永井勝次郎 衆議院議員
27期国会発言一覧

永井勝次郎[衆]在籍期 : 23期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期
永井勝次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは永井勝次郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

永井勝次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第23号(1955/06/04、27期、日本社会党(左))

○永井勝次郎君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま提案説明のありました石炭鉱業合理化臨時措置法案に対しまして、鳩山首相を初め関係各大臣に対し二、三お尋ねをいたしたいと存じます。  本法案は、石炭鉱業の深刻なる不況と石炭労務者及びその家族の悲惨なる生活を背景として提案されたものでありますが、その考え方は、石炭鉱業を日本経済自立の基礎産業として確立しようとしておらないのでありまして、大手鉱山の独占支配の機会として利用しようとしておるのであります。その日のかてにも困っております、一家飢えに泣いております労務者及びその家族にあたたかい救いの手を差し伸べようとはしないのでありまして、首切りの好機と……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 衆議院本会議 第5号(1956/11/20、27期、日本社会党)

○永井勝次郎君 私は、日本社会党を代表しまして、北海道の冷害凶作対策及び九州、中国、四国地方の九号、十二号、十五号台風による災害対策について、鳩山総理ほか関係大臣にお尋ねをいたしたいと存じます。  第一に、北海道凶作対策としての救農事業について大蔵大臣にお尋ねをいたします。先日、わが党の水谷長三郎氏の質問に対しまして、一萬田大蔵大臣は、北海道の凶作については三十二億五千万円の予算を計上し、十全の措置を講じてあるから心配は要らない旨の答弁があったのであります。しかるに、皮肉にも、三百人に近い娘の身売りの悲劇が新聞に報道されております。冷害凶作を悲観して自殺をした老婆のことが伝えられております。人……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第29号(1957/04/05、27期、日本社会党)

○永井勝次郎君 私は、日本社会党提出、中小企業組織法案、中小企業の産業分野の確保に関する法律案、商業調整法案について、提案の理由を御説明申し上げます。  わが党の法案は去る二月十三日提出したのでありますが、政府案の提出が、政府部内、与党内のごたごたのためにおくれまして、そのそばづえを食わされて今日に至りましたことは、まことに遺憾にたえないところであります。(拍手)  今日、中小企業の悩みは、過度の競争、原料高の製品安、金融難、税金高、施設の不備、技術の後進性、外資導入の圧迫等、数え切れないほどありますが、要約すれば、政府の大企業超重点の施策、中小企業へのしわ寄せが、その大きな原因であることは、……

永井勝次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

永井勝次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会 第4号(1955/03/29、27期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいま中崎君から、だらだらと料金決定を延ばしていることはおかしいという質問がありましたが、私も当時この案が委員会にかかりまして審議されたときの審議過程から申しまして、政府に責任があると思う。内閣はかわりましたけれども、行政の長として議会を通して約束したことについては、その責任を継承されなければならない。内容の政策その他についての考え方や何かは別でありますが、この電気料金の問題についてはこういうふうに取扱います、こういう約束した事柄については責任を持たなければならないと私は思うのであります。それは当時半年分の料金だけを出しまして、四月以降の分についてはこれはいろいろな措置を講じてや……

第22回国会 商工委員会 第5号(1955/03/30、27期、日本社会党(左))

○永井委員 石橋通産大臣は、就任以来電気料金の値下げの問題、重油の値下げの問題、また民主党内閣の農林大臣は、硫安の値下げの問題、砂糖の問題と、自由党内閣の時代において問題になっておりましたこれらの諸点に手を染めて、国民経済的な立場でこの問題の処理をしようとする努力を示しておられますことは、まことにけっこうだとわれわれは考えておりますし、その努力に対して敬意を表するのであります。世論にアッピールするためにちょっと上つらだけをなでただけで、ほんとうにこの問題を掘り下げて、根本的に解決しようとする努力が欠けますならば、われわれはまたこの議場を通じて、十分にその腰抜けを鞭撻しなければなりませんし、大い……

第22回国会 商工委員会 第6号(1955/03/31、27期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいま中崎委員提案にかかる各派共同提案の電気料金に関する決議案に対しまして、私は日本社会党を代表して賛成の意を表しようとするものであります。  電気料金の問題は御承知のようにずいぶん早く会社側から申請されたものを、政府はこれをあっためてぐずぐずしておりまして、昨年の十月にようやく料金の認可を与えたのであります。認可を与えるに当りましては、最初聴聞会その他の所定の手続を踏まなければならないにもかかわらず、この聴聞会は開きませんでした。聴聞会を開いた場合は、会社から申請された内容について聴聞会を開いたのでありまして、政府が認可を与えました内容は、夏冬一本料金という実質的に違った内容の……

第22回国会 商工委員会 第9号(1955/05/11、27期、日本社会党(左))

○永井委員 佐々木委員の質問に関連して政府の財政投融資の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  九電力会社の分として会社側からは所要経費千百五十億、二十九年度の実行予算は千八十一億、これに対して本年の予算提案には開銀から二百八十億円より提案されておらない。御承知のようにことしは百四十万キロの空前の電力が出るわけでありますが、一番ことしは資金がいるのであります。この足りない分については市中銀行から融資を受けるとかあるいは開発計画を練り直すとか、あるいは開発の進行速度を足踏みさせるとか、こういう方途を講じなければ予定の計画では進まないと思うのであります。それから開発会社の分については、ことし……

第22回国会 商工委員会 第10号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいまの八木君の質問に対する大臣の答弁は、もう少し踏み切って御答弁を願いたいと思う。大臣は新聞などで、企業形態の問題については相当新しい構想を発表しているようでありますが、委員会に参りますと非常に処女のごとくおとなしくなってしまい、現状のワクから少しも出ないように四角ばった答弁でありますが、これは経審長官が、きょうここに長期六カ年計画というものをわれわれに示されて、この計画に基いて三十年度の第一歩を踏み出すのだ、こういう高邁な一つの計画的な動き方をしようとしている。われわれは民主党にしましても自由党にしましても、本質的には保守党として一つだと思っております。ただそこで色合いが少し……

第22回国会 商工委員会 第11号(1955/05/13、27期、日本社会党(左))

○永井委員 私はこの際大臣に簡単に伺っておきたいと思う。  この総合経済六カ年計画、これを進めて行く土台となるプリンシプル、これを一つ承わりたいと思います。自由主義経済の土台の上に計画的なものを盛って、そして花を咲かせたり、実を結ぼう、こういう考えでございますか。自由主義経済の土台の上にそういう期待ができるのかどうか、それをどういうふうに組み合わせ、構造して、そして六カ年をどういうふうな計画で持っていくのか、これを一つ伺いたいのと、もう一点はこれは一つの問題を投げたのだ、これについては民間からいろいろな意見が出てくるだろうから、それを取り入れて実行できるような具体案にまとめていきたい、こういう……

第22回国会 商工委員会 第14号(1955/05/19、27期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいま議題となりました自転車競技法等の臨時特例に関する法律でありますが、これについてお尋ねをいたします。  この法案は臨時特例でありますが、大体どのくらいの期間を目途としてこの法律を実施しようとしておるのか、競輪の運営審議会を作って、今後の問題についてはいろいろ処理をされるそうでありますが、大体この法律はどのくらいの期間を目途として実施されようとするのであるか、これを一つ伺いたい。
【次の発言】 大体五年という目途でおやりになるとして、これは競輪をもっと強化して発展させようという考え方が土台になっておるのか、あるいはこれは非常な悪いものであるから、すみやかに廃止したい、その廃止の……

第22回国会 商工委員会 第15号(1955/05/20、27期、日本社会党(左))

○永井委員 質問がダブって怒られるかもしれませんが、お答え願いたいと思います。  この地方移譲によってどのくらいの金額が地方に移譲されるのか。それから、実際に検査に要するいろいろな費用というものはどのくらいかかるか。また従来も地方で検査を実行していたということならば、この法案はただ手数料金の地方移譲ということだけが内容であって、検査という行政は従来と何ら変らない、こういうような内容のものかどうか、この点についてお尋ねしたい。
【次の発言】 計量検査を地方に移譲することによって、計量器の地域差というものが生まれてこないか。たとえば、こういう基準で検査をするという基準はありましても、実際の運用操作……

第22回国会 商工委員会 第17号(1955/05/25、27期、日本社会党(左))

○永井委員 この際正確に御答弁をいただいておきたいと思いますが、計量法の改正によって料金手数料が地方に移譲される。そういうことを契機として、今はそういうことはありませんが、将来は地域的にいろいろな差が出てくる。自まかないができていないという現状から、それぞれの地域における料金の改訂が必ず起ってくる。そういう場合に料金の地域差が起るということが本法施行上一番心配になる。それから検査の規格において地域差が出てくるということ、この二つが本法施行上将来心配になることでありますが、料金の地域差が生ずるということに対してどういう措置をお考えになっているか。現在は政令によってそういうととはないというのであり……

第22回国会 商工委員会 第19号(1955/06/01、27期、日本社会党(左))

○永井委員 通産大臣が見えましたのでお尋ねいたしますが、この内閣は中小企業に対してこれを安定し、さらにこれを振興する、こういうように強く政策を打ち出されているのでありますが、中小企業の安定及び振興に関しては基本的にどういう政策をとってこれを安定し振興しようとせられるか、そういう道があるのかどうか、これを明確にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 中小企業の安定及び振興については、金融をこういうふうにすればよくなる、あるいは税制をこういうふうにすればよくなる、あるいは百貨店をこういうふうにすればよくなるというような、一つのきまった筋というものはない。いろいろな面からこれを総合的にやっていく……

第22回国会 商工委員会 第23号(1955/06/09、27期、日本社会党(左))

○永井委員 大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、中小企業金融公庫、商工中金に対する今度の修正案あるいは金融措置、そういうものの変更についてわが党の田中武夫君の質問に対して大臣の答弁があったのですが、何か内容がはっきりしないので、はっきりとお伺いをいたしたいのです。今度の修正で中小企業金融公庫の場合・商工中金の場合ともに原案に対して有利に修正されたとお考えになるか、あるいは非常に不利に解決されたとお考えになるか、あるいはイコールであったとお考えになるか、これを承わりたい。
【次の発言】 原案に対して非常な不利な修正であった、非常という形容詞がいいかどうか、とにかく不利な修正が行われた。それならば……

第22回国会 商工委員会 第26号(1955/06/16、27期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいま局長は北海道のアルコール工場払い下げについて、行き詰まって解散に当って従業員を他の会社に引き継いだという答弁でありましたが、どのように引き継がれたか、それをはっきりしていただきたいと思います。それからこの工場払い下げに当っては、十年間他の目的のためにこれを使ってはならないという制限があったと思うのですが、それが直ちに現在はアルコールを作らないで、これがパルプ工場に変っている。帯広の方はそのままになっておりますが、北見のアルコール工場はパルプになっている。払い下げ条件が十年間他の目的に使ってはいけないというのが、どういう理由で数年ならずしてパルプ工場に転換することを認めたのか……

第22回国会 商工委員会 第29号(1955/06/23、27期、日本社会党(左))

○永井委員 淵上委員、神田委員等から要求した資料は、これは委員全体のやはり要求しようとしている資料とダブっているものがありますから、これは個人でなしに、この委員会全体に一つ資料を配っていただきたいと思います。それから私が要求したいのは、六十八本の縦坑掘さくの、どこの山にどういうふうにするかという計画の具体的な内容、それから買い上げ対象の中小炭鉱、これは業者の方から要求があった場合買い上げるというので、必ずしもこれは確定した対象というものはないかもしれませんが、山の状態、コストの状態、いろいろな状態で、こういうのはこういうふうに合理化したいという一つの基準というものが大体あるだろうから、望ましい……

第22回国会 商工委員会 第30号(1955/06/24、27期、日本社会党(左))

○永井委員 本法案の目的が明確になっておらないのであります。明確というよりも、全然目的が提示されていない。先ほど来各委員から質疑がありましたが、本案の目的、性格についてやはりはっきりとさしておく必要がある。これは石炭鉱業の長期安定をはかる、こういう立場で電力あるいは油の総合燃料に関する一つの計画を立てて、その一環として重油の規制という本案が生まれてきたのであるかどうか、そうして本案がそういう形で生まれてきたとするならば、これらのエネルギー資源は基礎産業であるから、これに対する日本の産業構造なり、あるいは今後の組み立てに対しても、計画的なものが推進されなければ、石炭、油、電力、こういうものだけが……

第22回国会 商工委員会 第31号(1955/06/28、27期、日本社会党(左))

○永井委員 大臣に一つ御意見を伺いたいのですが、石炭鉱業合理化については、各委員からいろいろな資料の提出を求めてあります。この資料の提出が非常におくれておるということ、それから経済的な関係の資料の要求に対して、必要な資料が提出されておらないのであります。この法案は、自己資金を含めて一千二百数十億の金をつぎ込み、国民の税金の何百億というものをこれにつぎ込むことによって、二割の炭価が下るのだ、そうしてこれだけの企業の合理化ができるのだという数字を出しておるのであります。これを会社で言うならば、この会社の企業目録、企業計画に対して投資をするかどうかということをきめるためには、こういうずさんな資料では……

第22回国会 商工委員会 第33号(1955/06/30、27期、日本社会党(左))

○永井委員 今集中排除の問題について中崎君から大体お話があったのでありますが、これに対して大臣の答弁がありましたけれども、私はいろいろ納得のできない面が非常に多い、ただいまの大臣の答弁によると、大体現在の大きな商社がまとまらないと今後の日本の経済に対処していくことができない、こういうことで小さく分けたのをまたもとに復元して集中していく、こういう政策を基本的におとりになるのであるかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 最近政府の行なっておる合理化政策というものは、中小をしぼり上げて大企業に集約する、基本的にそういう政策をとっております。たとえば石炭にいたしましても、中小炭鉱を買いつぶして大……

第22回国会 商工委員会 第34号(1955/07/01、27期、日本社会党(左))

○永井委員 公取の横田委員長にお尋ねいたしますが、今政府のやっていることは、独禁法の趣旨と反するような方向に動いていると思うのであります。独禁法という一つのワクを置きながら、石炭、鉄鋼、肥料というふうに、大きなものについて一つ一つ独禁法のワクを乗り越えてやっていく。こういう形になりますと、一体独禁法というものがあってもこれは死物化するし、何ら意味をなさないという状態になってくるのではないかと思うのでありますが、現在政府で今議会にいろいろ提案されている大きな議案のうち、提案までの過程においていろいろ公取の方と職務権限について話し合いがあったことと思うのでありますが、そういう案件は今回提案されてい……

第22回国会 商工委員会 第37号(1955/07/08、27期、日本社会党(左))

○永井委員 新保さん、堀井さんに第一にお伺いいたしたいのでありますが、過度の競争というためにこの法案が必要であるというようなお話でございましたが、現在の中共との貿易の面において、具体的に過度の競争があるかどうか。あるとすればそれはどういり形で出ておるか、具体的な例を示していただきたいと思います。
【次の発言】 実際の取引がないという前提に立ってのお話ですから何でありますが、大豆の場合のごとき、これは貿易の面においての過度の競争ではなくて、国内事情における関係から出ておるものである。やはり現在は貿易の関係について言っておるのでありますから、その面について制約してお話が願われなければならぬと思いま……

第22回国会 商工委員会 第38号(1955/07/09、27期、日本社会党(左))

○永井委員 簡単にお尋ねいたしたいと思いますが、予算に組まれておる三億の補助は、これは新設会社で全額支出、こういう形になると思うのであります。そういたしますと、従来ガスの開発について補助金を出したのでありますが、全部打ち切られてしまうのじゃないか、こういう関係が出てくると思うのですが、その関係はどうなるのか、ガス開発に対する補助金の関係はどういうふうになるのか、これを一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 こういう場合もある、ああいう場合もあるという絵にかいたぼたもちのような話はけっこうでありまして、そういうこともあり得るならば明文にはっきりとすべきでありますが、それならば具体的に北海道の場合……

第22回国会 商工委員会 第45号(1955/07/20、27期、日本社会党(左))

○永井委員 矢吹さんにお尋ねいたしたいのであります。炭鉱関係が非常な不況である、その結果として炭鉱地帯の自治体の減収というものは非常に大きなものがあります。一面収入がうんと減って、この法案が施行されれば、首切りが大量に行われて、失業者がどんと出る、しかもこの法案は首切りだけは数字をはっきり、六万人近く首切るということを言っておりますけれども、それの裏づけとなる職場転換なりあるいは失業対策なり、こういったものは、活字では一応書いてありますけれども、内容の具体性は非常にない。そうするとこの法案を施行することによって、炭鉱地帯の市町村は収入がぐんと減る、首切りによって出た失業者はどんとかかえて、そう……

第22回国会 商工委員会 第47号(1955/07/22、27期、日本社会党(左))

○永井委員 簡単に大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、最近は合理化ばやりだと思うのであります。肥料も合理化だ、鉄鋼も合理化だ、石炭も合理化だ、合理化ばやりである。これは自由党、民主党、保守党を通じて自由経済の行き詰まりとして何らかの措置を講じなければならなくなった、こういう行き詰まりを合理化するための合理化政策ではないか、こういうふうに思うのでありますが、お答えを願いたい。
【次の発言】 合理化そのものにはわれわれ反対でないのでありますが、合理化の性格と内容であります。石炭合理化の内容を見ましても、これに財政の投融資をする、金利を下げてやる、税金を安くしてやる、こういうことで大企業への集中救済……

第22回国会 商工委員会 第49号(1955/07/26、27期、日本社会党(左))

○永井委員 議事進行に関して提案をいたしたいと思いますが、本日は大臣の出席も、都合が悪いようですし、この委員会も各議案の審議が最終段階に入って、各党との間の折衝を必要とする事情もあるので、本日は本委員会をこの程度で散会して、あと各党懇談に移して、その相談を進めてもらいたいと思います。以上の動議を提出いたします。

第22回国会 商工委員会 第50号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○永井委員 今重油ボイラーの政府原案に対して与党である民主党と準与党的役割を働いている自由党との間に修正案の話し合いが進められまして、骨抜きのような修正が行われようとしております。この修正に対して政府はどういうふうに考えられているか、これを承わりたいと思うのであります。  先般本委員会を通りました石炭鉱業合理化法案、これは基盤となっているのが総合燃料対策であり、総合燃料対策の一環として国内石油資源開発の特殊会社もできたし、その法案を通しましたし、またその一つとしてこの重油ボイラーの制限が立法化されようとしているのでありまして、その基盤がくずれますならば政府の石炭鉱業の背景となっている総合燃料対……

第22回国会 商工委員会 第51号(1955/07/29、27期、日本社会党(左))

○永井委員 木材利用合理化小委員会における、ただいま小委員長から述べられました決議案に対しまして、実は経済企画庁長官に一応決意を伺っておきたいと思ったのでありますが、長官がお見えにならない。政務次官の出席を求めてありましたが、その出席もありません。そこでいずれ政務次官がお見えになりましたら、長官がお見えにならないですからやむを得ませんから次官でがまんしまして、一言希望を申し述べたいと思いますから、その意見を留保しまして本案に賛成いたしたいと思います。
【次の発言】 北海道の風倒木につきましては、異常な数量でもありますし、非常に困難な地帯の風倒木であるというので、先般現地を視察して参りました。こ……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 商工委員会 第1号(1955/11/26、27期、日本社会党)

○永井委員 今日は非常に短かい時間の審議でして、十分な質問が行われなかった、月曜日に本格的な質問に入る、こういうことでありますので了承いたしますが、それについては各金融機関、中小企業関係の金融機関関係は全員一つ月曜日に出ていただく、それから関係各省の当該局長にはぜひ出ていただく、それから資料でありますが、これは確実に確保できる資金はどのくらいか、これだけは目下努力中、これはできればこれだけを目標にして努力しているというような確かな数字を、三段階ぐらいに分けて資料をぜひ月曜日には出してもらいたい。それに基いて話を進めていく。これは、質問のしっぱなし、答弁のしっぱなしでは問題は解決しませんので、こ……

第23回国会 商工委員会 第2号(1955/11/28、27期、日本社会党)

○永井委員 ただいま局長から精神論があったわけですが、われわれ年末を控えまして休会中このような委員会を開くというのは、抽象論や精神論で時間をつぶすのでなくして、当面した問題について即刻具体的な問題解決のためにこの委員会を開いているわけでありますから、そういう抽象論でなしに、もっと具体的にいろいろな問題を進めて、できるものはできる、できないものはできない、ここまではできるのだということをはっきりして、その上に立って次の施策を作っていかなければならぬ、こう思うのです。そういう意味において、もっとはっきりしていただきたいのですが、今局長は、銀行側にも相当反省しなければならぬ点がある、それから中小企業……

第23回国会 商工委員会 第4号(1955/12/09、27期、日本社会党)

○永井委員 今大蔵政務次官の出席を要求しておりますが、まだお見えでないようでありますから、それと関連して中小企業庁長官に伺いたいと思います。市中金融機関の中小企業に対する融資を積極的に行わしめるために必要な措置を講ぜよ、こうわれわれが先般決議をもって要求したわけであります。ただいま長官の話では、五日の日に関係業者、金融機関といろいろ話し合いをした、それから文書でその趣旨を伝えたということでありますが、その内容について、及びその効果についてどういう見通しを持っておるか、これを伺いたいと思います。
【次の発言】 この会議を開いて話し合いをする、文書でこれを交換するという限度では、お互いに誠意を披瀝……

第23回国会 商工委員会 第5号(1955/12/13、27期、日本社会党)

○永井委員 大臣がお見えにならぬようでありますが、硫黄の問題で前回本委員会において私の質問に対して大臣から考慮するというお話でありましたが、その後どういう考慮の経過をたどっておるか、状況をお知らせ願いたい。
【次の発言】 鉱山局長は輸入について何か注意があったからその点についてよく考慮したいというが、輸入について考慮を要求したのではなくて、輸入以前の問題、輸入することの可否について質問をしてあるわけであります。いつの間に輸入の手続や価格の問題の注意に飛躍したのか、鉱山局長は新しいからそういう関係の引き継ぎもないしょくわからなかったのだろうと思いますから、鉱山局長の答弁でなくてもよろしいですが、……

第23回国会 商工委員会 第7号(1955/12/15、27期、日本社会党)

○永井委員 関連して。今八木君の質問に対して、大臣は、株主や重役がよく黙っておるという御不審を持たれた。私も同様な不審をこの問題について持つのでありますが、その株主が黙っておるという前に、こういう重要な基礎産業の関係に、半分の外資が入ってくる。そうすれば、その事態がどうなるかというような事柄についての大よその推定というものはあるべきはずなんです。第一、この外資導入を政府が許可したということも、私は日本の役所は一体どっちを向いて仕事をやっておるのか驚くほどです。それが許された、そうして入ってきた。入ってきてこういうようにやられて、重役は、自分の一身上の利益だけが保証されれば、日本の国の産業はどう……

第23回国会 商工委員会 第8号(1955/12/16、27期、日本社会党)

○永井委員 関連質問。今のカナダアルミとの間において取りかわしたものが条件ではなくて、これは経済的な諸条件の推移によっては必ずしもそういうことをやらなくてもいいのではないか、こういう大臣のお話でありますが、これは一般的な取引の条件ならそれでよろしいと思うのですが、当時この日軽は資本金を六億二千万円に倍増資して、増資株の千二百四十万株というのを一株当り十円のプレミアム付で、五十対五十の持株としてこれを持たせたわけですこういう株の持たせ方、当時百四十円余りしていた株を、わずか十円のプレミアムで売るということは非常に国辱的なものではないかということが、委員会で問題になったわけです。ところが厚鉱を持っ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第15号(1956/04/02、27期、日本社会党)

○永井委員 関連して知事にちょっとお尋ねいたしたいと思います。今竹谷君からの質問に対して、北海道の総合開発は、日本の国土開発というようなものを背景とした開発計画というものが樹立されて、その中から産業振興開発計画というものができて、その一環として開発公庫というようなものが生まれてくるのが順序であり、それが公庫としてのほんとうの機能を発揮することのできる前提条件であるというようなお話が今なされたのでありますが、そういうことの順序が踏まれないで、公庫独走の形で現在ここに現われてきた。しかし知事は、これは必要な事柄であるから、ぜひこの実現をしてほしいというような要求であったのですが、これは矛盾があるの……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第16号(1956/04/03、27期、日本社会党)

○永井委員 大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、北海道の開発を重点的に進行さしていく、重点主義によっていろいろな施策が考えられる、そのうちの一つとして、この開発公庫法案がこの委員会に提案されたわけでありますが、大臣はこの公庫の共管の当該大臣でありますので、お伺いするわけであります。  北海道に対する現状をどういうふうに把握されておって、そうしてこれを振興するための重点的な施策としては、第一に何、第二に何、第三に何、こういうような一つの計画のもとに推し進められることと思うのでありますが、この公庫法を第一に取り上げて重点施策の一つとして具体化されて参りましたその理論的な根拠というものを、一つ明確にお伺……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第17号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○永井委員 この公庫は、大臣は一つの単なる金融機関、こういうような性格にお考えなのか、あるいは、単なるコマシャール・ベースに乗せて運用するところの金融機関ではなくして、もっとほかの投資機関であるという性格でこれを生み出そうと、こういうふうにお考えになっておるのか、この公庫の性格をはっきり伺いたい。
【次の発言】 なかなか内容としては複雑な性格を持っておるということでありますが、そういたしますと、たとえば、現在は十億の政府出資、それから七十億の融資、こういう内訳です。従って現在の段階では、資金の質と、それから内容としての資金源の量の面から見て、これは金融機関としての性格が強い。これが将来政府の投……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第22号(1956/05/23、27期、日本社会党)

○永井委員 議事進行。ただいまの本名君の御質疑の点は、もうただいま議題になっております問題の本質的な点で、これは十分審議をしなければならぬと思います。しかし、今話が進行中なのは小平君から質疑がありましたことで、その質疑に対して、大臣からお答えになった。いわゆる高邁な運輸交通施策についてお話があった。資料を取り寄せて、これに基いて御説明を承わる。これが本案審議の上における一つの大きな前提条件になると思うのであります。正力大臣は、老らくの恋のように、道路に対して執着しておられるようですから、老いらくの恋の熱情を傾倒した御説明を承わって、それからこれの審議に入った方が順序だろうと思いますので、委員長……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第24号(1956/09/22、27期、日本社会党)

○永井委員 私は農林省当局に対して、北海道の凶作の実情と、これに対処するいろいろな措置について、当局の考えておる事柄をお尋ねいたしたいと思います。大信に出席を求めてあったのでありますが、大臣がお見えになりません。従って出席されておる方々は、農林省のそれぞれの所管を代表しての答弁と了承しまして、責任のある御答弁をお伺いしたいと思います。  まず第一に、いろいろお尋ねいたしたいことがあるわけでありますが、それの話を進めていく能率的な運び方として、北海道のことしの凶作に対して農林省はどのような実情を把握されておるか、現地の実情と当局が把握されておる情報というものの間に非常な開きがあったり、また、私が……

第24回国会 商工委員会 第11号(1956/03/03、27期、日本社会党)

○永井委員 ただいま議題となりました百貨店法案の提案理由を御説明申し上げます。  今日、百貨店問題は単に大規模小売業者たる百貨店対中小規模の小売業者との問題だけではなく、卸売業者、メーカー並びに広く一般消費者にも関係の深い問題となり、経済的影響のみならず社会的にも甚大な関係を持つに至ったのであります。戦前旧百貨店法が制定された当時の百貨店経営は、主として高級購買力を対象としていたようでありますが、戦後は一般中小企業と同じ広範囲な大衆購買力を対象とするようになったのであります。また売り場面積について見まするに、戦前の最高であった昭和十三年の百二十五万三千平方メートルに対し、昨年四月現在では、百三……

第24回国会 商工委員会 第14号(1956/03/08、27期、日本社会党)

○永井委員 中小企業信用保険法の一部改正について、中小企業庁の長官にお尋ねいたします。  最近非常に資金面が潤沢になって、従来のような金融難がなくなってきておる、こう一般にいわれているわけでありますが、中小企業関係におけるそれぞれの階層――大企業は論外に置いて、中なり小なり、そういうところでどの辺まで金融が緩和されて、どういう階層が金融が非常に困難になっておるかというような基礎がありましたならばこの際承わりたい。
【次の発言】 この信用保険は信用の不足な面に対する補完として行う、こういう性格のものであると、こう思うのであります。そういたしますとこの保険法の実施の運用に当って、そういう補完的な面……

第24回国会 商工委員会 第24号(1956/03/28、27期、日本社会党)

○永井委員 昨日の理事会で今後の委員会の議事進行に関しているいろいろ相談をしたわけであります。与党の方からは予算に関係ある案件から先に審議をしてもらいたい、こういうことで原則として私はそれを了承いたしました。そうして順序をきめたわけであります。その理事会の相談の過程においてわれわれの方からは百貨店法及び下請関係、これはできるだけ早く審議すべきである、こういう主張をいたしたのでありますが、与党側からは予算に関係あるものを先にやってくれ、こういうことで順序が一応きまったわけであります。ところがきのう参議院の商工委員の方からわれわれの方に連絡がありまして、衆議院では百貨店法をなぜ早くやらないのか、こ……

第24回国会 商工委員会 第25号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○永井委員 大臣が来たらお尋ねしたいと思ったのですが、影も姿も見えぬのですが、中小企業の振興の問題について、長官はたとえば中小企業金融公庫、こういうものを作ればこれで中小企業に対する金融は足りる、中小企業安定法、こういうものを作ればこれで中小企業は安定だ、あるいは中小企業振興資金助成法案、こういうものを出せば振興ができるのだ、こういうふうに特殊なそれぞれの法案と措置によって中小企業の振興ができる、こういうふうに考えておやりになっておるのかどうか。たとえば下請法案を出せばそれでよろしい、百貨店法を出せばそれでよろしい、こういうように個々ばららばらな法案を無計画に、そして世論の起ったような問題を一……

第24回国会 商工委員会 第26号(1956/04/03、27期、日本社会党)

○永井委員 大臣にお尋ねいたしたいと思うのですが、この委員会におけるバナナの問題、レモンの問題、この二つの問題を取り上げましても、前者の問題は、非常に不公正な不当な条件がいろいろある。それから後者の問題については取り扱いの上に不備があったということを陳謝的な答弁があったわけでございますが、事柄はバナナであり、レモンであり、問題は小さいと私は思うのですが、少くとも外貨割当の問題については、長年にわたっていろいろ風評が高かった。しかしなかなか具体的に問題をつかめないというところもありました。そこで、われわれがこの委員会において審議しますことは、間違いは間違いである、白は白、黒は黒と真実を究明して、……

第24回国会 商工委員会 第32号(1956/04/13、27期、日本社会党)

○永井委員 社会党案について御答弁申し上げますが、御質問の、消費者をどういうふうに考えているかということについては、わが党案は第一条に明確に「その活動が一般消費者、一般小売業者及び卸売業者の公正な利益を阻害することを防止する」、こういうふうに条文の上に明らかにしておるのでありまして、従ってこの法の目的に基いて今後これが具体的に運用される面において消費者の利益が守られていく、かように考えるのであります。具体的の例をもって、先ほど来企業の自由性その他について山本委員からいろいろ御質問のようでありますが、百貨店の側から見た自由というばかりではなしに、小売業者や消費者の側から見た自由もまた守られなけれ……

第24回国会 商工委員会 第33号(1956/04/16、27期、日本社会党)

○永井委員 ただいまの長谷川委員からのお尋ねでありますが、われわれ社会党は、政府提案の百貨店法案は百貨店の擁護法であって、小売業者も消費者もこれでは守られないという立場をとって、わが党委員から質疑を展開して参ったと思うのであります。ところがただいまは、逆に社会党案が百貨店の擁護ではないかという、予想もしないお尋ねでありますので、それにお答えをいたしたいと存じます。  御承知のように百貨店は、従来ともに非常な拡張工事が行われて参りました。昨年わが党案が出、あるいはただいま御質問のありました長谷川君が、民主党案として百貨店法を出しました当時、一年後には政府の提案がなされるという予想がされたのであり……

第24回国会 商工委員会 第37号(1956/04/20、27期、日本社会党)

○永井委員 御厨さん、大館さんお二人にお尋ねいたしておきますが、この法律を出しますゆえんのものは、親企業が下請に対して支払いその他で非常に圧迫をしておる。経済的な搾取が行われておる。これに対して、公正取引という立場で、その弱い下請の立場を法的に守ってやろう、こういう趣旨でございます。ところがそういうことで支払いの遅延が促進される、こういうことになると、先ほど大館さんもちょっとお話があったように、支払いが早くなれば単価を切り下げる、こういうことになってくる。従ってこの法律が実施されますと、親企業の立場の共通な立場として、単価の切り下げ――現金で払うんだ、そのかわり安くせよ、こういうふうに単価の切……

第24回国会 商工委員会 第41号(1956/04/27、27期、日本社会党)

○永井委員 今回出されております下流増の問題、これは要約すれば只見川の、東北電力一つの問題であります。さしあたっては一つの問題であります。これらの問題をゆっくり話し合っても、逃げていくものでもありませんし、何でもない。そう緊急性のあるというものでもない。そういう当面一つだけの問題、しかもそう急ぐような事態ではない。こういう問題に対してあわてふためいたようにこのような法案を出さなければならないという理由がどこにあるのか、この真意を承わりたいと思います。
【次の発言】 政府は大分前に電気に関する件としての電気事業、これらについて審議会を設けて、その答申を受けておるはずであります。電気事業の基本的な……

第24回国会 商工委員会 第46号(1956/05/10、27期、日本社会党)

○永井委員 関連して。この問題は、この法案を審議するところの前提条件であり基礎的な問題であると思うのです。これが石橋通産大臣が鳩山内閣の伴食大臣ならわれわれは伴食大臣として取り扱って、こういう基本的な問題を大臣と質疑を繰り返そうとは思わない。少くとも鳩山内閣における経済政策の頭脳であり、大成を待望されている政治家としての存在であるから一通産大臣ではない。国務大臣として将来保守党の陣営における経済政策のチャンピオンであるその人が、そういうわけのわからない経済理論をもってこの法案に臨むということについてはわれわれは看過できませんから、従ってこれは鳩山総理大臣に聞くよりも経済政策については石橋通産大……

第24回国会 商工委員会 第60号(1956/06/02、27期、日本社会党)

○永井委員 貿易振興に関する小委員会における審議の経過について概略御報告をいたします。  本委員会は、昨年十二月二十一日に設置され、本年三月三十三日、二月三十四日及び二月二十五日の三日間にわた一り会議を開きまして、わが国貿易の現状に関し説明を聴取し、また特に米国における日本繊維製品の輸入制限問題に関する対策について政府委員に質疑を行うとともに、九名の参考人を招き、その意見を聞き、質疑を行いました。  審議の要点を簡単に申し上げますと、まず貿易の現状につきましては、繊維製品の輸出状況、諸外国別の一般貿易状況及び外交の面から見た貿易上の問題点の説明があり、これに対し繊維製品及び機械の輸出振興対策並……

第24回国会 商工委員会 第64号(1956/10/18、27期、日本社会党)

○永井委員 委員会が重要な基本政策についての質疑に入るに先だちまして、北海道の凶作の金融問題について時間を十分ほどお与えいただきました委員長の計らいに厚く感謝する次第であります。今北海道の道議会の代表から開会前に当って陳情がありましたように、本年度の北海道の凶作の実情というものは、開道以来の深刻なものがあります。しかも二十八年、二十九年と累積された被害でありますから、その受けた経済的な打撃というものは、さらに深刻なものがあるわけであります。本日の午後一時、第二便で高碕大臣が現地へ視察に参りますのも、そういった状況の現地からの要望がいれられた結果でありますが、われわれはその視察結果について非常に……

第24回国会 農林水産委員会 第56号(1956/10/10、27期、日本社会党)

○永井委員 今回の北海道の凶作に対しましては、いち早く農林委員会が国政調査のみぎり凶作までもいろいろ調査をしていただきまして、さらに渡部経済局長が非常な誠意ある、熱心な視察をされ、さらに大蔵当局からも現地視察に行っておられるというようなことで、中央にも現地の被害の実情が相当反映し、的確に把握されておる方向に動いておりますことは、非常に現地民といたしまして心強く感ずるわけであります。ことしの凶作は非常に深刻でありますから、従来の冷害対策とは異なって、この深刻な被害に適応した対策が立てられなければならない、かようにわれわれは基本的に考えておるわけであります。そういうような意味から申しますと、現地の……

第24回国会 農林水産委員会 第58号(1956/10/27、27期、日本社会党)

○永井委員 質疑に先だちまして、委員長にお尋ねをいたしたいと思います。本委員会は昨日延長にきまりまして、本日の議題もそれぞれ決定されていたわけです。本日土曜日であることを承知いたしております。また北海道の冷害対策につきましては、予算の折衝が最終段階に入っておりまして、きょう中にも最終決定を見るのではないかというような状況にあります。そういうような状況であるからこそ、本日ただいまのこの委員会におけるこれらの問題に対する審議ということがタイムリーでもあり、重要な審議の機会でもあると考えるわけです。でありますから、朝来委員長を通しまして、それぞれ政府当局の関係局長及び大臣等の出席を求めております。大……

第24回国会 農林水産委員会 第59号(1956/10/29、27期、日本社会党)

○永井委員 北海道の冷害対策が喫緊の要件であるということは言うまでもないと思うのであります。そういうような事柄で、政府当局においてもせっかく作業を取り急いでおることはわかるのでありますが、当農林委員会におきましても小委員会を設けて現地の視察に基く審議が行われ、本委員会の決議をしてそしてこの問題に対処すべきことを要望してあります。従って当局が予算審議に当りましては、委員会のこの決議を尊重しつついかにこれを充足するかということ、それからさらに現地の実情を正しく織り込んで、そうしてより多く現地の窮状を救うところの予算を補正するという態度で臨まなければならないはずであるにもかかわらず、土曜日の本委員会……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 商工委員会 第4号(1956/12/04、27期、日本社会党)

○永井委員 繊維製品関係の、対米貿易関係についてお尋ねをいたしたいと思います。  繊維製品のアメリカ輸出に対しまして、アメリカ側から制限の動きがあり、国内にも日本の製品の排斥運動が起って参っております。これに対して繊維局長等は、国内において自粛をして、そうして向うを刺激しないようにして円滑にこちらの希望量を向うへ納得させるという措置を講ずるのだということを言われている。また外務省及び通商局関係は、それぞれの分野においてそれぞれの手配をして十分向うにおける活動をして納得させる。政府当局へも十分に阻止の手を打ってあるというようなことでありましたが、最近その状況を見ますと、こちらの希望というのは一方……

第25回国会 商工委員会 第5号(1956/12/05、27期、日本社会党)

○永井委員 電気、ガスの料金の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。その他たくさんの質疑があるようでありますから、これらの問題の掘り下げは後日に譲るといたしまして、簡単に諸点についてお尋ねをいたしたいと思います。  それに先立ちまして、最初に川野政務次官にお伺いいたしたいと思います。今国際的に非常に好況であるということ、またスエズ問題あるいは東欧の問題、こういうようないろいろな情勢を反映いたしまして物価に大きな影響がきており、日本の経済に大きな影響がもたらされようとしております。国内の当面動いておる関係を見ましても、鉄が値上りしようとしておる。石炭、電力、ガス、油あるいは運賃、こういうよう……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 商工委員会 第12号(1957/03/12、27期、日本社会党)

○永井委員 長谷川政務次官にお尋ねいたしたいと思います。  わが党では中小企業対策として、組織法、産業分野の確立に関する法案並びに商業調整法、この三案をすでに提案しておるわけでありますが、政府の方でも団体法その他提案の運びに至っておるということでありますが、今どのような段階にあって、いつごろ正式提案ができるのか、その辺の見通しを伺いたいと思います。
【次の発言】 見通しは二十三日ごろというのでありますが、法案の整備、作業はどのような段階でありますか。
【次の発言】 政府の提案内容を漏れ承わるところによると、強制加入という条件があり、あるいは三分の二の組合の決議があればアウトサイダーもこれに従わ……

第26回国会 商工委員会 第14号(1957/03/15、27期、日本社会党)

○永井委員 関連質問。先般予算分科会で私から大臣に、電気料金の問題を質問いたしましたそのときに、東北電力会社から三割頭打ち取り除きの電力料金値上げの申請が出ているはずであるが、こういうふうにお尋ねしましたら、出ている、北陸の方もそういう問題がある、これは値上げしなければなるまいと考えているというような答弁であったと私は記憶しているのですが、今の答弁を聞いておりますと、値上げのことは全然考えていないのだというような御答弁のようです。先般の答弁とただいまの答弁とはずいぶん話が違うのじゃないか、こう思うのですが、いつの間にそういうふうに変ったか(「君子豹変だ」と呼ぶ者あり)理由を伺いたい。分科会にお……

第26回国会 商工委員会 第19号(1957/03/27、27期、日本社会党)

○永井委員 南さんにお尋ねをいたしたいと思います。モスクワに国際分業経済相互援助会議というものがあって各国の計画経済の調整をやっておるようでありますが、この会議の運営、それからこの会議には経済計画関係の各国が参加しておるのかどうか、そしてその討議の過程を通してどういうふうに各国間の利害なりあるいは経済計画というものがどのような方式によって調整されておるのか、この点を一つ伺いたいと思います。  それからスターリンの中央集権から地方分散に漸次変ってきておる、このことはわかるわけでありますが、その地方分散の性格が、中央に一つの拠点を持ってきて、そうしてその線から地域開発をやっていって、それをずっと中……

第26回国会 商工委員会 第20号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○永井委員 電力料金の措置に関する閣議決定の事情はただいま通産大臣から伺いまして了承いたしました。新聞の伝えるところによると前回の閣議に通産大臣が三割頭打ちを全面的に廃止するという提案をし、岸総理を初め閣議で相当の問題があって、一たんその原案を引っ込めてさらに再検討して、現在御説明のようなところに落ちついたというようにわれわれは了承するのでありますが、もう少し今回の料金が決定に至ります間にどういう論議があったか、これがどういう経過をとってここに落ちついたかということが今後岸内閣及び通産大臣が電力料金と取っ組む場合における志向を見当づけさせるものであると考えますので、その点が重要であると考えます……

第26回国会 商工委員会 第21号(1957/04/02、27期、日本社会党)

○永井委員 電力料金の問題につきまして、前会に引き続いて若干のお尋ねをいたしたいと思います。大臣は、経過から内容から、こまかいことはまだ詳しくおわかりでないと思うので、最初に岩武局長に二、三お尋ねいたしたいと思います。  岩武局長は前回、アンペア制は実施しているのだ、こう言われたのであります。料金だけはアンペア制でやっておりますが、実際はアンペアの電流測定器、制限器を設備しておらないのでありますから、現在は換算灯数方式によって、五アンペアはこれだ、十アンペアはこうだ、こういうふうにコンセントと電灯数から換算してやっておるわけです。そこでお尋ねをいたしたいのは、西部の方はアンペア制の料金になって……

第26回国会 商工委員会 第22号(1957/04/03、27期、日本社会党)

○永井委員 ただいま中崎君と大臣との間の質疑を通して大体当局の趣旨は明らかにされたと思うのであります。  この際、本案の通過に当りまして、自民党、社会党両党の共同提案のもとに附帯決議を付しておきたいと存じます。  案文を朗読いたします。    離島振興法の一部を改正する法律案に対する附帯決議  一、昭和三十二年三月八日の閣議了解のとおり、離島予算を経済企画庁の所管に一括計上すること。  二、離島振興関係事務を掌理するため、経済企画庁の機構を拡充すること。  この二点を附帯決議といたしたいと存じます。附帯決議であるから軽く扱うというようなことのないように、質疑において明らかになったように、さらに……

第26回国会 商工委員会 第24号(1957/04/09、27期、日本社会党)

○永井委員 日本社会党提出の中小企業組織法案、中小企業の産業分野の確保に関する法律案、商業調整法案、この三案につきましては、過般本会議におきまして御説明を申し上げましたので、この場合省略いたしたいと存じます。その際、中小企業組織法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案の説明を落してありましたので、ここであらためて申し上げたいと存じます。  この法案は、前述いたしましたわが党提出の三つの法律を施行するに当りまして、関係諸法律の改正を行う等の必要が生じて参ります。従ってこれらの所要の整理を行おうとするものであります。何とぞ慎重御審議のほどをお願い申し上げたいと存じます。  この際、わが党の中小企……

第26回国会 商工委員会 第26号(1957/04/16、27期、日本社会党)

○永井委員 わが党川がこの法案を出しました前提条件としては、中小企業が今日のような苦しい状態にありますことは、まず過度の競争、それから原料高の製品安、あるいは金融難、税金が高いということ、あるいは外資が導入されてそれが国内の中小企業を圧迫するということ、あるいは政府が多年にわたって大企業中心に、超重点的に施策を進められて、そのしわ寄せが中小企業へ来ているということ、そういういろいろな条件を巨細に検討しまして、その中で中小企業を振興し安定させ発展させるにはどうしたらいいか、こういう作業を通してこういう結論に達したわけであります。従ってこの中小企業を中小企業のワク内に閉じ込めて強制加入をして、そし……

第26回国会 商工委員会 第28号(1957/04/19、27期、日本社会党)

○永井委員 ただいま提案となりました日本社会党提出、自転車競技法を廃止する法律案及び小型自動車競走法を廃止する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  この両法律案は、昭和二十三年八月一日成立いたしました自転車競技法及び昭和二十五年五月二十七日成立をみました小型自動車競走法を廃止する法律案でありまして、以下両法律案提出の趣旨についてその概略を御説明申し上げます。  御承知の通り自転車競技法、小型自動車競走法の両法は、自転車工業及び小型自動車工業の振興に寄与するとともに、地方財政の改善をはかるということを目的として、射幸的事業であります競輪、オート・レースを、公然と行うことができるようにした法律……

第26回国会 商工委員会 第31号(1957/04/24、27期、日本社会党)

○永井委員 第一に入江さん、間宮さん、三巻さんのお三人に御所見を伺いたいと思います。先ほどの供述の中に、単に団体法あるいは組織法という法律を一つ抜き出して、これが中小企業対策としていいか悪いか論議することは、大きな象の尾っぽをつかまえたり、鼻先をつかまえてこれが象かということを論議すると同様であるというような御意見でありまして、全くその通りであると思うのであります。やはり日本の国の産業構造なり経済政策なり全体の視野に立って、いろいろな角度からこれを検討して、その中の一つの施策として団体法なり組織法というものが出てきて、これが全体の中でどうであるかという賛否が検討されて、そして結論が出る、こうい……

第26回国会 商工委員会 第33号(1957/04/27、27期、日本社会党)

○永井委員 政府提案の中小企業団体法案は、政府が中小企業対策の根幹である基本的な対策として出したのである、こういうことを言われているのでありますが、どの点が政府の団体法が中小企業対策の基本的な政策の背骨になるのか、この点を具体的にお示し願いたいと思います。  実は私に与えられた時間が短かいのであります。それから皆さんができるだけ早く終れ、こういうことで私もできるだけ早く終りたいと思いますので、その意味において、私の方からも、大臣に議事進行に御協力を願うように明快に御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 この団体法案は従来ありました中小企業安定法の発展したものである。そしてこの法案の内容は、……

第26回国会 商工委員会 第40号(1957/05/15、27期、日本社会党)

○永井委員 やはり抵抗器の問題ですが、これは先ほど来話を聞いていても、何だかはっきりわからないのですが、技術関係からお見えであるということですから伺います。抵抗器の技術を導入するか、導入しないかということについてどのような試験研究をしておるのか。これはテーマだけでもいいのですが、これこれのテーマで試験研究をしておるんだ、その研究が今どの段階にあるかということを技術当局からお聞かせ願いたい。
【次の発言】 そういたしますと、一般的な技術試験の研究であって、アメリカのIRC社の固定抵抗器の技術をさしあたって導入するかしないか、これについて導入しなければ、日本の技術でそういうものが生産できないかどう……

第26回国会 農林水産委員会 第26号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○永井委員 ただいま水産庁長官は、母船と独航船との関係を一対一の対等の立場で発言なり出漁させる、そういう希望に反して最近の結果が起った、こう言っておりますが、これは水産庁長官がほんとうにそういう希望を持ち、そういう意図を持っていたが、意図に反してこういう結果が生まれたというならば、よほど水産庁長官というものは寝ぼけた行政官だといわざるを得ない。少くとも資本主義の経済の中で経済的な力関係というものを度外視して一ただ一対一の許可を与えたんだということだけで、そうしてその結果をそういうふうにありたいという希望をするのは、これはそういう土俵を与えて、横綱とふんどしかつぎと対等に相撲を取れ、こういう希望……

第26回国会 農林水産委員会 第27号(1957/04/12、27期、日本社会党)

○永井委員 ただいまの小委員長の報告について、小委員長にちょっとお尋ねいたします。この第一の点でありますが、昨年漁業許可を受けた漁船については、全船を許可する。二の、各県の試験船は全船を正規の許可船とする。こういうことによって、正規許可船というのは、本年どのくらい前年に比べてふえることになるのか、数字をお示し願いたい。
【次の発言】 政府当局の意向がどうであるか、わからぬが、委員会としてこういう決議をしたということになりますと、許可船は――これは許可母船はこういう形で全船許可ということになっておる。それから漁獲すべき数量は、本年は一応十二万トンというのでありますが、これは本年限りであって、来年……

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/23、27期、日本社会党)

○永井委員 長官にお尋ねいたしますが、北海道におけるニシンは、引き続いて非常な凶漁であります。この沿岸凶漁の転換策として、道庁ではいろいろな施策を前から進めているわけでありますが、そういう問題からいたしまして、本年は沿岸漁業のニシン業を沖刺し網に転換して、その活路を開こうということで、漁獲区域も、沿岸から少し沖合いに延ばそうという、こういう計画であります。これに伴う中型機船底びき網の業に対して、混獲問題に対する制限がなされております。この問題の競合を中心といたしまして、今道庁の関係と水産庁関係で、いろいろ話し合いが進められておると思うのでありますが、これらの問題につきまして一般的に、この問題を……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 商工委員会 第8号(1958/02/19、27期、日本社会党)

○永井委員 簡単でよろしいですが、四方に答弁願いたいと思います。  日中貿易は正常貿易ではない、変則貿易であります。従って、貿易の面においては、単に貿易をやればそれでいいのだというだけではなしに、民間外交的な役割も、その中で考えていかなければならないだろうと思うのです。また、両国の間における政治的な背景というものに深い理解を持って、貿易を通して互恵平等なり親善友好なりというものを深めていく、そのことが、次の貿易の拡大促進に役立っていく、こういうことに拡大されていかなければならぬと思うのであります。ところが、日本見本市で見るように、広州では、全くそういう政治的な関係に無感覚ないろいろな動きがあっ……

第28回国会 商工委員会 第12号(1958/03/04、27期、日本社会党)

○永井委員 議事進行について。  ただいま当局の話を聞きますと、ジェトロの問題については、人件費もまだ十分わからないというような不備な原案であって、こういう不備な原案で審議をすることはできないと思います。また、先ほど来松平委員の質問にありましたように、この問題の基盤となるのは、国内における産業一般の問題であり、あるいは技術の問題であり、対外的には外交路線の問題であり、そういった政策的な基盤の中に立って、そして貿易振興会法の問題がしぼられてき、さらにその振興会法の中に含まれている具体的な内容というものの検討が必要なわけでありますが、今伺いますと、そのすべてが、この委員会では審議ができません。大臣……

第28回国会 商工委員会 第14号(1958/03/06、27期、日本社会党)

○永井委員 参議院の方に大臣が呼ばれておりまして、十五分か二十分ということでおいでを願ったので、貿易振興法案についての基本的な問題だけを、大臣にお尋ねして、引き続いて、当局の方にお尋ねをすることにしたいと存じます。  日本の貿易を振興するというためには、日本貿易の体質なりあるいは現状診断というものが正確に確立されて、これに対する対症療法、あるいはこれに対する基本的な体質改造というような問題に触れていきませんと、貿易振興のほんとうのねらいというものがきまってこない、こう思うのであります。そこで、大臣にお尋ねいたしたいのは、日本貿易の現状の体質及び病状等に対する大臣のカルテを一つお伺いしたい、こう……

第28回国会 商工委員会 第34号(1958/04/22、27期、日本社会党)

○永井委員 鉱山局長にお尋ねしたいと思いますが、水銀の鉱石輸入について、従来AA制であったのをFA制に改めたということを聞くのでありますが、その改めた理由、それから改めた後における運営について、どのようなお考えであるか、これを伺いたい。
【次の発言】 三十二年度の需給量、三十三年度の需給量の見通し、これを承わりたい。
【次の発言】 そうすると、AA制をFA制に改めたのは、国内企業を保護するというような意図でそういう措置をなされた。こういうことを今伺ったのでありますが、そうしますと、この運用に当って、どの企業をどういうように守り、助長しようというのか。ただいまの局長の話では、実績主義によるのだ、……

第28回国会 地方行政委員会 第6号(1958/02/19、27期、日本社会党)

○永井委員 この席には優秀な政務次官が見えておられ、また能吏の局長等もお見えになっておられるわけでありますけれども、木材引取税についてお尋ねしたいわけであります。これらについては一応大臣から基本的な態度を伺っておかなければならないと思うのであります。それで大臣がこちらにお見えになる時間がどのくらいかかるのか、その時間関係を政務次官から御答弁願いたい。
【次の発言】 大臣がお見えになるようでありますから、それじゃお見えになってから質問をいたしたいわけであります。  その前に二、三お尋ねをしたいと思いますが、自転車荷車税等が廃止になって、たばこ消費税でこれが補いをつける、こういうことになっているわ……

第28回国会 農林水産委員会 第20号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○永井委員 簡単にお伺いいたします。ただいまの参考人のお話では、この基金の運用を不況時の活用、それから消費促進のPR、こういう二つに限定して、それならばということでお話になったと思いますが、この基金の目的はただそういう狭い限界ではないわけです。そこでそういうふりに極言しますと、はっきりしてくるのですが、そうでなくて、この法案の目的からいえば、あなたはそういう面から見てどの程度の効果が期待できるのかということが一点、もう一つは酪農の現況からいえば、今振興しようというので出発したばかりです。出発したばかりでも、乳価は下る、いろんな問題が起っている。金融の関係からいっても牛を買う基金、あるいは畜舎を……

第28回国会 農林水産委員会 第30号(1958/04/23、27期、日本社会党)

○永井委員 ただいま長官からいろいろ伺ったわけでありますが、非常に長かったので、重点がどこにあるかはっきりつかめなかったわけであります。あらためて一つ要約してどこに問題の重点があったかということを明確にしていただきたいと思います。  今回の日ソ漁業交渉に当りまして、交渉の重点をどこに置いたか、また交渉の立場はどこに置かれてあったのか、この二点について、条項的でよろしいですから、はっきり一つお開かせ願いたい。
【次の発言】 北洋漁業として日本の国際環境の安定、こういうお話でありました。その具体的内容として、漁獲量の問題とオホーツクの禁漁区域の問題、こう二つあげられた。北洋漁業を通しての国際環境の……


永井勝次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期

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各種会議発言一覧(衆議院27期)

永井勝次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会私的独占の禁止並びに公正取引に関する小委員会 第2号(1955/05/21、27期、日本社会党(左))

○永井勝次郎君 お尋ねいたしますが、昨年当委員会の中小企業対策小委員会におきまして百貨店問題を調査いたしました折、問屋筋及びメーカー等は、大体業者の間の考え方として、百貨店と自分の取扱い商品の一割以上の取引をすると参ってしまう。従って百貨店との取引は大体一割程度にとどめておかないと非常なマイナスになる、こういう考え方でやっておる、こういうことでありますが、これは百貨店の人も出席しているところでのそういう問屋及びメーカー側の意見でありました。いかに百貨店が問屋なりあるいはメーカーをいためつけておるか、ここに大きな経済力を背景にして不公正な取引を強制していろかということが明らかになるわけであります……

第22回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第1号(1955/05/17、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井小委員長 それではこれより会議を開きます。  まず中小企業庁長官より中小企業対策についてお話を伺います。
【次の発言】 本日は中小企業金融に関し、説明員及び参考人各位より、御意見を伺うことにいたしたいと存じます。  参考人各位に一言申し上げます。本日は御多用中のところ特に御出席下さいましたことを厚くお礼を申し上げます。御承知の通り、ただいま政府は本年度の中小企業に対する出面の施策を一応決定いたしまして、これらを織り込んだ三十年度予算を本院に提出しておりますので、この機会に、当面の中小企業金融の問題について、直接金融を担当しておられる各位の御意見、御希望等をお伺いいたしたいと任ずるのであり……

第22回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第2号(1955/06/07、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井小委員長 これより会議を開きます。  綿紡績の操業短縮に関する件について調査を進めます。政府の説明を求めます。永山局長。
【次の発言】 質疑を許します。阿左美広治君。
【次の発言】 議事進行に関する動議でしょう。これは議題に供してからやったらどうです。
【次の発言】 ただいまの内田君の御発言に御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案及び商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案に関連して内田君より発言を求められておりますのでこの際これを許します。内田君。
【次の発言】 この問題については各党それぞれの立場があって意見が一致しがたいものではないか。……

第22回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第3号(1955/06/14、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井小委員長 これより会議を開きます。中小企業安定法第二十九条による生産数量等の制限に関する勧告及び命令に関する件、あおせて綿紡績操業短縮に関する件について調査を進めます。記内長官。
【次の発言】 続いて佐々木緘政課
【次の発言】 なおただいまの説明に対してさらに詳しく内容にわたって説明があるそうであります。秋山振興部長。
【次の発言】 以上で説明は終りました。この際小委員外の商工委員の方々の御発言も随時許すことといたしたいと存じますので、御了承を願います。  質疑の申し出がありますから、これを許します。阿左美委員。
【次の発言】 加藤清二君。

第22回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第4号(1955/07/07、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○永井小委員長 これより会議を開きます。  本日は中小企業安定法の一部を改正する法律案について、御出席の参考人各位より御意見を伺うことにいたします。  御出席の参考人は、矢野喜八君、小沢了君、吉竹博愛君、野沢久雄君、丸山清君、境野武夫君、以上六名の方々であります。  参考人の方々には、御多用中のところ本小委員会に御出店下さいまして、厚く御礼を申し上げます。  今日中小企業は幾多の困難な諸問題に当面し、深刻な様相を呈しております。本委員会は問題解決のため鋭意調査検討を続けて参りましたが、今回その打開のための一方策として、中小企業安定法の一部改正案が提案されたものと存じます。本改正案は、過度の競争……

第22回国会 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第2号(1955/05/25、27期、日本社会党(左))

○永井勝次郎君 三十年度経済計画の大綱の第一ページの、この計画の前提条件となる部分について、ここに第一に国際経済情勢は良好に推移する、こういう予定を立てておるが、どういう根拠でこういう想定が出てきておるか。それから輸出競争は今後さらに激化するとあるが、どんな形で、具体的にどういう方向にこれが激化していくのか。それから特需が相当減るであろう、こういうことでありますが、特需を一体国内の産業構造の中でどんな位置を与えて、どんな形で、どんな性格でこれに対処していくのか。そういった関係を一つ総合的に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 国際経済情勢に対する分析、それから輸出競争における管理貿易の現在……

第22回国会 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第1号(1955/05/16、27期、日本社会党(左))

○永井小委員 お尋ねいたしますが、今長官からのお話と松浦氏からのいろいろのお話と、二様出たわけでありますが、そこでお尋ねいたしたいのは、被害数量の問題であります。この被害数量については、これは正確な数字を持っていないので、正確にはつかんでおらないと思うのですが、集団的な被害量と、それから全道に散在している被害量とを分けて林野庁でつかんでおる六千三百万石内外の被害量というものの内容を、ある程度、これは正確なものか、あるいは単なる推定にとどまるものか、これを一つお示し願いたいと思います。集団での数量と全道に散在している被害量の二つに分けまして、お示し願いたいと思います。

第22回国会 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第2号(1955/05/23、27期、日本社会党(左))

○永井小委員 議事進行について。きょうの議事は、この掛進本部の問題について審議をして、それから風倒木その他の問題……。
【次の発言】 予算その他の修正との関係もあるのでしょうけれども、これはこれで一応伺っておいて、風倒木の問題に議事を進めたらいいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 経審当局にお尋ねするのですが、経審当局が中心になって、木材の資源利用合理化についていろいろ閣議決定をして、これを強力に推進するということに決定したわけでありますが、これはかけ声だけでやろう、実際の仕事はみんなでやれ、金を持ち寄ってやれ、こういう考え方で経審はおるのか、具体的に閣議で決定した以上は、できるだ……

第22回国会 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第5号(1955/06/28、27期、日本社会党(左))

○永井小委員 難波さんにお尋ねいたしたいと存じますが、現在間葉繊維を針葉繊維にまぜて最も多く使っておるところはどこのパルプ工場で、どういうふうな状況であるか、その内容をお聞かせ願いたいのと、それから間葉繊維を主にして針葉繊維を若干入れて、そして間葉繊維の段ボール関係の製品を多く使っているところは計画が相当あると聞いておるのでありますが、そういった関係の状況はどうであるか、ここにお話のございました間葉繊維を多く使う、そのための最新式の設備が必要であるということでありますが、これは間葉繊維をまぜる施設の関係でありますか、あるいは間葉繊維を主にした設備関係でありますか、この関係を一つお聞かせ願いたい……

第22回国会 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第7号(1955/07/28、27期、日本社会党(左))

○永井小委員 鎌田住宅局長、松尾調整部長、大森工務課長、川田建材課長に、それぞれお尋ねをいたしたいと思います。  従来木材資源が枯渇して需要にこたえるだけの生産ができないということで、需要に対する供給が非常にアンバランスになっていた。ところが今回風倒木が非常にたくさん出た。こういうことで、一時的な現象としての供給過剰という現象が出てきた。しかし従来供給に対して需要が大いにあった。さらに供給さえつけば潜在需要というものは相当あったと思います。でありますから、この非常に不幸な結果として現われた供給過剰に対しては、この供給過剰の期間中だけでも従来の潜在需要というものをまとめて拡大して、供給に見合う、……

第22回国会 内閣委員会商工委員会連合審査会 第1号(1955/05/26、27期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいまの大臣の提案説明に対して若干の質疑をいたしたいと思います。ただいま承わりますと、この法案の改正要点は基本的な任務に長期経済計画の推進ということが加わった。それからそれに伴って、長期計画を策定する、その計画に関する内閣行政機関の事務の総合調整を行う。この総合調整の手段として、関係行政機関の長に対して、必要な資料の提出と説明を求める。さらに重要な政策の計画立案について、関係行政機関の長に必要なる勧告をすることができる。こういうことが改正の要点である。これを行うために、計画部を二つにわけて、計画部と国土総合開発部、こういうものに分けた。そして看板を経済企画庁とする。こういうのです……

第22回国会 農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1955/07/28、27期、日本社会党(左))

○永井委員 農林大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、機械公団の問題ですが、大蔵省は最初愛知用水に重点的にやろうとした。これを政府が政治的な立場から今回北海道へ相当の金額をさいた、こういうのでありますが、ことしは五億五千万円程度のものでありましょうが、これが将来にわたってどういう見通しのもとに、本年第一着手をされたのか、今後の予算的な措置に対する見通しを承わりたいと存じます。ことしはことしの風が吹く、来年は来年の風が吹く、これだけのことで手を染められたのかどうか、将来にわたっての見通しを明確に伺いたい。
【次の発言】 この計画によりますと、当初の計画とはだいぶ違うようであります。予算の増減によっ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第4号(1956/09/03、27期、日本社会党)

○永井勝次郎君 ただいま委員長から示された案の第一項の「鉱業権者の所在不明」ということは、単に居所が不明だということばかりじゃない、こういう御説明であります。第二項の「加害者不明」というのは、加害者がだれであるかということが不明であるという意味ではなくて、鉱害によるものか、水害その他地震等の披露によるものか、その不明な被害、こういうふうな解釈であるというお話であったのでありますが、そうだとすれば、第一項の当初の「鉱業権者の所在不明」、それに加害鉱業権者の責任の所在不明、こういうふうに明確にうたった方がよいではないか、こう思うのです。その点について、この原案の表現だけですと、鉱業権者の所在不明だ……

第24回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第1号(1956/02/23、27期、日本社会党)【議会役職】

○永井小委員長 それではただいまより会議を開きます。  本日は貿易関係一般についての諸問題について調査を進めます。最初に繊維製品の輸出の現況について政府当局の説明を承わることといたします。小室繊維局長。
【次の発言】 次に貿易一般について佐藤通商局次長。
【次の発言】 内田さん、西山経済局次長が見えておりますので、外交の面から見たいろいろの問題点をお話し願うことにしているのですが、その順序はどういうふうにしたらいいでしょうか。
【次の発言】 それでは外務省の西山経済局次長にお話しを願います。
【次の発言】 以上で説明は終りました。  この際諮りいたします。小委員外の商工委員の御発言は随時これを……

第24回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第2号(1956/02/24、27期、日本社会党)【議会役職】

○永井小委員長 これより会議を開きます。  本日は、繊維製品の輸出並びに日中貿易に関する問題について、御出席の参考人各位より御意見を伺うことにいたします。  御出席の参考人は、日本綿糸布輸出組合専務理事小杉真君、播州織工業協同組合専務理事藤原衛君、天竜社織物工業協同組合理事長大石文一郎君、日本綿スフ織物工業連合会専務理事野沢久雄君及び日中輸出入組合専務理事高見重義君、以上五名の方々であります。  参考人の方々には御多用中のところ本小委員会に御出席下さいまして厚く御礼申し上げます。商工委員会におきましては、本問題について昨年末以来しばしば質疑が行われたのでありますが、なお今国会におきましては本小……

第24回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第3号(1956/02/25、27期、日本社会党)【議会役職】

○永井小委員長 これより会議を開きます。  前会に引き続き繊維製品の輸出に関する問題について、御出席の参考人各位より御意見を伺うことにいたしす。本日御出席の参考人は、日本繊維製品輸出組合専務理事林一郎君日本織物染色同業会会長大西太郎兵衛君、日本毛麻輸出組合専務理事上田裕君、日本輸出縫製品協会常務理事吉田元一君、以上四名の方々であります。  参考人の方々は御多用中のところ、本小委員会に御出席下され、厚くお礼を申し上げます。商工委員会におきましては、本問題について昨年末以来しばしば質疑が行われたのであります炉、まず今国会におきましては、本小委員会が設置されましたので、引き続き政府の説明を聴取すると……

第24回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第5号(1956/09/24、27期、日本社会党)【議会役職】

○永井小委員長 これより会議を開きます。  貿易振興に関して調査を進めます。まず政府当局より日中貿易に関するその後の経過並びに措置、日ソ貿易に関する見通し及び諸情勢等について説明を求めます。中山通商局次長。
【次の発言】 次に佐藤経済局次長。
【次の発言】 次に松尾官房長から三十二年度貿易振興関係予算について説明を求めます。
【次の発言】 それでは質問の通告がありますから、順次これを許します。なお、ただいま出席中の政府側説明員は、通商局次長、石炭局長、通商局輸入第二課長、振興課長、官房長、法務省入国管理局次長、外務省経済局次長、大蔵省為替局総務課長、それから通商局輸出課長の諸君であります。  ……

第24回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第6号(1956/11/10、27期、日本社会党)【議会役職】

○永井小委員長 これより会議を開きます。  日中貿易に関し調査を進めます。先般北京で開催されました国際見本市の即売会におきまして、一部の粗悪品が販売された事実が伝えられ、通産省初め業界においてもそれぞれ調査を行なっておられるようでありますが、特に本日は参考人といたしまして、北京上海日本商品展覧会理事長、国際貿易促進協会常任委員宿谷榮一君、日中輸出入組合専務理事高見重義君、同じく日中輸出入組合理事、即売品問題善後措置特別委員会委員長大澤三郎君、以上の三名の方に御出席を願いましたので、本問題の実情等について伺うことにいたします。本問題の真実、本問題の起った原因、その影響等を明らかにするとともに、今……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 農林水産委員会冷害対策に関する小委員会 第1号(1956/11/21、27期、日本社会党)

○永井勝次郎君 だいぶ時間が経過しておりますので、簡単に二点だけお尋ねをいたしたいと思います。  一つは大蔵省にお尋ねいたします。救農土木事業であります。三十二億五千万円という救農土木事業の計算基礎は、一日二百五十円で八十日あるいは百日というような計算基礎で賃金を与える、これで食いつなぎをさせる、こういう基礎になっておる。ところが今芳賀君からもお話のあったように、その計算の一部になっておる土地改良や何かもうすでに工事が完了したというものもあるし、三億五千万円という民間事業はこれは不確定であるし、あるいは既決予算ですでに事業計画ができており、救農事業として施行されるという状態になっていない、こう……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第1号(1957/05/22、27期、日本社会党)

○永井小委員 関連して。先ほどからこの問題についての質疑を聞いておりまして、何が何だかわからなくなってきた。また笹本君からも、社会党も同じだからというんですが、われわれの考えている木材資源合理化運動というものと、それから政府で取り扱っている合理化運動というものは何か基本的に違っているのじゃないかというふうな感じを持ったのです。先ほど来の話を聞きますと、木材資源合理化運動はPR運動だ、そのPR運動が軌道に乗ったから予算は減らしてもいいんだ、こういうような話です。この木材合理化運動というものは、先般閣議で国策として重要な案件であるからというようなことでこれが取り上げられた、われわれはこういうふうに……

第26回国会 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第2号(1957/05/23、27期、日本社会党)【議会役職】

○永井小委員長代理 これより会議を開きます。本日は小委員長が所用のため出席がおくれますので、私が小委員長の指名により暫時小委員長の職務を行います。本日は木材化学工業、特に木材糖化に関する問題について、御出席の参考人より御意見を承わることといたします。本日御出席の参考人は、東京工業大学学長内田俊一君、東京大学教授桑田勉君、東京教育大学教授小林達吉君、東京大学教授右田伸彦君、東北大学則教授柴崎一雄君、京都大学教授片桐英郎君、野口研究所技師大島幹義君、北海道顧問堀義路君、北海道林務部長小野岡清君、新日本窒素肥料株式会社調査部長柴田健三君、以上十名の方々であります。この際参考人各位に一言ごあいさつを申……

第26回国会 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第3号(1957/05/28、27期、日本社会党)

○永井小委員 ちょっとお伺いいたしますが、ここ二、三年の間にパルプ関係の生産施設が非常に急激に増強された。しかし木材資源の関係は、お話にもありました通り、植伐の均衡をずっと前から破られて、漸次原価に食い込んでおるというような状態で、相当節伐しなければならないというような状況でありますが、この資源の関係とにらみ合せて工場施設の増強ということがどういうところをねらって増強せられたのか、あるいはただいまお話のありました、従来あまり利用しなかった広葉樹を相当まぜるというお考えは、技術的にも施設的にも、生産計画の中にそういうものを織り込んでそういうふうにされたのか。あるいはソ連材その他アラスカの方の資源……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1957/02/12、27期、日本社会党)

○永井分科員 最初にお尋ねいたしたいのは、大臣は、昨日アメリカから目下来日中のフェアレス氏一行のダーデン博士に会いまして、中共貿易及び鉄くず等の輸入についていろいろ懇談されたということで、時節柄適切な交渉であったと思うのでありますが、この機会に中共貿易についてどういうような話し合いをし、どういうような印象を受けられたか、それから鉄くず等についての輸入について、どういう見通しを得られたか。これらについて詳しく御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 石橋内閣成立に当って国民に公約したものの一つには、日中貿易を促進する、こういうことがあると思うのであります。今日日中貿易を促進いたしますためには、……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1957/02/14、27期、日本社会党)

○永井分科員 中小企業の問題については春日君から一括質問をすることになりましたので、私は省略をいたしますが、鉄鋼の問題と対米綿製品輸出の問題の二つについて、ちょっとお尋ねいたしたいと思います。  いろいろな建設事業が相当に強力に推進されるが、これに対する鉄鋼生産が伴っていない、こういうことで建値はあっても市中価格はやみ価格で非常に高くなっておりますし、物量的に見ましても相当不足を来たす、こういうふうに考えるのでありますが、政府は鉄鋼資材手当についてどういうような需給計画を持っておられるか、それから価格についてはどういう対策を持っておられるか、一括御答弁を願いたいと思います。


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第1号(1957/11/27、27期、日本社会党)

○永井小委員 鉱山局長にお尋ねしますが、今、齋藤委員からもいろいろお話があったわけですが、日本の地下資源の基礎調査というようなものは、一体どの程度にできておるのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、政府の方で今用意しておるようである、たとえば経済五カ年計画というようなものの中には、天然ガスはどのくらい、石油はどのくらい、こういうような具体的な数字が出ているのですが、その数字の基礎は、今の鉱山局長の話でいうと、各会社がこういうふうにしたいという、そういうものを、ただ機械的に足し算して、そしてそれに査定を加えて数字を出した、こういうような数字の基礎なんですか。もう少し何かこうい……

第27回国会 農林水産委員会農林漁業災害対策に関する小委員会 第2号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○永井勝次郎君 先ほど芳賀委員からの質問に対して北海道開発庁では、農業関係は農林省の方におまかせしてある、こういうことで状況がよくわからない、こういう答弁でありました。わかるわからないということには内容の問題があると思いますけれども、北海道の道東地区がことし相当の凶作であるというような情報は十分お耳に入っておると思うのですが、この北海道の地域的な凶作に対して、開発庁が今までに知り得た状況はどの程度であるか、これを明確にしていただきたい。
【次の発言】 今道庁及び農林省から情報を得たという答弁がございましたが、開発庁には、その出先機関として開発局があるわけです。開発局から何か情報がなかったわけで……



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