このページでは中垣国男衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○中垣國男君 本請願の要旨を申し上げます。矢作川及同川左支川、巴川は治水上、利水上愛知縣における最も重要な河川であるが、一度大水至れば土砂の流出、堤防の決壊等を生じ、大なる被害を及ぼしたことが少なくありません。つきましては、これが解決策として巴川上流に調節池を國費をもつて設置願いたいのであります。
【次の発言】 本請願の要旨を申し上げます。愛知県碧海郡美矢井橋は、昭和十七年に落失して以來、日本のデンマークと稱せられ、農産物の最大生産地であります同地方の經濟的に一大支障を來したるはもちろんのこと、昭和日本再建の見地から、一日もおろそかにでき得ない状態でありますから、國庫助成の上すみやかに架設せら……
○中垣委員 内務省解体後におきまして関係が深い問題につきまして、私は数個の点を消防行政というような点からお尋ねをしてみたいと思うのであります。まず第一点といたしまして、日本の火災が終戦以来特に数多く頻発しておる事実を、当局は御認識になつておられるかどうかということであります。もし御認識になつておられるということであれば、これが対策をいかなる方にお立てになつておるかをお伺いいたしたいのであります。私が調べたところによりますと、昭和二十二年の一月一日から十二月三十一日までの一箇年間におきまして、火災の件数は実に一萬四千四百六十件の多きに達し、これが焼失坪数は百七萬八百余坪、これが損害金は三十三億三……
○中垣委員 動議を提出いたします。さきに本委員會で決定いたしました消防局設置の件に伴いまして、この際消防法の制定を希望するものであります。先般本委員會で發言申し上げたのでありますが、火災、水害の損害はまつたく驚くべき多額に達しておるのであります。本日の新聞にも掲載されておるようでありますが、連合軍消防課長エンゼル氏の調査によりましても、一月より八月までの損害が家屋だけでも七十五億圓に達すると發表されておるのであります。これに衣類や各種計器を加えますと、眞に憂慮にたえない次第でありまして、特に最近では一日一億圓くらいの火災による損害を国民が負擔をしておると思われるのであります。これらは水火災等に……
○中垣委員 簡単にお尋ねいたします。先ほどからの國有鐵道の警察の構想につきましては、詳細に御説明を承つてよく了承したのでありますが、私鐵の治安警備というような點で、何かほかにお考えがあるかどうか、お伺いいたします。
○中垣委員 では私から説明をいたします。去る九月小委員會が發足いたしましてから今日まで、委員の皆さんとともに消防法案を研究してまいりまして、大體の成案ができておりますので、逐一それを御報告申し上げたいと思います。組織法とともに消防法、この二つが一つにならなければ運營ができないというようなことでありますので、この議會の會期中にこれを何としてもきめなければいけないというようなことから、相当に會議の囘數を重ねて今日までまいつたのであります。 まず第一章に總則といたしまして、「この法律は火災を豫防、警戒および鎭壓するとともに、火災時における人命及び財産を救護し、以つて安寧秩序を保持し、社會公共の福祉……
○中垣委員 ただいまの御質問と關連しておる問題でありますが、たとえばこの農業協同組合というものが一町村にいくつかできましたときに、今日の農業會が運營しておりますところの事業部面というような點の引繼ぎにも困難を想像されますし、そこで村そのものに農業協同組合の連合會というものをつくるのか、その點が明瞭でないようであります。もう一つは、農業協同組合連合會が事業をやることができるかどうか。この點について御説明を願いたいのであります。
【次の発言】 ただいまの御答辯でよくわかりましたが、連合會というものは事業を營むことができるのでありますか。
【次の発言】 それからこの農業協同組合法の第二章の事業という……
○中垣委員 この委員會に提出されております農産種苗法案竝びに開拓者資金融通法の一部を改正する法律案のいずれも政府側の御説明によりましてよくわかつておりますから、討論等を避けまして、早く委員會で可決して上程せられるような手續をとられることを希望いたします。
【次の発言】 二つだけです。
○中垣委員 農業災害補助償法の第八十四條におきましては、災害があつた場合に收繭のみに補償をするというふうに解釈してあるようでありますが、今年のようなひよう害があつた場合には、桑の葉に対しましてはどういうような見解をもつておられるか、政府の御意見を聽いておきたいと思うのであります。たとえば今年のように桑の葉が全滅したような場合には、桑の買入れをやらなければやつていけない。從つてそういう損害というものは当然補償されるべきだと思いますが、御意見を承つておきたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。