このページでは中崎敏衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○中崎敏君 私は、民主社会党を代表して、ただいま説明のありました日米新安保条約外三つの交換公文につき、反対の立場から、岸首相並びに外務大臣に対し質疑を行なわんとするものであります。(拍手) 日米新安保条約は、国民の重大な関心事であり、国の運命を左右する重大な条約であります。国民は、かつて、新官僚の指導者であった岸さんによって敗戦のうき目を見たが、今は、時めく岸総理によって新安保条約は強行せられ、戦争に巻き込まれはしないかと、戦々きょうきょうたるありさまであります。(拍手)国際情勢は漸次雪解けの方向にあり、近く十カ国軍縮会議も開かれんとしておるが、その底を流れるものは、科学技術の進歩と、ミサイ……
○中崎委員 私、三江線の問題についてお尋ねしたいと思うのでございます。これは、陰陽連絡の平坦距離の工事として地元民としてはすでに長年にわたっての要望であることは今さら申し上げるまでもないことであります。その線に沿うて鉄道の建設がなされつつあるわけでございますが、約二、三年ほど前から突如として電源開発の問題がからみまして、現在においては相当強い動き等があるやに見受けられるのであります。当初私が仄聞するところによりますと、運輸省並びに鉄道側といたしましては、既定の方針を変えるということになれば鉄道建設の意義がだいぶ失われてしまう、そういう意味において、何ら方針を変える必要を認めないという線に沿って……
○中崎委員 私は日本社会党を代表しまして、国政全般に対し総括的に総理大臣以下の閣僚に対して質疑を試みんとするものであります。 まず民主主義を行う上において議会政治が行われるということは、これは議論の余地のないところであります。ただ二大政党論に対しましては、私としてはいささか問題を持っておるものであります。すなわち、二大政党が行われるがためには、まず第一に責任政治が確立されなければなりません。それと同時に、憲政の常道が成り立たなければならぬと思います。すなわち、まず責任政治が明らかにされない限りにおきまして、そうしてまた憲政の常道が確立されない場合におきましては、政治の紛淆を来たすものでありま……
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