永井勝次郎 衆議院議員
26期国会発言一覧

永井勝次郎[衆]在籍期 : 23期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期
永井勝次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは永井勝次郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

永井勝次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第29号(1953/07/27、26期、日本社会党(左))

○永井勝次郎君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となつております武器等製造法案に対し反対をいたすものであります。  朝鮮休戦の調印がまとまり、世界の各地における紛争も局地的な動きに集約せられ、緊迫した世界情勢は漸次緩和の方向に動き出しておるように思われます。主要各国は軍備拡張の競争から輸出貿易の経済競争に転換、市場争奪の闘いようやく高まろうとしておるとき、わが国のみは、世界の動向に逆行して軍備を強化し、武器生産に狂奔しようとしておるのであります。この道ば、わが国の独立を強化し、民族の自立を期待し得るコースではありません。軍備はアメリカの傭兵であり、武器生産は労働者の奴隷的低賃金によ……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第46号(1954/05/10、26期、日本社会党(左))

○永井勝次郎君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案に対しまして反対をいたすものであります。(拍手)  本法案は、一つは硫安工業合理化対策であり、一つは硫安価格調整対策としての輸出会社法案であります。前者は、合理化の名によつて二百三十余億円の融資を確保せしめんとするものであり、後者は、実質的の二重価格を合法化し、あるいは将来における赤字補填の補助金をねらおうとするものでありまして、ともにわれわれの許容し得ないところであります。  反対理由の第一は、硫安工業合理化対策の諸点についてであります。政府は、硫安工業の合理化について、必要に応……

第19回国会 衆議院本会議 第48号(1954/05/13、26期、日本社会党(左))

○永井勝次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、今回北海道に発生しました暴風雨雪の災害対策について、吉田総理ほか各大臣から御所信を承りたいと存ずるのであります。  暴風は、雨雪をまじえまして、去る十日午前一時から同日午後七時までの間にわたり、全道寸土も余さず荒れに荒れまわつたのであります。低気圧は九百六十ミリバール、日本海を横断して、西海岸から上陸し、北海道の中心部を東に吹き抜けて、風速は最大の地域で三十六メートル、最小のところでも二十一メートルという強烈さであります。全道の南部三分の一はみぞれとなり、北部の三分の二は雪と化し、後志地区と旭川地区は積雪一尺余に及んだのであります。季節はずれ……

第19回国会 衆議院本会議 第59号(1954/05/31、26期、日本社会党(左))

○永井勝次郎君 ただいま上程に相なりました各派共同提案になる中小企業の危機打開に関する決議案について、提案者を代表して趣旨弁明をいたします。  わが国物価の対外的な割高を是正し、国際収支の改善を行い、経済の正常化を促進するため、財政の緊縮と金融の引締めを行うことは、現下のわが国に与えられた急務でありまして、このことは何人といえども否定し得ないところであろうと存ずるのであります。しかしながら、健全財政、国際収支の改善、金融の引締め等から生ずるデフレ政策への不安が社会全体の上に大きな暗影を投じていることもまたいなめない事実でありまして、これがため、わが国民経済の中軸をなす中小企業が不当に圧迫をこう……

永井勝次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

永井勝次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 通商産業委員会 第1号(1953/05/26、26期、日本社会党(左))

○永井委員 それに関連して――今委員長から、今国会において調査すべき事項の提示があつたわけでありますが、現在あげられた部分については異議はありませんが、さらに理事会において、ほかの所管の関係のものにおいても、通産関係と重大な関係ある事項につきましては、随時これを取上げて調査を並行しなければならぬ問題も起つて参ろうと存じます。従いまして、理事会にかけて、理事会の決議を経たものをここに出しまして、随時それをやつて行くという事項を加えますならば、それでいいと思いますが、今後これらの問題につきましても、一応委員会の構成を成立させた上で、さらに理事会にこういう問題をかけて提示をしていただきたい。委員長の……

第16回国会 通商産業委員会 第3号(1953/05/29、26期、日本社会党(左))

○永井委員 議事進行について……。今本年度の予算は暫定予算として六月分が予算委員会にかかつておる。これは、これから出る二十八年度の本予算の前提となるものであり、本年度の本予算はもう日ならずして査定に入る。しかも大臣は就任されましてから、通産行政については新しい機軸を開いて行くんだという意見を新聞に発表されておる。こういうような新しい政策を出して行くんだという意見のもとに、今二十八年度予算が編成されようとしている。そのときにわれわれは大臣の新しい通産政策というものをこの委員会を通して聞こうとしておるのであつて、事務当局のいろいろな事務的な説明をわれわれはここで聞こうとしておるのではないと考えるの……

第16回国会 通商産業委員会 第4号(1953/06/01、26期、日本社会党(左))

○永井委員 大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、現在日経連及び経団連等、経済界の一致した要望は、日本経済に対して長期の見通しを持ちたい、そのための長期計画の樹立が必要である、こういう要望があるわけでありますが、これに対して大臣は、日本経済の長期の展望及び計画樹立に対してどのようなお考えを持つておられるか、これを伺いたい。
【次の発言】 私がお尋ねいたしたいと考えますのは、長期計画の内容、こういう点についてお尋ねするのではなくて、従来のようなやはり自由放任の経済にまかせるのか、あるいは一定の計画のもとに日本の経済の自立をはかつて行くのか、あるいは計画的な内容を持つた経済の運営を考えて行くのか……

第16回国会 通商産業委員会 第5号(1953/06/22、26期、日本社会党(左))

○永井委員 これは委員長にお願いするわけですが、たとえば電源開発、それから独禁法あるいはスト禁止法等、当委員会として非常に関連のある重要法案について、他の委員会にこれらの法案が出ます。その場合共同審議の方法を講じて行かなくちやならぬと思うのですが、それらの関係等も委員長から、ほかの方の委員会の、こちらに関係ある議案についてお調べの上、時機を失しないように問題を取上げていただきたいと思います。委員長の御善処をお願いいたします。

第16回国会 通商産業委員会 第7号(1953/06/25、26期、日本社会党(左))

○永井委員 関連質問をするつもりでありましたが、議事進行について……。  先ほど大臣は、朝鮮の捕虜問題についての話合いはついたけれども、あとには政治会談その他残つておるから、ここ二、三年はまだこういう状態が続くだろうというような、今の世界情勢、あるいは朝鮮事変に対する見通しの認識が相当にわれわれとずれております。運輸省では、もう朝鮮から引揚げて来る兵隊さんの輸送計画まで立てておる。そういうようなときに、二年以上こういう状態が続くだろうという認識の上に立つて経済を考えておるというずれ方であります。またMSAの問題について、軍事援助、経済援助、技術援助という三つの方式があるというが、今問題になつて……

第16回国会 通商産業委員会 第8号(1953/06/27、26期、日本社会党(左))

○永井委員 大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、大臣は就任当初にあたりまして、二十八年度予算の編成中である、従つて具体的な答弁は今の段階ではできないというお話でございました。しかし、二十八年度予算が編成されて、少くも二十八年度の一こまとして大臣の通産行政に対する方向というものがここに具体的に打出されたわけでありますので、今日の段階においては、大臣から単に二十八年度という一こまの問題だけでなしに、二十八年度というものを踏み台にして、今後通産行政をどういうふうにやつて行くかという展望をわれわれができるように、具体的な御答弁を煩わせる段階に来たとわれわれに考えるわけであります。そういう意味において……

第16回国会 通商産業委員会 第13号(1953/07/07、26期、日本社会党(左))

○永井委員 軽工業局長にお尋ねいたしたいのです。時間がありませんから、簡単に続けてお尋ねします。栃木県下の磐城セメント会社に関する煙害の問題について請願がなされておることを承知されておるかどうか。そうして建設許可については、内容、施設等について、十分適法の措置を講ずるように、十分な検討がなされてあつたかどうか。設備上の不備がないかどうか。それから被害についてのいろいろな実情をどういうふうに承知されておるか、今後の対策をどういうふうに考えておられるか、これを箇条別に御答弁を願います。
【次の発言】 現在調査中であるということでありますので、調査が完了しましたならば、すみやかに当委員会にその結果を……

第16回国会 通商産業委員会 第14号(1953/07/08、26期、日本社会党(左))

○永井委員 中崎委員の質問に対する大臣の答弁に対して、関連して一点お伺いしたいと思います。中崎委員から輸出関係についてコスト引下げについて質問がありまして、これに対して大臣は金利の引下げと税法上の措置によつて大体八%の引下げが可能である、こういう御答弁でありました。ただ金利の引下げと税法上の措置によつて八%の引下げが可能である、それにとどまるのか。企業の合理化についてのコスト引下げについて何ら大臣は意見を述べられなかつたのでありますが、企業の合理化については全然お考えになつておられないのか。金利の引下げと税法上の措置だけで足りるのか、こういうふうにお考えになるのか、これが一点。もう一つは肥料の……

第16回国会 通商産業委員会 第16号(1953/07/14、26期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいま長谷川委員よりお尋ねのありました通りに、これは輸出カルテルと認めてさしつかえないか、これをひとつ……。
【次の発言】 今度の改正の要旨は、単に輸出入の面における協定だけでは不十分である。そこでそれを主にして必要の場合においては国内産業に対してもこれが協定をすることができるというふうに、国内産業に対しての制約というものが相当強化される方向にあるわけでありますが、具体的にどういう場合にこれらの必要か起つて来るのか、その具体例を示していただきたい。
【次の発言】 これは経済委員会の方にかかつておる独禁法の緩和の問題と関連して来るのでありますが、そういう基本的に独禁法を大幅に緩和し……

第16回国会 通商産業委員会 第17号(1953/07/15、26期、日本社会党(左))

○永井委員 政務次官にお尋ねをいたしたいと思いますが、中小企業に対する対策の前提となるものは中小企業の診断の問題であると思うのであります。この金融公庫は長期金融をなそうというのでありますけれども、それは中小企業対策の一部の問題であるのであります。中小企業の現在の状態をどういうふうに診断し、金詰まりであるから金を貸してやる、税金が高いから税金を負けてやる、それだけで中小企業が安定できる条件にあるのかどうか、そういう中小企業に対する相対的な診断の上に立つて、その対策のうちのどういう役割を果そうとしてこの公庫を設立してこれを運用するのであるか、その性格を明確にしていただきたい、かように思うのでありま……

第16回国会 通商産業委員会 第18号(1953/07/16、26期、日本社会党(左))

○永井委員 議事進行で……。この議事は、参考人の方々から一応全部お話を伺つた上で、質疑のある者は質疑をするのか、それともお一人一人、お話をいただいたあとで質疑をするのか、その辺をきめておいていただきたいと思います。
【次の発言】 野崎さんにお尋ねいたしたいと思います。先ほどのお話では、この法案はカルテル的な点もあるが、それよりも独禁法そのものは早く廃止すべきではないかという御意見であつたと思うのですが、独禁法はふらちである、早く廃止すべきであるというふうにお考えになつておるかどうか。それから経済の民主化という問題をどういうふうにお考えになつておるか。それから西欧各国の輸出対案をいろいろお話にな……

第16回国会 通商産業委員会 第20号(1953/07/18、26期、日本社会党(左))

○永井委員 本法案の第二条の中小企業の定義において、生活協同組合を除外いたしておりますことは、はなはだ不満であります。しかしながら、わが党加藤委員のこれに対する質問に対しまして長官は、できるだけすみやかなる機会にこれが是正を期したいということを言明されましたので、これに信頼いたしまして本法の原案に対して賛成をいたすものであります。ただいま小平委員より提議せられました附帯決議案に対しましては、大体において賛成でありますが、わが党といたしましては、別に附帯決議に加うべき事項を持つていたのであります。しかるにこれが共同の提議に至りませんでしたことはわれわれのはなはだ遺憾とするところであります。従来の……

第16回国会 通商産業委員会 第21号(1953/07/21、26期、日本社会党(左))

○永井委員 本法案の審議の基盤となるべき日本の産業構造の問題、当面いたしておりますMSAの日本産業に及ぼす影響というよケなこれら諸問題につきましては、いずれ大臣が参りましてから審議いたしたいと思うのであります。局長にお尋ねしたいのでありますが、第一条に武器の製造事業活動を調整するということをうたつているのでありますが、調整するということは具体的にはどういう内容を言うのであるか。これを承りたい。
【次の発言】 この調整ということは単に交通整理をやるのだ。要するにどんどん製造して行く、それをただ衝突したり何かしないように青、赤というようなことで整理をするだけで、交通の制限をしたりというような内容は……

第16回国会 通商産業委員会 第22号(1953/07/22、26期、日本社会党(左))

○永井委員 この議事に入る前に、議事進行に関して発言したいと思います。会期も相当に迫つておると思いますし、この委員会の審議に上つておる議案も相当あると思うのであります。武器等製造法案については、関係業者の入札あるいは受注についての実態調査が絶対必要な条件であると考えます。それから中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案は、大分前に提案説明があつたままに、放任されておるのでありますが、この会期中にすみやかにこれを議題に供さなければならないと考えます。商工会議所法の法案等は、昨日提案説明して、本日これを議決しようというような実情になつておる。ずつと前にかかつたものはそのまま放任されておる。こうい……

第16回国会 通商産業委員会 第23号(1953/07/23、26期、日本社会党(左))

○永井委員 私は林野庁から説明を求めておりますので、この際きわめて簡単に質問いたしますから、御答弁を願いたいと思います。  木材の耐久力なり利用度を高めるという考え方に対しては、われわれは賛成をするものでありますが、この法案では不十分であると考えます、またこういう問題は、単に電柱であるとか、まくら木であるとか、坑木であるとかに対して部分的な一つの統制を行いましても、全体としての計画がなければ効果を上げることはできない、かように考えるのでありますが、これが前の法案よりもずつとゆるやかになつて来ておる。客観的な情勢はもつとこれを強化しなければならない情勢であると思います。九州の災害、関西の災害、こ……

第16回国会 通商産業委員会 第24号(1953/07/24、26期、日本社会党(左))

○永井委員 ちよつと希望があるのですが、実は本日お忙しいところ、参考人の方々に御足労を煩わしたゆえんのものは、武器等製造法が必要であるかないか、個人的な御意見を参考として承るのではなくして、現在のJPAとの契約の内容、実態、それから産業系列の問題、あるいは輸出産業として成立ち得るかどうかという事柄や、出血の原因がこちらの方にのみあるのか、あるいは出血の原因がどこに所在しておるのか、こういう問題を、具体的に扱つておられる方々の実情を率直に承りたいというのが、御足労を煩わした理由であつたとわれわれは思うのでありまして、ただいまのところ、承つておりますと、単にこの法案が必要であるかどうかという御意見……

第16回国会 通商産業委員会 第25号(1953/07/25、26期、日本社会党(左))

○永井委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となつております武器等製造法案に対しまして反対の意を表明するものであります。  本案は徹頭徹尾うそと欺瞞とをもつてつづられる、白昼公然とごまかしを押し通そうとしておるふらちきわまるものでありまして、われわれの断じて許し得ざるところであります。法案に対する反対理由については、いずれ本会議において明らかにしたいと考えますので、本委員会においてはその概要だけを述べるにとどめたいと考えるのであります。  本案制定の目的は、企業の許可制と契約の届出制、この二つを骨格としておると考えるのであります。企業の許可については二重投資、過剰施設を制限すると……

第16回国会 通商産業委員会 第27号(1953/07/28、26期、日本社会党(左))

○永井委員 議事進行。ただいま川上委員から発言がありましたが、われわれはこの法案の内容から見て、非常に重要であるから、われわれはこの委員会で合同審議をしたい。これは今後のいろいろな議事運営の問題にもかかわるわけでありますが、われわれは議事を遷延するために要求しておるのではなくて、内容から見てわれわれは実質的にこの委員会で十分に審議しなければならないという立場からやつておるのであります。それがとんでもないところから、合同審査を申込むのではなくて、内容的には、ほとんど八、九割までこの委員会の対象となる内容でありますから、正式にわれわれは今までも申上込んであるものと了解していたのでありますが、それが……

第16回国会 通商産業委員会 第29号(1953/07/30、26期、日本社会党(左))

○永井委員 末高先生にお尋ねします。協同組合でこういう事業をやろうというようなことは、これは自然発生的なものであるとわれわれは考えております。今までの損保会社は、独占のからの中でいろいろな国の補償を得て、そうしてかつてなことをやつて来た。相当に大衆を搾取して来た。これに対する非常な憤激があつて、しかも料金その他においてもかつてなことをやつておるし、その資金の運用の面についても、少しも中小企業を考えない、こういうところからも起つて来たのでありまして、そういう面からこれは保険企業としての面と、中小企業者の一つの自立態勢を確立する、こういう総合的な面から出ておるのだと思うのであります。独占企業として……

第16回国会 通商産業委員会 第30号(1953/07/31、26期、日本社会党(左))

○永井委員 私は、大臣にまずこの法案に対する基本的な問題について、その点を明らかにし、それから具体的な内容に入りたいと考えておりましたが、大臣が病気欠席のようでありますので、これらの点は留保してお尋ねをいたしたいと存じます。  政務次官にお尋ねをいたしますが、政府は肥料についての審議会を昨年から設けて、これの審議を続けて来たはずでありますが、約半歳にわたつてこれが続けられて、どういう審議の効果を上げられたのか、審議会を設けた趣旨に沿うた結果が得られたのか、その中からこういう案が生れて来たのか、その審議会と、農林委員会にかかつておるものと、この二つの法案の関係について明らかにしてもらいたい。

第16回国会 通商産業委員会 第31号(1953/08/06、26期、日本社会党(左))

○永井委員 議事進行に関して。昨日の理事会の申合せでは、本日午前中をもつて委員会を終了するという申合せでありましたが、議会のいろいろな情勢、その後の変化によりまして、本日午前中で終了ということでなく、ずつとこれを延長しまして、いつでも再開ができるような態勢に本委員会を持つて行くように、委員長からお諮りを願いたいと思います。
【次の発言】 日本の経済自立の確立の上には、輸出を増強し、輸入は節減し、両方から、バランスをとるという方向以外にはないと考えるのでありますが、輸出の関係は、相手国があつてなかなかこつちの思う通りにも参らないのでありますが、輸入の節減の点については、こちらの政策いかんによつて……

第16回国会 労働委員会 第11号(1953/07/10、26期、日本社会党(左))

○永井勝次郎君 労働大臣にお尋ねをいたしたいと思います。時間が制約されておりますから、要約して簡単に御答弁を願いたいと思います。  石炭、電気の企業が、公共性を持つておりますことは、何人も疑義のないところであろうと思いますが、労働大臣は、石炭、電気の企業の公共性をどういう方向に発展させようと考えておられるのか。今回のスト規制にいたしましても、総合的な構想の上に立つて、その一環として出て来たものと考えますので、石炭、電気の公共企業性の発展をどういうふうに持つて行くか、その構想を伺いたいと思います。
【次の発言】 企業の公共性を発展させるためには、企業の社会化の方向をとらなければならないと考えるの……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 通商産業委員会 第1号(1953/11/04、26期、日本社会党(左))

○永井委員 しり馬に乗つて言うわけではありませんが、この議会が召集されたときに、私は委員長にさつそく通産委員会を召集して緊急の問題を審議していただきたいということを要求したはずであります。先ほど来の質疑応答を聞きますと、委員長は、この国会の召集された趣旨の救農という緊急の要件をまず片づけてという委員長の独断の考えで、召集したり、しないというようなものの判断をしようとしております。とんでもない間違いであると私は思います。そういう事柄をきめるのにはまず理事会を開いて、この国会における通産委員会の運営をいかにすべきかということを理事会で諮つて、理事会がそれらの委員会が済んでからというような話合いにな……

第17回国会 通商産業委員会 第2号(1953/11/05、26期、日本社会党(左))

○永井委員 次官にお尋ねいたしますが、本年は未曽有の全国的な水害があり、また広汎な地域にわたる冷害、凶作があるわけでありますが、現在国会で論議されておる中心は、これらの災害に対する対策及び冷害に対する農村対策が重点でありましてこれらの災害、凶作に付随して起つて来る中小企業対策はあまり取上げられておらないようであります。もちろん、経済的な一つの働きのうちにおいてはそれらのものがすべて総合されて来るわけであり、水害対策あるいは凶作対策といつても、経済の全分野の立場から総合的に対策を樹立するのでなければ、農村だけ、水害地だけというような地域的あるいは業種的な取上げ方においては完全な対策は立たないこと……

第17回国会 通商産業委員会 第4号(1953/11/07、26期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいま議題となりました申合せ事項に対して苦手の意見と留保条件を付しまして賛成をいたしたいと思うのであります。  第一点は本件を取扱つた委員会の運営についであります。休会中継続審議となつておりました、肥料の法案について審議をすべき旨を公示いたしまして招集した委員会において、議題外のこれらの問題を申合せいたしましたことは違法であると考えますし、議会の営業上非常に失当であるとわれわれは考えるのであります。御承知のように全国的な災害が起つている、また未曽有の冷害、凶作が起つている、また国際的にはMSAの受諾の問題が起つている、こういうようなことで、国内的に見ましても中小商工業者、少くもわ……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 通商産業委員会 第1号(1953/12/02、26期、日本社会党(左))

○永井委員 一点だけお尋ねいたしたいと思います。  中小企業の問題について、単に金融の面からだけ対策を講じても、それで中小企業が完全に生きられるものではない。やはりこういう問題は、先ほど来他の委員からもおつしやつているように、日本の経済自立というこういう基盤の問題をはつきりさせて、そのうちの中小企業の問題、そのうちの一つの問題としての金融ということでないと問題がはつきりして来ないと思うのであります。そこで先ほど来の話を聞きましてお伺いしたいと思うのでありますが、銀行局の総務課長に第一にお伺いしたい。最近の金融引締めは大蔵省と日銀との間に食い違いがないのではないか。表現は違つても引締め方針をずつ……

第18回国会 通商産業委員会 第2号(1953/12/03、26期、日本社会党(左))

○永井委員 大臣がたまさかの出席でありますが、このたまさかの出席に対して耳ざわりになるかもしれませんが、ひとつしつかりと委員会の意向を聞いて特段の勉強をしていただきたいと思います。大臣の本委員会に対する出席は非常に悪い。要求してもなかなか出て来ない。議会が開かれましても、議会に出席して主管業務についての施策を積極的に述べようとはしない。前国会においても一回も出なかつた。一回も出なかつたというのではなしに、施政方針について少くとも主管業務についての委員会に対する説明とか、報告とか、そういうことは一回も行われなかつた。今回においても、これを本日大臣が行つたのでありますが、これは委員会が特に強く要求……

第18回国会 通商産業委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(左))

○永井委員 関連して……。山手委員から石油の問題についてお話がありましたが、これはほんとうに石油と国民生活あるいは国内産業、こういうものを結びつけてまじめに考えているのではなくて、私は今度の石油の対策については謀略があると考えます。それは国内における石炭資本を擁護するために石油を入れないで、最も石油の需要期にこれを抑えて、重油燃料あるいは石油の需要を石炭に切りかえて貯炭を処理して行く、こういう一つの謀略からすれば、まさに適期に適当な手を打つて来たものだ、こういうふうに私は考えるので、山手委員は国民生活の立場から時期を失したと言うが、石炭資本擁護の立場から言えば、適当な時期を選んでおると私は考え……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 通商産業委員会 第2号(1953/12/15、26期、日本社会党(左))

○永井委員 日中貿易協定に基く、硫安輸出の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。この問題はすでに協定ができて、見返りとして開らん炭、工業塩、こういう重要な原料輸入を見合いとして五万四千トンを輸出する、こういうことで、バナナとか砂糖のバーターとは事違いまして、バーターの点から申しましても、非常に重要な原料とのバーターである。これがしかも日本が今輸出を振興しなければならない新たなる開拓地として、中共をその対象として特に取上げなければならないという、こういう段階において、こういう問題が発展して来ますことは、これは国をあげて賛成をしなければならないし、万障を突破してこれらの問題の解決に努力しなけれ……

第19回国会 通商産業委員会 第4号(1954/01/26、26期、日本社会党(左))

○永井委員 議事進行について……。ただいま長谷川委員からのお話、もつともであると思うのであります。この点については、今理事会でいろいろ論議がありまして、予算委員会における大臣答弁は、その日の質問者の内容によつて大体時間割がきまるであろう、そういう打合せを予算委員会では十分してもらつて、そうして予算委員会中心でこの国会が運営されることではなしに、各省常任委員会があるのであるから、各省大臣がその当該常任委員会を重点に考えて、出席、答弁、その他一当該常任委員会を中心にすべきものである、こういう事柄は、単にこの委員会だけの動きだけで決定されるものではないから、各常任委員長の会議において、あるいは各党に……

第19回国会 通商産業委員会 第8号(1954/02/06、26期、日本社会党(左))

○永井委員 大臣にお尋ねをいたしたいと思います。この委員会が始まりましてから、大臣は非常に熱心にこの委員会に出席せられ、誠意をもつて答弁をせられておりますことは、従来の例からいたしまして、われわれはまことに仕合せである、こう思うのであります。その意味においてわれわれはもつと真剣に、この委員会において立場は違いましても、それらの問題についての真実の究明にあたつて、十分にひとつ腹を割つて問題を明らかにして行きたい、こう考えるのでありますが、今日本の国の政治なり経済なりを考えます場合には、何としても、これの背景となつておる国際的な情勢の分析把握をを明確にしなければこれが導き出されて来ないと考えるので……

第19回国会 通商産業委員会 第10号(1954/02/12、26期、日本社会党(左))

○永井委員 通産大臣にこの際繊維消費税のことについて一、二お尋ねいたしたいと思います。われわれの方ではきのう決議をいたしまして大臣のところにも陳情にあがつたのでありますが、大臣がお留守でありましたためにそのまま帰つて来たのでありますが、大蔵大臣と官房長官にこれを伝達いたしてお話いたしました。この繊維課税はもう御承知のように、税の性格からいつても、あるいは物品税のごとく、あるいは奢侈税のごとく、税の性格そのものがふらふらしておるのであります。あるいは徴税方法においても上へ行つたり、下へ行つたり、上り下り、動揺常がないという状態であります。院外における大勢も非常な不評である。税の額から行きましても……

第19回国会 通商産業委員会 第16号(1954/02/26、26期、日本社会党(左))

○永井委員 砂糖の問題につきまして、この際大臣にお尋ねをいたしておきたいと存ずるのであります。御承知のように砂糖の最近の値上りは非常なものでありまして、家庭生活に及ぼす影響が非常に甚大である。単に値上りというだけではなしに、生活の面からする各家庭のこの問題に対する関心というものが非常に重大になつて来ていると考えるのであります。政府におきましては、この国内における砂糖の暴騰に対して、本日の新聞ではバターとしての生糸との関係における輸入はこれをチエツクするというような記事が出ていたのでありますが、当面通産省がとつている砂糖対するいろいろな政策、また今後とろうとするこれらの対策について、一応お尋ねを……

第19回国会 通商産業委員会 第17号(1954/02/27、26期、日本社会党(左))

○永井委員 関連して……。ただいまの大臣のお話では、戦前の粗糖と現在の粗糖とは性質が違う。従つて戦前は食料品であつた粗糖を、現在は原材料として扱わなければならない。これが外貨割当の一つの基準であるというお話でありますが、これは相当重大だと思うのであります。主管は農林省でありますけれども、これらの外貨割当については、当然主管省である通産省が許可をして決定されるものであつて、これが不当な内容であれば、拒否することは当然通産省としてはできるわけでありますが、そういう食糧の性質の違いで、食品の扱いをしないで、原料としての扱いにしておる、こういうふうに了解していいのですか。はつきりしていただきたい。

第19回国会 通商産業委員会 第19号(1954/03/06、26期、日本社会党(左))

○永井委員 お尋ねをいたします。第二条でガス事業を定義しているわけでありますが、ガスに関する定義か不十分ではないか。ことに天然ガス等に対しても、この場合条文において定義が必要である。ガス事業だけを定義して、ガス事業の基礎になるガスについて何ら定義かないということは不十分ではないかと思うのでありますが、この点について伺いたい。
【次の発言】 導管によつて送る関係においても、燃料だけではなしに、化学原料としてのものもあるわけでありますが、一つの導管の中から送るものの中に、化学原料になるもの、燃料原料になるもの、こういう区分があると思うのでありますが、学問上むずかしいといつても現実にあるものを文章で……

第19回国会 通商産業委員会 第21号(1954/03/12、26期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいま大臣から一挙に均衡をはかるということではなしに、なしくずしに均衡をはかつて行くのだ、こういうお話がありました。閣内においても一挙に均衡をはかるか、なしくずしに均衡をはかるかについて、いろいろ意見がわかれた、こういうことであります。そこで大臣にお聞きしたいことは、これらの政策の基準となる日本経済の実態に対する把握の上において、この二つの政策を樹立するように意見がわかれて来た基本において違いがあるのではないか、認識の上に違いがあるのではないかと考えるのでありますが、この政策の違つて来た根本における日本経済の実態に対する把握の仕方においてどうであつたか承りたいと思います。

第19回国会 通商産業委員会 第22号(1954/03/16、26期、日本社会党(左))

○永井委員 関連して……。ただいまの大臣のお答えでありますが、大臣は今外貨予算についてのいろいろな作業は進めておる、これに大局的な見地に立つて考えておる、こういう御答弁のように了承したのでありますが、二十九年度の一兆円予算はもう衆議院を通つて、参議院にかかつてまさに成立しようとしておる。その国内の二十九年度予算というものとこの外貨予算というものは性質が違う、まつたく別個のものだ、これはこれで切り離して考えるのだ、こういうようなことで一体大局的な経済政策というものが生れて来るのか。物価の問題にしても、それから国内生産の諸態勢の問題にしても、産業構造の問題にいたしましても、国内予算と外貨予算とは二……

第19回国会 通商産業委員会 第23号(1954/03/19、26期、日本社会党(左))

○永井委員 簡単にお尋ねしておきます。先ほど小平君からも話がありましたが、貸出しについて地域差ができて来て、その地域差は経済的な条件による地域差ではなしに代理貸し金融機関の熱意いかんによつて、あるいは事務的な処理の関係でそういう地域差ができて来ておる。こういうことなら少いところほど切実な融資の希望であるだろうと思うのであります。それに対して相談所というようなものをそういう地域にまず優先的に置いて、その面から金融機関への協力、融資を受けたいという関係に対する啓蒙指導、こういうような形によつて両者相まつてその地方を改善して行くことが必要ではないか、代理貸し金融機関が熱意がないからやらないのだといつ……

第19回国会 通商産業委員会 第24号(1954/03/23、26期、日本社会党(左))

○永井委員 関連して。(「簡単にやつてくれ」と呼ぶ者あり)簡単にやれという同僚の声でありますから、民主的に輿論を尊重して簡単に大臣にお尋ねしたいのでありますが、今通産省では輸入外貨の問題、貿易全般にわたるいろいろな構想、国内産業の安定というようなことについて、構想をめぐらされているということであります。その上における根本的な問題について一、二伺いたいのであります。今まで政府のとつて来た政策はインフレをあおつて、そのインフレの間に独占資本の利益を守つて行くという政策がとられて来たと思うのであります。たとえば昭和二十六年の日本の国内物価がぐつと上つた。しかし国際物価はそのころから漸次下向きに向つい……

第19回国会 通商産業委員会 第25号(1954/03/24、26期、日本社会党(左))

○永井委員 関連して、ただいまの齋木委員から質問があつたのでございますが、この法案全部を見て、経営全体の責任を負うのはやはり経営者である、従つて経営の中には労務の関係も当然その一部として入つておるわけであります。たとえば主任技術者の個人的な責任に属するもの、あるいは労務者個人の責任に帰するもの、こういうものはその個人がその責任に当らなければならないことは言うまでもないことです。しかしその企業の中の労務の関係において経営者といろいろ問題が起つたというような場合その必然の関係から出て来るいろいろの事象に対しては、これは単に独立した行為とはおのずから違う経済行為の中の一部であるこういうふうに解釈しな……

第19回国会 通商産業委員会 第27号(1954/03/29、26期、日本社会党(左))

○永井委員 お尋ねいたしますが、現在ガス事業の工作物の帳簿価格は再建設費に対してどの程度になつておるのか、この点をお伺いします。
【次の発言】 そうすると帳簿価格は再建設費の九分の一になつておる、逆に言えばそういうことですか。
【次の発言】 それから第三次の資産再評価についてどういう指導方針をとつておられますか。
【次の発言】 その時期の目標は……。
【次の発言】 減価償却の実情について伺いたいと思います。
【次の発言】 ガス工作物の平均減価償却率は、帳簿原価の何年償却になつておりますか。
【次の発言】 ガス事業者の大企業の面においては、無償増資をやつておるようでありますが、この無償増資の状況……

第19回国会 通商産業委員会 第29号(1954/03/31、26期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいま小委員長から報告されました条項につきましては、わが党もこれに賛成をいたしたのでございますが、その賛成の理由について、立場を明らかにしておく必要がありますので、一言これに加えたいと思います。  この要綱は、燃料に対する総合対策であり、恒久的対策と当面の対策とあるわけでありますが、少くも燃料における総合対策及び恒久的な対策であるという限りにおきましては、これは石炭、石油、電力、こういつたものを、総合的にもつとつつ込んで立案がなされなければならないわけでありますが、この案では電力の面が後にまわされておるのでありまして、十分電力開発の点は追及しなければならないということを明確にして……

第19回国会 通商産業委員会 第31号(1954/04/06、26期、日本社会党(左))

○永井委員 私は帝石の関係についてお聞きしたいと思うのです。これは運営の問題についての内容が主でありますから、大臣が来てから伺いたいと思いますが、その前提条件として、一、二お伺いしたいと思います。  帝石は明七日に臨時株主総会を開いて、新しい重役陣容の整備をするというようなことを聞いておるのでありますが、それが事実であるかどうか。これに対して局長のほうではどういうふうに考えておられるか、これをお伺いいたします。
【次の発言】 人事の問題に対して政府当局がある程度の調停に立つて指導をしたということについては承つておりますが、その指導の方針と、それから明日の重役会で決まるような人事の配置、それらに……

第19回国会 通商産業委員会 第34号(1954/04/13、26期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいま大臣から釈明があつたことでありますから、それについてかれこれあえて申し上げることはどうかとも考えますけれども、しかし言葉というのは前後の続きからとか、あるいはその環境とか、言葉のやりとりの間に出て来る問題でありまして、その言葉だけを取上げてかれこれ言うのは決して妥当なものでない。いろいろな経験からしまして、そういう問題は注意すべきだと思いますが、事柄は単なる表現の問題ではなくて、外貨予算の問題をどういうふうに扱うかという政策的内容の問題であると思いますから、言葉や何かの表現はとにかくとして、大臣が外貨予算に対して、何らか国会がこれに決議権限を持つ、あるいはこれを国民の前に明……

第19回国会 通商産業委員会 第44号(1954/05/07、26期、日本社会党(左))

○永井委員 関連して……。ただいまの二重価格の問題について大臣にお尋ねいたしたいと思います。硫安の場合は、出血分を輸出会社に積み上げておいて、それをやがてもうけた場合なしくずしに削つて行く、こういうのでありますから、普通にいう意味における二重価格ではないと思いますが、日本の硫安工業というものを、単にいろいろな経済的な基盤から切り離して、硫安だけの合理化をはかつても、これはできるものではないと思うのであります。従つて、硫安工業の基盤となる日本産業が現在どういうふうになつておるかということについて、大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、御承知のように外貨為替の問題によつて、日本の経済を国際経済か……

第19回国会 通商産業委員会 第45号(1954/05/11、26期、日本社会党(左))

○永井委員 この際今回起りました北海道の風水害について、北海道開発庁長官の大野国務大臣にお尋ねをいたしたいと存ずるのでありますが、大野国務大臣は、昨年は西日本の風水害に対して抜群の手腕を振われまして、緊急の事態を収拾せられたのであります。何の因果か北海道開発庁長官になられると同時に、季節はずれの五月の風水害が去る九日の夜半から起りまして、低気圧の状況からいえば昭和九年以来の最低気圧のものであり、風害の被害の程度からいうならば、大正二年以来の稀有の災害であると伝えられておるのでありまして、現地の状況につきましては、通信、交通の杜絶した地帯が非常に多いために、まだ現地の正確な被害実態というものは把……

第19回国会 通商産業委員会 第47号(1954/05/13、26期、日本社会党(左))

○永井委員 私は日本社会党を代表しまして本法案に反対をいたすものであります。  この法案は議員提出でありますが、提出者の気持はわからないわけではありません。よくわかるのでありますが、提案者は従来の行きがかりからいたしまして、これを何とか継続したいということにあまりに急であるために、また予算を失うことが非常な損失であるという考え方に立つて、現在この法律を出し、議員立法として議会の権威を落していることに対する反省が足りないと考えるのであります。われわれは競輪その他一連の賭博行為に対しましては、社会風教の上から申しましても、安寧秩序の上からいたしましても、かくのごときものは一日も早く根絶せしむべきも……

第19回国会 通商産業委員会 第51号(1954/05/20、26期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいま議員提案になつておるような内容における一つの統制経済、こういうやり方は、中小企業に対する究極の目標であるか、あるいはそこまで目標をもつて、その目標に至るまでの過程における便宜的な措置あるいは有効な措置として、こういう事柄が有効に作用するように発動するというような性格のものか、大臣はこれについてどのようにお考えになつておるか伺いたい。
【次の発言】 今日中小企業は崩壊前夜である。この中小企業における危機というものは、広さにおいても深さにおいてもまたその発展性においても相当危機の段階にあるとわれわれは認めるわけであります。従つて今日の中小企業に対する対策の樹立の前提条件なるもの……

第19回国会 通商産業委員会 第52号(1954/05/21、26期、日本社会党(左))

○永井委員 議事進行について。この砂利採取法案は、昨日の午後にこの委員会へ初めて提案されたわけであります。しかるにすでに本日参考人として呼ばれた方々には、法案のかかる前からこの法案について参考意見を求めるということで、すでに通知を出してお運びになつておる。しかも本日出られた参考人の方々は、どのようにしてこの法案の内容をお知りになり、またこの内容についてどういう参考意見を求めるというような運びになつて、本日ここに御出席をいただいて参考意見を求められているのか、その手続関係、これは議会における運営の異例であります。法案のかかる前にすでに法案についての参考意見を求めるという手続が完了されておるという……

第19回国会 通商産業委員会 第53号(1954/05/22、26期、日本社会党(左))

○永井委員 この法案は自由党議員の議員提出としてここに出されたわけでありますが、最近議会における議員立法の性格について、いろいろな論議がなされております。また自粛を要すべきものとしての社会的な批判もあり、また議会自体においても自粛しなければならないということが言われております。そういうような観点に立ちまして、自由党の中では、議員立法については一つの内規と申しますか、申合せというようなものができておると承つておるのでありますが、自由党の議員提出に対する議案の扱い及びその限界、どういう基準によつてお出しになるのか、これを承りたい。
【次の発言】 私の承るところでは、理事会その他非公式な会議における……

第19回国会 通商産業委員会 第54号(1954/05/24、26期、日本社会党(左))

○永井委員 第一に岡野さんにお伺いいたします。こういう産業は、日本の経済の実情に照して自由放任経済の地盤では無理である。どうしても計画的な一つの効果的なやり方をしなければならないという事柄はごもつともだと思いますが、これはひとり航空機の面ばかりでなくて、日本のように破壊された経済の中から、しかも長い戦争期間のブランクを超克して国際経済界に立ち向つて行くというためには急テンポで回復をしなければいけない。そういう意味から申しますと、これは非常に緻密な計画の上に立つた計画的な、そうして少しのむだもないというような考え方の上に立つた計画的な経済施策が必要ではないか、こう思うのでありますが、航空機の生産……

第19回国会 通商産業委員会 第55号(1954/05/25、26期、日本社会党(左))

○永井委員 大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、この航空機製造法によつて業者の整理を行う、許可制度にして整理をし、これの振興をはかるという内容のように思われるのでありますが、その航空機産業を平和産業としての性格で振興させるのであるか、あるいは軍需産業としての性格においてこれを振興させるのであるか、再軍備の充実に並行した一つの産業の武器製造面を、この法によつて一部航空機に関して充実させる、こういう必要に迫られた改正なのであるか、この点を明確にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 日本が現在軍隊を持つことによつて、その軍隊の費用の負担というものが国民生活に大きく影響を与える。その大きな影響が……

第19回国会 通商産業委員会 第58号(1954/05/29、26期、日本社会党(左))

○永井委員 中小企業に関する小委員会の審議の経過及び結論を申し上げます。  政府は健全財政を標榜し、昭和二十九年度歳入歳出予算総額を一兆円のわく内に押え、国民生活の安定をはかり、あわせて国際収支の均衡をはからんと企図しているのであります。申すまでもなく、自立経済確立の礎石としての耐乏、緊縮政策の必要と意義は十分認めなければならない。しかしながら財政を緊縮し、国際収支の均衡をはかるための日銀の金融引締めは、日を追うて強化せられ、デフレ政策への不安は社会全体の上に暗影を投じていることもまたいなめない事実であります。ことに財政支出、金融引締めの強化は、ともすれば量的統制に終つて、質的な施策の緩急軽重……

第19回国会 通商産業委員会 第61号(1954/06/03、26期、日本社会党(左))

○永井委員 この場合電気料金の値上げの問題を政府はどういうふうに取扱う予定となつておるか、料金問題に対する事務的取扱い、その処理の方法等、できるだけ詳しく、明確に御説明願いたい。
【次の発言】 電気料金はずつと前から原価主義でやつている。基礎資料をもつて会社の方から一割四分四厘の値上げを要求している。それに対して引上げ要求そのものが妥当であるかどうかということの吟味が前提条件にならなければならないのに、一割四分四厘はこれは必要な値上げ率であるという前提に立つて、そして税金はこれだけ負けた、金利はこれだけ負けた、だからこれだけは値下げできるという話を聞いていると、もう何か一割四分四厘の会社から出……

第19回国会 通商産業委員会 第65号(1954/09/09、26期、日本社会党(左))

○永井委員 議事進行について。ひとつ委員長から小委員長に明らかにしていただきたいと思いますが、ただいま小委員長から小委員会の希望条項が述べられました。しかしこれは小委員会としてはまだこの問題については審議の過程であつて、小委員会としての結論はまだ何も出ておりませんし、要望事項というようなものもまとまつてはいないと思うのでありますが、ただいまの要望事項は小委員長の個人的な意見なのか、あるいは小委員会としてまとまつた意見を代表されての要望なのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。小委員会としてはこういう要望事項ははまだまとまつていないと、われわれは了解しております。それが議題にもなつてい……

第19回国会 通商産業委員会 第66号(1954/09/10、26期、日本社会党(左))

○永井委員 中小企業庁長官にお尋ねします。これは午後から大臣と同席のところでいろいろお聞きしたいのですが、簡単に二、三お尋ねします。中小企業金融公庫の運営について、この公庫の出発にあたつての最初の予定よりは原資が少い。この金を最高限度一口一千万円というような貸出しをすれば、どれだけの人にも行き渡らないというので、原資が相当額ふえるまでは最高限度一口三百万円程度にして、できるだけ普遍的に、地域的にこれを均霑するように運営するようにという附帯決議で法案は通したのでありますが、最近長官が新任されてから一口最高一千万円まで貸すと、こういう示達をされたようでありますが、それはどういう趣旨によつたのか。ど……

第19回国会 農林委員会 第32号(1954/04/17、26期、日本社会党(左))

○永井委員 この場合長官にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、国有林野整備の臨時措置法が一年延期になることに提案されておるわけでありますが、この一年延期の性格をはつきりと伺いたいのであります。それは過去における整備の処理が未整備の分について、すなわち事務的処理が遅れておるために一年延期をして、そこでこれを処理しようという性格の一年延期であるのか、あるいはもつと広汎な角度から整備をする必要があるというための一年延期であるのか。その一年延期の内容、性格について正確にお伺いをいたしたい。
【次の発言】 国有林野の整備にしろ、あるいは保安林のいろいろな問題にしろ、やはりそれの基盤となるものは、林政……

第19回国会 農林委員会 第83号(1954/11/29、26期、日本社会党(左))

○永井委員 救農充当分における北海道関係の林業関係の山林事業とは中身はどういう内訳になつておりますか。
【次の発言】 今回の台風による風倒木は、単に国有林関係あるいは道有林関係というわけでなしに、一般民林でも相当被害甚大であつて、林道を急速に設備してこれらの風倒木を処理するということが緊急の要件になつておると考えるのでありますが、北海道関係の民林関係の林道費関係は全額落されておるようでありますが、これはどういう理由によるか、国有林関係だけ風倒木を処理すれば民林はかつてにやれ、こういう趣旨なのか伺いたい。
【次の発言】 一括用途を指定しないで、それはかつてに使つてもよろしい、効果的に現地で使つて……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第8号(1954/03/19、26期、日本社会党(左))

○永井委員 私は、自転車競技法に基く国庫の納付金打切りの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。いろいろな補助金の整理については、それぞれの立場からいろいろな意見があろうと存じますが、それは別といたしまして、この競輪に基く納付金につきましては、裏づけがちやんとある。政府の財政に対してそう強圧を加えるものではない。これがこういうふうな措置を講ぜられるのはどういう理由に基くのか。これを、予算査定の立場の大蔵省と、予算要求の立場の通産省がなぜこの打切りを了承したかということについて、通商省と両方の意見をお伺いいたします。
【次の発言】 この法案は、御承知のように昭和二十三年、第二国会におきまして、……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 通商産業委員会 第1号(1954/12/03、26期、日本社会党(左))

○永井委員 この際中小企業庁官から年末金融に対して当面措置している計画を簡単にご説明願いたいと思います。
【次の発言】 中小企業対策小委員会は、十月の二十六、七、八、三日間開会いたしまして、百貨店に関する問題、年末金融に関する問題、その他について三日間審議をいたしたのでありますが、この会議の結果、中小企業年末融資に関する決議を行いましたので、本委員会にこれを報告いたしまして、皆様の満場一致の御賛同を賜わりたいと思うのであります。  この委員会においては、金融関係のそれぞれの機関の責任者を招致いたしまして、いろいろ調査をいたしました審議過程におきましては、民主党の笹本君、首藤君両君より、銀行機関……

第20回国会 通商産業委員会 第2号(1954/12/04、26期、日本社会党(左))

○永井委員 お尋ねいたしますが、この法案が通りますと、政令によって地域指定が行われると思うのでありますが、現在のところ本法の成立によって地域指定を予定されている地域はどこと、どこであるか、これを承りたいと思います。
【次の発言】 ただいま長官からお話のありましたことによつて明らかになったわけでありますが、われわれとしましては本法を成立せしめるゆえんのものは、災害の実情に即した対策が具体的に実施されることを期待しておるのでありまして、昨年の政令の基準によると、実際は北海道、岡山が相当に災害がありながら去年の基準ではこの地域指定から漏れる心配がある。漏れる心配があるのじゃなくて漏れるのだ。こういう……

第20回国会 通商産業委員会 第3号(1954/12/05、26期、日本社会党(左))

○永井委員 昭和二十九年八月及び九百における風水害に伴う中小企業信用保険法の特例に関する法律案の提案現出を御説明いたします。  本年八月及び九月におきましてわが国を襲いました十五号を初めとする台風は、中小企業者にとりまして少からぬ損害を与えたのでありまするが、こりうち商工業関係におきましては、約百二十億円の巨額に上っております。言うまでもなくわが国経済に占める中小企業の地位はきわめて重いのでありまして、これが育成強化は喫緊事であります。特に最近における中小企業の窮迫は、はなはだしく大きいものであります関係上、中小企業金融の円滑化は強く推進されなければならないと考えるのであります。中小企業信用保……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 電気通信委員会 第1号(1954/12/14、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 ただいまより開会をいたします。  私、今回成田前委員長の後任として、委員長の席を汚すことと相なりました。本委員会の事情についてはまったく不案内であり、かつ不敏でありますので、その責めを来すことができるかどうか心配いたしておる次第でありますか、好様の御協力によりまして責任を果たして行きたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  まず国政調査承認要求に関してお諮りをいたします。本委員会は今会期中、一、電気通信事業の経営に関する事項、一、有線電気通信の規律に関する事項、一、電波及び放送の規律に関する嘉禎について、従前通り国政に関する調査をいたしたいと任じますので、衆議院……

第21回国会 電気通信委員会 第2号(1954/12/20、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 それではただいまより開会いたします。  電波管理に関する件について調査を進めます。  お諮りをいたします。先般行われました無線技術士の国家試験についていろいろ疑点があるようでございますので、この際これに関し参考人として電気通信大学教授片岡定吉君及び松村定雄君より意見を聞くことにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  片岡参考人より御意見を伺います。片岡参考人。
【次の発言】 本年十一月行われた無線技術士の試験について、参考意見を伺いたい。従来と比較して少かつた、一人より合格者がないという、そういう試験の内容や制度……

第21回国会 電気通信委員会 第3号(1955/01/21、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 これより会議を開きます。  日本放送協会の昭和三十年度の収支予算の取扱い等に関し調査を進めます。本件につきましては、すでに昨年十二月十四日の委員会において政府当局より、解散によって三月末までにNHKが予算の編成ができない場合の措置として、暫定予算制度もしくは臨時予算制度等を考慮し、その準備を進めている旨の答弁があり、再開国会早々この法案の提出がなされるはずであったのでありますが、その後の政府の方針によれば、同法案の提出は除外されたように承知いたしております。解散も目前に迫っておりますが、政府は本日本放送協会の三十年度予算についていかなる措置を講ぜられるのか、本件に関するその後の経……


永井勝次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期

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各種会議発言一覧(衆議院26期)

永井勝次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務委員会大蔵委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/29、26期、日本社会党(左))

○永井委員 質問に入るに先だちまして議事の進行について一言申し上げたいのでありますが、通産常任委員会としましては、本委員会に対して合同審査を大分早く委員長を通して申し入れたはずであります。内容としてはわれわれ通産委員会としても、今後の日本の貿易に重大なる影響ある問題でありますし、いろいろな角度から具体的にこれを審議しなければならない、こう思つていたのでありますが、本日の議事はまつたく形式的であつて、これはこういう専門常任委員会の制度がいけないと言えばいけないのでありますが、しかしながら合同審査ができるという道が開かれておるにもかかわらず、これを活用しないでまつたく形式的にただ合同審査をしたとい……

第16回国会 農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/31、26期、日本社会党(左))

○永井委員 農林大臣にお尋ねをいたしたいと存じます。今日問題になつている肥料問題は、年産二百万トン内外の肥料生産に対して、国内消費が百五十万トン、輸出が大体五十万トン内外、この五十万トン内外の輸出が世界市場において出血となり、その圧迫を国内の農民に転嫁しているという問題が、今回起つて参りました肥料問題の内容であろうと考えるのであります。われわれはこういう条件の中で肥料を国の重要な産業として、一面輸出産業としてこれを正常に発達せしめ、一面食糧増産の重要な一部として肥料生産を健全に発達せしめなければならない。こういう企業の内容において、二つの異なつた性格のものを一つの企業の中で調和させて行く、また……

第16回国会 農林委員会通商産業委員会連合審査会 第2号(1953/08/03、26期、日本社会党(左))

○永井委員 議事進行について。本日は農林と通産との連合審査でありますが、農林関係の当局は一人も見えておりません。農林関係から通産関係に質問があるなら別でありますが、通産関係の者が中村局長を相手にして質疑をするならば、あえて連合審査の必要はないと思います。これでは議事の進行ができないと思いますので、これをもつて本日は散会なりあるいは休憩なりしなければ、こういう状態においての連合審査は意義がないと考えますので、お諮りを願いたいと思います。


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会農林委員会通商産業委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1953/11/06、26期、日本社会党(左))

○永井委員 私は全林野の参考人と林野庁長官、それからアルコールの参考人と中村局長に、一つの問題について、二つの面からお答えを願いたいと思うのであります。  先ほど来の参考人のお話及び同僚委員の質問によりまして、二、三の単産は別としまして、全体的には当局は実施をしたい、この裁定をのんで実行に移したい、しかもその原資は確実にある、こういうふうに了解されるのであります。従つてこれを阻止しているものは、一にかかつて政府であり、また政府の陰でこれを動かしているところの経団連とか日経連ではないかと思うのでありますが、それはこれからの追究によつて真実の究明をして行きたいと考えておるわけであります。  ここで……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第1号(1954/03/03、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。先日の小委員長の協議によりまして、各小委員会とも各党それぞれ一名ずつの幹事を設けることになりました。本小委員会といたしましては、自由党小平久雄君、改進党は柳原三郎君、社会党は中崎敏君に御依頼申し上げたいと存じます。また各小委員会はおのおの定例日をあらかじめ定めることといたし、本小委員会といたしましては、毎週水曜日の午後一時といたしたいと存じます。以上決定するに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそのように決定いたします。  本日は中小企業の現況の概略について、政府より説明を聴取いたします。岡田長官。

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第3号(1954/03/17、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 次は中野哲夫君。
【次の発言】 以上をもつて参考人の御説明は終りました。速記の都合がありまして、爾余の会議は速記をつけないで懇談会に入りたいと思いますが。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、その通り決定いたしました。  それでは懇談会に入ります。

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第4号(1954/03/24、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 これより会議を開きます。  本日は御多忙中を特に御出席くださいました東京銀行協会連合会交換部長佐藤良輔君 より、参考人として中小企業金融、特に手形交換の問題について御意見を聴取することといたします。佐藤良輔君 。
【次の発言】 ありがとうございました。以上で佐藤参考人の御意見陳述は終りましたが、速記の都合もございますので、以後の質疑は速記を付さないで、懇談会の形式で行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談会を終ります。本日はこれを持つて散会いたします。     午後五時十一分散会。

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第5号(1954/04/07、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 これより会議を開きます。  本日は中小企業金融に関する問題について、御多忙中を御出席くださいました参考人の方々より御意見を聴取いたしたいと存じます。  まず全国銀行協会連合会の上原聡君から御意見を伺つて参ります。上原聡君。
【次の発言】 次は全国地方銀行協会常務理事吉橋鐸美君にお願いいたします。
【次の発言】 なお御両者の中で、日平産業の不渡り手形を出した関係からする下請産業への影響等について、御説明が願えればこの際承りたいと思います。
【次の発言】 この際御質疑があれば承ります。
【次の発言】 小平委員から地方的に熱意のないところがあつて地域差が出て来ているという話が抽象的にあ……

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第6号(1954/04/14、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 これより会議を開きます。  中小企業に関する件について調査を進めます。本日は陶業界関係各位の方方を参考人として、陶磁器の生産、金融、販売、輸出等、当面の問題について御意見を聴取いたしたいと存じます。参考人各位には、御多用のところ御出席くだされ、ありがとう存じます。  なお念のため一言申し上げておきますが、発言時間はお一人約十五分にお願いいたし、御発言の際はその都度小委員長の許可を受けられることになつておりますので、以上御了承を願つておきます。  それではまず水野保一君よりお願いいたします。
【次の発言】 次に三井弘君三。

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第9号(1954/06/28、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 それではこれより会議を開きます。  本日は、当面の問題となつております中小企業に関する件を中心とし、それに関連する諸問題、特に電力料金、重油の規制、金融、貿易、繊維関係等について調査を進めます。  中小企業庁長官から、先般院議を経ました中小企業危機打開に関する決議に対する事後の処理について発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 長官のただいまの説明に対して御質疑はございませんか。――加藤清二君。
【次の発言】 官房長その他は前々から連絡してあつたのですが、怠慢であるのかまだ見えません。これは早急に呼んでいただくことにいたします。通産大臣も今いろいろ公用がある……

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第10号(1954/10/26、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 これより会議を開きます。  本日は百貨店問題に関する件について調査を進めます。まず本件について参考人各位より御意見を聴取いたしたいと存じます。参考人各位には御多忙中にもかかわらず、特に本小委員会に御出席くだされ、まことにありがとうございました。何とぞ隔意ない御意見を御発表くださるようお願い申し上げておきます。  なお念のため申し上げておきますが、御意見御発表の時間は、一名約十五分とし、また御発言の際は、その都度小委員長の許可を受けらるることとなつておりまするので、御了承を願つておきます。  それでは名簿順に従い、まず能勢昌雄君よりお願いいたします。能勢昌雄君。

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第11号(1954/10/27、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 これより会議を開きます。  本日は年末金融に関する件について調査を進めます。まず本件について参考人各位より御意見を聴取いたしたいと存じます。参考人各位には、御多忙中にもかかわらず、特に本小委員会に御出席くだされ、まことにありがとうございました。何とぞ隔意ない御意見を御発表くださるようお願い申し上げておきます。なお念のため申し上げておきますが、御意見御発表の時間は御一名約十五分とし、また御発言の際は、その都度小委員長の許可を受けられることとなつておりますので、御了承願つておきます。それでは名簿順に従い、まず石田謙一郎君よりお願いいたします。石田謙一郎君。

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第12号(1954/10/28、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井委員長 これより会議を開きます。  本日は中小企業安定法に関する件及び中小企業災雲対策に関する件について調査を進めます。まず中小企業安定法に関する件について、参考人各位より御意見を聴取いたしたいと存じます。参考人各位には、御多忙中にもかかわらず、特に本小委員会に御出席くだされ、まことにありがとうございました。何とぞ隔意ない御意見を御発表くださるようお願い申し上げておきます。  なお念のため申し上げておきますが、御意見発表の時間は御一名約十五分とし、また御発言の際は、その都度小委員長の許可を受けられることとなつておりますので、御了承願つておきます。  それでは名簿順により、まず山本三千雄君……

第19回国会 通商産業委員会電気及びガスに関する小委員会 第3号(1954/09/06、26期、日本社会党(左))

○永井勝次郎君 現在の電気料金は原価主義、認可制で、公益事業令の第三九条によつてそういうふうに運ばれることは議論の余地はない。先ほど長谷川委員の質問に対しまして大臣は、この申請に基いて政府は三十九条の限界においてこれをやつたのだという御答弁でございました。それならば、現存の料金は申請書に対する補正であるのか、修正であるのか、補正であるとするならばどういう点を補正し、どういう点を修正したのか、これを明らかにしていただきたいと思うのであります。現在の料金は原価主義という明確な線があり、申請書の一定の基準に基いて、申請のあつた場合にはこれに対して認可しなければならないのであつて、これを査定して許可す……

第19回国会 通商産業委員会電気及びガスに関する小委員会 第4号(1954/09/07、26期、日本社会党(左))

○永井勝次郎君 井上さんにお尋ねいたしたいと思います。現行法は原価主義料金の認可制、こういうことになつておると思いますが、今回政府の取扱いました事柄は、こういう原則から逸脱しておるのではないか。官僚統制の第一歩を踏み出したような感じがあるが、これに対してどういうふうにお考えになつておるか。この政府の決定に対して、業者側は無条件で了承する意向であるかどうか。それからこの料金の新しい査定にあたつては、政府とあなた方と共同で作業をされて、大体この程度ならばふところ勘定からいつてけつこうである、こういうような裏の話合いで、業者の方から今まで出した申請をけ飛ばされて、今度は共同作業をした線に沿つた新しい……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第2号(1954/03/11、26期、日本社会党(左))

○永井委員 本日はいろいろ貴重な資料に基づいて御説明をいただきまして、お礼を出し上げるわけであります。二、三お尋ねをいたしたいと思います。ただいま日本における森林資源が不足だ、消費がどんどん大きくなつて行く、そういうアンバランスの上に立つて、これを調整して行くには代替物をこれに置きかえなければいけないというお説はごもつともだと思います。ここの案にもありますように、これを代替えして行く方法としては、いろいろな国の財政投資が必要だということになるわけですが、これは根本的にいえば、現在の日本における木材価格が諸物価、他のいろいろなものに比べて価格が安過ぎるのじやないか、木材の価格が安過ぎるために、た……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第5号(1954/03/30、26期、日本社会党(左))

○永井委員 坑木についてちよつとお尋ねいたします。先ほどのお話によると、漸次坑木の使用量が減つて、合理的な利用の方向に向つておるということで、たいへんけつこうだと思いますが、大体坑木の関係は、統制時代は、一つの需要量を確保するというような意味から、相当水増し数量を要求しておるということが言えますし、それから非常に品不足の時代は、相当たくさん買い込んで、そのために腐らしてしまつて、坑木に利用されないで薪炭用になるというような分も相当多かつたのではないか。それから相当長尺のものを買つて、端を切つて使うというようなことで、腐らしたり、水増し需要があつたり、長い木を切つたりというようなことで、相当坑木……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第6号(1954/04/08、26期、日本社会党(左))

○永井委員 本日は参考人から利害相対立するいろいろな御意見を伺つたのでありますが、われわれこの委員会にしても、行政庁にしても、利害の対立したそれの代表ではないので、参考人が悪口をいおうと、いろいろな問題でここで対立しようと、われわれはそれをかみわけて、何が真実であり、どうすべきかということをその中からくみとるわけでありますから、あまり不体裁にならない限り、利害が真正面から対立した方がかえつて真実がつかめると思うのであります。そこで竹中さんにお尋ねいたします。  先ほど、新設会社の資本金は四億六千八百万円、そのうちジヨンス・マンビルは二五%、代理店の関係は違うからその中に入らない、しかし四億六千……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第10号(1954/10/29、26期、日本社会党(左))

○永井委員 木材資源の利用合理化の方策、立案の中心をなしております経審の関係でちよつとお尋ねいたしたい。この木材資源利用合理化の性格、どういうところに重点を置いて、どういうところに今後作業を進めて行かれるのか、その点を明らかにしていただきたいと思うのであります。それは木材の資源の消費量を少くするために、いろいろな代替品の利用を促進するというような点に重点を置いておるのか、木材そのものの利用の合理化というものを強化して行く、そういう点に重点を置きながら、荒廃している日本の林野の蓄積を増強する過程における一つの方策、それが完成した後における方策というような、遠い展望を持ちながら、この作業を進めて行……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第1号(1954/12/06、26期、日本社会党(左))

○永井委員 軽工業局長にお尋ねいたします。木材糖化の問題については、すでに長い期間にわたってそれぞれテーマを分担して試験を進め、これの企業化の段階まで現在まとまって来ておると思うのであります。それで木材糖化については、これを企業化する前に、試験管の試験から工場の現場の企業化の促進のための試験の段階に来ておるのでありまして、予算でいいますと、六、七千万円あればさしあたって企業化への飛石としての試験段階の試験をすることができるようになって、それぞれ予算の要求その他を当局に折衝しておると思うのですが、木材糖化について局長は、どの程度にこれを促進し、これを企業化の段階まで促進して行く考えであるか、これ……



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データ更新日:2023/02/05

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