このページでは広瀬正雄衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○廣瀬委員 ただいまの大臣の御説明にも関係のあることでありますが、幸いに本日は大臣並びに関係局長が御出席でありますので、お尋ねいたしたいと思います。 ただいま郵政省の当面いたしております最大の問題だと考えられるのでありますが、簡易保険並びに郵便年金の積立金を郵政大臣の手に奪回する、奪回というのは少し言葉が妥当でないと思いますので、還元と申したいと思うのであります。これにつきましては、ただいま大臣の御説明のように過般幸いに基本法律は制定になつたのでありますけれども、関係法律の改正につきまして、大蔵省並びに大蔵委員会が反対的立場をとつておりますために、低迷いたしておるということを聞いておるのであ……
○廣瀬委員 前回の委員会におきましても問題となりました簡易生命保険並びに郵便年金の積立金の還元の問題でありますが、その後大蔵常任委員会あるいは自由党内におきまして、関係法律の改正につきましての郵政省案について、これを阻止するいろいろの策動があるやに聞いておるのでありまして、私は非常に遺憾千万に思つておるのであります。これにつきまして委員長並びに政務次官のお聞き込み、あるいはこれに対します将来の対策につきましてのお考えを承りたいと思うのであります。
【次の発言】 関係法律の改正につきまして、郵政省案と大蔵省で考えております案との違いが、根本的な大きな問題としてあると思いますから、御当局から御説明……
○廣瀬委員 私も簡易保険並びに郵便年金の積立金の運用権の問題についてお尋ねいたしたいと思います。 簡易保険並びに郵便年金の積立金を郵政大臣に全面的に復元するということにつきましては、私ども熱意を傾注いたしましてその方針を支持して参つたのであります。不幸にいたしまして、御承知のように自由党の議員の反対にあいまして、衆寡敵せず、昭和二十八年度は半額だけを大蔵大臣に保留されたのであります。この点だけでも私ども非常に遺憾に思つておるのであります。しかし決定されたことでありますので、いまさら何とも申し上げませんが、先刻飯塚委員より申されましたように、一月二十日の新聞を見まして愕然といたしたのであります……
○廣瀬委員 二、三お尋ねいたしたいと思うのであります。まず郵便法の一部を改正する法律案でありますが、小包料金の引上げの理由として、鉄道の方に行くべかりし荷物が、郵便の方に殺到して参りまして、その結果、あるいは封書、あるいははがき等の本来重要な郵便物の輸送が、たいへん遅延するというふうな理由を説明されたのであります。そこで小包が殺到いたしまして、第一種、第二種と現在申しております封書、はがきの輸送がたいへん遅滞するという状況を、数字的に御説明を願いたいと思うのが一つであります。 次に今回の小包料金の値上げに関連いたしまして、将来封書あるいははがき等の本来の郵便物の料金の値上げをすることがあるか……
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