椎熊三郎 衆議院議員
25期国会発言一覧

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椎熊三郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは椎熊三郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院25期)

椎熊三郎[衆]本会議発言(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 衆議院本会議 第18号(1952/12/22、25期、改進党)

○椎熊三郎君 今回の国会は、総選挙後における憲法上の規定に基くところの特別国会でございまして、十月の二十四日に召集せられました。その際、本院におきましては、国会の会期の決定は、院が独自に決定するものでございまするから、各派それぞれ慎重なる検討の上、ことに野党三派は同一の歩調をもつてこの問題に対処いたしまして、選挙後であり、ことに内外の情勢逼迫し、重大なる案件が山積しておるのですから、時日のあまりに短かい会期では審議が不十分であろう、そういう点から、われわれは、本特別国会は六十日ないし七十日の会期と決定すべしということを主張いたしました。当時、自由党並びに政府におきましては、これは憲法土、総選挙……

第15回国会 衆議院本会議 第20号(1952/12/24、25期、改進党)

○椎熊三郎君 ただいま委員長より報告になりました簡易保険及び郵便年金積立金の郵政省移管に関する法律の一部改正案、修正案、私は本議場にかくのごとき問題が議案として、案件として取扱われることを、日本の国会の名誉のために、まことに残念に思うのであります。(拍手)  本案の内容につきましては、諸君すでに熟知のことと存じますが、そもそも日本における簡易保険の制度は、歴史的には三十数年の過程を経ております。貧弱なるわが国の社会施設のうち、しかも社会保障制度のうち、最初に実行せられて、そうして唯一の成功したる事業でございます。世界にも冠たる成績を収めておるのでございます。これが、昭和十八年の一月十八日に、戦……

第15回国会 衆議院本会議 第32号(1953/02/25、25期、改進党)

○椎熊三郎君 ただいまの案件につきまして、私は何も討論を希望しておつたのではなかつたのですが、菅家君がわざわざ私の氏名さしましたので、一身上の弁明をも兼ねて、いささか諸君の耳ざわりの悪いところを一席弁じたいと思います。(拍手)たいへん絶好のチャンスを与えられまして、菅家君には感謝する。  さて、先般来の予算委員会の状況を見ますときに、実に醜態続出ではないか。多数を頼んで、その多数といえども、原子爆弾を抱いたる民同派などというものをかかえつつ、氷の上を踏むような、たつた四名の多数をもつて、あの暴挙をあえてせんとする諸君の行動は、実に非民主的であると私は思う。(拍手)たとえば、昨夜の一般質疑打切り……

椎熊三郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院25期)

椎熊三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 議院運営委員会 第1号(1952/10/25、25期、改進党)

○椎熊委員 運営委員長の就任せられた冒頭において、私は運営委員の一員として、お願いやら希望やらを申し上げておきます。  過去の運営委員会でたいへん長く苦労されたと言われますが、なぜああいうふうにめんどうであつたかというと、その当時は自由党が絶対多数で二百八十名からありましたので、何事でも数の多数をもつて横車を押し切ろうという悪い点があつた。われわれは国会を正しく守りたい、国家最高の機関たる国会を正しく守り扱きたいということで、それに対抗して参りましたが、数の力にはとうてい及ばない。そういう結果から、常に紛糾に紛糾を重ねて参つたのですが、今日以後の国会並びに運営委員会というものは、そういう姿であ……

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/11/04、25期、改進党)

○椎熊委員 新国会法になつてからの事務総長の立場は、重要な国会の役員であります。他の官庁の役員等と違つて、一たび選任されますと期限がない。停年法もございません。従つてこのままに存続すれば、永久死ぬまでもやれるようなふしぎな法規になつておる。これには一つの意味があつて、新国会法制定のときに、憲法の趣旨にかんがみて、国会の役員たるものはことごとく選挙ごとに改選されて、議長、副議長はもとよりのこと、ひとり国会の役員たる事務総長だけがそのままでいいという精神ではない。しかし新憲法の精神は、一選挙一内閣制を予想したものであつて、一年や半年で内閣がかわることを予想していなかつた憲法のように、私どもは憲法制……

第15回国会 議院運営委員会 第3号(1952/11/07、25期、改進党)

○椎熊委員 この「全」をとるとなると、参議院との合同委員会を開かなければならぬのじやないですか。
【次の発言】 緊急質問は、野党側から二十数件に及んで出ておりまするが、われわれは、再々開の総理大臣の施政方針演説以後において本格的審議に入る、それまでは、緊急やむを得ざるもの以外は、いろいろな観点から考えて、あまりたくさんな緊急質問を出さぬ方がいいだろうという考え方でありました。しかし先般来政府におきましても、施政方針演説の前に急いで審議をしてもらいたいという案件があつて、四件ほど議長のもとまで申入れがあるようであります。従つて、これらは実質審議に入らなければならぬ問題でありますから、最初の了解事……

第15回国会 議院運営委員会 第4号(1952/11/21、25期、改進党)

○椎熊委員 それは政府の都合ですから、政府が、二十五日の午前、午後とも都合が悪いからということを参議院に申し出て、お願いしたらいいじやないですか。当院から申し込む筋合いではないと思う。
【次の発言】 私は、政府の都合で一日空白にするということ、それは、そういうしかたがない場合もあるが、今度の国会は実質審議三十日ということを確約しておるのですから、政府の都合で一日空白になつたら、あと一日延ばせばいい。だから、実質審議三十日はどこまでも確保するのだから、政府は二十六日も休みたかつたら、かつてに休みなさい。そのかわり二日間延長しなければならない。

第15回国会 議院運営委員会 第6号(1952/11/26、25期、改進党)

○椎熊委員 松井君、社会党からも委員が出てやつたことですから……。
【次の発言】 一応政府の承認したものでなければ出せないが、賛否は各党態度が違うのだから……。
【次の発言】 手続の問題だけで、この案を各党が認めたというわけではない。
【次の発言】 修正されるところは修正されるし……。
【次の発言】 そんな観点でやつておつたら、これは出せないことになる。
【次の発言】 党の代表者が庶務小委員会に出て来ておるのだから……。
【次の発言】 討議にわたることは違うのです。議院運営委員会は、案の内容まで討議はできないことになつておる。その内容の討議は予算委員会でおやりくださいと言うのです。

第15回国会 議院運営委員会 第7号(1952/11/27、25期、改進党)

○椎熊委員 きのうの重光さんの演説は、四十分時間をとつてありましたが、二十五分しかやらないで時間を残した。きようの川崎君のも四十分とつてありますが、ことによると四分か五分はみ出すそうでございますから、御了解を願います。
【次の発言】 ぼくらは委員の選考までしてあるのですから、早くつくつてもらいたいと思つております。
【次の発言】 ぼくの方は小泉純也君。
【次の発言】 これは別な問題ですが、電気通信委員会の廃止がこの前問題になつたのだが、事務的に、この国会が運営されて行くころになつたら国会法の改正を出すのだ、こういうことで私は了解しておつた。ところが、現に郵政委員会、電気通信委員会の両方とも、委……

第15回国会 議院運営委員会 第8号(1952/11/28、25期、改進党)

○椎熊委員 池田国務大臣の不信任決議案は、昨日の本会議における池田大臣の答弁に基いてのことであります。従つてこれをただちに取上げて当日の議場で問題にしたいと心得て、私ども議事進行に関する発言を求めようといたしましたが、副議長はすでに散会を宣告せられたので、そのことができませんでした。従つて本日に持ち越されまして、本日野党各派協議の上、ただいま御報告あつた通りの決議案を提出いたしました。この決議案は、国務大臣に対する不信任決議案でございまして、事すこぶる重大でございます。今日は、もとより日程は決定しておりますけれども、かくのごとき重大なる案件は、ことに不信任決議案のごときは、他の案件優先してこれ……

第15回国会 議院運営委員会 第9号(1952/11/29、25期、改進党)

○椎熊委員 本人がおられるので言いにくいと思うのですけれども、本会議全体のことだから、自由党の人にお願いしておきたいと思います。それは、久野君の発言がちつともわれわれには徹底しない。これから声の練習をするということもあるでしようけれども、だれかいそうなものじやないですか。
【次の発言】 いつでも、何を言つているのかわれわれにはわからぬ。あれでは議長もお困りだろうと思うので、議場の混乱を招かないように、議長との間に呼吸を合せて、間髪を入れないようにしなければならぬと思う。たくさん経験者がおると思うので、そういうようにしてください。われわれ非常に迷惑しております。

第15回国会 議院運営委員会 第10号(1952/12/06、25期、改進党)

○椎熊委員 委員長を呼んで事情を聞いたらどうですか。
【次の発言】 私の方は、今国会当初から要求しておつた案件ですから、むろん反対はございません。委員の数等については、前にあつた委員会より多少委員の数が減らされておりますが、これも問題はなかろうと思いますから、ただいま委員長のおつしやつた通り賛成いたします。
【次の発言】 私は、長い間考査委員会や、行政監察の委員を勤めて来て、ただいまのような御批判をいただくことは非常に汗顔の至りです。この委員会の名誉のために残念に思つております。土井君その他の方々は、何かこの委員会がちつとも業績がなかつたように言われるが、私はいろいろな委員を兼任しておりますが……

第15回国会 議院運営委員会 第11号(1952/12/09、25期、改進党)

○椎熊委員 これは一部に反対者もあるようですが、ほとんど大部分が賛成ですから、本日これを上程して、劈頭にやつてもらいたい。
【次の発言】 それで反対になつたのですか。
【次の発言】 清瀬さんがどういう関係でやることになつたのか、深い内容を聞きません。私、出先としては、こうなつたからということを聞いて来ただけで、大体趣旨は同じだから、一本にしようということに異議ないと思う。それで今留保されておかずに、別室にでも行つて三派協議しましようか。
【次の発言】 わが党も、小委員会決定通りでけつこうだと思います。
【次の発言】 取締りという言葉でいいじやないですか。

第15回国会 議院運営委員会 第12号(1952/12/11、25期、改進党)

○椎熊委員 本決議案は、非常に具体的なもので、わが党も加わつた共同提案ですから、本日やつてもらいたいと思います。
【次の発言】 わが党は同意いたします。
【次の発言】 ただいま武知先生の御報告を伺いましたが、御苦心のほどは私もお察し申し上げます。ただ私は、この種の問題は、国会の権威、議員の品位ということに非常に影響するところが甚大で、社会に非常な誤解の種をまくことでもあると思う。新聞でも、ここに出入りしておられる新聞記者の方は、個々の人の意見を聞くと、そういうことは全部知つておられるようです。私の面接した新聞記者は皆知つておられますが、しかしながら、投書などを扱つたりする場合、どういう関係か、……

第15回国会 議院運営委員会 第13号(1952/12/15、25期、改進党)

○椎熊委員 日程第三の、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案は、目下補正予算案の審議中で、委員会を今明日中に上るだろうと思います。しかるに、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案をきめてしまうということは、委員会で審議中の補正予算に影響するところがあるから、あれが上つて来るまではこれを上程しない、にらみ合してやる、こういう意見を持つております。
【次の発言】 社会党右派の堤君が、ぜひやらしてくれと言つていましたね。
【次の発言】 一時半。

第15回国会 議院運営委員会 第14号(1952/12/16、25期、改進党)

○椎熊委員 本日は、本国会の最も中心問題であり、重大な予算案が上つて来るのですから、これに集中することにして、残余の議案は他日に譲つて本日は留保しておく、そういうことを希望いたします。
【次の発言】 事務総長の意見を聞きたいのだが、最もかんじんなのは政府原案でしよう。そのときに記名採決した方がいいのか、修正案のときにやつた方がいいのか、扱いとしては、どつちがほんとうでしようか。
【次の発言】 館君せつかくの御希望のようでございますけれども、私どもこの原則をきめるのに数年苦労して、そうして小会派は一本になつて一人ということが、大体四年間は厳格に守られて来た。今回は、小会派の中に福田君の賛成の意見……

第15回国会 議院運営委員会 第15号(1952/12/17、25期、改進党)

○椎熊委員 これは補正予算が審議中であつたものですから、委員会は上つておりましたが、本会議上程を見合せておつたのであります。昨夜補正予算が通過したので、本日の日程に載つておるわけでありますが、今朝来、この法案の内容をなす運賃の等級等に関して、農林省と運輸省の間で折衝中でございます。また各党においてもそれぞれ主張がありますので、なかなか一致点を得るのに困難な問題であります。そこでわが党からは、農林省と運輸省の折衝が円満妥結を見るまで上程を見合せてもらいたいということを文書をもつてお願いいたしましたが、これは国会運営上相当研究の余地がある問題で、ことによると悪例ともなる場合もあり得るので、それでは……

第15回国会 議院運営委員会 第17号(1952/12/20、25期、改進党)

○椎熊委員 各党に入らない。
【次の発言】 この問題は、二十八日には、第一船が行くのだから、はなむけとしてもやらしてください。
【次の発言】 反対討論をやる人があつたら……。
【次の発言】 委員になつていないために反対なんですか。
【次の発言】 それならいいけれども、委員になつてないために反対だつたら……。
【次の発言】 外務委員会のは上りません。

第15回国会 議院運営委員会 第18号(1952/12/22、25期、改進党)

○椎熊委員 驚くべき自由党の発言であります。今回の会期は、十月二十四日召集されて、当委員会で会期を決定したのであるが、その際は、自由党は会期を十五日にしたい。ぼくらは、当時の政治情勢を勘案して、議決を経なければならない重大なる案件が山積しておるのであるから、それではいかぬというので、六十日ないし七十日の会期を要求いたしました。結局において六十日に決定いたしましたが、組閣以後における補正予算等の準備の都合で休ましてもらいたいということであつた。その他立太子の儀式等もありましたので、われわれは、最終日から逆算し三二十日を実質審議に充つべしとの主張をいたしました。よつて、自由党としては非常に遺憾であ……

第15回国会 議院運営委員会 第20号(1952/12/24、25期、改進党)

○椎熊委員 これは各党共同提案ですから、本日劈頭にやつていただきたい。
【次の発言】 国際司法裁判所に提訴するのだから違う。
【次の発言】 決議案というと、しよつちゆう星島さんが出るが、どういう関係でそういうふうになつておるか。これはわれわれには因縁づきの決議案でありまして、第十三国会では、あれほどこの問題に苦労した床次徳二君が、二箇月も決議案をたなざらしにされ、最後には趣旨弁明を自由党にとられた。ほんとうに命がけでやつて、数が足りないためにそうなつたのであります。しかしながら当時、この次の機会には必らず床次さんの努力に報いることがあるだろうということで、私ども出先としては非常に気の毒であつた……

第15回国会 議院運営委員会 第21号(1952/12/25、25期、改進党)

○椎熊委員 改進党も修正に同意いたします。
【次の発言】 社会党は、本案の成立しないことを望むという趣旨で同意しないわけですか。これが成立しなければ給与は与えられないですよ。私は、そういう世間体をつくろつたような、心にもないことを言うのはよくないと思う。
【次の発言】 あなた方の主張するところは、備考のところについておるじやありませんか。「本表は、暫定的のものであつて、なるべく速やかに合理的改訂を加えるものとする。」、これはあなた方が今まで主張して来たところと何も違つていない。
【次の発言】 これは、ぼくらや自由党が賛成するであろうということをこいねがつていて、理想的な案でないから、体裁上反対……

第15回国会 議院運営委員会 第22号(1953/01/23、25期、改進党)

○椎熊委員 官房長官にお伺いしたいと思います。再開後の国会は、主として来年度の予算の審議に入るのが順序だろうと思つております。今日なお自然休会の状態にあるのは、政府側で予算がまだ決定しておらぬ、予算書の作成に至らざる状態で、従つて、予算案を審議することができない状態だから、本会議が開かれておらないのであります。旧臘当委員会に官房長官がおいでの節、あらかじめ予想を伺つておきましたところ、昨年は一月二十三日に予算書を提出した、本年もそれを目途としてやつておるのであるが、時間的には一日、二日のずれがあるであろう、しかしそれほど遅れるとも思わぬというお話がありました。しかし、もはや一月の二十三日であり……

第15回国会 議院運営委員会 第23号(1953/01/29、25期、改進党)

○椎熊委員 明日劈頭、総理の施政演説があるだろうと思いますが、あるいは緊急な決議案等も出すような情勢が展開されるかもしれない。そういう場合は、国会並びに政府の機構に関する重大なる決議ですから、これは総理大臣の演説に優先すると思いますが、そう心得てよろしいですか。たとえば不信任決議案を出すというような場合ですが……。
【次の発言】 官房長官にお伺いしたいのですが、明日の再開劈頭、総理大臣のほか、だれが演説されますか。
【次の発言】 それは政府が考えて出すのだから、つつかない方がいい。ぼくらは、そんなつまらない法律案なんか通過しない方がいいのだ。出し方によつては審議未了になるものが相当あることが想……

第15回国会 議院運営委員会 第24号(1953/01/30、25期、改進党)

○椎熊委員 再開国会の劈頭にあたりまして、吉田総理大臣の出席を野党三派が要求いたしました。ただ単に、簡単な日常の国会の運営等のことについてなら総理を煩わすほどのことはないのでありますが、今、私ども野党三派が総理大臣にお伺いしたいのは、日本の新しい憲法政治の本質に関する重大問題でありますので、どうか総理大臣におかれましても、そのおつもりで慎重な御答弁をいただきたい。  去る二十五日、自由党の年次党大会に引続きましての公開演説会が開催されました。その席上において自由党総裁としての総理大臣は、その所信を披瀝されております。総理大臣はそのお言葉の中で、日本財政の基礎を固め、緊縮政策を断行するためには、……

第15回国会 議院運営委員会 第25号(1953/01/31、25期、改進党)

○椎熊委員 わが党は異議ありません。
【次の発言】 官房長官が来て説明してもいいですね。
【次の発言】 そういうときには、三人出すならば三人の権利を確保しておいて三人がやるようにしておくべきだと思う。われわれでもみんな四十分でがまんしたのに、左派だけが二人にしたから五十分ということはおもしろくないと思う。二分や三分経過することは、今の議長は寛大ですからお許しになると思いますが……。(笑声)
【次の発言】 月曜日に本会議を開く前に、議院運営委員会を開いていただきたい。
【次の発言】 正面のお席をお使いになりますか。
【次の発言】 お成りになる場合は、議長が御案内になりますか。

第15回国会 議院運営委員会 第26号(1953/02/02、25期、改進党)

○椎熊委員 衆議院においでになる御予定は何時になるでしようか。
【次の発言】 この人事官の問題は、公務員にとつては非常に大きな影響がある問題で、現在は法科出身の人のみで、技術系統出身の者はおらぬということです。それで、先般来公務員の方の技術者側の連中が全日本的に相談の結果、三人のうち一人くらいは技術者出身を入れてもらわぬと、技術者と法科出身者とでは、扱い上の差別が、十五年くらい任官しておる間に平均七年くらい隔たりができておる、そういうことは民主化されたる今日の制度としては不公平であるから、技術者の待遇等も了解できるような人という意味で、法科出身ばかりでなく、三人のうち一人くらいはそういう者を入……

第15回国会 議院運営委員会 第27号(1953/02/03、25期、改進党)

○椎熊委員 私の方は、人事官五名のうち、一人は技術家出身者をあげるのが当然であろう、そうしてもらいたいという希望で、この間返事することを留保したのですが、党に帰つて相談の結果、今日推薦されておる神田さんという方も非常にりつぱな人だそうで、こういうふうに名前が出てしまつてから反対するのは、本人を傷つけるようになつてもいかぬから、将来欠員があつた場合は、必ず技術家を入れるということ、これは条件ではありませんが、そういう含みで内閣にそのことを申達してもらつて、今回はあえて反対しない。
【次の発言】 きようは四人もありますし、大分議場もだれましようから、次回の本会議の劈頭ということに願います。

第15回国会 議院運営委員会 第29号(1953/02/10、25期、改進党)

○椎熊委員 いや、そうではないのです。肥料の関係団体等との話合いもあつて、きようかあす、中間的な案が決定されるならば、それとにらみ合して出したい、だから、本日のところは上程しないでくれ、こういうのがわれわれの当該委員からの報告です。
【次の発言】 これは各派一致のものだから、そういう違つた報告になつておるということなら、きようのところは上げられない。
【次の発言】 決議の趣旨に沿うたような事態が新たに発生したということ、従つて、それとにらみ合いしてやつた方が、決議の趣旨を生かす意味においてさらに効果的だから、きようは待とう、こういうことなんです。ですから、何も外部の圧力によつてやめたとかなんと……

第15回国会 議院運営委員会 第31号(1953/02/21、25期、改進党)

○椎熊委員 先般の運営委員会で大体の御了解を得たと思いますが、最近常任委員会制度が非常に発達して――これは非常にいい傾向だと思いますが、同時に、大きな法案に対して全員が深く掘り下げて知つておく必要等もあるので、特に問題になるような大きな法案は、まず本会議において当該大臣の説明を聴取し、一通りの代表質問を終つて後、委員会の審議に入つてもらいたいという趣旨を述べて御了解を得ておつたのです。そこで、まず最初に義務教育学校職員法案と施行法の説明を本日承りたい、こう存じております。なお、このほかに労働法、世にいわゆるスト禁止法、あるいは警察法、それから軍人恩給法、もう一つは独禁法の緩和、この五つくらいが……

第15回国会 議院運営委員会 第32号(1953/02/23、25期、改進党)

○椎熊委員 改進党は、旧臘来そのことで議長からいろいろご相談を受けたのであります。党内においてそれぞれ相談の結果、議長の御推薦は適当と認めまして、賛成することになりました。
【次の発言】 大蔵大臣は、政務次官にかわつてもいいと思う。それは、政務官というものは、そういうことのために出ておるのだから、もつと活用しなければならぬ。今の大蔵大臣は、政務官より答弁が充実しておらぬ。政務官の方が実質的には知つておる。総理大臣が出席されないことは非常に遺憾に思いますが、副総理だけはぜひ出てもらいたい。
【次の発言】 これは世間的にも非常に注意されておる問題ですし、説明を聞いた上で、やはり質疑に相当の準備がい……

第15回国会 議院運営委員会 第33号(1953/02/24、25期、改進党)

○椎熊委員 ただいまは、現場におらぬ人々の想像の問答をしておる。これは非常に事実と違つております。私は昨夜八時半から予算委員になりまして、現場におつたのです。私の眼前に展開された事実でございます。しかも議長、副議長さんの説明によると、今朝になつても委員長は懲罰事犯と認めないという報告をされておることは、実にけしからぬことである。事実、あの際守衛が、三、四人かきわけて手を離そうとしたにもかかわらず、なお離さない、離さないままに、中曽根君はそつくり返りながら委員長を呼んで、これを見よと言つたそばにおつた委員長がちやんと確認しておつた。それから騒ぎになつて、われわれに処分を要求した。委員長は取扱いが……

第15回国会 議院運営委員会 第34号(1953/02/25、25期、改進党)

○椎熊委員 こういう問題は、なるべく早く処理した方がいいと思いますから、本日本会議に上程してもらいたい。これは先議権がある問題ですから、劈頭に上程していただきたいと思います。
【次の発言】 これも予算委員会の本日の状況が、すでに分科会に入つておるという重大な時期にありますので、遅れては困る問題ですから、懲罰動議のあとに、ただちに上程していただきたいと思います。
【次の発言】 提出者の趣旨弁明がありましようから、それをお聞き願います。私どもは、案の取扱いを申し上げておるだけであります。これは国会法に基く議員の権利であります。
【次の発言】 これは趣旨弁明者がやることです。

第15回国会 議院運営委員会 第36号(1953/02/28、25期、改進党)

○椎熊委員 労働委員会の三月七日というのは、院内における公聴会ですか。
【次の発言】 関連して……。会期も切迫して来ておりますし、重要法案が続々と本会議に上つて来るようなことなので、この際、本会議が非常にだらしない状態だとみつともないし、世間の非難の声も高いので、私ども野党としては、必ずしも政府に協力しなければならぬ義務もないわけですが、努めて出席を奨励しつつ定足数を満たしております。そこで私は、そのことを厳格に主張いたします。今後あらゆる場合に―これはあげて与党の責任でございますが、絶対多数を持つておる与党が、定足数を維持できないなんということは、内閣が維持できないことと同じことになる。その……

第15回国会 議院運営委員会 第37号(1953/03/02、25期、改進党)

○椎熊委員 先般すでに御承知のように、予算委員会において総理大臣吉田茂君、衆議院議員たる吉田茂君が、驚くべき暴言を吐きました。そのために御承知のような騒ぎが起つておるのですが、このような前例はほとんどありませんし、また各国の議会等を見ても、一国の総理大臣がこのような行動に出たという類例も聞きません。日本の国会のために恥ずべき言動であると思います。よつて議員たるの資格における吉田茂君を、われわれは同僚議員として懲罰委員会に付したい、そうして審査の上、いずれとも決定してしかるべきである。事態を明白にする意味におきまして、懲罰の動議を提出しております。この懲罰動議は、言うまでもなく衆議院規則第二百三……

第15回国会 議院運営委員会 第38号(1953/03/03、25期、改進党)

○椎熊委員 わが党は賛成します。
【次の発言】 予算が通りましたし、重大法案については、きよう本会議で質疑が行われる。上つて来ております法律案は、いずれも重要ではありましようけれども、一部改正とか、法律の廃止とか案件の内容はごく簡単だと思いまオ。こういうものをいつまでも残しておくことはよくないと思いますから、きようそれだけ努めて無理でも全部上げてしまうそうすればあと上つて来た議案はないわけですから、委員会から上つて来るまでの間、一日、二日休むことに賛成です。
【次の発言】 今度は、土曜日あたりに開くことにしましよう。
【次の発言】 日程の方は、一括報告になるものは、どれとどれですか。

第15回国会 議院運営委員会 第39号(1953/03/07、25期、改進党)

○椎熊委員 これはどういう使命を帯びて行くのですか。
【次の発言】 国会から出て行くのじやないですか。
【次の発言】 趣旨弁明はだれですか。

第15回国会 議院運営委員会 第40号(1953/03/10、25期、改進党)

○椎熊委員 官房長官にお尋ねしたいのは、先般来官房長官の談話などと称して世間に伝わつておる問題は、不信任案が国会を通過すれば衆議院を解散するということをしばしば言つておられる。不信任案なるものは現実に出ておりません。そういうことを仮想して言つておられるのでしようが、私は、国会の状態が正常であれば、野党は少数ですから、これは通らないのが普通の状態です。官房長官が御心配になつて、通つた場合解散するとおつしやるのは、事によると不信任案が通過すると御想像ができるような原因があつてのことかと私は思います。そういう点について、何でそういうことを放言しなければならぬのか、放言の根拠を伺いたい。

第15回国会 議院運営委員会 第41号(1953/03/12、25期、改進党)

○椎熊委員 いろいろ御議論があるようですが、与党側が数をもつてつぶしてしまうという形になると、非常に世間の疑惑を深める。やはりやらして、政府に何も瑕疵がないということを明確にした方が、与党並びに政府にとつても、日本の政治行政の上からいつてもいいことだし、きようはたくさん議案があるから、三つ全部やるというわけに行かぬので、きようのところはこれ一つだけやつて、あとの問題は、またあすも本会議があることだから、その際に相談することにしたらどうですか。
【次の発言】 もう一つ関連して、漁港審議会委員の補欠が政府から要請されておるわけですが、水産委員会等で了承を得て、水産委員長と私との約束では、本日議会の……

第15回国会 議院運営委員会 第42号(1953/03/13、25期、改進党)

○椎熊委員 鮫島さんは今までやつておつた人ですし、任期満了に伴つて、さらに再任される人だと私は思いますが……。
【次の発言】 これは参議院の修正理由がもつともだと思うので、のんだらどうですか。
【次の発言】 どの党ですか。
【次の発言】 これは三月十六日からにしてもらいたいと思います。不信任安が出るときに野党側としては何ですから、できればそうしてもらいたい。次の船で行かれたらどうですか。
【次の発言】 わが党も賛成です。田中労働委員長の就任以来の行動は、委員長としてあるまじき不法の行動が多い。こういうことを認定しておりますので、ぜひやめさせていただきたい。従つて、本日劈頭にやらしていただきたい……

第15回国会 議院運営委員会 第43号(1953/03/14、25期、改進党)

○椎熊委員 昨日本会議散会後、われわれ野党三派共同提案によつて内閣不信任案を提出しております。これは重大な問題でございますので、あらかじめ諸君も予期しておつたことと思いますが、このために昨日はいろいろな法案等を全部処理したわけですから、本日これを主たる議題として、大体これ一本で行きたい。従つて内閣不信任決議案ですから、すべての案件に先んじて本田の本会議の劈頭に上程して、そうしてその審議を進められんことを希望いたします。
【次の発言】 趣旨弁明は、わが党の北村徳太郎君がやることにきめて届け出ておりますが、これは時間的にはそんなにたくさん時間を必要としないと思います。三十分程度でよろしいと思います……

第15回国会 水産委員会 第8号(1952/12/12、25期、改進党)

○椎熊委員 議事の進行について大きな疑点があるので、この際発言中だけれども許してもらいます。今あなたの説明しているのは、二十八年度の予算の概要ですね。
【次の発言】 これは二十八年度の予算を審議しておる国会じやないですよ。なぜ予算を正式は出さないか。それは間違つていませんか。私どもはこういうものを審議する権能を持つていない。予算の内訳などは、委員会で説明を聞くものではないのです。国会のルールを誤まつちやいけませんよ。あなた方やりたいなら、別な機会に別なところでやりなさい。正式な委員会に招集されて、われわれが審議するというのは、予算を審議するのであつて……。

第15回国会 水産委員会 第10号(1952/12/17、25期、改進党)

○椎熊委員 改進党は本法案に対して賛成の意を表するものでありますが、この法案審議の過程において大蔵当局の明確なる意思表示がないことは、はなはだ不安でございます。従つてただいまのような附帯決議のようなものが出て来るのであります。私はこの附帯決議に盛られたる趣旨を十分、しかも強力に主張しつつ、わが党は本案に賛成いたします。
【次の発言】 ただいまの動議のような形で小委員会へ持ち込むということも一つの考え方かもしれませんけれども、水産庁長官や食糧庁長官のお話を聞くと、当委員会などで決定してみたところで、政府の方針が確定しなければ買上げの実施ができない、ただ単に農林当局が買う方針だということだと、先般……

第15回国会 水産委員会 第11号(1952/12/19、25期、改進党)

○椎熊委員 前会の本委員会におきまして、鯨油価格維持の問題で水産庁長官、食糧庁長官等の詳細なる御説明を聞きました。その間事すこぶる重大な点があつたために、速記などをとめてかなり機密に属する点等をも承つたわけでございますが、公開の委員会では、影響するところが非常に大きい点にもかんがみまして、水産貿易の小委員会で深く掘り下げて研究すべしとの御決定に相なりました。そのために昨日水産貿易の小委員会を開いたわけでございます。小委員長は本日病気のために出席できませんで、私依頼されましたので昨日の小委員会の概要について御報告申し上げたいと存じます。  小委員会におきましては、小委員ほとんど全員に近い方々の御……

第15回国会 水産委員会 第15号(1952/12/25、25期、改進党)

○椎熊委員 ちよつと関連してこの際伺つておきたいのであります。実は今ここで私がお伺いすることは、この法案審議の上に適当であるかどうかわからぬのです。けれどもこの機会でないと、あなた方にお目にかかる機会もないし、よくわかりませんもんですから、ちようどこういう法案が出たから、この際特にお伺いしたい。従つて私がこれからお伺いすることはまつたく具体的の事実に基いてのことでございます。場所は北海道、米軍駐留地の付近月寒という所に、演習地がございます。実弾射撃演習場に隣接している所に西岡開拓農団というものが入れてあります。この農団のほかに二箇所付近にございます。いずれも演習地に隣接しております。毎月数回に……

第15回国会 水産委員会 第16号(1952/12/27、25期、改進党)

○椎熊委員 私は水産の方は一向しろうとなんです。従つて過去のいきさつなどは一向存じませんが、先輩諸君の御議論を聞いておつて、どうも水産庁の長官も、委員の諸君も、少しかたくなつているように思うので、率直な話を聞かしてもらえないのを私は遺憾に思うのです。  第一は、独航船を八十五隻にきめたそのきめ方の科学的根拠が私には納得が行かないのです。先般来幾たびもお話を聞きましたが、大体あてずつぽうで、去年は五十そうやつたからことしは百そうというようなことでやつているような気がしてしようがない。それは魚田が広がつたからいいというようなことでもありましよう。何か関係方面と相談の上できめられると言つているようだ……

第15回国会 水産委員会 第18号(1953/02/07、25期、改進党)

○椎熊委員 私はこの問題に対して自分の意見を開陳するのは差控えたいと思いますが、この際承つておきたいのは、これは日本の水産事業の中でも重要な部門を占めているものだと思う。しかも原料は廃物でございます。廃物が利用されてこれだけの輸出ができるということになつていることは、非常に喜ばしい次第である。しかるにこれに対抗するいろいろなものが外国で発明されたために、価格が下落するというような現状だと聞いて実に残念に思つているのですが、私はこういう重要な品物が輸出貿易依存だけでいいかどうかという疑問を持つている。私はこれを国内消費に活用することができれば、価格の維持、また事業の経営等に対しても、恒久的な計画……

第15回国会 水産委員会 第24号(1953/03/06、25期、改進党)

○椎熊委員 ちよつとお伺いしたいのですが、政令で定める行為というのは被害を受ける方の行為でなくて、被害を加える方の行為のことを言つておるのですか。
【次の発言】 私が理解してないからかもしれぬのですが、どうも法案の条文の排列の上から非常にまぎらわしい点がある。第一条にはこう書いてある。「アメリカ合衆国の陸軍、海軍又は空軍の左に掲げる行為により、」その「左に掲げる行為」というのは一、二、三とありますが、ところがその一、二、三を分析してみると「防潜網その他の水中工作物の設置又は維持」「防風施設又は防砂施設の除去又は損壊」これはどうも加えている方の行為のみを羅列しているのでまぎらわしいのですが、第一……

第15回国会 電気通信委員会 第1号(1952/11/08、25期、改進党)

○椎熊三郎君 私はこの際委員外の発言をお許しを願つて、特に一言申し上げておきたいことがあります。当委員会は過去におきましては非常に重大な案件を多数取扱つて参りました。しかしながら政府の機構のかわつた点から、国会法の改正と同時に当然この委員会は消滅するの運営にございます。私はそうなつてもしかたがないことだと思いますけれども、その前にどうしても当委員会として解決しておかなければならぬ重大な問題が残されておると思う。それはテレビジヨンの問題でございます。この問題を当委員会が消滅する以前に解決しておかなければ、当委員会の今日存在している意義がないと私は思います。その点につきましては、橋本委員長は特にそ……

第15回国会 文部委員会 第16号(1953/03/09、25期、改進党)

○椎熊委員 議事進行について。先ほど来の重要な質疑応答は、非常に参考になることだと思いますが、文部当局におかれましても、質問の要点にぴつたりしたお答えが得られないような点もあると思います。ことに本日は、文部大臣は参議院の委員会からの要請等もあるようで、お急ぎのようですから、事はすこぶる重大でありますし、私どもももつと検討しなければならぬと思いますので、本日のところはこの程度において議事を打切られて、次の機会に継続してこの問題を取上げていただきたい。すなわち散会の動議を提出いたします。

第15回国会 郵政委員会 第4号(1952/12/18、25期、改進党)

○椎熊委員 川島先生のお話は、ごもつともな節もあるのでございますが、すでにこの案をめぐつて院内には、こういう席上で申し上げかねるのですが、院の決定を蹂躪し、あるいは国会の品位を傷つけるがごとき行動をも行つておるやに承る節もありまして、これが時日を遷延するにおいては、そういう行動がますます蔓延するの憂いも私どもにはあるのであります。従つて柏木先生には、これまでのいきさつについて御了解にならぬ点もあるかもしれませんけれども、いやしくも天下の公党が数年にわたつて研究を重ね、二回まで両院とも満場一致の決定を見、この運用の問題も本法はすでに前国会で通過しておるのであります。従つてこれが一、二の人々の反対……

第15回国会 郵政委員会 第5号(1952/12/19、25期、改進党)

○椎熊委員 議事進行について発言を許されました。ただいま議題となつておりますこの案件は、すでに一昨日の当委員会におきまして、質疑の打切りをなされております。今や討論より採決に入る段階になつておりまするが、そもそも本案は、第十三回国会において、共産党を除く他の会派全部の賛成を得て、満場一致に近い形で両院とも通過しておる。しかも現内閣の前身であるすなわち吉田内閣のもとに立案せられて、政府提出の案であります。この案が、国会に政府から提出せられるまでの経過等は、本日は申し上げませんが、諸君御承知の通り当院におきましても、参議院におきましても、両三回にわたつて満場一致の決議、院議をもつてこれを促進せしめ……

第15回国会 郵政委員会 第6号(1952/12/23、25期、改進党)

○椎熊委員 本案の内容については、もはや御説明申し上げる必要はないと思います。簡易生命保険及び郵便年金等の積立金は、戦争中国家資金の一元化を理由として郵政省から大蔵省に移管されたことは、諸君御承知の通りであります。しかもその際も、これはまつたく戦時中の臨時措置であつて、適当な時期、すなわち平和回復後においてはすみやかにこれを復元せしめるといことが閣議の間で決定して、文書としても残つておるのであります。終戦後はこの趣旨に従つてただちに郵政省に復元されたのであります。しかるにての後占領軍の日本占領政策というか、その方針によつて再びこれが大蔵官に移管せられるに至りました。しかしながら本事業に対しまし……


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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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