このページでは広瀬正雄衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○廣瀬(正)委員 ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案に対する修正案に関し、私は自由民主党を代表してその趣旨を御説明いたしたいと存じます。 修正案はお手元に配付いたしました通りでありまして、内容は郵便法の一部を改正する法律案の施行期日昭和三十六年七月一日というのを、昭和三十六年六月一日に改めようとするものであります。 このような修正を行なう理由といたしましては、郵便法の一部を改正する法律案の施行期日を七月一日といたしましたのは、郵政当局の説明によれば、実施の準備及び国民に対する周知期間等を勘案したためということでありますが、現在における各般の実施準備の段階から推測いたしまし……
○廣瀬説明員 私は今回はからずも通商産業省の政務次官を仰せつかりました廣瀬正雄でございます。御承知のようにまことに愚鈍非才でございますけれども、通産省は大へん時節柄重要な仕事を担当いたしております役所であることを承知いたしております。まことに光栄に感じ、張り切って臨んでおりますけれども、ただ通産行政は全くのしろうとでありまして、ただいま一生懸命に勉強いたしておりますけれども、なかなか頭に入らなくて困っておりまするが、幸いに皆さん方は通産行政のエキスパートでありますので、皆さん方の絶大なる御援助を切にお願い申し上げる次第でございます。 まことに簡単でございますけれども、就任のごあいさつにかえる……
○廣瀬(正)委員長代理 上林山君に申し上げますが、大臣はお急ぎでありますから、この程度でいかがでございましようか。
○廣瀬委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党三党共同提案として、ただいま議決されました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件に対し、次の附帯決議を付する動議を提出し、あわせてその趣旨を御説明いたしたいと存じます。 まず、附帯決議の案文を朗読いたします。 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件に対する附帯決議(案) 政府並びに日本放送協会当局は、左に掲げる事項の実施につとむべきである。 一、難視聴地域の解消対策を積極的に推進すること。 二、国際放送の充実並びに拡張をはかること。 三、放送番組の向上、とくに教育、教養番組の充実に……
○廣瀬(正)政府委員 私も冒頭におわび申し上げますが、福田大臣がお昼から渉外事項で外出いたしましたので、私かわりまして参上いたしました。
ただいまの御指摘のボタ山の問題でございますが、これにつきましては、ただいま御質問のような欠陥もあろうかということで、慎重に検討いたしまして対策を講じたい、かように考えます。
【次の発言】 ただいまの御質問でありますが、通産省といたしましては、鉱山、炭鉱、ボタ山等に関係あるかと思いますが、これらにつきましては、鉱山保安法によって一応の予防措置はできるか、かように思っておりますけれども、なおさらに十分検討をいたしまして万全を期したい、かように考えております。
○廣瀬(正)政府委員 私からお答えした方がいいと思うので申し上げます。私はまだ採石法を詳しく研究いたしておりませんが、きょうの質疑応答を聞いておりますと、採石法自体にも欠陥があるようにも思うが、行政指導にも遺憾な点があるかと思います。その辺十分検討いたしまして、将来万全の策を講じたい、かように考えております。
【次の発言】 立法論につきましては、先刻私から御答弁した通りでございまして、後日検討してみたいと思うのでありますが、現在の法制におきましては、採石法で通産省が採石業者を監督する、労働保安につきましては、労働基準法によって労働大臣が責任を持つということになっておりまして、責任が二つに分かれ……
○廣瀬説明員 中小企業が年末に資金が非常に困っておられる、一つには越年資金でございますし、また一つには、不況の克服というようなこともございまして、資金的に難渋していらっしゃるということにつきましては、通産省といたしましては非常な関心を持ちまして、先刻大臣が答弁されましたように、ことしは相当早目に手を打って参ったのでございます。そこで、中小企業関係の三金融機関に二百五十億の特別融資をいたしたのでありまして、さらに市中銀行の金融債を百五十億、買いオペレーションをいたすことにいたしております。こういうようなことと合わせて四百億という資金の確保をいたしておりますけれども、それでもなお不足だというように……
○廣瀬(正)政府委員 私は、今回はからずも通商産業政務次官を拝命いたしました廣瀬正雄でございます。石炭行政に参与することになりましたが、まことに微力でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○廣瀬(正)政府委員 能率の高い炭鉱の生産集中と申しますか、そういうような目途で近代化、合理化をはからなければならぬということは、大きな使命でございまして、そういうようなことにつきましては、予算の獲得に努力して参りたいと思っております。予算につきましては、一応五割増し程度というような要求の目標が指示されておるのでありますけれども、通産省の関係で申しますれば、石炭の問題でありますとか、あるいは中小企業の問題でありますとか、こういうような問題につきましては、そうしたワクを無視するというわけではございませんけれども、必要最小限度の要求をしなければならない、こう考えておるわけであります。
○廣瀬(正)政府委員 整理交付金制度につきましては、御指摘のようないろいろの問題があろうかと思いますので、政府におきまして十分検討いたしたいと思っております。
【次の発言】 ただいま御指摘の問題につきましては、鉱害課長から御答弁申し上げました線に沿って十分検討いたして、関係の各省と打ち合わせて対処いたしたいと思っております。
【次の発言】 そういうようなことで検討してみたいと思っております。
○廣瀬(正)政府委員 念書の問題に関連いたしましていろいろ御意見があったのでございますけれども、明日に迫った問題でありますので、十分努力いたしまして、大いに善処いたしたいと思います。
【次の発言】 納入価格を決定いたしましたのも、そうした念書を取りましたのも、すべて大臣初め私どもの趣旨においてやったことでございますから、私どもにおいて十分責任を持って善処いたしたいと思っております。
【次の発言】 ただいま川野委員の御指摘でございますが、今回標準価格を決定するにつきましては、前回の委員会で御説明申しましたように、石油審議会で三回も練っていただいたわけでございます。ところが、その審議会には交通関係……
○廣瀬(正)政府委員 不幸な出来事が起こっておりまして、それがチェック・プライスあるいは行政指導価格に関係があるということになりますれば、まことにお気の毒に存ずるのであります。そこで、ただいまお尋ねがございましたが、これにはいろいろいきさつがございますので、価格設定につきましての経緯をごく簡単に申し上げまして御了解いただきたいと思うのであります。 双眼鏡の輸出につきましては、非常に過当競争が激しくなって参りましたので、昭和三十一年の十月から数量規制、価格規制をやって参ったのでございます。それでも価格の下落はやまなかったのであります。そこで昭和三十五年の八月から、日本双眼鏡輸出振興事業協会を通……
○廣瀬(正)政府委員 通産省関係の被害状況につきましては、印刷物にいたしましてお手元に差し上げておりますので、これをごらん願いたいと思いますが、本省に臨時雪害対策本部を設置いたしまして、その事務をもっぱら担当いたしております乙竹事務官から要点だけをこれについて御説明させます。
【次の発言】 私、全く委員長と同感でございまして、通産省といたしましては、直接どこの仕事ということはございませんで、道路を使わせてもらうとか、鉄道を使わせてもらうとかいう関係にありますだけでございますので、その関係は、地元の現地対策は地方の通産局長にお願いいたしまして、通産局長は事態に応じてそれぞれ各関係に協力を得るとい……
○廣瀬(正)政府委員 通産省でございますが、私どもの雪害対策といたしまして当面の一番大きな問題は、中小企業の金融対策であります。一月二十八日付で中小企業庁長官及び大蔵省の銀行局長の連名で、政府関係の国民金融公庫、中小企業金融公庫、商工中金、この三つの機関に対しまして、被害中小企業者に対しましての貸付手続の簡易迅速化をはかるとともに、被害の実情に即しまして貸付条件の緩和、これは三つあるのでありまして、貸付期間を長くするとか、あるいは担保をやかましく言わないとか、またさらに、既往の貸付の償還を延期してやるというような貸付条件の緩和等につきましても好意的に取り扱うなど、雪害地の金融措置に遺憾なきを期……
○廣瀬(正)政府委員 ただいま中村委員御指摘のように、中小企業者に対します被害は、商品が滞貨したとかいうような運営の面からの難渋でございまして、施設がどうなったということはきわめて少ないんじゃないかと思うのでありまして、いわば間接の被害であったと思うのであります。そこで、その救済策といたしましても、先刻役所の災害対策本部の官房長から御説明申し上げましたように、中小企業の金融につきまして困っていらっしゃる方がさだめし相当たくさんであろうと思うので、現地の政府関係の金融機関に対しまして、そうした業者の融資について不都合のないように、潤沢に、しかも迅速にそうした御要望に応ずるようにということを、大蔵……
○廣瀬(正)政府委員 予算の編成でありますとか、あるいは法律案の策定につきまして、同じ政府部内で、原局と大蔵省と意見を異にするというようなことがありまして、原局の意図が通らなかったというようなことも、私どもの口からこういうことを申し上げてはどうかと思うのでありますが、実際上これはあると思うのでございます。あるいはまた、産業態勢の整備等のことにつきましても言及されたのでありますが、まさに財界とか全銀協から意見も出ておりまして、その調整に苦慮いたしておるわけでありますが、御指摘の通りだと思うのであります。ところで、今度御審議願っております法律案につきましては、これは御説明申し上げておりますように、……
○廣瀬(正)政府委員 プラント輸出の振興につきましては、ただひとり促進法ばかりではなく、あるいは延べ払いの問題とか、あるいは税制の問題とか、あるいはコンサルティングの問題とか、やはりいろいろ総合的にやるべきことだと思うのでございます。しかし、この補償の制度もあったに越したことはないということで、実はこの前の委員会で、板川委員から、促進法という名がついているから、そのものずばりというような法律の内容は盛られないかというような趣旨の御意見があったようでございますけれども、それはそういうことでなくて、ただいま申しましたように、延べ払いの問題とか、各種の方法によってプラント輸出を奨励しなければならぬ。……
○廣瀬(正)政府委員 数字の内容でございますから、事務当局からお答えいたさせます。
【次の発言】 中小企業の設備投資が、大企業のそれに比べましてきわめて弱いものである、補完制度等につきましても、そういう点について特に配慮を加えなければならぬということについては、全く御指摘の通りであると思うのでありまして、今回の信用保険公庫の基金の通産省の要求につきまして、大蔵省との折衝に遺憾がありますことは、まことに残念に思っておりますわけでございますけれども、きわめて重大な問題であるということについては、御指摘の通りだと思うのであります。今後、私ども、御趣旨の線に沿って十分努力を続けて参りたいと考えておるの……
○廣瀬(正)政府委員 中小企業指導法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 わが国の中小企業は、大企業に比し、経営管理及び技術の面でも著しい立ちおくれを示しておりまして、これが大企業との格差の解消を困難ならしめるおもな原因の一つとなっております。 これに対し、国及び地方公共出体におきましては、従来より密接な協力のもとに、中小企業者を対象として、企業診断を中心とする経営指導と試験研究をあわせた技術指導とを実施して参ったのでありまして、その効果もきわめて大なるものがあったと思われます。 しかし、最近における内外の経済情勢の変化や、経営管理技法及び科学技術の著しい進歩を考え……
○廣瀬(正)政府委員 ナフサの問題につきましては、先ほど来両局長から御答弁申し上げておりますように、特にこぶをつけるというようなことをいたしますと、石油化学をやっていない業者の方から非常な異議が出るというような事情でありますことは御承知の通りで、そういうような複雑な業界の関係もございますので、従来はどうやらやって参りましたけれども、昨年の暮れから非常に事態が悪くなって参ったわけでございます。しかし、できるだけ行政指導でやりますとか、あるいは石油化学業界、石油精製業界の自主的な調整によってやっていきたいというようなことで、いろいろ措置をいたしたわけであります。ことに最近におきましては、石油協会の……
○廣瀬(正)政府委員 ただいま多賀谷委員から御指摘のように、事業団の組織につきましては、国会の決議もございましたし、また、審議会の中間報告等にも、それらのことが掲げられております。そのような性格を持った事業団をつくりたいということで、政府といたしましても、事業団みずからが探鉱をやるということ、それから探鉱というような金融ベースに乗らない仕事でございますから、事業団から融資をいたすというような仕事をいたしたい。さらにまた、探鉱の機械の割賦販売と申しますか、そういうようなことも探鉱事業団においてやりたい。大体この三つの機能を持った事業団を創設したいということで、通産省といたしましては、いろいろ明年……
○廣瀬(正)政府委員 特定産業の臨時措置法につきましては、ただいま御指摘のように、まだ政府部内におきまして案が確定していないわけでございまして、ただいま考えております案につきましては、別途にいわゆる特定産業の候補ともなるべき産業の種類を列挙いたしたいということで考えておりますけれども、現在のところは、ただいま御指摘の企業につきましては考えていないのでございます。検討中だということになるわけであります。
○廣瀬(正)政府委員 御指摘のように党人でありますわけでございますけれども、ただいま役人をいたしておりまして、党の方が関連の法律案をどのくらい考えているかということについては、私つまびらかにいたしておりません。役所の立場は、ただいま長官から御答弁申し上げた通りでございます。
【次の発言】 党の方から正式に何らそういうことは聞いておりませんけれども、ただいま長官が申しますように、しいて関連いたしております実体法というようなことで提案するというようなことになりますれば、そのような数になろうかと思っております。
【次の発言】 私は、二、三日前に行なわれました国会討論会の中小企業に関する問題のテレビに……
○廣瀬(正)政府委員 前会以来の中村委員の御要望、御質問につきまして、党にも関係ございますけれども、いろいろ省内で話をいたしまして、事務的にわたるものが多うございますから、長官からお答えいたさせます。
【次の発言】 ただいまの御質問でございますが、御承知のように、池田内閣は、経済の高度の成長をはかってやっていっておるわけであります。それに伴って、大企業と中小企業との生産性の格差、あるいは取引条件の便、不便ということが問題になって参りますのは、当然でございます。そういうような観点から、生産性の格差を是正し、取引条件の不便を改善するというような見地から、そういうことを考えておるわけでございます。
○廣瀬(正)政府委員 池田内閣の経済成長政策につきましても、御承知のように、大企業と中小企業との間の生産性の格差、あるいはまた鉱工業と農林漁業との生産性の格差、さらにまた地域的には中央と地方との企業の生産性の格差の是正につきまして、十分配慮いたしまして進めておりますわけでございます。今度の中小企業基本法制定その他中小企業対策も、その一環の施策だと私どもは考えておりますけれども、それに関連いたしまして、御指摘のように、中小企業の関係の、わけても政府関係機関の金利の引き下げということは、当然の要請でなくちゃならぬわけでございます。これにつきましては、私ども、一般の金利の引き下げを勘案いたしまして、……
○廣瀬(正)政府委員 田中委員の御発言にお答え申し上げましたとおり、その問題につきましては、十分に検討いたしたいと思っております。
【次の発言】 石油のストーブのJISマークの実施につきましては、ただいま御発言の中にありましたように、消防庁と十分話をいたしまして、何か協定を結んだように聞いておるのでありまして、そういうようなことで、関係の役所と十分連係をとりまして、遺憾なきを期してまいりたいと思っております。
なお、不用になりましたストーブの回収の問題につきまして具体的にお話がございましたが、それがどんなことになっておりますか、私つまびらかに存じておりませんので、十分調査いたしまして、十分注……
○廣瀬(正)政府委員 今回、政府の方で中小企業の投資育成会社をつくろうといたしておりますゆえんのものは、ただいま御指摘にありましたように、アメリカにおきまして非常にりっぱな実績をあげておるというようなことにもかんがみておるわけでありますけれども、御承知のように、中小企業は、日本の社会、経済の組織のもとにおきましては弱い。つまり生産性が乏しいとか、あるいは取引条件が不利であるとか――この投資育成会社は、主として対象を製造業者に限定いたしておるわけでございまして、取引条件はあまり問題になりませんが、生産性が非常に乏しいというような状態にあるわけでございます。しかも自由化をどんどん進めてまいっており……
○廣瀬(正)政府委員 板川委員より御指摘の点、全く私も同感でございまして、熊谷次長からお答え申しておりますように、計量法では、従来機器の検定には、完ぺきである、非常にシビアーに規定されておりましたのでございましたけれども、はかるという方面が手落ちではないかといううらみも、いささかあるようでございますので、そういう問題につきましては、後刻御質問があるということを承っております電気測定法にも関係があります問題でございますが、ただいま、計量行政審議会で、はかるほうに遺憾なきを期しまして、法律を検討いたしておりますような状態でございます。それまでは、行政指導等によりまして万遺憾なきを期して、御期待に沿……
○廣瀬(正)政府委員 中小企業基本法の制定にあたりまして、今後ますます中小企業の施策につきまして行政組織を整備拡充していくということは、当然のことでありまして、したがいまして、従来とも、政府は、中小企業政策のためには、行政組織の強化に十分意を尽くしてまいったのでございますけれども、今回基本法を制定することを契機として、御承知のように、先般中小企業庁設置法の改正をいたしまして、中小企業庁等の整備強化をはかることといたしております。今後も、中央機関並びに地方機関の整備拡充、さらに行政運営の改善ということについては、十分意を尽くしてまいりたい、かように考えております。
○廣瀬(正)政府委員 高圧ガス保安協会の強化を期待いたしておるわけでございますから、国の助成につきましても、将来十分考えてまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 高圧ガス保安協会の役員の選定につきましては、利用者の立場を考え、メーカーの立場を考え、各種の高度の立場から判断を公正に下し得る方を十分慎重に選考いたしまして、お願い申し上げたい、かように考えておるような次第であります。
【次の発言】 貴重な御意見といたしまして承っておきます。
【次の発言】 政府といたしましては、先刻御答弁申し上げましたように、法規の改正でありますとか、あるいは行政指導でありますとかいうようなことをやります……
○廣瀬(正)政府委員 御指摘のように、法の運用につきましては、各省との連絡をさらに緊密にし、また所要経費の予算上の措置等につきましても、十分努力してまいりたいと思っております。
【次の発言】 予算の問題につきましては、先刻広瀬委員にお答えいたしましたとおりでありまして、今後十分努力してまいりたいと思っております。
それから、鉱業法のように許可制にしてはどうかというような第二点のお尋ねでございますが、これにつきましては、御承知のように、採石場というのは、鉱業と違いまして、全国に五、六千というほど非常にたくさんありますので、危険なものはほとんど例外的に少ないというような状態でございますから、今度……
○廣瀬(正)政府委員 石炭局長からお答えした通りでございますけれども、御趣旨よくわかりますので、そういう方向で十分検討いたしていきたいと思います。
○廣瀬(正)政府委員 御指摘のように石炭対策といたしましては、需要の問題が先行すべきことは当然でございます。その需要につきましては、ただいま石炭局長から御説明した通りでありまして、需要の大宗であります電力につきましては、総量の二千五十万トンというのが大体確定いたしておりますが、その他の需要につきましては、少なくとも五千五百万トンを目標といたしまして、ただいま具体的に御説明しましたように、努力を続けておるのであります。月末までにはっきりした見通しをつけよという御趣旨もごもっともな御要望だと思いますので、極力努力していきたいと思っております。
○廣瀬(正)政府委員 地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、鉱山保安監督署の設置に関し承認を求めるの件につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 石炭鉱山にかかる保安につきましては、今後とも監督の強化徹底をはかる必要がありますが、このためには、特に現地監督組織を整備充実することが最も効果的であると考えるのであります。 このような現地監督体制確立の重要性にかんがみまして、北海道及び九州の炭鉱密集地区である夕張、岩見沢、滝川、釧路、飯塚、田川、直方、佐賀及び佐世保に鉱山保安監督局が派遣しております地区現地監督班につきまして、三十六、三十七両年度にわたり、人員の増強、施設の整備等を……
○廣瀬(正)政府委員 石炭政策を進めてまいるにつきまして、それに関係いたしております各種の国家資金を伴います措置につきまして、十分やるべきことは御指摘のとおりでありまして、今度の法律の改正にあたりましても、そういう点十分努力をいたしたつもりでございますけれども、ただいまお話しのような、いろいろ遺憾な点が必ずしも残っていないではないと思うのであります。第一番に御指摘になりました、今後だんだん多くなることを予想されます無資力の鉱害問題にいたしましても、無資力の鉱害がふえればふえるだけ、地方公共団体の負担が増高していくということになりますので、これにつきましては、ただいまお話しのように、あるいは地方……
○廣瀬(正)政府委員 だだいま御指摘の問題につきましては、さような必要もあるいは起こってこようかと考えられるわけでございまして、必要に応じて予備費の流用等を考えてまいりたいと思います。昨年度も予備費を流用いたしております。
【次の発言】 鉱山保安については、鉱山保安法と臨時措置法の二本立てでいくことがいいか悪いかということにつきましてはいろいろ御議論があろうと思いますけれども、とにかく二つの方法でやるということになりまして、一方は一年延長いたしたい。一年延長いたしまして、その時限がまいりましたならば、それでまたなかなかデリケートな問題が起こるのじゃないかという御指摘でございまして、私どもも必ず……
○廣瀬(正)政府委員 この臨時措置法の期限の問題につきましては、昨日来御意見を承っておりますところでございますが、きのうも岡田委員から御意見がありましたように、鉱山保安法のほかに、別にこうした法律というものが必要であるかどうか、いろいろな御意見があり得るわけでございまして、先刻保安局長からも御説明申し上げましたように、昭和三十五年、三十六年と引き続きましてたいへん大きな鉱山の災害が起こりまして、鉱業保安法だけでは救済が十分できないというような特別の事態が発生いたしましたものですから、それで例外特例といたしまして、このような法律を臨時的な措置といたしましてつくることになったわけでございまして、当……
○廣瀬(正)政府委員 ただいまの附帯決議につきましては、御趣旨を十分体しまして、政府でも努力してまいりたいと存じます。
○廣瀬(正)政府委員 三十八年度の分は、先般の審議会で決定を見たのでございますが、三十九年度以降は未定でございます。
【次の発言】 御承知のように、石炭需要の確保は当今非常に困難でございますけれども、政府といたしましては、五千五百万トンはぜひとも確保したいということで努力を続けておるわけでございます。さらに各方面の御要請もあることでもございますので、目標といたしましては、さらに努力を重ねまして、六千万トンを確保したいというようなことでまいっておるわけでございます。
【次の発言】 当初役所のほうで案をつくりましたのは、各炭鉱からの申請等を資料といたしまして、いろいろ修正をいたしまして作案したわけ……
○廣瀬(正)政府委員 大臣の出席の御要請がございましたけれども、ちょうどだだいま商工委員会をやっておりますので、そちらのほうが基本法の審議の関係ではずせないので私が参ったわけですが、私の答弁で御不満な点は、重ねて大臣に御質問の機会もあるかと思いますし、また私が御質問を承り、答弁いたしましたことについては、責任を持って大臣にお伝えいたすことは間違いございませんので、御了承いただきたいと思います。 ただいまの御質問でございますが、石炭対策は何と申しましても、先刻来岡田委員も御指摘されておりましたように、需要と価格が最も重要な要素であり、基調をなしますものでありますことは当然でございます。したがい……
○廣瀬(正)政府委員 ただいま井手委員から御質問の点でございますが、整備資金につきましては、前年度は財政投融資で百億円を計上してあったのでございまして、本年度は六十億円しか計上されてないのでございます。それにつきましては、石炭鉱業審議会から答申があることでございますので、答申の線を十分尊重いたしまして、資金の額の拡大につきましては、通産省といたしましては強く主張いたしまして、ぜひとも必要なだけは財政投融資の追加を計上いたしたい、かように考えておる次第でございます。
【次の発言】 ただいま石炭局長から御答弁申し上げましたように、合理化事業団の保証制度を活用いたしまして、市中銀行の御協力も最大に願……
○廣瀬(正)政府委員 非常にデリケートな問題でございまして、岡田委員の御趣旨もよくわかるのでございますが、労使とも円満な話し合いということを前提としておりますので、先刻石炭局長の御意見のように、本省間におきましても各官庁の連絡は緊密にしますし、また出先の懇談会も大いに活用いたしまして、御趣旨を十分しんしゃくいたしまして善処するように努力していきたいと思っております。
【次の発言】 非常にむずかしい問題だと思いますけれども、ひとつ研究してみたいと思います。
【次の発言】 販売面と申しますか、流通問題につきましては、御指摘の点は多々あると思うのでございまして、この問題につきましてはひとつ抜本的に十……
○廣瀬(正)政府委員 石炭対策につきましては、臨時石炭対策本部と石炭対策連絡協議会を新しく設置するということになっておるわけでございますが、対策本部につきましては、福岡に置くようにいたしておるわけでございまして、福岡には石炭対策についての各官庁の現地の機関があるわけでございますけれども、この連絡を最も緊密にいたしまして、石炭対策の事務の処理を敏速にしかも効率的にいたしたいということで、出先官庁の連絡機関といたしまして、そのような本部を置くわけでございます。そうして窓口が一本になるわけでございますから、利用者の側におきましても、一本の窓口を通じまして最も利便に利用ができるということになるわけでご……
○廣瀬小委員長 これより会議を開きます。
郵政事業に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。上林山榮吉君。
【次の発言】 森本靖君。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。
【次の発言】 それでは本日はこれをもって散会いたします。
午後一時五十九分散会
○廣瀬(正)小委員 FM放送の必要性、つまりこれはFM放送のラジオ全体における地位にも関係のあることであります。これはただいま郵政省のFM調査会でも種々御検討中だとは考えたわけでございますが、その中間報告によりますれば、このFM放送は、第一に混信、雑音の救済策として必要ではないだろうか。これは最終的な結論が出ておるわけではありませんけれども、そのような強い御意見が出ておるようでございます。この混信とか雑音というのは、九州とか四国、裏日本がその被害地だろうと思うわけでございます。ところが、このFM放送というのは、いわゆる三番目の、最後の放送のメディアでありまして、よほど大切に取り扱わなければなら……
○廣瀬(正)小委員 単独放送と多重放送とは、どっちをやるかによりまして、波の数が違って参りますか。
【次の発言】 単独放送をやるか多重放送をやるかまだきまってないというけれども、波の数が違うということは事実でしょう。ただ、多重放送はやる、ステレオ放送はやるけれども、それ以外の数はまだ考えてない。ステレオ放送はやりたい、そうして多重放送はやりたいということなんですね。
【次の発言】 私は技術的なことはよくわかりませんけれども、単独放送をやる場合と多重放送をやる場合は、波の数は、チャンネルの数は違ってくるのじゃないかと思うのです。それがまた多重放送をやります場合にも、一つやる場合とサブチャンネルが……
○廣瀬(正)小委員 ちょっと関連して。アメリカにおきましては、FM単独の企業体というものはたくさんあるのでございますか。
【次の発言】 私の聞いておりますところでは、かなり単独の局があるということでありますが、そういう局がはたして現在ペイしておるかどうかということを承りたいと思います。
【次の発言】 ただいま問題になっております経営主体と非常に関係あることでございますが、私ども尊敬しておる森本委員は、FMは中波に取ってかわるというお言葉を使っておられますが、私は、五十年先、百年先は取ってかわるような時代がくるかもしれませんが、ここ五年、十年、政治家として考えなくてはならない時期におきましては、……
○廣瀬(正)政府委員 この前の国会におきまして、商工委員会で石油業法成立後の対処方につきまして御決議をいただきまして、この決議に対しましては、政府といたしましては十分尊重して対処して参りたいということで、各種の事項につきましてただいま検討をいたしておる最中でございます。御承知のように明年度の予算の編成要求の時期でもあるわけでございますから、特に力を入れてやっておるわけでございます。 御決議の中で一番むずかしい問題は、引取、買取機関であるかと思っておりますが、しかし、私どもといたしましては、買取機関につきましても、この前の商工委員会で板川委員に大臣から御答弁申し上げましたように、大体四つの案が……
○廣瀬(正)政府委員 従来も、通産省といたしましては、税制の面からも鉱山の育成強化ということにつきましては努力してまいりましたが、さらに鉱業審議会の意見等を聞きまして、今後も大いに御期待に沿うように努力を続けてまいりたいと思っております。
【次の発言】 ただいま御指摘のように、本年度はいろいろ探鉱融資事業団その他の問題がございまして、税制の面につきましては必ずしも満足な結果をかち得ておらないわけでございますけれども、御指摘はまさにそのとおりだと思うのでございまして、大いに税制の改正ということに重点を置きまして、党の税制調査会に働きかけ、また鉱業審議会の意見等も十分拝聴いたしまして、特に力を注い……
○廣瀬(正)政府委員 ただいま御質問の総合エネルギー対策でございますが、何と申しましても、エネルギーは炭業の基盤をなすものでございまして、ことに当委員会といたしましては、石油業法の御審議にあたりまして附帯決議をおつけになっておりまして、すみやかに総合エネルギーの政策を確立するようにというような御趣旨も賜わっておるわけでありますが、石炭問題でありますとか、あるいは原子力の将来の見通しでありますとかいうようなことに、ひとり石油ばかりではなくて、関連を持っておるのでありまして、石炭につきましては、御承知のように、調査団の答中等に基づきまして、内閣におきましても、将来の見通しをつけまして、それぞれ対策……
○廣瀬(正)政府委員 石油の標準価格の設定につきましては、石油業法の十五条でございましたか、価格が不当に暴騰いたしましたり、不当に下落いたしましたりした場合には、需給関係、安定した供給に支障を生ずるわけでございますから、標準価格の設定ができるという石油業法の条文に基づきまして、昨年の暮れに標準価格を設定することに相なったのでございますが、その問の事情につきましては、るる申し上げなくても、岡田委員におかれましては御承知のところであろうと存じます。ところが、そのような標準価格を設定いたしましたために、ガソリンにつきましては、従来の実勢の価格が九千百円程度でありましたものが、一万一千三百円ということ……
○廣瀬(正)政府委員 繊維の問題につきましては、政府といたしましても真剣に考えなくてはならない大へん重大な場面に際会いたしておるというように考えておるわけでございますが、御承知のように、繊維工業設備臨時措置法につきまして、その根本的な改廃を目ざして、ただいま審議会あるいは小委員会で検討を続けております。ただいままで小委員会は十一回の多きに及んでおりますような状態でございまして、いずれ近く、五月ごろには結論も出ようかと思いますので、政府といたしましてもその機会に――ただいま局長から御調明いたしましたように、綿紡にとりましても、今九百万錘あるということは、将来の、昭和四十年租度の見通しをつけまして……
○廣瀬(正)政府委員 全般の問題につきましては、ただいま企画庁から御説明の通りでございますが、通産省の担当いたしております輸出、輸入の面から申しましても、国際的には御指摘のようにきわめて大きな変動がございましたけれども、ここ一年の見通しに大きな変動があろうとは考えてないのでございまして、そういうような考えで対処していきたいと思います。
【次の発言】 輸出の方向につきまして、輸出秩序の確立ということがきわめて重要な要素でありますことは、御指摘の通りであります。最近急にそういうことが叫ばれておるのであります。これにつきましては、私どもの考えといたしましては、輸出入取引法の弾力的な運営というようなこ……
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