永井勝次郎 衆議院議員
29期国会発言一覧

永井勝次郎[衆]在籍期 : 23期-25期-26期-27期-28期-|29期|-30期-31期
永井勝次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは永井勝次郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

永井勝次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第40号(1963/06/26、29期、日本社会党)

○永井勝次郎君 ただいま議題となりました政府提出の中小企業基本法案に対しまして、提案者を代表しまして修正案を提出いたします。(拍手)  修正案文はこのように膨大なものでありますから朗読を省略いたします。お手元に配付されておるものをごらんいただきたいと存じます。  以下、主要な修正部分について御説明を申し上げます。  第一は、中小企業の定義であります。政府案は、鉱工業及び運送業等については、資本金五千万円以下、並びに常時従業員三百人以下、商業、サービス業等については、資本金一千万円以下、並びに常時従業員五十人以下、こういうふうに規定しておるのであります。これを鉱工業、運送業等については、資本金三……

第43回国会 衆議院本会議 第42号(1963/06/28、29期、日本社会党)

○永井勝次郎君 ただいま議題となりました甘味資源特別措置法案について、私は、日本社会党を代表して、若干の質疑をいたしたいと存じます。(拍手)御答弁は、総括については総理大臣から承りたいと存じます。農林大臣、大蔵大臣からはそれぞれ所管の事項について、その部分についてお答えをいただきたいと思います。  第一にお尋ねいたしたいのは、本法案の性格についてであります。この法律の目的には、農業経営についての若干のことば及び意味が連ねてありますけれども、内容は製糖工業を重点に安定させる、そうして原料生産である農業関係はこれに付随させるということが一貫して流れておる性格であると思うのであります。したがって、国……

永井勝次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

永井勝次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 予算委員会 第7号(1961/02/09、29期、日本社会党)

○永井委員 私は、物価問題についてまずお尋ねをいたしたいと思います。  池田総理は、総選挙の洗礼を受けて、さて所得倍増だというので、すねをまくり、手につばをしてスタート・ラインについておるわけであります。所得倍増がスタート・ラインで立っておるときに、物価倍増の方が先に走り出して、どんどん走っておるわけであります。このような状態では、所得倍増が物価倍増に追いつけるかどうかというので、国民は非常に心配をしておるわけであります。家庭の主婦が台所に立って水道のせんをひねっても、ガスをひねっても、電気のスイッチを入れても、あるいは食卓についてパンを切り、バターをつけるにいたしましても、ここには、池田総理……

第38回国会 予算委員会 第23号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○永井委員 技術革新を背景に、所得倍増計画が発足したわけでありますが、早くも物価の値上がり、貿易国際収支の赤字、設備投資の行き過ぎ等の困難な問題に当面しております。言ってみれば、日本経済がこういった関係の発熱状態にあるわけであります。この熱が微熱で終わるのか、あるいはもっと悪質なものに発展するのか、われわれはその先行きをはかりかねておるわけであります。この場合、所得倍増専門医である池田総理からこれらの症状について御診断を願いたいと思うわけであります。
【次の発言】 知恵熱といって、子供をだましている間はいいのでありますが、これは科学的根拠はないのでありまして、ちょうど物価白書で、物価の問題を言……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 商工委員会 第12号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○永井委員 関連して。今松平委員の質問に対して自治庁は実態を非常に粗雑に把握しておる、実態がわからないでいいかげんにめくら見当で線を引いている。北海道の場合農村の自電組合が現在二百六十一組合ある。そしてこの戸数が一万六千九百九十九戸ある。この戸数は開拓地とかなんとか非常に不便なところで、配電会社が直接採算に合わないといって配電をしない。そこで農林省から若干の補助をもらって、各戸一軒が十五万から二十万近くの自己負担をして電灯をつけている。そういうところですから電灯一つラジオ一つ、これだけの消費であって、料金は一戸平均五百六十一円、非常に高い、何倍という高い料金を負担している。これらのところが一つ……

第39回国会 農林水産委員会 第14号(1961/10/26、29期、日本社会党)

○永井委員 第一に瀬尾さんにお尋ねいたします。  乳価は、大まかに規って、原料乳は国際価格、製品は大体国際価格の二倍近い価格、こういうふうになっていると思います。その製品がこういうふうに高いのはどこに原因するのか。加工の部分にあるのか、流通の部分にあるのか、そうしてこのコストを下げるためにはどのような条件を充足したらいいか、この点を明確にしていただきたいと思います。  それから、先ほどのお話の中で、原料乳の所得補償もいいが、市場価格から逆算して乳価の問題を考えることも必要ではないか、こういうふうにお話があったように了解します。私は、原料乳はやはり生産費を保障する、安定して、しかも農家にとって有……

第39回国会 予算委員会 第5号(1961/10/07、29期、日本社会党)

○永井委員 先日来総括質問において、経済関係についてはそれぞれわが党の同志から質問が続けられましたので、私はそれを受けまして、各論的な立場で、二、三お尋ねを進めていきたいと思うわけであります。  第一にお尋ねいたしたいのは、経済企画庁長官に、物価の問題であります。物価の問題については、政府はあるときは値上げをしないのだと強い調子で言い、あるときは上がるものはやむを得ないのだというようにこれをゆるめ、時期的には議会の前あるいは議会中はこれを極力押えるようなゼスチュアをして、議会が終わると次々と公共料金その他の値上げをしていく、こういうふうな形で物価が混乱していくわけでありますが、一貫した政府の物……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 災害対策特別委員会 第7号(1962/07/07、29期、日本社会党)

○永井委員 私は農業関係を重点にお尋ねいたしたい。  爆発の灰の降った東側、広い地域において被害を受けた地帯の中心地に私の郷里はありまして、六月三十日、それから七月一日、これはその中心で経験したわけであります。私は七月一日と七月二日、二日間現地で調査をいたしました。先ほど来伺っておりますと、被害調査は、いずれ現地に行ってから調査した上でという話でありますが、私は、被害がどのくらいあるか、被害を固定してどういう状況だという報告を受けるということは、これはずっと先でもいいと思うのです。現実に灰が降って、作物が今生育しておる盛りだ、その被害を最小限度に食いとめて、今後の営農上技術的に、あるいは現地の……

第40回国会 農林水産委員会 第16号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○永井委員 この問題については日ソ両国の外交上の問題もあり、あるいはこの地域における漁業政策の問題もありまして、事務当局だけにこの問題をお聞きするというのは無理であります。できれば大臣の出席を求めなければならないのでありますが、今日の事情でありますので私は長官にお尋ねをいたすわけであります。従って長官の御答弁の中で、これははっきりと答えられる、これは私は答えられない、こういうものがありましたら、その区分を明確にして一つお答えをいただきたいと思います。  第一にお尋ねいたしたいことは、日ソ漁業交渉がこれから始まる――もう始まっておるわけでありますが、今年は新たな議題が提示されておるのかどうか。た……

第40回国会 予算委員会 第7号(1962/02/03、29期、日本社会党)

○永井委員 最初に総理大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、これは責任が池田内閣にあるとか、あるいは所得倍増計画にあるとか、こういう立場ではなくて、事実問題として物価が値上がり、設備投資が過熱し、国際収支が赤字になっておるというこの事実関係は、これは総理はお認めになるだろうと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 この経済の実勢に対しましては、計画の当初、また施策を進める当初においては、池田総理は予測しなかったところであろうと存じますが、この点はいかがですか。
【次の発言】 予測せざる事態となり、その事実の上に立って現在手直し、調整が行なわれておるわけでありますが、この成果は、私は、……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 農林水産委員会 第10号(1962/10/11、29期、日本社会党)

○永井委員 食糧庁長官にお尋ねいたしますが、バレイショ澱粉の政府買い入れ価格について今どのような作業が進められ、決定の時期のめどはどういうところに置いておられるか、第一に伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、価格決定のファクターは農安法その他に定められておるいろいろな事項以外に、この作物に対して将来どうするかという農業政策的な立場も加味して考慮する、こういうようなことになるわけですか。
【次の発言】 先ほど長官はバレイショの将来はどうあるべきかということも考慮しつつというような話があった。そういうものがことしのバレイショ価格決定の一つのファクターになるわけですか、お伺いいたします。

第41回国会 予算委員会 第5号(1962/11/09、29期、日本社会党)

○永井委員 私は、災害関係についてお尋ねをいたしたいと思います。  本年は、幸いに全国的に見ますと災害が少なかった。しかし、九州の一部、北海道においては集中激甚災害があったわけであります。従って、大蔵大臣の腹組みからいえば、災害引き当て予算心組みの額からいえば、非常に少額で済む。従って、部分的に起こった災害に対しては、手厚く行き届く対策が行なわれるのではないかということが期待されるわけであります。  そこで、大蔵大臣にお伺いいたしますが、予備費から流用いたして立てて参りました災害対策、これは今までにどのくらいであるのか、また、来たるべき臨時国会までの間にどのように予備費から支出を予定しておられ……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 商工委員会 第35号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○永井委員 中小企業基本法に対する政府の提案に対して、お尋ねをいたしたいと思います。  この法案の前文の附則、これは政府の中小企業に対する基本的な考え方を要約したものである、このように理解してよろしいかどうか。
【次の発言】 基本的な考え方を明らかにしたものであるとするならば、私はこの附則の第一段は、中小企業の経済的、社会的使命、これについて、鉱工業の生産の拡大なり、商品の流通の円滑化なり、あるいは海外市場の開拓、雇用の機会の増大、こういうような役割りを果たしておるのである。これの基調は、自由かつ公正な競争の原理に基づく。これが第一段。第二段は、しかし、中小企業の経済的、社会的存立の基盤が変化……

第43回国会 商工委員会 第36号(1963/06/12、29期、日本社会党)

○永井委員 中小企業についての権威ある皆さま方から、いろいろ貴重な御意見を拝聴させていただきまして、ありがとうございました。各参考人のお話を総合いたしますと、政府案よりは社会党案がより皆さま方の御希望するところの方向をとっておるという確信を深めた次第でございまして、この脈も、わが党案を御理解いただきまして、ありがたくお礼を申し上げる次第でございます。  そこで、三つの点について御意見を伺いたいと思うのであります。  第一点は、政府の中小企業基本法は何かピンぼけしているのではないか、こういう点についてであります。御承知のように、中小企業といえば、日本の全産業の工業の面においても九九・五%、あるい……

第43回国会 大蔵委員会 第41号(1963/06/28、29期、日本社会党)

○永井委員 これは大臣がわかるかどうか知りませんが、現在砂糖のランニング・ストックはどのくらいあるか、そしてそのランニング・ストックの中に輸入糖分と国産糖分と区分してちょっとお示し願います。
【次の発言】 今度政府が関税、消費税を引き下げることになりました原因は、砂糖の消費者価格が非常に暴騰しておる、消費者に対して何とかしなければならぬ、若干の良心的な措置として出てきたと思いますが、私は砂糖の値段をふろ代やパーマ代や理髪代と同じような、あるいは野菜の消費者価格というような、そういうベースでこの問題を考え、そのベースの中で処理しようとしておる、この上つらのごまかしのやり方に対してはわれわれは了承……

第43回国会 内閣委員会 第3号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○永井委員 ただいま議題となりました中小企業省設置法案の提案理由を御説明いたします。  本法律案もまた、中小企業基本法案と密接不可分の関連法として、本院に提出いたしたのであります。  中小企業者を設置し、中小企業大臣のもとに、抜本的、強力な政策の実施されることは、全国中小企業者が、長年にわたり切実に待望して参ったところであります。  現在の中小企業庁は、その機構がきわめて貧弱であるだけでなく、大企業の代弁機関と化した通商産業省に完全に隷属しておるのであります。このため、従来、中小企業庁が、中小企業者の与望をになって、せっかく立派な施策を立案し、あるいは適切妥当な予算を要求いたしましても、大企業……

第43回国会 予算委員会 第11号(1963/02/11、29期、日本社会党)

○永井委員 最初に大平外務大臣にお尋ねをいたしたいと存じます。  今朝、済州島南東二百四十キロ付近に起こりましたわが国漁船の韓国警備艇による拿捕の事件は、われわれ国民にとっては寝耳に水のできごとであったと思うのであります。ことに、この海域を生活の場として期待しております沿岸の漁民にとりましては大きなショックであったと思うのであります。両国の国交正常化の交渉が進んで両国の上に明るい夜明けが来るであろうと期待していたやさきでありますだけに、私は問題は深刻であると思うのでありますが、この事件について概要を明らかにしていただきたいと思います。


永井勝次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院29期)

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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 予算委員会公聴会 第1号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○永井委員 一、二点お尋ねをいたしたいと思うのであります。  第一点は、財政規模が経済規模に比例して過大ではないかという点であります。これは予算面だけでなくて財政投融資を含め、さらに金利の引き下げが行なわれたわけでありますが、これは経済的な諸条件が成熟して下がるべくして下がったのではなくして、政策的な引き下げを行なう、そこに無理がある。従って、こういう状況では預金が集まらないのではないか、あるいは預金を引き出して株の方にいくとか物にかわるとか、こういう方向に流れるのではないか。そういたしますと原資が減りますから、金融機関の貸し出しは引き下げたことによってかえって貸付の安全性を確保するためにシビ……

第38回国会 予算委員会公聴会 第2号(1961/02/17、29期、日本社会党)

○永井委員 中林公述人にお尋ねをいたします。物価問題は本委員会でもだいぶ取り上げられてきたわけでありますが、政府は一・一%程度の値上がりであり、これは計算をすればもっと低い指数になってくるのであって、実際の家庭への影響というものはほとんどないんだ、こういうふうに答弁をいたしておるのであります。そういうような点から、家計費の実態調査の上に立って、鉄道運賃の値上げ、郵便料金、ガソリン、あるいは医療費、消費物資、その他物価の値上がり傾向というものが、政府の言うように、ほんとうに家計に響いていないのかどうか、政府が言っておるのはただ数字だけにかじりついて、実態を見ようとしない結果、消費者を犠牲にしてお……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○永井分科員 最初に、公取関係についてお尋ねをしたいと思います。  独禁法の厳とした経済憲法があるにもかかわらず、最近の傾向としては、次々に独禁法をゆるめる法律が出されており、また、今後もその関係の法律案が予定されておるという状況でありますが、独禁法の基本がどのようにくずれ、また、くずれようとしているかということについて、率直に実情をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 それならば、具体的にお尋ねいたしますが、横田委員長の時代に、中小企業の団体法、これが本会議にかかりました場合も、長官は、これは了承しがたい、公取委員自身が、これは独禁法の精神をはなはだしく害するものだ、立法の精神を侵すもの……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○永井分科員 私は、千島の引揚者に対する補償の問題については賛成であります。法的にあるいは予算的にはなはだしく抵触しない限り、できる、だけの便宜と融通のある運用の中においてこれを認めていきたい、こういうふうに考えておる者の一人であります。従って、これが適正に、公正に実施されるものであるならば、これも賛成であります。最初は、一人当たり五万円ということで二億を予算化しようとしておった。それがいつの間にか、三億プラス・アルファということで、もっと予算を拡大しなければいけないということで、今の漁業補償という形に変わってきたようであります。先ほど来横路委員の質問に対して、金額その他は御説明なかったわけで……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○永井分科員 農林大臣に第一に伺いますことは、開拓政策が変わったように思われますが、その変更されたことについては、今までの開拓のやり方のどの点が悪くてそれをどのように修正するためにどのように変えたのか、要点だけお示しを願いたい。
【次の発言】 従来と変わりました大きな点は、開拓地を国が取得してこれを個人に売り払う、力のある者がそれを買って政府の補助を待て開拓する、こういうようなことに変わったようでありますが、こういうように変えました理由は、既墾地をふやすという、増反をするということが理由になるのか、あるいは従来のような新しい入植者を入れてそこで国が国の責任においてやるという形でなくて、個人がや……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○永井分科員 貿易の逆調が心配されておるわけであります。これは単に野党としての立場で見ているのではなくて、実際に取り扱っている業界においても相当心配されておるわけでありますが、ひとり政府だけは心配はない、黒字基調は変わらない。こういうふうに言っておるのでありますが、それではなぜ変わらないか、心配はないのかという説得するだけの根拠がまだ示されておりません。そこで昨日来、この問題についていろいろ論議があったわけでありますが、あらためて通産大臣及び経済企画庁長官からなぜ心配がないのかという根拠を明確にお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 両大臣の説明を聞きますと、大へん不確定要件を土台にして、……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会公聴会 第2号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○永井委員 竹井さんに二、三お尋ねいたしたいと思います。  一つは、先ほどの公述の中で、消費者の自衛の方法として生協の組織を作り、それが伸びることを望んでおるということでありました。この生活協同組合に対して、伸びることに現在障害になっているものは何々であるか。業者間の競争の問題、あるいは問屋が生協に品物を扱わせないという圧迫の問題、こういういろいろなことがございましょうが、そういう点を一つ明らかにしていただきたい。  それからもう一つは、政府の行政面で、こういった消費者の自衛の組織に対して助長するあるいは伸ばすということについて・助けるという方向ではなくて、じゃまをするという方向があるのかどう……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○永井分科員 これは国税庁だと思うのですけれども、輸入砂糖の超過利潤に対する課税の問題、それからそれを納付した場合における損金の問題、この二点を伺いたいと思うのです。昭和三十四年度、三十五年度の砂糖輸入が、原糖が非常に安くなった、標準糖価の基礎になっている価格よりうんと下がった、それから国内卸売価格は国際格価が下がっておるにもかかわらず、標準糖価よりも上がった。両方の関係で超価利潤が、われわれの試算で言えば、三十四年度は、三十五、六億、三十五年度は七十七、八億、両方合わせて百億以上の超過利潤がある、こう計算されるわけですが、政府の計算方法によっても、三十四年度においても十一億、三十五年度におい……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第8号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○永井分科員 大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、問題は輸入砂糖の超過利潤といいますか、価格差益金といいますか、そういうものの徴収を中心とする問題点について二、三お尋ねをいたしたいと思います。  輸入砂糖の問題につきましては、予算委員会における総括査問において若干触れておきましたので、大臣お聞き及びの通りであると存じます。さらに予算分科会におきまして、この問題を河野農林大臣にお尋ねをいたしました。価格差益金は三十四年度に約五億、三十五年度に約十三億、両年度合わせまして十八億、これが価格差益金であるという査定に立ちまして、これを納入させるというのが今の問題であります。その受け入れば何か社団法人を作っ……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○永井分科員 輸入糖において超過利潤、超過利潤と言っておるわけですが、超過利潤というのは一体何をさして超過利潤と言うのか、この点を明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 超過利潤は適切でない、価格差益だ、その内容はどの点がどういうふうに違うのか、明確にその違いをお聞きしたい。
【次の発言】 価格差益との違いは……。
【次の発言】 着目した着目しないということは別として、どういうふうに違うのかということです。われわれのところに配付された資料では、砂糖利潤の見込み試算、こうしてあるわけですね。そうすると、これは利潤ではなくて価格差益というと、この試算というもの、この資料というものはもうほ……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○永井分科員 日ソ漁業の関係について農林大臣に一言だけお尋ねをいたしたいと思います。  淡谷君が先ほどお話しになりました通り、ともどもソ連に参りまして、漁業問題等について今日本に来ておるフェドレンコやミコヤン、フルシチョフなどといろいろ交渉したわけであります。われわれは、日本は樺太、千島を失った、この関係の漁民は生活のかてを失っているのだ、これらの零細漁民のために、戦災の被害を受けた漁民の生活権を確保するために、隣国として考えてもらってもいいではないかという立場で向こうと話をいたしましたら、ミコヤンなどは、それは理由のあることだ、暮らしを立てるという立場で考えるならば、それはこちらとしては大い……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 農林水産委員会農産物価格対策に関する小委員会 第2号(1962/10/04、29期、日本社会党)

○永井小委員 関連。今、安井君の質問に対して大臣はいろいろ御答弁になったのですが、食管法と農安法の農産物価格安定に対して、行き詰まってはいない、従って考慮する段階ではない、こういうふうな御答弁であったと思います。今だれが見ても、概括的に見て、水田農家は安定しておる。しかし、畑作関係についてはほとんどほったらかしになっている。いろいろな面においてほったらかしになっている。非常に不利な状態の中で、現実に畑作農家と水稲農家との経済的な格差というものがますます拡大していっていることは大臣御承知の通りだと思います。そこで、この二つの価格安定が事実において農産物の価格の安定に効果を上げて、そうして将来この……



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データ更新日:2023/02/05

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