このページでは高瀬伝衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○高瀬委員 先ほどから井上君あるいは山本君から詳細な質問がありまして、私から蛇足を加えるのもどうかと思いますが、山本君が先ほど二、三指摘しました朝日新聞の記事であります。「臭いビルマ米は買付が原因」しかも元ビルマ南機関長鈴木敬司君がその点を指摘しておるのであります。「もうけ本位の商社ビルマ人さえあきれる」こういうことになりますと、私は日本が食糧が不足しており、従つて外米を輸入しておるときに、消費者の立場から非常にこれは問題であろうと思うのであります。鈴木君はどういう観点からこれを言われたかわかりませんが、外米をときどき国民の食糧として配給しておる。従つて消費者の立場でこの記事を見ますと、非常に……
○高瀬委員 大分時間もたちましたし、私は直蔵簡明に一、二点質問したいと思います。 実は私は質問に入る前に、まず委員長の意見を伺いたいのですが、当委員会の権威確立について一言委員長の所見をただしたいと思うのであります。私は農林委員は今回が初めてでありますが、いかなる委員会といえども、かくのごとき重大なる問題を議する際に、大臣の出席を当委員会が要求して、しかも昨日のごときは委員長代理野原正勝君は、まあまあというようなことで、一向廣川農林大臣を呼んで来ない。予算委員会開会中であるから農林大臣は非常に忙しいという話であります。しかし予算委員会へ行つてみましたところが、廣川農林大臣は窓のそばでたぬき寝……
○高瀬委員 議事進行について。実はただいま委員長から、明年度予算の全体についてこの前政府委員から説明があつたから、引続きそれについての討議を行う旨のお話がありましたが、私はこの議事進行の方法について一言意見がありますので、この際委員長においてその点について考慮されんことを私は希望します。幸いにいたしまして、本日は廣川農林大臣が、就任以来第二回目の出席をされました。私はこの点は農林委員会の権威確立の点からまことにけつこうだと思うのであります。われわれ農林委員も、大臣をむやみとひつぱり出して、長い時間をとつていやがらせをやろうというのではありませんから、廣川農林大臣におかれましても、時間の許す限り……
○高瀬委員 本日は非常にお忙しいところをおいでいただきまして、非常に有益なる意見を拝聴いたしました。ただ御意見を拝聴して、私はむしろ政府の方に伺いたい点が多々あるのであります。たとえば先ほど水上さんが言われた肥料行政の一元化というような問題について、農林省と通産省と行政の面で非常にかち合つている点がある。こういうような点はわれわれ国会としては非常に重要視し、看過できない問題でありますが、これらの点について有益な意見を拝聴したことを私は非常に喜ぶものであります。なお輸出の問題について約百二十万トンから百三十万トンの輸出余力がある、こういうようなこと。この輸出の問題についても、むしろ私は参考人各位……
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