井上良二 衆議院議員
25期国会発言一覧

井上良二[衆]在籍期 : 23期-24期-|25期|-26期-27期
井上良二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは井上良二衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院25期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
井上良二[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院25期)

井上良二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 農林委員会 第2号(1952/11/12、25期、日本社会党(右))

○井上委員 ただいま長官から米価決定の経過並びに輸入食糧、供出状況等について御説明を伺つたのでありますが、まだ最終的に結論がついていない段階でございますので、この際特に政府に強く要求をいたしたい立場から質問をいたしておきたいのでございます。  政府は本年たしか第十三国会で、米価審議会を法制化いたしております。そして法的根拠に立つた妥当な米価の決定を審議する機関として政府はこの米価審議会を持つたのであります。この審議会において、今問題になつております生産者価格並びに消費者価格について米価審議会として政府に答申をいたしております。その答申に対して、政府はこの審議会の答申を全然無視した生産者価格を決……

第15回国会 農林委員会 第3号(1952/12/03、25期、日本社会党(右))

○井上委員 新農林大臣の就任にあたりまして、農林大臣として農林業に対する施策の御説明をただいま伺つたのであります。まことにわが国の農林業が当面しております重要諸問題を取上げて、その内容に至りましてはきわめて具体的に御説明を得たのであります。その第一の食糧自給の促進についてでありますが、この問題は、お説の通り、わが国の経済自立の基盤といたしまして、何としても国をあげてこの問題の解決に全力を注がなければなりませんし、当農林委員会といたしましても、終戦以来の食糧の絶対不足の現状から、いろいろの角度から国内食糧自給の向上について必要な要請を政府にたびたびやつて参り、かつ食糧増産計画のすみやかなる具体化……

第15回国会 農林委員会 第5号(1952/12/05、25期、日本社会党(右))

○井上委員 私は先般農林大臣に対して、肥料価格の安定についての質疑をいたしたのでありますが、その際われわれが一番問題にしておりますのは、通産省が今御説明のように、現在欧州ものとの対抗上、国内価格から申しますと、二百五十円も三百円もの開きで出血輸出をしておる。このことが国内の肥料の安定の上に非常に大きな問題を投げ、ひいてはこれが春肥の価格の上にどう影響するかということで、全国の農民はこの解決を切望しておるわけであります。そこでまず伺いたいのは、確かに農林委員会でもお話があつたと思いますが、海外向けの輸出わくというものは、大体三十万トンが予定されておつた。それが今日まですでに十二、三万トン輸出した……

第15回国会 農林委員会 第7号(1952/12/12、25期、日本社会党(右))

○井上委員 ちよつとこれに関連してして二、三質問したいのですが、今足鹿君の質問で承つておりますと、非常勤職員が一万人余り食糧庁や農林省関係におる。この非常勤の者が連続的に勤めておる、ただ定員法その他の関係で、常勤職員とすることができない、こういう印象をちよつと受けたのでありますが、そうしますと、この非常勤職員というのは、現在たとえば食糧庁三千五百名のうち、期間的にはこれはどういうようにお使いになつてい心すか。私どの承るところによると、ほとんど常勤にひとしい勤務がずつと続けられておる。ただ名前だけが非常勤という制度のもとに採用しておる、こういうことを承つておるのですがその事実はどうなつておるので……

第15回国会 農林委員会 第8号(1952/12/15、25期、日本社会党(右))

○井上委員 てん菜生産振興臨時措置法案に関して二、三質問をいたしたいと存じます。  ただいま提案者の説明を伺い、内容を検討しますと、一つは北方の寒地農業の開発してん菜生産が絶対に必要であるから、その保護育成をはかるということが一つ、それから一つは、国内砂糖の自給度を高めて安定さして行きたい、こういう考え方のようでございます。今日まで砂糖の問題は国会でも案外論議をされずに済まされて参りました。ところが御承知の通り国民の食生活の内容を検討してみますと、粒食による政府の責任配給は、一箇月の米食率が大体十五日ということになつております。あと十五日は粉食であります。粉食による食生活をさらに検討すると、砂……

第15回国会 農林委員会 第10号(1952/12/17、25期、日本社会党(右))

○井上委員 こんな大事な問題があるのに、次官が見えておらないのですが、どうしたのですか。
【次の発言】 それではこまかい点から伺いますが、まず第一に伺いたいのは、現在政府は特別会計によつてこの金を扱つておりますが、新しく金融公庫をつくるという。しかし問題は、上層機関であるこの公庫の総裁、理事、監事、こういうものをもつて一つの公庫が中央にできて、そうして実際の仕事は農林中金に委託してやらすということになつている。現在も農林中金に委託してやらしていると思いますが、ことさらに独立機関として設けなければならぬ理由というのは、今後融資します金額が非常に大きくなつて、取扱い件数がふえる、そういうところでど……

第15回国会 農林委員会 第11号(1952/12/18、25期、日本社会党(右))

○井上委員 私はまず法律的な関係を伺いたいと思います。昭和二十四年に法律第百九十五号として土地改良法が施行されております。この法律は昭和二十六年にさらに改正されました。この法律の第二条において、「この法律において「土地改良事業」とは、この法律により行う左に掲げる事業をいう。一かんがい排水施設、農業用道路その他農地の保全又は利用上必要な施設の新設、管理、廃止又は変更」とずつとございまして、最後に「七その他農地の改良又は保全のため必要な事業」、このことが土地改良法施行規則第一条において、「法第二条第二項第七号の事業は、左に掲げるようなものとする。一客土 二暗きよ排水三床締」となつております。つまり……

第15回国会 農林委員会 第12号(1952/12/19、25期、日本社会党(右))

○井上委員 私も最後に一点確かめておきたいのですが、平川君からも昨日来執拗に質問をいたしております本法の指定基準面積の引下げの問題であります。この指定基準面積というのは、これは法律できまつておるわけではないのです。ただ役人さんが大蔵省と予算の折衝をする場合に、できるだけ公共性という立場から一定の面積を確保した上で、予算のとりやすいようなかつこうをつけるというか、そういうことでやられているのではないかと思うのであります。ところが御存じのように農地が開放されて、経営が非常に小規模になつて、実際を言いますと経営の小規模な農家ほど自力でもつて改良ができないのです。また広範囲な改良を要する所でありますな……

第15回国会 農林委員会 第15号(1952/12/24、25期、日本社会党(右))

○井上委員 小委員長が事故ができまして、御報告ができませんので、私からかわつて報告してくれとのことでございますから、肥料小委員会の報告を申し上げます。  肥料小委員会は青木正君を小委員長といたしまして、十二月十二日第一回の委員会を開き、当面しております春肥の需給対策に関連いたしまして、先般メーカーが行いました海外への肥料輸出の問題を取上げまして、この輸出が国内の安定価格より、十貫当り二百円から二百五十円も下まわつております現状でありますので、この出血輸出が、国内の肥料価格に非常な影響をもたらすのみならず、また今後の肥料の生産並びに輸出の上にも重大な関係を持つて参りますので、小委員会といたしまし……

第15回国会 農林委員会 第16号(1953/01/31、25期、日本社会党(右))

○井上委員 大臣及び政務次官が見えませんが、見えましたらそのときはそのときで質問をすることにいたしまして、事務当局に二、三伺いたい点は、昨年、例の海外輸出の問題が国内肥料価格の上に非常に重大な影響をもたらすとともに、これが春肥の需給と価格に重大影響がある。その第一点は、ここでも相当議論になりました通り、メーカーは出血輸出といつておりますが、もしそれが出血輸出の場合は、全体でどのくらいの出血になるか、その出血になつた分が国内の価格に転嫁されるのと違うか、こういう点が議論になりまして、それらの点については肥料小委員会でもいろいろ検討して参りましたけれども、全体の出血金額がどのくらいになるかというこ……

第15回国会 農林委員会 第18号(1953/02/05、25期、日本社会党(右))

○井上委員 海岸砂地農業振興に必要なる経費は、大体推定量百七十億ほど使う計画のようであります。ところが、この海岸砂地の農業振興に一番重要な施設は、まず潮風による被害を防止するということであろうと思います。そこでそれに必要なる防災林の施設が行われるだろうと思いますが、この防災林の施設をいたしました場合と、施設をしない場合との経済的効果を各作物別に調べてみると、水稲で約一〇%、麦で約一〇%、そこらが大体米麦でもつて防災林の施設がありますことによつて増産ができる。ところが逆にさつまいも、大豆等に至りますと、防災林をしたからということで一向経済的な効果は期待できません。そういう実情にあるように考えられ……

第15回国会 農林委員会 第19号(1953/02/09、25期、日本社会党(右))

○井上委員 この際政府から澱粉買上げの状況について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この澱粉の買上げは、法文的基礎は何によつてやつておるのですか。
【次の発言】 そうすると、食管法の施行規則というか、それによつてやつておりますか、それともこれは食管法自身を直さなくともやれるような法文の規定になつておりますか。
【次の発言】 いずれ政府は今国会にこれに関係する法案を整備されることと思いますから、これ以上法的基礎の問題については議論は差控えておきたいと思いますが、この澱粉買上げの措置は、今御説明のありましたように、問題はこの生産者価格を安定さすということがねらいであろうと思います。ところ……

第15回国会 農林委員会 第20号(1953/02/18、25期、日本社会党(右))

○井上委員 肥料の需給関係を安定いたしまして、さらに当面いたします価格の問題について、本委員会は数回にわたつて慎重に審議を進めて、かつ委員会といたしましては、この結論として特に本会議に対して各党共同提案による肥料政策の確立に伴う価格の安定並びに引下げに関する決議案を満場一致をもつて可決をいたしたのであります。この決議案に対して農林、通産両大臣とも特に発言を求められまして、この決議に対して両大臣ともきわめて率直にも問題の重要性にかんがみて、通産大臣は、時期を失せずできるだけすみやかに措置を講ずる旨の発言があり、農林大臣は、真に農民の安心する価格とまたは対策を講ずるよういたし本院の決議にこたえたい……

第15回国会 農林委員会 第21号(1953/02/19、25期、日本社会党(右))

○井上委員 ただいま食糧庁長官から報告された黄変米でございますが、今のお話によりますと、産地の方では黄変米というものについては、輸出する場合の規格に入れてない、こういうお話ですが、厚生省の方で、外米のうちに配給不適品として葉たびたび検査をされて、配給を停止せしめるという措置をとられて来ておるのでありますが、今まで黄変米というものが検査の結果どのくらい発見されておりますか。その発見されました年と量を伺いたい。  それからこの黄変米を発見いたしましたのは、清水、名古屋、芝浦等の主要輸入港らしいですが、その他のものについては検査をしておりますか、してないのですか。  それから第三は、これが配給不適品……

第15回国会 農林委員会 第22号(1953/02/20、25期、日本社会党(右))

○井上委員 ただいま二十八年度予算の概要について御説明をいただきましたが、その予算案を農林委員会としていろいろ審議いたしますについては、政府当局の方でもそれぞれ準備をしておりましようし、なおまた政府委員の方もそういません今日、全般的な方針について伺うことは困難と思います。そこで本日は、この際政府の方で緊急に解決をしてもらわなければならぬ問題が起つておりますので、この問題について伺つておきたいと思います。従つて一般的な問題は後日に譲ります。今日特に政府に質疑をいたしたいと思いますのは、農業共済組合連合会事業の不足分に伴います農業共済会の基金の対策の問題でございます。御存じの通り昨年農業共済基金が……

第15回国会 農林委員会 第25号(1953/02/28、25期、日本社会党(右))

○井上委員 足鹿君から重要な点について質問されたのでありますが、私も二、三点この際伺つておきたいと思います。今足鹿君からお話がありましたように、去る二十四日、硫安協会の東京会館における需給委員会決定は、正式な決定がされております。そしてそれが発表されております。その需給委員会の会合を開き、そこで一つの方針が決定され、そしてそれが一般に発表されたというこの事実は、これはあなたが御指摘になりました事業者団体法の第五条の第一項ないし第四項に触れる、はつきり触れるとわれわれは解釈するのですが、委員長はそう解釈しませんか。委員長は委員会を代表する責任者でありますから、委員会が議論を討論をした後でなければ……

第15回国会 農林委員会 第26号(1953/03/02、25期、日本社会党(右))

○井上委員 議事進行に関して……。本日は先般農政一般に関して、二十八年度予算に関連する質問を大臣及び所管局長、政府委員にすることになつております。しかるにただいま十一時二十分になりますのに、所管大臣並びに次官、政務次官、所管局長が見えておりません。一体どういうことになつておるのですか、ただいま会議を開いて所要の政府委員の出席を求めておるのではないのです。すでに本日このことをやることは土曜日に決定しているのです。しかるにかんじんの責任者が見えていない。これでは所要の質問ができないことになる。政府がそういう態度ならば、われわれ政府提出の法律案の審議については相当真剣に考えざるを得ない。委員会を無視……

第15回国会 農林委員会 第27号(1953/03/05、25期、日本社会党(右))

○井上委員 政府当局にちよつと伺いたいですが、飼料需給安定法が制定されまして以来の、飼料の需給状況及び価格の動向について御説明を願います。
【次の発言】 法律は四月から実施されることになりますから、この法律が実施された後にどうなるかということは、まだこれからの話でありますけれども、大体の傾向として、飼料価格は安定の方向に進んでおるということが言い得られると思います。  さて本法案に関連して二、三伺いたいのですが、この法案によると、大体配合飼料業者が登録を申請して、その登録を申請された飼料が保証に値するだけの有効成分を含んでいるということによつて保証票を渡す、その保証票によつて飼料の品質を需要者……

第15回国会 農林委員会 第29号(1953/03/10、25期、日本社会党(右))

○井上委員 関連して……。ただいま金子君からの青森の事件についての質問に対する大臣の答弁は、この事件に関して所管の方が現地に派遣されたというのですが、だれが行きまして、どういう機関でどういう調査をして来ましたか、それを御報告願います。
【次の発言】 この事件を調べるのに、保険課長が現地に出張して、検察庁並びに県庁に実情を調査に行かれたという話でありますが、検察庁へ参りました場合に、まだ取調中でありますから、具体的に事件の内容についてどうこうということは申さなくても、およそどういう事件で取調べておるということは、言われたであろうと思います。そういう事件の内容も取調べの内容も、全然わからずに帰りま……

第15回国会 農林委員会 第30号(1953/03/11、25期、日本社会党(右))

○井上委員 大臣はただいま昨日の発言を、速記録を見た上で穏やかならぬ発言をしたから取消す、こういうことで、率直にお取消しになりましたが、速記録を見なかつたならば、自分の発言がわからぬというようなことで一体どうするのか。  それからいま一つ、昨日私の質問に対して、ただ言葉の末で、何か間違つている点があれば、それはいつでも私の精神通り訂正いたします、こういう御答弁を昨日承つております。つまり大臣は、
【次の発言】 取消しをしたで事がお済みになるとお考えになりますか。どろぼうをして、悪かつたからというて物を返したら、それで罪になりませんか。この点を伺いたい。

第15回国会 農林委員会 第31号(1953/03/12、25期、日本社会党(右))

○井上委員 この際畜産局の方から、二十七年度の有畜農家創設の進行状況及び二十八年度計画についての説明を伺いたい。
【次の発言】 二十二億というのはどこに書いてあるのですか。
【次の発言】 そうしますと、二十一億八千九百六十万円の導入資金で利子補給はどのくらいいたしますか。  それからさらに、本法律では損失補償を予定しておるようですが、損失補償をするといたしまする場合は、このうちでどのくらいが損失になるという見込みを立てておるか、それからその予定されます地域、団体等は、全体の割当のどのくらいの率に当る見込みを立てておるか、その点を御説明願いたい。

第15回国会 農林委員会 第32号(1953/03/13、25期、日本社会党(右))

○井上委員 有畜農家創設特別措置法案に関連して大臣に一点だけ伺つておきたいのですが、これは農林大臣というよりも国務大臣として伺いたいと思しいます。すなわち本法の中に、都道府県が融資機関の融資による損失を補償する契約を結んで掛矢補償を行いますときは、国がその半額を補助する、こういう規定があります。さらに、その一年あまりの経過を見ました後に、契約の総額の三分の一を限度として補償するものに限るということで、これは昨日もちよつと議論をしたのでありますけれども、この家畜導入計画が政府の方において立てられ、これが実施されるや、各県からは導入に対する非常に強い要求がございまして、各県とも政府の導入基準に従つ……

第15回国会 予算委員会 第23号(1953/02/16、25期、日本社会党(右))

○井上委員 関連して。
【次の発言】 ただいま平野君の質問に対しまして、政府からきわめて重大な答弁がございましたので、この際関連質問をお許しいただきたいのであります。  ただいままでの質疑応答を聞いておりますと、政府は、一つは出血輸出の問題にからんで、まつたく支離滅裂なる答弁を繰返しております。その一つは小笠原審議庁長官、肥料対策委員会の主宰者でありますが、先般確かに本委員会並びに本会議における答弁において、出血輸出による損害がもしありとすれば、国内価格にこれを転嫁しない、こういうことで政府の方では出血輸出であるということを認めておるのです。そうしてたびたび出血輸出出血輸出ということが繰返され……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 経済安定委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/03/11、25期、日本社会党(右))

○井上委員 さきに川俣君が質問しておりました点について、さらに二、三伺つておきたいと思います。先般私は農林委員会におきまして、硫安協会が決定いたしました硫安のあの建値の問題は、独占禁止法並びに事業者団体法の規定に抵触するという点について、いろいろ質問いたしたのでありますが、その際公取の委員長は目下実情を調査しておるから、多分来週中には結論は出る、こういうお話のところ、今の御答弁によると、まだ結論が出るところに至つておりません。このことはこの問題が起りましてからこつち、当面する春肥の需要が非常に切迫いたしております関係上、この問題のすみやかなる処置を必要とする事態が生じておりますのに、どういう理……

第15回国会 通商産業委員会農林委員会連合審査会 第1号(1953/02/27、25期、日本社会党(右))

○井上委員 三点ほどお伺いいたします。第一は、これは藤山さんに伺つたならば一番いいのじやないかと思います。昨年十月きめました安定帯価格は、硫安の生産を何ぼと押えてきめたか、たとえば百五十万トンが国内需要であるから、かりに百五十万トンを生産するとすれば、コストはこのくらいになるからこの安定帯価格でいい、こういうことでこの安定帯価格はきめられているかどうか。それとも、二百万トンできるという見通しの上にできた安定帯価格であるか、それを伺いたい。  その次は、藤山さんとの今までの質疑応答によつて伺いますと、今度新しく改訂されました安定帯価格は、メーカーの採算を度外視しておる、何か政治的に圧迫を加えられ……



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データ更新日:2023/02/05

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