永井勝次郎 衆議院議員
23期国会発言一覧

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永井勝次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは永井勝次郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

永井勝次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第57号(1947/11/11、23期、日本社会党)

○永井勝次郎君 私は、家庭燃料問題に関して、政府の所信を承りたいと存じます。  第一は、ことしの冬の家庭燃料は確実にどのくらい配給されるのであるか、そのために政府はどのような努力をしておるか、具体的に承りたいのであります。政府の本年度下半期家庭燃料需給計画によりますと、全國を数地区にわけまして、気候條件によつて差等をつけ、電熱、ガス、煉豆炭、薪炭等を総合的に調整しておるのでありますが、配給熱量は炊飯用の最低を見積つておりまして、暖房用は全然考えておりません。また燃料の内訳を六大主要都市の分についてみますと、電熱、煉豆炭に重点を置いておりまして、薪炭は少々を見積つておるにすぎません。現在の電力事……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第72号(1948/06/28、23期、日本社会党)

○永井勝次郎君 ただいま一括上程になりました、農林委員会付託にかかる請願につきまして、その審査の経過並びに結果の概要を御報言いたします。  本委員会の取扱いました審査件数は、四月十四日締切りまでの分としまして総数九十九件、これらを五月二十六日、二十八日、二十九日の三日間にわたり審査を行つたのでありますが、内容に従つてこれを類別いたしますと、土地改良、災害復旧に関するもの五十四件、開拓に関するもの十二件林業に関するもの九件、農地改革に関するもの三件、燃料に関するもの三件、農業技術に関するもの二件、食糧に関するもの八件、畜産に関するもの四件、その他四件となつているのでございます。  まず土地改良、……

第2回国会 衆議院本会議 第79号(1948/07/05、23期、日本社会党)

○永井勝次郎君 ただいま上程せられました、農林委員会付託にかかる請願に関して、審議の経過並びに結果を簡單に御報告申し上げます。  五月二十九日までの付託件数は百三十六件でございまして、これを内容に従つて類別いたしますと、土地改良関係四十二件、農村工業関係四十件、林業関係九件、食料関係二十件、畜産関係三件、開拓関係九件、その他十三件でございます。  農林委員会は、以上の請願について、七月四日審査委員会を開催して審議を行つたのであります。その多くは時局柄まことにもつともなる國民の声を反映いたしておるものと認めまして、一件を除くほか、すべてこれを院議をもつて採択し、採択の上はこれを内閣に送付すべきも……

永井勝次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

永井勝次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 厚生委員会 第27号(1947/10/30、23期、日本社会党)

○永井勝次郎君 この問題はほかの各位からもいろいろ提案がされておりますので、それらの方々等の御意見とも照らし合せて御審議を賜わりたいと存ずるわけでありますが、御承知の通りに、古い俸給によつて規定された恩給額ではインフレの高進しております現在においては、タバコ代にもあたらないというような現況であります。官公吏が在職中與えられた俵給というものは、まつたくその月はその月だけの生活を保障なるだけでありまして、老後のために貯蓄をするというような餘裕は全然なかつたわけであります。殊に誠實なる官公吏として在職中精勵した者は、そういう貯蓄等について全然餘裕がなかつたことは、すでに皆さま御承知の通りであります。……

第1回国会 国土計画委員会 第20号(1947/10/31、23期、日本社会党)

○永井勝次郎君 北海道の水害は八月と九月の二囘にわたりまして、相當深刻な被害を受けておるわけでありますが、何分にも六月の場合は東北地方、九月の場合は關東地區、こういう手近なところに大きな水害がありましたために、その方にのまれてしまいまして、遠隔の地でもあり、案外北海道の水害の實際についての認識というものが、中央に反映していない憾みがありますことを殘念に思つておるわけでありますが、ここに掲げてあります數字によりましても明らかであります通りに、死傷者も相當多數を出しており、家屋の流失、家屋の浸水、橋梁、道路、港灣、そういう一般施設物の被害、農産物の被害等の實體というものは、東北地方、關東地區と比較……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第9号(1947/10/08、23期、日本社会党)

○永井委員 理事の補缺は委員長において御指名せられんことを望みます。
【次の発言】 ちつよとこの内容について議事の進行上お尋ねしておきたい。ただいまのお話では關東、東北地方ということだけであつて、北海道の關係が全然觸れてをられないのでありますが、北海道八月、九月の二囘にわたりまして、相當に被害の状況でありますので、北海道その他の關係については、關東、東北地方という水害一般として取扱わないで、別口でこれを考慮されておるのか。あるいはこの中にもそれが含んでおるか。小さい被害であるという認定のもとに、ここにはあげないのであるか。その關係をひとつ承つておきたい。

第1回国会 水産委員会 第27号(1947/11/25、23期、日本社会党)

○永井勝次郎君 斜里川河口を改修し、漁港築設せられたいという請願でありまして、理由を簡單に申し上げまして、何とぞ愼重御審議の上御採擇あらんことをお願い申し上げる次第であります。  御承知のように北海道の魚田の開發につきましては、日本海、太平洋、オホーツク海と三つの海に面しておるのでありまして、そのうち殘されておる大きな魚田として、今後の開發にまつべきものはオホーツク海があるわけであります。オホーツク海の沿岸の漁港は點々として少數あるだけでありまして、十分にその設備が整つていないという状況でありますが、今後北海道の海産物の増産はオホーツク海沿岸の開發にあり、その沿岸漁港の設備にあると申し上げまし……

第1回国会 農林委員会 第4号(1947/07/10、23期、日本社会党)

○永井委員 開拓法の要綱について若干お尋ねいたしたいと思います。この要綱だけでは詳しい内容がわかりませんけれども、いづれ正式に法案がかかるわけでありますから、その場合に審議を重ねてしなければなりませんので、それの豫備的な意味におきまして、一應もう少しこの要綱に基づいて、内容を詳しく伺うというような意味合いにおいて、お尋ねをいたしたいと思うのであります。この開拓を實行するにあたりまして、わが國の將來の農業設計をどういうふうに考えていられるか。いろいろ國際關係の問題もありましようし、人口配分計畫というような問題もありましようし、國土計畫というような問題もありましようし、一切のものが總合的に考えられ……

第1回国会 農林委員会 第6号(1947/07/28、23期、日本社会党)

○永井委員 大分時間が遅れておるようでありますから、簡單に委員長の意見を聽きたいと思うのであります。先ほど來かくのごとき水害が各地に續發したことは、戰時中及び戰後を通じての森林の過伐、濫伐の結果こういう現象が出てきておるのであつて、これはひとり東北地方だけの問題でなくして、全國各地にかくのごときことが續發しきたるべきことは豫想し得らるるわけであります。そこでわれわれは今のうちにこれらに對する基本的の問題を確立しなければならないのでありまして、そのためには林業對策確立委員會というような小委員會をこの委員會にもちまして、緊急の問題、恆久の對策、こういうものを基本的に一つに検討し、確立する必要があろ……

第1回国会 農林委員会 第7号(1947/08/02、23期、日本社会党)

○永井委員 ビートの問題について農政局長に出席を求めておつたのですが、お見えになりません。次官からでもまたは適當な關係者から御答辯願いたいと思います。戰後における砂糖の供給は、主として北海道がこれを賄つており、ビートがこれを賄つておるわけでありますが、これに對する奬勵は、主として食品局において需要の立場から奬勵しているようでありますが、これはやはり北方寒地農業の確立のいう、その一環としてのビート耕作というような基盤に立つた榮農指導から出發しなければ、本格的なものではないと考えるのであります。それで需要の面から申しますといくらでも欲しいのでありますが、そこには經濟的な限界點もありましようし、輸入……

第1回国会 農林委員会 第9号(1947/08/06、23期、日本社会党)

○永井委員 簡單なことでありますが、お尋ねしたいと思います。資料によつても明らかなように、みそ、醤油、あるいは油糧の資源としてだいずの生産は北海道が最も多く期待されておるわけであります。その北海道におけるだいずの生産がどういうふうに處理されているかということを考えますと、相當ここに改善の豫地があるのではないかと思われるのでありますその第一點は、戦時中及び戦後を通して、農村における肥料の配給が非常に少かつたために、北海道においては農家がだいずを肥料につぶす數量というものが、これは相當厖大なものであります。一昨年あたりまでは、毎年五十萬俵は生のままで肥料につぶされていたと思うのでありますが、昨年は……

第1回国会 農林委員会 第12号(1947/08/14、23期、日本社会党)

○永井委員 農林大臣が食糧問題解決のために骨身を削られるような苦勞をされ、努力をされておることに對しましては、われわれ深く敬意を表する次第でありますが、食糧の供出その他に對する解決の方法というものは、その現象的な面に對する措置でありまして、その根本としては、やはり増産ということがその根底でなければならぬと思うのであります。その意味において、食糧増産の根本的な問題といたしましてはいろいろあるでありましようが、私は何といつても農業經營の中に畜産を入れて、地方を維持増進をして、そうして農業經營の高度化をはかる、こういうところに根本の基礎をおかなければ、食糧の増産は不可能であると考えるのであります。そ……

第1回国会 農林委員会 第13号(1947/08/21、23期、日本社会党)

○永井委員 私は林業對策の小委員長をやつておるのでありますが、これについては委員長と密接な連絡をとりまして、どういう問題についてどういうような審議をするかということも、委員長とよく打合わせて進行を期しておるわけでありますが、何分にも本日までずつとこの委員會を休むということで、途中で一囘招集したのでありますが、集つた人は二人で審議にならない。こういう状況でこの常任委員會が正式に動き出すのを待つていたという状況でありますので、委員長が問題を小委員會に移したらそのままにしておるというのではなくて、委員長の方からもこの問題については急速に運ぶようにというように、よく打合わせて進んでおりますので、この點……

第1回国会 農林委員会 第14号(1947/08/22、23期、日本社会党)

○永井委員 農林大臣の説明にありました、この自由の原則と組合における農民の主體性とこの二つの原則に立つた協同組合の設立及び今後の運營におきまして、法文の上にうたわれておるこの原則と、農林省當局がこの立法にあたりまして、ほんとうにこの原則を貫くために、この法文を成文化したというよりは、現在の日本の農村に對して、そのような自由の原則と農民の主體性には任しておけない。當局の方で相當行政的な措置でひつぱつていかなければ、自由に任しておけば何をしでかすかわからぬというような、潜在意識が相當に強いものをもつていて、そうして最初の第九十議會からこの法案がさらしものになつていて、ついに今日まで提案が遅れたとい……

第1回国会 農林委員会 第15号(1947/08/25、23期、日本社会党)

○永井委員 林業對策の小委員會でありますが、調査會を開いて各委員が非常に熱心に審議せられ、前會のごときは委員外の各位が出られまして審議されたのでありますが、そのとき、現在の陣容をもつてしては少數であるから殖やしたらどうかという意見が出まして、滿場一致をもつて増員のことを決議いたしたのであります。ついてはこの場合委員了解のもとに五名、すなわち各黨一名ずつ増員し、その委員は委員長の指名において御決定を願うようにとの緊急動議を提出いたします。

第1回国会 農林委員会 第17号(1947/08/28、23期、日本社会党)

○永井委員 簡單にお尋ねいたします。第七條において、公團との關係が明らかになつていないのでありますが、公團との關係を明確に一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 第九條における農民の規定がこれでは明確を缺いておうると思うのであります。「みずから農業を營み、又は農業從事する個人」と言つておるのでありますが、たとえば半農半漁あるいは半商半農、そうしてその個人の農業經營の分量がどれだけであるというような事柄について明確に規定がないので、あるいは協同組合を資本的に支配する意圖をもつて、計畫的にみずから農業を營む形態を整えてはいつていく。そういう事柄が行われないとは限らないのでありますが、これらに……

第1回国会 農林委員会 第33号(1947/10/15、23期、日本社会党)

○永井委員 本委員會から選ばれまして、林業對策小委員會をもちまして、第六囘の囘議を重ねて本問題の檢討を今日まで續けてきたわけであります。薪炭につきましては、大分以前から需給の調整が十分に圓滑にいきませんで、非常に困難なる實情にあつたのでありますが、水害後さらにこれが惡化して、冬を控えまして今日非常な危機の状態に突入しておるのであります。從つて急速に方途を講じまして、主要消費都市における家庭燃料の必需量の最低限度を確保するという方途を講じませんければ、食糧に次いで燃料問題は重大なる事態を惹起する情勢にあるわけであります。そこで源氏の状態のままで推移いたしますならば、主要消費都市における今冬の、す……

第1回国会 農林委員会 第35号(1947/10/18、23期、日本社会党)

○永井委員 林業對策小委員會は薪炭需給調節特別會計法を改正する法律案に對する意見を求められたので、本日委員會を開きましてこの問題を審議し、本案に對して次のような希望意見を附して原案通りこれを贊成してほしいということを答申することに申し合わせたのであります。これを讀み上げます。  一、政府は燃料對策本部を設け少くも家庭必需量の最低限度確保を目標に、電氣、ガス、煉炭、亞炭、薪炭等との總合的計畫を立て、緊急果斷に措置を推進すること  一、生産地に滯貨している木炭十四萬五千餘トン、薪百九十四萬五千餘層積餘を主要消費地へ結びつける山元搬出、小運送トラック、鐵道、船舶等總合的輸送調整を行い、優先措置を強力……

第1回国会 農林委員会 第37号(1947/10/21、23期、日本社会党)

○永井委員 ただいま鈴木委員からお話がありましたが、この燃統というのは事實においてないのでありますから、委員會の權威の上からいきましても、この辭句は修正することが妥當であろうと私は思うのであります。  それから先般この問題が附帶決議を付する關係について議論されました當時、價格の關係と統制方式の關係とは切り離すことのできない問題であつて、二つを總合的に、有機的に檢討していかなれば結論が出ないのであります。そこで統制方式をどういうふうに現在の段階に適應して適切に確立するか、またその段階において薪炭價格の問題をいかに決定するか、この問題は林業對策小委員會における最も重要な問題として檢討しておるのであ……

第1回国会 農林委員会 第38号(1947/10/22、23期、日本社会党)

○永井委員 これは御承知のように、終戰後領土を失いました結果、國内の砂糖生産は鹿兒島縣の種ヶ島の一部に甘蔗糖を生産するだけでありまして、あとは北海道の甜菜糖業にまたなければならない實状に置かれておるわけであります。その自給量はきわめて低いのでありまして、こういう大きな變革からいたしまして、國内の自給度をできるだけ高めていく、こういうことが現在とらるべき國策上の重要な問題であると思うのであります。單に消費量の自給度を高めるというばかりでなしに、この甜菜糖業を北方寒地農業の經營の中に取入れるということが、北方寒地農業の經營を合理化する上における基礎的な條件でもある。こういうことで農業經營を確率化し……

第1回国会 農林委員会 第40号(1947/10/24、23期、日本社会党)

○永井委員 次長の言われておるバリテイ計算の正確性というものは、それは計算の正確であつて、經濟政策としてそれが正確であるかどうかという根本の問題については、相當に議論があると思うのでありますが、本日は時間がありませんから、これは省略いたします。かりにこれを認めて、この價格でいくといたしまして、この均衡が少くも米價に關しては一箇年間固定されなければ意味がないと思うのであります。これらのあげられた諸品目、その他米價を基準にきめられておるところの物價を基準にきめられておるところの物價というものが、一年一囘の販賣である米價に對して、向後一箇年間諸物價の價格というものを固定して、現状のままで維持できるか……

第1回国会 農林委員会 第45号(1947/11/12、23期、日本社会党)

○永井委員 お尋ねいたします。第一は北海道の開發は従來拓殖費においてこれを行つていたのでありますが本年度から農林省直轄の關係になりまして、機構の改革が當然起つてきておるのでありますが、この機構の改革についてはいろいろな考え方があり、またいろいろな經過をたどつておるのでありまして、これに對する當局の基本的な方針及び具體的な内容を、この場合明らかにしていただきたいと存じます。
【次の発言】 ただいまの機構に改變されるといたしまして、その機構を中央と地方との有機的な關連において、しかも現在の實情が、これらの機構等をして實際に即するように運營せられなければならないのでありますが、その點についてどのうよ……

第1回国会 農林委員会 第50号(1947/11/22、23期、日本社会党)

○永井委員 この場合若干の問題についてお尋ねいたしておきたいと思うのであります。御承知の通りに戰時中北海道の斫伐については、林力の増強よりは戰力の増強に重點をおかなければならないということで、林力にかかわらないでどんどん過伐、濫伐を行つたのであります。それは内地の方の山林もそうでありますが、殊に北海道においては非常に廣汎な森林の面積を有しておるにかかわらず、林道、森林鐵道その他森林の經營に對する基礎的な條件が備わつていないのでありますから、非常に手近な、運びやすいところから、開發的にこれを伐りましたために、奥地の林分の……。
【次の発言】 それではそういうことにいたします。  從つて手近なとこ……

第1回国会 農林委員会 第51号(1947/11/25、23期、日本社会党)

○永井委員  本案はきわめて簡單なる問題であり、すでに北海道行政の基本がきまりました今日、本案の提出せられますことは當然でありますので、本案に贊成をいたしたいと存じます。贊成するにあたりまして希望意見を附したいと思うのであります。質問の場合にも申し上げました通りに從來は國有林が一體の關係で運營せられました關係上、公有林は手近なところにありますために、非常に國有林に比しまして公有林が過伐、濫伐の程度がひどいのであります。從つて一體の關係で運營されてきた現在、國有林と公有林と區分されるということになりますと、荒れた山だけが北海道に殘されて、保護された山が國有に移管されるという形になりますので、こう……

第1回国会 文教委員会 第3号(1947/07/24、23期、日本社会党)

○永井委員 私は決議案を上程する時機でないということで、それをひつこめたらよろしかろうと思いますので、それに贊成するものであります。もちろん今度通過いたしました豫算をもつて、われわれは満足するものではないのでありますが、今の追加豫算としての段階においては、これ以上のことを期待することは、各種の状況から見て困難であると考えておるわけであります。現在の段階においては、可能なる最大限度の豫算の獲得であつたとわれわれは認めるのでありまして、次に來るべき通常豫算の場合に對する備えといたしましては、さらによく議を練り、そうしてそれらの要求をするにはおのずから時機というものがあり、その政治的に最もいい條件の……

第1回国会 文教委員会 第6号(1947/08/20、23期、日本社会党)

○永井委員 この本年度の豫算配分の基準を伺いたいと思います。戰災復興の方にどのくらい、越冬対策としてどうというような配分關係でございますが、全國一律一体の配分計畫ではなかつたように思つております。その内容を詳しく御説明願いたい。そして本年度の実施にあたつて、この豫算を消化するための裏づけとなる物資の關係がどういう実情になつておるか、それを伺いたい。それから明年からのこの豫算の配分の基準は、どういう基準でやるのか。一律一体で五十人で割つて、畫一的に配分する計畫であるかどうか。
【次の発言】 そうしますと、戰災復興の方とのやりくりによつて、三十一億二千蔓圓の豫算となりました計畫は、十分に完遂できる……

第1回国会 文教委員会 第11号(1947/10/02、23期、日本社会党)

○永井委員 私の紹介をもちまして、全北海道の關係者から、やはり同様の請願を提出してありますので、今、内容について高津委員竝びに松原委員からいろいろ切々たるお話がありました通り、ほかのいろいろな關係の退職者とは違いまして、教育關係の者は、在職中も貯金をするほどの餘裕がありませんで、恩給を唯一の頼りに老後を養つていたのでありますが、それが全然生活の資に充てられないというような現況になりまして、まつたく路頭に迷うような關係の人たちが非常に多くなつておる實情は、喋々説明の要がないことと思うのであります。こういう現状に對しまして、いろいろ事務的な關係はありましようけれども、こういうまじめに生涯を國に捧げ……

第1回国会 文教委員会 第17号(1947/11/05、23期、日本社会党)【議会役職】

○永井委員長代理 會議を開きます。  學制改革に關する件を議題といたします。本日は六・三制豫算の財政的措置竝びに六・三制實施に關する明年度の計畫について文部大臣より御所見を承ることといたします。なお引續き委員各位の御所見の發表なり御質疑を試みたいと思います。
【次の発言】 文部大臣は、一時に宮内省においでにならなければならない豫定になつているそうでありますから、本日はこの程度で散會いたしたいと思いますが、いがかですか。
【次の発言】 本日はこれにて散會いたします。次會は公報をもつてお知らせいたします。     午後零時五十三分散會


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 国土計画委員会 第5号(1948/05/07、23期、日本社会党)

○永井委員 動議を提出いたしたいと存じます。本委員会の理事は一名増員となつたようであります。なお各派の委員の間に異動がありまして、從つて各派の間における理事の割当にも異動があるようであります。右の事実に基きまして、理事の補欠及び増員をいたさなければならないのでありますが、委員会が当分開かれないことのある場合を予想いたしまして、これら理事の補欠及び増員につきましては、その人選については委員長に一任し、その人選は次回の委員会において決定せられんことを動議として提出いたしたいと存じます。全員の御賛成をお願いいたします。

第2回国会 国土計画委員会 第17号(1948/07/03、23期、日本社会党)

○永井委員 近く第二回國会も終了いたしますので、地方開発小委員会の経過を簡單に御報告申し上げます。  本小委員会は、去る五月二十二日に設置せられ、委員長より不肖小委員長として指名を受けました。  爾來、今日に至るまで小委員会及び打合会を開くこと六回、その間建設院の総務局、水政局、地政局、経済安定本部の建設局、運諭省の港湾局、農林省の開拓局、北海道廳及び國土計画協会等を招き、地方開発計画について種種調査研究をいたしました。元來、國土計画ないし地方計画は、すべての事業に先行すべきものであるにかかわらず、今日の國際情勢、経済情勢等の客観的経済條件からか、中々確立いたしかねております。しかしながら、國……

第2回国会 農林委員会 第3号(1948/03/24、23期、日本社会党)

○永井(勝)委員 これは相当重要な問問でありますから休憩をいたしまして審議する必要があると思います。

第2回国会 農林委員会 第9号(1948/05/26、23期、日本社会党)

○永井(勝)委員 請願の内容は明白でありますので、簡單に説明をいたしますが、海岸に砂丘ができて高くなつて、その内海の内側の方に水たまりができておる、それが湖水の実情であります。從つて高くなつておる部分に排水溝を掘つてこの水を拔き、海にそれを落すということをすれば、その水たまりの地域が相当の廣い面積でありますが、水を拔くことによつてどのくらいの可耕地が助かるかというと、約一千五百町歩の可耕地がただちに耕作ができ、さらにその溝のあることによつて濕潤な地域が乾燥して、農業経営上の効果を大いにあげることができる、こういう條件のところであります。從つて干拓と申しましても土を埋めるのではなくて水を拔くとい……

第2回国会 農林委員会 第10号(1948/05/28、23期、日本社会党)【議会役職】

○永井委員長代理 会議を開きます。  これより請願の審査にはいります。本日の日程は審議の都合上変更されますから、あらかじめ御了承願います。  日程第六及び七より初めます。  まず日程第六、滋賀縣の旱害恒久対策事業費國庫補助の請願、文書表三五三号、紹介議員矢尾喜三郎君、紹介議員の説明を求めます。
【次の発言】 次は日程第二、岐阜の恒害恒久対策費國庫補助の請願、文書表第二四六号、紹介議員武藤嘉一君。
【次の発言】 それでは日程第六、日程第二はきわめて適切の事項と思いますので、これを採択することに御異議ありませんか。
【次の発言】 日程第七、和歌山縣の旱害恒久対計事業費國庫補助の請願、文書表番号第四……

第2回国会 農林委員会 第11号(1948/05/29、23期、日本社会党)

○永井委員 第一にお尋ねいたしたいのは、昨年の米價決定の際におけるパリテイ計算に基くと、大体六二・五五という倍数であつたということでありますが、これに対して値上率が一一六・四二、今度は賃金物價改訂によつてそういうふうになつたというのでありますが、その内容は前回のパリテイ計算の基礎と、今回の改訂による結果との計算の基礎、その内容、実情を詳しく御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 そうすると米價の値上はまだ確定的なものでないのであるか。確定的とするならば、パリテイ計算というこまかい計算の上に立つて基礎が算定されておるのか。その改訂の倍率もそういう計算の基礎に基かなければ、非常に不確定なもので……

第2回国会 農林委員会 第21号(1948/06/18、23期、日本社会党)

○永井委員 農業災害補償法の一部を改正する法律案の質疑打切りの動議を提出いたします。
【次の発言】 両法案に対する討論は省略して、ただちに採決されんことを望みます。

第2回国会 農林委員会 第23号(1948/06/22、23期、日本社会党)

○永井委員 両法案につきましては討論を省略し、ただちに採決されんことを望みます。

第2回国会 農林委員会 第26号(1948/06/25、23期、日本社会党)

○永井委員 戰時中終戰後を通しての食糧事情が、今日のような食糧事情でありますので、農業経営の中心を食糧の増産におくことは当然でありますが、その結果として、農業経営全体の生産を低下させ、経営の基礎を危くしそうして結果として食糧増産にならないという結果を招來する事態まで不合理な経営が発展した場合には、これを是正する必要があると考えるのであります。その意味において北海道の寒地農業を見ますと、内地方面とは異りまして、地方と氣候の條合に惠まれていない関係からいたしまして、食糧の増産強要のために非常な障害が現在現われているのであります。たとえて言えば、麦の作付が合理的な経営を侵して、輪作経営ができない程度……

第2回国会 農林委員会 第27号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○永井委員 今岩本委員からこれを委員会に諮れという話でありましたが、本日は出席していない党派もありますし、出席が少いのでありますから、これを委員長において理事会に諮られて運営されんことを希望する次第であります。

第2回国会 農林委員会 第29号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○永井委員 大臣お忙しいようでありますが、一つだけ大臣にお聽きして、あとは局長にいろいろお尋ねしたいと思います。  馬産の増殖をはからなければならないのでありますが、それの生産地帯において一番現在障害になつているのは傳貧の問題であります。数字の上から申しますと、傳貧の殺処分をしたものは、頭数が漸次減つてきておりますが、実際は届出をしない、あるいは戰時中のような、これに対する取締りを十分にやつていなかつた。やらない結果、実はどんどん殖えている。そういうふうな潜在したものが非常な数に上つていると思います。これに対して徹底的な取締りをやるとともに、これに対する処置を講じなければならぬ。しかるにこれに……

第2回国会 農林委員会 第30号(1948/06/30、23期、日本社会党)

○永井委員 討論はこれを省畧しまして、ただちに採決せられんことを望みます。

第2回国会 農林委員会 第32号(1948/07/02、23期、日本社会党)【議会役職】

○永井委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。  競馬法を議題に供し政府の提案理由の説明を求めます。永江國務大臣。
【次の発言】 引続いて馬匹組合の整理等に関する法律案の提案理由の説明を求めます。永江國務大臣。
【次の発言】 この際お諮りいたしたいと存じます。井上農林委員長の委員に対する発言制限に対し、不信任の動議を提出する。右成規により提出候也、昭和二十三年七月二日提出者北二郎。成規の手続をとつておりますので、本案を議題に供することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、本案を議題といたします。提案者の趣旨弁明を許します。――提案者欠席のようでありますので本案を採決いたした……

第2回国会 農林委員会 第33号(1948/07/03、23期、日本社会党)

○永井委員 競馬法に関する質疑はこれをもつて打切られんことを望みます。
【次の発言】 お諮りいただきたいのでありますが、先ほど競馬法案に関する質疑打切りの動議を提出いたしまして可決になつたのであります。この競馬法案と一緒に併託されております馬匹組合整理等に関する法律案の質疑も併せて打切りの動議を提出します。お諮り願います。

第2回国会 農林委員会 第34号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○永井委員 質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 指定農林物資檢査法案及び森林資源造成法の一部を改正する法律案の両案につきましては、討論を省略しただちに採決せられんことを望みます。
【次の発言】 本法案につきましては討論を省略し、ただちに採決せられんことを望みます。

第2回国会 農林委員会 第41号(1948/10/08、23期、日本社会党)

○永井委員 畜産局長にお尋ねしたいと思います。ご承知の通りに北海道の脳炎の問題で、内地移出が禁止されております。買いつけた馬が約一万五千滯留しているわけであります。どうしても北海道の現状からすれば、二万頭というものはその年度において本州に移出しなければならぬ。そうしませんと、冬季を控えて飼料その他の問題で非常に困窮している状態で、これについて関係方面から相当話があつたと思います。それに対して当局は具体的にどういうふうな措置を講じ、緊急措置を考えておられるか、これは政府の命令で移出が禁止されているわけでありますが、そういう措置に対して政府はどういう保証をするか、この点を明確にしていただきたいと思……

第2回国会 農林委員会 第42号(1948/10/09、23期、日本社会党)

○永井委員 この食糧確保臨時措置法が今年の二十三年度産米に対して有効でないという法律的根拠を、法律的に明確に解明していただきたい。
【次の発言】 割当は今年の春やつたのでありますから、この法律を適用することはできません。しかし割当以後における補正であるとか、農家の保有量であるとか、そういういろいろな措置については、今後この法律の適用範囲において可能な行為であります。それらの行為は可能であります。この法律が有効に実施されておるにかかわらず、この法律を無視して、事前割当前と同様な條件のもとにおいてこれを実施しようという、その行政的な解釈は何に基くのか、この法律を事後の処理に対して適用しないで今年の……

第2回国会 文教委員会 第10号(1948/06/11、23期、日本社会党)

○永井勝次郎君 本請願の要旨は、北海道の住宅の状態を見ると、まだ植民地的色彩が濃厚で、暖地の建築樣式をそのまま採用したものが多く、約半箇年にわたる越冬生活は、燃料の損失が大であるのみでなく、きわめて不便かつ不生産的、非衞生的であり、保健、衞生、経済上ゆゆしき問題である。ついてはこれに対処するため、特に寒氣と多雪を対象とする建築工学の飛躍的推進をはかるべき研究並びに教育上、地理的優位にある北海道大学工学部に、建築工学科を新設されたいとの紹介説明があつた。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 農林委員会 第4号(1948/11/16、23期、日本社会党)

○永井委員 小委員長にお尋ねいたします。この申入れ事項は緊急当面の措置という点のみに重点をおいておられるのかどうか。また緊急当面の措置を通じて、薪炭生産に対する生産、配給、消費にわたる基本的な方針に触れようとする意図がないのかどうか。その点が一つと、それからわれわれが薪炭取扱について現在一番感じておることは、生産から消費に至る機構の民主化がもつて徹底されなければならぬと考えますが、その民主化の点について全然触れていない。單に機構の簡素化という技術的な面についてのみ考えられておるのでありますが、この民主化という点に対して小委員長はいかに考えておられるか。  それからここに價格の問題に触れておるの……

第3回国会 農林委員会 第5号(1948/11/17、23期、日本社会党)

○永井委員 肥料は配給公團の方には相当量渡つておるようでありますが、配給公團から協同組合、それから各農家に対して、一定の時期に一定の量引取れ、それも相当量前波しの肥料を受取るように強要して、もしそれを受取らなかつた場合には、権利放棄として、これは渡さないというようなことを相当強く求めておるようでありますが、農家においては、相当それらの多量の肥料を前渡し的に受取るという金融的な余裕がないために、受取れない。それを受取らないと権利放棄として肥料を渡さぬということになれば、来年の増産には相当大きな影響があると思うのでありますが、そういう関係に対して、当局はどういうふうに考えておりますか。

第3回国会 農林委員会 第10号(1948/11/26、23期、日本社会党)

○永井委員 畜産局長に酪農業の経営に対する基本的な当局の態度を樹いたいと思うのであります。太陽の光線の恵みの少い地帯は、その恵みの少いだけ反比例して、土地の條件というもの、土地の力を増強して行かなければならないということは、議論の余地がないのであります。待つてその地方の増強の上に立つて亜寒地帯の寒地農業といヶものが合理的に経営される基礎的な條件が具備されるわけであります。從うて北海道等におけるところの農業の基礎的な基盤というものは地方の増強である。地方の増強のためには、その農業経営の中に家畜を入れて行かなければならないということになるのでありまして、その面からしてそういうかけ声だけはあるのであ……


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データ更新日:2023/02/05

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