このページでは中崎敏衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○中崎敏君 日本社会党を代表いたしまして、本法案に反対の意思を表明せんとするものであります。 私は外資導入の必要性を否認せんとするものではありません。ただ、しかしながら、いたずらに他力本願であつてはならないと思うのであります。まず経済自立の心構えが、政府においても、さらに民間においてもできていないということを認めなければならぬのであります。 日本経済の安定のためには、政府と民間と打つて一丸となつて、あらゆる努力が傾けられなければならぬと思うのであります。池田大蔵大臣は、三月危機はまつたく荒唐無稽のものであるというふうな言明を本会議においてなしたのでありまするが、三月危機はすでに四月危機に及……
○中崎委員 時間の制約がありますので、きわめて簡單に大体大まかな問題だけを、御質問いたしたいと思います。
まず第一に租税全体の問題でありますが、昭和二十三年度におきましては、三月末においてすでに税收から見ました予算額の五十億も突破した実績の金額を徴收されておる、ということが報告されております。さらにこれが四月末一ぱいに徴收されるものが残つておるはずでありますが、それを合計しての見通しはどういうふうになるか、その数字をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 新聞の報道するところによりますと、四月末までに徴收されるものを見込むと、約二百億の予算よりも超過するのではないかというふうに言われており……
○中崎委員 私は日本社会党を代表いたしまして、本案について強い希望條件を付して賛成せんとするものであります。本來から申しますると、平和的な意味におきまするところの外國資本が、國内において事業を営むことについては、反対する筋合いのものではありませんが、現下の情勢のもとにおきまして、日本が外國において自由に営業をなし、あるいは事業をするというような立場が與えられていないという段階におきまして、ただ占領を受けておる日本のみが一方的に外國の資本をもつて、日本において事業を営ましめるということは、決して好ましくないわけであります。元來から言いますと、通商條約というようなものが制定されまして、その上に立つ……
○中崎委員 ちよつと速記をとめていただきます。
○中崎委員 あるいは重複しておるうらみがあるかもしれませんが、今年の六月末に林野局長官から各事務所長にあてまして、帳簿上現品は不足があるが、それは政治上の不法行為に基くもの、あるいは刑法上、文書偽、詐欺、横領というようなものに該当するものが多いように思われる、というふうな意味の通牒が出されておるということでありますが、その点についての真否をお伺いいたします。
【次の発言】 その通知が出されまして以来、約半年近くの日時が経過しておるわけでありますが、この間においていかにそれらの問題が取扱われておるかということについてお尋ねいたします。
【次の発言】 弁償金をとる措置を講ずるようになつたものが、十……
○中崎委員 議事進行に関して、。実は今のような問題もまだ一未解決ままになつておるわけであります。さらににまたあちらからもこちらからも、きようはこの程度にせいというような意見もありますので、一応休憩して理事会を開いた上でこれらの問題を協議した後において議事の進行をはかつていただきたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
○中崎委員 ちよつと遅れて来ましたので、多少前後の関係がわかりませんから、あるいは重複するかもしれません。大体簡單に質問するつもりです。ちよつと速記をとめてくださいませんか。
【次の発言】 ちよつと速記をやめてください。
【次の発言】 朝鮮問題を契機といたしまして、最近においてインフレがまた漸次進んで行くのではないか、こういう様相を帶びて来たような印象を持つておるのであります。一つには朝鮮問題だけでも長期のものであるというような予想、さらにこれが大きく発展するかもしれぬというふうな点をも、意識的、無意識的に考えられまして、すでに売惜しみ買いだめというふうな事態が、ひんぴんとしてあちらこちらに起……
○中崎委員 今のお話を承つておりますと、外国人土地法と本法案の審議とは関連する重大な問題であけます。そこで外国人土地法がどういうようなものであるかということは、私たちの方にも具体的にわかつておりませんし、さらに具体的事例として土地法の満月を受けるのはどういうものだ、あるいは外国が財産権について日本国並びに日本人に対してどういう扱いをするかということ、従つてどういう見通しになるかということを審議するのは重大な意義があると思う。そういう意味において、すみやかにこれらのものに対する材料を政府の方から提出してもらいたいということを、審議の必要上要求しておきます。
○中崎委員 関連して……。これから安定本部でこの国会中に提案されようとする法律案を、わかつている範囲で御説明してもらいたい。
【次の発言】 先ほど共産党の委員から発言がありましたように、資料はなるべく早く出してもらいたい。そうして自由党の党内事情もあり得ると思うのですが、そうした問題を乗り越えて、国会は国会の立場においてわれわれ審議しなければならないと存じますので、そうした問題があつてもこれはひとつすみやかに解決してもらつて、また場合によつてはそういう問題とは関係なく、政府は政府独自の立場においてすみやかに法案を整備してもらつて、そして資料等もなるべく早目にやつてもらわぬと、実際の審議の上に幾……
○中崎委員 統制撤廃に関連することでありますが、自由党は統制撤廃という方向に進んで来ておるわけでありまするし、社会党は国民生活の最低線の確保と、さらに日本経済発展のために、計画経済を立てて、必要な範囲において統制経済を行うというのをその建前として来ておるのであります。そういう考え方からしますと、この審議されておる法案に重要な関連性を持つものでありますから、そうした観点から少し質問を続けて行きたいと思うのであります。 まず一昨年の六月に朝鮮事変が勃発しまして以来、国をあげて――政府はもちろんでありますが、政府が大いにたいこをたたいて、民間がふえに踊つて参つたというような状態で、手放しの輸入の思……
○中崎委員 まずこの法律が公布になつた場合における実施運用等について、一応お尋ねしておきたいと思うのであります。 吉田内閣になつて以来、漸次統制が緩和されて参つたのであります。従いまして、この統制に対する取締りの観念も薄らいで参りまして、現在残存しておりますところの統制が依然として行われているはずであるにかかわらず、この取締りにつきましては、きわめて緩和でありまして、ほとんど法律が存在しているかどうかさえ疑われるというふうな実情にあるのであります。一面におきまして、民主主義の制度確立の上においても、一つの法律ができておつて、これを励行するということは当然政府の責任であるのにかかわらず、実際の……
○中崎委員 私は日本社会党を代表いたしまして本案の修正案に賛成し、同時にそれを除くほかの原案について賛成をするものであります。 本改正案のねらいとしております点は従前のやや計画倒れに終るような点を、さらに一指染めたという点に一つの進歩があることは、先ほど有田君からのお話の通りでありますが、さらにこれを強力に推進するためには、予算の裏づけが当然伴わなければならぬと同時に、この機構全体を通じまして、審議会等も関係するのが二つも三つもあるわけであります。それからまた各官庁間のなわ張り争いというようなものが相当複雑であることが予想されるのであります。そこでこの問題は、さらに今後の運用の上において、必……
○中崎委員 この措置をとられました理由は、先ほどから御説明がありましたように、一つには国際收支の関係と、一つには国内産業保護の関係と、もう―つは相手国の日本の輸入に対するいわゆる最惠国待遇といいますか、そうした相手国のとつた態度に対する報復的措置等も含まれて外国為替管理令ができておると思うのでありますが、まず今度自動車に対する措置につきまして、国内産業保護の見地からもやはり今のような問題が考えられておると思うのであります。国内の自動車工業がどういうふうな発展の段階にあり、さらに今後外国自動車の輸入措置と関連して、どういうところまでこれを保護して行かれる方針であるかをお伺いしたいと思います。
○中崎委員 議事進行について……。質問者からも大臣の要求があるんだから、委員長は強引にそういうことを押し切らないで、十分、手配をして……。
【次の発言】 最初国警のことを少しお聞きいたします。今度国警予備隊ができることになつているようですが、これにつきまして、今度やる前の現在のままでは、治安の確保の上において不十分であつたのかどうか、そうしてまた講和会議の見通しと関係を持つた意味において、この国警の予備隊がつくられるようになつたのかどうか、今回の増加で将来さらにふやす必要があるのかどうか、国警予備隊はどういうふうな装備をするのであるか、そういうふうな問題をまずお聞きしたいと思います。大体におき……
○中崎委員 議事進行について申し上げます。
私次に質問するのでありますが、特に大蔵大臣の出席を要求したいと思います。それから公益事業委員会からお見えになつていないようでありますが、ぜひとも出てもらうように委員長の方でおはからいをしていただきたいと思います。
【次の発言】 電源開発の必要なことについては、私たちとしても当然認めるわけでありますが、いかにして電源を開発するかという方法等が相当検討されなければならないと思うのであります。そこで私としては大蔵大臣に対する質問を留保して、周東長官が見えているようですから、主としてそこらに質問をしてみたいと思うのであります。
まずこの法案の内容を見ます……
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