このページでは中馬辰猪衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○中馬委員 先ほどの松田委員の発言の、軽く通過せしめたい。済んだことだから早くやろうぢやないかということに対して、私は反対するものであります。何となればこの予算の目的外に経費を使用したものの内訳を見まするに、東京と熊本にのみこれが集中しておる。御説明によりますと、終戰直後における戰災等の関係上、住宅難が非常に多かつたということは、あえて熊本逓信局管内、東京逓信局管内に限つたことではないと思う。從つてなぜ二つの局のみにたくさん事例が発生しておるかということの説明を聞きたいと思う。 第二には、同じく東京逓信局、及び熊本逓信局の内訳を見ますと、三十一の宿舎が建つておる。その中で小倉の進駐軍関係のも……
○中馬委員 ただいまの金子さんの御意見に若干関連いたす問題でありますが、さきに政府は暫定措置といたしまして、木炭の代行手数料を、一月に遡及して一俵十五キロのものを十円に改訂せられて今日に及んで來たのであります。ところが突如として去る四月二十二日に手数料を六円に引下げるという通牒に接しまして、農業協同組合等におきまして非常な動揺を來しております。しかも一月の十円の手数料決定の際におきましても、物價改訂のときまでの暫定的措置であるということを言明せられておつたにもかかわらず、今日再び六円に引下げられたということは、今後集荷を円滑に進める上において非常な障害になるのじやないかという心配をわれわれは持……
○中馬委員 ちよつと局長にお尋ねいたしたいと思います。 大藏大臣が衆議院の予算委員会において、價格調整費を大体約五十億円くらい実行上減らし得るじやないかということをぼかしておりましたが、それに対する見通しを私どもは具体的に説明をしていただきたいと思うのであります。ただいまのお話でこれ以上は追究いたしませんが、次の問題は、予算で考えられておるほど思う通りに生産が増加しない、あるいは輸入量が減少するというような問題につきまして、為替レートが三百六十円に決定をしたということによる影響は一應抜きにいたしましても、この予算で考えられておるほど生産量が増加しないことについて、その分を補給金が減り得るもの……
○中馬委員 ただいまの御説明は収入の方のお話でございまして、支出の方の場合のタバコの賠償金を從來通りするかどうかという点の御答弁がありません。
【次の発言】 一般の預金の問題でありますが、二十三年の第四・四半期の分は相当計画と実績による見込みが食い違つておる、これを二十四年度の第一・四半期の場合において、はたして三百八十億という見込みの一般預金増があり得るかどうか。もしあり得るとすればその具体的な根拠、今日の経済状態からいたしましても、預金ということははなはだむずかしいのではないかというふうに考えておりますが、この三百八十億の預金増の具体的な根拠について御説明を願いたい。
○中馬辰猪君 お許しを得まして発言の機會を與えられましたことを感謝申し上げます。私は鹿児島縣の選出中馬議員でございます。今回のデラ台風に際しまして、國會並びに政府におきましては、きわめて迅速に措置していただいたことはまことに感謝にたえない次第でございます。今回の台風の特質といたしましては、先ほど來るるとして述べられたように、時期的にきわめて早い時期に台風が参つた。六月の末より七月初めにかけまして、しかも連続的に四回、六月十八日夜、同じく六月二十八日七月の二、三日、同じく最近におきましたは七月の五、六日の都合四回にわたりまして、きわめて接近せる期間におきまして連続的に台風が参つたのであります。先……
○中馬委員 開拓関係でございますが、納入未済の分はその後、どうなつておるのでありましようか。
【次の発言】 三百二十八項でありますが、これはその後森林軌道は敷設されたのでありますか。
○中馬委員 アルコールの專売事業についてちよつと伺いたい。近来各地でいも類の統制撤廃の問題にからみまして、アルコール工場の民間拂下げの問題が起つておるようでございますが、今までお拂い下げになつた所がございますか。
【次の発言】 もしお拂い下げになるような事態になつた場合において、評価の問題は大体どういう基準でされるお含みでございますか。
○中馬委員 ただいまの御質問に関連して、昨年度の耕地災害に対するでき過ぎ払いの問題について、お話を伺いたいと思います。すなわち、これは宮崎県、佐賀県、長崎県、三重県、京都府及び鹿児島県の六府県が大きな問題だと思いますが、昨年のデラ、フエイ、ジユデイス等再三の暴風雨に見舞われまして、その結果各県とも非常に難儀をいたしているのでございますが、幸いに挙県一致の努力が各府県とも成功いたしまして、たとえば鹿児島県等におきましては、本年六月末現在において、すでに七億九千三百余万円の工事を完了いたしております。査定総額の十四億七千二百万円に対しまして五四%でき上つております。しかるにこれに対する政府の補助は……
○中馬辰猪君 まず久米さんに最初お願いしたい。先ほど民営の案について葉タバコの專売を残して、あと製造販売を会社にするという案で、五つか六つかにわけるというお話でありましたが、あなたに率直に答えてもらいたいと思うことは、われわれ先ほど森山君が言つたように、隔靴掻痒の感がある。国会たばこの会といつても、全然審議会の内容を知らないし、せめて傍聽でも許してもらえば非常に幸いだけれども、これもできぬとすれば、あなたからひとつ片言隻句をとらえて、全貌を想像するほかに方法がない。そこでお伺いしたいことは、まず第一に全国を幾つかの、七つか五つかわける会社にするのか、あるいは全国をアメリカ式にダブつて、たとえば……
○中馬委員 干拓のことで御質問いたしますが、今年の十八億の予算で、実際年度内でお米のとれるところは何箇所くらいあるのですか。
【次の発言】 予算のとり方の関係もあるのでしようけれども、新規々々というのが私は少し多いのではないかと思う。これはどういう関係ですか。先ほど河野委員から御発言があつたように、口では重点的にと言いながら、新規新規というのは干拓においては非常に多い。もう少し既存のものを生かす意味において、重点的に徹底的な予算を配分してもらいたい。現在はわれわれが見たところでは職員の月給代だけであつて、ほとんど仕事をしないという所がたくさんある。これをもう少し重点的にやつてもらいたい。なぜ新……
○中馬委員 ただいま平野委員から治山の問題があつたのでありますが、われわれも非常に心配をいたしております。はたせるかな今年二回にわたつて台風あるいは暴風のために、南九州を初めとしてほとんど中部地方に至るまで非常な大災害をこうむつたのであります。一例をあげますと、南九州地方においては、先般のケイト台風によつて、人的被害が死者七名、負傷者三名、農作物の被害が二億五千万円、耕地の被害が三億万円、土木、山林その他を合せまして、十億八千七百万円という概略の数字を示しております。さらにまたつい最近の豪雨の被害は、死者が三十七名、負傷者が三十五名、計七十二名に及んでおります。家屋の被害が、住家の倒壊九十一戸……
○中馬委員 私九州並びに山口県の水害状況調査の報告をいたしたいと思います。 私どもは去る七月十九日から十日間にわたり千賀委員長並びに私それに藤井専門員及び農林省農地局災害復旧課の樋上技官を帯同いたしまして、熊本、鹿児島、宮崎、大分、福岡及び山口の六県にわたり、今般の水害の被害状況を調査いたして参りましたので、ここに御報告申し上げます。 今般の水害は、七月初めに襲来いたしましたケイト台風並びに七月八日ごろから十五日ごろまで不連続的に多大の降雨量をもたらしました梅雨型豪雨の二つの被害が重複したのでありますが、私どもの視察いたしました地帯におきましては、前者の被害はさしたることはなく、主として後……
○中馬委員 私はただいま議題と相なりました葉タバコの収納代金に対する課税の問題について、若干の質疑並びに要望をいたしたいと存じます。 今日の国家財政の大きな需要額の中におきまして、タバコの専売益金というものがいかなる比重を持つておるかということは、私が申し上げるまでもありません。しかもこの一千二百億円という財政専売益金というものは、何と申してもその根本は葉タバコの耕作者の力によるのであります。私どもは今日かくのごとき非常に大きな貢献をいたしておる耕作者のいろいろ意見を聞きますときにおいて、最も大きな問題は税金の問題であるのであります。なるほど終戰以来毎年毎年所得税に対するいろいろの改善といい……
○中馬委員 先ほど硫安協会長から経済安定本部総務長官あてに「硫安の輸出と国内価格につき御懇請の趣十分了承し、御希望に沿うこと、ここに回答申し上げます。」こういう回答があつたようでありますけれども、この御懇請の趣の内容並びに御希望に沿うことについての、さらに具体的な問題を三つだけ御質問を申し上げたいと思います。 一つは、現行価格水準というのは、過日本委員会におきまして政府答弁によつて、卸売価格九百九十二円、これは農協の場合におきましては、全購連、県連の口銭はこの九百九十二円の中に含んでおるのでありますけれども、卸売価格九百九十二円に間違いないかどうか。これ以上に上り得ないとわれわれは解釈してい……
○中馬委員 杉山勝美さんにお伺いいたしたいと思います。先ほど来電波、波長の独占、NHKが持つていると、いろいろな関係によりまして、民間放送に対して、門は形式的につくられたけれども、通らんとしても道路もなければ電燈もついていないので、ほとんど絶望的であるという御意見を承つたのでありますが、もしかりにこの原案がそのまま通つたといたしますならば、はたして民間放送が事業的に成立し得るものであるかどうか。あるいはまつたく絶望しなければならぬものであるかどうかについて、御見解をお尋ねいたしたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。