椎熊三郎 衆議院議員
23期国会発言一覧

椎熊三郎[衆]在籍期 : |23期|-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期
椎熊三郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは椎熊三郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

椎熊三郎[衆]本会議発言(全期間)
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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第7号(1948/01/26、23期、民主党)【政府役職:逓信政務次官】

○政府委員(椎熊三郎君) 辻君の逓信省に関する御質問の点についてお答え申し上げます。  逓信省といたしましては、目下根本的なる機構の大改革を考慮中でありまして、これが実施のために、目下関係方面とも折衝中でございます。從いまして、人員整理のごときも、この根本問題の解決とにらみ合わせまして、合理的なる解決をいたしたいと存じております。(拍手)從いまして、近く成案を得ましたならば、できるならば近い機会にこの國会に提案をいたしまして、御審議、御協賛を御願いいたしたいと存じておるような次第であります。(拍手)

第2回国会 衆議院本会議 第33号(1948/03/27、23期、民主党)

○椎熊三郎君 徴税の問題について、容易ならぬ事態が随所に起つておるように思われますので、この機会に大藏当局の所信を伺つておきたいと思います。  われわれは、不信なる戰争の結果、敗戰國民でございまして、この日本を復興再建せしめんがためには、國民は相当の忍從をしなければならないことはよく心得ております。從いまして、税金も平常の場合よりは過重に納付しなければならぬということも、これまた今日の場合やむを得ざる状況であることも心えております。しかしてこの再建復興のためには、まず國家は健全財政を確立しなければならぬと私は考えます。なおまた現下のインフレーシヨン克服のためにも國家の收入が確保されておらなけれ……

第2回国会 衆議院本会議 第70号(1948/06/25、23期、民主党)

○椎熊三郎君 ただいま議題に供せられましたる……
【次の発言】(続) 簡易生命保險並びに郵便年金積立金運用に関する質問をいたします。  第一に、簡易生命保險並びに郵便年金事業は、創始以來三十有余年の歴史をもつております。現在その契約件数は八千二百万件に及んでおるのであります。保險金額に至りましては四百億円を突破しておる現状でございます。本國営任意保險事業がいかに大衆の生活の安定、福祉増進に寄與しつつあるかは、この事実をもつて明らかに証明せられます。しかも、零細なる保險料による最低限度の保險の保險利益を庶民大衆に普及せんとする簡易保險及び郵便年金事業は、戰後困難なる経済事情下において、よく國民大……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第7号(1948/11/09、23期、民主党)

○椎熊三郎君 私は、國会の権威のために重大なる発言をしたいと思います。從つて、議場が騷然としておつては私の趣旨が徹底いたしません。この騷ぎが治まるまでは発言いたしません。
【次の発言】(続) 了承しております。
【次の発言】(続) それでは発言を継続いたします。  諸君、本日第三回國会の劈頭において、総理大臣吉田君は、新憲法下におけるわが國会を侮辱するがごとき態度、言動に出ておることを、私ははなはだ遺憾に存ずる。(拍手)諸君、吉田総理大臣は、その在野党時代において、彼は日ごろ主張していわく、身をもつて新憲法下立憲の常道を確立することが自分の一大使命であると呼号しておつた。私は、彼のこの空虚な言……

第3回国会 衆議院本会議 第25号(1948/11/30、23期、民主党)

○椎熊三郎君 災害地対策特別委員会における今日までの経過を御報告申し上げます。
【次の発言】(続) 本委員会は、十月十一日、災害地対策樹立のため院議をもつて設置せられましてから、十一月十二日第一回の委員会を開会以來、今月二十七日までに七回の委員会を開会いたしまして、調査審議を進めて参つたのであります。  御承知のごとく本年は、三、四月のころから、東北、北陸地方の融雪による水害を初め、六、七、八月と連続して局地に記録的豪雨の襲來あり、また七月には北陸地方の震災の突発あり、さらに九月にはアイオン台風の襲來ある等、被害地方は香川縣を除く四十五都道府縣に及んだのでありまして、被害復旧見込総額は相当厖大……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第10号(1948/12/12、23期、民主党)

○椎熊三郎君 ただいま議題となりました選挙運動等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案の内容を御説明申し上げます。これは、ごく簡単なことでありますけれども、われわれのように北海道、東北等の積雲の中で選挙運動をする者にとつては、まことに重大な問題でございます。そこで、各派有志の方々の御賛成を得まして、この極寒の最中でも、暖かい地方の方々と同様な、平等な意味における選挙をやりたい。これが改正の趣旨であります。  そこで、この選挙運動等の臨時特例に関する法律の第二十條に、「選挙運動のために使用する文言図画は、左の各号に掲げるものの外は、これを掲示することができない。」と規定してありまして、いろ……

第4回国会 衆議院本会議 第21号(1948/12/23、23期、民主党)

○椎熊三郎君 日本民族の最大なる不幸であつた戰爭の責任者東條以下七名の戰犯者は、本日午前零時三十五分をもつて処刑せられたとの報道に接して、私は実に感慨無量のものがあるのでございます。今こそわれわれ日本國民は、平和日本再建のために嚴粛なる祈りを捧ぐべきときであると思われます。時も時、私は今この壇上に立つて、平和日本再建のために一大障害となつておるところの現政府吉田内閣を弾劾しなければならないということは、祖國の運命とともに、実に遺憾にたえないところであります。(拍手)  およそ政党の生命は、政府の政策の実行にあるのであります。過去一年半、民自党は野党として、政府に対しあらゆる攻撃と非難を加えると……

椎熊三郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

椎熊三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 水産委員会 第23号(1947/10/21、23期、民主党)

○椎熊三郎君 本日特に本委員會におきまして請願を御審議下さいますことを感謝いたします。私は同僚とともにこの請願の紹介議員になつておりますが、特に私の個人的事情もございまして、私からこの請願を御紹介申し上げたいと思います。私の選擧區は北海道の第一區でございますが、實は私の出生地はこの利尻島でございます。ただいま議題となつております請願の漁港をつくつてもらいたいという鴛泊村が私の生まれたところでございます。從いましてただいまから申し上げる請願の紹介は、まつたくこの私の生命を堵して、私のほんとうの血と肉からしぼり出した切實なる要求であるということを委員諸君において特に御了察を願いたいのであります。 ……

第1回国会 水産委員会 第27号(1947/11/25、23期、民主党)

○椎熊三郎君 厚田港の船入澗築設に關する請願でございますが、この厚田港の船入澗の問題は、北海道としては長年の問題でございます。私は概略この厚田港は北海道におけるどのような地位にあるかということをまず冒頭に説明申し上げまして、委員諸君竝びに政府當局の御注意を喚起したいとこう考えるのであります。  厚田港は札幌市の西北四十キロ石狩河口より北上すること二十キロの地點にあるのでありまして、札幌、留萌線の要地として、また厚田・岩見澤線の分岐點に位しておりまして、その源を厚田御料地に發する厚田川が蜒蜿として流れておりまして、そうして厚田港に注いでおるのでありまして、自然の灣形をなしております石狩灣を擁して……

第1回国会 通信委員会 第2号(1947/07/29、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 この委員會を開きますにあたりまして、遞信省全體にわたりますところの事業關係その他を概括的に御説明を申し上げて、それからあるいは勞務關係であるとか、保險であるとか、保險であるとか、電話であるとか、電信であるとかいう細部にわたつて御説明申し上げた方が福序なのでありますが、本日はちようどこの時刻に、關係方面から郵務局長その他重要なる局長が呼ばれておりまして、この時間に間に合いません。それでただいまは總務局長、電務局長、勞務局長等が見えておりますので、はなはだ順序としてはまずいのでございますけれども、この席に見えております方から部分的の説明を申し上げて、いずれそのうちに全部が揃うであろ……

第1回国会 通信委員会 第3号(1947/08/01、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 林委員にお答えいたします。貯金と簡易保險の最高額を上げる考えがあるかどうかということでありますが、目下それぞれ關係方面に折衝中でございます。それから今日の郵便貯金あるいは簡易保險の募集金は、ことごとく大藏省の預金部にはいつておるのでございますが、郵便貯金の問題については當初からそういうような方法は大分聞いております。簡易保險の積立金は、本來保險事業の性質から言つて保險事業の全體のわくの中で運營されておらなければ保險事業はうまくゆかない。そういう見地から舊來は遞信省自體がそれを運營しておつたのでありますが、戰爭中國庫資金の投資の統一ということ主張せられまして、これが大藏省一本建で……

第1回国会 通信委員会 第4号(1947/08/05、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま委員長さんからお示しになりました請願三件につきまして、當方の意のあるところを御了承願いたいと思います。  最初栃木縣鹽谷郡北高根澤村大字上高根澤に郵便局を設置するの件でございます。これはこの地方の地理的關係を勘案いたしますると、現在寶積寺あるいは北高根澤に郵便局がございます。この寶積寺と今度請願になつております北高根澤との距離は、わずか二里ほどでございまして、距離の關係から申しますると、そこに郵便局を設置することが、不適當だというのではございません。置いてもいいということになつておる所でございます。しかし現在道路關係その他地域關係を見ますると、圖面の上からはかえつて今後……

第1回国会 通信委員会 第5号(1947/08/08、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 先般夏季半休の問題につきまして、一般國民に多大の御迷惑をおかけし、殊に當委員會を通じまして、議會に對して少からず御心配をおかけしたことは、逓信當局としてはまことに申し譯けないことと恐縮しております。しかしただいまの状態では、逓信當局としてはまことに申譯けないことと恐縮しております。しかしただいまの状態では圓滿に解決をして、事業状態は從前通りに復歸しておるのでございます。これから經過の大要とその結果を御報告申し上げたいと思います。  先月の二十六日に閣議の申合せによりまして、夏季半ドンの廢止が決定されました。各省それぞれ全職員に對して指名を發したのであります。逓信省におきましても……

第1回国会 通信委員会 第8号(1947/08/22、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 舊來請願の取扱いについてしばしば論議されておりましたが、舊來の議會といえども、採擇になつた請願については、政府側においてはそれについて十分なる考慮を拂いつつあつたのであります。しかし舊來の議會を通過した請願というものは非常に數が多うございまして、その審議も今日の國會ほど愼重でなくして、請願はとりあえずほとんど通過さしておるという状態であります。そういう點で新國會とは非常に趣きが違つておると思います。今日は新憲法のもと、國會が國家の最高機關であつて、これの決定というものは國家意思の最高決定であるとさえ私どもは心得ております。いやしくも請願を採擇された以上は、それに對して斷じて趣旨……

第1回国会 通信委員会 第9号(1947/08/26、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま上林山議員から御紹介になりました請願の件の、鹿児島屋久島間の通信量は相當多量に上つておるので、現在の無線施設では不十分であるということを十分認めます。目下は三十ワツトの送信機をもつてやつておりますが、これを百ワツトにしようというので、これに適合する發電機を設置するように本年度の第二・四半期から計畫に掲上しております。目下經濟安定本部と折衝中なのでございます。なおまた短波無線電話を延長することにつきましてもその必要が認められるので、目下作成中の電信電話五箇年計畫の中に掲上して、必ずその實現をはかりたいと考えております。目下の通信状況から申しますと、鹿児島と種子島との間の通……

第1回国会 通信委員会 第10号(1947/08/29、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 坪川議員より御紹介になりました最初の山東村所有電話資材を遞信省に移省の上同村ら電話線架設の請願でありますが、この請願の要旨は、福井縣山東村川坂山に戰時中施設された民防空監視哨の電話線は内務省の所管でございますが、終戰後不要となつたので、同村がこの電話線の拂下げを受けておるのであります。ついては遞信省に移管の上同村丹生または竹波部落に電話線を架設されたいというのであります。この場合に遞信省には電話使用に二つの方法がありまして、その一は電話開通事務を取扱う電話局の設置であり、その二はもとより電話交換局の電話に加入することであります。まず通話局を設置するという點については、現在のとこ……

第1回国会 通信委員会 第12号(1947/09/23、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 今囘の水害の状況につきましては、大臣が直接に本席に出まして御説明申し上げるべきはずでございますが、本日は目下閣議の開會中でございまして、午後はそれぞれの擔當局長とともに災害現地へ調査に出る豫定になつておりますために、この席上には間に合いませんでしたので、擔當の局長から説明をいたさせます。私が大臣に代つて御説明申し上げればよろしいのでありますが、實は北海道方面、東北方面に出張中でございまして、この水害のために歸つてこられませんでして、土曜日の晩にようやくたどりついたような状況でございまして、本省に關する災害の状況は詳細に報告は受けておりますけれども、それは單に報告を受けたというだ……

第1回国会 通信委員会 第14号(1947/10/07、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま坪川代議士からのお話でございますが、若狹無線電信局は毎鶴に移轉をするということに決定しております。移轉売了後における局舎の問題でございますが、廢局後の宿舎及び局舎の問題については、所轄遞信局である金澤遞信局で計畫しておるのであります。大體官舎は移轉先の舞鶴に移築することにきまつておるということでございます。局舎は資金あるいは資材難の折柄でございまして、同局ではその從業員の宿舎に充てるということの計畫がございます。目下遞信從業員のほとんど大半は住宅難で苦しんでおります。これが遞信事業運營上に及ぼす景響等も多大なものでありますから、一日も早くそういう不便のないようにというこ……

第1回国会 通信委員会 第15号(1947/10/28、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま冨永議員より御紹介になりました本請願は、當局といたしましても現在の位置は鶉村の南方へ片寄つておりまして、利用上非常に不便であるということは熟知しております。當村の中心地であるところの大丁岱に移轉することは、計畫上はまことに適當であると考えられるのでありますが、しかし殘念なことには、現下の諸情勢は、新局舎を新築するということが、ひとり國の財政關係だけでなしに、いろいろの方面等の關係等もありまして、新廳舎は建てられないというような關係にあるのでございます。そこで請願の趣旨はごもつともと存じますけれども、急速に實現するということはそういう事情によつて困難かと思われます。しかし……

第1回国会 通信委員会 第17号(1947/11/07、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま御紹介願いました請願の趣旨はよく了承いたしました。現在の局舎が非常に古くなつて狹隘であるということは私どもも認めております。そしてなるべく早い機會に新築しなければなりぬという必要も十分認めているのであります。かつ將來の發展に伴う加入者の増加等から見て、共電式交換が適當であるということも認めているのでございますが、何分にも豫算資材等の關係によつて本年度これを實施するということは困難であるように思います。よつて來年度以降において速やかに實施したい、こういうことで鋭意努力したいと思います。なお度數料金制度については、加入者の數及び利用状況から見て、目下のところこれを實施してい……

第1回国会 通信委員会 第18号(1947/11/11、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 もともと郵便を國がやるということは營利事業でやるのではないのでございます。公共事業だと考えておるのです。從いまして國民全體に影響を及ぼす信用を確保する大切な事業でございます。營利上に觀點を置かずになるべく安い料金でやる、こういう考え方から來ておるのであります。
【次の発言】 この獨立採算制というような問題は時の政府の財政方針なのでありまして、郵便事業自體の本質を束縛するものではないと考えます。現にこの政府が獨立採算制を主張しておりましても、われわれは郵便料金をなるべく低廉にやりたいというところから、今度提出します追加豫算等においても、一般會計の繰入れ等も多分にありるでございます……

第1回国会 通信委員会 第20号(1947/11/14、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 逓信省管轄の事業の内容に、ときどきこういうことが發生して、國民に非常な、迷惑を及ぼしておることは何とも申譯ない次第であります。ただいままでの實況について御報告申し上げます。  新關に出ております安全通信という行動が發生いたしましたのは今月の八日からでございます。落合長崎局が十一月の八日にこういうことを始めました。それが一番最初でございまして、續いて十一日から目黒局が始めました。世田谷局が十二日より始めております。現在では江戸川局、静岡郵便局及び北海道小樽電信局にも波及しておる状況でございます。その内容を申上げますと、入手が足らないから通信はやられないのだというようなこと、あるい……

第1回国会 通信委員会 第23号(1947/11/25、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま大多數をもつて御可決を賜わりました郵便法でございますが、現行郵便法が明治三十三年に制定せられまして、今日まで長い間重大なる改正もなく、古い時代のものをそのままやつてまいつたのでありますけれども、新憲法のもと、この憲法の精神に基いて民主的な郵便法をつくりたいという建前から、今囘政府がこの法案を提出したのであります。私どもといたしましても、必ずしもこれが完全無缺な法案であるとは思わないのでございまするが、各位におかれましては、提案以來數囘にわたり熱心に委員會をお開きくださいまして、愼重審議の上原案通りの可決を賜わつたことに對しましては、絶大なる敬意を表し、その採擇の結果に對……

第1回国会 通信委員会 第24号(1947/11/27、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 民間放送の問題に關しましては、先般すでに参議院におきましても同趣旨の請願がございました。その際衆議院におきましては文化委員會におきまして、放送事業法案の見透しその他についての質問等もございまして、衆議院の文化委員會と参議院の通信委員會とには同様内容の政府の答辯をしてまいつたのであります。衆議院の通信委員會も機會あらばそのことを御報告申し上げまして、御了承を得たいと存じておりましたが、今日まで適當な機會がございませんでしたので、この際放送事業に對する當方の意見を開陳して御了承を願つておきたいと思います。  實は今日の放送事業を今のままの形にしておいてよいのかどうかということに關し……

第1回国会 通信委員会 第25号(1947/11/29、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 逓信省の考え方は、先ほど大臣の御説明にもありました通り、また今保險局長の説明の中にありました通り三萬圓ぐらいにしてもあえてさほど民間の企業を壓迫するようにも考えなかつたのであります。民間業者が大藏當局に對してどのような運動をされたかということは、私どもは一向知りません。おそらくさようなことはなかつたであろうと思うのでありますが、われわれの基本的な考え方は、なるべく増額して、しかも民間業者にさしたる影響がないようにというところに考えがあつたものでありますから、一應三萬圓程度でもよかろうとは考えておりましたが、大藏當局との事務的折衝において、目下の日本の財政その他の状況、あるいは社……

第1回国会 通信委員会 第27号(1947/12/05、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 前橋に隣設しておりますこの地に郵便局を建設するという請願は、本省等にも直接に陳情等がありまして、先般私が前橋市その他附近に視察に参りまして、地元の方々からもいろいろ事情を聽いて、土地の事情等も調査してまいりました。なるほど享便戸數は千百十一戸でございます。標準といたしましては四百戸以上の所には置くことができる。そういう關係で享便度は非常に高いことが認められますけれども、しかしすでに未集配局が元總社という所にあるものですから、その距離が實は標準には達しておらないのです。元總社と今建てようとしておるところの距離は、何しろわずかに一・六キロよりないのでございまして、標準は二キロに達し……

第1回国会 文化委員会 第13号(1947/11/11、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 最近日常の放送協會のやつておる事業について、世間幾多の論議がございます。私どもの役所におきましても、今日の新憲法下における民主的なる放送事業として法的の根據を明らかにし、いかなる放送内容、いかなる組織をもつてこれを運營するかということには、目下鋭意研究中でございます。しかしてこの問題は、ひとり當局の考案のみならず、關係方向におきましても、實に重大なる關心を拂われておりまして、今囘關係方面との間に、逓信省當局その他現實に放送事業に携わつておる人も招致せられまして、幾多の相談をしておるのでございます。本日はこれら問題について明細に報告する段階に立到つておらないのであります。先般衆議……

第1回国会 文教委員会 第14号(1947/10/18、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま御紹介をいただきました教育振興特殊郵便切手發行に關する請願ですが、これは私どもとしては、まことに同感の次第でございます。しかもこのことにつきましては、遞信省としては、すでに幾多の計畫をもつております。實は六・三制の實施の際にも記念切手を發行したい計畫もございました。ところが、その當時におきましては、日本の舊來發行せられておつた切手を整理せよというような關係方面の嚴重な注意がありまして、たとえば、軍國主義的、あるいは侵略的な切手は全面的に廢止しなければならぬ。ちようどそういう時期でありましたので、新切手發行の準備には至らなかつたのてあります。從つて遺憾ながらこの六・三制の……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1948/02/06、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま御質問の海外から引揚げた方の貯金の問題は、前國会におきましても参議院等で非常な論議が重ねられまして、逓信省にとりましても非常に大きな問題として、いろいろ研究をも進め、それぞれの処置を講じておるのでございます。順序を遂うて御説明申し上げたいと思いますが、ただいま軍事郵便貯金については一千円を限度として拂戻しを認めておるのであります。残額の拂戻しにつきましては、終局の決定は在外資産等のにらみ合せがございますので、さしむきの措置としては拂戻し制限額を拡張するように目下努力中なのであります。そこで軍事郵便貯金通帳を引揚げたのが違法じやないかという御説でありますが、軍事郵便通帳を……

第2回国会 議院運営委員会 第34号(1948/05/06、23期、民主党)

○椎熊委員 参議院が違つた決定をしてきた時分には、参議院の方が院議尊重で全会一致で通せばいいので、こういうことは数し合つてきめようじやありませんか。
【次の発言】 多数で院議としてきまつたならば、最初少数で反対した人も院議尊重で同調すべきである。

第2回国会 議院運営委員会 第35号(1948/05/07、23期、民主党)

○椎熊委員 今の問題に関連して、各委員会の専門調査員がお互い調査に名をかりて、ほとんど休んで出張しておる。こんなことは悪例だから調査の上、必要以外にはむだな金を使わせないように警告してもらいたい。専門委員というのは、大抵委員長の命によつて出張し、具体的に調査するのだから、悪くないことだと思うが、今まで専門調査員が出張した件数、出張場所、旅費額などを報告せられたい。
【次の発言】 補充するだけでいい。
【次の発言】 この五十万円という金と議会全体の予算との関係はどうなりますか。
【次の発言】 そんなに重大な調査をしなければならないのなら、倍にしてもできない。できないことを取扱わず、もう少し政治的……

第2回国会 議院運営委員会 第39号(1948/05/28、23期、民主党)

○椎熊委員 運營委員會で、そういうバツヂをもつて出入する新聞通信社を審査することにしてはどうか。
【次の発言】 先般來問題になつていた農林委員會、これは水産廳ができたときには考慮しようという暗默の了解があつたようで、農林委員會を分離して水産委員會を獨立させてもらいたい、こういう希望がある、各派の總意を聽きたい。

第2回国会 議院運営委員会 第40号(1948/06/02、23期、民主党)

○椎熊委員 運賃値上げの法案が出てきたそうですが、これをわが党では運営委員会の方でやりたいと言つておりますが、どういうふうになりますか。
【次の発言】 よろしゆうございます。
【次の発言】 それを聽くことは予算の審議です。
【次の発言】 義務はないと言うんですか、それは……。
【次の発言】 いろいろ責任論を言われるけれども、よく事情はわかつておるはずで、そんなことでお互いが責任論を言つておられる日本の立場ではない。そんなことよりも、一日も早く予算を成立させたいというのが、われわれの念願です。責任を追究してどうするのか。
【次の発言】 ふだんの場合にはそういうことが言えるけれども、占領治下にあつ……

第2回国会 議院運営委員会 第41号(1948/06/03、23期、民主党)

○椎熊委員 この前五十万円の予算をきめるときも、かなりいろいろな意見が出たのですが、これが一箇月経たないうちに倍になつたのです。どういうのですか、そういう根本的の大変化がきたことを説明してもらいたい。
【次の発言】 この問題はさように長い論議を必要としないと思う。大藏大臣の演説をきつかけとして予算の審議に入るか入らないかということは、本会議で自由に討論する機会をつくればよいのです。
【次の発言】 午前中われわれは運営委員会を開いたことでよくわかつたと思うのだが、重ねて山口君がそういう意見をされることは、あちらのせつかくの親切な勧告をも蹂躙しておるような形になつて、占領治下における日本の國会の態……

第2回国会 議院運営委員会 第46号(1948/06/09、23期、民主党)

○椎熊委員 貿易資金特別会計法の一部を改正する法律案は、どの委員会にかけることにきまつたのですか。
【次の発言】 予算審議について、そういう重大な申入れが政府からあつたとするならば、こつ出も何らかの決定を急速にいたしたい。

第2回国会 議院運営委員会 第50号(1948/06/14、23期、民主党)

○椎熊委員 会期の問題は政府からも要求があつたようであります。われわれ予算審議の経過を見ると、現在の会期では、とうてい審議を完了することはできないと思います。それで今月一ぱいに予算を成立せしめたいといふ気持から、政府の申出通り、今月一ぱい会期を延長したいという考えであります。
【次の発言】 総体的に人員が不足だということですか。

第2回国会 議院運営委員会 第51号(1948/06/15、23期、民主党)

○椎熊委員 会期の問題は今日の委員会で最終決定をしようということで、異議なしときめたのですから、今日きめることにしましよう。
【次の発言】 決議案の提案の趣旨弁明の中に憲法違反をうたつてありますか。
【次の発言】 憲法の解釈上に疑義が生じた場合に、最後的に決定するのは最高裁判所であろうが、國の最高機関たる当國会が一応憲法の何らかの条章に背反しているということを表明することは少しも差支えないと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第54号(1948/06/19、23期、民主党)

○椎熊委員 三項目あげておられるが、私は第一の点などは当然しかるべきだと思う。第二の方もそう思います。第三に至つては非常な異論をもつておる。第三に「本院は右委員会を信頼し」とあるが、こういう字句は除かなければならぬ。これからはどうかしらぬが、私は今までの不当財産取引調査委員会の構成並びにその行動に対しては信頼がおけなかつた。まつたくこの決議と相反した行動のみとは言わないが、そういうことが多分に行われた。現に取り上げられておる政党に対する献金の問題にしても、私はこれを提訴したこの中の委員の二名に、なぜこんなつまらないことをやるのかと言うと、その答えにいわく、われわれの方ばかりが辻問題で傷つけられ……

第2回国会 議院運営委員会 第56号(1948/06/22、23期、民主党)

○椎熊委員 今の新しい國家行政組織法の各省次官というものが施行されるまでは、そのまま政務次官と呼ぶということですね。

第2回国会 議院運営委員会 第60号(1948/06/26、23期、民主党)

○椎熊委員 第五條の「閉会中その職務を行う場合」というのは削らない方がいい。國会開会中職務を行う場合は手当はもらわないのが当然だ。閉会中に職務を行つた場合には適当の手当をやるということはつけておいた方がいいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第71号(1948/07/08、23期、民主党)

○椎熊委員 根本的には人の出入を厳格に制限すればいいと思う。また面会所もできたのだから、議員はみずからあそこへ出ていき、控室で面会しないことを厳格に守ればいい。

第2回国会 議院運営委員会 第77号(1948/09/21、23期、民主党)

○椎熊委員 ぼくは常時掲揚した方がいいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第78号(1948/09/22、23期、民主党)

○椎熊委員 今最も世間の注目をひいておる不当財産委員会に関して、たまたま委員会の名称を利用して委員会の権威を傷つけるような事件があり、委員としても逸脱した行為に出た人も二、三あることは遺憾に思つている。運営委員会としてはこれに対して何らかの警告を与えることはできないことであるか、また不必要であるか、意見を聴いてみたいと思う。
【次の発言】 これはすぐでなくてもよいから、御研究を願います。

第2回国会 議院運営委員会 第81号(1948/10/01、23期、民主党)

○椎熊委員 農林省は水産があるが……。
【次の発言】 記章が少くとも秘書がいるのだからいいじやないか。

第2回国会 議院運営委員会 第84号(1948/10/07、23期、民主党)

○椎熊委員 國会の成立というのは、委員会が完全に成立することによつて國会が成立するということになるのですか。

第2回国会 通信委員会 第1号(1948/01/27、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 ただいま議題となりました郵便振替貯金法案の提案理由を御説明申し上げます。  振替貯金制度は郵便貯金の一態樣として、明治三十八年に制定されました郵便貯金法中に規定されていたのでありますが、その郵便貯金法は、先般の第一回國会で新郵便貯金法に改められ、郵便振替貯金に関する部分のみは、旧郵便貯金法の規定によることとなつていたのでありまして、その際近く郵便振替貯金法を提案いたしたい旨を申し上げておきましたが、これがその法案なのでございます。  御承知のごとく郵便振替貯金の制度は、送金及び債権債務の決済の手段として提供され、かつ利用されているのでありまして、貯蓄手段としての郵便貯金とはまつ……

第2回国会 通信委員会 第2号(1948/01/30、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 林さん、あなたは郵便貯金と簡易保險の積立金とを混同しているようです。郵便貯金の方は、日本に郵便貯金制度が創設された当初より、大藏省に貯金部というものができて資金の一元化をはかつておる。それから簡易保險の方は、ただいまおつしやつたように、昭和十八年までは逓信省自体が運営しておつて非常に好成績だつた。それが戰爭中資金の一元化というところから、昭和十八年の何月でしたか大藏省に移管されまして、終戰後間もなく逓信省にもどつてきた。多分去年の一月だつたと思います。関係方面の関係もあつて、日本國内の資金の一元化というので、大藏省に引きもどされた。しかしながら逓信当局といたしましては簡易保險事……

第2回国会 通信委員会 第5号(1948/02/05、23期、民主党)【政府役職】

○椎熊政府委員 どういう理由で遅れておるかは私存じませんが、早速取調べてみます。
【次の発言】 郵便法の一部を改正いたしまして、料金値上げの問題を御審議願つておるのでありますが、われわれも今日の経済界の情勢から見て、料金の値上げをするということは、実は好ましいことではないのでございます。なるべくならば、そういうことは差控えたいというつもりで、昨年の春官吏の給與のベースの変化等がありまして以來、独立採算制を建行とする事務当局といたしましては、去年の夏から、すでに料金を値上げしなければ、もつていけないというような意見もありまして、ただいまお説のような考え方も私ども同感ですけれども、内閣の方とも折衝……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第33号(1948/06/21、23期、民主党)

○椎熊委員 ちよつとお伺いします。佐世保鎭守府の構内というものは非常に厖大なものだそうですが、S・S・Kという会社がその一部か、全部か、どういう範囲で会社設備をしておるのですか。
【次の発言】 その中には会社が全然手が触れられないようなものがあるのでありますか、その地域内に……。三里四方もあるということですが、会社としてはそんな廣い地域は必要がないはずですが。
【次の発言】 その廣汎の範囲の中の一部分に会社があるのですか。廣汎に全体にわたつておるのですか。
【次の発言】 今あなた方が摘発なさつた物資はどういう範囲から……。
【次の発言】 S・S・Kの管理しておる構内ですか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第34号(1948/06/22、23期、民主党)

○椎熊委員 ただいまの動議に対しまして、私は中野君の提案に賛成したいと思います。理由を申し上げます。今梶川君の説によると、新たな者を喚問する場合は理事会の決定に從わなければならぬということは、それも一應申合せをいたしましたのですけれども、今日北村藏相の問題のごときは理事会においては意見が一致しておらぬと私は見ておるのであります。從いましてそういう場合は本委員会によつて決定してよろしい。從つて梶川君の御主張ももつともだと思いますが、証人を喚問するの順序においては、少しく愼重にしなければならぬ。まずとりあえず杉並区役所の税務課長なる者を喚び出して、その上で吉田茂氏を喚ぶ必要ありや否や判断の上決定し……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第35号(1948/06/23、23期、民主党)

○椎熊委員 私は幹事長に一つ念のために伺つておきたい。丹羽何がしから五十万円お借りしたそうですが、うち十万円は党に寄附して、あと四十万円はポケツト・マネーで、そのうちの大部分で郷里における自宅新築のために使われた。これは間違いがございませんか。
【次の発言】 あなたは檢事局の取調べの模樣等は記憶にない、わずか二箇月前のことであるが、記憶にないとおつしやるが、もしそのことと重大な齟齬があると、別な問題が派生することを私は先輩議員として憂うるがゆえに、よくおちついて檢事局の調べを思い出してみてください。
【次の発言】 もう一つお伺いいたします。選挙に際しては党出身の閣僚から五十万円以上ずつの党寄附……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第41号(1948/07/03、23期、民主党)

○椎熊委員 どうもさつきから明禮委員の質問というか、話を聽いていますと、われわれが今取扱つている佐世保の隠退藏物資の事件とさらに関係がないように私には聞える。事件の範囲外にわたつているように思われるので、証人も迷惑のようでありますし、何にも事件に関係のないことをごたごた言うのは無意味だと思いますので、御注意願いたい。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第42号(1948/07/06、23期、民主党)

○椎熊委員 この間の本会議における委員長の報告は、われわれの手もとに配付せられた報告書と大分違つた箇所がある。重大な要点はそんなに違つていなかつたように思いますが、全然われわれの手もとへ來ている書類にない部分、あるいはある部分を説明しなかつたように思う。そういう点はどういうことからそうなつておりますか。われわれに配付せられた書類と、あなたが御朗読になつたのとは違いますが……。
【次の発言】 字句程度のことだといいのですが、私の手もとに來ているのと違つて、数行全然ない部分があり、それは事件の内容に触れた点などもあつた。そういうことを私どもちよつと意外に思つたものですから、今後はなるべくわれわれに……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第59号(1948/09/21、23期、民主党)

○椎熊委員 あなたはこの運動の運動資金をお預りになつた。それは西九州と北九州の運動資金だけですか。北海道とか、東北の方の金はどうですか。
【次の発言】 それはあなた方の團体でない方で集めたのですか。
【次の発言】 とにかく九州一円における全体の金約一千万円をあなたがお預りになつた。そういう、信用をもつておられる。先ほどあなたの陳述によりますと、五万円とか十万円とか、ときに五十万円程度の金を事務員を通じて支拂いに充てた。そのほかあなたは自安と同じ運動をしておる人に多額の金銭を渡したという事実はありませんか。
【次の発言】 同志の間で……。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第60号(1948/09/22、23期、民主党)

○椎熊委員 ちよつと伺います。あなたはいわゆる石炭國家管理法案に反対の運動に去年の夏以來約半年にわたつて上京して、議会で相当活躍しておられたようですが、あなたは上京せられる当時、石炭國家管理法案というのは與党三派で案ができて、そのまま普通の状態ならば與党の方が多数ですから通る。そこであのままの状態なら通るということはお考えになつておつたでしようか、議会の分野から言つて……。
【次の発言】 そう考えたので、それ以後中年にわたる運動というものは、その石炭國家管理法案に賛成せられておる與党側を切崩す以外には、あれを阻止する方法はないということもお考えでしようね。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第61号(1948/09/24、23期、民主党)

○椎熊委員 石炭國家管理法案が最初に安本案とか社会党案とかいうものがあつた。あのときあなたは安本案にも社会党案にも反対のようであつたのですが、その通りですか。
【次の発言】 そこで安本案並びに社会党案に反対したことが、その当時の民主党として、あなた一人でなく、党をあげて全体が反対しておつたと私は記憶しておりますが。
【次の発言】 その通りですね。先ほどからのいろいろの論議の中にどうもその了解ができないために、何かあなた一人がほんとうは國管に反対なんだが、骨抜案をつくつて反対であるにもかかわらず賛成側の仮面をかぶつて、実質上の反対をしたというふうな質問があつたことはわが党としても迷惑なので、その……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 議院運営委員会 第1号(1948/10/11、23期、民主党)

○椎熊委員 正門の方は入れたつていい。

第3回国会 議院運営委員会 第2号(1948/10/12、23期、民主党)

○椎熊委員 わが党は先ほど議員総会を開きまして、民主自由党からの申入れに対するわが党の態度をきめまして、そうして民主自由党の昨日の幣原さん以下幹部の人が來られた、それに対する挨拶といたしまして、私どもの時局收拾に関する見解をも添えて述べておるのであります。從つてそれに対して民主自由党から何分の返事があることを予想しております。私どもは目下議員総会の休憩中でありまして、その返事が來た上で議員総会その他の党の機関を経て最後の態度を決定することになつておりますので、今の事態ではまだそれが何時になるか、予測せられません。聞くところによりますと、民主自由党では目下幹部会を開催中ということでありますから、……

第3回国会 議院運営委員会 第3号(1948/10/13、23期、民主党)

○椎熊委員 私の方は昨日夕刻來、民主自由党の方といろいろ私どもから差上げた回答に対しての質問やら打合せのようなものがあつたようです。本朝來そのことについてなお折衝しつつあり、大体今委員会に入る直前の状況だと、民自党ではわれわれからの返事並びに條件についてさらに党をまとめての御返事をするためには多少の時間を要するので、しばらく待つてもらいたいという話が來ているということです。從つて今の段階では午後一時から本会議を開いて総理指名選挙をやるというのには無理があるのではないか。しかしわが党としては大体党の方針がまとまりかかつているので、民自党の態度がはつきりさえすれば、即刻にでもできる態勢にはなつてい……

第3回国会 議院運営委員会 第4号(1948/10/14、23期、民主党)

○椎熊委員 先ほどの委員会におきまして、私は議長から重大なる報告を受けまして非常に驚きました。ただいま御休憩を願つて党に帰つて、それぞれの機関を通じてこの問題を相談いたしました。わが党といたしましては、この問題はひとり山崎君個人の問題ではなく、國会議員たるの職責を全うする上において重大なる一つの案件である。しかも目下の政局に最も重大視せられている首班の選挙に支障を來すがごときおそれある行為が、この山崎君の辞職の問題にからんでおるのではないかという疑いが、各般の状況から察せられますので、この問題の取扱いにつきましては、特に愼重を期し、この辞表を提出するまでに至りました動機、原因等については、國民……

第3回国会 議院運営委員会 第6号(1948/10/21、23期、民主党)

○椎熊委員 それは総理大臣が來られてからやりましよう。今までこういう重大なものには総理大臣が來ておる。議会を軽視しない限りは、総理大臣に來ていただきたい。
【次の発言】 民主党からわけてもらつては困る。
【次の発言】 われわれにもそういう余地はない。
【次の発言】 特別委員会の方は常任委員長の方と違いますから、規定にある通りに互選ということで、與党、野党のことは考えずにやつた方がいいと思います。
【次の発言】 特別委員会は本質上まるで変つておる。
【次の発言】 特別委員会の方は初めから互選です。その当時與党側が多数派であつたからとれたので、あなたがおつしやるように常任委員会とは性質がまつたく違……

第3回国会 議院運営委員会 第7号(1948/10/22、23期、民主党)

○椎熊委員 民主自由党は十名あるから、もう一人讓りなさい。
【次の発言】 私どもは抽籖でやることは、党議で反対を決定しております。
【次の発言】 民主党は、先日來私が主張した通り、特別委員会は特別の委員会だから、その委員長は委員会の互選によるべきものという主張です。しかし民主自由党があれほど強力に主張しておつたのにかかわらず、いろいろな点を勘案せられて、不当財産取引調査特別委員会の問題だけは、ざつくばらんのところを腹を打明けて相談せられた以上は、なるべく円満にこの問題を解決するためには、こういう事情も尊重して、なるべく妥協して解決したい。こういう希望をもつております。しかしわれわれの党議は、先……

第3回国会 議院運営委員会 第8号(1948/10/23、23期、民主党)

○椎熊委員 私の方もできますが、私の方は代議士会に報告してないので、本会議の開会をそう急がずにおいてもらいたい。
【次の発言】 常任委員長二十一名は、慣例によつて、民主自由党の方へお讓りしたらどうですか。
【次の発言】 今民主自由党の方から聽いても、外務と逓信は本人同士もかわりたいということでありますが、御考慮の余地はありませんか。
【次の発言】 私の方は三つの特別委員も大部分かわりますから、今日辞任させて、新たに届け出したいと思います。
【次の発言】 あれはその当日選挙をすることになつておる。それで樋貝さんが出ておる。
【次の発言】 私の方も誤解してもらつては困る。昨日は民主自由党からざつく……

第3回国会 議院運営委員会 第10号(1948/11/08、23期、民主党)

○椎熊委員 吉田総理は在野党時代から、新憲法下における憲政の常道を確立したいのだ、そのためには自分はあらゆる努力をつくすという悲壯な発言をたびたび繰返して來られた。私どもはまことに殊勝なる御心掛であると感服していた。しかるに今度第三國会にあたつて施政方針の演説を劈頭にやらぬということは、新憲法下における非常な悪例になると思います。どうか総理は常日ごろ憲政常道論をもつて立つている人なんだから、この際そういう惡例を残さないように、ぜひとも施政方針を國会を通じて國民に明らかにしていただきたい、こういうことを強く要望しておるのであります。ですから今の総理のお考えは御反省を願つて明日でもよろしうございま……

第3回国会 議院運営委員会 第11号(1948/11/09、23期、民主党)

○椎熊委員 私はただいま議題になつておる問題に関連して一般的のことで非常に不安を感じておりますので、この際意見を述べてこの問題の取扱に対する御参考に供したいと思います。  近時議会に関係していろいろな不愉快な問題がたくさんあるようでございます。たとえば議員の職にある者が辞することによつて起訴されないことになるなどというようなことが中間に立つておる弁護士等によつて言われておるというようなうわさなども聞くのであります。これは非常に遺憾千万なことで、檢察当局が議員の職を辞することによつて罪を赦してやるなんという態度もどうかと思うし、またそれを免れるために議員の職を辞するということもどうかと思う、そう……

第3回国会 議院運営委員会 第13号(1948/11/11、23期、民主党)

○椎熊委員 官房長官。ざつくばらんに、関係方面からの話とか、何とか、のつぴきならない話があつて、あえて政府がそういう申し入れをなさるのではないかと実は想像しておつたのですが、そういうことをもつと具体的に話してみてくれませんか。そうすれば私ども必ずしもむりな注文でないと考える場合もあるかもしれぬ。
【次の発言】 それは今月一ぱいにきまつておる。
【次の発言】 初めからそうである。この重大な申し入れについては、相当のことがなければならぬ。それを聞いて政府の言うことももつともだということに納得が行けば、賛成してもいい。
【次の発言】 私は政府が十五日までにこれを上げてくれとわざわざ言つて來たのは、今……

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/13、23期、民主党)

○椎熊委員 公務員法は重要法案でありますから、この公聽会の開会は当然許していただきたいと思います。
【次の発言】 政府職員の新給與に関する決議案はきようやりますか。そうして災害対策のは月曜にやりますか。
【次の発言】 これにちよつと関連しておるからお願いしておくことがあります。  災害対策の特別委員会がございますが、きのう委員会を開きまして委員長の互選、理事の選任をいたしましたが、不肖私が委員長に選任されました。この災害地対策特別委員会は超党派的の委員会でありまして、当運営委員会との連絡も特別に密接にしなければならぬと思いますし、また今後特段なるおせわになると思いますから、何分よろしくお願いい……

第3回国会 議院運営委員会 第16号(1948/11/15、23期、民主党)

○椎熊委員 この前もそういうことで議会関係以外の團体等には貸さないようにということを大体原則的に話合つておつたんだが、貸すことはよしたらどうですか。
【次の発言】 私どもは午前中の小委員協議会において、本日の日程を決定し、開会時間までもきめたのでありますが、理由なくこの時間まで本会議が開かれないことに不審を抱いたのであります。そうして再び小委員協議会を開いてもらつて、さらに開会時間をきめようとしたその際に、民主自由党から総理大臣が本会議開会劈頭において発言を求められるから、これを許してくれと言われる。私どもは、一國の総理大臣の議会に対する発言の要求は、これは重大なものでありますから、その内容の……

第3回国会 議院運営委員会 第17号(1948/11/16、23期、民主党)

○椎熊委員 何が議題だ。そんなことを與党が議論してどうしようというのだ……。
【次の発言】 小委員協議会のことをとやかく言うのではないという前置きのもとに、その議論が続けられる道理がないじやないか。
【次の発言】 さつき小委員協議会で議長がみずから議長の態度について自発的に発言をするということに了承したんだから、それで全部円満に解決することだ。そこへ與党がまたこの問題をむし返して問題を大きくしても何にもならない。議長にごく簡單にしてくれという注文までつけてあるので、そこまで立ち入ることはないじやないか。
【次の発言】 議長にまかせておこうじやないか。

第3回国会 議院運営委員会 第18号(1948/11/17、23期、民主党)

○椎熊委員 この陸軍法務中尉とか大尉とかいうのは、追放の組に入らないのですか。
【次の発言】 今の淺沼君の疑義に対して、農民党の代表者の方の言では、あす言うということです。大事な問題ですから、農民党の意思を明確にしてからやることにして、本日はこの程度にしていただきたいと思います。
【次の発言】 最後に大事なことでありますが、署名者の責任においてならば、署名者が現にここへ出ていないから、意思決定ができない。あすまで待つてちやんと整えてからに願いたい。
【次の発言】 ただいま石田君の御発言がありました。速記録に出ておる点を認めるという率直なお話でございます。速記録には「ただいま石田君の発言中、不穏……

第3回国会 議院運営委員会 第19号(1948/11/18、23期、民主党)

○椎熊委員 あなたの答弁は明確でないが、きのうからの経過を見て、二十五日か、六日にやるか、やらぬかわからぬというのですか。そういう意味にとつていいのですか。きのうの申入れは白紙に返すつもりですね。
【次の発言】 政府は二十五、六日ごろにやるという、それなら公務員法が上りそうな時期になるのではないか、政府の言葉によつて私はそういう感じを述べたので、それでは意味がないというのです。
【次の発言】 米窪さんの演説が緊急であるかないかということの批評は別として、私どもは全面的に緊急だと思う。たとえば労働問題しかり、財政問題しかり、総理大臣に対する質問である。これが明確でなければ、國家公務員法を審議する……

第3回国会 議院運営委員会 第20号(1948/11/19、23期、民主党)

○椎熊委員 賛成。

第3回国会 議院運営委員会 第22号(1948/11/22、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 今の成重君のお話非常にごもつともだと思いますけれども、きようなんかでも定足数を嚴格に言うと、開会のときはあつても中途から欠けるから、それを一々指摘されたんじや、ほとんど議事を円満にやつて行けないということになるんじやないかな。それは了解できないですか。
【次の発言】 それは社会党とあなたの方との話合いできめるべき性質のものではないでしよう。
【次の発言】 各派協同提案だから、私は與党の第一党が説明すべきものだと主張して、それがもつともだということになつておつたと思いますが……。
【次の発言】 わが党は先ほど幹部会において、これは重大な問題だから愼重に取扱うと同時に、その内容究明に……

第3回国会 議院運営委員会 第23号(1948/11/24、23期、民主党)

○椎熊委員 予算の中でも今の給與問題などは非常に重大だが、災害の対策の予算、こういうものは急いでもらわなければいけないと思つておりますが、新聞などで見る程度よりできないですか。新聞には六十億とありますが……。
【次の発言】 そこで私ざつくばらんに御相談申し上げるのですが、政府においてもつらい立場にあつて、一生懸命やつておるというところです。そこで公務員法もこの三十日までに上るでありましようし、政府は不可分とか可分とか言つておるが、常識的には新給與の問題は当然公務員法とにらみ合せてきめなければならぬ問題で、幸いにして一日から第四回國会が召集されておるのですから、國会というものを尊重する建前からす……

第3回国会 議院運営委員会 第24号(1948/11/25、23期、民主党)

○椎熊委員 先ほどの小委員協議会で、私の方から参議院の緊急集会に関する緊急質問というのを二番目にやることになつておりますが、今幹部会の模様を聞きますと、午後三時に吉田総理から野党の代表者に会見を申し込んでいるそうです。おそらくこういう問題も会見の内容に含まれるんじやないかと思われますので、これを三時まで留保して、三時の会見の結果やる、やらぬをきめることにしたいと思いますから御了承を願います。
【次の発言】 これはまだ向うと下相談がしてありませんか。
【次の発言】 総理大臣が各党との会見を四時に延ばしたそうですから、二時から本会議を開いていただきたい。

第3回国会 議院運営委員会 第25号(1948/11/26、23期、民主党)

○椎熊委員 先ほど小委員会でも、内容等を檢討いたしまして、小数の異論もあつたようでありますが、大部分は今日緊急上程してもらいたいという空氣が多いので、私どもはそれを主張いたします。ぜひ今日御上程を願います。
【次の発言】 小委員会では塩收納に関する決議案の前にするということに、大体大多数が賛成しておるのです。
【次の発言】 この問題は吉田首相と淺沼さんとの対談の中にかわされた言葉にすぎないので、あのときこの委員会で取上げた問題の核心とは、別個の問題である。そういう一々の言葉じりなどをあとから速記録によつて、次の委員会の問題にすることには反対です。

第3回国会 議院運営委員会 第26号(1948/11/27、23期、民主党)

○椎熊委員 こういうことを運営委員会に提訴してくれいというので、法務委員会の社会党の猪俣理事と民主党の中村(俊)理事から連名文書をもつて私に依頼が來ております。それは当委員会は重要な法案を付託されているにかかわらず、委員長が十一月九日、十日、十一月の十九日の四日間のみ出席して、その他は全部欠席、そのために野党側の委員が本法案審議促進のために努力しておるけれども、委員長並びに與党側理事が出ないために委員会の議事促進ができない。重大な法案としては刑事訴訟法施行法案がある。これは來年一月一日から施行される。それから裁判所法の一部を改正する法律案等が出ているにもかかわらず、審議未了になるおそれがある。……

第3回国会 議院運営委員会 第28号(1948/11/29、23期、民主党)

○椎熊委員 最高裁判所の長官が開会式に参列するのは一体どういうわけだ。
【次の発言】 わが党では研究して賛成したのです。
【次の発言】 零時ということにして事態に沿いたい。

第3回国会 議院運営委員会 第29号(1948/11/30、23期、民主党)

○椎熊委員 みんないろいろな関係は知つているわけですから、もうこの際は体裁のことは言わずに、この申入れを率直に受入れるか受入れないかということです。私どもはこの申入れを受入れないなどという、現下の置かれた日本の態勢はそんな状態ではありません。受入れるべきものです。
【次の発言】 この新事態の前に各党の態度を早く決定を願うことが、焦眉の急だと思います。
【次の発言】 委員会は何時にあげろということをおつしやらなかつたのですか。
【次の発言】 先ほどの勧告通り。
【次の発言】 わが党の方ではただいま役員会を開きまして、この問題に対する党の態度を協議中でございます。一通り法務総裁以下の方に対する質疑……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第1号(1948/11/12、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 ただいま委員長に推挙せられまして、不肖の身をもちましてこの重責を汚すことに相なりましたが、昨年に引続き今年にわたる全國的な風水害その他の被害はすこぶる甚大なるものがございます。金額にいたしましても千数百億を越えるという概算も承つておるような状況でございまして、被害地方民の惨状は実に言語に絶するものがあるようでございます。今や日本再建の途上にありまして、この國内的大被害を解決するにあらずんば、眞に祖國の復興再建を期待することはできないとわれわれは思うのでございます。政府におきましても財政上のすこぶる困難なる状況の際ではあるように承つておりまするが、何分にもこの大災害の本質を究明して……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1948/11/15、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日は災害地対策に関し、被害状況、復旧状況並びに補正予算等につきまして、関係当局より説明を求めたいと思います。まず建設省関係から説明を願います。
【次の発言】 ちよつと御相談申し上げますが、ただいまここに道路局長も見えておりますので、御質問があれば道路局長の御説明を聞いてから後にいたした方がよろしゆうございますか、今一人々々ただいまの河川局長に御質問になつた方がよろしゆうございますか。政府側の一通りの説明を聞いてからにしますか。――それでは道路局長菊池明君。
【次の発言】 以上河川局長、道路局長の御説明に対しまして御質疑はございませんか。

第3回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1948/11/16、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事鈴木強平君が理事を辞任せられましたので、理事の補欠選任を行いたいと思いますが、その手続はいかがいたしましようか。
【次の発言】 鈴木雄二君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、高橋清治郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 それでは昨日に引続き災害対策に関し議事を進めます。  本日は各委員会とも開会しております関係上、速記が本委員会につかぬとのことでありますので、委員部職員において要領筆記をしてもらうことにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第3回国会 災害地対策特別委員会 第4号(1948/11/19、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 それではこれより開会いたします。  ただいま遞信大臣がお見えになりましたので、遞信大臣から所管関係の災害の状況、復旧の見通し等について御説明を承りたいと存じます。
【次の発言】 御発言はありませんか。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。それでは遞信大臣に対する御質問はこれをもつて打切りまして、なお委員長からお願いいたしますが、ただいまの資料を各委員にお配りを願いたいと思います。それでは本日は遞信大臣に対するものはこれで終りました。  次に運輸大臣がお見えになつておりますので、所管関係の被害状況について御説明を願います。

第3回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1948/11/20、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  大藏大臣の出席せられるまで、農林省関係について説明を求めます。林野局長官三浦辰男君。
【次の発言】 長官にお伺いいたします。今の十億六千万円というものは今議会に提出される追加予算の中に組み入れられるものですか。
【次の発言】 大体の見通しはどうですか。
【次の発言】 何かこまかい数字を持つて來ておらぬそうですから――あとで一括して薪炭に関する資料を御配付願えませんか。
【次の発言】 ちよつとお諾りいたしますが、農林省関係でいろいろ御質問もございましようと思いますけれども、大藏大臣は非常に御多忙のようでございますし、この機会をはずすと、まためつたにおいで……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第6号(1948/11/22、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を公開いたします。  それでは前の会議で、林大作君から臨時集会の問題についての質問がありました。それに対して大藏大臣のお答えがなかつたのですが、今日主計局長から大藏省としての考えを明確にしておきたい、こういう申出がありますから、これを速記にとどめておきたいと思います。
【次の発言】 委員長として主計局長にちよつとお伺いしておきますが、先ほど來の説明を総合いたしまして、今までの事務当局の予算に関する経過の上から、私どもは今月中に災害対策費を含めたる追加予算案というものは第三國会に提出するの運びにすこぶる困難があるという状況に了解しておつてよろしゆうございますか。

第3回国会 災害地対策特別委員会 第7号(1948/11/27、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  ただいまより災害地対策特別委員会における今日までの経過を御報告申し上げます。  本委員会は、十月十一日、災害地対策樹立のため、院議をもつて設置せられましてから、十一月十二日第一回の委員会開会以來、同月二十二日までに、六回の委員会を開会いたしまして、調査審議を進めて參りました。  御承知のごとく本年は三、四月ごろから東北、北陸地方の融雪による水害を初め、六、七、八月と連続して、局地に記録的豪雨の襲來あり、また七月には北陸地方の震災の突発あり、さらに九月にはアイオン台風の襲來ある等、被害地方は香川縣を除く四十五都道府縣に及んだのでありまして、被害復旧見込み……

第3回国会 水産委員会 第11号(1948/11/26、23期、民主党)

○椎熊委員 議事の進行上ちよつと発言します。満場一致賛成するものと思つて私は入つているのに、賛成討論の中に、希望條件というようなことにすると、採決の上に希望條件付の採決と、それから全案まるのみの採決と二つやらなければならないことになりますから、そのような点はあらかじめ御注意願つて、そういうめんどうくさいことはやらないような申合せであつたと了承しておるのでありますが……。
【次の発言】 そういうふうにお願いいたします。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第7号(1948/10/20、23期、民主党)

○椎熊委員 これは重大なことですが、今別な証人を眼前にして、そういう動議を出して告発するか告発しないかということをこの委員会がきめるべきではなくして、愼重にお取調べ願う関係から理事会に御相談願いたい。理事会において意見がまとまつたら、その後において本委員会に御報告願いたい。ただちに徳田君のような動議を軽卒に決定してしまうことは、將來に悪例を残すと考えます。
【次の発言】 議論するところではない、委員長御注意願いたい。


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 議院運営委員会 第2号(1948/12/02、23期、民主党)

○椎熊委員 これは重大な案件ですし、参議院と形式が違つて行くのもよくないから、こつちも人事委員会に付託した方がいいと思います。
【次の発言】 今度の予算に災害対策費六十億というものが出ておるのですが、災害対策については特別委員会があるので、ぜひこの予算の審議に加わりたいのですが、災害対策の部分だけをわけて、政府が災害対策を説明してくれるか。あるいは予算委員会に災害対策の方から代表者を出して審議に加わり得るか。いずれにしても便宜な方法によつてこの予算の災害対策の問題については審議に参加させてもらいたい。こういう熱望でございますが、どういうふうにしたらよろしゆうございましようか。

第4回国会 議院運営委員会 第3号(1948/12/03、23期、民主党)

○椎熊委員 先般この問題についてずいぶん突つこんだ質問としておりますが、最後の結論としては、木内さんのお話によると、要するにこの決定はこの文書に現われた限りこれによつて判断するものである。こういう意思表示があつた。それは今日といえどもかわりがないということですか。
【次の発言】 先ほどの政府支拂金の件ですが、特別調達廳に関する件は総理大臣の権限ですか、大藏大臣の所管ですか、ちよつと私聞き落しましたが……。
【次の発言】 不当の利益を與えた場合はおそらく問題はないと思うが、一般的に政府の仕事をして、支拂いを受けることは当然なので、それがおくれているのは政府が惡い。

第4回国会 議院運営委員会 第4号(1948/12/04、23期、民主党)

○椎熊委員 重大なる本件を本会議に上程するにあたりましては、委員長を中心といたしまして今御決定に相なりました報告書等の準備もございますから、本日は遺憾ながら委員長は別の要件のために外出せられたということでありまして、お帰りになるのを待つて、報告書を作成することになりますればおそらく相当時間がかかると思われます。それで私は本日の議員の登院の人数などを勘案いたしまして、かくのごとき重大な問題でございますから、定足数などに故障の起らないような状態の際に、大多数の人々によつて御審議御決定を受けたい。こういう見地から、本件は明後月曜日の本会議に上程すべしとの動議を提出いたします。

第4回国会 議院運営委員会 第5号(1948/12/06、23期、民主党)

○椎熊委員 國務大臣の質疑に関する第二順位に、わが党の梅林時雄君を入れてください。

第4回国会 議院運営委員会 第9号(1948/12/11、23期、民主党)

○椎熊委員 その問題は違うでしよう。
【次の発言】 この議院運営委員会でふまじめなことを言つて、まるで人をばかにしたような、ちやかすようなことでこの運営をして行くということは非常に遺憾であります。そういうふまじめな提案に対しましては、われわれは絶対に反対をいたします。
【次の発言】 そういう趣旨に賛成するから吉田総理に関する問題は、日本全体の名誉のためにこれを明らかにしておかなければならぬのだ。單なる風説でも何でもなく、加藤シヅエその他の人は公開状を出した。それに対して民主自由党の最高首脳者の星島さんは弁明書を出している。天下に公の問題となつている。單なる風説ではない。これを議会で取上げて明ら……

第4回国会 議院運営委員会 第10号(1948/12/12、23期、民主党)

○椎熊委員 私どもこの問題に関して、本朝來いろいろのうわさが飛んでいるのははなはだ遺憾に思つております。議会のこの問題に対する態度を疑われることは遺憾であります。本日中本会議で委員長報告をせられて御決定を願いたいと思います。
【次の発言】 先般副議長の一身上の弁明について私どもの党からお伺いした。この際副議長は党の関係もあつて十分相談しなければ話ができないということでありましたが、これもごもつともだと思つて本日まで待つておりました。すでにそのときから三日もたつておりますが、その後の処置はどうなつておりますか。これは附加して申し上げますが、副議長のために非常に迷惑なうわさが飛んでいるので、いなか……

第4回国会 議院運営委員会 第11号(1948/12/13、23期、民主党)

○椎熊委員 議会が非常に急迫しており、時間もないのでありますから、これは論議の余地がありません。ただちに本会議において最短の期間に上程の上、趣旨弁明等はごく簡單であろうと思います。一身上の弁明は本人の望み次第ということにして、その結果として本会議で御決定を願いたいと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第12号(1948/12/14、23期、民主党)

○椎熊委員 われわれはきよう午前一時から本会議を開かれる態勢を整えるということは、一にかかつて予算の一刻も早く通過することを念願しているからなのであります。從つていつ來てもいいような態勢を整えるためには、残つておる質疑等はこの際無意味に休んでいるうちに、片づけるものは片づけておいた方がいいと思います。
【次の発言】 ちよつと事務総長に聞きますが、懲罰委員会の問題です。今のような事態の場合、われわれは急遽懲罰委員会を開けという希望なんです。そういう場合に理事を委員長代理にして議事を進めることはできますか、それは違法じやありませんね。
【次の発言】 私の聞くのは新たな事態を委員長に通ずる方法がない……

第4回国会 議院運営委員会 第13号(1948/12/15、23期、民主党)

○椎熊委員 これは党で隠しておかれないほどの重大問題ですよ。
【次の発言】 上林山委員長にもう一点お尋ねしますが、その関係筋から受けた書類というものは今度の予算に非常に大きな影響を與えて、予算に一つのわくが課されたような形になるものですかどうですか。
【次の発言】 確かに重大な問題だから、緊急に閣議を開いたに違いないと私は想像しますが、小澤大臣は御存じでしよう。
【次の発言】 新提案が向うからあつたというのですか。

第4回国会 議院運営委員会 第14号(1948/12/16、23期、民主党)

○椎熊委員 きよう一日ではだめじやないですか、ざつくばらんにひとつ言つてください。
【次の発言】 思い切つて二日ぐらい休むと日曜もあるから、月曜ぐらいからやるということに交渉したら、その方がすつきりしていい。
【次の発言】 ただいまの官房長官のお話を聞いておりますと、きよう一日休んだだけでいいというのではない、あすも自信がないということですが、どうでしようか、この議会の運営はうまくいかんと思うが、ほんとうに確信の持てるまで、休会を申込んで來たらどうですか。
【次の発言】 私は一刻も休んではいかぬと思う。こつちの責任で議会を休むということは絶対にしてはならぬ。休むということは議会の権威のために、……

第4回国会 議院運営委員会 第15号(1948/12/17、23期、民主党)

○椎熊委員 政府はきようも休んでもらいたいという申入れのようでございましたが、私は過日來の新態勢勃発以來、幾多の問題が起つておりますので、これらをも急速に緊急に明確にしておきたい点もあるので、きようは政府の都合にかかわらず、國会としては本会議を開いていただきたい。そうして上程する問題等については、小委員会等において御相談を願う、それぞれの機関を通じてやつてもらいたい。
【次の発言】 決議案は別ですか。
【次の発言】 前から残つておるので、たいへん重要なものが多いようですけれども、一昨日以來の新事態発生に関しては、さらに緊急性の比重が多いように思うので、大屋大藏大臣に対する責任の問題、あるいは佐……

第4回国会 議院運営委員会 第16号(1948/12/18、23期、民主党)

○椎熊委員 こういう決議ができ上ると、今後そういう者は委員長あるいは議長が退席を命ずるということになるんでしようね。
【次の発言】 それならけつこうです。
【次の発言】 非常に重大な問題で、野党でも各派異論があるのです。社会党は開くべしと言う、國民協同党その他の会派は大体あす休むべしという意見、私はこれをまとめるために、在野各派が相談して、一致した行動で出たいと思うのです。政府の意のあるところはよくわかりました。そこで休憩願つて、在野各派の協定が成立するまでお待ち願いたい。それとは別個に、本会議は先ほど小委員会できめた通りに、ただちに開いて進行してもらいたい。そうしてあまりおそくひつぱらずに、……

第4回国会 議院運営委員会 第17号(1948/12/19、23期、民主党)

○椎熊委員 わが党は今帰つて來たそうです。
【次の発言】 これは官房長官にでも來てもらつて聞くよりしようがないですね。
【次の発言】 野党側の相談です。
【次の発言】 われわれが聞いておるところによると、今度オーケーをとつて來た修正案と申しますか、政府の案は、五千三百円の前に出した案とは、まつたく本質的に違つておるように思うのだが、そういうほとんど全面的に違つて來るような場合、修正案を撤回して新たに出した方がほんとうではないかと思うのですが、そういう点の御見解はどうですか。
【次の発言】 速記をとつていただいておるから、特に私はこの際官房長官に申し上げておく。それは先刻運営委員会休憩中、民主自……

第4回国会 議院運営委員会 第18号(1948/12/20、23期、民主党)

○椎熊委員 この日程の「昭和二十三年十一月以降の政府職員の俸給等に関する法律案修正の件」これは本日午前中内閣総理大臣から、参衆両院議長のところにこの案の審議促進方の申入れがあつたという報告を私どもは受けております。それに基いて各党会合しまして、官房長官から状況を聞きとつたそうであります。その話合いの結果、政府としてはもう一ぺん帰つて相談することになつておる、そこで野党側の会合は目下休憩の状態になつておりますが、きのう実はわが党といたしましては、民主自由党廣川幹事長の申入れによりまして、旧來の案は撤廃して、新たなる案を提案するという申入れがあつた、そこでわが党においては党議においてこれに賛成して……

第4回国会 議院運営委員会 第19号(1948/12/21、23期、民主党)

○椎熊委員 事態は皆さん御承知の通り、一刻も早く上げなければならぬような情勢にあるから、私どもの党では本会議に修正の動議をどつかから出してもらつて、委員会にまわすことはやめて、あそこでそのまま修正してもらいたいと考えております。
【次の発言】 私どもから提案せられました修正動議を出して、本会議で可決するというこの方法が違法の行為であるか、議事規則背反の行為であるかどうか、その点を明確にしておきたいと思います。事務総長にお伺いいたします。
【次の発言】 実はわれわれも衆議院はこのまま決定しておいて、参議院の決定を待つて両院協議会か何かで決論に達した方が形はよくなると考えておつた。成重君の言われる……

第4回国会 議院運営委員会 第20号(1948/12/22、23期、民主党)

○椎熊委員 それは議場にいた議員が全部責任を負うべきだ。いずれさようなことは懲罰委員会の方で決定さるべきことだ。もし暴力によつて議長の発言を妨害したということを多数の方が認められれば、それはそれとしてその行為を取締る方法もあろうし、懲罰方法もいろいろあると思います。それはそれで片づけていい。そうして議長の宣告があの程度で有効なりやいなやという問題は、有効と見られたのに、非常な疑義がある。私たちはそれは無効であると考える一人である。從つてそれが無効であるか、有効であるかということは、今日以後の運営上に非常に影響のある根本問題です。これはひとつ嚴密なる御審査の上、適当な御決定を願いたい。

第4回国会 議院運営委員会 第21号(1948/12/23、23期、民主党)

○椎熊委員 おかしいと思う。今解散があるかないかということをここで考えるけれども、会期は來年の五月まであるのだから、この時間になつてそんな問題を片づけておかなければならぬという感覚が違う。明日本会議を開いてやればいい。解散になれば一切が中断されるのですから、始末をつけるもつけないもない。

第4回国会 災害地対策特別委員会 第1号(1948/12/02、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 ただいま全員の御推挙によりまして、再び委員長の重責を汚すことに相なりました。  第三回國会におきましては、災害地対策の予算案は政府から提出いたされましたが、会期の末期でありまして遺憾ながらこの予算内容についての審議の時間を持たなかつたことは、御同樣まことに残念なことでございましたが、引続きこの予算案は第四國会において審議されることと相なりますので、願わくば諸君の御精励によりまして所期の目的を貫徹いたしまするよう十分なる御審議を煩わしたいと存ずるのであります。  まことに簡單ではございますが、今國会における当委員会の委員長に推薦せられましたごあいさつを簡單に申し上げます。  これよ……

第4回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1948/12/08、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  昭和二十三年度風水害による復旧費として、公共事業費六十億が計上されておりますが、その項目別の予算額につきましては、お手元に配付してあります参考資料をごらん願いまして、議事を進めて参ります。  なお、経済安定本部建設局より提出されております昭和二十三年度公共事業費災害復旧費各省要求額調の資料をもあわせて参考にしていただきたいと思います。  なお、この際御了承をお願いいたしたいのでありますが、本日は速記の関係上委員部の方で要領筆記して議事を進めます。  まず建設省河川局長より説明を求めます。
【次の発言】 現在計上されております予算において復旧ができなけれ……

第4回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1948/12/09、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  昨日に引続きまして災害復旧予算について議事を進めます。本日は経済安定本部より建設局次長がお見えになつておりますので説明を求めます。建設局次長雨森君。
【次の発言】 御発言はございませんか。
【次の発言】 それでは本日はこの程度で散会いたします。     午後零時四十一分散会

第4回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1948/12/13、23期、民主党)【議会役職】

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  災害復旧費六十億の府縣別割当につきまして、先般來政府と交渉いたしまして、いまだ本格的の決定ではございませんが、あらましの御計画の一端をお漏らし願つたわけでございまして、お手元にガリ版で差上げておるものを御参照願います。本日は政府側からは林野局の林務部長池田大助さん。水産廳漁港課長の林眞治さんがお見えになつておりますので、関係事項につき御質疑を許します。  御発言はありますか。――別に御発言ないようでありまするから、この際委員長から林野局の林務部長にお願いいたしまして、関係事項について一通りの御説明をお伺いいたしたいと思います。池田大助君。


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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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