログラムが、非常に能率が阻害されておる。その能率阻害のおもな原因は、一に政府の責任であるということを、はつきり確認しておきたいと思うのであります。委員長においても、どうか議長あるいは政府に対し、適当なるところの措置をとつていただいて、本委員会が円滑……

第2回国会 予算委員会 第34号(1948/06/16、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 軍公利拂の問題に関して、大藏大臣並びに安本長官に簡單な一問だけをお伺いをしておきたいと思います。去る十二日の新聞報道によりますと、新聞の見出しは初号活字、三段拔きで、軍公利拂の延期は実現せぬよう努力、藏相、安本長官銀行大会での言明、かような見出しの下に、去る十一日に都内において行われましたる全國の銀行大会に公務上臨席せられましたところの大藏大臣並びに安本長官は、軍公利拂の延期は、金融界のためにまことに不祥事である、困つたことであるから、それを阻止するような決議をされた直後における大藏大臣並びに安本長官としての御挨拶の中において、軍公利拂延期は本國会に提案されてはおるのでありま……

第2回国会 予算委員会 第35号(1948/06/17、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 農林大臣に最初お伺いしたいのは、ただいま議題となつております本予算中、農林関係の予算、そのうちの林野関係、森林行政関係に関する予算のうち、民有林施業案編成を促進するため、一億一千七百余万円、あるいは施業案編成奬励費関係において一億五千余万円等々の予算をあなたは要求されておるのでございますが、その前提としてお伺いしたいのは、戰時中に極端に乱暴な濫伐を試み、また終戰後においても、戰災都市復興住宅資材等の関係上、濫伐に濫伐を重ねましたわが國の公有林、あるいは民有林、官行造林その他一切合財の森林資源というものは、現段階においては、非常に枯渇しておる。この枯渇せる森林資源を速やかに復興……

第2回国会 予算委員会 第36号(1948/06/21、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 野溝國務相に伺いたい。地方財政関係の質問の一点は、御承知の通り今や全國都道府縣並びに市町村の財政は、極度に疲弊困憊の状態に陥つておりまして、六・三制による学校校舎等の建築はむろんのこと、あるいは水害、災害等によつて、多少の國庫補助の依存によつてのみ完成され得るところの地方道府縣市町村等の中小河川、あるいは重要河川等の改良、改修、災害復旧等の工事費、これらの点において極度に金詰りの状態に陥つており、いかなる新しい地方財源をもつて充当すべきかということは、いづれも地方の市町村の大きな悩みの種、財政上の癌と相なつておるのであります。ただいま議題となつておりまする昭和二十三年度一般会……

第2回国会 予算委員会 第37号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 ただいま大藏大臣の大原委員の質問に対する答弁もあり、本委員はつとめて重複を避けてお伺いをしてみたいと思います。  ただいまのわが國の段階においては、行政の整理、税制の整理、財政の整理、この三者の整理は、いわゆる三位一体化して、即時断行しなければならないものであると考えておるのでございますが、行政の整理については、予算人員の約一割五分を減ずるというような、きわめて微温的なことを、政府は声明されておるのでございますが、この行政整理の面においては、思い切つて前年度の実人員以上には絶対に政府の官公吏の人員を増さない。換言すれば、昨年特に片山内閣以來、いろいろな新官廳を開設されて、官僚……

第2回国会 予算委員会 第38号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 議事進行についてお願いいたします。  政府は、物價の補正的改訂を、本委員会に対しては、昨夜午後六時ごろに発表になられたのであります。かかる補正的物價改訂と、本委員会に議題と相なつておりまする昭和二十三年度の予算関係とは、物價の價格差補給金の問題、その他労銀の問題等々において、密接不離なる関係が相関的にございますので、この際本委員会の能率をあげることは、あらためて申し上げるまでもないことでございますが、未だ質疑をしておらざる同僚委員諸君には、突如として昨夜発表になつたこの物價の改訂関係等については、つとめて質問の時間を與えられんことを、委員長までお願い申し上げておく次第でありま……

第2回国会 予算委員会 第41号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 議事進行について――先刻大蔵大臣は、約一時間ほどの何か急用があるような口吻を漏らしてお出掛けになられたようでございますが、聞くがごとくんば、院外において何かラジオの放送討論会とか、そういうものにただいま出ておられるというようなうわさを聞いておりまするが、いやしくも一般質問のこの予算総会の最終日である大切なこの日に、特に本間委員は大藏大臣並びに野溝國務大臣の御両方にきのうより出席を要請されておつたのであります。しかるにただいまうわさに聞けば、ラジオの放送討論会の方が一体大藏大臣として大切なのであるか、國家政治最高機関であるところのこの國会議員の要求を受けて答弁をされることが軽い……

第2回国会 予算委員会 第42号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 議事進行について、きのうかきようの新聞の報道を散見すると、本予算委員会がぼやぼやしておつて、予定よりたいへん遅れておるのじやないかという意味の口吻を、現内閣の苫米地官房長官が、予算委員長に申し述べられたか、あるいはそういううわさを聞いて新聞が報道されたか、さような意味の新聞の報道を、本員は読みまして、はなはだ遺憾の意を表するものであります。御承知のごとく、本予算委員会に、ただいま議題と相なつておる昭和二十三年度一般会計並びに特別会計の政府の提案は、去る九日でございました。十日より質問が始まつたのです。その間に日曜が三日ございました。一方政府は、われわれ委員の質問に対する答弁と……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 運輸委員会 第13号(1948/11/28、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題となりました仙台駅に東昇降口設置の請願は、仙台市会において決議され、議長高橋喜三郎の公職の名において本院に請願が提出されて参りました。不肖紹介議員としてこの請願の趣旨を簡單に申し上ぐるみならば、本請願の要旨は、仙台駅東昇降口の設置計画は、乘降客の利便はもとより、仙台市の戰災都市としての都市計画の上に、寄與するところきわめて多大であることはいうまでもありません。仙台駅を中心として仙台駅より東方には仙台市全人口約四十万のうち五五%の人口を包容しておるのであります。しかるに現在仙台駅より東方約一丁ほどの所に×道路と称するところの跨線橋がございまして、その×道路以外に東方にこ……

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1948/11/16、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 ただいま御審議中の引揚者及び同家族関係の課税問題の特例を設けてほしいという意味における國会側よりの御研究の結果の御提案に関して、吉田内閣としてはただいま大藏当局が事務的に述べられた通り一應同感であります。しかしながら、ただいま法律的な見解や責任問題という意味からでなく、率直に厚生省の考え方あるいは信念はどうかという意味における、まことにさばけたお尋ねのようでございますから、ただいま大藏当局が述べられたのは、もつぱら税関係の事務的な処理の面より述べられたものと考えまして、あるいは結論において食い違いが出るかもわかりませんが、厚生省という厚生行政の観点から御参考のために、信念、信條……

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1948/11/19、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 発言のお許しを得まして、ただいまお述べをいただいた御趣旨は、まことに人道問題であり、また大きな社会問題であると思うのであります。幸いに厚生省関係において、都道府縣の社会課長あるいは厚生課長の会議が今日から始まつておりますから、御趣旨のあるところを傳達いたしまして、つとめて地方公共團体等において、御趣旨のような精神に背反しないように、地方財政困難の場合であるけれども、でき得る限り給與の救済の実をあげ得るよう、傳達をいたしたいと思います。
【次の発言】 私は御承知の通り政務官でありまして、詳細な事務的なことは承知しておりませんけれども、自分は生活保護法の審査の特別委員長をやつており……

第3回国会 厚生委員会 第2号(1948/11/16、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 ただいまお述べをいただいた請願の御趣旨は、まつたく政府として、特に厚生省としては徹頭徹尾御共鳴を申し上げる次第でございまして、御趣旨のあるところを現在も將來も努力して、御期待に沿い得るように万全を期したいと考えております。なお少々説明をお許しいただけるならば、現在において全國市町村等の國民健康保險組合あるいはその代表機関等より、陳情あるいは請願によりまして、診療所あるいは小規模の民生病院等に対する補助助成を願われておるものが、推定において約一千二百程度の町村であるように覚えております。そのうち、さしあたりこの年度内にあるいはこの年間にどうしても補助をあげたいと考えております相当……

第3回国会 厚生委員会 第4号(1948/11/24、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 お答えいたします。遺族の援護に関しましては、厚生省といたしても最も強い関心を持つておるのでありますが、まず第一の遺族の生活不能力者に対する救済厚生対策を講ずる点につきまして、援護の徹底を期することは、現財政下不可能な現状にありますので、生活保護法の運用の面において万全を期したいと考えております。なお、予算につきましても、追加予算または二十四年度予算においてできる限り努力中であります。第二の母子保護施設につきましては、予算とにらみ合せまして大藏省の協議してできる限り拡充強化にベストを盡すつもりであります。第三の遺族育英の方途につきましては、特に遺族であるの故をもつて区別はできない……

第3回国会 厚生委員会 第5号(1948/11/27、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 ただいままことに、さばけたおおらかなお心持の上からお話をいただきました問題に関して私見を申し上げてごあいさつにかえたいと思います。労調法による組合の團結権とかいうような小やかましい上からでなく、患者が自衞のための一つの会を結んでおる点においては、過般厚生大臣が他の場所でお答えをなされたと同樣に、原則的にはさような会の名前が他の別な名前であろうが、これは官僚的な干渉がましい態度をとつて、それを壞滅させるような態度は望ましくない態度であると考えます。ただお話の中にあられたように、國立病院のある地方においては、二、三、あるいは五、三病院の患者の中から、あるいは病院外より積極的に病院の……

第3回国会 法務委員会 第10号(1948/11/27、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨を簡單に申し上げます。終戰この方、特に最近において、わが國青少年の道義が極度に頽廃し、犯罪的傾向の激化はまことに心配にたえないところでございます。今日こそ國家の総力をあげて、眞に官民相協力してこの青少年たちの不良化を防止し、改過遷善し、この傾向せ是正せんと努力しなければならないきわめて重大な時期に直面しておると思うのであります。純潔な青少年たちの道義の高揚こそは、今後の第二の明るい日本を建設する上において、この上ない重要性を持つておることはいまさら申し上げるまでもないのでございます。しかるにさきに第一國会を通過した法務廳設置法第十五條により一切の私立、民間の少年矯正施……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 厚生委員会 第2号(1948/12/11、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 ただいままで委員長初め各委員の皆さんより、まことに公正妥当なる、そして特に厚生省を御鞭撻くださるありがたい御忠告をいただきまして、まことに頭が下らざるを得ないのであります。しみじみと痛恨の念にたえない次第であります。お話のごとくこの際政府は明白な措置をとつて、國民をして納得していただけるようにあくまでも善処いたしたいと考えております。実はただいまの野本さんより御懇篤なる御忠告があつたとまつたく同様の御趣旨の御忠告が――数日前に高松宮邸をお借りして、サムス代將ら一行と厚生行政上に関する、特に予防医学関係、あるいは社会保險等に関するアメリカのおみやげ話を拜聽して御指導を受けました。……

第4回国会 厚生委員会 第3号(1948/12/13、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 ただいまの御注意並びに御要望に関しては、厚生当局としてはまことにありがたい次第でございまして、全面的に松谷委員の御要望をありがたく受入れまして、特に昭和二十四年度の予度編成について第一期の協議中でありますから、一面において大藏当局との折衝も善処いたしまして、御要望に沿い得るように努力したいと思います。  なお厚生委員の公職にあられる皆さんにおかれましても、各都道府縣等において陰に陽に御助成を賜わりまして、せつかく愛の法律である生活保護法が制定され、三年月を迎える今年において、この愛の立法の趣旨が普遍化され、滲透化されるよう特段の御助成をお願い申し上げたいと思うのであります。ただ……

第4回国会 厚生委員会 第4号(1948/12/22、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 私は東京都あるいは警視廳関係とも、厚生省としては公式な御報告には接しておらなかつたのでございますけれども、過般新聞を見、また新聞の投書欄等に大学生等のあの燒跡に関する非常な義憤の叫びが出ているのを見まして、これはたいへんなことであると考えて、私は自分で燒かれたという現場へ行つて見ました。なるほど戸数は正確にわかりませんけれども、十数戸あるいは二十数戸のものが燒き拂われておりました。これがいかに都市計画の上から、あるいは道路、市街の美観の上から、それぞれの法律や法令に背反するような建築であろうとも、あるいは建築法をまつたく無視したバラックや掘建小屋であろうとも、とにもかくにも困つ……

第4回国会 懲罰委員会 第1号(1948/12/12、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 忍耐にも限度がありますから、プライベイトな意見はいけない。今までのようなことでは反対だ。議事進行にならぬ。
【次の発言】 委員長を通して外崎議員に御質問したい点があります。それはただいま議題となつているあなたの御演説の内容と、直接時間的関係で、心理学的の面から関係ある問題でありますが、演説の直前において、あなたは私と共産党の林百郎君に勧誘されて行つたのでありますが、外地引揚げの多くの人は私は共産党的な諸君と見たのでありますが、本院内の地下室において、共産党関係の引揚者をお相手に演説が講演をなされておつて非常に興奮の状態であり、また暴慢きわまる野次面罵を受けながら演説をされてお……

第4回国会 逓信委員会 第3号(1948/12/13、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 特別のおはからいをいただきまして、ありがとうございます。  この請願は、電話公債法の改正をお願いする結論の請願でございますが、現行法によつて、全國都市、町村とも画一的に、一律に電話公債三万六千円という金額を負担しなければならないような状態になつております。これは大都市あるいは中小都市と比較して、元の特設電話組合などというもので発達して参りました、人口からいいましても一万以下とか、あるいは戸数からいいましても四百戸、五百戸というような小農村等、これらも画一的な同額の負担と相なつておるようでございます。換言すれば、電話利用の度数において非常に天地霄壤の差異のある小農村等にいたるまで同……


庄司一郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院23期)

庄司一郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期-26期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1947/11/18、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 官有物拂下代金の三億二千百餘萬圓でございますが、この官物実拂下げの、追加豫算に盛られている全國の豫定地は何箇所ございましようか。特にお伺いしたいのは、元陸海軍その他軍關係の軍用地、あるいは軍關係工場地等々もいつておるだろうと推定するのでありますが、その箇所が全國都道府縣で何十箇所、あるいは何百箇所にわたる豫定であるかということを承りたいのであります。
【次の発言】 そういたしますと、ただいま本員が申し上げたような、元陸海軍の軍用地の拂下げというものは、全然今囘の追加豫算にははいつておりませんか。
【次の発言】 それでは物品税に關してお伺いいたします。追加の歳入に四十五億圓を計……

第1回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1947/11/18、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 亞炭關係について、きわめて簡單にお伺いをしたいと思います。亞炭の増産には、商工當局はそれぞれ手は打たれておりますが、私は亞炭増産の當面の問題は、採掘し生産した亞炭を、いかに機敏に小運搬によつて輸送をなし得るか、こういう問題であると思うのであります。どうも輸送の面が思わしくないようであります。特に東北地方における各亞炭山は、それぞれ最近の統計においては、二十五萬トンほど滯貨しておる。各驛の構内の滯貨まで合計すると、約二十五萬トンも滯貨である。そこで配給關係における政府の一種の國家管理である公團關係においては、相當手を伸ばして買い取られたようであるけれども、その買取られたせつかくの亞……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 公けの租税外に地方町村の負担の面において、町村住民の非常な悩みのたねとなつておるものは、最近においては、税に準ずるものと考えられるところの社会専業の共同募金の天降り的な割当、あるいは農村においては水利組合の会費、これは從来あつたことでございますが、水利組合費、あるいは灌漑用水のうまくないところが電力でやつておるその電力組合費、あるいは最近流行のP・T・Aの負担料、そういう大藏省等からあまりはつきりと見えないけれども、町村住民にとつてかなり過重な負担が相当町村の財政を悩ましておる。あるいは全図的町村の国民健康保険組合の負担なんかも、とうてい現在の町村住民の財政においては賄い切れ……

第2回国会 予算委員会公聴会 第2号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 これは物の見方で、昭和十二年度において二十六万何千人でやつておつた鉄道の職員が、ただいま御説明のように六十万おつて、それでもまだ足りないのだというあなたの見方も一つの見方であろうし、内閣各省の他の役所と比べて、今から十年前に比べて倍以上殖えておる役所は、あなたの役所以外にはないであろう。殊にぼくはこの予算総会において、前後二、三回述べておると思いますが、運輸省関係において、増産隊とか開墾隊とかいうものができて、米を買うのに五万円要るとか、住宅を買うのに十万円とか、そういう金をもらつて、宮城縣だけでも二箇所増産とか開墾とかやつておられる。その数もおびただしい数であると思います。……

第2回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 裁判所関係の予算について伺います。裁判所関係予算の中に、戸籍及び寄留事務に関する市町村の研究会という団体がございますが、これはおもに、もとの名前の区裁判所管轄管内における町村長並びに戸籍、寄留の専任の職員等が会同しておる会合でありますが、この経費が地方財政と相当関係のある諸経費でありまして、それらの最下部の裁判所の管轄管内における戸籍及び寄留事務の研究会等に対して、ただいま議題となつておる裁判所予算の中において、助成金あるいは補助金というものは含まれておるかどうか。含まれておるとすれば、二十三年度においてどの程度の補助を当てこんでおられるか。ただいま申し上げた戸籍、寄留事務の……

第2回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1948/06/30、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 ただいま議題と相なつておりまする國会の予算の額の範囲内においてお伺いしておきたいと思いますが、私は今まで前後二回にわたつて本院の職員諸君に対する待遇の改善に関して所見を述べてまいりました。第一回の國会においても、その前の國会においても述べてまいつたのでございますが、それを要約して申しますと、他の諸官廳と違いまして、本院の職員諸君は公務上他の府縣等に出張するようなことがほとんどないように見ております。戰事前は、外國に議員團が行くような場合に随伴されたこともありまするが、國内における出張はほとんど皆無と言つてもよろしいと考えております。  これは他の官廳のように、各都道府縣に出店……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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