このページでは中崎敏衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○中崎委員 この会期もごく短かいようであるし、すでにきよう午後あたり提案を予定されておるものもあるようでありますが、そのほかの法案についても、できるだけすみやかに御提出の運びを、委員長からおとりはからい願いたいと思います。
○中崎委員 国民金融公庫が非常な努力をされまして、大衆資金の調達の上に非常に大きな貢献をしておられる事実を私たちは多とするものであります。ただ今までも論議のうちにありましたように、漸次資金が充実されるのでありますけれども、一面において五割ずつも需要が増加する、そういう業務の量に対して、これに対処する人員なりあるいは窓口なりというものが非常に不足しておるという現実は、私たち絶えず公庫に出入りしておる者として、現実にこれを認めて来ておるものであります。ことに日曜まで動員して絶えずやられるということは、これらの人たちの人道上の問題といいますか、いわゆる健康状態、あるいはまた業務が過重労働に陥るという……
○中崎委員 議事進行に関して……。国民金融公庫に関する法案は、刻下の状況にかんがみて急を要するものがあると思うのです。そこですみやかに大蔵大臣に出席してもらつて、そうして必要な質疑をかわしたいと思いますので、委員長の方でそういうふうにおとりはかりを願いたいと思います。
【次の発言】 大臣は予算委員会の関係もあるでしようから、ごく簡単に今の問題と関連して質問したいと思います。来年度については二十億円以上を増額するという方針のようでありますが、同じ増額するにしても、政府出資の形においてやるのと、それから借入れにおいてやるのと、二つの資金の充実方法があるが、そのいずれでもかまわぬから、今までの国民金……
○中崎委員 愛知政務次官は、二十八年度予算編成においては相当苦労されておるようでありまして、その点を多とするのでありますが、大体私は予算全般等についてもお聞きしたいのでありますが、この場合においては税金を中心といたしまして、必要な範囲において質問してみたいと思います。 まず税体系の問題でありますが、政府の方では二十八年度においては、中央、地方を通ずるところの大幅の税制改正を考えて来ておられるようでありまして、国税中心の法案は一応われわれの手元に出ておるのであります。ただここで問題になりますのは、最近における地方の財政が非常に行き結まつておりまして、ほとんど破産とでも申しますか、非常に重大な危……
○中崎委員 さきの質問に関連しているのですが、第三次資産の再評価の政府の考え方としては、今まで通りに任意的に再評価をさすということのようであります。これを強制的に義務づけて行くという考え方はないかどうか。
【次の発言】 時間の関係がありますので、端折つて質問したいと思います。まず中小企業に関する問題でありますが、最近の中小企業の行き詰まつた状況につきしては、われわれ非常な憂慮を払つておるものであります。そこでこの中小企業の振興のためには、金融、税金、さらに技術、経営等を含んでおるところの強力なる指導というものが相伴つて並行的に行われて、初めてその目的を達するものと思うのでありますが、ここで私が……
○中崎委員 このタバコの小売人の指定についてはきわめて不明朗だという印象をわれわれは各方面からもたらされております。ことにこの示された基準の中において「その他必要な事項」というようなことになると、こういう重要な問題を決定するのにその他必要ということは一体どういうわけなんですか。きわめてこれは困る。これはまるきり全体をひつくり返すものです。またたとえば昨年私が直接携わつた例もありますが、東京の地方専売局長自身の意見では、それはよかろうということをある小売人にはつきり責任をとつて言われた。それが下の方へ行つたららうやむやになつてしまつた。いいと言うものだから、タバコのケースまでちやんと用意しておつ……
○中崎委員 関連して。いろいろ銀行局長は終始一貫信念のもとにお話をしておられたようであります。私の見た目から言いますと、なるほどあなたが言われるように、株主相互金融の場合については、株主としての形は持つておる。ところで、これは同時に非常に高い一つの利益といいますか、配当といいますか、これを元にしてつつておるわけでございます。月に三分の配当というか、報酬というか、対価を出す、あるいは場合によつては五分の対価を出す、こういうような高金利、高報酬のもとに大衆をつつておるのは事実です。これがどういうふうな形において株主の形になるか、あるいは匿名組合の形になるかわかりませんが、それはただ単なる事業会社が……
○中崎委員 最初委員長に申入れしたいのであります。この大蔵委員会においては、税金問題を中心にして多数の法案が出ているのであります。ことに予算に関連した重要な法案でありますので、われわれも熱心に慎重審議しているのであります。しかしここに見のがすことのできないのは、国会の解散ということがしきりに問題になつておる。しかも緒方官房長官は、しばしば不信任案が通れば解散をするのだということをはつきり言うておるのを新聞等において見ているのですが、われわれとしては解散されるかされぬかというふうなことは重要な問題であり、われわれ議案に対する態度についても、どういうふうな態度をもつて臨むべきかという腹構えをつくつ……
○中崎委員 広汎な税金問題につきましていろいろ質問したい思うのでありますが、時間の関係もありますので、とりあえず物品税のことについてお尋ねしたいのであります。わが党は、物品税については原則としてとらないという方向に考えておるのであります。一部高級奢侈品のごときものは別として、原則的には、これをとらないような考え方を持つておるのであります。これなかなか国家財政の都合上一ぺんにそういうわけにも行かないのでありまして、漸次そういう方向に進むべくわれわれも努力してみたいと思うのであります。その中で、貴金属に対する物品税の問題でありますが、ただこの物品税の体系から見ますと、現在においてはいわゆる源泉課税……
○中崎委員 法人税法の一部を改正する法律案の第九条の十の規定に基く交際費等の限度額に関する問題についてお聞きしたいのでありますが、大体におきまして政府は、この案に基いて昭和三十八年度に幾らの増税を見込んでおられるか。
【次の発言】 これに基きますと、交際費等というふうなきわめて不明瞭な文句が使われておるのでありますが、これは一体どういうふうな範疇のものになつているのか、これを明確にひとつお示しを願いたい。
【次の発言】 交際費等という等というものの意義は、たとえば交際費なら交際費のほかにどういうふうな概念的なものを含んで、これがそういうふうな扱いを受けるのかということであります。
○中崎委員 まず金融機関の前提としての問題についてお尋ねしたいのであります。不動産に対する長期金融機関はまだ十分に存在していないのでありますが、一体民間の金融機関等を含めた不動産の長期金融機関に対しては、どういうふうな考え方を持つておられるか、一応河野銀行局長に伺いたいと思います。
【次の発言】 次に、今回のこの公庫ができますと、三百二十億円の金を運用するという方向に行つておるようであります。これは資金の面等における、特別会計から公庫へのただ単なる切りかえにすぎないというふうに考えられるのであります。さらに今後これが相当大幅に増額され、適正に運用されることによつて、初めてその目的は十分に達せら……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。