広瀬正雄 衆議院議員
32期国会発言一覧

広瀬正雄[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-|32期|-33期-34期
広瀬正雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは広瀬正雄衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
広瀬正雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

広瀬正雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 逓信委員会 第1号(1971/07/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 私は、廣瀬正雄でございますが、このたび、はからずも郵政大臣を拝命いたしまして、皆さま方のごやっかいにあずかることに相なったわけでございます。  大方の皆さん方御承知のように、私は、まことに生来の非才愚鈍の者でございまして、ただ郵政事業は、私が若いころ、また国会に出ましても政務次官といたしましてごやっかいにあずかっておりました事業でございますから、いささか知識は持っておるであろうというように考えてまいったわけでございますが、大臣を引き受けまして、役所に参りましていろいろレクチュアを開きますと、最近の事業の進展ぶりはまことに目ざましいものがあるのでございますが、ことに電波あるいは電……

第66回国会 逓信委員会 第2号(1971/09/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま御指摘になりましたように、郵便の仕事は郵政事業のまさに根幹をなすものでございまして、しかもその郵便は、年とともに物量がふえておりますことは御承知のとおりでございます。しかもその郵便事業は、経費の面から申しますと八割が人件費でございまして、そういうことを考えますと、郵政行政におきまして人と人との問題、労使関係がいかに重要な要素をなすかということは、ただいまのお話のとおりだと思うのでございます。  そこでお尋ねは、私の郵政省における労使対策につきましての基本的な姿勢、このことについてのお尋ねであろうかと思いますが、これは何と申しましても、ただいまお話のございました、昨年十二……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1971/11/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 御承知のように、電波法では、外国の政府の機関は電波放送の免許が許されないことになっておりますわけでございます。第五条でそういう規定があるわけでございます。ところが三条におきまして、条約に別段の定めがあります場合はこれに従うということになっておりますのが法的根拠でございます。
【次の発言】 ただいまの御質問は、日本でアメリカの政府の機関としてどういう放送があるかという御質問でございますか。
【次の発言】 愛知外務大臣の書簡は、極東放送会社の英語の放送については、返還協定が成立いたしまして日本に沖繩が帰還いたしました後におきまして五カ年継続を認める、日本語の放送については財団法人に……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1971/11/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 沖繩の電信電話、これは御承知のように本土と比べますとだいぶん劣っております。格差があるわけでございます。急いで整備拡充しなければならないということになります。これにつきましては、日本電電公社で五カ年計画を立てまして、年次的に計画的に急いでやるというようなことになっておりますが、その内容の一、二について申し上げますと、まず一般加入の電話につきましては、五カ年計画というのは五十一年度に終わりますけれども、その翌年度の五十二年度までに申し込んでそのままになっているという、いわゆる積滞数のないように、五十二年度の末までにはやってしまいたいというような計画を立てておるのでございます。また……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1971/11/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 VOAにつきましては、御承知のように、アメリカ政府の海外広報庁の放送でございまして、したがって、日本の電波法によりますと、第五条で、外国の政府は日本の国内におきまして電波の免許をしない、放送させないというようなことになっておりますわけでございます。 したがって、その限りにおきましては排除されるわけでございますけれども、また別に三条がございまして、条約に別段の定めがあります場合はその規定に従うということになっておりまして、協定の第八条に、VOAは暫定的に五カ年間だけ継続して中継を認めるということになっておりますので、協定でございますから条約と同じものでございますので、その協定に従……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第3号(1971/11/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 沖繩と同じ程度の施設、また立地条件も同じだということで、大体二十億円程度でございます。
【次の発言】 参議院で御答弁申しましたように、傍受の施設をやるということにいたしたわけでございます。ただいまその場所の選定を沖繩の地区内でやっております。日本の本土では聞こえるところがないそうでございまして、沖繩で場所の選定をいたしております。その後の具体的な方法につきましては、関係の各省でただいま協議中でございます。

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第5号(1971/11/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 お答えいたします。  ただいま外務大臣が御答弁申しましたように、返還後厳重なさくをいたしまして境界をはっきりいたしまして、隣地を与えるつもりでございます。
【次の発言】 お答えいたします。  ただいま琉球政府に対しまして、日本語の財団法人沖繩極東放送の申請が出ておりますことは、御指摘のとおりでございますが、これに対しましては、ただいま外務大臣が答弁いたしましたように、琉球政府で、財団法人に対しましては許可、放送に対しましては免許ということになるわけでございますが、それをやってもらいたいというように考えておりますけれども、もしそういうような処分が行なわれないということになりました……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/11/22、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま御指摘のように、VOAは電波法の適用をかぶりませんので、したがって、放送法も適用がないわけでございます。電波法によって免許をもらった放送局だけが放送を引き受けるということになりますわけでございます。  ただし、放送法の適用を受けませんけれども、交換公文、これによって規制するというようなことになっておりますわけでございます。
【次の発言】 協定の第八条に、ああいうことで明記されておりますし、それから取りきめ、つまり交換公文の規制によるということになっておりますわけでございまして、電波法と放送法の適用は排除されております。

第67回国会 社会労働委員会 第3号(1971/11/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま御質問の郵政業務の職場の件でございますが、私は部内の出身でありまして、いま御指摘のように、以前の空気と現在の空気を比較することができる立場におるわけでございますけれども、ただいま御指摘のこともわからないわけじゃございませんが、私といたしましてはただいま郵政省の責任者であるわけでございまして、各担当の管理者が職場を明るくいたしまして、郵政事業の推進のために一生懸命にやってくれておるという熱意は買っておるわけでございます。しかし、いろいろ御指摘はあろうかと思いますけれども、暗い、陰惨な、朗らかでないという空気がございましたならば、今後御期待に沿うように、私は先頭に立って労務……

第67回国会 社会労働委員会 第5号(1971/12/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま山本先生の御指摘の点が非常にむずかしい、誤解を招くところだと思うのでございますが、両人事部長が依命通牒を出しておるということは、結局郵政事業で一番難渋いたしております郵便の外務職員の、地方から出てまいりました青少年の方々の定着性をはからなければならない、定着度を高めなければならないというところにねらいがありますことは絶対に間違いないのでございまして、そういうようなことにつきましては、こういう制度が好ましいと思います、奨励すべきことでありますという趣旨の通牒であろうかと思っておるわけでありますが、しかし、そういう精神、そういう趣旨でそういうことを奨励いたしましても、好まし……

第67回国会 逓信委員会 第2号(1971/12/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいまお尋ねの十二チャンネルの「予告・爆弾時代」の放送の問題でございますが、実は私はこのテレビは見ていないのでございまして、どういう放送をしたかつまびらかにいたしませんけれども、あとで聞きますれば、若い過激派の人物がパイプ爆弾を製造しております状況が放送されたということでございまして、これは御承知のように警察庁等の問題になりまして、たいへん論議がやかましくなりましたので、放送を監理いたしております郵政省といたしましては、その事態の真相を知らなくちゃならない、実情を知っておく必要があると存じまして、何日か後に十二チャンネルの最高幹部に郵政省に来ていただきまして、私は出席しなかっ……

第67回国会 逓信委員会 第3号(1971/12/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま米田先生から、郵政省のいわゆるマル生運動というようなおことばがございましたけれども、私どもといたしましては、マル生運動なんということはやっていないつもりでございますし、もとよりそういう考えで事業の運営に当たっておるのではございませんけれども、日ごろ考えておりますことは、郵政事業を運営していく、推進していくにつきましては、何と申しましても労使間の安定ということがきわめて大切である。それには、労使双方が不信感を持ってはならない。誠実を持ってその間に相対処していかなければならないという気持ちを持っておりますわけでございます。御承知のように、昨年のきわめて深刻ないわゆる高原闘争……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 決算委員会 第7号(1972/04/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま御指摘のダイレクトメールの問題でございますが、最近、郵便料金の改定によりまして、純粋のダイレクトメールというのはかなり減ってまいった実情でございますが、現在、郵便を利用いたしましてダイレクトメールが送達されております実情は、ただいま御指摘のように、行政管理庁のほうからも御指摘をいただきましたけれども、いろいろ検討してみますと、最近のダイレクトメールというのは、その内容がほとんど信書に近い、また完全に信書だと思われますものが相当たくさんあるのでありまして、たとえばダイレクトメールの内容が、これは吉田賢一先生に特にあててこういうことを申し上げますよというような、信書に類する……

第68回国会 社会労働委員会 第6号(1972/03/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 私は、田邊委員がうそをおっしゃる方でないということはよく知っておりまして、おっしゃるとおりの事実があったと思いますが、だということになりますれば、ほんとうに申しわけないことだと思います。しかも局を御視察になりまして、その結果につきましてのいろいろ御意見、御見解等については、あるいは必ずしも先生方とわれわれとは意見が一致しないかもしれませんけれども、入口におきましてそういう非礼があったということは、私はほんとうに遺憾千万だと思うのでございまして、これはしょせん私の指導がまだ徹底していないということを非常に恥ずかしく思うわけでございますが、私といたしましては、国会議員の先生方が、そ……

第68回国会 社会労働委員会 第34号(1972/06/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 実は、私ただいまの御質問に対しまして、不当労働行為が全くございませんということをはっきりお答えいたしたいのでございますけれども、何と申しましても、三十二万の人間をかかえている郵政事業でございます。したがって、私どもの郵政事業は労務関係が最も大きな課題でありますけれども、それについては長年いろいろ苦慮し、努力を続けておるところでございますが、御承知のように一昨年、その前のいわゆる労変闘争の苦い経験にかんがみまして、十二月十四日に確認事項というのを労使間で取りかわしておるのであります。これがすみからすみまで、くまなく徹底してまいりますれば、そうした忌まわしい事件は起こらないという私……

第68回国会 逓信委員会 第1号(1972/03/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 郵政省所管行政の概略について御説明申し上げます。  最初に、昭和四十七年度予算案の概略について申し上げます。  まず、一般会計の予算でありますが、歳出予定額は、八十一億三千万円で前年度予算額に比較いたしまして、七億三千八百万円の増加となっております。  この予算には、人工衛星を利用する電波研究の推進に必要な経費二億八千二百万円、海洋開発のための通信方式の研究に必要な経費六千四百万円、電波監視新体制の確立に必要な経費八千三百万円、有線テレビジョン放送関係施策の推進に必要な経費三千百万円のほか、総合電気通信施策の強化、放送大学に関する調査に必要な経費が含まれております。  次に、郵……

第68回国会 逓信委員会 第2号(1972/03/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 その辺は私はあまり詳しくございませんけれども、林委員の御質問の趣旨はよくわかるわけでありますが、ただ私ども常識的に考えますと、予算総則で流用するということができる、つまり予算をこえて収入が多かった場合は、それは他に流用できるというようなことが国会の審議の精神に反するじゃないかという御趣旨じゃないかと思うのですけれども、御説のように放送法三十七条で一々NHKの予算については国会の承認を得なくちゃならないということになっておりますわけでございますけれども、そういうような流用の規定を設けました予算総則そのものも、国会で全体として承認を得ておりますわけでございます。それで、そういうこと……

第68回国会 逓信委員会 第3号(1972/03/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 あのときも、ただいま阿部先生御指摘のように「こういうことを申し上げてはどうかと思いますけれども」と前置きいたしまして、特に注意して出し上げたつもりでございますが、委員会の席上で与党のことを強調するのは適切ではなかったと恐縮いたしております。どうぞよろしく御解釈いただきまして、御審議のほどお願い申し上げます。
【次の発言】 NHKのやっております国際放送の重要性につきましては、いまさら申し上げるまでもない、栗山先生のよく御承知のとおりでございまして、これは予算的には、私どもといたしましては、なるべくだんだん増額してまいりたいという考えを持っておりまして、いま御質問の中にありました……

第68回国会 逓信委員会 第4号(1972/03/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 詳細なことは事務当局から御答弁させますが、営営活動、企業体としていろいろ営業をやっておるわけでありますから、その総括的な意味でありますけれども、内容については局長から説明させます。  楽観を許さない状況になっておるというのは、すでに前回にも御答弁いたしましたように、四十七年度の末には、従来収入源として非常に期待してまいりましたカラーの受信機、これが三分の二程度になると、これ以上はカラーの受信機があまりふえるということは期待ができないというような見通しでございますから、そういうようなこともながめて、将来そうした収入の根源が非常に減ってくるということをいまから十分気をつけて、経費の……

第68回国会 逓信委員会 第5号(1972/04/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま議題となりました簡易生命保険法の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  この法律案は、簡易生命保険の保険金額の最高制限額を三百万円に引き上げるほか、若干の制度の改善をはかろうとするものであります。  まず、保険金額の最高制限額を引き上げることについて申し上げます。  現在、簡易生命保険に加入することのできる保険金額の最高制限額は被保険者一人につき二百万円でありますが、最近における社会経済事情の推移にかんがみ、加入者に対する保障内容の充実をはかるため、これを三百万円に引き上げようとするものであります。  次に、その他の制度の改善について申し上げます。  その内……

第68回国会 逓信委員会 第6号(1972/04/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいまの阿部委員からの御質問でございますが、これは私どもといたしましては社会事情、経済事情の推移等ございまして、現在の制限額二百万では、どうも保障の機能が十分でないというように考えてこういう措置を講ずることにいたしましたわけでございまして、死亡の件について申しますと、葬祭費でありますとか、あるいは医療費でありますとか、また遺族の生活費の足しでありますとかいうようなこと、また養老保険につきましては、老後における生活費用というようなことも考慮に入れて、ただいま申しましたような時勢の推移に伴って、それにマッチさせる意味で三百万にいたしたわけでございます。しかし今後もだんだんまた事情……

第68回国会 逓信委員会 第7号(1972/04/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 簡易保険の特性、民間保険と違うというような点につきましては、まさにただいま栗山委員から御指摘のとおりでございまして、国民福祉のために簡易保険は国営保険といたしましての品位を保ち信頼を保持いたしまして、民間保険と両々相まって、相携えて国民の福祉の増進に邁進しなければならないというような信念を持っておるわけでございます。  簡易保険の特性についてはただいまお話しのとおりでございますけれども、これを普及の面から考えますと、幸いに簡易保険は、全国的な組織を持っております郵便局の手を通じまして勧奨に努力をいたしておるわけでございます。そういうような性格を持っておりますので、生命保険を普及……

第68回国会 逓信委員会 第8号(1972/04/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま米田委員から、郵政事業といたしましては何と申しましても人の問題が最大の課題でありますことは御承知のとおりでございまして、そういう意味におきましては、事業の根幹に触れる御質問をいただいたわけでございますが、郵政省におきまして、人の問題だということになれば、ただいま御指摘の労使関係ということになってくるわけでございます。御承知のように、一昨年に、俗に労変闘争と申しております非常に深刻な闘争と申しますか、折衝と申しますかがありまして、労使の双方とも非常な反省を強く持ったわけでございます。その結果、一昨年の暮れの十二月十四日に、労使じっくり話し合って確認事項を取りきめたわけでご……

第68回国会 逓信委員会 第9号(1972/04/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 まずもって、きょうはたいへん時間をおくらせまして相済みませんでした。おわび申し上げます。  電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。  電信電話等に対する国民の依然として旺盛な需要を充足するため、電信電話債券の引き受け制度等、加入電話などの拡充に必要な諸制度の存続をはかるとともに所要の整備を行なおうとするものであります。  この法律案のおもな内容につきまして御説明申し上げます。  第一に、加入電話加入申し込み者等による電信電話債券の引き受け制度、電話交換方式の自動化の実施に伴い一時に過剰となる多数の電話交換要員の退職……

第68回国会 逓信委員会 第10号(1972/04/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま御指摘の三法につきましては、従来立法の精神を発揮いたしまして大いに効果をあげておりますことは私から御答弁できますわけでございますが、なお詳細につきましてはいろいろ委曲の経過があるようでございますが、事務当局から詳しく御説明させていただきたいと思います。
【次の発言】 この三つの法律の延長の問題につきましては、昨日来から御質問をいただきましたわけでございますが、そのつど答弁を申し上げておりますように、まさに法律の始期と申しますか、成立いたしました時期が違っておるわけでございますけれども、今度十カ年延長するということは、三つの法律とも終期は昭和五十七年度ということで一緒にな……

第68回国会 逓信委員会 第11号(1972/04/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 郵政省の関係について君に聞くということでございましたけれども、電電公社のほうも関係がございますから、一括して私の立場から御答弁申し上げたいと存じます。  御指摘のようにベースアップそのものから申しますと百数十円いずれも昨年に比べて減っておる、そういうような状態になっておりますことをまことに私ども遺憾に思っておるわけでございますが、ただ、ここまで私どもこぎつけるについては、御承知のように今回は特殊事情でまだ予算も成立いたしておりません。それから民賃も基準になるようなものが出そろっていないというような状態でございましたけれども、とにもかくにも一日も早く有額回答をしようというようなこ……

第68回国会 逓信委員会 第12号(1972/05/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 武部委員から冒頭に、三つの法律を一括提案したことにつきまして重ねて御指摘を受けまして、あえて御質問ということじゃなかったようでございますけれども、皆さま方のおぼしめし、あるいはお立場を利用といいますか、いたしまして、賛成もあり反対もあるので、これを一括御審議を願って全部通していただきたいという、悪だくみということばを使われたわけでありますが、そういうような意図は全くなかったのでありまして、郵政省、私の責任において、そのほうが御審議に御便宜じゃないかというようなことで出したわけでございます。これもたびたび御説明申し上げたとおりでございまして、ぜひ御理解を賜わりたい、かようにお願い……

第68回国会 逓信委員会 第13号(1972/05/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま議題となりました郵便切手類模造等取締法案について御説明申し上げます。  最近、真正な郵便切手類にまぎらわしい外観を有するものが製造、販売され広く一般に流布されるようになってまいりました。  この法律案は、このようなまぎらわしい外観を有するものの製造、販売等を制限することにより、その行使による郵便切手類の偽造に関する犯罪を未然に防止するとともに郵便切手類の信用の維持をはかろうとするものであります。  なお、この法律案は、公布の日から起算して六カ月を経過した日から施行することにしております。  以上が、この法律案を提出いたしました理由であります。  何とぞ、慎重御審議の上、……

第68回国会 逓信委員会 第14号(1972/05/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 実は私もけさの各紙を読みましてびっくりいたしたわけでございますが、そのような取引に関するような話を最近いたしたことは全くないわけでございまして、これはおそらく大蔵省のサイドに立っての、だれからかの情報によってそういうかってな記事を書いておるのじゃないか、このように判断いたしておるのでありますが、私の現在の考え方は、従来申してまいりましたように、郵便貯金の性質は、銀行預金とは全く異質のものであるということで、公定歩合の引き下げについて、銀行預金は引き下げてもちっとも差しつかえない。しかし、郵便貯金については、これは全く私の管理下にあるわけでございますから、私の信念に基づいて対処し……

第68回国会 逓信委員会 第15号(1972/05/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま議題となりました有線テレビジョン放送法案につきまして、提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  最近各地において同軸ケーブルを用いた有線電気通信設備により有線テレビジョン放送を行なう事業が活発に計画されておりますが、有線テレビジョン放送は、国民の文化的日常生活にとってきわめて有用なものとなりつつあり、また、その施設は地域的独占の傾向におちいりやすいものであります。  このような事情にかんがみ、その施設の設置を許可制とすること等により施設の設置及び業務の運営を適正ならしめることによって、受信者の利益を保護するとともに有線テレビジョン放送の健全な発達をはかるため、この際有線……

第68回国会 逓信委員会 第16号(1972/05/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 都市におきまして、高層ビル等によって難視聴地域ができたということについて、NHKがその難視聴地区を解消しなければならないという問題につきましては、少しデリケートな問題があるようでございますから、局長から答弁さしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの阿部委員と私どもの側の質疑応答を承っておりまして、まことに疑義の生ずる点だと思うのでございまして、その辺よく先生の御主張を踏んまえて調査研究をいたしてみたい、かように考えております。
【次の発言】 ただいまの阿部委員お尋ねの点も含めて、いろいろむずかしい問題については電波監理審議会に御相談申し上げたいというふうに考えておりますので……

第68回国会 逓信委員会 第18号(1972/05/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 あえて私の答弁を求められておりませんけれども、まことに事業を思い、友情にあふれた御忠言をいただきまして、ほんとうにかたじけなく承ったわけでございます。  CATVの問題につきましては、きょう実は自民党の通信部会がございまして、その際、私も修正案についての御説明を承ったわけでございますが、これはただいま御指摘のように、もう数回にわたりまして継続審議になった法案でございますから、今度の国会で皆さん方全部の御同調をいただきまして、ぜひ成立させたいというたいへんな御好意を持ってくださっておりますようなことを前提といたしまして、いろいろこの法律案については、政府の手の届かなかった点もあり……

第68回国会 逓信委員会 第19号(1972/05/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 最近都市に次々に局層ビルが建ちまして、そのために難視聴地区が非常に拡大されつつある現状でありますわけでございますが、都市の難視聴地区の解消ということで、放送の再送信をいたしたいという国民の要望がありますわけでございます。また、こういうようなことではなくて、よく見える地域におきましては、再送信でなくて、自主送信をやりたいという地域の、要望もかなりたくさんありますわけでございまして、そういうような難視聴地区の再送信、それからよく見える地域では自主送信をやりたいという国民の欲求、そういうものが非常に熾烈でありますわけでございます。それとともに、御承知のように、世の中はだんだん情報化の……

第68回国会 逓信委員会 第20号(1972/05/31、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 御承知のように、放送につきましては放送法というりっぱな法律があるわけでありまして、これによって放送の自由というものが確保されておるわけでございます。なお、放送の番組につきましては、その放送法の第四十四条の第三項に詳しく列記いたしまして、その準則にのっとって放送をしなければならない。これは、とりもなおさず放送の自由と中立性を確保いたしますための条文であるわけでございます。そういうような条文が放送法にあるわけでございますが、その放送法を、今度のCATV法におきましても準用するということになっておりますので、放送の自由並びに中立性を確保するということにつきましては、放送法と全く同じ精……

第68回国会 逓信委員会 第21号(1972/06/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 郵便貯金法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  郵便貯金は、簡易で確実な貯蓄の制度として、一世紀にわたり国民大衆に親しまれ、利用されて今日に及んでおります。総貯金額は十兆円という膨大な金額となっておりますが、これもすべて国民の零細な貯金の積み重ねであり、しかもこの資金は全部財政投融資のための原資として社会公共資本の充実に寄与しているのであります。  ところで、一般国民が、ふだん入院、結婚などでまとまった資金が必要になった場合でも手軽に貸し付けを受ける道はほとんど閉ざされておりまして、せっかくのたくわえを不利な条件で払い戻す預金者が少なくありません……

第68回国会 内閣委員会 第17号(1972/05/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま議題となりました郵政省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、郵政省の地方管理組織の適正化をはかるための改正であります。  東京都に置かれている地方郵政局は、全国十カ所に置かれている地方郵政局のうち最大の規模を有し、膨大な業務量のため一郵政局としての管理能力の限界を越えておりますので、これに対処するため、東京都に地方郵政局を一局増置して、首都圏における郵政事業の整備充実をはかり、事業サービスの向上に万全を期そうとするものであります。  以上が、この法律案を提出いたしました理由であります。  何とぞ、慎重御審議の上、すみやかに御可決く……

第68回国会 内閣委員会 第19号(1972/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま和田委員の御質問は、東京郵政二分割の問題だろうと拝察いたします。形の上から申しますと、なるほど全体の定員はそうにわかにふえるというわけじゃございませんけれども、トップが二人になりますことは事実でございまして、それから二つの郵政局になりますわけでございますから、それに応じまして、よその郵政局からも配置転換をいたしまして、独立の郵政局にふさわしい人員には漸次持っていかなくちゃならぬというような考え方でございますが、いままでが御承知のように七万人の従業員を擁しておりましたものですから、管理能力と申しますか、掌握能力、そういう点から申しまして限度以上でございまして、なかなか仕事……

第68回国会 内閣委員会 第21号(1972/05/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま御指摘の事件につきましては、私もいつかの場で承ったことがございますし、また、その際、防衛庁当局の御見解も承ったのでございますけれども、ただいま御指摘の私どもの関係の郵便局の取り扱いにつきましても、まことに不行き届きであると申しますか、仕事に対して誠意をもって措置するという熱意が足らなかったように私も考えるわけでございまして、この点は非常に反省をさせております次第でございます。  根本的な労使関係の問題については、いずれいろいろな具体的事例をおあげになりまして引き続き御質問があるかと思いますが、そういうような問題についてはまことによくないと思って、ただいま福岡の問題は、お……

第68回国会 予算委員会 第7号(1972/03/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 郵政省におきましては、ただいま郵便貯金の預金者への個人貸し付け、つまり郵便貯金を担保といたしまして、預貯金の預入者に生活資金を貸し付ける。つまり日常の生活におきまして、病人ができましてその薬代でありますとか、あるいは家族に新しく入学する者ができてその入学資金でありますとか、また家屋の修繕をやるというようなために不時の入費が出てきたという場合に、その足しになるというようなお金を郵便貯金の預入者に貸し付けたい。これは、私どもで考えておりますのはきわめて少規模のものでございまして、金額におきましても、郵政省は三十万円ということを申しておったのでありますけれども、党内におきましては、む……

第68回国会 予算委員会 第13号(1972/03/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 PCBについて取り調べをいたしたのでございますが、郵政省といたしましてはPCBを使ったノーカーボン紙をいままで十三種ばかり使用いたしておったようでございます。そこで、昨年の二月に九州大学のノーカーボン紙についての毒性の発表がございまして、あれから新しく調達するということは全然やめておりますわけでございますけれども、実はそのうちただ一種だけ人体に触れることの少ない窓口の会計機のテープに現在まで使っておったようでございます。きょうの先生のお話を承って、たいへん毒性が大きいということがわかりましたので、今後これは使わせないことにいたしたいと思っております。  それからいま御指摘の郵便……

第68回国会 予算委員会 第18号(1972/03/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 ただいま木村長官から御答弁申しましたように、郵便関係にいたしましても電信電話関係にいたしましても、前回の通常国会で、御承知のように郵便につきましては郵便法、電気通信につきましては公衆電気通信法の改正を国会におはかりいたしまして、御承認をいただきましていまの制度になっておるわけでございます。したがって電信電話につきましても、主要な料金については、これはもう公衆電気通信法ができました当初からでございますが、法律によって定めるということになっておりますわけでございます。ただ、それ以外の料金につきましては、郵政大臣の認可を得て日本電電公社でありますとか国際電電会社でありますとかというと……

第68回国会 予算委員会 第20号(1972/03/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 先生お尋ねの、郵便局の預金者への個人貸し付けの問題でございますが、私どもといたしましては、郵便貯金の預金者が生活上の不時の入費があった場合に、貯金を引き出すということになりますれば、郵便貯金の性質上利率の上においてたいへん不利でございますから、これを救済いたしたい、預金者のために安定した貯金たらしめたいというような気持ちで、いわば郵便貯金の立てかえというような気持ちでやりたいと思っておるわけでございます。  ところが、私どもといたしましては、関係の向きの御了解を十分いただきまして、政府提案でいたしたいということで努力しておるわけでございますけれども、まだそういうところまで至って……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 運輸委員会内閣委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/08/04、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 電波につきましては、従来もそうでございましたが、今後も優先的に考えてまいりたいと思っております。


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会法務委員会文教委員会社会労働委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1971/12/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 百三十二条は、愛知書簡を受けて、電波法の特例法を設けましたわけでございまして、御承知のように愛知書簡は、極東放送会社、この英語の放送、これは米人の経営でございますから、御承知のように日本の法律では、電波法では認められないということになっておりますけれども、ただいま申しましたような、外務大臣が申されましたような、沖繩返還に伴う各種の事情によりまして、これを特に暫定的に五カ年だけ継続して日本において放送することを認めるというような趣旨の書簡でございます。これを電波法の特例法で認めていくということになったわけでございます。  それといま一つは、極東放送会社ではございませんけれども、財……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 外務委員会内閣委員会連合審査会 第1号(1972/04/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 いま坂井先生御指摘のように、金額は間違いございません。ただ八十三億円につきましては、正式の請求書でなくて、一応計算書を提示するという程度でございまして、したがいまして、電電公社の未収金の中には計上してないわけでございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 三十年にそういうことを話し合っているということを聞いておりますけれども、詳しい内容については電電公社の総裁から答弁させます。
【次の発言】 それは、最終的に七億三千万に妥結いたしましたその金額の一部だと考えておるわけでございます。どういうわけで八十三億と七億三千万という非常に大きな金額の違いができたかとい……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1972/03/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○廣瀬国務大臣 郵政省所管会計の昭和四十七年度予算案につきまして、その概略を御説明申し上げます。  まず、一般会計でありますが、歳出予定額は八十一億三千万円で、前年度予算額七十三億九千二百万円に比較いたしまして、七億三千八百万円、一〇%の増加となっております。  この予算には、人工衛星を利用する電波研究の推進に必要な経費二億八千二百万円、海洋開発のための通信方式の研究に必要な経費六千四百万円、電波監視新体制の確立に必要な経費八千三百万円、有線テレビジョン放送関係施策の推進に必要な経費三千百万円のほか、総合的電気通信施策の強化、放送大学に関する調査に必要な経費が含まれております。  次に、郵政事……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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