山手満男 衆議院議員
24期国会発言一覧

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山手満男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山手満男衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

山手満男[衆]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第33号(1949/05/19、24期、新政治協議会)

○山手滿男君 私も、新政治協議会を代表いたしまして、本法案に反対の意を表明するものであります。(拍手)私どももまた、本法案がいわゆる官僚制度を助長する憂いがあるということを指摘したいのであります。  明治憲法のもとにおきましては、官吏は天皇の官吏としまして、いわゆる官尊民卑の思想のもと、官僚独善の地位は、國民の疑わないような状態にまで持つて行つておつたのであります。しかるに、今日新憲法によりまして、國会が國権の最高機関たるの地位が実現され、議会政治は形式的には確立されたのであります。ここに臨んでおられる皆様方も、おそらくまた実質的なる議会政治の確立を念願して臨んでおられると思うのであります。し……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第4号(1949/10/31、24期、新政治協議会)

○山手滿男君 私は、わが国の貿易振興対策樹立に関しまして緊急質問を行いたいと思います。  日本の経済自立のために貿易を振興せしめることは、まことに緊要事中の緊要事であることについては、皆様御異議がないと思います。しかしながら、今年に入りましてからのわが国の貿易の実態をよく観察してみますると、まことに残念ながら、満足すべき事柄は一つもないといわざるを得ないのであります。特に先般為替の一本レートの設定、あるいは最近英国のポンドの切下げがありましてからこの方、業界人は非嘆のどん底に落とされたと言つても私は過言ではないと思うのであります。幸いにも過般総司令部当局より、円の切下げ問題について、あるいは貿……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第22号(1950/03/07、24期、新政治協議会)

○山手滿男君 私は、国民協同党及び新政治協議会を代表いたしまして、ただいま議題になつております本決議案に賛成の意を表するものであります。(拍手)  わが国の対外輸出入物資のできるだけ多くを日本の船舶で輸送するという態勢を、さらに強力にすみやかに実現することが、今日の困難な日本の経済を救う道であり、さらにこれなくては、国民経済の健全なる自立は望み得ないのであります。現内閣におきまして、この外航進出の問題は、現在の最も重要なる政策の一つといたしまして、昨年来、第五次新船の建造、二A型の改装等に努力されまして、今後においても、外航配船の促進に対しては、政府は種々努力を拂われることは疑いないと思うので……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 衆議院本会議 第9号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○山手滿男君 私は、国民民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりましたところの地方公務員法案につきまして国民民主党の修正案の提案理由の趣旨を弁明すると同時に、政府原案に対しまして反対の意を表明するものでございます。(拍手)  まず最初に、国民民主党の方から提出いたしましたところの修正案を朗読いたします。   地方公務員法案の一部を次のように修正する。  (1) 第七條第二項中「人事委員会を置き、若しくは他の地方公共団体との契約によりその地方公共団体の人事委員会に委託して第八條第一項に規定する人事委員会の事務を処理させる」を「人事委員会を置く」に改める。    同條第三項本文中「人事委員会を……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 衆議院本会議 第23号(1951/11/30、24期、国民民主党)

○山手滿男君 私は、ただいま議題になりました中小企業金融促進に関する決議案に関しまして、提案者を代表して趣旨の弁明をいたすものでございます。  まず決議案を朗読いたします。    中小企業金融促進に関する決議案   わが国の中小企業は、わが国経済機構において極めて重要な地位を占めている実情にかんがみ、従来より中小企業に対しては諸般の金融措置を講じて、その維持育成に努めてきたのである。   しかるに年末を間近かに控えて、わが国の金融機関の制度及びその運用の現状においては、中小企業の必要とする金融を積極的に充足し得ない憾み少しとせざるものがある。   よつて、ここに政府及び関係諸機関は、中小企業金……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第27号(1952/03/29、24期、改進党)

○山手滿男君 ただいま委員長から御説明のございました事柄に関連をいたしまして、私は大蔵大臣及び通産大臣に、現に起つておりまする三品取引所の立会停止及びそれに関連して起つておりまするいろいろな経済問題についそ質問を申し上げたいと思います。  昨二十八日の繊維市況は、英国商相の対日未さらし綿布輸入中止措置言明を伝えまして、東西両市場とも、綿糸相場はまたまた大暴落を演じました。特に大阪綿糸の定期相場は、ポンド当り百九十円台に陥落をいたしました。一こり換算七戸八、九千円と、簡單に八万円台を割つてしまいまして、前日の一こり当り金額からいたしまするならば三千円もの暴落をいたしてしまいました。この相場を、一……

山手満男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第4号(1949/03/22、24期、公正倶楽部)

○山手滿男君 先ほどお話が出ましたが、公正倶樂部に運営委員を一人割当ててもらうという問題を御決定願いたいと思います。
【次の発言】 公正倶樂部としてはここで一名お願いすることは、さつきの議論から見ましても、各派の公正な連絡ないし運営に対する意見の反映ということからも、ぜひこの場でかえていただけるか、お譲り願えるか、御決定をお願いしたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第6号(1949/03/26、24期、公正倶楽部)

○山手委員 施政方針がいかに遅れておるかというようなことについても、國民は関心は持つておるし、反対意見や修正意見、與党や野党の立場で、いろいろありましようが、これを知らせるという意味でも、それぞれ議論をしたらいいと思う。これは一應議題に上つておるのですから、何もここで押しつぶしたようなことはせずに、そうした國民の方に知らせるというような意味でも、大いに賛成意見、反対意見を闘わして決を取ることが、議会のやるべき道だと思う。
【次の発言】 申合せをしたからといつて、これを拒否する理由にはならぬと思う。反対をする立場になれば、委員会がかくのごとき申合せをしても、もう少しうがつた意見を賛成意見なり反対……

第5回国会 議院運営委員会 第10号(1949/03/31、24期、公正倶楽部)

○山手委員 そうすると以前から届出のあつた民主党としての七十名は、自然現象的に三十三名に減つてくるわけですね。

第5回国会 議院運営委員会 第34号(1949/05/14、24期、新政治協議会)

○山手委員 今議院における証人の宣誓、及び証言等に関する法律案、それから裁判官彈劾法の一部を改正する法律案とを見て、非常に対蹠的のものがあると思う。両方とも大きなねらいは罰則を加えるところにあると思うのでありますが、片方では罰則を軽くするようにはかつていただき、片方は同じ証人の罰則について重くするような行き方をとつている。これはいろいろの関係もあると思うが、院内におけるものを非常に軽くして、それから裁判官彈劾法の方を非常に重く扱つて行くということは、どうもそこにつり合いのとれないものがあるように思います。

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/16、24期、新政治協議会)

○山手委員 これをきよう取扱わないということにきまれば別でありますが、さつきから聞いておりますといろいろの議論が出ております。あの日にわれわれは歩いて帰りがら、傍聽席におつた連中がいろいろな批評をして歩いているのをうしろから知らぬ顔をして聞いたのでありますが、國会の中の議場のいろいろのやじの應酬の問題については、非常に痛烈な批判をしている。椎熊さんが陣がさ云々と言つたことについては、今ここでこういう議論をすると非常に侮辱をしたことにもなると思うのでありますが、そういうことをやじるようになつたその雰囲氣をあの議場では非常につくつていると思う。ぼくはそういう点に対して、こういう懲罰を取上げるのであ……

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/19、24期、新政治協議会)

○山手委員 参政官の規定の意味を伺いたい。議会が常任委員会中心で動いて行つておるのでありまして、それに対應する意味が各常任委員会から参政官を出すという提案者の意図がうかがわれるのでありますが、参政官と常任委員長と各行政官廳との関係、参政官と委員長との関係、そういうふうなものをもつと詳細に承りたい。またこの常任委員会というものを非常に大きく取上げて、参政官というものを生かして行かれたわけでありますが、そうしますとたとえば水産委員会のような常任委員会の場合は、参政官というものが出ないわけですが、これはどうも提案者のお考えにちよつと矛盾ができて來る。單に國務大臣だけということでなく、國会の常任委員会……

第5回国会 議院運営委員会 第46号(1949/05/30、24期、新政治協議会)

○山手委員 昨日の日曜娯樂版のラジオの放送は、あまりに行き過ぎだと思います。懲罰問題とかいろいろあつて、本院として自粛しなければいかん。よい自粛の材料にはなると思います。この中にもお聞きになつた方もおそらく相当あると思うのでありますが、あまり國会を傷つけ過ぎた、行き過ぎた放送が長時間にわたつてされている。これは録音なども残つているだろうし、お聞きにならない方はひとつ聞いてもらつたらいいと思いますが、委員長あたりの御意見を伺いたいのは、もう少しああいう面について、穏当な娯樂版の内容にしてもらいたいということを、申入れか何かすることがいいのではないかと思います。お聞きになつた方はぼくらの控室でもた……

第5回国会 逓信委員会 第5号(1949/04/15、24期、公正倶楽部)

○山手委員 私先ほどちよつと遅く來まして、大臣のお話を聞きそこねたのでありますが、この逓信事業につきましては、郵便業務というものは非常に國民の生活に直結しておりまして郵便料金が上ると同時に、これがどういうふうに家計に響くかという問題よりも、むしろサービスがどういうふうに動いて行くかということが非常に重要な問題で、これは行政整理ともいろいろな関係があると思うのでありますが、單にこれ以上サービスを惡くしない程度でひと行たいというような消極的なお考えであつたならば、現在でも地方に行きますと、ずいぶん國民が不便を感じている面も多々持つているのでありまして、ますます私はサービスは改惡されて行くことは必定……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1949/11/22、24期、新政治協議会)

○山手委員 この二十四年度の予算は、ちよつと今説明があつたように思うのですが、もう一ぺん、ちよつと次長の方から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 引揚げて来た人が非常に少かつたので、予算を十億二千四百万円削つたというお話でありますが、政府に、当初は大体四十六万九千人引揚げさず予定であつたのであります。それで大体引揚費の方は総額で六十六億組んでおると私は思つておるのでありますが、人が少かつたから予算を削つたということ、これは私ちよつと了解に苦しむのであります。そういたしますと、政府は今からの引揚げというものを、どういうふうに見込んでいらつしやるのか。現在までは幾分予定より少かつたかもわから……

第6回国会 議院運営委員会 第3号(1949/10/27、24期、新政治協議会)

○山手滿男君 この問題はいろいろあると思いますが、この数日来新聞にも突如として出ておるのですけれども、日本の貿易の状態はほとんど麻痺状態になつております。ことに最近日英通商協定とか、あるいは日独通商協定の問題等、全然われわれにわからない状態においていろいろなことが行われておるのであります。ことに昨日のフロア・プライスの打切りの問題、それに続く貿易手続の改善、あるいは自由港地帯の設定というような問題等、非常にいろいろな問題を提供しておるのでありますが、この緊急質問を見ますと、国内問題、労働問題関係のような問題に大しては、政府の所信を早めに明らかにしてもらう必要がありますので、この緊急質問はぜひさ……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号(1950/02/07、24期、新政治協議会)

○山手委員 大蔵省の関係政府委員の方にひとつ簡単に、一、二私のお伺いしたい点をただしてみたいと思います。戰時中に主として中国関係からでありますが、日本に送金をいたしました場合に、興亜院その他が強制的に公債を各商社なんかに持たせましてその公債がいわゆる登録公債になつて現在大蔵省でいろいろ登録という形で管理をしていらつしやると思つております。これは私の関係している会社にも二、三あるのでありますが、相当な金額になつていると思うのであります。先般来一、二利子の使用の許可その他があつたのでありますが、この登録公債は外地から引揚げて参りました者たちにとつては、何とかして利用したい最大のものでありますが、な……

第7回国会 通商産業委員会 第15号(1950/03/03、24期、新政治協議会)

○山手委員 時間がないという委員長からの御連絡でありますので、簡單に一点だけ私は通産大臣にお聞きをしておきたいと思います。というのは、先日通産大臣を初めてこの委員会に就任早々おいでを願いまして、通産大臣の抱負を聞こうということで、理事会をやつた席上におきまして、どんな重要な問題があるか、どういうふうな問題があるかというふうな話の行きがかりからいたしまして、あるいは電力再編成の問題あるいは中小企業の問題などがあるのだという話が出ましたところが、通産大臣はそんな問題は大した問題ではないのだというようなことを、ここで放言されておるのであります。今おいでになるこの席で放言されておる。その場におりました……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 地方行政委員会 第3号(1950/07/15、24期、国民民主党)

○山手委員 私は簡單にいろいろの点について、少し大臣の御所見を承つてみたいと思うのですが、反対をするための反対ということでなしに、現在いろいろの事態が地方において起りつつありますので、そういうことを中心にして御所見を伺いたいと思います。今地方に参りますと、この地方税の問題とからみまして、市町村の統合あるいは分離というようなことが、いろいろな形で紛争の中心になつておるのでございます。今度あたり私が地方をまわつて見ますと、これが地方の市町村のたいへんながんになつておるし、あるいは県会に持込まれて、県会をたいへん紛糾さしておるという事例もたくさんあるのでございます。いろいろ実情を探つて見ますと、この……

第8回国会 地方行政委員会 第7号(1950/07/19、24期、国民民主党)

○山手委員 今減額申請の話が出たのでありますが、三重県あたりにおきましても、これは非常に極端なことが行われておるのであります。私ども地方に参りまして、いろいろ地方民から話を承りますと、想像以上にむちやくちやなことが行われておる。六月十五日に締切つたのでありますが、その直前にラジオや何かを通じまして、早くやれというふうな放送をしておるが、その期間もないのでわざわざ行くと、税務署の窓口ではできるだけ用紙を渡さない。用紙がないというようなことを言つて帰すようなかつこうをして、全然話にならない。しかもこういうような方法をとつておるのだということだけは、新聞やラジオなんかで宣伝をしている。何のことをおや……

第8回国会 地方行政委員会 第14号(1950/07/29、24期、国民民主党)

○山手委員 官房長官はお忙しいようでございますから、私ぜひきようお尋ねしておきたいと思うのであります。それはきようの本会議の鈴木さんの緊急質問に対しまして、総理大臣は半ば反駁的に、現在の日本の警察制度はきわめてずさんなものである、非常にまずいものである、不十分である、こういうふうなことを強く繰返し言明をされておるのであります。これは将来におきましても、国民もいろいろの角度から、各人各様ではありましようけれども、気にしておることでありますし、政治的にも何かのきつかけがあつて不測な事態でも起きました場合には、これは政府としても相当責任のある政治問題にもなるおそれがありますので、総理がきようおつしや……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 地方行政委員会 第1号(1950/11/24、24期、国民民主党)

○山手委員 会期も非常に短かいのでございますが、また日曜も委員会をやろうという御計画のようでありますが、この法案を審議いたしますについて、附属書類といいますか、たとえていえば東京都職員服務規律とか、市町村職員服務紀律というような、これに関係する書類を、もう少し地方自治庁の方で、この委員会にそろえて提出をしてもらうように、委員長の方から督促をお願いしていただきたいと思います。

第9回国会 地方行政委員会 第3号(1950/11/26、24期、国民民主党)

○山手委員 私が一番初めにお伺いしたいと思いますことは、例の平衡交付金の振り割つた分の返還の問題でございますが、第一に聞きたいと思うのは、一般の分九百億は十月に仮決定をされて、渡し過ぎの分については返還をさせるということでございますが、どの程度、何億ぐらい、あの率から言いますと返すことになるのか、それをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 金額にしてどのくらいですか。
【次の発言】 私はもつと多いように思つているのでありますが――今の数字をもつとはつきり後ほどまたお聞かせ願いたいと思います。市町村ではところによつては相当相違もあるかと思いますが、もう皆使つてしまつたのだ、地方税が数字の上……

第9回国会 地方行政委員会 第5号(1950/11/28、24期、国民民主党)

○山手委員 今の藤田委員からの質問にも関連いたしまして、私一、二点お伺いをいたしたいと思いますが、憲法の規定によりまするところの基本的な人権の重大なる制限をするわけでございますが、これに対する公務員自体の保護といいますか、救済というものは人事機関の運営のよろしきを得るということが、きわめて重大な意義を持つことじやないかと、私どもは考える。国家公務員の場合におきましても、現在の運営状態を見ましても、政府と人事院との間に、勧告をしても勧告しつぱなし、取合わないというようなことで、人事院というものがきわめておざなりのものになつて行きつつある。ところが今政務次官のお話がありましたように、できるだけ簡素……

第9回国会 地方行政委員会 第6号(1950/11/29、24期、国民民主党)

○山手委員 議事進行について……。昨日も私から地方財政委員長の出席を求めてお約束をしておいたのでございますが、この時間になつてまだ御出席がないのでございます。きようも知事会議もやつておりますが、地方に対する交付金の問題その他きわめて重大な問題が山積をしておりますし、その地方の熱望というものはきわめて強固なるものがあるのでございます。でありましてこの地方公務員法の審議にあたりましても、この問題をどうしても解決して、並行してかからなければならないという建前なんでございますが、野村さんの地方財政委員長の御出席はいかがでございましようか。
【次の発言】 野村さんの方からお出しになりましたところの意見書……

第9回国会 地方行政委員会 第9号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○山手委員 時間がございませんので、大体要点たけ重点的に大臣にお聞きしたいと思います。この法案の中心は、何と申しましても地方公務員の政治活動の制限の問題であろうと思うのでありまするが、この三十六條の規定は、その第五項に、「本條の規定は、職員の政治的中立性を保障することにより、地方公共団体の行政の公正な運営を確保するとともに職員の利益を保護することを目的とするものであるという趣旨において解釈され、及び運用されなければならない。」こういうことが書いてあるのでありまするが、その辺のところを、大臣からこれを書きおろしたときの気持というふうなものを、もう少し具体的にお伺いしておきたいと思うのであります。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 地方行政委員会 第7号(1951/02/07、24期、国民民主党)

○山手委員 警察予備隊に関する石炭の話が出ましたので、関連して一、二聞いておきたいと思うのでありますが、警察予備隊関係でいろいろな政商的な動きが行われておりまして、たとえて言えば被服、繊維関係のいろいろな業者が、警察予備隊の創設に伴いまして非常な暗躍をして、一時ある実力のない業者が一手に引受けて、結局それが手に負えないという事実がわかつて、さらにキャンセルをしたとか、いろいろなうわさが飛んでおりますけれども、政府委員の方でそういうことについてどういうようにお考えになつていらつしやるか。巷間ではそういうことについてうわさもあるのでございますから、お聞きしておきたいと思うのであります。

第10回国会 地方行政委員会 第8号(1951/02/08、24期、国民民主党)

○山手委員 ただいま床次君からのいろいろの質問に対しまして、一応概略的な御説明を承つたのでありますが、私ども考えますのは、今小野次官から御答弁がございましたが、できるだけ地財委の案をプッシュして行くようにして、政府案の中に盛り込ますように努力したというお話でありまして、それは多とするのでありますが、現実にはそれでやつて行けるかどうかということが、問題であろうと思うのです。昨日もこの委員会に群馬県の知事さん、県会議員さんが出て参られまして、きわめて悲痛な陳情があつたのでございまするが、そういうことは、ただ一群馬県の問題だけではないのでありまして、全国的な現象として、公選知事がこれからどうなつて行……

第10回国会 地方行政委員会 第11号(1951/02/17、24期、国民民主党)

○山手委員 辻さん及び齋藤長官からのお話で、意図しておられる警察法の改正そのほかの問題のアウトラインは、大体わかるような気がするのでありますが、二、三の点について御質問をしてみたいと思います。  今しよつぱなに、定員を約二万人増加しまして、五万人にするというお話でございますが、現在の国家警察の三万人という方々は、一つの村の駐在所にぽつつとおられる。それが全国的な広い区域に散在をしておるわけでございまするが、二万人ふやすといたしまするならばどういうふうなぐあいにこれを配置する御意図であるか、その点をお伺いしたいと思うのでございます。
【次の発言】 さつきお話がございましたが、北海道のように非常に……

第10回国会 地方行政委員会 第29号(1951/05/12、24期、国民民主党)

○山手委員 今の質問に関連して、私ちよつと聞いておきたいと思つておりますが、今日警察法の改正の問題が提起されておりますが、この警察法の改正の問題ともにらみ合して、われわれが大いに考えさせられる問題は、この間のリツジウエイ声明、そのほかにからみまして、政令で出されたもの、そのほかこれを順次日本側が自主的に改廃をして行くというふうなことが許される、自主性を回復することができるという傾向ができて来たのでありますが、この地方行政事務の再分配に関する勧告というのは、いわゆる占領下においてこういう勧告がなされたのでありますが、近く講和が締結されることとにらみ合せまして、警察法の改正が地方自治の本旨を徹底す……

第10回国会 地方行政委員会 第30号(1951/05/14、24期、国民民主党)

○山手委員 警察法の改正につきまして、いろいろ世間もやかましく議論をしておるようでありますが、私どもの党の方の関係もありますし、一般的なものを、まずお聞きしてみたいと思うのであります。  法務総裁にお伺いしたいと思うのでありますが、この警察法の改正を一時は出されないのじやないかというふうなことが言われておりましたのに、さらに極力奔走されまして、急遽御提出になつた理由、特に現在こういうものを出さなければならないほど、治安状況が緊迫をしておるのかどうか、そういう点についてお伺いをしたいのであります。
【次の発言】 ただいまの御答弁にありましたが、現在の実情より見まして、こういうものを早急に審議し、……

第10回国会 地方行政委員会 第32号(1951/05/16、24期、国民民主党)

○山手委員 私昨日お聞きをいたしましたことに引続いていろいろお伺いをいたしたいと思うのでございますが、提案されましたこの法案の中をよくかみしめて読んでみまして、いろいろまた自警連、自公連、そういう立場の人人の意見も聞いてみたり、陳情書なんかを読んでみましても、どうも私はこの改正案というものが新しく要請されております警察力の強化というものに、どれだけ役立つて行くものか、あるいは根本的にどれだけこれが解決の道を開くものであるかということについて、非常に疑問を抱くような気がするのであります。どちらにいたしましても、警察制度が今日のように国警、自治警、そういう二本建てになつているというところ、いろいろ……

第10回国会 地方行政委員会 第42号(1951/08/14、24期、国民民主党)

○山手委員 財政委員会の方からも、自治庁の方からもいらつしやつておりますから、二、三お伺いしたいのでありますが、きようの新聞あたりを見ておりますと、例の教育平衡交付金制度というふうなものを創設するのだというふうな議論が出てみたり、それから行政事務の再配分について、相当つつ込んだ答申を各委員会の方からされているようなふうに新聞が報道しておりますが、新聞は非常に漠然とした報道でありますし、誤解も相当あるように私は思うのでありますが、その辺のことについて、自治庁並びに財政委員会の方から、ひとつ詳細な現在の段階の御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 教育平衡交付金制度の問題がただいま出たのであり……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 地方行政委員会 第1号(1951/08/16、24期、国民民主党)

○山手委員 簡単にお聞きしたいと思いますが。地方財政の計画を立てます上において、何といつても平衡交付金と起債のわくの問題が大きな問題になるのでありますが、と同時にやはり今年度の当初予算あたり以後の、地方税の自然増収というふうなものを、どういうふうに見積つて行くか、これもたいへん重要な問題になつて来ると思うのであります。これは地方の府県の見ておる数字とそれからの地財の方で見ていらつしやる数字、あるいは今承りますと、大蔵省の方の当局の方々はもつと多いように見ておられるというふうにお考えでございますが、私はよほどこの自然増収というものを正確に見ておいていただかぬと、問題が残ると思うのでありますが、大……

第11回国会 通商産業委員会 第1号(1951/08/17、24期、国民民主党)

○山手委員 ただいま私の聞きたいと思つていたことを二、三お聞きになりましたので、重複しない限りにおいて少しお伺いをしてみたいと思うのであります。  一般論でありますけれども、今日大企業を含めて業界が非常な金融難に陥つておることは御承知の通りでありますが、今国内物価の水準を少し引下げるというような一律の大わくで、中小企業の金融に対しても非常な引締めが大蔵省の方の指令で行われておるのじやないか、こういうことが私ども感ぜられるのであります。中小企業の金融とインフレとの関係が、どの程度にまで大企業のそれと性格が違うかというようなことも議論をして行かなければならぬのでありますが、大蔵省が相当金融を引締め……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 地方行政委員会 第1号(1951/10/12、24期、国民民主党)

○山手委員 市町村税課長がお見えになつておりますから、私一点だけお聞きをしておきたいと思いますが、市町村間の税の配分の問題で、相当各地で不公平が起きておるのではないかというような気がするのです。というのはある町に、その町の大きさからいつて固定資産の評価額が、二億以上になつている一つの会社がある、二億以上越すからその税は近接町村に配分しなければいかぬというふうなことになつて来る。ところがその近くに同じような大きさの町村があつて、その町村には、一億四、五千万円くらいの評価をされる工場が三つばかりある。ところがそれは二億を越しておらないために、全然近接町村に持つて行かれない。たまたま一つの二億以上に……

第12回国会 通商産業委員会 第3号(1951/11/08、24期、国民民主党)

○山手委員 私も関連して二、三お尋ねしておきたいと思います。先ほどの次官のお話はよりますると、ガス方面は二、三日の貯炭しかなくて相当にきゆうくつであるけれども、その他の関係部門におきましては大したことはないような、いわば楽観的なお話があつたように私は聞き取つたのでございまするけれども、これは相当事実と相違している。なるほど非常に大きな資本力を持つておつたり、余裕のあるところは相当に手当をして買い込んでおりますが、きわめて偏在していると考えるのでありまして、さつきのお話をもう少し敷衍し、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 なるほど今年は今まで石炭の生産は比較的順調に来たように私は思つており……

第12回国会 通商産業委員会 第8号(1951/11/15、24期、国民民主党)

○山手委員 今御答弁がありましたが、一点だけ私お伺いしておきたいと思います。さつき問題になつておりました品川という人は係長でもないし、一係員にすぎないというふうなお話でございました。私どもいろいろ承つておるところによりますと、各地で相当な融資の申込みがありましても、係員なんかに相当手を尽して説明をいたしましても、すぐ上の段階に、またその上の段階にというふうに、地方ではなかなか借入れられないのが、商工中金から融資を受ける実態であると思う。ところが今度問題になつたのが、今豊田さんからお話になつたところによりますと、係長でもないのに、それだけの収賄をし、あるいはまた莫大な饗応を受けて、一億何千万円と……

第12回国会 通商産業委員会 第12号(1951/11/28、24期、国民民主党)

○山手委員 そのことについて私は大臣に一、二お伺いをしておきたいのでありますが、大臣はあの四日市の施設の一部分をある会社に転用さす了解運動を総司令部の方へ行つておやりになつております。しかしわれわれ考えますると、私はあの厖大な施設の実情をよく存じておりますけれども、あれは化学工場でございまして、四方八方パイプが通つておる。あるいはその関連というものがくもの巣のようになつておる。それのまん中あたりのいいところを一部の会社に転用さすというような動きについて、大臣が総司令部に乗り出してされますると、それに関連して地下のパイプでつながつておる周囲のいろいろな施設が全部だめになつてしまう。今お話の諮問委……

第12回国会 通商産業委員会 第14号(1951/11/30、24期、国民民主党)

○山手委員 風早委員の質問に関連して一点だけ伺いたいと思いますが、今の御答弁の中で、私ちよつとおそく来たのですが、米の供出代金が一千億円くらいもうどんどん出ているというふうな御答弁であつたように思うのですが、この供米代金が、中小企業、特に関西方面からずつとああいう早作地帶以外のところでは非常に年末金融と関連があるのですが、もう供米代金が一千億も出て、正月前に円滑に動くというようなお考えのようでありましたが、その点ちよつとお考え違いじやないかと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 今のお話と関連するのでありますが、商工中金の方で特にめんどうを見ていただかなければだめではないかと私は思うのであ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 通商産業委員会 第3号(1951/12/14、24期、改進党)

○山手委員 官房長も来ておられるようでありますから、実は大臣にお聞きをしたいと思つておつたのでありますが、いろいろの意味でこれは注目をされておりますので、きようは事務的なことを中心にしてお尋ねをしてみたいと思います。賠償指定施設については、終戦後六年でありますし、講和條約も締結されたのでありますから、当然これがおちつくべきところにおちついて行くだろうということは、だれも考えておることであります。従つていろいろ業者の方では払下げの運動をし、あるいは活用するということについての構想を進めておつたわけでありまするが、先般それとは逆の指令が総司令部から出たということが新聞にも報道をされております。その……

第13回国会 通商産業委員会 第5号(1952/02/04、24期、国民民主党)

○山手委員 大体言い尽されたような気がするのでありますが、あえて重複をして少し質問をしてみたいと思うのであります。  先ほどから御答弁がありましたように、織機の台数も絹、人絹だけでなしに全般的に過剰になつて来ておるという事実があります。ところが織機だけでなしに紡績あたりでも、今日では中小紡績はもう整理統合の段階に来ておるというふうな実情が新聞紙上などに報ぜられておるのであります。私は、先ほどからの政府の御答弁を聞きますと、終戦後、あれだけの計画的な統制経済を現政府が一ぺんに野放しにされた結果がこういう実情に立ち至つた、徐々に、段階的に、もう少し現実を見きわめた統制の解除なり業界の指導がなされな……

第13回国会 通商産業委員会 第6号(1952/02/09、24期、国民民主党)

○山手委員 年末、この問題が少し具体的に動き始めた当時、私はここで少し質問をしたわけでありまするが、その後の事情もありまするので、大臣及び通産当局に御説明を求めたいと思う次第であります。  御承知のように、賠償指定施設はわが国内に全部で八百数十箇所あるということは御承知の通りであります。この八百数十箇所の賠償指定施設は、その後民間そのほか私有のものは逐次返還をされたり、逐次活用済みにもなつておりますが、百四、五十箇所の政府、国家所有のものが、非常に大きなウエートを占めているにもかかわらず、いわゆる国有財産であるために今日まで凍結されたような形で温存をされ、日本の経済再建のためには未稼働の状態に……

第13回国会 通商産業委員会 第7号(1952/02/12、24期、改進党)

○山手委員 この問題については、私はこの委員会でも再三大臣初め皆さんにお聞きをしておりまするので、もうくどくどとは申し上げませんが、先般ああいう新聞記事も出ましたし、いろいろ話も伝わつておるように思いますので、私は実際にあの施設を見ておりまする一人として、大臣は非常に良心的に、まじめに御答弁になつておりまして、非常にいいと思います。しかしいろいろな動きもあるし、かつあれだけ大きなものが野ざらしになつておるし、しかもそれが非常に重要なものでありますので、私はこういう問題は、ぜひとも早急に裁断をお下しになつた方が、ある意味ではむしろ問題を解決して行く方法ではないかと思います。日米経済協力の問題や将……

第13回国会 通商産業委員会 第9号(1952/02/21、24期、改進党)

○山手委員 改進党はいろいろ研究してみましたが、本案については賛成をいたすものであります。
【次の発言】 この石油及び可燃性天然ガス資源開発法が上程されました機会に、少し石油のことについて御質問をし、あわせてこの法案についても御質問をしてみたいと思います。  この石油の問題は、戰争中からずいぶんいろいろ問題がありますし、現在も統制の残つている唯一のものであるといつてもよいくらい特殊な性質のものでありますが、今日一般の鉱物油は大体需給が見合つていることは御承知の通りでありますが、ガソリン等につきましては通産省と運輸省の間で相当見方が違つておる。運輸省の方はまだ相当量不足しているような見方でやつて……

第13回国会 通商産業委員会 第10号(1952/02/25、24期、改進党)

○山手委員 最近この通産委員会はきわめて不活発であります。この時の流れが非常に急ピツチで流れておつて、ポンドの問題とか、あるいは繊維工業の操短の問題であるとか、あるいは商社の金融対策の問題であるとか、緊急非常事態に対処して行かなければならない問題が山積しておるのでありまするが、それらの事柄がこの通産委員会、国会を素通りをして顧みられないような風潮があるように思つておるのでありまして、私どもはきわめて遺憾に思つております。かつての軍工廠の活用の問題のごときものも、きわめて日本の経済再建にとつては重要な意義を持つものでありまして、これらの経過なり、あるいは具体的ないきさつというものがつぶさに説明を……

第13回国会 通商産業委員会 第11号(1952/02/29、24期、改進党)

○山手委員 田嶋君が出て来ていろいろ各論的なことをやつたのでありまするが、今日日本の経済界で大きな問題になつておるのは、御承知のポンド地域向け輸出調整の措置であろうと思います。これが十八日に実施をされまして、業界は相当に迷惑をこうむつておるし、相当動揺を来しております。昨日は政府におきましてもいろいろな議論が出て、経済協力最高顧問会議などというところでも相当議論をされたようであります。通産省はその独自の立場から大臣を先頭にしていろいろ敢闘をされておることも承知をいたしておりまして、この委員会をもう少し早くやつていただいていろいろ意見を言いたかつたのでありますが、少し遅れて時期はずれの気味があり……

第13回国会 通商産業委員会 第12号(1952/03/05、24期、改進党)

○山手委員 今大臣から御答弁がありました。私も今日本の経済界の実情を見まして、これを憂慮しておる一人でありますが、繊維の関係で操短が起きる、鉄鋼関係でそういう事態が真剣に取組まれて考慮されておる、ゴム工業界においてしかり、一時盛んで殷賑をきわめておつたパルプ工業においてもその余波を受けておる、製造工業部門に選てもいろいろな事態が起きつつある。こういうことを私は実際に率直に見て行つて、この付近で何か手を打たなければどうなるであろうかということをいろいろ考えておるものであります。それにつきましても、私はきよう材料を持つて来なかつたのでありますが、国際連合の列国の工業生産指数の調査を調べてみますと、……

第13回国会 通商産業委員会 第14号(1952/03/11、24期、改進党)

○山手委員 本会議が始まりましたので、私簡單に一、二お伺いしておきたいと思います。  債権者に不測の事態が起らなければもちろん問題はないのでありますが、日鉄がああいうふうになりまして、その基本的な資産関係を明示する登記の面が、かようになおざりになつておるようなかつこうで参つたり、あるいはさらにそういうことが継続されて行くということは、單に担保の問題ばかりではなしに、いろいろな問題でいかにも従来の官僚式のやり方の継続であるように思えて、私はふしぎでかなわぬと思うのであります。今資金計画のお話がありましたが、それについて思い出すのは、最近オーストラリアの方の輸入制限の問題でも、鉄鋼の輸出が相当影響……

第13回国会 通商産業委員会 第16号(1952/03/19、24期、改進党)

○山手委員 大蔵大臣が久しぶりに出て来られて、私ども聞きたいことは山ほどあるのですが、まず最初に聞きたいことは、先般大蔵省が中心になつて外為と話合いをし、通産省の方を出し拔いたようなかつこうであのポンド措置をおやりになつた。大臣はいつか施政方針演説の中でもはつきり言つておるように、朝鮮事変後の備蓄輸入によつて、先般来全産業界の不況、困窮というものはきわめて深刻に現われて来ておつた。ところが通産省の方の考え方を無視して、單に金融面だけの配慮からあのポンド措置をやつて、ポンド圏に対する輸出が全面的にとまつたというふうな混乱状態を現出させた。これは單に金の面だけから大蔵大臣の一方的な考えでああいう措……

第13回国会 通商産業委員会 第19号(1952/03/27、24期、改進党)

○山手委員 先般の本委員会において、私どもの党の森山委員からコンサーべーシヨンの問題に関して質疑をいたしておりまして、政府当局よりの答弁が保留をされておりました。この際保留をされた部分について、概略でよろしゆうございますから御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 電力料金の問題がようやくやかましくなろうとしております。今福田君からお話があつた通りでありますが、この問題は非常に重大でありますから、公益事業委員会の方からも、今お話があつた資料なり、事業委員会の方の腹を確かめてから、もう少し深く掘り下げて議論をしたいとは思つておるのでありますが、昨年の六割余の申請、今度の申請に対して、公益事……

第13回国会 通商産業委員会 第20号(1952/03/28、24期、改進党)

○山手委員 簡単に一点だけお尋ねをします。各地で米の関係で取引所をつくりたいというふうな動きがあるようでありますが、そういうものについての動きをできれば御説明を願いたいと思います。

第13回国会 通商産業委員会 第22号(1952/04/12、24期、改進党)

○山手委員 いろいろ電源開発そのほかについて御盡力を賜わつておりまする白洲さんに一、三お尋ねをしてみたいと思います。  御承知のように、今自由党の五十数氏の提案にかかりまする電源開発促進法案が国会にかかつて、先般からいろいろ研究をし、審議をいたしておるのでありまするが、この法案については、白洲さんはもとより十分よく御承知であるし、御連絡の上でおやりになつておられると思うのでございますが、この法案について白洲さんはどういうふうにお考えであるか、まずその基本的なお考えをお漏らし願いたいと思います。
【次の発言】 白洲さんは東北電力の会長であつて、その意味でも関係がありまするが、御承知のように、安本……

第13回国会 通商産業委員会 第28号(1952/04/23、24期、改進党)

○山手委員 私も改進党を代表いたしまして、ただいま議題になつておりまする中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案に賛成をするものであります。本改正によりまして中小企業者の規模の基準を引上げる等の措置をし、あるいは広地域の連合会の事業に関する制限を廃止いたす等の処置がとられるのでありまして、これらについては一応、私どもは何ら異議もないし当然かくあるべきものであると考えておりまして、賛成であります。現在中小企業が大企業の操短そのほかによりまして、遠慮会釈もなしに、下につながつておる中小企業が見殺しにされつつある実情にあるのでありまして、どうしてもこの中小企業者に金融をつけてやらなければならない実……

第13回国会 通商産業委員会 第29号(1952/04/24、24期、改進党)

○山手委員 この問題についてお聞きすることはさつきから大体同僚議員によつて明らかにされておりますので、私は一、二点だけお伺いしておきたいと思うのであります。提案者の方からの説明もいろいろ聞いておりますが、只見川のような大電源地帯の問題にからんで、東北あるいは東京、各電力会社において、争いというほどじやないが、お互いにわが田に水を引くような、非常に困つた問題がないことはない。さつき東電の社長さんのお話によると、積極的に協力をしてやるのだというお話でありましたけれども、これを逆に見れば、相互にとり合うというかつこうで、開発問題そのものについて、なかなかきめがたい点が出ておるのではないか。そういう関……

第13回国会 通商産業委員会 第31号(1952/05/08、24期、改進党)

○山手委員 予定にはなかつたのでありますが、昨日来各電気会社の株式の高騰を見ておりまするし、いろいろ先般来この委員会でやつております電気料金の値上げの問題についても、その後政府と公益事業委員会との間が決定的に対立したまま政府が押し切られたようなかつこうになつておる。公益事業委員会の方はそういう状態でいろいろ新しい材料も出ておりますので、今株式市場で起りつつある現状というふうなものを電力料金とも見合つてどういうふうにお考えになつておられるか、松永委員長代理の方から御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 電力料金の問題は大きな社会問題でもあるし、わが国の産業経済界におきましても大きな問題であり……

第13回国会 通商産業委員会 第32号(1952/05/09、24期、改進党)

○山手委員 総括的に私は二、三点お伺いをしておきたいと思います。この臨時石炭鉱害復旧法案というのは、この法の精神は石炭を採掘することによつて生じた地表に現れたいろいろな故障を、鉱業権者とそれから土地の上に住んでいる、あるいはいろいろな権利者との話合いによつて除去することが建前なのでありますけれども、その話合いによつてそうしたいろいろな問題をセーヴし、除去して行くことが適当でない、そこに国家というものがさらに介入して強力に原状回復をするという考え方でありまするので、そういう考え方自身は私は何も反対する必要もなければ、大いにやつてもらわなければならないことだと思つております。しかしこの問題を軽卒に……

第13回国会 通商産業委員会 第37号(1952/05/16、24期、改進党)

○山手委員 簡単にいたします。私は石油の問題については、いろいろ関心を持つております。今同僚の加藤委員からいろいろ勧告の点について質疑が行われておりましたのを聞いておりましても、いよいよ私どもの考えておることについて、じつくり考えなければならないという気を起す次第であります。というのは、結局今大臣がお話になりましたように、この勧告は、石油という特殊な資源に対して格別なる関心を政府が持つておられるということから私は出発したものだと考えるのであります。日本の近い将来のいろいろな情勢を考え合せてみましても、政府がこれから先さらに燃料資源、石油政策というものに対して、格段の努力を拂つてもらわなければい……

第13回国会 通商産業委員会 第41号(1952/05/27、24期、改進党)

○山手委員 輸出取引法案について少しお伺いをしてみたいと思います。この法案は地味な経済問題でありますので、全般的には議論があまり沸騰しておらないのでありますが、交易で過剰人口を養つて行かなければならない日本にとつては、この法案は将来非常に重要性を増して来る法案であることを確信いたしております。この法案の目的は、第一條に書いてありますが、「不公正な輸出取引を防止し、及び輸出取引の秩序を確立し、もつて輸出貿易の健全な発展を図ることを目的とする。」こう書いてあります。しかしながら、私は従来の例からいたしましても、単にこういう抽象的なお座なりのことでは、こんな法律をつくる意味が了解できないのであります……

第13回国会 通商産業委員会 第43号(1952/05/29、24期、改進党)

○山手委員 私はきようは各條文についてお尋ねしておきたいと思います。まず通産省の方にお尋ねをしたいと思うのでありますが、第二條の第四号におきまして、「公正な商慣習にもとる輸出取引であつて、政令で定めるもの」というふうに、非常に漠然と規定をしてございますが、これについて特にどういうふうな政令をお出しになるつもりか、まず最初にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 最近アメリカから輸入しておりまする大豆などについて、国際的な大きな紛議が起きようといたしておるようでありますが、日本とアメリカの商社との間の契約によつて輸入をされた大豆が、契約で定めてありまする要件と著しく異なつたものを実際には……

第13回国会 通商産業委員会 第46号(1952/06/03、24期、改進党)

○山手委員 討論、採決を行うに先だちまして、一言あらためて公正取引委員会の委員長にお尋ねをいたし、将来解釈上疑義が起きないようにしておきたいと思う次第であります。と申しますのは、輸出取引法案は、第十一条において輸出組合の行う事業を規定しておるのでありますが、組合がこの事業を行うにあたつて、独禁法及び事業者団体法の適用を除外しておりますのは第十一条第二項の場合のみでありまして、輸出業者の不公正な輸出取引を防止する第十一条第一項についてはその適用を除外されておらないのであります。輸出業者の行う不公正な輸出取引は何ら保護される筋合いのものではないのであつて、当然に禁ぜられているのであり、独禁法、事業……

第13回国会 通商産業委員会 第48号(1952/06/05、24期、改進党)

○山手委員 先般の本会議における今澄議員の緊急質問の際に、議場が騒然といたしておりまして、松本委員長のお話せられることがわれわれにもよく徹底をしてお聞き取りすることができなかつたのが残念であつたわけでありますが、この委員会は、十分詳細に従来の経過なりいろいろなお考えを承つて、この問題の解明に役立ちたいという気持を持つておりますので、まず松本公益事業委員会委員長から、本会議でお述べになろうとした大要でもよろしゆうございますから、経過の詳細を承りたいと思います。
【次の発言】 ただいま松本委員長から経過を承りまして、日本の産業を左右するところの電力界において、かくのごとき不祥事が起つておつて、あた……

第13回国会 通商産業委員会 第49号(1952/06/06、24期、改進党)

○山手委員 提案者にお伺いをいたしたいと思うのであります。この法案が提出されました中小企業の育成をはかるという趣旨については何らわれわれも異議をさしはさむ理由を持ち合せませんし、全面的に賛成でございます。趣旨には賛成でございまするが、二、三この法案の中に疑義もありまするし、不徹底な面もあるように思いまするので、お尋ねをしておきたいと思うのであります。  まず第一に、私がお伺いをいたしたいことは、この法案によつて企図されているいろいろな構造というものが中小企業に有効なものであることは一応認めるのでありまするが、中小企業庁を廃止してみたり、いろいろな金融措置そのほか中小企業に対して従来積極的にやる……

第13回国会 通商産業委員会 第50号(1952/06/10、24期、改進党)

○山手委員 前会に二、三私からこの法案に対して質疑をいたしたのでありまするが、残してある部分を、重複を避けつつもう一度お伺いしてみたいと思います。私がこの法案を読み直してみて痛感することは、この法律の題目は中小企業の安定に関する臨時措置法ということになつておるのでありまするが、実際には、政府側が積極的にこうするのだという規定は何ら入つておらない。業界の中で、何か相互に大企業と中小企業というふうなものを対立させた観念の中に追い込んで行くというふうな規定、中小企業と大企業とが対立の前提に立つて、これを調整して行くというふうな響きが非常に強い法律であるように思うのであります。政府あるいは国家が中小企……

第13回国会 通商産業委員会 第52号(1952/06/12、24期、改進党)

○山手委員 今いろいろお話を承つたのでありますが、まず第一にゴムの山本さんにお伺いをいたしたいと思います。先ほど、二百工場ばかりあつたのが七十五工場ぐらいに現在減つているというお話でありますが、このことは、ゴム工業の大部分が家内工業のようなかつこうで操業しているということを意味しておるのであろりと思うのでありまして、非常に実情の深刻なことがうかがわれます。ところで自動車のタイヤ、チューブというふうな比較的大規模のゴム会社によつて経営されておる品種につきまして、この法案が通つた場合に、大規模なブリヂストン・タイヤとか横浜護護というようなものと中小企業者の立場というものとは、特にタイヤの輸出という……

第13回国会 通商産業委員会 第54号(1952/06/14、24期、改進党)

○山手委員 ただいま議決されました特定中小企業の安定に関する臨時措置法に附帶をいたしまして自由党、改進党及び日本社会党三党で、特定中小企業の安定に関する臨時措置法附帶決議案を提出をし、御賛同を得て可決をしていただきたいと思います。まず案文を朗読いたします。   特定中小企業の安定に関する臨時措置法附帯決議 この法律案は中小企業安定の一助として有効なるも、なお万全とは申し難い。よつて政府はその運営に遺憾なきを期するため本法施行に当つて次の各項につき格段の留意を拂うべきである。  一、生産数量に関する勧告及び命令を発する場合に通商産業大臣は特に愼重を期し、いやしくもわが国の輸出産業に悪影響を……

第13回国会 通商産業委員会 第59号(1952/06/24、24期、改進党)

○山手委員 資源庁の長官の顔を見ましたものですから、私は一言お尋ねをいたしておきたいと思いますが、例の帝国石油の調停を資源庁の長官がおやりになつたように聞いております。しかし新聞紙上にも調停がすでに完了したようなことを伝えておりまするが、実際ほそうでもないということで、さらに会社がごたごた紛糾を行くようなうわさも聞いておるのでありますが、この際長官からその調停の経過をひとつお聞かせをお願いします。
【次の発言】 今のようなことは私も知つておりますので、お聞きしようと思つたわけではないのであります。要するに私がお聞きしたいと申し上げましたのは、あなたの方は労働組合の方から委任を受けられて調停に立……

第13回国会 通商産業委員会 第62号(1952/07/26、24期、改進党)

○山手委員 ただいま自由党の福田委員から、きわめて慎重に扱うべしという建前で、資料を十分にそろえなければいかぬという御提案がありました。私は本法案が全国民生活に、全産業の消長に関係をするきわめて重大な御提案であることをいまさらのごとく考えまして、私はもつともだと思います。しかも会期がわずか数日しか残つておらない。先般来本法案はすでに提案をされておるとかおらないとか、きわめて不明朗なことがたくさんうわさに伝えられておつて、私は聞いておつたのでありますが、どうもすでに解散気構えにもなつており、会期が余すところ数日というときに突然こういう重大法案を出して来られたのでありますが、これは審議をして衆議院……

第13回国会 通商産業委員会 第63号(1952/07/29、24期、改進党)

○山手委員 いろいろありますが、私は一意だけ通産政務次官にお伺いをしておきたいと思うのです。さつき理事会で、例の東南アジア諸国へ修好使節団を派遣するという問題について、委員長並びに与党の理事諸君はどういうふうに聞いているのかという質問をいたしたのでありますが、何ら聞いておらない、こういう話であります。いろいろ聞くところによると、これは政府の修好使節団であるとかあるいは国会議員団を派遣するとかいうふりなことで、性格もあいまいでありますが、この点について東南アジア諸国と日本との貿易なり友好関係、経済上り関係を親密にするという議論は、この委員会が終始一貫していろいろ研究をし、また推し進めるようにやつ……

第13回国会 法務委員会 第12号(1952/02/13、24期、改進党)

○山手委員  私は法務委員ではなかつたのでありますが、三重県の松阪事件について法務委員会が参考人を多数お呼びになつて糾明をされるというお話でございますので、私本日臨時にかわつて実はお聞きしておつたのでありまするが、今田嶋委員からいろいろ質疑がありました。私地元でいろいろなことを聞いておりましたし、見ておりましたことと、相当考えさせられる議論がかわされておりますので、一言なかるべからずで申し上げる次第でありますが、今お話がありましたように、私はこの松阪の大火の与えた社会的な影響は非常なものであつた。相当に混乱を地方に与えたことも事実であつたと私は考えております。難事件を私は警察当局がよくよく糾明……

第13回国会 予算委員会 第24号(1952/04/02、24期、改進党)

○山手委員 関連して。今の問題ですが、今の御答弁は、通産委員会で通権大臣以下が答弁をしておることと、まつたく食い違つた逆の方向を管財局長は御説明になつておる。私はその問題について、貸しくだされという事態が将来起きる場合が考えられるのだが、貸すのか、売るのかということを質問いたしました。本間次官も同席されておつたと思いますが、これは原則として払い下げない、これは貸与だということをはつきり通産大臣は言つておる。そうすると五人委員会の結論を出して、先般播磨の工廠の問題を決定されておるのでありますが、その払下げ価格なんかも、ここで大いに議論をしなければいかぬ事態になつて来る。ところがあの当時通産委員会……


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各種会議発言一覧(衆議院24期)

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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○山手委員 国民民主党の方でも、できるだけ地方公務員諸君の立場も考えて修正案をつくりたいと思つて、党の役員会なんかをやつて、全部よく聞きませんでしたものですから残念でありますが、私ちよつと聞いただけのことで、一点だけ東京都労連の河野平次さんにお聞きしたいと思うのであります。最初にお話があつたと思いますが、地方公務員法を出すこと自体については、出さなければならぬような必要性もいろいろあると思うというお話があつたように思います。そのあとで、政治活動の制限などについてるるお話があつたのでございまするが、初めに一方において地方公務員法を制定する必要があるという見解を一言述べられたことは、これは聞いてお……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1951/03/09、24期、国民民主党)

○山手委員 井藤さんにちよつとお聞きしたいと思うのでありますが、さつきお述べになりました今度の市町村民税で、大陸式でなしに英国式のやつで、少し法人にも所得割で課税することになつたのでありますが、どうもこの市町村民税の本質というようなものを私ども考えて参りますと、個人なんかとは比較にならないような活動を現に市町村でやつておりながら、市町村に対する配当があつたときには、それを通じて個人が負担をして行くということで、わかるのはわかるのですが、しかし現在の日本としては、法人の活動範囲のあまりにも大きいことを思いますと、個人と法人というものを、もつとバランスをとつて行つた方がいいのではないか、こういう気……



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データ更新日:2023/02/05

山手満男[衆]在籍期 : |24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期
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