椎熊三郎 衆議院議員
24期国会発言一覧

椎熊三郎[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期
椎熊三郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは椎熊三郎衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

椎熊三郎[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第4号(1949/03/25、24期、民主党)

○椎熊三郎君 私は、この機会に、民主党を代表いたしまして、吉田総理大臣の施政方針の演説に関してと題しまして所見を披瀝したいと存じます。  第二次吉田内閣は、去年の暮に國会を解散いたしまして、本年一月二十三日をもつて総選挙を行いました。その結果は、民主自由党は二百六十九名という絶対多党になつたのであります。私は、この選挙の結果は國民の嚴粛なる審判の結果であつて、國民の意志の明らかなる表現であると思います。  國民は、過去一、二年間の日本の政治上の情景を見て、連立内閣では徹底した政策を実行することができないということを考えておられたようであります。そうして、選挙の結果から私ども考えますと、民主自由……

第5回国会 衆議院本会議 第6号(1949/03/28、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 わが民主党は――と申しましても、世間傳うるところの、俗にいう犬養派などという人たちとは別個でございます。本來の民主党を守るわれわれは、本決議案に賛成の意を表するのであります。(拍手)いささかこの決議案の賛成の私の所見を披瀝してみたい。  わが民主党は健全保守党の立場をとつておるもので、何でも反対せんがための反対の行動はとりたくない、これが私どもの日ごろの心がけでございます。從つてわれわれは、現吉田内閣に対しましても、選挙直後、閣外協力なる声明を発しておる。この有力なる、第一党をとつて絶対多数を持つておる民主自由党のごとき内閣が、もしも單独内閣でやつてくれたならば、どんなに國民が喜……

第5回国会 衆議院本会議 第16号(1949/04/12、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 第九控室民主党在野党たる民主党は、自由討議に並木芳雄君を指名いたします。

第5回国会 衆議院本会議 第18号(1949/04/16、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 本年度の予算案を審議するという重大な本会議の席上において、同僚議員が、公開の議院運営委員会における議院側の事務当局との参考意見聽取に対する重大なる論議を曲解あるいは欺瞞して、そうしてこの審議の過程に重大なる誤解を生ぜしめるがごとき発言をなしたることは、この予算審議という神聖なる本会議場をけがすもはなはだしいものであつて、断じてこれは議員として許すことが相なりません。(拍手)これは速記録にも明らかでございます。よつて私は、この内容いかん等はすでに速記録に載つておることであり、かくのごときうそ、虚僞を本会議場に披瀝して審議に重大なる過誤を生ぜしめるがごとき惡例を残すことは、新憲法下断……

第5回国会 衆議院本会議 第19号(1949/04/19、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 去る十六日の本会議におきまして、本年度の予算案を審議する重大なる会 議進行の途上、共産党に属する林百郎君は、委員長の報告に対する質疑を行つたのでございます。その際、林君の質疑の内容に驚くべき虚僞の事実を発言しておるのであります。これはその当時も私は申し上げて置きましたが、國会の権威を傷つけ、議員の品位をそこない、ことに國会運営の基礎となるべき運営委員会における権威ある事務当局の参考資料などに重大な虚の発言をなしておるので、國会といたしましては断じて默過することができない。(拍手)この事実によつて、当時私は成規の賛成を得て、手続きをもつて懲罰委員会に付すべしとの動議を提出しておりま……

第5回国会 衆議院本会議 第29号(1949/05/14、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 私は、民主党第九控室、すなわち民主党在野派を代表いたしまして、ただいまの会期延長に反対の意を表するものであります。以下、いささか反対の理由を申し上げます。  一体今度の國会は、吉田内閣ができまして最も重要な幾多の法案が國会の劈頭から予想されておりました。しかるに、重要なる法案が国会に提出せられることが非常に遅れたのでありまして、これらの関係はいささか同情に値する点もございますけれども、根本の原因は、ことごとく政府の不誠意と怠慢によるものである。(拍手)  國会に提出せられまして後の重要法案の審議が予定のごとく進行せず、常に遅れがちであるという理由は、一体何にあるのか。それは第一に……

第5回国会 衆議院本会議 第31号(1949/05/17、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 私が、十四日の本会議で不穏当なる発言をいたしましたが、議長のせつかくの御注意でございますので、この際これを取消します。

第5回国会 衆議院本会議 第36号(1949/05/22、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 議長……。
【次の発言】 議院内の秩序維持に関しまして議長の所信をただしたいと存じます。  去る十九日、本会議における議場の暴行騒擾事件は、すでに諸君御承知の通りでございます。しかもこの問題は、本院におきましては重大な問題として取扱いまして、目下懲罰委員会に付議せられております。私は今、十九日に起りました騒擾事件そのものを論じようとするのではございません。それはすでに懲罰委員会で調査中でございます。私は、これに関連いたしましてこの國会内に起りましたる附随した幾多の忌まわしい問題について、まことに遺憾に存じまして、かくては本院の秩序を維持し神聖を保持することができないと考えますので……

第5回国会 衆議院本会議 第37号(1949/05/23、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 ただいま議長の発議による会期延長の問題に対しまして、わが民主党第九控室を代表して反対の意見を開陳したいと存じます。  諸君、そもそも今國会は総選挙の直後召集せられまして、非常に重要案件が……。
【次の発言】 山積しておりましたにもかかわらず、政府は幾多の重大法案を國会に提出するにあたり、すこぶる怠慢にして不誠意、無能、そのためことごとく政府提案が遅れましたことから、そもそも今國会が数次にわたつて会期延長をせざるを得ないように立ち至つたものでございます。しかしながら、衆議院はなるべく政府のこの状態に対しても好意を示して協力せんと私どもはいたします。その現われといたしまして、政府は最……

第5回国会 衆議院本会議 第39号(1949/05/25、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 わが党は、從來二回の会期延長にも反対して來た。その理由は、共産党などが言うような反対の理由とまつたく違う。(笑声)そこで私は、この反対の理由を簡明率直に申し上げます。  大体、この國会が始まりまして以來、政府の提案の仕方が非常に遅れたことが一つ、それから政府提出の議案を成立せしむることに政府当局はすこぶる冷淡拙劣、これが原因をなしておる。参議院における今回の騒擾のごときも、今度の会期延長の原因になつておりまするが、これをなお掘り下げて考えてみますると、このほんとうの原因はどこにあるか。主として内閣官房長官の増田君にあるのであります。(笑声)  増田君は、旧官僚出身であるが、國会の……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第16号(1949/11/25、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 ただいま議題となつておりまする森農林大臣不信任案に対し、私は民主党野党派を代表いたしまして、上程案のうち、社会党井上君から趣旨弁明をせられたる野党各派連合による不信任案に賛成の意を表するものであります。(拍手)  この際特に一言付言いたしたいのは、同じ不信任案であつても、共産党提案の不信任案には同調できないという理由を、わが党の立場からいささか弁明しておきたい。(拍手)諸君、これは将来わが党の農村問題、農業政策に対する誤解を招くおそれがあるので、特に明確にしておかなければならぬ点であります。  日本共産党は、終戰以来、日本の公認政党とはなりましたが、かつて彼らは、本質的なる農村政……

第6回国会 衆議院本会議 第23号(1949/12/02、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 在外同胞引揚げの問題は、ひとりその家族の方々の希望のみではございません。故国に残る全国民の、終戦以来絶えざる念願であつたのでございます。しかるに、その後帰らざるもの、今日に及んでも非常な数に達しておるということでございまして、家族のもの、親戚のもの等は、そのため日夜心事を悩ましておることは、申し上げるまでもございません。従いまして、去る第五国会におきましても、また今日のこの上程されました決議案におきましても、同一の趣旨におきまして、一日も早く同胞の一切引揚げてもらいたいという国民の熱願が凝り固まつて、満場一致の決議案が出たのであると、私は確信いたします。しかるに、この決議案の賛成……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 衆議院本会議 第7号(1950/12/02、24期、国民民主党)

○椎熊三郎君 ただいま上程になりました本決議案について、共産党を除く在野各派を代表いたしまして提案の趣旨を弁明いたします。  まず決議案を朗読いたします。   国会察議権尊重に関する決議案  政府は、電力再編成に当り本国会開会のへき頭、突如としてポツダム政令によるの措置をとつた。  かくのごとき国民経済に重大なる関係を有する案件について、政府がいたずらに事態を遷延紛糾せしめ、この挙に出ざるをえなかつたことは、民主主義の基盤たる国会の審議権を無視し、議会政治に暗影を投ずるものであつて、はなはだ遺憾である。  政府は再びかかる措置を繰り返さないことを強く要望する。   右決議する。  去る二十四日……

第9回国会 衆議院本会議 第11号(1950/12/07、24期、国民民主党)

○椎熊三郎君 ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案について、提案の理由を簡單に説明いたします。なおこの際、特にこの提案理由を説明するにあたりまして、今朝来の運営委員会における共産党の不信行為についてもあわせて私は説明いたします。(拍手)  本案は議院運営委員会において立案したものでありまして、国会議員の歳費は、今回内閣総理大臣を初め国家公務員の給與が改正されるにあたり、これに対応いたしましてこの改正案を提出した次第であります。  その金額は、議長は内閣総理大臣及び最高裁判所長官と同額の六万円、副議長は国務大臣と同額の四万八千円とし、議員は国会……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第28号(1951/03/30、24期、国民民主党)

○椎熊三郎君 私は、ただいま委員長から御報告になりました安全運用部資金法案、そのほかこれに関係する四法案について、国民民主党を代表いたしまして反対の意見を述べます。  簡易保険及び郵便積立金の運用に関する修正案が、われわれの意思通りに通過しなかつた以上、われわれは本法案の成立に賛成しがたいのであります。その理由を簡單率直に申し上げておきます。  第一、簡易保険及び郵便年金積立金は、その本質上、事業主体が直接これを運用することが原則であるにかかわらず、本法案はこれを否定し政府資金統合運用の原則を確立せんとしておるのであります。これは両事業創始の趣旨に反し、従来の本積立金の運用の沿革を無視するとと……

第10回国会 衆議院本会議 第29号(1951/03/31、24期、国民民主党)

○椎熊三郎君 先般来、私は公益事業委員会に関する緊急質問を運営委員会に提出しておりましだが、多数の諸君は、この質問をなるべく避けるようにしたのでしようか、今日まで許されません。はなはだ遺憾千万でございます。しかも今日となつては、時期ややおそきに失するのであります。公益事業委員会は、新会社の人事を今朝発表しております。私は、少くとも発表前にこの質問をしたかつた。しかもこの最高責任者は内閣総理大臣ですから、総理大臣から聞きたいと思つておりましたが、総理大臣はこの重大なる国会をよそにして、どこか別莊等に行かれておるということで、はなはだ遺憾千万であります。けれども、本日の機会を失しましては、もはや明……

第10回国会 衆議院本会議 第41号(1951/05/26、24期、国民民主党)

○椎熊三郎君 ただいま議題となりましたテレビジヨン放送実施促進に関する決議案は、共産党を除く各会派の共同提案にかかるものでございます。私は、はなはだ越ではございまするが、共産党を除く他の会派一切を代表いたしまして、決議案の趣旨を弁明いたさせていただきます。  まず決議の案文を朗読いたします。   テレビジヨン放送実施促進に関する決議案   今や世界の放送は既にテレビジヨン時代を実現している。わが国放送文化の発展を期する上において、テレビジヨン放送の実施は、現に国民の挙げて熱望するところである。   よつて政府は、テレビジヨン放送実施に必要な送受技術の発達、受信機の普及、その他の具体的施策につき……

第10回国会 衆議院本会議 第43号(1951/05/28、24期、国民民主党)

○椎熊三郎君 ただいま議題となつております北海道開発法の一部を改正する法律案に、私は国民民主党を代表いたしまして賛成の意を表するものであります。(拍手)  この法案の討議にあたつて、共産党の反対論は、私はこれを無視いたします。それは事実に根拠を置いておらない。この神聖なる議政壇上で、齋藤藤吉なる道会の副議長はこの案に反対であると言つておる。どこにそんな議員がおるか。齋藤藤吉なる者は、かつてわが民主党の道会議員でありましたが、今回の選挙では、現田中知事を応援したために落選しておる。現在では道会議員でもなんでもない。(「前議員だ」と呼ぶ者あり)そういう荒唐無稽なうそを言つて欺瞞的行動に出るというよ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第4号(1951/12/15、24期、国民民主党)

○椎熊三郎君 本日のこの本会議に、われわれは非常に重大な緊急質問をいたそうと存じております。お手元に配付されましたる日程表にも、その質問の第一に、ダレス、吉田会談に関する緊急質問が、わが党の竹山祐太郎君から提出されてございます。昨日の運営委員会におきましては、これが取上げられて、本日上程することに決定しておつた問題でございます。しかるに、本日開かれましたる運営委員会におきまして、與党側の委員よりの説明によると、この重大なる質問があるにもかかわりませず、総理大臣にして外務大臣を兼職せらるる吉田さんは、所労のため登院いたしかねるとのことでございました。しかも先般来、土曜日になるとお病気にならるる惡……

第13回国会 衆議院本会議 第40号(1952/05/10、24期、改進党)

○椎熊三郎君 私は、ただいま議題となりました簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用に関する決議案の趣旨を、ごく簡単に御説明申し上げたいと存じます。  まずその案文を朗読いたします。   簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用に関する決議案   さきに第五回国会において院議をもつて、簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用を郵政省へ復元するよう要望したるに対し、政府は、善処方言明せるにかかわらず、未だその実現をみないことはきわめて遺憾である。   よつて政府は、院議の通りただちにこれが実施をなすべきである。   右決議する。 本決議案は、尾関義一君外三百八七、二名の提出でございまして、新憲……

第13回国会 衆議院本会議 第52号(1952/06/10、24期、改進党)

○椎熊三郎君 ただいま議題となつております畜犬競技法案に関する取扱い、ことに福永君の動議に対して、私は国会のルールを堅持するために反対します。そういうことを、あなた方やつてはいけない。この議席に着いておる自由党の諸君は、きようはたいへん欠席が多いようですけれども、あなた方の方に党籍を置く者の八五%は、このドツグ・レースに賛成の署名をしておる。そもそも、この世にいわゆるドツグレース法案なるものの沿革を申し上げますると、前の衆議院議長幣原喜重郎先生が非常な愛犬家でございまして、日本の愛犬協会か何かの総裁でありました。なくなられましてから、その跡を継いでおるのは自由党の有力者である石橋湛山先生、これ……

第13回国会 衆議院本会議 第58号(1952/06/20、24期、改進党)

○椎熊三郎君 ただいま議長から御発議になりました会期延長の問題でございますが、結論から申し上げますと、わが党は会期の延長に反対でございます。(拍手)以下、簡單に会期延長反対の理由を申し述べたいと存じます。  第十三国会は昨年暮れより開かれておりまして、当時日本はまだアメリカ軍隊の占領下にあつたのであります。当時の状況は占領治下でありまして、国会も政府にも完全なる自主性がなかつたのであります。従つて、政府提出の法律案も、予算案も、議員提出の法律案等も、決議案までも、すべてこれGHQのオーケーを必要といたしました。従いまして、政府が法案を国会に提出するまでの手続は、自主独立の今日のごとく、自由にし……

第13回国会 衆議院本会議 第70号(1952/07/31、24期、改進党)

○椎熊三郎君 私は、ただいま議題になつております解散決議案に対しまして、改進党を代表いたしまして賛意を表するものであります。(拍手)  本年四月二十八日をもつて講和條約の効力が発生し、われらまさに自主独立の日本を回復したのであります。七箇年の長きにわたる占領治下の憂欝なる気分を一掃いたしまして、民族自立の諸政策を推進すべき段階に立ち至つたのである。このためには、新たなる日本の進路を国民に訴えて、新政治の態勢を確立すべきであります。そのためにこそ国会を解散して、自主独立の民意を国会に反映せしめなければならぬと信ずるものであります。(拍手)  吉田内閣は、過去四年の長きにわたり国政を掌握しながら、……

椎熊三郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

椎熊三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第1号(1949/03/05、24期、民主党)

○椎熊委員 官房長官にちとつと伺いたい。二十二日に予算を提案されるとすると、これは参衆両院を通じて政府はどの程度で審議してもらいたいという予想でもございますか。
【次の発言】 審議期間が一週間か、十日ではできそうもないとわれわれは考えますが、四月の五日ごろまでに審議ができれば、率直の話は暫定予算をつくらなくてもいいということですか。それ以上延びるような場合は予想されていないのですか。私はそれより暫定予算をまずやつて、本予算の方はほんとうに愼重審議できるような余裕をもつて提案されたらどうかと思う。そういうお考えはないですか。
【次の発言】 ぎりぎりのところは二、三日くらいは延びてもいいんですか。

第5回国会 議院運営委員会 第2号(1949/03/17、24期、民主党)

○椎熊委員 不当財産取引調査特別委員会を置くか置かないかということをまず諮つて、その際に君らの方ではこういう内容のものにかえたものにしたいという意見を出して進めて行けば、きようできまつてしまうでしよう。
【次の発言】 私ども民主党といたしては、賛成いたします。今日きめていただいてけつこうであります。
【次の発言】 異議ありません。これに関連して特別委員会の方は常任委員会と違うので、委員長等は必ずしも與党からとらなければならぬということでなしに、適材は野党派にもあるのだから、野党派からもとるという寛容さを示していただきたい。
【次の発言】 官房長官にお開きしたい。新聞で散見しておるのですが、政府……

第5回国会 議院運営委員会 第3号(1949/03/19、24期、民主党)

○椎熊委員 提案者にお聞きしたい。これは関係方面との折衝があられたようだということを聞いておりますが、結果はどうですか。
【次の発言】 官房長官にお伺いしたい。本日議長の方へ二、三日総理大臣の施政演説を延期してもらいたいという申入れがあつたということですが、それは予算案をその日までも提出することができないという状況から來たことでしようか。
【次の発言】 見通しはどうですか。
【次の発言】 向うの方の内示はいつごろ來そうです。かいもく見当がつかぬのですか。
【次の発言】 そうすると二十六日に大体予算の大綱ぐらいは、われわれ見られると思うのですが、それにしても今月一ぱい、ほとんど時間がないのだが、……

第5回国会 議院運営委員会 第4号(1949/03/22、24期、民主党)

○椎熊委員 期限付の三十一日までに議決を要する法律案が、政府に大分たくさんあるそうで、今日までに相当出すということでしたが、ここに出ているものはみんな提出されているのですか。
【次の発言】 私どもこの間の委員会で主張したのは、期限付で出て來る改正法律案は、おおむね予算に重大なる関係を持つておるものであろうと想像できるから、予算案が出ないうちに審議しても無意味じやないかという意見を述べておいたのです。今日は一件より出ていないそうですが、これはむろん予算に関係がありましようし、その他の分を見ても、ほとんど予算に関係のないものはないという法律なので、そこで私どもの主張する予算がいつ出るかということと……

第5回国会 議院運営委員会 第5号(1949/03/25、24期、民主党)

○椎熊委員 採決に加わらないだけで、発言ができるからいいじやないですか。
【次の発言】 官房長官に聞きたいのですが、そうすると見通しとしてはどのくらいかかりますか。いつごろになりますか。
【次の発言】 二十二日に予算の内示が関係方面からあつたというのですが、総理大臣の施政方針の演説は、予算書の微細にわたつて説明するというようなことではないので、大体政府の政治の大方針を示されればそれでけつこうなんだから、予算書が詳しくできるまで待たずしてできるのじやないのですか。そうした方が三十一日までの期限付の法律改正などのためにも、審議を促進させる意味にもなるし、それがなければあれの審議がどうしても進んで行……

第5回国会 議院運営委員会 第6号(1949/03/26、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私はただいま大藏大臣の説明を聞いて非常に明らかになつた。それは予算は五日までの間、なるべく近い日に出したいということになると、何のために五日と言つているかといえば、きまつてから印刷に付する、それが少くとも五日ないし一週間かかる。もし一週間とすると五日から逆算して來て、二十九日ごろに印刷にまわさなければならぬ。印刷にまわすというときには政府は大綱が確定したからまわすので、そのときは演説のできる時期だと思う。私どもは昨日以來二十六日に施政方針演説をなすべしという決議案を民主党單独で出している。それではなぜ二十六日に限定したかというと、政府は毎々やるというが、どうも形勢がやりそうもないか……

第5回国会 議院運営委員会 第7号(1949/03/28、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は提案者の一人でもありますし、もとより原案に賛成であり、修正に反対であります、この際特に申し上げることは、ひとり私は民主党のみならず、犬養派もこの点に対しては私と同意見であります。そこでただいま私は両派を代表して原案に賛成、修正意見に反対、そういうことで相談の上発言しておるのであります。その意味で犬養派も民主党も原案に賛成いたします。

第5回国会 議院運営委員会 第9号(1949/03/30、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 大蔵大臣にちよつとお伺いしたい。予算の審議期間は政府の御希望いかんにかかわらず、國会の自由できめられることだと思います。そこで今十五日の暫定予算が出て來ておるのだが、かりに予算の審議期間が十五日よりも先に延びたような場合でも、そんなに政府は行政上に大きな支障が生ずるのではないのじやないですか。それとも非常に大きな障害になりますか。三日や四日延びたらどうです。
【次の発言】 大体あなたは御承知でしよう。
【次の発言】 私の方の党のことでたいへん御心配、御迷惑をかけて申しわけありません。この重大な委員会の委員が、われわれの党内事情のために決定できないということであれば残念でありますから……

第5回国会 議院運営委員会 第11号(1949/04/02、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 今林君から話が出たから参考のために聞いていただきたい。実は林君が言われるような意見がわが党の一部にもあつた。あの考査委員会の決議案の冒頭に超党派的ということが書いてあり、しかもこの委員会は隠退藏物資摘発委員会以來の因縁づきの委員会であつて、関係方面の意向がかなり反映しておる委員会であるから、この案をつくるにあたつて委員長、事務總長とともに関係方面に折衝して参りました。その際わが党には超党派的委員会をつくるならば全党派から公平に委員を出すようにして、民自党は絶対多数党であつても、そう多数とらない方がいいじやないかという意見があつたが、それは現在の國会法でできないと、非常に軽蔑的態度で……

第5回国会 議院運営委員会 第12号(1949/04/04、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 再質問の問題ですが、再質問を許すことにすること。しかし時間は五分ということに制限をする。そうしてこのやり方は再質問の第一回目は登壇を許す、第二回目は自席でやる。時間は登壇した際と自席にいた際とを合わせて五分、そういうことに願います。
【次の発言】 別の問題ですが、交渉團体として、私どもは認められたんですが、そうなると各常任委員会の理事の割振りはどういうことになりますか。七十名で確認を受けていたときと、かわつたことになつて來るんじやないのですか。

第5回国会 議院運営委員会 第16号(1949/04/08、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私はこのごろむやみに緊急質問の形で、本会議を利用するように見えることを、本会議の権威のために遺憾と思つておる。ここに出しているような問題は、ことに新憲法では委員会中心の國会になつておる。委員会において発言して、こんな形でない内容に触れた質疑應答が委員会でできる。その方が、質疑的なのだ。本会議でやるのは、外交上の重大問題であるとか、國内の突発事件であるとか、天災地変のようなものであるとか、そういうことでなければ、みだりに緊急質問などというものをやつておつたのでは切りがない。どの程度が緊急かというと、みな緊急ということになる。だから大体わくをつくつておいて、今ここに出ているようなものは……

第5回国会 議院運営委員会 第18号(1949/04/12、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私の方も賛成です。
【次の発言】 外交問題ということは、ぼくは強く主張しておいた。
【次の発言】 これは私の方から出ているのですが、この前の申し合せ等もあるので、党で果して緊急性ありやいなや再検討し、しかも大体外交委員会でやるべき性質のものでないかということで、外交委員会において内容を調査したところ、外交委員会は本國会になつてから数回開いたが、外務大臣の出席が皆無で外務委員会で大臣に質問する機会がない。日本が百名の留学生の割当を決定しなければならぬのだが、それが遅れるとドイツかオーストリアに振り向けられる。それでここ一両日中に選考を終つてアメリカに回答してもらいたいというのでありま……

第5回国会 議院運営委員会 第20号(1949/04/16、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 石田君の本日の本会議に上程することに反対の理由が、私どもには了解できない。あなた方の決議案に対する党議がきまつていないなら、上程して論議されるまでにきまるのでしよう。そのときに本会議で態度を明らかにしてもらえばいい。上程を拒否することはできない。
【次の発言】 私どもが特に本日の本会議に上げてもらわなければならぬという情勢は、私の出席しない前に話されていると思う。今日なるがゆえに上程しなければならぬ。今日の予算委員会の進行ぶりをみても、急遽討論する態度に出られるようなにおいがする。予算に関連する法律が出ないのに、きよう議了をされるということでは、とうてい趣旨が徹底しない。この決議案……

第5回国会 議院運営委員会 第21号(1949/04/18、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 会期を延長せざるのやむを得ない事情については賛成しますが、延ばした以上は、政府の提出するものが不足であるから、だらだらしたとかいうことで、國会を休会にするということは反対であります。反対の理由については、石田君が言われたことはことごとく私は同感ですが、そのほかになお私は國会の今日のありさまは、ほとんど委員会を中心にやつておる。各常任委員会、最近できた特別委員会等も、実は本当に軌道に乗つておると思われない。そうして各常任委員会はほとんど國政調査の請求をして、ここで承認を與えている。議長からそれが許されている。こういう機会にこそ活発に、國政調査でも何でもやる。特別委員会、ことに考査委員……

第5回国会 議院運営委員会 第25号(1949/04/26、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 特別委員会を設置することになりますと、各党から委員も出るのですから、政府との間に摩擦が起るようなことはないと思いますし、ほんとうに正当のものなら早く支払つてくれということはいいと思います。だからこのまま御賛成を願いたいと思います。
【次の発言】 この為替レートの設定に関して私は政府みかすら発言の氣配があると思つて見ておりましたが、それがないようであります。
【次の発言】 為替レートは今に始つたことではない。こういうふうにきまつたということに非常に緊急性があり、それなればこそ兜町でああいうふうになつておる。だから政府は黙つておつても発言すべきだ。そうしてその機会にあらゆる質問をすべき……

第5回国会 議院運営委員会 第26号(1949/04/27、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私の方は賛成です。
【次の発言】 このごろの人事に、この間の考査委員会の事務局長といい、各部長の任命、労働委員会の横大路君の問題といい、あまりにも政党色が露骨のようで、これは本人のためにもならぬし、民自党のためにもちよつと外聞がよくないと思う。もつとだれが見てもきれいに見えるように、ことに専門調査員等は内閣がかわつても、ずつとあとまで残るものだから、自分の陣営からばかり連れて來るようなやり方はやめようじやないですか、今回のことは必ずしも反対はしないが、今後十分そういうことに注意して、お互いに國会を守るという意味から、そういうふうにやつて行きたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第29号(1949/05/06、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は特に関係の深い北海道総合開発委員会のことについて、今の官房長官が北海道長官時代にわれわれが協力して、こういうことを考え出したという沿革の深いものがある。北海道の総合開発につきましては、明治十四年に明治大帝が行幸になられて、御勅語がある。それに基いて常に超党派的に、三十年の間やつて來たものです。それが今回に至つて初めて、党派的の委員の選考をやる。これは驚くべきものです。ことに北海道総合開発委員のごときは、閣内協力をしているということにおいて、犬養派の永井要造君のごときは神奈川縣の人で、北海道にはほとんど関係のない人です。そういう者までもむりに犬養派なるがゆえに、入れておるというよ……

第5回国会 議院運営委員会 第36号(1949/05/17、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私個人の言動に関しまして、議長初め委員長、同僚各位にたいへん御心配をおかけいたしまして、恐縮に存じます。先般私の発言中、不覚にも議場の空気につり込まれまして、まことに品の悪い言葉を用いた点、私個人としても反省しております。特にこの問題のために同僚議員多数の方々を、いたく刺激いたしました点は、申訳ございません。私は將來におきましても、かくのごときことのないように、みずからも努めたいと存じますが、とりあえず先般の不用意に発言をいたしました言動については、全部みずから進んで取消したいと存じます。それ以上のことは皆様方の公平な御判断によつて、いかようにでも処置していただきたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第37号(1949/05/18、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 先ほど参政官の法案に対して質疑続行中、いろいろな動議等が出て混乱の結果、一部の人たちが退席いたされた。会期切迫の折柄、そういうことで時間を空費することは、お互いに心外のことであります。ことに本案についてはわが民主党在野党も提案者の一人でありまして、どうしてもこの法案を通過成立さしたいという念願から、退席した側と與党側との間に立つて、いろいろ連絡に努めてみたのですが、結論として両者に大体御了解を願つた点を申し上げて、そのように御決定を願いたい。それは先ほど山本君から質議打切りの動議が出たのでございますが、それは数を頼んで無理押しをするような感じを受けるきらいがあるので、一應その動議は……

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/19、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は今の高橋君の説明は違うと思う。それは民間人、あるいは官界人からとり得る場合があるという規定の方がいいのです。たとえば商工政務次官に代議士でない、業界におけるエキスパートを入れる場合もある。それを入れる場合は、その内閣が自分の與党や自分の政府に都合の悪い者なんか入れはしない。ことごとく與党の了解の上で行くことですから、それを官僚上りであろうが、事務官僚であつてもいいと思う。ですから代議士ときめてしまうよりは、この方がいい、私はそういう見解でいる。
【次の発言】 大体質疑が盡きたようでありますから、御相談申し上げます。本会も定刻から開会されますので大体質疑はこの辺で打切つていただき……

第5回国会 議院運営委員会 第39号(1949/05/20、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 発言の時間の制限は、これまでは大体慣例でやつているのですが、議長が議場の空気を見て職権を行使されることは、必ずしも違法ではない事ですが、それがその場面から見て常軌を逸しておつた場合は、職権の濫用泥とわれわれは解釈する場合があゑそこで時間の制限については、慣例を重んじてもらいたい。それは小委員会等でこれまで制限すべきものは制限しているのです。そこで淺沼君の第三回の発言のごときはもはや結論であつて、あれから先三分や、五分やつても、大した支障のないような状況であつた議場、私もとの空気から観察できる。それを議長が小委員会等に相談もなく、一部の人とともに時間の制限で行くというようなやり方は、……

第5回国会 議院運営委員会 第40号(1949/05/21、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 ぼくの方ではこの人選がきわめて党戦略的であると思つております。最近の内閣の傾向はどうも公平でないようにケに思いますので、人事については時来る十分御注意を願います。
【次の発言】 きようの本会議で衆議院の議長に対して緊急質問をしたいのであります。その内容を申し上げますと本日衆議院の食堂におきまして先般議場で起こつた大紛争事件に関し、民主自由党の小西君並びに小西君の院外勢力ともおぼしき人々が、共産党の志賀君並びに立花君と立ち会つて、両者の間に封建的なる手打式のごときものをやつて、飲食をともにして笑つてわかれた。こらは新憲法下における日本の平和主義的文化国家としてのあり方が、国民注視の的……

第5回国会 議院運営委員会 第42号(1949/05/23、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 先例があることだからおやりになることはけつこうですけれども、官房長官の來るまで時間のあいている間に、あなた方の方で正論に基いて別室でおやりになれば、正論も通るし、その方がいいでしよう。
【次の発言】 その政府の申入れに対して、参議院の意向はどんな模様でございますか。
【次の発言】 ごもつともの事情と思いますが、一日と区切つたところに私は非常に危険性があると思う。一日という時間はどの程度にはかつているか、参議院のことですからあちらのやることは自由でございますけれども、参議院がまた明日の午前一時から本会議を開いて、そうして一日ということで勘案したというならば、そういうことに非常にむりが……

第5回国会 議院運営委員会 第43号(1949/05/24、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 会期の問題もそうだが、すべて衆議院の立場としては、本質的に院議尊重を中心として行きたい。従つて回付案は院議尊重の建前から賛成しがたい。ただ一番最初の通商産業省の設置法案は五月二十五日が施行期日であるから、こういうものはさつそくやつた方がいいと思います。その他の問題はなるべく院議尊重という建前で行きたいと思います。従つて三分の二の員数等は與党側は責任をもつて御努力願いたいと思います。
【次の発言】 硫化鉱鉱山のストライというのは、この間からストライキが始まつていて肥料会社が操業ができない状態です。二十八日から全国的のストライキに入る。そうなると肥料の増産など非常に困難になる重大な問題……

第5回国会 議院運営委員会 第44号(1949/05/25、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 ただいま御説明の経過の点は了承いたしました。ただ今回またまた会期を延長しなければならぬということは、先ほどの説明もあつたように、主として参議院の事情から來ているようです。從つて参議院のまとまつた意見がないのに、衆議院独自できめることも当然でございますが、そうだとまた次に延期しなければならぬような事態が発生してもいけないので、多少時間が遅延することはやむを得ないとしても、参議院の意見のまとまるのを待つて、参議院がこれくらいなら必ずやれるという、責任ある答弁を聞いた上で、それに基いてこつちが独自にきめて行くという方が、こつちの方に責任がなくて、参議院に責任がある。今の事態から見て当然参……

第5回国会 議院運営委員会 第45号(1949/05/26、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は事務総長の見解と違つた見解を持つております。十年間の禁錮にしようと思つた者が途中で死んだ。本人が死んだから執行が不可能になつたということと違うと思う。本人がそこに実在しておる。死ねば別だが……。それから登院のことですが、閉会中だけが登院で、その他は登院でないというのは違うと思います。閉会中といえども議事堂は議事堂だ。登院停止とはそこに出入することを禁止することであつて、会期がなくても登院してはならぬというのが最も單純で、最も明確で疑義が生じないと思います。開会中でなければ登院でないというのはどういうわけですか。普通の建物に出入りしているという解釈はどこから來るのですか。

第5回国会 議院運営委員会 第46号(1949/05/30、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 賛成。
【次の発言】 たいへん時間を取つたのですが、與党の立場も苦しかろうと思つて、私どもがまんをしておりましたが、聞くところによると参議院は本会議をすでに散会した。これからわれわれの考えだと両院協議会等に持ち込まなければならぬものもありそうに思います。これを希望し得る案件も私どもにある。しかしながら今日はそういうものを進めて行つても、参議院が散会したのでしかたがありませんから、本会議をを開いてただちに散会して、明日に延期してもらいたい。

第5回国会 議院運営委員会 第47号(1949/05/31、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 この中に松浦薫君というのがあります。これはかつて民主自由党の代議士てあつたと思います。香川縣の民主自由党の副支部長で、林君の秘書みたいだということです。あまり露骨だから、とりかえてもらいたい。
【次の発言】 これには反対、その他了承。
【次の発言】 これは継続さして成立させるとか何とかいうものでありませんから、結論を出して否決しようじやありませんか。
【次の発言】 私の方の農林委員の話を聞くと全員反対だということですが、それは委員長一人の考え方ではありませんか。
【次の発言】 委員長はせつかく説明のために來ているじやないか。

第5回国会 議院運営委員会 第48号(1949/06/01、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 別に議題というほどでもございませんけれども、ゆうべの最終の本会議運営の状況は、第五國会の末尾にああいう事態を起したということは非常に遺憾だと思います。われわれ議員も大いに反省しなければならぬと思うが、ゆうべの事態の根本の原因は主として議長の取扱いにいろいろ欠点があつたと思います。これらの点について、本会議散会後、野党は議長、副議長に面接を求めて、いろいろ意見の交換をいたしました。副議長におかれては不満足な点はあつたと思うが、必ずしも違法ではないという意見で、反省の考えもないことを遺憾に思います。もう済んだことは繰返して申しませんが、済んだ以上はお互い冷静に帰つて、今後の國会の運営は……

第5回国会 議院運営委員会 第49号(1949/07/04、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 同一問題で、たとえば労働委員会とか、あるいは地方行政委員会とか、そういう方から委員派遣についての申請はないですか。
【次の発言】 逓信省が郵政省と電氣通信省とにわかれたので、一つ委員会がふえるだけですか。
【次の発言】 事務当局は出したら一拳にきめられるように、もう少し研究して出せばよい。
【次の発言】 たいへんけつこうな議論なんで、そういうふうにやつてもらえば円満に行くと思う。そこで今後の基準は、この状態の政党分野がある間は、あなたの方は委員長だけでも二十五、六台はとれる状況なんだから、この方は数の問題をあまり固執しないで、今回に限り各党一台ずつ、これはあなたの方を無視するのでは……

第5回国会 議院運営委員会 第52号(1949/10/17、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 政府は前の国会の末期におきまして、臨時国会をどうしても聞かなければならぬような状態にあるが、その際は税制改革と失業対策、社会保障制度、こういうものを臨時国会で審議してもらうつもりだということを、たしか参議院の運営委員会か何かで言明せられておる。今用意しておられるのはそういうのがちつとも見えておりませんが、どういうわけですか。
【次の発言】 水害復旧の方は……
【次の発言】 特別急行の方はどうですか。
【次の発言】 各省次官と同様にせよというのですか。
【次の発言】 実際に入つておる人々の意向も尊重して、次の委員会において決定してもらいたい。なるべく自由の方がよいと思うが、あまり自由……

第5回国会 考査特別委員会 第2号(1949/04/20、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 委員長の御報告の中に各部のパーセンテージを発表されたようですが、それは一体何のことです。月百万円使い得る、その金の使われるパーセンテージを言つておるのか、仕事の能率をそんなことでわけら事れるはずはないと思う。金ですか。
【次の発言】 四つとも平等にしておけばよい。問題に上下があるのはおかしいでしよう。この部門で十万円、この部門は三十万円より月に使われないというならわかるが、そうでないなら仕事の能率をどうしてパーセンテージでわけられる。
【次の発言】 私は理事でないから知らぬ。
【次の発言】 神山君の発言に関連してもう一つ、委員長は何か関係方面から示唆でも受けて來られたかのごとき印象……

第5回国会 考査特別委員会 第3号(1949/05/11、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 この新聞に出ている商工省の用紙割当に関する汚職事件は、当委員会で取上げることに理事会が決定したのでしようか。この点はお答えできるでしよう。
【次の発言】 將來はこれを取上げる御方針でありますか。
【次の発言】 私はこの新聞記事は、大体委員長あるいは事務局長が、新聞記者諸君に何らかの了解のもとに話したのでなければ、これは漏れるはずがないと思います。おそらく委員長においてはそういうところを十分注意の上、これは新聞に書いてくれるな。將來はやるつもりだというふうな形式でお話になつたのじやないですか。
【次の発言】 そこまで言わなくても、それに似たような表現があつたのじやないでしようか。

第5回国会 考査特別委員会 第16号(1949/07/04、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 わが党の同僚から調査要求の理由はすでに御説明があつたことと存じます。從つて当然わが党は國電スト問題調査の要求、國鉄の労働組合中央委員会の実力行使決議の事件の調査、日本製鋼所廣島製作所の爭議事件の調査、この三案は当然当考査委員会において慎重なる調査をなすべきものと私どもは要求書の中にも提出してございます。ただいま共産党の神山君のお話などを聞きますれば、そういう事態を明らかにする上においても一層この調査を愼重にしなければならぬと存じまするが、かえつて神山君のお説を聞いて、私は急速にこの調査に着手すべきことを考えます。以上簡單でありまするが、提案の理由に賛成いたします。

第5回国会 考査特別委員会 第17号(1949/07/08、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私はごく簡單に率直に二、三の点を伺つてみたい。組合の最高の意思決定は組合の大会であるということを先ほど証人は言われましたが、その通りですか。
【次の発言】 そうすると、中央委員会というものは大会にかわる性質を持つておるものですか。
【次の発言】 すると、中央委員会の決議、決定等は、大会の承認を経なければ効力を発しないのですか。
【次の発言】 熱海における決議のごときはどういう性質のものです。
【次の発言】 そうすると、熱海の決定は大会の決定に基いてなされた決定である、こういうふうに……。
【次の発言】 そうすると、結局熱海の決定というものは、國鉄労働組合の最高の意思決定であつたとみ……

第5回国会 考査特別委員会 第21号(1949/07/16、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 君はこの写眞を否認するわけですか。
【次の発言】 写眞の通りだと手を組むことなんだが‥‥。
【次の発言】 そうなつている。
【次の発言】 押していない。君とおれと論爭するのじやないけれども、この写眞を見たまえ。
【次の発言】 見てみたまえ。この事実を無視するのは、どうかというのだ。
【次の発言】 君のはこうなつているじやないか。写眞は嘘だと言うのか。
【次の発言】 手を組んでいるこの写眞を否認するのかどうか。
【次の発言】 否認しなければ、写眞ではスクラムを組んでいるということじやないが、押していることになるのか。
【次の発言】 証人にお伺いいたしますが、あなたが今度の事件を初めて……

第5回国会 考査特別委員会 第26号(1949/07/27、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 この報告書の中に、英國米國等と日本の國民所得に対する担税の比率が、新聞に掲載せられておつた材料によつてここに取上げられておつたようですが、これに対しては他の資料をもつてこれが違うという意見もあるようですから、要するに日本の國民の税負担が重過ぎるという例証にとつたことがあつて、この比率が必ずしも問題になるのではないと思う。そこで私はこの報告書の二枚目の「これにつき英、米、日各國の統計的に割出されたし」というところから、次のページの二行月の「日本人の担税圧力は米國と比べて遥かに強大であることが考えられる。他面」というところまでを全部削りとる。そうするとこの統計による論議がなくなるわけで……

第5回国会 懲罰委員会 第3号(1949/04/20、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 昨日本会議に議題となりました共産党林百郎君を懲罰委員会に付すべしとの動議趣旨弁明は本会議でも大体やりました。それ以外に新たに附言することはないと思いますけれども、あらためて本委員会において趣旨弁明をしたいと思います。  去る十六日の本会議におきまして、本年度の予算案その他を議決せんとする重大なる本会議の席上、予算委員長の報告の後、林君は質疑にかかりましてその質疑の言論中、例を國会の入江法制局長の意見を参考的に運営委員会で聞きましたが、それを引用されて当予算案の審議は憲法違反であるとの趣旨の御演説がありました。林君の個人的考えとして、これが憲法違反と主張せられるのであるならば、一個……

第5回国会 逓信委員会 第5号(1949/04/15、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 逓信省は現業官廳としては非常に厖大なものですが、現内閣の方針として行政整理を断行するという、ことに現業官廳において強い率をもつて当る方針であると、たびたび國会において明らかにせられております。今度の小澤大臣就任以來一行政整理の構想、御計画、それが今度の予算面にどのように現れておるか。なるべく具体的にお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 逓信省の独立採算制と関連して小澤大臣は逓信大臣就任前から、閣僚の一員としてしばしば言明されておつた点は、料金の値上げは反対だということで、それはあなたの信念であつたと信じております。逓信大臣就任直後も、なおそういう御意見のううに私は解釈しており……

第5回国会 逓信委員会 第17号(1949/09/13、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 簡易保險の積立金の問題ですが、最近大臣と大藏大臣との間には、ある特殊のお約束ができたようにも漏れ聞いておりますが、本問題は國会としては非常に重大な問題で、本会議の決定もございます。委員会の全体の意見のまとまつた点もありまするこの機会にそのものの経過と現在の状況とを承われればけつこうだと思います。
【次の発言】 次は放送法案の問題ですが、私、よそで放送法案の草案を見せられたのですが、当委員会には配付になつていないようです。提案の理由というのはあるのですが、草案そのものが來ていないので、それを一ついただきたいのですが……。
【次の発言】 それならば非常にいけないと思うのは、二週間ほど前……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 議院運営委員会 第1号(1949/10/25、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 その点は国会対策をやつてもかまいません。ただ私遅れて来て聞いてみると、開会式を八日ごろということですが、そういう不体裁なことをやるのは間違つておる。これは悪例になる。戦後組閣の準備だとか、何とかいうことで開会式を延ばしたことがあるが、憲法の精神、国会法の精神から言つたら、召集後なるべく早い機会にやることが適当である。七日とか八日などということに意味はない。そういうやぼな考えはよしましよう。
【次の発言】 特別委員会の問題では石田君の説明了承しましたが、失業対策の委員会はすみやかに設置したらよいと思います。設置に賛成です。現内閣は失業問題を必ずしも等閑に付しておると申し上げませんが、……

第6回国会 議院運営委員会 第2号(1949/10/26、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 開会式後の本会議は十一八日ということになつたが、先般当委員会に官房長官が出て、補正予算が提出の運びに至らなくても、大体大綱の了解を得ればそれ以前に施政方針の演説をやりたい方針だということを明らかにしておる。私に開会式が終つたあとの本会議というものは、形の上で一番正しく整つてからの本会議ですから、その冒頭に総理大臣の施政方針の演説があつた方がよろしい。あつてしかるべきものだと思う。当委員長はその意味において内閣に八日の本会議に施政方針の演説をやり得るかどうか、なるべくやれという意味においてお問合せを願いたい。
【次の発言】 議長の疑問にこたえる問題、議員の任免に関する問題、法案をどの……

第6回国会 議院運営委員会 第3号(1949/10/27、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 きよう新たに出て来たものはほとんど全部前に出ておつたものと内容が同じようでありまして、人がかわつてだるだけでありますから、私どもはきのうまでの分について考慮することにして、きようのものには、全部反対いたします。
【次の発言】 米価の問題は農地委員会でさんざんもんでおる問題だから、あらためて緊急質問をやる必要はない。
【次の発言】 政府が考えておるのならなおさらじやないか、とぼけたことを言うな。
【次の発言】 この問題に関して政府のとつておる態度はすでに明らかだし、教授の思想問題に対する政府の行動も明確になつております。これは特に取上げて緊急質問をすべき問題でなくして、重大問題である……

第6回国会 議院運営委員会 第4号(1949/10/31、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 人間が多いか少いかということは別問題で、多くてもよい場合がある。ただ一県一人ということが基礎になつて四十五人になるというのであつたならば、私は反対だ。たとえば北海道から一人出たつて意味をなさない。(「北海道は三人になつておる」と呼ぶ者あり)一県一人ということではなく、実情においてこうだということになれば、数の問題は問うべきじやないと思う。これは大問題なんだから、なるべく多くの人の意見を聞いた方がよいと思う。
【次の発言】 ここできめたつて今のように拂えなければだめだと思う。事務総長に聞きたいのは、今予算がないし、補正予算がきまらなければわからぬということだが、こういう便法があるとい……

第6回国会 議院運営委員会 第5号(1949/11/01、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私どももただいまの議長の釈明によつてわかります。まのあたりあの状態を見ておりましても、まつたく議長の過失であつたことは私ども認めるのであります。ただしかし国家最高の機関たる国会の開会式は、われわれ国民にとつて、ことに議員にとつて重大な式典であります。しかもあの式の次第、式辞の内容は、運営委員会が責任をもつてこれを協議して決定しておる。いわんや式場の嚴粛を保つために、前日予行演習までやるという慎重を期してやつた大式典に対して、あれだけの失態を演じて、それがただいま議長が言われたように、あつさり簡單にちよつと思い違いをして間違つたというだけで、よろしく頼むというだけでは、私は今後の国会……

第6回国会 議院運営委員会 第6号(1949/11/07、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 官房長官にお尋ねしたいが、あすの総理の施政方針の中には補正予算に関する問題は、触れないわけですか。
【次の発言】 税制改革については……
【次の発言】 どのくらいの時間ですか。
【次の発言】 どうも吉田さんに議会軽視だな。
【次の発言】 そのことについて総理大臣は発言いたされませんか。
【次の発言】 神山君の説明だと超党派的にやりたいということであるが、そういう文書をお出しになることにちよつと問題がありますから、もつと各党で相談の上でやりたい。こういうものを一方的にこちらから出しておいて、それから相談ということでは円滑にいかぬと思います。ですからほんとうにやるのだつたら、一ぺん撤回……

第6回国会 議院運営委員会 第7号(1949/11/10、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 水産委員会派は、前国会から勉強してくれておる。国会が閉会中も長い間御苦労を願つて、ほとんど全国的に視察に行つてもらつておるのであります。今の淡路島の問題は非常に重大な問題を含んでおる。土井さんの原則論は別として、特にこの際はお認め願いたいと思います。
【次の発言】 本国会で一番問題になつております外交上の問題でございますが、きのうの外務委員会等におきまして非常に重大な問題が審議されております。私どもは他の団体長等の意向も大体聞き合せておるのでありますが、講和会議を目の前にして、外交上の問題はいろいろ複雑重大になつておるので、外務委員会をもう少し拡充してもらいたいという希望を持つてお……

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/11、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 今国会はそんなに長い会期でもありませんし、外交の特別委員会をつくるというような時期にも、まだ達していないのじやないかと私は思います。非常にデリケートな問題で、いまの日本の置かれておる立場は、そういう委員会等で外交問題をかつてに憶測し何か取上げたりすることが、かえつて悪影響を来すようなことがあつても、日本のために不利益である。通常国会になつて時期がもつと迫つて来た場合に考慮することにして、とりあえず外交問題は国民の関心の的になつておりますから、外務委員会は二十名であるが、これは少し不足過ぎるので、普通の委員会程度に、せめて三十名なり三十五名程度にふやして、そうして悪影響のないような形……

第6回国会 議院運営委員会 第9号(1949/11/12、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は今の淺沼さんの言つておることは原則論だと思う。しかし委員長が今発言されたのは、総理を呼び出そうとする神山君との相談なんですから、神山君がそれを納得して、官房長官の話を聞いて、その後で考えるという御意思であればそれでもよい。だから石田君もよけいなことを言う必要もない。淺沼さんは原則論を言つただけですけれども、最初に委員長が発言された通り、神山君の意思を聞いてその上でお答えになればよい。
【次の発言】 きのうの本会議でわが党の村瀬君の質問のなかに、前国会で警備力整備に関する決議案を全会一致でやつた。その後における措置について報告すべしという要求に対して、樋貝さんから答弁がなかつた。……

第6回国会 議院運営委員会 第10号(1949/11/14、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 ただいまの問題は、私は神山さんの御意見とは違うのです。こうした大きな問題を、官房長官が総理にかわつてただちにこの席上で弁明すること等は、かえつて疑いを深くすると思うのであります。今のお話のように外務委員会等で正式に総理大臣直接御答弁になつた方がよろしいと思う。ただ外務委員会には従来総理はちつとも出て来られない。今度のことは重大であるから、この席上で、常に外務委員会に出席するということを確約していただきたい。
【次の発言】 三十名だと各党はどうなる。
【次の発言】 わが党も賛成です。
【次の発言】 私はむしろ緊急質問の形で出て来るのは、政府の国会に対する態度等の関連性もあつて、やむを……

第6回国会 議院運営委員会 第11号(1949/11/16、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私は中野さんの動議に反対いたします。われわれは後日に答弁を求めるとか何とかでなしに、総理大臣がこの重要なときにいないのでは、質疑応答はできないという建前でございます。それでいないとするならばやつていけるかどうかは別問題として、総理大臣は出席すべしということをあくまでも主張いたします。そこで中野さんの動議には反対いたします。

第6回国会 議院運営委員会 第12号(1949/11/17、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 旧憲法時代でもそういうことは言わない。

第6回国会 議院運営委員会 第14号(1949/11/21、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 会期問題について、政府側は今の審議状況から、延ばしてもらつた方がいいという御意見があつたのですか。委員長会議には官房長官も出ておられたようですが……。
【次の発言】 講和会議に関する緊急質問と、失言問題を合せて野党側で協議の結果、重視しておるのもあるし、一本にまとめることに協調ができました。ですから四つを一本にして、ぜひお願いいたしたい。
【次の発言】 先ほど常任委員長会議があつたのですが、常任委員長会議の会期に対する考え方はどうであつたか、われわれの判断をきめる上に、委員長会議の結果を知つておきたいと思います。
【次の発言】 私どもの方は政府の失態、怠慢を認めつつ七日説に同意いた……

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/22、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 共産党から出ておる特別委員会の問題は、非常に論議を重ねられましたけれども、共産党は非常にゆとりのある提案の仕方で、もし外務後員会が共産党の希望するように拡充されるならば、案を撤回してもよいというお話がありました。そこでわれわれの方としては本随時国会に限り特別委員会を設置せず、とりあえず外務委員会を拡充しようという意見であります。員数等についてはさらに御協議申し上げたいと思います。

第6回国会 議院運営委員会 第16号(1949/11/24、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 わが党は先般来主張した通り、特別委員会を設けずに、外務委員会を拡充するという考え方で、本日大体その筋道が通つて現実することになつたのですし、ことに委員長の仲介による三十五名が最も妥当だと思いますので、賛成であります。
【次の発言】 会期がないのに五日間というのはどうか。
【次の発言】 それなら自由討論に関し定足数を厳重のに守るということにしておくがよい。

第6回国会 議院運営委員会 第17号(1949/11/25、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 委員会に付託した方がよいのもあるようです。それはそうした方がいい。ただ不信任決議案のごときは……。
【次の発言】 わが党は反対です。
【次の発言】 私は反対です。
【次の発言】 私の方は趣旨弁明を聞かないでも、共産党というものを大体知つておりますから……。
【次の発言】 こういう問題は慣例上から言つても劈頭やらなければならぬ問題だ。
【次の発言】 ゆつくりやらせるということを公約してくれればよい。

第6回国会 議院運営委員会 第18号(1949/11/26、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 先刻参議院に方の模様を聞いたのでありますが、政府側では、参議院の予算並びに大蔵委員会の方は、今の会期で上るだろうかということを尋れられたそうであります。参議院の大蔵委員長に、今のところ予算はどうにか行くかもしれないにしても、関連したい法律案等はむりだろう、二日間くらいはどうしても延ばさなければならぬだろうと言われて、政府がそれを承つて帰つたということです。いずれ参議院の意思がそうだとすれば、二日間延長になると思われるから、この際みな予算等で疲れておるところでもあるし、あすは一日休養して、あさつてから能率をあげることにしていただきたい。

第6回国会 議院運営委員会 第19号(1949/11/27、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 どうもこの問題で時間をとられることに、私どもとしてに非常に迷惑に感ずるのでありますが、きのうの委員会であれほど注意したにもかかかわらず、きのうああいう事態を惹起した原因は與党にあつたと考えます。反対の意思表示をしながら投票をやらなかつたり、演説しておきながら投票権を行使しなかつたり、ああいうぶざまなやり方はみつともない。今後慎んでいただきたい。ことに岩本副議長は党席を持つておられるから他党には一言も言わなかつたが、民主自由党に警告を発したということは副議長の処置としてよろしきを得たものと考えまして、わが党は了承を與えたのであります。これ以上この問題を取上げて論及することはむだである……

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/11/28、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 それに賛成。
【次の発言】 わが党は、こんな条理の不徹低な快議案は上程することに反対です。

第6回国会 議院運営委員会 第21号(1949/11/29、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 ただいま議長のお話がありましたが、速記録削除の問題は本会議で発言せられません。従つて削除になりません。ただいまの点はごあいさつとして、なおその事実が残つておるということだけを申し上げます。
【次の発言】 ただいま事務総長のお話も田中君のお話も伺いまして、昨夜の農林委員会の議事の運営と結末について、多大の疑問を持つております。従つてこの真相をもう少し具体的に調べ上げまして、はたして無効の決議であつたか、あるいは決議がなかつたのか、あつたのか、そういうことを確めたいと思います。ただいま幸いにして農林委員長も見えられたようでありますから、農林委員長の出席を求めて証言を得たいと思います。ひ……

第6回国会 議院運営委員会 第22号(1949/11/30、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 会期延長の問題ですが、これは私どもの十分考えなければならぬことですが、先般来たびたび総理の出席を要求したけれども、総理が出て来ないのです。参議院には行く。会期もないのですし、ここにも一度ぐらい総理が出てもらつた方がよいだろうと思う。官房長官が幸いにお見えになつておるから、よく御相談になつて、一度ぐらいは衆議院の運営委員会に出た方がよいじやないか。少し衆議院を軽視しておるという感を抱かざるを得ない。そういう意味合いで政府は、ひとつ進んで総理大臣を出席せしむべきである。
【次の発言】 わが党も社会党松井君の述べられたとまつたく同一の理由において、会期延長に反対であります。

第6回国会 議院運営委員会 第23号(1949/12/01、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 それは説明を聞かんでも、大蔵委員会にまわしたらどうか。

第6回国会 議院運営委員会 第25号(1949/12/03、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 きようは会期の最終日で、議案及び請願をやることに決定したわけでありますが、それだけで、もし今夜総理が国会に出て来ないことになれば、別な観点で大きな問題が起きると思いますので、どんなことがあつても、たとい三十分でもきようは出てもらうようにあなた方に努力してもらわないと、国会の権威のために悲しむべき事態を生じますから、そういう意味で努力していただきたいと思います。
【次の発言】 私は前の運営委員会でも、総理がこの席に出席しないということを、非常に重大な問題を惹起するとしうことを、国家のためにも憂うるということを申し上げておる。そこで官房長官に聞くのですが、官房長官の冒頭の発言によると、……

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/12/03、24期、民主党(第九控室))

○椎熊三郎君 私は昨夕の本会議の、引揚促進決議案の賛成討論の際における、共産党砂間一良君の演説の全体を聞いて、これは決議案に賛成という仮面をかぶつて、実はこれに反対の言辞をなす、すなわちこの決議案に対するおおうべからざる汚点を残したものであつて、そのこと自体が国会を悪用し、国会を通じての共産党の悪宣伝である。かようなる欺瞞的行動は、議員として許すべからざることであると信じます。よつて懲罰委員会においてその実否を一層深く御検討くださいまして、適当の処置をつけていただきたいと思います。これが私の動議を提出した理由であります。
【次の発言】 懲罰事犯というものは、陰に隠れた内容とか何とかいうことは問……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 議院運営委員会 第2号(1949/12/13、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 事務総長の意見によると、十六條の二によつて出して来たから受付けると言われるが、十六條によると、国会によつて所定の行為をされるまでとある。何のために国会に出すかというと所定の行為をしてもらいたいからである。所定の行為ということは、予算審議以外にない。そうするとこれは予算の伴わない一つの案件であるけれども、審議の対象にならないと思う。
【次の発言】 それならば政府の所見が明らかにならなければならぬが、政府は所見を明らかにしていない。参議院における政府の説明を聞くと、政府はこの協定に全面的に反対だという。そうすると承認を求める件でない。不承認をしてもらいたいという件である。

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/16、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 わが党は裁定に基いて一日も早く全額を支給したいという念願を持つておるのですから、白紙に返すことは反対です。申合せに従つてあらゆる努力をしてもらいたい。これには協力するという建前です。御承知を願います。
【次の発言】 合法、非合法のことは運営委員会で論じないことに紳士協約をしておる。そこでぼくらは早く全額支給したいということなんだから、本質に向つて議論をしたい。そこで官房長官に聞きたいが、本日の説明を聞くと、裁定案を尊重すると言われておるにもかかわらず、一部は認めると言われる。そうすると政府は初めから全額支給をする意思はなかつたというふうに了承してよろしうございますか。

第7回国会 議院運営委員会 第4号(1949/12/17、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 この際與党諸君に承つておきたいが、政府ではきのうも官房長官が来て、現段階においては目下提出しておる裁定案に不同意の決議をしてもらいたいということでした。それはあなた方が今出しておる決議案とはまるで違うものになりはせぬか。
【次の発言】 それは世間をごまかすように感じられる。あなたたちの單独内閣で、政府は不承認してもらいたいと言つておるのに、別個の決議案を出すのは矛盾しはしないか。
【次の発言】 それで行こう。
【次の発言】 その点できよう緊急質問を先にやるということは、前の運営委員会で決定済みである。
【次の発言】 国会を権威あらしむるためには、そういう弁解がましいことを言つてはい……

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/19、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 関連質問ですが、ついでに官房長官に聞きたい。今度の十五億幾らという金は、公社の内部でやり繰りができるというのですね。それなら何も国会の承認を経なくてもやれるでしよう。そうすると裁定案を議決してもらう必要もないのじやないですか。
【次の発言】 除いたものは先に残る。あなた方は除いた部分を出したくないから、国会の責任にこれをさせようとしておるのだ。政府は除いた部分について、よけいな手続をして、よけいな紛糾をさせないでも、あなた方は一刻も早く金を渡したいというのなら、国会の議決を経ずにやれるのです。
【次の発言】 今労働委員会と人事委員会、その他の委員会で合同審査をやつておるわけですが、……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/20、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 大綱だけですか、本予算も出て来ますか。
【次の発言】 私は別な角度から官房長官の所信を聞きたいと思います。最初出したこの案には、主文の中に公共企業体仲裁委員会の別紙裁定について国会の議決を求めるとあつた。そうしてこの別紙なるものは何らの変更を見ていない。あなたの方は主文と理由書だけを訂正して来たのでありますが、十五億五千万円の金は国会の干渉なしに使えるのだから、主文を改める理由も、理由書を改める必要もなかつた。あなた方の議案の出し方、法律解釈上に非常に未熟な点があつて、こういうことをやつておる。何も訂正する必要はないと思う。

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/23、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 この問題は非常に重大だと思うのであります。というのは先般の国会できまつた漁業法というものは、当院の空気からいうと皆反対です。一般漁民も反対です。しかしやむを得ざる事情によつて通過した法案であるようです。われわれはその間の内部の事情等が詳細でない。一般地方民も非常に疑問を抱いておる。これらについては当該委員が親しく各地に行つて、親しく説明して納得してもらわなければならぬ。関係方面は漁業の民主化として基本的にやらせなければならぬというのですから、農地改革と同様、いな、それ以上重要性のある問題です。どうか委員諸君におかれては、休会中まことに御苦労ですが、親しく漁民に会つて、徹底的に調査し……

第7回国会 議院運営委員会 第10号(1949/12/24、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 われわれは参議院の間違つた手続で、大いに迷惑なものを受取つたのですが、こういうものは問題にしても国会の意思が完全に決定することにならないのです。あえて本会議でこれをまた審議をやる必要はない。このままたなざらしにしておいて、来年の何月か会期が切れれば廃案になるのだから、手をつけない方がよいと思います。
【次の発言】 回付案でないと思いましたけれども、多数によつて回付案という取扱いをするということであれば、本会議で審議することになるのでありましよう。その際はわが党といたしましては、参議院の決議はわれわれと同感ですから、案の内容に賛成の意を表します。その際もしも万一われわれの意見が通らな……

第7回国会 議院運営委員会 第33号(1950/03/22、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 これは各党の委員を網羅するような人選の仕方でしようが、わが党は入つていないように思います。
【次の発言】 わが党から全然出ていないということには、委員会の事情があつたろうと思いますが、それらも党に帰つて聞いてみませんと、ちよつと今ここで賛成するわけには行きません。
【次の発言】 わが党は多々ますます弁ず。大いに出て来た方がよいという意見が多いので、とりあえずこの問題には賛成いたします。
【次の発言】 考査特別委員会のできるまでのいきさつは、ぼくは関係したのですが、これは野党側から廃止の案が出た事情については存じません。非常に疑義があると思います。この特別委員会は、本会期だけですか。

第7回国会 議院運営委員会 第36号(1950/03/27、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私の方は大体ないと思いますけれども、あすまで留保したい。やれば川崎君。

第7回国会 議院運営委員会 第39号(1950/03/31、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 起立でよいと思う。
【次の発言】 参議院の回付案は、この案が衆議院にあつた当時のわが党の主張と同じになつて来ておるのですから、反対しようにも反対し得ない立場にありますので、参議院の回付案に賛成いたします。すなわち、のむということであります。
【次の発言】 新給與の方は、記名投票を終れば、その結果によつては次に入らずに処置しなければならぬ。
【次の発言】 こういう問題は野党なども入れた方がよいと思うから、議長におかれましては適当に御配慮願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/04/01、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 参議院の方へは……。
【次の発言】 共産党は入つていないでしよう。
【次の発言】 ただいまの問題に関連して重大な発言が林君からありました。検察官が議会内へ来て職務を執行するということを議長がお認めになつたのですか。これは非常に重大なことだと思います。議長は知らなかつたか。
【次の発言】 これは鍛冶君がどういうことでそういうことをやつたか、よく真相を調べる必要がある。国会へ巡査が一人来ただけで大問題になつたことがある。検察当局が取調べの場所に院内を利用したということになると非常な問題です。
【次の発言】 次会に鍛冶君にここへ来てもらつて――今でもよい。さつそく鍛冶君を呼んで、実情を聞……

第7回国会 議院運営委員会 第41号(1950/04/03、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 目下のところは、その必要がないわけですが……。
【次の発言】 事務総長に伺いますが、手続はどうですか。
【次の発言】 たとえば参議院が否決した場合に、こつちから両院協議会を求めるわけですが、その場合に時間的制約がありますか。
【次の発言】 そうすれば、きよう否決されても、きよう本会議を開くことは、招集の通告その他からしても時間的に不都合ではないか。
【次の発言】 私は、たとい四時ごろ上つても、きよう開くことはちつとも困難でないと思います。事務総長は困難だと言われますが、ただこれは非常に不合理だと思います。議会を円滑にやつて行くには、そういうむりをしないでも、時間的制約がなければ、あ……

第7回国会 議院運営委員会 第43号(1950/04/08、24期、民主党(第九控室))

○椎熊委員 私の方も異議ありません。

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/05/01、24期、国民民主党)

○椎熊委員 わが党はのみます。
【次の発言】 この際重大なことで御相談いたしたいと思いますが、さしさわり等もある問題でありますから秘密会にしていただきたいと思います。
【次の発言】 両院協議会でやらずに、本会議でやろうじやないか。
【次の発言】 私は違つた意見を持つておる。私は両院協議会に付すべき性質のものでないという趣旨において反対しておる。もし修正できる余地があればよいが、修正されないことが断固明確であるのに、妥協すべき両院協議会に持つて行くことは無意味であると思う。従つて、本案は両院協議会に付すべきでない、本会議で決すべきだと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/05/02、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これはこの間わざわざ秘密会を開いて結論を見たはずなのに、出て来たのはおかしい。これは決議案などをやることが、かえつて実質的には損だという見解から、向うの方の情報をもとりまとめて、そのことについて話し合う、そういうことにきまつておるにもかかわらず、再び出して来ておるのは、何か事務の方の間違いではないか、これはみな承認しておるのだ。
【次の発言】 大多数は共産党を排撃する気持でこれはやらないということにきまつたのであります。
【次の発言】 御説明を聞いて大体わかるが、大きな党派ですから、いろいろな事由で御都合もおありでしよう。きようやつておかないと、できないことでもあるし、私どもの党派……

第7回国会 議院運営委員会 第56号(1950/07/08、24期、国民民主党)

○椎熊委員 議席の問題ですが、今までの議席のやり方はどうも適当でないと思う。與党と野党がはつきりしておるのですから、野党が両方にわかれることは都合が惡い。どつちか片方からきめて行つても、全体で民主自由党は議場の三分の二に近いものを占めるので、あなた方の方も統一上都合がよかろう。そうしてその次に野党第一党、次に野党第二党、そういうふうに今国会はしてもらいたいと思うのですが……。
【次の発言】 それがよくないのじやないか。君の方も一方にかたまつた方が都合がいいのじやないか。
【次の発言】 この方が見た目もいいから……。
【次の発言】 私は運営委員会は、毎日の議事の運営の相談が一番重要なことだと思う……

第7回国会 議院運営委員会 第57号(1950/07/11、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は二週間はむりじやないかと思う。但しこの前のようなやり方でやつたら、できないことはない。この前は三分の一しか審議終つてないのに委員会を打切つておる。そういうことをやるから、通りそうなものでも通らなくなる。われわれは建設的にこれに協力して行きたいと思つておるので、何も反対しなければならぬことはないのです。今度の法案はわれわれの主張に近づいて来ておりますから、いい傾向だと思うのです。それだけにうんと丁寧に、納得の行くような審議を盡したい。ことに財政的な問題だから、公聽会を当然開かなければならぬ。公聽会を開くだけでも一週間はかかる。それほどこの法案が大事だというのなら愼重にやつて、一週……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、24期、国民民主党)

○椎熊委員 参議院の決定は、きのう私どもがこの会議で主張したのと内容において一致しておるようですが、議事規則からいつて、会期の問題に関する限り、違つた場合は衆議院の決定通りにやる。委員長会議で、参議院の決定に同調するというきめ方は、まことにふしぎなやり方で、悪例になる。院議尊重の意味において、昨日の決議通り遂行して、足らなければ会期を延長する。そうしないと衆議院の権威に関する。われわれは恥をかかないために、きのうちやんと案を示したにもかかわらず、諸君は多数をもつて押し切つた。かくのごとき状態を多数党の暴力行為というのです。正当なる理由を示しておるのに、むり押しして何になる。その結果非常な恥をか……

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 今までの八名とか十名というのが誤りです。理事というのは、決議機関でも何でもない。だから三名でも四名でもいいと思うが、せつかく五名という提案があるのだから、それに賛成します。
【次の発言】 お話ですけれども、小会派あたりで委員を一人ぐらい出しておつて、委員一人で理事一人というのは意味がない。小会派は委員会で発言権がないということなら考えなければならぬが、委員会で発言権があるということなら、理事を出さなければならぬ必要はない。
【次の発言】 ほかの発言権でも、委員を出すのでも、一まとめで出すというのならいいが、委員を出すのは個々別別、発言権も個々別々、そして理事を出すのは一つだというこ……

第8回国会 議院運営委員会 第3号(1950/07/15、24期、国民民主党)

○椎熊委員 いや、次会までに推薦するのです。
【次の発言】 きようは三番目までにしたらどうか。

第8回国会 議院運営委員会 第4号(1950/07/20、24期、国民民主党)

○椎熊委員 同意いたします。
【次の発言】 同意。
【次の発言】 それは明日いたします。
【次の発言】 承認。
【次の発言】 異議なし。
【次の発言】 承認。
【次の発言】 賛成。
【次の発言】 これは人数がかわつておるのであるから、共産党に割当てられるわけはないと思う。
【次の発言】 これは野党だけ。
【次の発言】 同様です。
【次の発言】 第二の專任外相設置に関する決議案は、委員会でもいいかもしれないと思うが、緊急失業対策の方は国内問題であつて、自由党も必ずしも反対ではない問題かもしらんと思うので、委員会審査を省略して、この一つだけでも本会議に上程していただきたいと思う。

第8回国会 議院運営委員会 第6号(1950/07/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 劈頭にやつてしまおうじやないですか。

第8回国会 議院運営委員会 第7号(1950/07/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 運営委員会の委員長などというものを、何か党の都合、人事のやりくりによつて頻繁にかえられることは、委員たるわれわれは非常に迷惑するので、そういうことはなるべくしないようにしてもらいたい。大村さんが不適任であるとか、何とかというならともかく、ああいう御性格で、ともすれば殺気立つて来る委員会も、あの御人格によつてなごやかになるというようなわけで、非常な名委員長であつたと思います。小澤さんはこの間まで大臣をやつていた方でわれわれがあなたの党内の人事を批することはできないが、御本人も望んではいないだろうし、非常な理由があるのでなければ、現在の運営委員長で円満にやつていただいた方が、当委員会の……

第8回国会 議院運営委員会 第9号(1950/07/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは先般事務総長から御説明がありましたが、わが党から推薦させていただくことになつております。すでに事務総長の手元まで候補者を届け出ておりますので、御賛成を願いたいと思います。
【次の発言】 京都日々の社長で、京都市における選挙管理委員会の委員長を長くやつております。今度共同通信の理事になられて東京に来られるのですが、選挙問題についての熱心な研究者であります。仕事の関係から申しましても、最適任者と思います。
【次の発言】 文部委員会では有光さんに難色があつて……。
【次の発言】 この委員は全部與党で占めてしまつておる。こういうやり方はよろしくない。われわれの方から反省を求める意味で……

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/30、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これはわが党は反対です。反対の理由を簡単に申し上げます。これは漁港審議に関する非常に権威のある委員会でありますが、それを多数党が、全部自分の党派の都合によつて独占するような人事をやるということは弊害が多いと思う。少くとも按分比例ぐらいのところで野党も入れてくれないと、この委員会は権威ある決定ができないという批判を受ける。今度の決定は多分に不純な傾向があると思いますから、反対いたします。
【次の発言】 本日本会議を開くということをきのうきめたゆえんのものは、参議院の進行上のにらみ合せからの用意のためであつて、必ずしもきようは開かなければならぬというせつぱ詰まつた必要もなさそうだし、登……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 林君の発言は非常に重要な問題だと思います。われわれも議員として政府の所信を明らかにしたいと思うので、文書で質問書を提出して、文書で返事をとつてそれを印刷して各党にまわせばよいじやありませんか。
【次の発言】 こんな忙しい、せつぱつまつた、跡始末をするときに、そういうことをする必要はない。重大な問題について前から質問書を出しておるのに、今まで黙祕しておるとはどういうわけだ。返事が来ておるというのだから、返事を見ようじやありませんか。返事を見たら、ぼくら満足するかもしれない。満足しないかもしれぬ。その上で相談しようじやないですか。

第8回国会 議院運営委員会 第12号(1950/11/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 官房長官にお尋ねしたいのですが、われわれが前第八国会の閉会の直後から、急速に国会を開くべしということを、憲法の條章に従つて政府に要求いたしました。にもかかわらず何らの御回答もなかつたので、次には九月末日までに国会を開くべしということを、議長を通じて成規の手続をもつて要求いたしました。その後今日初めて官房長官から政府の意見が発表されたわけであります。そうすると、通常国会は十二月の初旬に召集しなければならぬことになります。今すでに十一月の十三日になつて、いまだ召集日が決定しておらぬ、あすの閣議であるいはきまるかもしれぬということである。そうすると、今度の臨時国会というものの審議期間が非……

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/11/20、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それでは何か空気みたいなものになつてしまう。(笑声)これは事実問題だから、あつてもいいじやないですか。
【次の発言】 共産党も同意ならわれわれも考えてみると言つておるのだから……。
【次の発言】 共産党の諸君としては主張した以上妥協できないでしよう。国連軍の行動を否認しておるのだから……。
【次の発言】 官房長官にお尋ねいたしますが、第九国会に政府提出予定の法律案というものが四十件ぐらい出しおつて、この中に電力事業の再編成というのが書いてあるが、これは本国会に提出するのですか。
【次の発言】 こんな短い会期で、審議できるという確信のもとに出されるのですか。

第8回国会 考査特別委員会 第7号(1950/09/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 動議が出た以上は――理事会を開くべしとの動議なんだ。それの最後的決定をしておくべきだ。開くか開かぬかということはきようの考査委員会に何も影響はない。(「必要なし」と呼ぶ者あり)必要ないことがあるものか。理事会を開くか開かないということを何の理由で反対するか。
【次の発言】 動議が出てしまつたから、結末をつけなさい。
【次の発言】 十三日の御決定はどうあろうとも、きよう午後日発の問題に関して理事会を開くべしという緊急の動議、これは当然開くべきだと私は思う。うわさに基いてどうとかいうようなことは別なので、そんなものであつたならばさらに理事会が必要であるし、確実な材料があれば一層必要だ。……

第8回国会 考査特別委員会 第9号(1950/10/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 その前にちよつと議事進行について……。旧来は理事会で相談して調査を命じたものは、一応理事会に報告あつて、それから本会議ということになるのが慣例だと私は心得ておりますが、今回はこの二、三日前の猪俣君提出の材料に対する調査の結果は、理事会に諮らずして当委員会にただちに御報告になる、その運営の仕方はどういうお考え方からでございましようか。
【次の発言】 議事進行について……。猪俣君のこの調査要求書は、理事会においては猪俣君自身から御発表に相なりましたが、この会議に報告されることは今回が初めてです。理事会は言うまでもなく祕密会議でございまして、理事の諸君といえども、他にもらすことのできない……

第8回国会 考査特別委員会 第10号(1950/10/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ただいまの猪俣君の資料の提出による委員長のお話は、旧来の当委員会の慣例を無視した、私ども納得の行かない取扱いの方法だと思う。猪俣君の提出された資料の正確であるやいなやということは、当委員会において審査すべきことであつて、理事会がその内容に触れて、それが正確でない点もあるからなどというような予想のもとに、本日のこの会議に報告できないというがごときことは、今まで当委員会のとつた態度とはまつたく違う。こういうやり方は故意に猪俣君の資料を隠蔽せんとするがごとき行動のように考えられる節もあるのであります。すなわち疑惑に重ぬるに疑惑をもつてするようなこういう事態は当委員会のとるべき態度ではない……

第8回国会 考査特別委員会 第11号(1950/10/30、24期、国民民主党)

○椎熊委員 今の電気会社の監督権のことなのですが、監督いたして不当と認めたような財産の処分、あるいは不当と認めた收入支出があつた場合にはどういう措置を講ずるのですか。
【次の発言】 同じことのようですが、別の角度からそれを聞きたいのですが、具体的に日発あるいは配電会社の会計の監査で不当と見られるような事実は過去においてなかつたのですか。
【次の発言】 日発は二十三年度までは非常に会計上不況にあつた。その後見返り資金の融資なんかがありまして、業態が活発になつた。従つていろいろな費用が多分にかかつたのであろう。そういうことを証言されましたが、監督官庁たる通産省と、日発あるいは配電会社との間の事務上……

第8回国会 考査特別委員会 第12号(1950/10/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それはどういう理由で……。われわれは先に聞いた報告では、官庁との折衝に使つたというふうに了解しておるのだが、使途不明としたのはどういう理由ですか。そういうことに改めずに、第一回の報告通りにしておいて、この委員会の調査の結果、そう改まつたというのならいいのですけれども、事務当局の單なる便宜上そういうことにするということははなはだ迷惑です。
【次の発言】 大西総裁は終戰後の電気事業回復のため非常にお骨を折られております。あなたの会社の算定によりますと、現在の日本の経済状態で電力の不足額はどのくらいですか。
【次の発言】 それは需用者の要求の二割ほど足らないというのですか。

第8回国会 考査特別委員会 第13号(1950/11/01、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつと松永機関とあなた方の関係を聞きたいのですが、ただいまの御証言によると、松永さんは電気事業界の大先輩であつて、老躯をひつさげて、なお日本の電気事業のために働いてみたいという御意思で何か事務所をつくつた。その大先輩の好意に対して後援したのだ。こういうことでありますが、松永さんが新聞記者等に発表しているところによると、関東配電からは金品の後援を受けておらぬ。松永機関の費用は一切自分の骨董品等を売つてまかなつておるのだと、あれだけの人物が公の機関みたいな新聞にまでそういうことを公言しておる。あなたの証言によると、確かに四百万円近い金を差上げておる。それをあれだけの人が隠蔽して、みず……

第8回国会 考査特別委員会 第14号(1950/11/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 首藤政務次官は、大西前総裁、櫻井前副総裁を更迭せしめて後、新たに新総裁を迎えるにあたりまして、現在の総裁小坂順造氏の就任に反対があつたということを承つておりますが、そういう事実があつたでしようか。
【次の発言】 当時新聞等はいろいろなことを伝えておりまするが、あなたの所属する自由党では、小坂君の就任に首脳部は多く反対の意見があつたということで、そのためにあなたを自由党本部に招致して、通産省においても反対すべきものでないかという話合いがあつたということを聞いておりますが、そういう事実はありましたでしようか。
【次の発言】 党の内部では、日発の内部から起用した方がよかろうということがあ……

第8回国会 考査特別委員会 第15号(1950/11/14、24期、国民民主党)

○椎熊委員 証人並びに前総裁は電気の再分配の政府原案に反対のようでありますが、そもそも電気事業を再編成しようといる問題は、御承知の集中排除法がありまして、どうしても独占的にああいうものを日本全国統一して一つにやつてはいけないという法律上の至上命令に基いたものであつたと、私どもは信じておるのだが、それにもかかわらずあなた方は反対して、この反対運動が効を奏すれば、この法律案にもかかわらず、旧来のごとき経営状態でやつて行けると信じられたのでありましたか。
【次の発言】 そうすると再編成そのものには反対でなくて、分割の方法内容についての反対意見であつたと解釈いたします。そうすると、あなた方が賛成せられ……

第8回国会 考査特別委員会 第16号(1950/11/16、24期、国民民主党)

○椎熊委員 証人にお伺いしますが、日発は二十四年度に火力発電その他に使う石炭は、価格にしてどのくらい購入しましたか。
【次の発言】 支拂いはあなたの方で……。資材の支拂いは別ですか。
【次の発言】 その次は日発が直接に石炭山を経営しておるようなのはございますか。
【次の発言】 特に日発の発足以来、ずつと年々同じ山から買つておるというような山はありますか。
【次の発言】 購入の方法もあなたはわかりませんか。
【次の発言】 支拂いだけですか。
【次の発言】 その会社全体としての総じりのようなものは、本店で貸借対照表をつくるときに集まるでしよう。その全体としてはあなたはわからないか。

第8回国会 考査特別委員会 第17号(1950/11/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 今のに関連した問題ですが、原則としては安い札が一番になるわけです。それを査定した結果、札が不当に安い、この見積りは違つておるということで、二番札へ行くというのですね。その際一番札を遠慮せしめる方法というのは、業者の道義心に訴えるのですが、あるいは何か話合いがあるのですか。
【次の発言】 その二箇月の期間は一番札と二番札との業者の間に、古い時代なら談合――世にいわゆる談合とはそれなんですが、そういうようなことがこの菅原組と地崎組との間に、二箇月もかかつておるのだから話し合わしたのじやないのですか、
【次の発言】 会社との間に直接ないが、業者間にはそういうことは古い時代なら慣例的にはあ……

第8回国会 考査特別委員会 第18号(1950/11/20、24期、国民民主党)

○椎熊委員 当委員会の性格は、超党派的にやるということは理想でございましたが、その後運営の実況を見ますると、超党派的ではない。ことごとく数の決定に基いて運営をされております。従つてこの委員会を党利党略の具に供せられる疑いが多分にあります。従つてわれわれ少数派たる野党側における言論というものは、往々にして多数派の数の力によつて圧倒的に封鎖せられるということがしばしば見られたのであります。この現実の状況から見て、これが超党派的に運営されたということは世間も承知しておりませんし、われわれ委員自体もそこに非常なる不満を持つておるのであります。われわれは先般の理事会におきましても、調査の追加要求を提出し……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は電気通信委員会の方の委員をやつておりますが、今お願いした問題は、今国会内で各党とも非常に重大な論争になつておる問題があるのです。たとえば漁船の電波の使用の問題などは、水産委員会などで大波乱を起しておる問題であります。どうしてもこれはお許しを願つて、電気通信委員会において活発に研究してみたいというのですから、満場御賛成を願います。
【次の発言】 これは前回の例でやつてもらいたいのです。
【次の発言】 自由党はなかつたですね。
【次の発言】 前回これをきめるのに、非常に論争の結果、結局これが合理的だということで治まつたのだから、同じ臨時議会のことだから、議論なしで行こうじやありませ……

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 きよう私ども運営委員会を開きますについては、総理大臣、官房長官、通産大臣の出席を要求しておきました。総理大臣はまだ見えておりませんか。
【次の発言】 総理大臣も院内におるのですから、出席願いたい。
【次の発言】 参議院の方では総理以下関係大臣が出ております。こちらに出ないということは、衆議院が無視されたように見られてもいけませんから、衆議院の権威のために、私ども総理大臣が出席するまで発言を御遠慮申し上げます。
【次の発言】 本日は運営委民会の予定日ではございませんでしたが、重大問題が新たに発生して来た状態から、私どもは運営委員会の開催を要求いたしました。それは昨日来新聞等で伝えられ……

第9回国会 議院運営委員会 第3号(1950/11/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 官房長官に伺いたいと思います。きのう当委員会で総理大臣、通産大臣、官房長官に出席を願いまして、電気事業再編成に関するポ勅の関係についてお伺いいたしました。その後私どもいろいろ調査したところによりますと、総理大臣が参議院で説明せりれたことと非常な食い違いがあるようでございます。たとえば私の総理大臣に対する質問に対して、マツカーサー元帥の吉田さんに対する書簡は、電気事業再編成はポ勅によれということを明示してある。そういうことのお答えがありまして、これはやむを得ないことであると了承したのですが、そり先の参議院における答弁では、ポ勅その他の措置によつてということを言つてある。速記録にはそう……

第9回国会 議院運営委員会 第5号(1950/11/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 民主党は異議なし。
【次の発言】 本日は本会議の開かれる日ではないので、ごく最近の本会議の日に、劈頭これを上程してもらうことを希望いたします。
【次の発言】 この委員会は、案の内容で賛成とか反対とかをきめる性質の委員会ではないと思うのです。これをいかに取扱うかというのが議院運営委員会の仕事なんで、この決議案そのものに反対とか賛成とかいうことは本会議でやればよいと思うのです。
【次の発言】 私どもは、共産党は野党連合から除外しております。
【次の発言】 賛成、反対は議員の持つている権利ですから、賛成しようが、反対しようが、共産党の行動は私どもは眼中に置いておらぬのです。

第9回国会 議院運営委員会 第6号(1950/11/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは重大な決議案ですから、きよう本会議があるのを幸い、日程に先だつて劈頭に上程していただきたいと思います。
【次の発言】 この決議案に対しては、きのう自由党の方から、役員会の決定によつて同調しがたいというような返事を受けまして、実は愕然としたのです。国会の審議権を尊重するという決議案――国会の審議権を尊重できないという党派が国会内にありとすれば、私どもはふしぎに思う。この決議案の内容は、今度政府がとつた態度に対して反省を促し、将来かくのごときことがないように国会の審議権を尊重してもらうということなんであります。決議案は何でも全部各党共同提案でなければ本会議に上程しないなんて、そん……

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この決議案の問題について、前回の運営委員会で、自由党の諸君との間にある種の了解を遂げておりますので、きようは自由党から御発言になつた方がいいと思います。
【次の発言】 明日じやなかつたのですか。
【次の発言】 共産党は賛成演説だけで、撤回するという了解があります。
【次の発言】 これはちよつと問題が起つて来ておる。
【次の発言】 ちよつと私説明しておきたいのは、昔の極東オリンピック大会の復活みたいなものなんですが、日本から七種目くらいの競技に五十人くらい出したい。その中に日本の得意の水泳選挙手を送りたいというのがわれわれの希望なんです。ところが水泳連盟なるものはスポーツマンらしくな……

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/02、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは最初にやることにして、議長発議でいかがですか。
【次の発言】 どうですか、きようの大きな問題は一応片づいたのですが、三宅さんにすれば、一身上の弁明をするためには、の決議案の内容はこういうことであつたから、自分はこう言つたんだと言わざるを得なかつただろうし、料飲店のポ勅の問題はこうだつたと言わなければ、一身上の弁明にならなかつたかもわからない。多少逸脱した点があつたかもしれないけれども、きようはこんな問題は水に流してもらつたらどうですか。
【次の発言】 それはいかぬ。名前をあげられた者は、やはり議員だから一身上の弁明をしなければならぬ。多少逸脱があつたとか、何とかいうことは解釈……

第9回国会 議院運営委員会 第9号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○椎熊委員 專門調査員というのは、どのくらいの給與をやるのですか。
【次の発言】 これはたいへん重大な問題ですから、私は特に起立して申し上げます。本国会は重大な国会で、しかも短期であります。この国会の運営状態から申しますと、劈頭からいろいろ遺憾の点もあつたようであります。しかしながらその間各政党とも話合いの結果、大体スムーズに今日まで参りました。先般の野党各派共同提案による審議権尊重の決議案の際における運営の仕方も、大体において私は当を得たものであつたろうと思うのであります。その際三宅君が自分の名をさされたものですから、一身上の弁明に立たれて、弁明されたのでございます。弁明の内容は速記録等を見……

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○椎熊委員 上つておるものは緊急上程することにして、とにかくきよう上るものは上げるという建前だけきめておけば……。
【次の発言】 あれは四時ごろになるだろう。
【次の発言】 それではそうしましよう。
【次の発言】 懲罰事犯は何か取引のように、あつちに出し、こつちに出して相殺したりする悪い習慣があるから、そういうことをやめて愼重を期すると意味においても、今回出たものは全部委員会に付託しよう。そうして委員会で処理させる。
【次の発言】 原則的には十分間、あまりむだでないことであれば、一分や二分はまあいいということでどうでしよう。
【次の発言】 きのうの委員会並びに本会議の状況等は、各党非常に興奮の……

第9回国会 議院運営委員会 第11号(1950/12/06、24期、国民民主党)

○椎熊委員 一番目もすでに解決した問題だから、撤回したらどうです。
【次の発言】 これは委員会にまわしておいたらどうです。
【次の発言】 九の年末手当の問題は撤回でいいでしよう。
【次の発言】 十二は撤回します。
【次の発言】 それから十四の追放解除審査の問題は、ぜひやらしてもらいたい。
【次の発言】 日程第一、岡野国務大臣不信任決議案、縦熊三郎君外百二十七名提出は撤回いたします。それから日程第三、予算委員長小坂善太郎君解任決議案、椎熊三郎君外六十五名提出、これも社会党提案と同じ内容ですから、撤回いたします。
【次の発言】 日程第二は、きのう副議長のごあつせんにより、一切を水に流して、本日勢頭……

第9回国会 議院運営委員会 第12号(1950/12/07、24期、国民民主党)

○椎熊委員 小委員会でも賛成しておつた。
【次の発言】 それはこの前かけて表決がされておる満場一致じやないか。
【次の発言】 議院運営委員会でもきまつておる。ただそれをきよう本会議に上程するかどうかということだ。
【次の発言】 こういう意見こそ懲罰だよ。
【次の発言】 この案はきまつてしまつたんだよ。
【次の発言】 その意見は当初において出すべきものだ。
【次の発言】 この際発言しておきたい。由来議員の歳費の問題は、昔の二千円か三千円のときでも非常に足りないということは、新聞の人たちと個々に話せばわかる。それが上る場合は、必ず新聞は好意を持たずに書き立てたものです。それがどういうわけかというこ……

第9回国会 議院運営委員会 第13号(1950/12/08、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それは政府案でしよう。現行法はどうですか。
【次の発言】 私の方は原案に対してはやはり反対です。
【次の発言】 今になつては同じでしよう。
【次の発言】 地方財政のは委員会では全員賛成です。これは全会一致で賛成してもらいたいと思います。
【次の発言】 参議院がそういう決定をなさるのには、政府の方から要請でもあつたのですか。

第9回国会 議院運営委員会 第14号(1950/12/09、24期、国民民主党)

○椎熊委員 今村小委員長から、経過を承りたいと思います。
【次の発言】 この修正は、私ども野党側でいろいろ協議した結果、修正案なるものを出しまして敗れましたけれども、参議院に行きまして、参議院独自の見解で、大体われわれが考えたような線で、参議院ほとんど各党一致で修正に決定したようであります。われわれの立場といたしましては、私どもの当初の修正案と多少の違いはありますけれども、それは大きな違いでもありませんし、このことによつて共産党の選挙運動等の行き過ぎを相当是正することができると思われますので本院におきましては、参議院の修正に御同意を願つて満場一致決定してもらいたい。もし與党側が政府原案を固執せ……

第9回国会 電気通信委員会 第3号(1950/11/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私からお尋ねしたいと思いますことは、すでにどなたからか聞いておつた問題であるかもしれませんし、役所側から説明された問題であるかもしれませんが、最近私つい委員会に出席の度合いが不足であつたものですから、聞き漏らしております。それは外国の飛行機による日本内地の旅客飛行機開始のことです。前国会等でも聞きまして、この九月か十月ごろには実施されるであろうというようなお見込みのようでありましたが、朝鮮事変の影響かどうかわかりませんが、いまだに実施されておりません。これは目下どういうことになつておりますか。あちらとの交渉の関係等御説明願えればけつこうであります。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 議院運営委員会 第1号(1950/12/10、24期、国民民主党)

○椎熊委員 年末でありますから……。
【次の発言】 入つていないですね。
【次の発言】 委員会で相談して、共産党以外は満場一致できまつたことなんですよ。
【次の発言】 そうはいかない問題だし、年末に差迫つて行くというのでも困るだろうし、大体今度の国会だつていつまでもやつておることはないのだろうと思うから……。
【次の発言】 参考人といつても、三百人も五百人も調べることもできぬし、現地に行くよりしようがあるまい。
【次の発言】 第九臨時国会と本通常国会とはまつたく別な国会でありまして、政府が本日提案しておるものは、われわれは本国会においては新規提案と解釈する。しかも事は財政経済上に影響するところ……

第10回国会 議院運営委員会 第3号(1950/12/15、24期、国民民主党)

○椎熊委員 議決休会にせずに、議長が必要と認めればいつでも開かれることにした方がいい。こんな緊迫した時局にかんがみて、休むことを議決することはどうかと思うし、委員会等も継続して行く形なので、自然休会の方がいいと思います。
【次の発言】 それは申合せとして、一月の二十日まで休んで、二十一日が日曜ですから、二十二日から始めようじやありませんか。
【次の発言】 事務総長、議決休会にすると、それだけ会期が延びるわけですか。
【次の発言】 北海道開発法の問題は、国策として北海道開発を優先的に取上げるということで、法律をつくつたわけであります。従つて所管事項は、各省にまたがると思うのですが、こういうものは……

第10回国会 議院運営委員会 第4号(1950/12/16、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは、事の意外なのに私は驚く。国会運営上にそういう信義を欠くようなことをしたら、運営委員会というものは円滑に行きません。それでは一通りこの問題に対する根本の問題から説明しましよう。政府があの改正法案を出して来た時分に、わが党は前国会において修正案をつくりました。その修正案は、四月二十九日に議員の選挙を行い、五月十三日に長の選挙を行う、そういうことです。それは自由党の諸君も賛成したのです。しかるに、それがいよいよ上程される前日になつて、申合せをひつくり返して反対した。反対して、政府原案を多数をもつて押し切つた。これも多数ですからやむを得ません。しかるに参議院へ回付されて後、参議院の……

第10回国会 議院運営委員会 第5号(1951/01/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつとそれは弔詞をもらう候補者みたいになるから言わないで……。 (笑声)
【次の発言】 さきに事務総長の説明をされた方がいいのじやないですか。

第10回国会 議院運営委員会 第6号(1951/01/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それでは、それまで自然休会にしたらいいでしよう。
【次の発言】 これは自由党におまかせしていいことでございますが、なるべく長老にやつてもらいたいですね。
【次の発言】 それから星一さんがなくなられましたが、この叙位、叙勲を内閣の方にお願いしたら、事務局から手続きをすれば、すぐやるということでございましたから……。
【次の発言】 それから当運営委員会の委員であります同僚柳澤君が、今回法学博士の博士論文が通過した。これは国会の名誉たるのみならず、運営委員会の名誉でございますので、この際委員長からお祝いを述べて、祝賀会でもやつていただいたらどうかと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第7号(1951/01/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 あすは総理並びに大蔵大臣、安本長官の演説だけにしてもらつて、質疑は翌日ないし適当に延ばしていただきたい。
【次の発言】 翌日は土曜日でしよう。土曜日に半分ぐらいやつたらどうです。
【次の発言】 日曜を休んで、二日間でいいじやないですか。
【次の発言】 私の方の質問者は二人出したいのです。
【次の発言】 それは、そうしていただければ、けつこうです。
【次の発言】 そうすると、私の方は社会党と同じ  ですか。
【次の発言】 一時間にしなさいよ。
【次の発言】 だから小会派にも六十分やれよ。
【次の発言】 共産党だつて六十分で二人だろう。農協以下を一団体と見て、二人出すようにしたらどうだ……

第10回国会 議院運営委員会 第8号(1951/01/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつと関連して――新しい国会になつて、常任委員会の委員長は与党側から出るということになり、当然そうあつてもいいと思うのですが、懲罰委員長のような、内閣に関係なしに、国会自体がやることは、何もその原則を適用せずに、むしろ反対党側にやらせるくらいの雅量を示すことが公正になると思いますが、そういうことを何らかの機会に考慮されたいと思います。
【次の発言】 劈頭にやつたらどうですか。
【次の発言】 これは重大問題だし、両院の院議が食い違つておるのですから、当然両院協議会を開いて、一日も早く決定されんことを望んで賛成いたします。
【次の発言】 米窪さんの弔辞のあとでどうですか。

第10回国会 議院運営委員会 第9号(1951/01/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この動議をいつ上程するかということですが……。
【次の発言】 私は出すことに賛成です。
【次の発言】 きようは大事な質問がありますし、あすは定例日でありますが、別に案件がないようでございます。懲罰事犯だけで本会議を開くのもどうかと思いますから、きようその質疑が終つた直後ということにお願いいたしたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第11号(1951/01/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 小川半次君のはどうなつておりますか。
【次の発言】 前にやつたのですか。
【次の発言】 世界連邦ですね。
【次の発言】 これは参議院だけで許可を與えてもだめですか。
【次の発言】 私はあの質問全体が懲罰に値するほどのことであつて、一国の総理が答弁するような質問じやないと思う。答弁しないのが私は当然だと思う。そういう警告を発する権限はわれわれにはない。してはいかぬと思います。警告するのは反対です。
【次の発言】 個人としてもそんな不見識なことを言うものじやない。一国の総理大臣がそう判断して、公開の席上で言明したことなんです。その総理に党員が、何の必要があつてそんなことを言うのですか。

第10回国会 議院運営委員会 第13号(1951/02/09、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は引揚げの問題は、共産党の人とはまつたく別な感覚に立つております。この問題を国際連合が非常に心配せられて、わが国の代表者が三名までオブザーヴアーで出席さしてもらつた。そのことだけでも非常に私ども感謝にたえないと思つている。その上いろいろ経過はありますけれども、この文章の中にもありますように、残留者の帰還が一日もすみやかに完了することが、日本国民の念願であるというところに非常に力点があるのであつて、やはり引揚委員会などというものが存在している以上、その委員会から満場一致で出て来たものは、共産党を除いては、各派ともさしたる異存はないと私は考える。従つて感謝決議を出すことは決してむだで……

第10回国会 議院運営委員会 第14号(1951/02/10、24期、国民民主党)

○椎熊委員 きようは、ぼくは反対しておきたい。ダレス氏が来られて外交上重大な時期に、そういうことを聞かれても満足な答弁はできないと思うので、これは不適当だと思います。
【次の発言】 それでは次会にしましよう。

第10回国会 議院運営委員会 第15号(1951/02/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 きようは総理大臣の発言が非常に重大だと思いますので、これに重点を置く意味で、緊急質問は明日の運営委員会において御相談を願いたい。

第10回国会 議院運営委員会 第16号(1951/02/14、24期、国民民主党)

○椎熊委員 自由討議でありますけれども、昨日総理大臣の演説があつて、これに対する質疑があるわけですが、総理大臣はきよう御出席ですね。
【次の発言】 そうすると、わが党並びに社会党から、きのうの総理の演説に対する質疑がありますから、劈頭これを許してもらいたいと思います。私の方は時間は三十分かからないと思います。
【次の発言】 ぼくの方は緊急質問じやないのですよ。
【次の発言】 本会議が開かれるから、その機会に許すということです。
【次の発言】 黒田君のはその前です。
【次の発言】 どうして君の方で出してないのです。
【次の発言】 時間は、私の方は二十分前後だと思いますけれども、大事なことだから、……

第10回国会 議院運営委員会 第17号(1951/02/20、24期、国民民主党)

○椎熊委員 あれは適当なときにやらせていただきます。

第10回国会 議院運営委員会 第19号(1951/02/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 予算ですが、今委員会でいろいろ順序をきめて、與、野党間かたい約束をもつて運営しております。ところが、たまたまきようあたり農林大臣は病気と称して出席しない。そのために農林関係の質問者が数名残つていて、今もんでおります。政府の責任でそういうことになりますと、この予算が火曜日に上るとはつきり言うこともできないので、一通りそうきめておいてもらうことはいいが……。
【次の発言】 私の方は宮腰さんですが、少し長いかもしれません。三、四十分くらい。
【次の発言】 私の方の予算の討論は中曽根君です。
【次の発言】 現在予算案、税法案という大問題を控えているときに、まつたく政治的色彩の濃厚な、こうい……

第10回国会 議院運営委員会 第20号(1951/02/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつとその点について、簡單に全会一致になつておる理由を申し上げますと、今まで国費でやつていたものが、港湾法によつて、自治体でやらなければならぬことになつて、北海道のようにいろんな工事の多いところでは、自治体でまかない切れないから、港湾法の特例として、国庫補助でやつてもらうということで、全部賛成を得たのです。
【次の発言】 なお、これは今審議中ですけれども、あす予算が出たときに、日本法における漁船拿捕に関する緊急質問をしたいということで、水産委員会で満場一致ですから、それをわが党の林君にやらしてもらいたいと思つております。これは政府も望んでおることですから……。

第10回国会 議院運営委員会 第21号(1951/02/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 順序はこれでいいでしよう。
【次の発言】 四、五十分は長すぎるのじやないですか。
【次の発言】 いいでしよう。
【次の発言】 ただ日本海における漁船拿捕の緊急質問がありますから、これはやらしていただきたい。

第10回国会 議院運営委員会 第22号(1951/03/01、24期、国民民主党)

○椎熊委員 まだきまつておらないわけです。鈴木仙八さんということもきよう初めて聞くわけですが、きようでなくてはいけなければ、ちよつと休憩してもらえば……。どうもあまり政党的色彩が強くて、自由党ばかり多いということでもいけないのじやないかという意見があるわけです。しかし議会から出すということになれば、やはり多数党からということになるでしよう。
【次の発言】 これはこの委員会を通じて、委員の一人として共産党に相談的な発言ですが、私どもこの内閣は講和受入れ態勢を担当する内閣としては、実は適当な内閣でないという信念の上に立つているわけです。共産党とは私ども一線を画しているから、かつて相談したことはない……

第10回国会 議院運営委員会 第25号(1951/03/12、24期、国民民主党)

○椎熊委員 幣原前議長は、かつてわれわれといたしましては総裁に仰いだ方でございます。わが党とは非常に縁故の深い方でございますから、野党第一党たるわが党の最高委員長にお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 葬儀委員は議場ではなく、公報か何かで発表されますか。

第10回国会 議院運営委員会 第26号(1951/03/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 新議長の選挙にあたつて、候補者をここで申し上げなければならぬ必要もないだろうと思いますが、与党がそうおつしやるなら、私どもは与党の候補者に同調はできません。独自の見解をもつて私どもは候補者を選びます。

第10回国会 議院運営委員会 第27号(1951/03/17、24期、国民民主党)

○椎熊委員 わが党は、この参議院の修正案はしごくごもつともだと同感しておるのですが、のんだ方がよいと思いますので、なるべく早く上程してもらいたいと思います。
【次の発言】 わが党はまだきまつておりませんから、きようでない方がよいと思います。
【次の発言】 ちよつとこの際お願いしたいのですが、衆議院議員の中から出る裁判官彈劾裁判所の裁判員は、各党に比率によつて割当てられておつたのです。わが党はさきの総選挙直後、まだ犬養さん等も一緒におりました時分に一名割振られて、それが田中伊三次君になつておりましたが、そのまま犬養派となつて脱党せられて、遂に自由党に吸收合併せられてしまつた。従つてあれを持ち逃げ……

第10回国会 議院運営委員会 第28号(1951/03/20、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは、委員会で修正して来るということではおかしいのですか。
【次の発言】 これはいいでしよう。
【次の発言】 しかしこれは承認しないわけに行かないでしよう。
【次の発言】 私の方もよろしうございます。
【次の発言】 第三議員会館の方だけに十五人いるのですか。
【次の発言】 これは反対、賛成一名ずつというわけに行かぬだろうか。
【次の発言】 重要だから、ぼくらの方も特に賛成するわけです。第一党を遠慮さして、野党たるわれわれが特に賛成するゆえんはここにあるわけだ。反対の理由は同じなんでしよう。
【次の発言】 自由党にお願いしますが、先般来問題になつている弾劾裁判所の裁判員の問題です。……

第10回国会 議院運営委員会 第29号(1951/03/23、24期、国民民主党)

○椎熊委員 委員会でやつて来て、委員会でまとまつて不信任決議案を出すというのなら、本会議で取上げる。大体決議案は、各党が満場一致でなくとも、半数以上の党派が賛成のものを出すということになつておるのだから、この問題は委員会に付託すればよいと思います。
【次の発言】 こういう案を出すべきかどうかということを、外務委員会で検討していただきたいのです。そうして外務委員会が、それはよかろうということになつたら、本会議に出していただきたい。
【次の発言】 それじや上程しないということに賛成します。
【次の発言】 そうすると、あすの本会議には間に合わないですね。私の方は小野孝君を推薦しております。

第10回国会 議院運営委員会 第30号(1951/03/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 補正予算は出さないと言つたじやないですか。
【次の発言】 官房副長官がそんなことを言つたつてだめじやないか。内閣が、補正予算は出さないと言つておるのに、それは内閣に対する反逆じやないか。(笑声)だから私どもは、補正予算を組まなければならないのではないかと再三言つておるのに、断じて出しませんと、最後までがんばつておる。その馬脚をもう現わしておる……。
【次の発言】 総理大臣が来て弁明するならともかく、副官房長官ぐらいが、国会で言明したことをくつがえすのは無礼千万だ。
【次の発言】 自選です。(笑声)
【次の発言】 民主党は、だれかが出るということにして……。

第10回国会 議院運営委員会 第32号(1951/03/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私の方もあとで……。

第10回国会 議院運営委員会 第33号(1951/03/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは結果からいうと、閉会中に政府が審議会をつくつて、次の国会でそれに対する法律案を出すならば通るにきまつておることなんで、国会みずからが、国会の権限を政府に讓渡でもしたようなかつこうになることは非常におもしろくない。閉会中無理に、そんな法律によらずしてつくれる権限が政府にあつてはならないから、私は参議院回付案全体に反対です。
【次の発言】 日程その他に入る前に、特別の問題でお聞きしたいのですが、今アメリカの共和党、民主党の代表的な下院議員が二人来ておる。これはわが党の議員がワシントンで会見もしたので、私の方に連絡があつたわけですが、それは講和会議の問題について来たわけです。そこで……

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 衆議院の方は、きよう中にでも上るような模様ですか。
【次の発言】 事務当局に伺つておきたい。会期は十分あるのですが、諸般の状況で自然休会ということになるわけです。ところがその際、重要な議案があつて衆議院が休会せずに審議を継続しているのに、参議院が休会を決議したり、あるいは自然休会したりすることができるものでしようか、どういうものでしようか。
【次の発言】 今石田君が言われたように、参議院がそう言うから、協力して審議を進めるけれども、それ以上のことはできないので、従つて三十一日までに参議院を通過するという見通しがつかないなら、もう一ぺんここで誠意を尽して交渉して、これらの議案を完了す……

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私どもは参議院の修正に賛成します。
【次の発言】 延ばしましよう。
【次の発言】 どうですか、秘密外交だけ、きようやらしてくれませんか。これは早く片づけてしまいたいのです。
【次の発言】 それでは、こういう意味で一日がまんします。聞くところによると、総理大臣兼外務大臣は、きようの本会議に出席できないということであります。外務大臣がいないところでやつても意味がないから、明日の本会議でぜひやるようにお願いします、
【次の発言】 そうなると、われわれは非常に協力的な態度をもつて今日まで来たのだけれども、かけひきでひつぱつてしまうというのなら、われわれも考えなければならぬ。共産党の方の外務……

第10回国会 議院運営委員会 第36号(1951/03/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この参議院の修正は、わが党の修正と一致しておるので、わが党としては賛成であります。従つて衆議院としては、この参議院が全会一致で修正して来た公正妥当なる案件を全部賛成せられて、うのみにせられんことを希望いたしまするが、三派の会同では異論もございましたので、本院から両院協議会を請求いたしまして、両院協議会で成案を得られますよう、御努力を願いたいと思います。
【次の発言】 本案件は多少の修正もありましたけれども、本質的の修正でもなさそうであります。この際三分の二をもつて衆議院案を固執するなんということで、他の問題に影響してもいけないと思いますので、本院は参議院の修正をうのみにするというこ……

第10回国会 議院運営委員会 第40号(1951/05/08、24期、国民民主党)

○椎熊委員 わが党は、この問題に関して緊急質問を出しておりますが、政府からそういう発言があるならば、あえて緊急質問をする必要がありませんから、それは撤回いたします。同時に、明日本会議を開いて、ぜひ総理大臣から外交問題についての御発言を願いたいと思います。その発言についての質疑は後に……。
【次の発言】 これは二月十三日のダレス・吉田会談の報告の際も野党の代表が質疑しております。これも前の外交問題と全然関連したものですから、前例通り野党第一党のわが党、第二党たる社会党、これをもつていたしたいと思います。
【次の発言】 これは総理大臣の一般施政方針の発言の際と違う。一般施政方針のときは、その先例に……

第10回国会 議院運営委員会 第41号(1951/05/09、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私の方は出ておるでしよう。
【次の発言】 ちよつと提案があります。外交委員会設置の問題ですが、これは国会法制定当時私が何べんも繰返したように、講和会議が具体化された場合、今の常設の外務委員会ではいかぬのじやないかという議論があつて、これは速記録にも明らかに残つております。それに基いて去年は三十五名にふやしたのですが、自由党の考え方がかわつて来て、ほかの常任委員会と同様二十五名になつております。これでは今度いよいよ条約文を突きつけられて調印ということになると、各党とも、もう少し委員を入れておきたいということになるのは当然であろう。自由党ももちろん数は多くなるわけですが、私は少くとも予……

第10回国会 議院運営委員会 第44号(1951/05/17、24期、国民民主党)

○椎熊委員 自由党の方で三分の二とれるというなら……。
【次の発言】 私らは反対だ。
【次の発言】 赤松君の緊急質問に賛成いたします。
【次の発言】 そうすると、一、二、三、五号は委員会にまわすのですね。
【次の発言】 それから本院が承諾をしておる内閣にある社会保障制度審議会の委員のことですが、その審議会から、欧州の社会保障制度研究のために委員を二人派遣することになつた。大阪商科大学の先生と、国会推薦の議員としてわが党から出ておる川崎秀二君の二人が、今月二十日以後にあちらに行くことになつておる。まだ請暇届は出しておりませんから、ただちにこれは出しますが、本院の承諾がないと出て行かれないわけです……

第10回国会 議院運営委員会 第45号(1951/05/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 賛成です。国会開会中ですから、やはり議決すべきでしようね。
【次の発言】 議決しなければ何の弔詞だかわからぬ。ただわれわれ議員として集まつてやつたということになる。国会がやる弔詞なら、やはり議決しなければならぬ。
【次の発言】 反対の党派を除いて、賛成の党派だけでいいでしよう。
【次の発言】 それでは十五名でいいでしよう。
【次の発言】 五日くらいでいいのじやないですか。

第10回国会 議院運営委員会 第46号(1951/05/19、24期、国民民主党)

○椎熊委員 党を超越してですか。
【次の発言】 きようは指名して休憩して……。
【次の発言】 警察法などいろいろあるから、一週間だけ会期を延長しようじやないか。

第10回国会 議院運営委員会 第47号(1951/05/21、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは一般の議員には関係はないのですね。庶務小委員会にお願いしたらいかがですか。
【次の発言】 別に急ぐことでもないでしよう。

第10回国会 議院運営委員会 第48号(1951/05/23、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この委員会は、法案の内容の審議みたいなことをする委員会でないので、そんなことは当該委員会でやればいいはずだろうと思うのです。私は、きよう梨木君が官房長官に質問するのは、何か政府の国会に対する手続の問題とか、そういうことだと思つたのですが、法案の内容みたいなことは、ここでは聞く権限もないし、答える必要もないのではないかと思う。そういうことはちよつと困る、悪例になると思うのです。当然当該委員会でやつておるから、さらにここで重複して質問するということはどうかと思うのです。
【次の発言】 賛成。
【次の発言】 賛成。
【次の発言】 これは別の問題ですが、先般マーカツトさんの日本経済自立に関……

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私の方は修正案を出しておりますから、修正案が破れれば原案に賛成いたします。
【次の発言】 私どもの方は、これから代議士会を開いてきめなければなりませんが、修正案が破れれば、役員会では原案賛成ということになつております。
【次の発言】 この問題についしは、今各党で相談しておりまして、電力料金値上げ反対の決議案を出したいということで、社会党にも自由党にも今申入れをしております。なるべく全会一致の決議案にしたいということでございますから……。
【次の発言】 関連して……。私は議員提出の法律案が非常に多いので喜んでおるのですが、議員提出の法律案がこんなに出ていて、それが審議未了になるという……

第10回国会 議院運営委員会 第50号(1951/05/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ぼくの方は異議なし。
【次の発言】 私の方は、両院協議会の開催を主張いたします。投げておけば廃案になつてしまう。
【次の発言】 わが党も異議なし。
【次の発言】 これは、現在の市会議員は認めるが、今後は認めないというのですね。
【次の発言】 そのうちで、電気通信委員会で、共産党を除く各党の賛成を得て共同提案して、委員会を通過した決議案がある。それはテレビジヨン放送実施促進に関する決議案ですが、これはあしたひとつやつていただきたいと思います。
【次の発言】 わが党が出してある電気料金値上げ反対の決議案は、各党賛成しておくべきだと思うのです。

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この法案は非常に重要な法案で、衆議院の削除の方には私ども反対である。参議院決定の方が合理性があるというのが私どもの党の態度であります。二年を三年にすることは、現に全国十一県では、すでに次官通牒によつてこれを実施しておるところさえある。自由党の主たる反対御意見は、予算に重大な影響を及ぼすだろうというところから来ておるようです。多少は予算に影響があつたにしても、教員の職分から申しまして、これは重大な問題ですから、参議院の修正のようにした方がよいと思うが、両院で意見が一致していないのだから、両院協議会を開いてもらいたい。自由党内でもこの修正案に賛成の人さえあるように聞いておる。両院協議会……

第10回国会 議院運営委員会 第52号(1951/05/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 そうすると、こういうことになりますか。これは委員会に移して、きのうのテレビジヨンのように、委員会で各党が賛成するようなことになれば、本会議でやらせるということに……。
【次の発言】 決議案の場合は全会一致の場合もあるが、そうでない場合もある。たとえば内閣弾劾決議案というようなものもある。そういうものが出るたびごとに、原則として委員会まわしということはない。原則として本会議でやる。だからきようは委員会にまわすとか、上程する、しないということは保留して、明日まで各党の間で努力を続けましよう。
【次の発言】 明日でいいでしよう
【次の発言】 否決だから、廃止にならないことになる。ところが……

第10回国会 議院運営委員会 第53号(1951/05/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 先般来私は、未解決の法案がたくさんあるから、会期を延長しても結末をつくべしということを主張しておりましたが、その私の考え方が、常任委員長会議におかれましても適当と認められたことと信じます。もとより会期延長は、一応五日間ということで賛成しておりますが、もし足らなければもつと延ばしたいと思います。
【次の発言】 それは佐竹さん、あなたは感違いしているのです。直轄事業は知事の権限ではないのです。
【次の発言】 承認。
【次の発言】 私どものむことに賛成いたします。
【次の発言】 質疑五分に賛成。
【次の発言】 小平君は、私どもと賛成理由がまつたく一致しておりますから、あえて討論しなくとも……

第10回国会 議院運営委員会 第56号(1951/06/02、24期、国民民主党)

○椎熊委員 党の立場を聞くのですか。この問題についての正論を聞きたい。党の立場なんか聞きたくない。党の立場の説明なら、本院の扱うところではない。
【次の発言】 もう少し言い方を慎んでもらいたい。
【次の発言】 この案について討論したいというのなら、一つのりくつがある。共産党の立場を説明したいというのなら、本院に関係したことではない。この案に関係してない発言である以上は賛成できない。
【次の発言】 せつかく百二十六名から提出しておるんだし、これは委員会にまわすべき性質のものでもない。当然本会議でやるべき性質のものだから、諸君が反対するなら反対してけつこうですが、いずれにしても、こういう百二十六名……

第10回国会 議院運営委員会 第57号(1951/06/04、24期、国民民主党)

○椎熊委員 参議院の修正は、わが党の衆議院における主張でありますから、われわれは参議院の修正に同意したいと思います。
【次の発言】 よろしゆうございます。
【次の発言】 どういうものですか。
【次の発言】 臨時国会の方は聞いておきたいが、内閣改造の方はするかしないかわからぬの、だから……。

第10回国会 議院運営委員会 第58号(1951/06/05、24期、国民民主党)

○椎熊委員 参議院の修正点は……。
【次の発言】 それなら改正法案を出さなくてもいいね。
【次の発言】 三分の二で行くかどうかの問題です。
【次の発言】 これは、わが党は最も賛成者が多いので自由党にも社会党にも賛成者がある。衆議院は大多数をもつて通過しておるから、三分の二でやるという建前で行つて、それだけにならなければ廃案にしてもよい。
【次の発言】 競輪、モーターボート等、世間でとかくの批評のあるものはほとんど社会党から出ておる。今になつて新聞がとやかくいうからといつて、社会党がいい顔をしようと思つてもだめだ。競輪などは特に問題になつておる。あれは社会党の熱心な勧告によつて、友党の建前から義……

第10回国会 議院運営委員会 第59号(1951/08/09、24期、国民民主党)

○椎熊委員 従前通りでいかがですか。
【次の発言】 主任みたいなものを届け出たらどうか。
【次の発言】 この三つの特別委員会とも継続的な案件を現在持つておりますから、短かい会期であるが、中断してしまうということはどうかと思いますから、従来通り今回も設置するということに願います。
【次の発言】 政府側にお尋ねしたい。講和條約の調印に対する全権問題ですが、こういう行動は政府の行政権に属するものであつて、国会は調印後の批准をする国家最高の機関であります。それで調印に議員の資格を兼ねた者が全権として赴任することについては一つの疑いを持つておる。政府はそれにもかかわらず、あえて国会議員を全権に任命したい……

第10回国会 議院運営委員会 第60号(1951/08/14、24期、国民民主党)

○椎熊委員 前の委員会で、私どもの方は少くとも会期四日を要求しておるのであります。それはおそらく国会の成立、開会式で一日を費すであろう。従つて実質的に審議する期間は三日くらいはなければならぬ。こういうつもりで四日を要求しております。そこで今自由党から三日ということになりますと、実質的に二日しか審議する期間がない。それでは私どもは賛成ができない。実質的に三日間やれるということであれば、なお考慮の余地はありますが、頭から三日にして、実質的に二日ということであれば賛成できないのです。その点もう少し内容的にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 事務総長にお伺いいたしますが、まず国会が召集されると……

第10回国会 行政監察特別委員会 第6号(1951/05/16、24期、国民民主党)

○椎熊委員 証人にお尋ねしたいのですが、証人は北海道海上区の設立の使命を帶びて北海道へ渡られた。その北海道へあなたが派遣せられる当時の状況です。日本共産党のどういう機関があなたを派遣したか、具体的にどういう人からあなたは、その命令を受けたか。
【次の発言】 北海道にあなたが渡られてから、主として函館の北部機帆船の組合等を根拠として十名くらいの党員を護得したと言われたが、小樽、室蘭、釧路ではどの程度の党員ができましたか。
【次の発言】 あなたは中央で紺野与次郎氏の指令を受けて北海道に渡られて、党活動にただちに着手したのでしようか。北海道に参りますと、一番先に札幌の地区委員会と連絡をとつて、それか……

第10回国会 行政監察特別委員会 第14号(1951/06/21、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は先ほど証人の言葉が低声のために聞き取れないところが多かつたので、委員長が聞かれたのと重複する点があるかもしれませんが、その際聞こえなかつたものですから、そういう点もお許しを願つてお尋ねしたい。  証人は小樽の出身ですが、小樽におられた際に共産党に入党されたのでしようか
【次の発言】 違うのですか。
【次の発言】 いつ入党されたのですか。
【次の発言】 そのときは東京におられたのですか。
【次の発言】 九州若松へ行つてから入党したのですか。
【次の発言】 だれの紹介で入党しましたか。
【次の発言】 それはどういう立場の人ですか。

第10回国会 水産委員会 第26号(1951/03/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちようど水産庁の長官がおられるようでありますから、関連してお伺いします。これは驚くべきことを初めて聞いたので、実は愕然としたのですが、そういう事実があることを今まで知りませんで、はなはだうかつ千万でしたが、事は小委員会へ付託されておるそうですから、内容はいずれ小委員会で詳細に検討になることと考えますが、われわれは党を代表して、このことだけを責任ある当局から聞いておきたい。ただいま永田議員が発言せられたるお言葉の中に、驚くべき不穏に感ぜられる言辞がある。たとえば水産庁は官文書を偽造した、内閣の閣僚は詐偽行為に関連がある、共謀しておる、こういうことは国会としては聞捨てにならぬことでござ……

第10回国会 電気通信委員会 第2号(1951/01/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 大臣の御説明をほかの用務のために聞くことができませんでしたので、たいへん遺憾でございました。しかしここに渡されております説明の資料によりまして、少しくお伺いしたいと思います。  問題は昭和二十六年度電気通信事業特別会計予算の問題でありますが、そのうち私の聞きたいのは、主として歳出の部門でございます。ここに電信電話等の建設事業に要する財源は、公債收入として受入れが百三十五億円となつておりますが、これは本年度と比較してどういうことになつておりますか。
【次の発言】 大蔵省の資金運用部からは、来年度はないのですか。
【次の発言】 この百三十五億円という架設費は、二十五年度の架設の計画の費……

第10回国会 電気通信委員会 第4号(1951/03/01、24期、国民民主党)

○椎熊委員 同僚長谷川君の多岐にわたる質問に関連いたしまして、二、三の点を簡単にお聞きしたいと思います。委員長は懇切丁寧なお答えですが、形容詞が多いようですから、もつと簡潔に要領よくお答弁を願います。  私は大体放送の内容の問題について二、三お伺います。第一は、ただいま古垣さんもいらつしやるようですから、時事解説の問題について伺います。いろいろな放送のあるうちで、時事解説は私どもから見ますと、非常に重要な影響を国民に与えている。最近の放送局における時事解説は、私どもの聞くところによると、たいへん評判がよろしい。非常に公平で、非常にわかりよく、まことにけつこうなことだと思います。従つてこの時事解……

第10回国会 電気通信委員会 第14号(1951/05/11、24期、国民民主党)

○椎熊委員 議員提出の法律案に対して、委員会を非常に侮辱した言辞のあつたことは遺憾千万だ。あの際官房長官の談話なども新聞に出て、非常に不愉快に思つたのだが、官房長官が知つているとかいないとか、そんなばかなことはない。あの法案を議員提出で出して、国会を通過して初めて政府が知つた、それでけつこうなんだ。あの法律案がいいか悪いかは別問題だ。当委員会が正当と認めて、ほとんど大多数で通過した。しかもこの電波監理委員会というものは、政府が任命する他の委員会と違う。常時勤務で、一般公務員と何らかわらない。しかもそれが高級官吏であつた人たち、何十年という長い年月行政事務を担当しておつた人たちが、この委員会の委……

第10回国会 電気通信委員会 第18号(1951/05/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ただいま委員長の御宣告にありましたように、テレビジヨン放送実施促進に関する決議案を提出したいと思います。当委員会開催に先だちまして、各党それぞれ了解を求めつありまして、当委員会委員長も御賛成の趣でございます。共産党を除くその他の会派全体の共同提案をもつていたしたいと思います。  今その主文を朗読してみます。    テレビジヨン放送実施促進に関する決議   今や世界の放送は既にテレビジヨン時代を実現している。わが国放送文化の発展を期する上において、テレビジヨン放送の実施は、現に国民の挙げて熱望するところである。   よつて政府は、テレビジヨン放送実施に必要な送受技術の発達、受信機の普……

第10回国会 電気通信委員会 第21号(1951/05/31、24期、国民民主党)

○椎熊委員 日本の電話事業は、根本的に再検討しなければならないものじやないか。この法案のごときは臨時的なものであつて、本質的には一つの弥縫策であると思う。私どもはコーポレーシヨンの方式で行くか、現在のような国営状態で行くかということは、非常に大きな問題があると思います。これらは私どもは真剣に当委員会を中心として、さらに深い研究を進めてみたいと思います。  当面の問題としては、積極的な施策を実施すると標榜しておる現内閣の施政の根本方針のうちに、非常に食い違いがあるのではないか。国家再建のために盡力せられ、多くの功績を残したる現内閣としては、もつと日本の経済産業復興のために、電話事業のごときについ……

第10回国会 電気通信委員会 第22号(1951/08/07、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつとこの機会に地方的の小いことですが、ただ一点お伺いしたいと思います。その前にせつかく新しい大臣をお迎えしたのですから、大臣に対してもお願いやら注文があるのです。私どもこの委員会に勤めておりまして、今年は電気通信事業のために、当該大臣の責任上はなはだ不幸なる年である、こういうことを痛感しております。それは主として本年度の予算の問題であります。私は前国会におきまして、その問題ではたいへん失礼なる言辞を弄しまして、その当時の大臣にお伺いした点もあるのであります。幸いにして私どもあきたらなかつた大臣が更迭されまして、日本の電気通信事業のために私は慶賀にたえない。しかもおかわりになつた……

第10回国会 内閣委員会 第3号(1951/02/17、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は国民民主党を代表いたしまして、ただいま議題となつております両案に賛意をいたすものであります。  この際、賛意の理由の中に一言私見を加えておきたいと思います。ただいま質問の際に、共産党議員の方でございましようか、いろいろの理由をあげて、反対のごとき意思表示をなされております。共産党はもとより天皇制を否認せんとする政党でありますから、天皇の名においてなされる一切の行動は賛成しがたいのでございましよう。その政党としてのやり方、考え方については、私もわかるのであります。しかしながらわが国の国民性、醇風良俗ともいうべき、人をあわれみ、人をほめたたえるのわが国民性の上から申しまして、金額の……

第10回国会 内閣委員会 第18号(1951/05/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 大分論議が重ねられたようですが、私は国民民主党を代表して、一言本案に賛成の趣旨を申し述べたいと思います。  政府が提案しておられます北海道開発法の一部を改正する法律案に反対の根拠はどこにあるか、主として北海道の公選知事たる田中君を中心とする社会党一派の人々の反対のようでございまして、この反対の言論は、ことごとく文書にしたためられて要所々々に配布せられておるので、反対の論点が明確に示されております。これを要約するに、反対の第一点は、北海道の総合的開発に支障を来すということ、第二は、北海道の自治権を縮小するものだということ、第三点は道民の負担を増加せしめる、その他にも多少の問題はあるよ……

第10回国会 郵政委員会 第5号(1951/03/12、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ただいまの柄澤君の動議は、もつともな節も多いようでございますけれども、私は議院運営委員をやつておりますので、御参考までに申し上げますと、この委員会がどうきめられようともそれは自由ですけれども、運営委員会としては、原則として、国会開会中は、国政調査に名をかりて出張することは厳禁する、そういう申合せになつております。従つて、国会が自然休会であるとか、あるいは閉会後であるとかいうときは、それは委員会の決定により、議長が許されれば、できないこともございませんが、開会中は大体できないことになつている。先般法務委員会からの、大阪方面における緊急を要する重大問題に関する出張のことについてですら、……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ただいまの石田君のお話は、先ほど非公式の交渉でも了承したのですが、了承した趣旨は、衆議院がもしこの間の運営委員会できめた通り午前十時からやるということになれば、時間が初めから限定されて、午後一時、ころまでには終らなければならぬ。衆議院の状態は、はたしてそう簡単に行くかどうか、開いてみなければ予想がつかぬのでありますから、従つて十分なる質疑を重ねるという意味から定刻から始めれば、やろうとすれば終日でもやれないこともないのであります。それで非常にいいというふうに感じまして、衆議院における審議は丁重に、非常に慎重にして深刻なる審議に入る、こういう意味から、せつかくの自由党からの申出でもあ……

第11回国会 議院運営委員会 第2号(1951/08/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 たいへんけつこうなことでございます。
【次の発言】 異議ありません。
【次の発言】 賛成です。
【次の発言】 権限はあるわけなんだ。権限はあるのだけれども、行使させないというのだ。
【次の発言】 国会が独自の態度で送るということは、わが党も賛成であります。それに各党の国会対策委員長を入れるということであるならば、わが党は一名の割振りだと編成上困難であります。その間の状況を察知されて、各党対策委員長を出すという趣旨から二名にせられたということは好都合でありますから、賛成します。
【次の発言】 講和の草案の内容を見ますと、日本の領土の問題についていろいろ不満の点がある。そこでこれに対す……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 議院運営委員会 第1号(1951/10/10、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それはおかしい。
【次の発言】 これは原案がいいね。
【次の発言】 最初は條約関係の質疑だけですね。
【次の発言】 自由党は、時間はとつても、やらないということであつたが……。
【次の発言】 自由党が入つても、各党の時間には影響ないわけですね。
【次の発言】 私の方も一人です。
【次の発言】 それだけは野党に許してもらつて、自由党は別にやればいいと思う。
【次の発言】 第一日は君の方で打切つて、あと四人だから……。
【次の発言】 君の方は一時間で、一人でいいのだろう。
【次の発言】 それはいけないよ。結果において三時間を越えなければいいだろう。

第12回国会 議院運営委員会 第2号(1951/10/15、24期、国民民主党)

○椎熊委員 緊急質問の問題ですが、総理の発言に対する質疑はきよう、あすで終る。そこでその直後、重大な問題がたくさんあるので、緊急質問をお認め願いたいと思います。日取りはあとでおきめ願つてけつこうです。
【次の発言】 われわれは政府の都合も考えて、こういう重大な講和の問題ですから、政府もこれに集中して早く片づけたいだろう、われわれも講和の問題に全力を注ぎたい。内政上の問題についてはそれと切り離して、緊急質問した方が政府にとつても、国民にとつても明確にわかつていいということで、緊急質問を出しておるのでありますから、総理の演説に対する質問が済んだあとに、なるべく早く適当な機会に相談してもらいたい。具……

第12回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/16、24期、国民民主党)

○椎熊委員 賛成です。
【次の発言】 石田君の発言でありますけれども、趣旨において非常に違つているのです。私どもが、目下政府との間に質疑を重ねている問題は、主として講和條約に関する問題で、それも総理大臣は内政問題にも触れておりますから、やらんと欲すればやることができるのです。今度の重大な條約の問題については、前例を踏襲してやることも必要だが、今度の場合は前例もないことだから、別にしてしかるべきことだと思うのに、時間の制限などが嚴格に加えられておる。従つて、われわれは主として條約の問題に主力を注ぎたい。国内の問題にまで及ぶということになると、とうてい時間が足りない。しからば次に補正予算などが出て……

第12回国会 議院運営委員会 第4号(1951/10/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 補正予算がきのう出て、それをあす説明するということはけつこうです。質疑を二十二日に行うということも了承しました。二十三日の休会も了承いたします。従つて二十二日一日でやるとなれば、与党は全部遠慮してもらわなければできぬ。与党が全部遠慮するなら私どもは同意する。但しここで先般来われわれが主張しておつたのは、米の統制撤廃に関する緊急質問であります。それを諸君は多数をもつて、適当の機会があるのだから、そこでやれということであつた。しかし補正予算も非常に大事だが、米の問題も非常に重大で、これに触れることになると専門的な知識がいるので、なかなか一人でこれまでやつてしまうことはめんどうです。こう……

第12回国会 議院運営委員会 第5号(1951/10/19、24期、国民民主党)

○椎熊委員 二十七名という、こんなに委員会から大勢行くことは多少研究の余地はあると思いますが、全然行かないということもどうかと思うし、中村君が今言われたように、これをやるとするならば、各委員会から一人ないし二人ずつくらい――二人として十二名ですが、それを二班くらいにわけてやるということでどうですか。
【次の発言】 その通りだと思いますが委員会の今度の台風に関する重要性は農林、水産、地方行政、建設などで、運輸など特に見る必要はない。これは運輸省が調査すればよい。予算はそこまで地方のこまかいことをやらなくても、もつと大きなところで勉強してもらわなければならぬと思います。ですから農林、水産、地方行政……

第12回国会 議院運営委員会 第6号(1951/10/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 予算委員会は予算の部屋を使うのですか。

第12回国会 議院運営委員会 第7号(1951/10/24、24期、国民民主党)

○椎熊委員 委員会の模様は、あすの午前中質疑があり、午後一時ごろから討論採決という状態になつておる。そこでこの大法案を夜になつて、深夜に及んで審議するということでなく、冷静にやつて行きたいのと、各党の態度の決定も、大体ぼくらの方はきようきまるだろうと思いますけれども、なお異論があるので、本会議は明後日の定刻から開会する、そういうことを希望します。
【次の発言】 委員会の方のとりきめはその通りでしよう。それはいいのです。しかし委員会が上つて来るということになれば、議院運営委員独自の見解で本会議を考えなければならぬ。私は社会党がそこまで各党で話合いした以上は、棄権するかどうかは別として、あすの午前……

第12回国会 議院運営委員会 第8号(1951/10/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 社会党の問題は、事情はよくわかりますけれども、運営委員会としてはやはり原則を守つて行きたいと思いますから、原則を守つても左派の十六人の二十三社会党の方の発言のできるような、原則を破らない考慮をしていただきたい、こう思います。ただ従来の社会党を二党と見て、二十分、十分にわけることには反対です。そうでなくて原則を守りつつ発言を与える、すなわち田中織之進君の最初の希望が達せられるような方法がかえつて原則を守れることになると思います。
【次の発言】 社会党の反対というのは半分反対、半分賛成ですが、それでも順位は同じですか。
【次の発言】 残余の順位は……。

第12回国会 議院運営委員会 第9号(1951/10/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 修正のオーケーが来たというのはどういうことですか。
【次の発言】 第三の討論を省略しろということでしよう。
【次の発言】 賛成だ。
【次の発言】 討論はやめましよう。
【次の発言】 火曜日。
【次の発言】 きようは二時ですか。

第12回国会 議院運営委員会 第10号(1951/10/30、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この中の第二の、わが党から出ておる地方財政危機に関する緊急質問は、予算委員会等の都合もありますので、来週にしていただきたいと思います。第一の中共、東南アジア及び近東貿易に関する緊急質問は、非常に緊急を要する問題でありますので、ことにきようは何もないのですから、きようの本会議でやらしていただきたいと思います。
【次の発言】 これは国務大臣の演説で、具体的なものが出て来たのです。
【次の発言】 もつと具体的な問題がある。今内容に触れることはいやだが、日本の重要な貿易政策の上に影響する問題が現に生じて、政府が折衝しておる問題もあるし、インドネシアとの問題とか、そういうことがあるのです。そ……

第12回国会 議院運営委員会 第11号(1951/11/01、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私の方で運営委員がかわりまして、きようから小林運美君がなりました。従つてわが党の運営委員は川崎君、私、長谷川君、それに新たに小林君、そういうことになります。何ぶんよろしくお願いします。
【次の発言】 社会党左派の上林君がやるのはどうだろう。
【次の発言】 これは保留ですね。
【次の発言】 討論の内容がみな一致しておるならいいわけだ。
【次の発言】 私の方は宮腰君が賛成討論をやります。
【次の発言】 これは理事ですか。
【次の発言】 これはこういうことです。参議院議員の、元労働組合のリーダーか何かしておつた人で、愛人とともに姿をしばらく隠しておつたという人がある。その人の逮捕状を持つ……

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/06、24期、国民民主党)

○椎熊委員 異議なし。
【次の発言】 地方財政平衡交付金増額に関する決議案は、自由党と共産党とを除いた、いわゆる野党連合の決議案になつております。従つてわが党と社会党から出ておりますのを一本にしていただいて、趣旨弁明は社会党の方からやつてもらうことにきまつております。ごく簡單なものですから、本日のような閑散なときにこれを取上げるように、特に希望いたします。  それから主食統制撤廃反対の決議案は、これは生かしておいてもらつて、本日でなくてもよろしいということです。
【次の発言】 主食の方は本日は留保でけつこうですが、地方財政の方は本日ひとつお願いいたします。

第12回国会 議院運営委員会 第13号(1951/11/08、24期、国民民主党)

○椎熊委員 同じ趣旨の決議案が三本出ておるようですが、わが党から出しております藤田義光君外八名提出のものは、前回の議院運営委員会ですでに上程を決定しておる。これは動かすことができないものである。その他は内容の同じものですから、これに併合して、これ一本で本日上定することに願いたい。
【次の発言】 そうではなく、文案において意見が一致した場合は、全会一致の決議案にしよう、共同提案にしようということを、ことに山口さんもおられるが、山口さんみずから出で確認されたことになつておる。ところがここに出ておる自由党の決議案の案文というものは、決議案の体をなしていない。もはや予算が本日にも衆議院を通過するという……

第12回国会 議院運営委員会 第14号(1951/11/10、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それでは梨木君がぐあいが惡いということだし、日程第三の討論はよしたらどうですか。

第12回国会 議院運営委員会 第15号(1951/11/13、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつと皆さんに御同意を得たい問題があります。実は野党各派で相談して、緊急質問でもしようかということであつたのですが、事柄が事柄ですから、なるべくそういうことでなしに行きたいと思うのです。それはこういうことです。きのう京都大学に天皇陛下が行幸になつた際、自動車その他に非常な失礼な行動があつたということが新聞に報道されて、京都市民は非常に憤激しており、全国民は非常に心配しております。それでこの際緊急質問でなしに、文部大臣あたりから進んで本会議で発言を求めて、その経過、内容等を説明してもらいたい。もしよければ、本委員会から文部大臣に申し込んでいただきたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第16号(1951/11/15、24期、国民民主党)

○椎熊委員 賛成討論かね。
【次の発言】 私の方は、あとで申し上げます。
【次の発言】 けつこうです。  ちよつと前にもどりますが、人事委員会の一案に対して、わが党は反対討論がありますから……。
【次の発言】 平川君です。
【次の発言】 第二の日、米、加漁業協定に関する緊急質問は、きよう上程ですね。
【次の発言】 関連して、国会議員の歳費等は、公務員の給與の値上りにスライドして上るのは当然でしようけれども、その次に、議員全体が非常に問題にしておるのは、滞在費です。こんなに物価騰貴になつてても、依然として一日千円となつております。歳費の万で上つても、ほとんど税金にとられてしまうし、実質的には、一……

第12回国会 議院運営委員会 第17号(1951/11/17、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは当該委員会でまとめるより、大体反対のないことですし、字句の修正等は、もし賛成してくれれば応じてもいいのだから、委員会にまわすという処理でなしに、本会議でやるということにしてもらいたい。きよう都合が悪いということなら次回の本会議でもいいのです。
【次の発言】 それも一つの理由があるかと思いますが、綱紀粛正に関する決議案などというものはどこの委員会にまわすのですか。これは運営委員会できめるのが一番いいのじやないですか。
【次の発言】 それではきようは扱いを留保するということです。
【次の発言】 こんなにたくさんあるのですから、きよう全部やらなければならぬということはないのですが、……

第12回国会 議院運営委員会 第18号(1951/11/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 時宜に適した決議案だから賛成するというわけですか。
【次の発言】 賛成せられることは私ども大いに歓迎いたします。そこでこの趣旨弁明ですが、野党でなければほんとうのことは言えないと思うのです。あなた方は政府の与党なんで、与党がこの政府のやつておる綱紀の紊乱がいけないというようなことを言うのは、内輪同士でけんかをするようなもので、ほんとうのことも言えないだろうし、野党が出した決議案でもあるから、趣旨弁明は野党がやることにしたいと思います。
【次の発言】 さつきの石田君の説明によると、与党ではあるが、何も政府に遠慮することはないということであるし、綱紀粛正は吉田内閣が成立する当初の重要声……

第12回国会 議院運営委員会 第19号(1951/11/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それは個人的なことで、そうなると鶏を飼つている者もやらなければならぬことになるし……。
【次の発言】 それはこの次までにお話合いをきめていただいて、それできまらなければまたその上で……。
【次の発言】 この二本は一本にならないですかね。

第12回国会 議院運営委員会 第20号(1951/11/27、24期、国民民主党)

○椎熊委員 たいへんけつこうなお催しですが、なお私は、こういうことはできないものかと思います。具体的に相談するときはまた申し上げようと思つておつたのですが、さきに私どもが国会を代表してアメリカに行つた際も、次の倉石君が団長になつて行つた際も、上院では歓迎決議文を議決してくれて、しかも団長には議長席から発言を許した。外国人としては珍しいことだそうです。倉石君もその通りだつたと思いますが、山崎さんも堂々と上院の議長席から演説をした。こういう異例な歓待を受けたのに対して、ただ單に議長サロンでそまつなお茶を差上げるということでおわかれをすることは、どうもわれわれ心もとない点がありますので、われわれは感……

第12回国会 議院運営委員会 第22号(1951/11/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 番号の順序から行こう。まず一から行こう。これは何も緊急性がないじやないですか。
【次の発言】 委員会ですでにやつたじやないか。法務委員会で梨木君が出てやつたし、あとの委員会でも……。
【次の発言】 第一は緊急性を認められないから、これは反対です。
【次の発言】 二も済んでいる。三は何が緊急ですか。
【次の発言】 そういうことは文部省に行つて聞きたまえ。こんなことは国会をもてあそぶもので、けしからぬじやないか。
【次の発言】 何も緊急性がない。緊急性というわくはさまつておるのだから……。
【次の発言】 みんな整理するということに片づいた。

第12回国会 議院運営委員会 第24号(1951/12/07、24期、国民民主党)

○椎熊委員 関連してですが、規則には「議場に入る者は」とあるのだが、衛視さんたちはどうなんですか。帽子をかぶつておる。
【次の発言】 議長の意見なんか聞いても、大体事務総長と同じだろうと思うので、今後は帽子とみなされるものはかぶらないということにすればいいのではないですか。欧米がどうだつたなんて言つても、欧米でも一人くらいかぶつているのが出て来れば困るから、欧米はどうでもいい。日本の国会では、こういう規則がある以上、かぶつちやいけないということにすればいい。衛視さんがかぶつている帽子でも、規則には「病気その他の理由によつて議長の許可を得たときは、この限りでない。」とあるが、「その他の理由」とい……

第12回国会 電気通信委員会 第1号(1951/10/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は主として大臣に質疑をしたい点があるのでありますが、大臣は所用があつて中座されたようでありますから、この機会にはとめておいて別の機会にしたいと思います。ただこの機会に簡単に申し上げておきたいのは、今度の補正予算の内容につきましては、私どもさしたる異論はないのであります。大体認めたいという精神です。ただ事ここに至りました役所の一貫した方針の上に、非常に私ども不満の点がありまして、疑義もあります。これらは同一政府の内部における大臣の更迭等でありますために、おのずから責任も一貫しておると思われますので、そういう点については強く私どもの主張を主張しつつ、政府の所見を披瀝してもらいたい、こ……

第12回国会 電気通信委員会 第4号(1951/10/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 簡單にお伺いしたいと思います。従業員組合を代表しておらるる鈴木参考人にお伺いしたいのですが、この事業経営のために、十数万の従業員の考え方というものは、非常に重大なる影響があると思うのであります。ことに終戰後、労働組合の発達などから見まして、今日まで数年間の電気事業の経営に、従業員諸君の考え方というものは非常に重要な部分を占めており、これを無視してはこの経営は成り立たない。そこで今度の料金の改訂等についても、従業員諸君がこれに対してどう思つておるか、明確なお考えを率直に聞かしてもらいたいのであります。あなたのお話は一々ごもつともでございまして、私ども非常に感銘深いものがございまするけ……

第12回国会 電気通信委員会 第6号(1951/11/07、24期、国民民主党)

○椎熊委員 私は同僚長谷川君の御見解とは、別な観念を持つております。こういう科学的な発明、発見には、限度というものはあり得ないと思います。さらにさらに一段というような飛した発明、発見というものは、日に日に新たに発見せられて行くわけですから、アメリカではすでにカラーの放送をやつておる、日本も白黒をやらずにカラーでやつた方がよいじやないかという見解は、私はとりたくない。今電波監理委員会の態度として、日本に白黒でもやるとすればどういう標準でやるべきか、それは日本の技術としては実施できるかどうかということであつて、そのために費用がどのくらいかかるかなどということは、第二の問題です。それとは別個に、文化……

第12回国会 電気通信委員会 第7号(1951/11/09、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは前国会でも同一趣旨のもとに論議もされ、請願もしたような記憶もございますが、あらためて請願申し上げます。  北海道のラジオ共同聴取施設は、日本におけるこの種の事業の先がけをしたものでありまして、文化の非常に遅れている僻陬の地において、便宜上こういう簡便なことをやりまして、いなかの土地に非常に便宜を与え、文化の向上を来し、一般利用者は非常に喜んでいる。そしてこのことはひとり北海道のみならず、本州方面にも波及しまして、全国的に非常に流行している傾向にあると私は思います。これの施設につきましては、前国会で非常に問題になりましたように、特別の法律までつくつて、相当完備した施設にして、他……

第12回国会 電気通信委員会 第9号(1951/11/17、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ちよつと今の橋本君の質問に関連しておる事項で、御質問したい。これは国際放送ではなく、国内放送なんでしようが、進駐軍の放送、進駐軍関係に聞かせるための放送ですね。あの放送の料金というものは、どういうことになりますか、そういうものはないのですか。進駐軍向けの放送というのは、進駐軍でやつているのだろうと思うのですが、そういうものはどういうことになりますか。
【次の発言】 その使用料というのは、日本政府が拂つているのですか。終戰処理費でやつておるのですか。
【次の発言】 それは放送局の予算の收入でございますか。收入の中に計上されておりますか。

第12回国会 電気通信委員会 第10号(1951/11/21、24期、国民民主党)

○椎熊委員 ただいま石川委員の質問の最中ですが、大蔵省の方に別個に質問をする、それが相当長時間を要するのだそうで、私は他の委員会等がありまして、そう長くここにおられませんものですから、はなはだ失礼ですが、質問者の了解を得まして、先般の委員会の継続の質問をしたいと思います。  そこでお伺いしたいのは、先般お預けしておきました放送局の予算関係の問題であります。先般は準備がなかつたために満足な御答弁を得られなかつた、私もそれを追究することを差控えて今日に至つたのであります。従つて本日は政府委員の方は十分なる資料、十分なる準備を整えて御出席のことと存じまするが、なるべく詳細に率直に具体的に明確に御答弁……

第12回国会 電気通信委員会 第11号(1951/11/28、24期、国民民主党)

○椎熊委員 前回の委員会までに放送局の経理内容について、特に進駐軍関係の放送料金の問題についてお尋ねいたしました。本日私の要求に基きまして、これの資料を配付されました。ただいま配付を受けただけで、内容の点検はまだいたしておりませんがおそらく電波監理委員会においては旧来とも、詳細にこの内容を御検討になつておつたことと私は信じたい。そこで私は本日この内容についてかれこれ申し上げることは差控えます。いずれ詳細に研究してみたいと思つております。ただこういう明確な資料があるにもかかわらず、当初予算審議にあたつては、これに対する何らの説明を承らなかつたという点は、われわれ委員といたしましてもその点に気づか……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、24期、改進党)

○椎熊委員 この問題は、慣例からいつても一月にやつておりますし、いずれ長い間休会になるので、開会式をやつてすぐ一箇月も休むということはみつともない。やはり各党が新国会へ臨む態度の決定は明年になるのですし、内閣の方の準備もそうだと思う。内閣と国会と政党の関係が整備したときに開会式をやつて、陛下をお迎えするという形の方がりつぱに見える。従つて参議院からそういう申出がありましても、さらに相談の上、一月になつて開会式をやるという従来の衆議院の決定で推し進めていただきたいと思います。
【次の発言】 十二時でどうでしよう。

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/14、24期、国民民主党)

○椎熊委員 社会党と同意見です。
【次の発言】 反対します。
【次の発言】 私は、原則を共産党のためにくつがえさなければならぬということは反対です。それを入れることによつて、非常に建設的に円滑に行くならばまだわかるが、共産党が入るごとによつて波瀾を起し、紛争を来す。今まで長い間やつておつてそうであつた。われわれとしてはそういうことを守る意味からいつても、わざわざ原則をかえてまで、そんなサービスをする必要はないと思う。
【次の発言】 私も予算委員会は非常に重要ですから、しよつちゆう傍聴するのです。予算委員会の理事会が開かれるときには、実に重要な問題を扱つておる。そのときの共産党の態度はなんですか……

第13回国会 議院運営委員会 第5号(1951/12/15、24期、国民民主党)

○椎熊委員 それに関連して、これは前々から聞いておきたいと思つて、われわれの党内等でもときどき話し合つたことがあるのですが、それは派遣委員について行く専門員ですか、事務員ですか、そういう者の旅費の規定はどうなつておりますか。
【次の発言】 これによりますと、議員並みに一日千七百円ですか、そのほか一等汽車賃の旅費をとつておるということですね。そうすると、ぼくらのしろうとの考えだと二重に拂つておるように考える。汽車賃は別だが、千七百円というものをやつてあれば、それが宿泊料になつたり目当になつたりするのじやないですか。
【次の発言】 日当は日当で一万円か二万円になる。そのほかに一日千七百円ということ……

第13回国会 議院運営委員会 第6号(1952/01/18、24期、国民民主党)

○椎熊委員 官房長官にお伺いしたい。二十三日に開院式をやりまして、二十三日は総理大臣の施政方針演説を聞くという大体の心組みでおるのですが、同時に大蔵大臣の財政演説があるかどうかということをお伺いいたしたい。
【次の発言】 大蔵大臣の財政演説があるとすれば、当然予算案が提出されると思うのですが、そういうお心組みですか。
【次の発言】 施政方針演説の前に、内閣の一部分にかわりがあるような事態はありませんか。新聞等でいろいろ拝見しておりますが……。
【次の発言】 またまた内閣の改造をやるということに了承してよろしゆうございますか。
【次の発言】 そうすると、今非常に重大な問題になつておるのは、安保条……

第13回国会 議院運営委員会 第7号(1952/01/22、24期、国民民主党)

○椎熊委員 どこですか。
【次の発言】 本議場の冷房装置はどのくらいかかるのですか。
【次の発言】 それを大蔵省が認めなかつたわけですか。
【次の発言】 それは復活要求をしようじやありませんか。七百万円くらい国会のために使つたつていいと思う。大蔵大臣を呼んで、運営委員会で交渉しようじやないですか。
【次の発言】 参議院などでは、全部買つてしまつたというようなことを聞くのですが、その通りですか。
【次の発言】 弾劾裁判所は、設置以来一件も事件があつたことがないと聞いておるのですが、そうすると、本年度の予算などは事務費、証人旅費その他職務雑費等において、相当の余りが出て来るだろうと想像するのですが……

第13回国会 議院運営委員会 第8号(1952/01/25、24期、国民民主党)

○椎熊委員 今の林君の発言に関連して……。林君は国会の権威のためにというが、私は国会の権威のために林君と反対の意見を持つております。それは、議長は発言者に対する権限はあるだろうが、そんなことを認めたのでは、真の言論が国会では闘わされない。議長というものは議事の運営を主宰するものであつて、発言者の言論の内容に立ち至るなどということは議長の職権ではありません。不穏当の箇所があつた場合などでも、それは院議に問うて訂正するとか抹殺するとかするのであつて、議長独自の考えでそういうことはできない。そういうことをしてはならぬ。従つて総理大臣の発言を親切になどということは、共産党から総理大臣に抗議を申し込むべ……

第13回国会 議院運営委員会 第9号(1952/01/26、24期、国民民主党)

○椎熊委員 わが党は、この四人とも異議ございません。
【次の発言】 小川君の時間ですが、きのう苫米地君は四十五分やつていないから、五十分ぐらいあると本人は言つているのですが、どうなんですか。

第13回国会 議院運営委員会 第10号(1952/01/29、24期、国民民主党)

○椎熊委員 賛成いたします。
【次の発言】 賛成です。
【次の発言】 土井君のせつかくの御発言ですが、社会党の勧告によつて、わが党がきめたことをかえるようなことはありません。
【次の発言】 どうでございましよう。追悼演説は、反対党の第一党から出すことにしたらどうですか。
【次の発言】 私は淺沼さんにやつていただけば非常にけつこうだと思いますけれども、今の社会党の委員の発言に非常に不穏当な点があるので、同意しかねる。反対党の第一党から出すということは慣例でもあり、わが党から出す人がどうのこうのということは、よけいなお世話である。私どもでもちやんと総務級の人である。そういう人はちやんと総務級です。……

第13回国会 議院運営委員会 第12号(1952/02/05、24期、国民民主党)

○椎熊委員 これは各派の共同提案にしたいと私ども考えているのでありまして、各派間で今折衝中です。まだ最後の段階にまで行つてない節がありますから、本日はこの扱いを留保せられて、次の運営委員会でやつていただきたいと思います。
【次の発言】 なるべく黙つていたかつたのですけれども、山本君は非常につまらぬことを言つておる。もしその通り総理が言つたとすれば、これは国会の権威のために許されぬことです。総理はほんとうにそういうことを言つたのですか。けしからぬ話です。そこであなたは与党であるし、ぼくらは野党であるから、いろいろな立場から見てものの見方はある。それを説明するのに、そういう国会を侮辱するようなこと……

第13回国会 議院運営委員会 第13号(1952/02/12、24期、改進党)

○椎熊委員 ただいま事務総長から御報告がありましたように、私どもは去る二月の八日をもつて改進党という新政党を組織いたしました。昨日成規の手続をもつて届出をしたのであります。党の組織、内容等、旧来と非常なかわり方であるのでございますが、国会内における各党とのおつき合いは、従前通り御好意をもつてつき合いを願いたい、こう存ずる次第であります。簡單ながらごあいさつを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ぜひ前例通りにお願いいたしたい。
【次の発言】 第二区ですと、佐々木君と、玉置君とがあるのです。佐々木君は政府側の人だから、そうでない方がよいのではないですか。

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/16、24期、改進党)

○椎熊委員 ぼくもその方がいいと思う。
【次の発言】 これはきようでなくてもどうでしようか。
【次の発言】 ただきようきめていただきたいのは、私の方の十六は撤回いたします。これは委員会で質問したところ、責任ある答弁があつたので、将来緊急質問をするときの参考になると思いますので、これは撤回いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第15号(1952/02/21、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党は、理由は申し上げませんが、これには反対です。
【次の発言】 社会党が人が減つて委員がふえるのに、われわれの方は人がふえて委員が減るわけですか。
【次の発言】 私どもも提案者の一人になつておりますが、深い関心をこの決議案に持つておるわけであります。実は先般来自由党の国会対策委員長との間で、この趣旨弁明を私どもの方に讓つてもらいたいという話をしておりましたが、本日承れば先輩大野先生が御切望になつておるということでございますから、私どもも無理は申し上げません。大野さんでけつこうでございます。そのかわり討論者を私の方で……。

第13回国会 議院運営委員会 第16号(1952/02/23、24期、改進党)

○椎熊委員 それは反対できないのです。今まで共産党から出ておつた人が、権利があつた議員にしても当らなくなるのです。数字の変動の結果、適正に割当てることになれば、当然当らないのですから……。
【次の発言】 この防衛費の問題は、先般来予算委員でいろいろ論議されておりましたが、政府はこれを明らかにしておりません。しかるに本日の新聞によりますと、非常に具体的に新聞に出ておる。これは出所等がわかりませんし、その通りであるかどうかはわかりませんが、いずれにいたしましても、この問題は日本の国民が非常に関心を深めておる問題であります。この問題に対する不安を感じたり、あるいは政府に対する不信の感覚を持つたりして……

第13回国会 議院運営委員会 第17号(1952/02/26、24期、改進党)

○椎熊委員 今度の予算の中で、予算委員会でどうしても明確にならぬような点がたくさんありまして、どうしても委員長報告に対する質疑が出て来ると思います。その際には、旧来のように時間をあまり短かくしないで、そんな冗漫なことは許されないでしようが、まあ再質問程度のものは許してもらうようにしたいというのは、予算を取扱う上においても、行政協定の問題などで委員長にかなり申出などをしておつて、それが実現されないで残つているような問題がたくさんあります。それはきようの委員会でもおそらく解決しないであろうと思う。一応こういう点に対して野党が質問したのに対して、委員長はどうしたかということを明らかにしておかなければ……

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/27、24期、改進党)

○椎熊委員 岡崎国務大臣に対する不信任決議案の内容については、私が申し上げる必要はないと思いますが、これの扱いにつきましてはぜひ本日でなければいかぬということを私ども考えております。聞くところによると、行政協定仮調印が本日にも行われるということで、われわれが信任することのできない岡崎さんによつてこのことが調印されるということは、われわれにとつては重大な問題であります。許すことのできない問題だと深刻に考えております。従つてこの時機を失するにおいては、この不信任決議案を出しましたる意義の上からいつても非常に稀薄になりますので、緊急を要する事態である。そういう意味で、特に運営委員会を開いて御相談を願……

第13回国会 議院運営委員会 第19号(1952/02/28、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党の長老木村先生の逝去に伴いまして、丁重なるごあいさつをいただき、なお本日本会議において弔詞など賜わるということは、われわれ党員として感謝にたえません、つきましては弔辞演説の件は、慣例等もあるのでございますが、先般社会党の書記長淺沼さんがかわつてやられたという例もありますから、でき得べくんば、大政党たる反対党の自由党の方から適当の人を選んでやつていただければ非常に光栄だと存じます。
【次の発言】 ありがとうございました。他の会派が御異議なければ、わが党としては非常に光栄に存じます。ぜひそういうふうにおとりはからい願いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/02/29、24期、改進党)

○椎熊委員 現在はだれだれですか。
【次の発言】 そうすると四人ですか。

第13回国会 議院運営委員会 第24号(1952/03/13、24期、改進党)

○椎熊委員 政府の計画しておる法案の出し遅れになつておる点は、ぼくらも非常に遺憾に思うのです。ぼくらの関係している電気通信委員会では、電波法の改正などを計画しておるようですが、それの遅れておる理由を尋ねたら、法制意見局ですか、その方が混雑しておる。なかなか案件が多いし、人が足りないために、成文化するのが遅れておるために実は遅れておるという御答弁を、われわれの委員会で開いておるのですが、そういう事実があるのですか。
【次の発言】 ついでに伺つておきたいのですが、北海道の災害復旧のことですが、先般の建設大臣の報告によると、百五十億くらいの概算が出ておる。それを建設大臣は、とりあえず二十六年度の予備……

第13回国会 議院運営委員会 第26号(1952/03/20、24期、改進党)

○椎熊委員 異議なし。
【次の発言】 ちよつと、私どもの方から野党連合でたくさん出ておるのですが、その中で、国会を開いてくれなかつたり、諸君が同意してくれなかつたために、時期を失したものがありますから、それらについては、潔く整理してよろしゆうございます。ただこの際どうしても緊急を要するものが一、二件あります。それは、七の国民政府と條約交渉の経過に関する緊急質問、それと九の電力料金値上に関する緊急質問、これはぜひ本日の本会議に上程していただきたい。きようの本会議をはずすと、多分二十五日ごろまで本会議がないことになると思います。そうするとまた時期を失するので、この二つだけはきよう上程してもらいたい……

第13回国会 議院運営委員会 第27号(1952/03/25、24期、改進党)

○椎熊委員 これは委員長や倉石君など考え方は、きようは留保しておきたいというふうに聞きとれるのですが、きよう留保するということは、きようの本会議で重要な他の決議案をやるための支障になるから留保しようというのですか。それならしかたがないと思います。
【次の発言】 倉石君がそういう意思なら私は賛成する。重要決議案をやるために、きようはよそうということなら私は賛成いたします。
【次の発言】 本会議で院の意思を決定したいというものを、委員会にまわしても意味がない。この決議案というものの趣旨に反対なら別だが、趣旨も賛成だということならやつた方がいい。いつまで残しおいても意味がない。私はなぜ急ぐかというと……

第13回国会 議院運営委員会 第28号(1952/03/26、24期、改進党)

○椎熊委員 私どもは、回付案に同意いたします。
【次の発言】 私どもの方は、「平和」云云という言葉を「独立」云々と直してもらいたいと思います。もし直すことが技術的に困るということであれば、あえて言わないけれども、その方がよいという意見を付して賛成いたします。
【次の発言】 行政府に協力してもらうのですか。国会は最高の機関ですよ。
【次の発言】 きのうの運営委員会の決定の討論者二名ということを、くつがえすかどうかということなんです。あの決定が死んでしまうのなら別だけれども、これは生きておると思う。そうすると、共産党の問題は議題にならない。従つて、きのうきめた鈴木君と中原君の二名は動かすことができ……

第13回国会 議院運営委員会 第29号(1952/03/27、24期、改進党)

○椎熊委員 内容的にかわつて来たのは、専門技術員、改良普及員を置くということですね。
【次の発言】 これは最近京都で、デモ隊が警察官と衝突し、その際新聞社の記者で、取材のために附近にいた者が、三人まで重傷しておるということであります。たいへんな事件であります。公安委員会でも真剣にその措置を講じようとしておりますが、いまだ結論に達しません。しかも近く行われるメーデー等の関係で、京都の市民も非常に心配しておる問題だそうであります。事件の内容については、真相がよく世間に伝わつておりません。一部には、共産党の指導によるものというような説も伝わつておりますし、その他朝鮮人等の騒擾事件だというふうにも伝わ……

第13回国会 議院運営委員会 第31号(1952/03/29、24期、改進党)

○椎熊委員 山手君から出しておる三品取引所の立会停止をめぐる諸経済問題に関する緊急質問は、昨日突如として大阪三品取引所の立会停止がございまして、これは従来内在しておつた経済上の諸問題が表面化したものでありまして、私ども国会を通じてたびたび指摘しておつたところですが、不幸にしてわれわれの指摘したことが実現したのであつて、経済界は大混乱でありまして、平和を目前にして、日本の経済自立のために、この及ぼす影響は非常に大きいのであります。政府としてとりあえず何らかの措置を講ぜざる限り、経済界はさらに混乱して行くのではないかという重大問題等もありますので、ぜひ早急にこれを聞きただしておきたいのです。本日を……

第13回国会 議院運営委員会 第33号(1952/04/03、24期、改進党)

○椎熊委員 十三日、十八日に予想せられる、総評の組合が声明しておるところのゼネスト的労働運動、これらにつきましては、今詳細御説明申し上げる必要もなく、講和条約の効力の発生を目前にして、非常に重大な内容を包蔵しておるようにわれわれは考えます。従いまして、昨秋来全国的に行われておる組織的破壊行動ともみなすべき行動が、このゼネストを機会にどのような様相に現われて来るか、私ども想像するだに戰慄すべきものがあると思われる節があるのであります。従つて、なぜこういう十二日、十八日の波状的なゼネスト的行動が行われるのかということが問題でありまして、それは主として労働組合側の主張といたしましては、破壊活動防止法……

第13回国会 議院運営委員会 第34号(1952/04/10、24期、改進党)

○椎熊委員 大蔵委員会で、修正して来たのを見てもらつたのですか。
【次の発言】 第三の、破壊活動防止法案反対のためのゼネストに関する緊急質問は、休会前の運営委員会で問題になつたことで、われわれは、その当時やつた方が適当じやなかろうかということで強力に主張いたしましたが、当時政府側は、このストに対していろいろ御交渉の最中であつて、この質問がかえつて政府の意図と反するような結果になつては、社会的な不安を助長するだけで、意味がないことになり、妨害になりはしないかというようなお説が自由党側からありままして、それらもまたもつともな点があるので、それでは五日の本会議には差控えましよう、そのかわり次の本会議……

第13回国会 議院運営委員会 第35号(1952/04/15、24期、改進党)

○椎熊委員 同意。
【次の発言】 もう一度名前を……。
【次の発言】 国務大臣が発言をした場合には、必ずということはないが、それに対する質疑は許されるのですね。質疑があれば、それを拒否するわけには行かぬでしよう。
【次の発言】 どういう都合でそういうことをおつしやるのか、これは国会全体として黙視できないような重大問題である。あまり時が移つても何ですから……。
【次の発言】 場内交渉ではいかがでしようか。
【次の発言】 これは問題は小さそうに見えるのですけれども、そうではなく、非常に大きな問題であります。ことに北海道の漁業などは、実際非常に悩んでおる。目下盛漁期に入らんとしておる場合、内地方面か……

第13回国会 議院運営委員会 第36号(1952/04/17、24期、改進党)

○椎熊委員 今委員長御発言の通り重大な問題ですから、そのようにおとりはからいを願いたい。少くとも本会議で政府の説明を聞き、ただちに質疑に入り、それから委員会を開いていただきたいと思います。
【次の発言】 従来の慣例を尊重して、福永君のお説の通りに御決定願います。
【次の発言】 発言時間は、これは重要な法案でありまして、いつもの通り五分とか、十分とかでは質問し切れない点がありますから、いつものようでなしに、少くとも二、三十分ずつにしてもらいたい。
【次の発言】 私の方から、共産党の方へ五分差上げることにいたします。
【次の発言】 ただいまの法務総裁の明確なお答えにあつたように、予算成立後において……

第13回国会 議院運営委員会 第38号(1952/04/24、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党も同意です。
【次の発言】 わが党の床吹徳ニ君外六十七名より提案になつておる領土に関する決議案は、もう提出してから約一箇月になるのですが、事外交上に関する重大な問題でもありますので、これを決議する時期等も勘案しなければならぬということで、今日まで延び延びになつておつたのです。しかしいよいよ平和條約の効力も二十八日をもつて発効するということになれば、この段階としては、本日これを上程することが絶好の機会だと思うのであります。趣旨弁明等、ごくあつさりした簡単なものでございますし、自由党方面にも同調者が非常に多いし、ほんとうは、各党全体で共同提案にしようと、折衝したほどのいわくつきの……

第13回国会 議院運営委員会 第39号(1952/04/25、24期、改進党)

○椎熊委員 結論から言いますと、三案とも私どものみますが、この際特に自由党の方に注意を喚起していただきたいことは、戰傷病者戰没者遺族等援護法案については、衆議院においてもほぼこれと同一なる修正意見が各党とも強力であつたのです。ただ政府並びに与党は、面子にこだわつて原案を主張し、参議院に行つてこの通り重要な点がごとごとく直されて来ております。これは当時の事態から、そのことが予想せられておつたにかかわらず、単なる面子で多数で押し切つても、結局において回付されて来ればうのみにしなければならぬ。各党とも共通の利害を持つておる問題にもかかわらず、わかり切つた問題について、面子によつて多数で押し切ることに……

第13回国会 議院運営委員会 第40号(1952/04/26、24期、改進党)

○椎熊委員 今さら案を立てる必要はない。バッジの制限等については当委員会できめたことです。今度特殊の府県に五個ずつやつたということは事務当局のかつてで、そういうことはやつてはいけない。これはやめさせなければいけない。警務部とか、そういうところで自由に出したりすることはよくないと思う。
【次の発言】 今委員長のおつしやるようにすることは、私もけつこうなことであると思いますが、陳情とか請願ということは、国民の一つの権利でもあるし、極端にそれを制限するわけには行かない。しかし今土井君が言つたように、国会を運営して行くのにさしつかえない程度には、制限して行かなければならぬ。とりあえずきのうまでのような……

第13回国会 議院運営委員会 第41号(1952/04/28、24期、改進党)

○椎熊委員 けさの両院運営委員会理事会の経過から見ても、大体政府が提出を予定しておるものがやや明確になつたと思います。さきに当委員会で約一箇月ぐらいという予想想をしたのは、その程度のものをやつて行くのなら一箇月でたいてい行けそうなんです。問題は労働三法にある。これは政府がまだ意見がきまつてないとすると、それがきまつて提出するのは十日以後になる。十日以前には出そうもない状況ですね。そうすると、これが十日以後に出て来るとすると、会期を考えるためには非常な影響がある。そういうことだから、政府が労働三法に対する態度というものをいつまでもうやむやにしておいて、とりあえず一箇月の延長をきめるというところに……

第13回国会 議院運営委員会 第42号(1952/04/30、24期、改進党)

○椎熊委員 領土に関する決議案は、きようやつてしまおうじやありませんか。この間の講和條約発効に関する決議の趣旨に沿うておるものだから……。
【次の発言】 休みが続くようですけれども、あまり休んでおつてもいかぬし、参議院は六日には本会議を開くということですから、それと歩調を合せる意味において本院も六日に本会議を開いてはいかがですか。
【次の発言】 けつこうです。
【次の発言】 そうすると、君らは参列しないのですか。
【次の発言】 それはおかしなりくつだと思う。民主主義政治は、多数で決定すれば、その決定は全体のことになるのです。あなたが反対であつてもしかたがない。その決定の後でも、われわれを代表し……

第13回国会 議院運営委員会 第43号(1952/05/06、24期、改進党)

○椎熊委員 この刑事特別法の方は、わが党はこの法案の内容に反対したわけですから……。
【次の発言】 国務大臣の発言に対する質問ですから、各党それぞれの立場もありましようし、事件をながめる角度も違つておりますから、大体いつもの国務大臣に対する質疑と同様な扱いにしてもらいたいと思います。具体的に言うと、わが党からも出ておるし、社会党からも出ておる、共産党からも出ておる。これらの会派はいずれも発言権を持つていて、当然発言の機会を有する会派ですから、これらから出ておる質疑は、当然許すべきであるということです。
【次の発言】 甲木君が出しておるのは、共産党を除く他の会派全部が一致した文部委員会での成案で……

第13回国会 議院運営委員会 第44号(1952/05/08、24期、改進党)

○椎熊委員 ちよつと、何か行き違いがあるのではないでしようか。不稔当と認めた箇所がある場合には、議長において適当にそれを処理するということを議場で宣告しておるのです。その時分に、だれも異議を言つてないのです。だから、それは認めておることです。これは慣例上からもそうですし、事実それについてだれも反対しておりません。そうすると、速記に載つたといつても、不稔当と認める部分は処理することができるのです。そういうことは国会の慣例でもあるし、率直にその事実を解釈しても、何も陰でこそこそやるのでもなければ、本人の便宜のためにやるのでもない。議長の考えでそれを宣告して、だれも異議を言わないのですから、問題はな……

第13回国会 議院運営委員会 第45号(1952/05/10、24期、改進党)

○椎熊委員 私の方も同様です。
【次の発言】 懲罰委員長をこちらに呼んでいただいて……。
【次の発言】 風早君は、請暇を得て登院していないのですか。
【次の発言】 欠席届ですか。
【次の発言】 これは外務委員会においても、政府委員から、アメリカ側とわが方と条約上の解釈について食い違いがあるので、出してもらいたいということもあつたわ。れわれの方としても、わが国に利益のあるように答えてもらわなければならぬので、外務大臣でないと意味をなさない。ところがきよう外務大臣は親任式や何かで出席されないそうですから、外務大臣がおるときに願いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第46号(1952/05/13、24期、改進党)

○椎熊委員 全部読んでみたのですが、中には、はなはだしく不穏当だと認められるものもありますが、あえて特にとがめだてしなくて、もいいような点もあります。第一、第二などは、当然対立しておる政党としては、こういう形容詞を使つても不当だとは思わない。共産党から自由党を批判するという場合には、こういう程度の語句はあつても、そうとがむべきことではないと思います。しかし三以下については、私は納得の行かない不穏当な点が多いと思いますから、議長の注意が適切だつたと思います。一、二は少し無理じやないかと思います。
【次の発言】 この領土に関する決議案は、先般来與党との共同提案にしたいと思つて、今まで隠忍自重してお……

第13回国会 議院運営委員会 第47号(1952/05/15、24期、改進党)

○椎熊委員 それはもう済んでおる。そういうことは逆もどりだ。
【次の発言】 もう態度がきまりましたから……。
【次の発言】 それじや、それでけつこうです。
【次の発言】 これは三党共同提案みたいな形で意見が一致しておつたので、各党もさきの衆議院の決定を尊重しよう、すなわち参議院の修正案をけろう、こういうことに三党間の意見が一致しておるのですから、きようやつても何でもないのです。片づけるなら早い方がよいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第48号(1952/05/20、24期、改進党)

○椎熊委員 これについては、あなたの党の方針を早くきめてもらいたいと思う。私どもは参議院の修正をのむということになつておるけれども、あなた方の方でのまなければ、両院協議会で成案を得るというような事柄もあるが、三分の二で衆議院の原案を固持するという態勢にはできないと思いますから、一刻も早くその態度をきめていただきたい。
【次の発言】 佐瀬昌三君に対する懲罰動議は、撤回いたします。
【次の発言】 この次にしてもらいたいと思います。
【次の発言】 あります。反対です。
【次の発言】 ちよつと聞きたいのですが、先般来農林委員会で、大多数をもつて通過しておるドツグ・レース法案があるのです。これは議員提出……

第13回国会 議院運営委員会 第49号(1952/05/22、24期、改進党)

○椎熊委員 これは本日は保留していただきたいと思います。
【次の発言】 本日は、この委員会開会の劈頭に議長から丁重なる御提案がありまして、懲罰問題のごときも非常に機宜に適したようなおとりはからいを願つた、われわれにとつて非常にめでたい日ですから、こういう日に不信任案をやるというようなことは、同意いたしかねる。もつと適当な日にやつていただきたい。
【次の発言】 肥料需給に関する緊急質問は、小林君の都合で、本日保留してもらいたいということです。
【次の発言】 先ほど議長さんから御発言があつた際に申し上げようと思つていたのでありますが、日程の相談等もあつたものですから御遠慮申し上げておつたのです。今……

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/24、24期、改進党)

○椎熊委員 きようやつてもらえないですかね。本人は、きようやつてもらいたいと言つているのです。
【次の発言】 それじや、きようは留保しておいてください。党に帰つて相談してみます。
【次の発言】 十二回のうち最後の原案に対する採決だけは記名投票にして、他は起立採決でどうですか。
【次の発言】 改進党は、石田一松君が反対討論をいたします。
【次の発言】 今までのお話と全然別個な問題ですが、議院内の運営上に関することで、とりきめをしておいてもらうと便利だと思つて、先般来運営委員長と下相談をしておきました。それは、国会開会中の議員食堂利用の件ですが、このごろ非常に議員食堂は込み合つていて、議員以外の人……

第13回国会 議院運営委員会 第51号(1952/05/27、24期、改進党)

○椎熊委員 本来この地域給の問題は、わが党は、衆議院で審議の際に修正案をもつて臨んだのですが、それが少数で敗れた。参議院へ行きましてから、この修正が加えられて回付されて来た。その修正案は、わが党の衆議院における修正とは違いますけれども、その趣旨と程度においてはやや接近しておるので、われわれとしては、原案よりは修正案の方がよい、こういう見地に立ちまして、参議院の修正をのみたい、これがわが党の態度であります。
【次の発言】 私の方も同意です。
【次の発言】 積立金の運用のことは、大蔵委員会にかかつておりますか。
【次の発言】 これについては、国会では衆参両院とも、三回までもほとんど満場一致の決議を……

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/29、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党は異議なし。
【次の発言】 理論的に矛盾していないりです。領土についての主権が日本にあることはアメリカでも認めておる。あそこにアメリカの方で共産党に対する必要から軍事施設を設け、これを管理したいというから、管理することには同意したが、国家主権を明確にすると同時に、今日交通まで遮断されているから、日本国民としての体面を與えてもらい、日本国民としての自由を持つ、こういうことで、あそこに軍事基地を持つとかそういうことは、他の必要から来ているので、われわれは別にこれに反対はしない。講和條約にもそういうことは言つてあるはずです。

第13回国会 議院運営委員会 第53号(1952/05/31、24期、改進党)

○椎熊委員 異議なし。
【次の発言】 同意。
【次の発言】 異議なし。
【次の発言】 わが党の強い要求があるので、第八の旧日発の清算に関する緊急質問、これは今やつておかないと……。
【次の発言】 これについて、ちよつと意見があります。これは国会の将来の運営上に非常に影響があることだし、一つの方針を確立しておかなければ、こういうことは将来たびたび起つて来るだろうと思うので、特にこの機会に発言するのですが、この日程第二の案件は、過去において三回ほど参衆両院とも全会一致の決議をして、すなわち、日本の国会の意思は、非常な強力な決意をもつて確定しておる。大蔵当局は一元化の主張から、これに反対であります。……

第13回国会 議院運営委員会 第54号(1952/06/03、24期、改進党)

○椎熊委員 留保していただきたい。
【次の発言】 異議ありません。
【次の発言】 どうですか、これはやらしてもらえませんか。できれば、自由党の方も賛成してもらつて、各党共同提案で行きたいと思うのですが……。
【次の発言】 わが党と社会党から、旧日発の清算に関する緊急質問と、東京電力役員紛争及び電気事業経営に関する緊急質問が出ています。これは命題は違つておりますが、内容は大体同じであります。社会党は、わが党より先に出しておられるので、同じことなら両方やる必要はありませんから、わが党は撤回いたします。そのかわり、これはきようどうしても上程してもらいたい。これは衆議院の方は、参議院よりずつと先に出し……

第13回国会 議院運営委員会 第55号(1952/06/03、24期、改進党)

○椎熊委員 これが自由党の修正案と称するものですか。実にこれはこつけいな話じやないか。どこが修正案となるのか。こんなことのために一週間も二週間も国会をもてあそんだようなことは、あなた方方は、あまりに野党側の存在を無視しておる。これは惡例ですよ。しかも、これは委員長の修正で出て来るという。内閣委員会は何ですか、わが党や社会党から修正案が出ておるのを全部けつて、原案を多数をもつて押し切つておる。それだけ與党としての権威を持つておるものがこれを一週間も握つておいて、党内事情か何か知らないが、このはつたりの人員入れかえをやつて、それが修正案だなどと天下に示されるでしようか。これは実に人をばかにした話で……

第13回国会 議院運営委員会 第56号(1952/06/05、24期、改進党)

○椎熊委員 私も参議院の運営委員の方、その他各党の国会運営に当つておる人たち二、三の方に話を聞いてみたのでありますが、一応二週間の延長をきめたけれども、今政府が重要案件と称しておる労働三法あるいは機構改革などというものを本国会でどうしても上げるということなら、二週間では会期が足らないのだ。しかし、政府においては十四日間で、あとは延期しなくてもよろしいような――これは明確ではないようですが、そういう意思表示も参議院の運営委員会であつたというのです。そうすると、政府はみずから重要法案と称しておる機構改革あるいは労働三法のごときは、もうあきらめての上のことであつて、審議未了を覚悟しておるということな……

第13回国会 議院運営委員会 第57号(1952/06/07、24期、改進党)

○椎熊委員 今建設委員会にかかつておるものですか。
【次の発言】 これは、委員会を通じてこの法案の審議の経過を多少私は知つておるのですが、今おつしやつた通りなんです。この法案に対して、民間保険業者は反対なんですが、ただ反対運動をしただけではいけない。政府の考えておる法律案の方に正しさが多い。そこでこの法律をつくつてもらわない代償として、保険会社の保険の利率を上げないという、政府と保険会社の隠密な妥協というふうに聞いておる。従つて本案撤回には反対です。そうして厳密にそういうことを委員会で究明してみなければならぬ。最近政府と保険業者あるいは産業界等のはなはだ好ましからざるうわさを毎度耳にしたのです……

第13回国会 議院運営委員会 第58号(1952/06/10、24期、改進党)

○椎熊委員 道路の方は大したことはないが、農業共済基金法案の方は、改正の要点が、一億円を下つてはならないというのと、一億円を越えてはならないというのですから、本質的に違つているので、これは一応党に帰つて相談してからにしたいと思います。
【次の発言】 八十何日ということを郵政委員会から言つて来たのは、会議だけに一箇月もかかるし、せつかくあそこまで行くのですから、欧洲各国の郵政事情等もあわせて視察して来てもらいたい、そういう意味でそういう長い日数をやつたのです。しかし三箇月もかかるわけはないのですから、八十日が長いとなれば十日ぐらい減らして、七十日ぐらいというわけに行かぬでしようか。

第13回国会 議院運営委員会 第59号(1952/06/12、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党の態度もきまらない。
【次の発言】 わが党は、来週火曜日なら、あらかじめここで御約束してもよろしいのです。実はぎよう上げてもらうつもりだつたのですが、きようになつてちよつと問題が起りまして……。
【次の発言】 同意。
【次の発言】 留保。
【次の発言】 これは実はスポーツ関係のことの相談なんで、小川君はすでに向うから照会があつて、五月一ばいくらいで議会が済むだろうから、済んだらすぐ行つてもいいという返事を出しておいたのだそうです。国会の状態がこういうふうになつたものですから、それをアメリカ側で知らずに飛行機の契約をして―向うの飛行機で行くものですから、急遽十五日ですか、パン・……

第13回国会 議院運営委員会 第60号(1952/06/14、24期、改進党)

○椎熊委員 本日は保留。
【次の発言】 今度の教育に関する法案の審議の仕方などでも、どうも最近これのみでなく、二、三の問題で同じような手を自由党が使つておるのは、私はよくないと思う。教育委員会法なども、五月十一日の期限付の法案です。それをまつたく審議せずに、今月二日になつて趣旨弁明を聞いただけで、委員会で審議していない。そういうことが原因をなしてすわり込みなどが始まつたり、やや不穏当なことも組合がやつたりしておるようなことで、そういう現状は、国会の審議の状況も非常に影響しておると思う。だから、そういう党略のために法案の審議を遅らせたりすることは絶対ないとは言えなくても、あまり露骨にやることは国……

第13回国会 議院運営委員会 第61号(1952/06/17、24期、改進党)

○椎熊委員 改進党は、党に両論がありまして、参議院修正案をのむべしとする論と、それから、衆議院の院議尊重の建前から、これをけつて原案で行こうというものと、党内意見の対立抗争がありまして、いまだ決定に至りませんが、そのまま上程してしかるべきものと存じます。
【次の発言】 賛成の人もあるというのでしよう。
【次の発言】 それなんです。
【次の発言】 われわれの方は、共産党を除く各派で、これと同一趣旨のものを目下寄り寄り相談中であります。おそらく題名としてはこれと似たようなものが出て来るのではないかと思われますが、その先に、こんな散発的な小さなものを出されても意味がない。

第13回国会 議院運営委員会 第62号(1952/06/18、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党も同意いたします。
【次の発言】 これはもう「一箇月半になるのですが、本会議でやることに反対がなく、委員会等においても、自由党の諸君もほとんど賛成しておるのに、どうしてこれを反対するのか。本人はどうしても委員今回付を承知しないので、本日のような日に、ごく簡単でもやらせてもらえませんか。
【次の発言】 われわれの方では、共産党と角度が違つた意味においてこういう決議案を出そうと野党連合で相談中ですから、こういう妙な、やぶにらみみたいなものには反対いたします。本日のところは、留保願います。
【次の発言】 私の方からあなたの方に交渉しておる東南アジア諸国との友好親善促進決議案というも……

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/18、24期、改進党)

○椎熊委員 あえて求めたわけでもないけれども、多少の責任を感じておるので、この際一言したい。松岡さんが趣旨弁明に立たれたにつきましては、昨日以来、私どもは自由党の対策委員の方々にお願いをしておきました。それは先ほど松井君が言われたように、わが国労働運動界における非常な先輩でありますし、現に松岡さんが主催しておる労働組合が総同盟で、われわれから考えると非常に穏健な、健全な組合運動をやつておると考えておる。こういう人によつてこういう問題を取扱われることが、現下の日本の労働運動のために好影響があるであろうと考えたために、あえて土井君の主張に同調いたしまして、自由党にむしろ懇願したくらいであります。自……

第13回国会 議院運営委員会 第64号(1952/06/19、24期、改進党)

○椎熊委員 自由党では、参議院の修正をのむということが伝わつておるのですが、それはほんとうですか。
【次の発言】 今週中には上げるのですか。
【次の発言】 趣旨弁明者がいなければ、かわつてもいいのです。自由党がやつてもいい。あの決議案を朗読さえてくれればいいのだから………。
【次の発言】 委員会からそういう要求があつたというのはおかしい。委員のほとんど全部が、これには賛成なのです。
【次の発言】 これは、あなた方の方の委員も賛成なのです。ところが、あなた方の党内事情でできないということで、こういうことになつて来ておるのです。
【次の発言】 この惨事は非常に大きな問題だから、質問しなくても政府の……

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/06/20、24期、改進党)

○椎熊委員 本院は、法案に対して相当の慎重なる態度を堅持しつつも、責任は果しておるのです。ただいまの委員長の発言によると、参議院においていまだ審議結了しない重要な案件がたくさんある。それなるがゆえに、その問題について御相談するというのは、一体他院の行動に対しわれわれが責任を感じて何か考えなければならぬのでしようか。
【次の発言】 本院は、本院に与えられたる権限において、本院がなすべき行動を正常の状態において完了しておる状態において、今あなたのおつしやることだと、参議院が重要法案が結了していないからということだが、そのことは、私どもは考える余地がないじやないですか。少くとも責任はないのじやないで……

第13回国会 議院運営委員会 第66号(1952/06/21、24期、改進党)

○椎熊委員 回付案を議題にする前に、本日の本会議を招集せられた問題について、御相談を申し上げたい。それは……。
【次の発言】 これをどうして自由党は賛成になつたのですか。きのうまで、自由党の水田政調会長がわが党に来まして、どうしても予算を膨脹せしめるような参議院の修正には賛成しがたい、院議尊重の建前から、三分の一でこれをけりたい、従つて反対してもらいたいという交渉があつたのであります。われわれの方では、これが回付案になつて以来、衆議院ですら予算を膨脹せしめるような改正を行つて送付した法案であつて、さらに参議院でもつて、衆議院の修正には手を加えておらぬが、その上にわずかばかりの修正をして返して来……

第13回国会 議院運営委員会 第67号(1952/06/24、24期、改進党)

○椎熊委員 私どもも、参議院の修正に同意いたしかねるので、これをける方に賛成です。
【次の発言】 異議なし。
【次の発言】 本会議の時間ですが、これは今、野党連合を開いておる最中でありまして、そんなに長い時間とらないと思いますから、それの済んだときに開いていただきたいと思います。別に開いていただきたいと思います。別に何も他意はありません。衆議院は、すでに会期の問題では異議なく来ておるのでありますから、当然公報をもつて通知したように本日開くべきであります。われわれは妨害行為をしようとかなんとかいうのじやない。ただ、せつかく野党連合を開いておるのでありまして、そんなに長い時間はかかりませんから、そ……

第13回国会 議院運営委員会 第68号(1952/06/26、24期、改進党)

○椎熊委員 この間の放送で、これを相談ずくで残しておるようなことを言つておるが、これは相談ずくでなく、與党の方が数が多くて、押されてしまうから、そうかなといつて消極的にやつて来ておるのに、公開のラジオであんなにすつぱ拔くなんて……。
【次の発言】 わが党からも賛成討論をしたいと思います。
【次の発言】 さらに念を押したい。
【次の発言】 わが党の方で強く主張すれば、やらせないというわけにも行かないわけだから、わが党の確保時間を他の党に上げたい。
【次の発言】 いつものルールの通りでいいのではないですか。
【次の発言】 それですよ。不信任決議案というようなものは、予算案並の前例だ。

第13回国会 議院運営委員会 第69号(1952/06/28、24期、改進党)

○椎熊委員 会期延長の件は、国会自体が考うべきことで、政府の都合などをいまさら考える必要もありませんし、われわれは本質的に反対なのですから、官房長官の意見なんか聞いて意思決定をする必要はないと思います。
【次の発言】 重要法案に対する政府の見解というのは、議長の申入れに明らかになつておる。政府提出の案件は、すべて議了してもらいたい、こういう意味で、会期の延長を含めて御考慮別願いたいという申出と聞いておるのです。政府の意思表示は明らかであるので、これ以上聞くことは私は無用であると思う。
【次の発言】 政府がどの程度の延長をしてもらいたいということは、国会に対する越権行為だと思う。そんなことはわれ……

第13回国会 議院運営委員会 第70号(1952/06/30、24期、改進党)

○椎熊委員 野党連合の解散決議案は、一旦提案しておりましたのを撤回しておりますが、ごく最近のうちにまた出すそうでございますから、それとあわせて審議した方がいいと思いますので、それまで留保を願います。
【次の発言】 われわれの方の朝鮮人の騒じよう事件に関する緊急質問、これはやらしてもらいたい。
【次の発言】 大してめんどうなことでもないのだから……。
【次の発言】 われわれはこれを聞きおくだけの話です。この報告ができるまでには委員会、理事会を開いてやつて来ておるので、質疑などはそこでやるべきことです。われわれは他党で質問があるのに、それを迷惑そうに聞いておる必要はない。前例があるとすれば、悪例だ……

第13回国会 議院運営委員会 第71号(1952/07/03、24期、改進党)

○椎熊委員 本日は留保していただきたいと思います。
【次の発言】 もつと絶好のチャンスがある。
【次の発言】 院議の決定内容は、風早君にも林君にも申し伝えてあるわけですね。
【次の発言】 それに対する意思表示を求めるという方法はないのですか。
【次の発言】 要するに、林君は出て来ないということですね。
【次の発言】 ぼくの方もそうです。
【次の発言】 おそらくアメリカ帝国主義の東洋侵略と豪雨との関係等について聞きたいのだろうと思う。(笑声)どういう質問をやるのか、これは私は参考のために聞いておきたいのです。
【次の発言】 事務総長は、いろいろな関係からそういうことを聞いていないとおつしやるかも……

第13回国会 議院運営委員会 第72号(1952/07/04、24期、改進党)

○椎熊委員 電源開発促進法案はどうですか。
【次の発言】 領土に関する決議案だけやろうじやありませんか。
【次の発言】 われわれは、よほど慎重にこの問題を扱わないと効果がないと思います。効果が現在やや発生しかかつておる。従つて、もつと機の熟するまで待ちたいので、本日の上程には反対です。
【次の発言】 一番あとがいいと思います。
【次の発言】 反対いたします。
【次の発言】 演壇に上る資格のない人たちは、自席から賛成、反対だけを言つてもらいたい。

第13回国会 議院運営委員会 第73号(1952/07/25、24期、改進党)

○椎熊委員 これは全議員に行つておりますか。
【次の発言】 私の方のは、もう少し機の熟するのを待ちたいと思います。
【次の発言】 これは各党共同提案にするようにやつてもらいたいと思います。
【次の発言】 改進党は中島茂喜君です。
【次の発言】 これは非常に問題があるので、次に補欠があつたり、かわつたりする場合は三重県のわが党の方から出すという了解がずつと前からあつたのですが、去年かわる場合はそれを無視されてしまつた。それで今回だけがまんしよう、次に何かある場合は、ということが、條件になつておる。従つて、これはその問題が解決できなければ承諾できない。

第13回国会 議院運営委員会 第74号(1952/07/28、24期、改進党)

○椎熊委員 しかも自由党は、三日間もかかつて、二十五までのうちで、どうしてそんなに態度か決定しないのですか。
【次の発言】 わが党は、二十五までは各案に対する態度を決定しておりますから、全部本日上程を希望いたします。会期も余すところあと二日よりありませんし、必ずしも政府に協力するわけではないけれども、法案に対する国会自体の誠意が疑われてもいかぬから、一々の案に対する賛否は本会議場において決定すべき次第のものだが、わが党の態度は決しておりますから、二十五までは本日上程せられんことを希望します。
【次の発言】 日程第五に対しては、委員会においては自由党の態度はきまつておるのです。その委員会の態度と……

第13回国会 議院運営委員会 第75号(1952/07/29、24期、改進党)

○椎熊委員 両院協議会にまわした部分以外のものは、あなた方の方ではのむのじやないですか。
【次の発言】 とにかく午前中は留保ということですね。それならけつこうです。
【次の発言】 日程四十四、四十五は、午前中といわず、きようは延ばしてもらいたいと思う。
【次の発言】 私の方の態度を言います。日程二十三、二十四、二十五が回付案に反対、二十六が賛成、二十七、二十八が反対、二十九、三十、三十一が賛成へ三十二、三十三が反対、三十四が賛成、三十五が反対、三十六、三十七が賛成、三十八、三十九、四十が反対です。
【次の発言】 本日、その後本会議を開かれなかつたことについては非常に遺憾に思いますけれども、あな……

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/30、24期、改進党)

○椎熊委員 今参議院側の提案の理由を承りまして、私は非常に納得行かぬ点があります。この改正案を出したただいまの説明による主たる理由は、参議院は二百五十名で少人数である、委員会が十名程度である、それで四年間の経験で運営が非常にうまく行かなかつたというのですが、私はそれがわからない。委員会の数が多ければ、運営がよく行くというものではない。委員会は数が不足なほど私は強力だと思う。二十五人、五十人などという委員会は、私は漠然としたことになつて、かえつてよくないと思う。アメリカなどでは三人委員会などもある。従つて、十名だからそのために運営上困るというのは、要するに、サボつて欠席しておるということでしよう……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/31、24期、改進党)

○椎熊委員 私は、その相談に先だつて、事務総長に伺つておきたいのです。これは、きのう過ぎたことですけれども、将来たびたびあることで、前例ともなるとたいへんなことなんだが、きのうの議事の順序で、議長の不信任決議案は当然優先さるべきものであるというわれわれ常識を持つておるのですが、ああいうような動議が出て、それがあとまわしになつたというようなことは、議会のルールをくずすことで、あとで困るのではないかと思う。総理大臣の指名とか、議長の選任なんというのは、明文にもあるように、すべての案件に優先して議決しなければならぬことになつておる。議長の不信任というようなことは、国会構成上の中心の柱に対する問題だか……

第13回国会 行政監察特別委員会 第11号(1952/02/29、24期、改進党)

○椎熊委員 証人にお伺いしたいのですが、東京都内に十数箇所にわたつて赤線区域というものがある。これは全国の一つの型になつておる。モデル地区のようなものである。新憲法によつて旧来の貸座敷営業というものは禁止されたと心得ておりますが、その際警察当局と業者との間に何らかの約束でもあつて、進駐軍がおる間はああいう昔のような営業は許さないのだから、形をかえた特殊飲食店のようなものにして、実態は昔のような貸座敷営業をやつても黙認するとか、なんか手を入れないというような業者と警察との間に約束でもあつてこういうものができたのでしようか、どうでしようか。

第13回国会 行政監察特別委員会 第23号(1952/05/16、24期、改進党)

○椎熊委員 お疲れのようですから、簡単に御質問したいと思います。私は今度のメーデーの騒ぎは、日本の労働運動史上、初めての大事件であつたと思います。総評はメーデーの主催者のような立場をとつておられたようですが、この事件とはまつたく関係ないと主張されておる。それはメーデーの運動の解散後に起つた突発事件だというふうに総評では発表せられておるようであります。従つてあなたの主張もこの騒擾事件には直接関係ない、そういう立場ですから、今度のあの事件を見るあなたの感覚は、非常に客観的で、冷静なる判断を下し得る立場にあるのだと私は信じたい。そこでこういうことは、正純なる日本の労働運動の将来の発展のために、あなた……

第13回国会 行政監察特別委員会 第24号(1952/05/17、24期、改進党)

○椎熊委員 今度のメーデーの前に、特審局と国家警察と警視庁との間に緊密な連絡をとつたということを他の委員会で私は警視庁側から聞いているのですが、そういう事実があつたかどうか。
【次の発言】 その説明によりますと、相当な情報を入手しておつたかのように私どもは想像されます。その情報に基いて警備上防衛上の計画がなされたと思うが、防衛上の計画はどの方面でなされたのか。
【次の発言】 それほどの重大な情報を持ちながら、現在の自治警察たる警視庁によつて、この情報に基く範囲内の騒擾と予想される点は防衛されると、特審局等では考えておつたかどうか。
【次の発言】 当日の警備には警察予備隊が出動されておつたかどう……

第13回国会 懲罰委員会 第4号(1952/03/12、24期、改進党)

○椎熊三郎君 同僚川崎秀二君の案件につきまして、各委員諸君よりすこぶる愼重な御態度をもつて御検討を賜つつておることは、川崎秀二君と同じ政党に属し、しかも国会の運営委員を勤め、本会議の場内交渉係を勤めておる私にとりましてはまことに恐縮に存ずるところでございます。以下私は川崎君にかわつて当時の模様をつぶさにお訴え申し上げて、今なお当委員会で明確になつておらぬ点を明らかにして、あなた方の御審判の参考に供したいと思うのでございます。先ほど来梨木君、牧野君、田渕君等より、この案件処理に関する重大な点についての深刻なる御質疑があつたようでありまするが、私そばに傍聽しておりまして、国会運営委員会に出ており、……

第13回国会 電気通信委員会 第2号(1952/02/05、24期、国民民主党)

○椎熊委員 この機会に承つておきたいのですが、先般テレビジヨンの聽聞会、公聽会のようなものをやられたようでありますが、その模様、結果等をお伺いいたしたい。ここに文書もありますけれども、もつと詳細に伺いたいと思います。
【次の発言】 そういう参考資料等は、何か消極的な出し方だが、当然出すべきだと思う。私どもは去年からそういうことを要求しておるのですから、今まで出さないことは不親切だ、進んで出すべきだ、出す意思がなければ要求いたします。そういうふうにだんだん進んでおるようですが、どうも決定が非常に遅れておるような気がする。あなたのお考えで、いつごろまでに標準方式を決定するか、お答えを願いたい。

第13回国会 電気通信委員会 第3号(1952/02/14、24期、改進党)

○椎熊委員 私は聞き方もちよつと珍しい言葉を使つているから、答えにくいのじやないかと思います。行政機構を改革するということは、この内閣の国民に対する公約であり、また大きな一つの使命であります。それがいつでもへまをやつているのです。ろくな行政機構の改革をやれない。ようやく最近木村さんその他二、三の人で、そういうことを考えているといううわさが世間に伝わつている。そのうわさの中に、電気通信省のあり方がどうなるか、運輸省か何かの方へ旧来のように持つて行かれそうな形である。それを持つて行かれたからといつて、通信事業の公共性がそこなわれるとは思わない。なぜ分離したか、なぜ今の姿にしたかということは、この公……

第13回国会 電気通信委員会 第4号(1952/02/15、24期、改進党)

○椎熊委員 同僚諸君かつ、今度の電気通信省内部における汚職事件について、いろいろの質疑応答が先日来ありました。私どもも非常に残念に思つておるのであります。吉田内閣が成立当初において声明したことは、官紀綱紀の粛正ということでございます。総理大臣吉田さんは、当初内閣組織にあたりましては、法務総裁を兼任しておられました。法務総裁の就任のあいさつの中に、非常な激越な口調をもつて、たといいかなる地位にある者も――そのときは総理大臣という言葉を使つておる。たとい総理大臣の地位にあつたような者でも、いやしも疑惑のある者は寸毫も仮借することなく、これを糾明しなければならぬという大演説をして、この内閣ができてお……

第13回国会 電気通信委員会 第5号(1952/02/19、24期、改進党)

○椎熊委員 関連して……。韓国向けの放送というものは、進駐軍の放送という項目の中に入つておるのかどうか。日本放送協会が韓国人に放送しているのではなくして、関係方面の命令でいろいろな放送やつている、それに包含されておるのだというものなのでしよう。そうすれば明確になるのです。

第13回国会 電気通信委員会 第6号(1952/02/26、24期、改進党)

○椎熊委員 今の駐留軍の関係のことですが、行政協定によつてああいうとりきめができ上ると、駐留軍自体が、無電でも有線でも通信機械を所有することがあるのですか。
【次の発言】 私のは別な質問です。
【次の発言】 当然私は無電磯のようなものは、軍自体軍器として持つだろうと思う。そのほかに電話線などをあるいは架設しないとも限らない。そういうことが日本の行政の独立性とどういう関連性があるのか、そういうものまでも認めるのか、国内どこでも有線を引いて行けるのかどうか、それが一つ。もう一つは、現在電話の回線などを、進駐軍が日本のもののうちからある部分専用しているものがあるのであります。それが條約効力発生後にど……

第13回国会 電気通信委員会 第7号(1952/02/28、24期、改進党)

○椎熊委員 高塩君の非常にりつぱな御質問で、大体私どもの聞かんとするところは明確になりまして、むしろ感謝しております。私はこの際ごく簡單に二、三の点を承りたい。先般来私どもの手元に日本放送労働組合から陳情書が参つておりまして、本年度の事業計画に対する放送労働組合の考え方がそれに盛られております。私はその話を承り、この文書を拝見して、非常に同感をする点が多い。すなわちNHKの事業に参画しておる人々の切実なる要求が、これに盛られておるということであります。内部にこういう気持が上あるのに、なぜそれをくみとつて今回の予算をつくらなかつたのかという点について、私は遺憾の点を感ずるのであります。私は必ずし……

第13回国会 電気通信委員会 第13号(1952/03/18、24期、改進党)

○椎熊委員 今参議院で審議しておる来年度予算の中の防衛分担金のほかに、項目はちよつと違つておりますが、平和処理費みたいな形で、六百五十億からのものが上つておりますが、それは主として日本防衛のための施設に使われるということ、その中には道路の建設、港湾の修理費等も入つておると承つております。この費用の中に通信関係施設の費用が見込まれておるのかどうか。おるとすればどの程度であるか、それによつて今不自由しておる電話が幾分でも緩和されるということであれば非常に仕合せであるのです。どういうことになつておるのですか。
【次の発言】 ちよつと私の伺いたい点とピントが合つていないようなんですが、あの六百五十億と……

第13回国会 電気通信委員会 第14号(1952/03/26、24期、改進党)

○椎熊委員 先ほど同僚から、野党においてはこう了解しておるというお話であつた。私も野党ですけれども、この問題に関する限り、同僚とは意見を異にしております。従つてわが党の党議とも長谷川君は違つておる。そういう点は長谷川君は御反省を願いたいと思う。それは後刻党へ帰つて私は十分言いますけれども、この席であらためてお聞きしておかなければならぬのは、衆議院は昨年五月、院議をもつてテレビジヨンの促進の決議案を上程して、満場一致で決定しておる。日本の国会の意思がすでに確定しておるのです。早くテレビジヨンを実施すべしということなんです。きようの新聞等によると、総理大臣は今ごろになつてむしろ許可を妨げるような言……

第13回国会 電気通信委員会 第15号(1952/04/04、24期、改進党)

○椎熊委員 関連して伺いますが、軍が作戰用兵上に使つている有線電話ですが、基地だけではなくて、基地外にも作戰行動が行われる場合が幾らもある。そういう場合には国内法は適用しないと思うのですが、適用するのですか。
【次の発言】 私の言うのは、日本の陸軍なんかが持つていたでしよう、そこらの木の枝へひつかけて持つて行くようなものは、一般には何の関係もないですね。そういうものは基地外へぐんぐんひつぱつて入つても、国内法は適用しないのですか。
【次の発言】 関連して伺いますが、こういうことじやないのでしようか。講和条約が発効すれば、今まで進駐軍が使つておつたような、占領しておつたような設備が、ひとまず日本……

第13回国会 電気通信委員会 第17号(1952/04/15、24期、改進党)

○椎熊委員 改進党を代表して、簡単に本案に賛成の趣旨を述べてみたいと思います。わが改進党は講和條約並びに安全保障條約に賛成をいたしました。この安全保障條約に基く行政協定も、また私どもは條約であると解釈するものであります。従いまして條約たる以上は国会の承認を経べきものであるということを、強く私どもは主張して参つております。しかしながら行政協定を国会の承認を経べしとのわれわれの決議案は、多数をもつて蹂躪せられております。われわれはこの重大なる行政協定が国会の承認なくして実施せられることに、憲法上の疑義さえ感じておるのであります。敗戦以来七年間の苦痛を経て今や独立日本、再生日本として出発せんとするわ……

第13回国会 電気通信委員会 第38号(1952/06/17、24期、改進党)

○椎熊委員 改進党を代表いたしまして、三派共同で出しました修正案に賛成いたします。なお原案につきましては、修正を除いた部分一切賛成であります。詳しい内容は申し上げるまでもないと思います。松井君と同意見であります。

第13回国会 電気通信委員会 第41号(1952/06/20、24期、改進党)

○椎熊委員 テレビジヨンの実施の申請は最近まで四件あつたと聞いておりましたが、最近になつて民間放送事業をやつておる団体から、テレビジヨン放送の認可を申請して来たということを新聞で散見いたしました。そういう事実があつたのかどうか。そうしてそれらは今認可を決定するに際しての対象の中に入つておるのか。そういう有資格者であるのかどうか。あらましのところでけつこうですから……。
【次の発言】 テレビジヨンの実施認可の件は、当委員会でたびたび問題になつて、網島委員長外遊中、かわつた電波監理委員の方から詳細なる言明等もあつたくらいですが、それによると大体四月ころまでには審査を終つて、おそくも五月いつぱいには……

第13回国会 電気通信委員会 第49号(1952/07/29、24期、改進党)

○椎熊委員 前回の当委員会に出席できませんでしたので、あるいは同僚の諸君から御質問があつた点と重複する点があるかもしらぬと思いますが、私はこの問題につきましては、非常に深い関心を持つておりますために、しかも電波監理委員会は今度の行政機構の改革によつて、あるいは今までの姿とかわつた状態になるようなふうにもなつておりますので、ここ一両日を余す今国会において質問しておかなければ、再びその機会を得ないと思います。そこで何も新規な問題をお尋ねするのではないので、われわれは一日も早くこの日本にテレビジヨン放送が実現できるようにと念願いたしまして、国会においても、多数をもつて決議案等をも可決しておつたような……

第13回国会 郵政委員会 第6号(1952/02/27、24期、改進党)

○椎熊委員 改進党は本案に全面的に賛成いたします。

第13回国会 郵政委員会 第12号(1952/04/22、24期、改進党)

○椎熊委員 当委員会に初めて出席したので、今までの経過はわかりませんから、将来この委員会に列席する者として心得ておきたいと思うのですが、当委員会にはすでに簡易保険の額を増額する法律案が出たように記憶しておるのですが、まだ出ておらぬのかどうか。
【次の発言】 それで私はこれからその審議に加わるのだから、参考までに質問しておきたいのですが、質疑継続中ですか。
【次の発言】 どうも今国会は、政府のどういう都合か、予想されておつた法案の出方が非常におそい。そのために国会が非常に活発でないという世間から非難を受けておる。われわれ他の委員会に関係しておりますが、ぶら下つている法案はほとんどないほどに始末が……

第13回国会 郵政委員会 第14号(1952/04/24、24期、改進党)

○椎熊委員 簡易保險の問題は、当委員会で長い間の研究を積んだ問題でありまして、今この段階に至つて私は議論めいたことを言う必要はないと思います。政府原案は今度八万円になつております。これは常識的に見てもその程度の増額では、一向簡易保險事業の本質を振興せしむるような効果はないということを、私は断言できると思うのであります。大臣の説明の中に、民間保險業者に対する影響を言われましたが、これは民間保險業界に対する研究がやや不足なのではないかと思う。政府当局の説明によると、民間の無審査保險があまり振つておらぬということですが、それを簡易保險の影響だと言われるようなことは、まつたく違つた角度から見ておる。そ……

第13回国会 郵政委員会 第18号(1952/05/28、24期、改進党)

○椎熊委員 簡単な問題を二、三伺つておきたいと思います。多年要望しておりましたこの積立金が郵政省の手によつて運用されることになるということは、同慶の至りにたえません。従つてこれの運用の面においては、国会としてもかなりの責任を痛感しなければならぬと私は思います。もとより郵政当局の責任は非常に重大だと思います。そもそもこの積立金の運用の問題は、簡易保険の成立当初においても、かなり問題になつておる。ただいま配付されております参考資料の中にも、時の逓信大臣箕浦勝人氏と、当時の委員小山松壽氏との問答等も特に再録しておる。これは非常に重要な問題だと思う。当時の考え方から行きますと、この積立金の運用は一体い……

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/02/20、24期、改進党)

○椎熊委員 私は本日この委員会において、総理大臣から直接お答えをちようだいしたいと考えておりましたが、遺憾ながら出席がない。情においてははなはだしのびないが、担当大臣たる佐藤君から明確なる所信を御披瀝願いたい。  問題はすこぶる重大であります。当吉田内閣が成立の当初において、国民との公約の第一項に掲げられたものは、綱紀、官紀の粛正ということであります。国民もまた吉田総理大臣のこの決意に対しては、多大の期待を持つておつたものであります。しかるに組閣以来三年を越ゆる今日に至りまして、官紀はますます紊乱し、綱紀の頽廃その極に達した、実に驚くべき現状であります。しかも総理大臣初め、連帶責任を持つ閣僚の……


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第14回国会(1952/08/26〜1952/08/28)

第14回国会 議院運営委員会 第1号(1952/08/26、24期、改進党)

○椎熊委員 わが党は、必ずしも大野さんを不適任であるとは考えていないのでありますが、党の立場上、党の長老である岡田勢一さんを推薦いたします。
【次の発言】 議長就任の祝辞は、こういう前例にしたら非常にいいと思います。要するに、選挙の結果きまつてしまえば、それを尊重するという建前で、反対党の方に祝辞をやらせるという前例をつくつた方がいいのじやないか。自画自讃のようなことをやつて、内輪で内輪をほめるより、そういう前例をつくつたらどうかと思います。


椎熊三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院24期)

椎熊三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 大蔵委員会郵政委員会連合審査会 第1号(1951/03/14、24期、国民民主党)

○椎熊委員 受田君から系統的な質問があつたようですが、私はあまり皆様が触れないような点で二、三点伺います。主として政治家たるの大蔵大臣の所信について伺います。あなたは国会議員であるということをただいま言明されました。われわれも同僚にあなたのような人もおつたということを発見いたしまして意外に思いました。あなたは国会議員たると同時に、政党に基盤を持つ政党内閣の国務大臣にして、行政官庁の最たるの職責にあります。長きにわたるあなたの官僚生活は、いまだにあなたの身体ににじみついておる。選挙によつて光栄ある当選をしておりながら、国会議員たるのにおいてははなはだ乏しい。私ははなはだ遺憾に思います。われわれ国……

第10回国会 地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1951/01/27、24期、国民民主党)

○椎熊三郎君 議長には中島守利先生を御推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 この副議長には山口喜久一郎先生を御推薦申し上げます。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 電気通信委員会郵政委員会連合審査会 第1号(1952/05/19、24期、改進党)

○椎熊委員 ちよつと関連して質問したいのですが、今の総裁は事業経営上の最高責任者なんだ。それから経営委員会は最高の意思決定機関ではなく、総裁が経営上の最高責任をとる上の諮問機関にすぎない。最高の意思決定は、この事業計画と予算を認可したる郵政大臣と、この予算を審議する国民の代表たる国会、それがこの事業全体の国民に対する最高の責任者なんだ。従つて給與ももらわぬ非常勤の三人か五人の委員に、これだけの厖大なる国家の財産と、これだけの公益的性質を帯びた公共事業の最高責任を負わせる方が無理であつて、負えるわけがない。注文の解釈の上からもそんなものはとうてい負えるわけの、ものでもない。従つてどんな重要なこと……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

椎熊三郎[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期
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