このページでは青木正衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○青木正君 ただいま議題と相なりました、野原正勝君外四十一名提出、てん菜生産振興臨時措置法案につきまして、農林委員会におきまする審議の経過並びに結果の大要を御報告いたします。 てんさいは、冷害に対し強靱であります上に、砂糖原料の工芸作物として、またその副産物の茎葉及びビート・パルプは貴重な家畜飼料として利用され、かつまたてんさい跡地は他作物の増収に好影響を与えます等、北方寒地農業の適地作物として広く推奨されているのでありますが、わが国におきましては、大正九年北海道にてんさいが導入せられましてから、北海道農業の開発に多大の貢献をいたして参つたのでありまして北海道農業の特殊性にかんがみ、今後一段……
○青木正君 ただいま議題と相なりました、野原正勝君外九十九名提出、海岸砂地地帯農業振興臨時措置法案につきまして、農林委員会における審議の経過並びに結果の大要を御報告いたします。 わが国の海岸線は、その長さ約四百万キロに及び、その間随所に海岸砂地地帯がありまして、その面積は十五万余町歩に達するものと推定されております。これら海岸砂地地帯は、海岸防災林を造成して潮風を防ぎ、また灌漑等を行つて早害の防止をいたしますれば、りつぱな砂耕地として、食糧増産の上にも、またその地帯の農業経営の安定の上にも貢献すること多大なものがあります。現在、十五万町歩のうち、約四万町歩に海岸防災林が植林せられ、約五万余町……
○青木委員長代理 足鹿覺君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 本日はこれをもつて散会いたします。次会は追つて公報をもつてお知らせいたします。
午後一時二十二分散会
○青木(正)委員 本案につきましては質疑、討論を省略して、ただちに採決あらんことを望みます。
○青木(正)委員 ただいま議題と相なりました青木正外七十七名提出湿田単作地域農業改良促進法案に関しまして提案の理由を御説明申し上げます。 御承知のごとく、わが国の水田面積約三百万町歩のうち約六十九万町歩は、常時排水不良であるところの湿田地域でありまして関東初め各地方に広汎に分布しております。これらの地域は、農地が湿潤であるために土地の農業生産力が著しく低くていわゆる低位生産地でありまして蓄力の導入はもちろん農耕作業にも困難をきわめ、また病虫害も常に発生するという悪条件のもとにあるのであります。そこでこれらの湿田地域に、その特異性を考慮に入れました農業改良計画を立て、土地改良等農業生産条件を整……
○青木(正)委員 ただいま湿田、半湿田の定義に関連いたしまして、だれが規定するかという問題でありますが、なお私補足的に申し上げておきたいと思いますのは、この湿田、半湿田の基準につきましては、一応こういう定義になつておりまする。たとえば雪の方の単作地帯の問題につきましては利用率一三〇%、こういう規定がきめられておるわけであります。同じように現実問題になると、農林省の方で事務的にその基準をはつきり出す必要があるのじやないか。そうしてその基準によりまして、どの地域が湿田もしくは半湿田地域となるかということは審議会によつて決定する、こういうことになるわけであります。
○青木委員長代理 これより農林委員会を開会いたします。
委員長が委員長会議に出席中でありますので、しばらく私がかわつて委員長の職務を行います。
まず農林漁業金融公庫法案を議題といたし、前会に引続き審査を進めます。本案に関し質疑または意見のある方は発言を許します。通告順によりまして井上良二君。
【次の発言】 次官はただいま連絡しておりますが、提案者がおりますので、提案者に対する御質問等がございましたら、御質問願います。
【次の発言】 井上君にちよつと申し上げますけれども、本日午後一時から大蔵委員会との連合審査会がありまして、それに臨む前にぜひ質問をしたいという方が二名ほどございますので、非常……
○青木(正)委員 ただいま足鹿さんの御指摘の問題でありますが、昨日この問題が提起されましたので、事務当局としてお考えになつたのでありますが、事務当局のお考えとしては、この種の立法例として一方急傾斜の法律がありますので、積雪寝冷地帯の方は一つの地帯としてきまる、こちらは地区としてきまる、こういうことから、急傾斜地帯の立法例にならつた解釈をもつて一応こうした事務当局としてのお考えをお示しになつたものと私は了承しております。しかし御承知のごとく、この地域の指定は審議会において決定すべきものでありまして私ども提案者の考えといたしましては、こうした急傾斜地帯の立法令そのままを採用するという考え方でなしに……
○青木(正)委員 御指摘のごとく、でき得るならば全国の約七十万町歩全部その改善をはかりたい希望でありますが、しかしながら予算等の関係もありまして、一応政府側の意向を承りますと、五箇年間に大体お示しの数字の半分を対象として、とりあえず改良を行うといろ考え方であります。
○青木(正)委員 討論を省略して、ただちに採決願いたいと思いますので、動議を提出いたします。
○青木(正)委員 ただいま井上委員から肥料問題に関する決議案を、委員会の一致する意見として本会議に提案するようとの御動議があつたのでありますが、これに関連いたしまして、肥料小委員会における今日までの審議経過を簡単に申し上げまして本決議案の取扱い等の御参考に供していただきたいと思うのであります。 肥料小委員会におきましては、昨年来本問題につきましていろいろ検討いたしました結果、御承知のごとく肥料価格の適正化並びに供給確保に関する件を決議いたしまして、これを政府に申入れいたしたのであります。これに基きまして政府側におきましても、本委員会の意向を十分に参酌せられ、昨年本決議がありますと早々に十六名……
○青木(正)委員 私は本案につきまして附則第一の施行期日について次のような修正動議を提出するものであります。すなわち本案によりますると、「この法律の施行期日は、昭和二十九年四月一日とする。」とありますのを「二の法律の施行期日は、公布の日から起算して九月をこえない期間内において、政令で定める。」かように修正いたしたいという動議であります。その理由につきましては、原案によりますと、今日から約一年一、二箇月後にこの法律を実施することになつておるのでありますが、準備のためにそうした期間も一応考えられるかとも存じますが、あまりにも先の問題になりますので、できるだけ早くこの法律を施行し、そうして法律の効果……
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