このページでは広瀬正雄衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○廣瀬正雄君 ただいま議題となりました南西諸島在住者等に関する在外公館等借入金整理準備審査会法特例法案について、海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案の要旨を申し上げますと、太平洋戦争の終結に際して、在外公館または邦人自治団体もしくはこれに準ずる団体が、引揚費、救済費、その他これに準ずる経費に充てるため、国が後日返済する条件のもとに在留邦人から借り入れた資金の提供者に対し、在外公館等借入金整理準備審査会法により借入金の確認を請求する権利を与え、これに基き国が返済しているのでありますが、同法制定当時の特殊事情から、沖縄等の日本の行……
○廣瀬委員 私は住宅問題につきまして、大臣その他に二、三お尋ね申し上げたいと思います。 今回の住宅四十二万戸の建設につきましては、公庫住宅におきまして増築等が三万戸、民間自力建設二十三万戸のほかに、増改築一万五千戸というようなものが計画にあります。これにつきまして、増築改築も、住宅難緩和のための住宅の増築になるかどうか、政府の御見解を承わりたいと思うのであります。さらに、公庫は増築も融資ができるかどうか、今までの法律ではできないと思っておりますけれども、増築が融資の対象になり得るかどうか。またさような法律の改正をするということになりましても、その増築いたしました部分の建物を担保に入れるという……
○廣瀬委員 日本住宅公団を作ることにつきまして、さような新しい機関を作る必要があるかどうかということ、あるいは公団の性格、事業内容、資金計画というような問題につきましては、すでに活発な論議が重ねられております。われわれもその大体の要領、大綱については、知ることができたのでございますけれども、この機会に、公団法案について二、三お尋ねをいたしておきたいと思うのであります。 まず、日本住宅公団という新しい機関ができるわけでございますが、この公団という名称の意義、これをまずもって政府当局におかれてはどのようにお考えになっておるか、この点をお尋ねいたしたいと思います。
○廣瀬委員 私は日本民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております日本住宅公団法案、住宅融資保険法案、その両法案の原案に賛成いたしまして、また公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件に対しましては、承認を与えることに同意する討論を行わんとするものであります。 鳩山内閣が、国民の住宅難を十カ年で解消せしめたいという念願をもちまして、本年度四十二万戸の住宅を建設せんといたしますことに対しましては、大いに賛意を表するのでありまして、歴代の政府の施策が、従来おおむね総花的に堕しまして、重点的な成果が上らないことを、私どもは非常にうらみといたしておりましたときに、住宅政策を強力に優……
○廣瀬委員 ただいまの井手委員の質問並びにそれに対します政府当局の答弁、まことに私ども参港になりましたが、それにつきまして、どうも一井手委員におかれましては、この政府の原案に対しまして修正の御意見を持っていらっしゃるようでございます。それに関しまして私から政府当局にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、「財政の許す範囲内において、」という字句は、これはまさしく立法の慣用語であると思うのでありまして、私どもは立法の技術の点から申しまして、予算の編成権を侵してはならない、さような考えからかような字句を使うものだと思っておりましたが、質問されます井手委員は財政法を研究しておられるというようなことでご……
○廣瀬委員 二、三お尋ねしたいと思います。この自動車道を建設するにつきましての目的は、第一条に書いてありますようでありますが、この一条を読みましても、重点がどこにあるのやら、どういう目的で特にかような専用の自動車道を作るのやら、それらのことがはっきりわからないのであります。開発のための道路であるか、あるいは現在の交通難を救済するための専用の道路であるかということにつきまして、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま御説明をいただいたのでありますが、第一の国土開発というねらいにつきまして、この法案に予定いたしております地域を通過いたしまして、どれだけの経済効果があるかということに……
○廣瀬委員 私は日本民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする日本放送協会昭和三十年度収支予算、事業計画及び資金計画につきまして国会の承認を求めるの件につき、承認を与えることに同意するものでございます。 本件について論議の焦点と思われますものは、収支予算について、第一に国の予算が四、五、二カ月の暫定予算の方針によりますときに、日本放送協会の予算が国の予算に順応した一定期間の予算にあらずして、年度間の本予算によって承認を求めることの当否、また審議期間不足による不承認の場合の措置等についてであり、第二に、国の予算が確定を見ない現在、国際放送等に対する政府の交付金を予定することの当否……
○廣瀬委員 資料の要求をいたしたいと思うのであります。国際電信電話株式会社に関する資料でありまして、事業経営の現状と会社設立後の新規事業、会社経理の状況、これには貸借対照表も含んで経理状況を知りたいと思います。会社株式及び配当金の処分状況、会社従業員の待遇の状況及び日本電信電話公社のそれとの比較、それから基準内及び基準外の給与の詳細を知りたいと思います。以上の資料を要求いたします。
○廣瀬委員 参考人につきましては、先刻の理事会の話し合いにもありましたことく、しばらくわれわれとしては賛成を保留いたしたいと思います。説明員は賛成であります。
【次の発言】 今の問題については、あらためて理事会で審議いたしたいと思います。
○廣瀬委員 大臣がたいへんお急ぎのようでありますから、ごく簡潔に、住宅の問題につきまして若干お尋ねをしたいと思うのであります。 住宅四十二万戸建設というのは鳩山内閣の金看板でありましたことは世間周知のところでありますが、金看板でありますだけに私は一戸もきずがついてはならないと思うのであります。ところが本年度の予算が約四億円削減されたということを承知いたしておるのであります。これはどういう理由によってさようなことになったのか。それからさような削減によりまして四十二万戸という公約にきずがつくのではないかと私は心配しておりますけれども、いかなる解釈をとっておられるか。さらに明年度の住宅建設は四十三……
○廣瀬委員 前回に引き続きまして、住宅問題について若干御質疑いたしたいと思うのであります。大臣は御就任後まだ日が浅いので、いわば住宅問題につきましては、しろうとであられます。しろうとの面観が私は正しいと思うのであります。さようなお立場から御意見を伺いたいと思うのでありますが、本年度の四十二万戸の住宅目標並びに明年度の四十三万戸の目標の中には、民間建設の住宅でありますとか、あるいは増改築というのが戸数に入っているのであります。しかもその戸数が公的資金で建てる住宅よりも数が多いというようなことになっているのであります。明年のことは仕方がないと思うのでありますけれども、かような住宅の戸数に対する考え……
○廣瀬委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております地代家賃統制令の一部を改正する法律案に賛成の討論を行わんとするものでございます。 私どもは自由主義者でありますから、家賃も地代も需要供給の自然の関係によりまして、その価格が安定することが最も望ましいと思っておるのでありますが、昭和十三年ごろから、日本の住宅事情、経済事情のために、家賃と地代の統制を行うこともまたやむを得なかったと思うのであります。そうしてこの統制は、わが国民の住生活、住居費の安定にきわめて大きな役割を果してきたものと認めるものでございます。しかしながら戦後の混乱期を終えまして、だんだん一般物価も安定し……
○廣瀬委員 去る九月二十一日より七日間にわたりまして、衆議院規則第五十五条により議長の承認を得まして、本委員会の山下委員と私は福岡、佐賀、長崎、熊本の各県における災害の状況を調査いたして参ったのでありますが、これをすべて御報告申し上げますことは相当長時間を要しますので、所見のみを申し述べ、他は文書として提出いたしましたものを速記録に掲載いたし、それによって報告にかえるよう委員長において適当な御処置を願いたいと存じます。
【次の発言】 それではお許しを得まして所見のみを申し上げます。
第一には海岸堤防及び離島道路の早期復旧についてであります。今回の両台風はその進路の関係よりいたしまして、九州西……
○廣瀬委員 私は最近における郵政行政に関する問題につきまして、ごく簡単に郵政大臣に一、二点お尋ねいたしたいと思います。
最初に国際電電の株式の問題でございます。先般国会を通過いたしました法律によりまして、大蔵省から電電公社に国際電電の株式が渡されたと思うのでございますが、その数と全株式に対する割合がどんなになっておりますか、まずもってお伺いいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 電電公社に渡しました株式のうち、参議院の審議によりまして半分は売却するということになっておったのでございますが、さような事実がございましょうか。
【次の発言】 売却いたしましたのはもちろん一般市場で個々入札でや……
○廣瀬委員長 ただいま委員長に互選をいただきました廣瀬でございます。一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、皆さん方の御好意によりまして、委員長に当選することになりまして、まことに光栄に存ずる次第でございます。しかるに私は、今まで当委員会には全く関係いたした経験がないのでありまして、今後皆さん方の格別なる御指導と御鞭撻によりまして、この重賞を全ういたしたいと思うのであります。 ただ、私はまことに認識不足でございまして、引揚者の問題は、旧臘のソ連からの引き揚げによりまして、大体大きな問題は解決した、かように考えておったのでございます。その後いろいろお話を承わりますと、ソ連にもまだ約一万残留の……
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。本日は、ソ連地区抑留同胞引揚に関する件について、参考人より事情を聴取することといたしますが、その前に、厚生政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。中垣厚生政務次官。
【次の発言】 それでは、これより、ソ連地区抑留同胞引揚に関する件について、参考人より事情を承わることといたします。この際、参考人の方々を御紹介申し上げます。ソ連地区第十一次引き揚げ副梯団長、元機動旅団長木下秀閉君、元満州国警務総局長星子敏雄君、元陸軍中尉津守佑弘君、元満州国警察官谷口新次君であります。まず、委員長より参考人各位に対し、一言ごあいさつ申し上げます。参考人各位には……
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について、調査を進めることといたします。
この際、お諮りいたします。未帰還者留守家族及び遺家族援護の問題につきましては、以前より、現行法の問題点について調査検討を加えて参りましたが、今国会においても引き続き調査検討を行うため、特に八人よりなる留守家族及び遺家族等援護に関する小委員会を設置いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、設置することに決しました。
なお、これに基く小委員及び小委員長の選任については、委員長に御一任願うことに御異議ありませんか。
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
この際、厚生大臣より発言の申し出がありますので、これを許します。神田厚生大臣。
【次の発言】 前会に引き続き、海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について、調査を進めます。
本件について質疑を行います。質疑は通告順によってこれを許します。堀内一雄君。
【次の発言】 ちょっと御注意申し上げておきますが、大臣の御答弁を希望せられておる方が三、四あるようでございますが、大臣も予算委員会の関係で御退席を急がれるようでございますので、まことに恐縮でございますけれども、大臣への御質問を先にしていただきまして、しかも簡潔に一つお願いいたしたいと思います。
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について調査を進めます。本日は前回に引き続き本件について質疑を行います。本日は、総理府恩給局長、厚生省引揚援護局長、大蔵省主計官及び労働省雇用安定課長が御出席になりますので、この関係についての御質疑があればこの際お願いいたします。
これより本件について質疑を許します。中山マサ君。
【次の発言】 受田委員。
【次の発言】 ほかに御質問ありませんですか。――御質疑がなければ、本日はこの程度とし、これにて散会いたします。
なお、受田委員から先刻御要望になりました資料は、すみやかに政府において御提出を願います。
次会は……
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について調査を進めます。
直ちに本件についての質疑を行います。中馬辰猪君。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。――御質疑がなければ、本日はこの程度にいたします。
次会は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。
午後五時五分散会
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について調査を進めます。本件について直ちに質疑を行うことといたしますが、海外同胞引き揚げに関する問題及び引揚者の就職問題等政府当局に対する質疑の要求がありますので、順次これを許します。中馬辰猪君。
【次の発言】 西村力弥君。
【次の発言】 中山マサ君。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。――御質疑がなければ、本日はこの程度にいたします。
次会は公報をもってお知らせいたします。
これにて散会いたします。
午後四時四十八分散会
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
本日は海外同胞引揚に関する件及び引揚者援護に関する件について、調査を進めることといたします。
この際、引き揚げ問題について発言を求められておりますので、これを許します。山下春江君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 次に、引揚者の援護に関し、近く政府より引揚者等に対する給付金の支給に関する法律案が提出されるようでありますので、その概要について、厚生省当局より説明を求めることといたします。
【次の発言】 それでは、本件に対する質疑を行います。山下君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――なければ、本日はこれにて質疑を終ります。
次会……
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。引揚者給付金等支給法案は社会労働委員会に付託されて審議されておりますが、本委員会といたしましては、この法案は引揚者援護問題として密接な関連を有しますので、引揚者給付金等支給法案について、社会労働委員会に連合審査会の開会を申し入れることといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、社会労働委員会に連合審査会の開会を申し入れることといたします。なお、開会の日時等につきましては、当該委員長と協議いたしますから、委員長に御一任願います。暫時休憩いたします。
午後一時五十六分休憩
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
海外同胞引揚に関する件並びに留守家族及び遺家族援護に関する件について、調査を進めることといたします。
直ちに両件について質疑を行います。木村文男君。
【次の発言】 外務大臣の御在席は三時までということになっておりますので、質問の通告が多うございますから、簡明にお願いいたします。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 櫻井奎夫君。
【次の発言】 受田君。
【次の発言】 外務大臣のお約束の時間も参りましたから、ごく簡単にお願いします。
【次の発言】 中馬辰猪君。
【次の発言】 内閣部会では切り離してやってもよろしいということをはっきり書明いたしまして……
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
この際委員長より御報告申し上げますし四月十日の本委員会における岸外務大臣の発言に基いて理事会において協議の結果、中共地区未帰還者問題の解明に関し議員団を派遣することに決しましたので、御了承願いたいと思います。
【次の発言】 次に、海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について調査を進めます。直ちに本件についての質疑を行います。山下春江君。
【次の発言】 承知いたしました。
ほかに御質疑はありませんか。――ほかに御質疑がなければ本日はこの程度にいたしたいと思います。
次会は公報をもってお知らせすることといたし、これにて散会いたします。
午後二時四十……
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について、調査を進めます。
この際外務省当局より、在外公館等借入金に関、する問題についての政府部内における折衝の状況の説明を求めることといたします。中川外務省アジア局長。
【次の発言】 在外公館等借入金に関する問題について、質疑があればこれを許します。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――ほかに御質疑がなければ本日はこの程度にいたしたいと思います。
次会は公報をもってお知らせすることといたし、これにて散会いたします。
午後一時五十九分散会
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。本日、本委員会に南西諸島在住者等に関する在外公館等借入金整理準備審査会法特例法案が付託になりましたので、直ちに本法案を議題とし、審査いたしたいと思いますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、それでは直ちに南西諸島在住者等に関する在外公館等借入金整理準備審査会特例法案を議題といたし、本法案の提案理由の説明を求めることといたします。井上外務政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明聴取は終りました。これより本法案に対する質疑に入ります。櫻井奎夫君。
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
留守家族及び遺家族等援護に関する件について調査を進めることといたします。
本件については、留守家族及び遺家族等援護に関する小委員会において審査を行なっておりますので、この際小委員長より同小委員会における審査の中間報告を求めることといたします。留守家族及び遺家族等援護に関する小委員長代理中馬辰猪君。
【次の発言】 あとで石塚説明員から聴取するようにいたしたいと思います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 この際ソ連地区より近く行われる引き揚げについて、政府当局よりその状況につき説明を求めること……
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
初めに、閉会中の審査に関してお諮りいたします。今国会もあと数日をもって終了することになりましたので、閉会中も引き続き、国会法第四十七条の二により、継続して審査を行いたいと思うのでありまして、その旨を議長に申し出たいと思います。つきましては、閉会中審査すべき案件として、関係各般の諸問題を包括し海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について、閉会中の審査を議長に申し出ることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 なお、ソ連及び中共地区よりの引き揚げが近く行われますし、また各地における援護の実情調査も……
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
中共地区残留同胞引揚に関する件について調査を進めます。昨日に引き続き本件について質疑を行います。山下春江君。
【次の発言】 櫻井奎夫君。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。ほかに御質疑がなければ、本件についてはこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、請願日程の審査に入ります。
日程第一ないし第四一の未帰還問題の完全解決に関する請願は、同趣旨でありますので、一括して審査をいたします。紹介議員の説明を聴取いたします。山下春江君。
【次の発言】 右請願につきまして政府の意見を伺います。
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。海外同胞引揚に関する件について、調査を進めます。 本日は、本件に関する中共地区よりの一時帰国者に関する問題等について、事情並びに御意見を聴取するため、日本赤十字社社会部長高木武三郎君、日中友好協会理事長内山完造君、日本平和委員会常任理事中原淳吉君及び一時帰国者の松永和子君に、理事と御協議の上、委員長より御出席を願っておきましたので、御了承願います。 では、初めに中共地区第十七次引き揚げの配船及び一時帰国者に対する措置等の問題につき、現在に至るまでの経緯を政府当局より説明を求めることといたします。河野引揚援護局長。
○廣瀬委員長 重ねて委員長に御選任いただきましてまことに光栄に存じます。まことに微力でございますけれども、引き続き格別の御支援をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの中山マサ君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって動議のごとく決しました。
委員長は、理事に
木村 文男君 中馬 辰猪君
中山 マサ君 八木 一郎君
山下 春江君 櫻井 奎夫君
戸叶里子君を指名いたします。
次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこ……
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。
海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について、調査を進めます。
この際、お諮りいたします。の期間も残りが少くなりましたので、閉会になりましても、引き続き国会法第四十七条の二により、閉会中継続して審査を行いたいと思うのでありまして、その旨を議長に申し出たいと思います。つきましては、閉会中審査すべき案件として、関係諸問題を包括し、海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について、閉会中の審査を議長に申し出ることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 なお、ただいまの閉会中審査に基き、閉会中に引き揚げが……
○廣瀬委員長 これより会議を開きます。 初めに、請願日程の審査に入ります。日程第一ないし第六の未帰還者調査機構拡充強化に関する請願は、同趣旨でありますので、一括して審査をいたします。 紹介議員の御出席がありませんので、委員長共より説明いたします。本請願の、要旨は、戦後十二年なお多数の未帰還者を数える現状にあり、その大部の者は終戦後の消息不明によるもので、これが調査究明は戦後処理の重要問題であるとともに、人道上においても等閑に付することのできない問題であるが、従来この調査についての予算は年々制約されて、調査にとかく徹底を欠く実情にあることは、留守家族としてまことに遺憾にたえない。ついては、今……
○廣瀬小委員長 これより会議を開きます。
ソ連及び中共地区残留同胞引揚に関する件について、調査を進めることといたします。
本日は、本件に関し、引き揚げの実情報を調査するため、先般の中共地区第十六次帰還者の清水義男君、山内一男君、並びにソ連地区第十二次帰還者の川岸浩君、橋本正雄君及び吉田寛君に委員長より御出席を願っておきましたので、御了承願います。
なおまだ山内一夫君はお見えになっておりませんが、御出席になりましたならば、事情を伺うことにいたします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。小委員外の委員より発言の申し出があれば、随時小委員外の発言を許すことといたしたいと思いますが、これに……
○廣瀬小委員長 これより会議を開きます。
本日は、海外同胞引揚促進に関する件について、調査を進めることといたします。
この際、お諮りいたします。小委員外の委員より発言の申し出があれば、随時小委員外の発言を許すことといたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、さよう取り計らうことといたします。
この際、委員各位に対し、私より御報告いたしたいことがございます。それは、かねて懸案になっております中共における未帰還者問題解決その他の目的をもって当委員会より与野党一致の意見によって与野党合同の数名の委員が中共におもむき、周恩来総理を初め、関係政府機関と直接虚……
○廣瀬委員長 受田新吉君。
【次の発言】 中山マサ君。
【次の発言】 床次徳二君。
【次の発言】 中井徳次郎君。
【次の発言】 それでは午後二時に再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時二十九分休憩
【次の発言】 受田君。
【次の発言】 官房長官は急に病気をされまして、副官房長官も工合が悪いそうです。内閣の方から審議室長が見えておりますから、審議室長に質問して下さい。それから厚生大臣は間もなく見えるだろうと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。