鈴木義男 衆議院議員
26期国会発言一覧

鈴木義男[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-|26期|-27期-29期
鈴木義男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは鈴木義男衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

鈴木義男[衆]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第16号(1954/03/06、26期、日本社会党(右))

○鈴木義男君 私は、日本社会党を代表して、議員有田二郎君の逮捕許諾請求に関して責任大臣として犬養法務大臣のとりましたる態度、並びに自由党の党議を支持して司法権の独立を干犯せんとしたる吉田総理以下、(拍手)先日の決議に賛成投票し、かつ法務大臣と連帯責任関係にある各閣僚の責任を問わんとするものであります。(拍手)  まず、先般自由党が、多数を頼んで、率先法律を遵守すべき義務ある国会議員として、刑事訴訟法の規定を無視し、付すべからざる期限条件を付して、裁判所の請求したる有田君の逮捕許諾に応じたることは、わが国の国会史の上にぬぐうベからざる汚点を印したものでありまして、(拍手)遺憾のきわみであります。……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 衆議院本会議 第9号(1955/01/24、26期、日本社会党(右))

○鈴木義男君 ただいま議長から御報告に相なりました故衆議院議員河原田稼吉君に対し院議をもつて弔詞を贈呈し、その弔詞はこれを議長に一任するの動議を提出いたします。(拍手)  同僚河原田稼吉君は、一昨二十二日、病をもつてにわかに逝去されました。まことに哀悼の至りにたえません。私は、ここに、諸君の御同意を得まして、議員一同を代表して、つつしんで敬弔の言葉を申し述べたいと存じます。(拍手)  君は明治十九年一月の生れでありますので、行年六十八才、その天寿においては決して恵まれて余りありとは申しかねるのであります。天さらに君によわいをかしましたならば、その円満なる人格と豊富なる経験とを生かし、邦家社会の……

鈴木義男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

鈴木義男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 内閣委員会 第1号(1953/05/26、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 現在の引揚援護庁と、それから内局にした後との人員の構成、予算の額、そういうものを承りたいと思います。
【次の発言】 一人減るだけならば内局にしてもいいのではないですか。大した違いはないのではないですか。
【次の発言】 予算の額はどれだけ違いますか。
【次の発言】 それだけです。

第16回国会 内閣委員会 第4号(1953/06/26、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 木村保安庁長官にお尋ねいたしたいと思います。順序としてごく簡単でよろしいのでありますが、保安隊というものはいかなる存在目的を持つておるものであるか念のため承つておきたい。
【次の発言】 それでは、国内の治安の保持を主たる目的とすると仰せられると、従たる目的があるようにも聞えるのでありますが、その従たる目的は何でありますか。
【次の発言】 それでは、外敵に対して備えるという意味を持たないものと了解してよろしいのでありましようか。
【次の発言】 聞くところによりますと、保安隊員には戦時国際法を教えて、交戦法規――外国と戦う場合の法規でありますが、これを国内において戦う場合にも準用……

第16回国会 内閣委員会 第5号(1953/06/27、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 先ほどの同僚辻委員の発言は、まことに重大な発言であるとともに、ある意味においては国会を侮辱し、この内閣委員会を侮辱し、審議の目的を否定するような発言でありますから、十分にひとつ当委員会として御審議を願わなければならぬと思うのであります。大体保安庁は平和のための機構であり、軍隊でないのでありますから、軍の機密なるものがあるはずがない。軍機保護法というものはわれわれよく承知しておりまするし、かつてわが国に大政翼賛会のもとにあつたものであります。敵軍がどこへ上陸する、何箇師団をどこへ配置するかというようなことについて公の席上で論じたならば、これは軍事の機密に属することは明らかであり……

第16回国会 内閣委員会 第6号(1953/06/29、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 辻議員は一昨日の発言に対して、少しも取消すべき必要を認めないと仰せられるのは、はなはだ心外であります。われわれはこの速記録に基いて申し上げるのでありますが、大体一昨々日から一昨日にわたつた私の質問、あるいは高瀬君の質問、あるいは島上君の質問等をさしておると思うのでありますが、「昨日からいろいろ与党と野党の間の政争を見て参りましたのですが、」というのは、何が政争であるか。われわれは決して政争のために質問をしたつもりはないのであります。あくまで国家の重大事でありまするから、いわゆる木村長官の保安隊に対する将來の計画を質問しておつたのであります。大体それを政争として、われわれがなす……

第16回国会 内閣委員会 第10号(1953/07/07、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 厚生省の方がお見えになつておるのですか。この予算は八十一万七千円というのが予定されておるのですが、人口問題審議会のためにいくらの予算が予定されておりますか。
【次の発言】 一体この人口問題はわが国にとつてこれほど大事な根本的な問題はないと思うのでありますが、さきに二十四年の四月十五日の閣議決定で人口問題審議会というものをつくられた。間もなく二十五年の三月に廃止になつてしまいました。これは必要がないから廃止したのでしようか。どういうようないきさつで廃止されたのか。
【次の発言】 今度厚生省に置かれる人口問題審議会は永続的なものであろうと思うのです。これもわずか一年や二年でやめて……

第16回国会 内閣委員会 第11号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 税関研修所というのは今度初めて設けられたのですか。
【次の発言】 どういうことを教えるのですか。
【次の発言】 外交官的な使命を持つておるということは、私ども旅行して痛感するのであります。文明の程度の低い国ほど税関がやかましい。悪いことをする人が多いためかもしれません。一見して密輸入なんかしないことの明らかである者に対しても、規則通りの検査をする。ヨーロツパなどに行つてみると、どこの国でも、公用で来た人であるとか、国際会議に代表で出て来たというような人に対しては、その身分や目的を聞いて、あつさり見るだけ、あるいはカバンもあけさせずに通関させて、なるたけ不愉快な思いをさせること……

第16回国会 内閣委員会 第12号(1953/07/09、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 日本社会党は、この外務省設置法の一部を改正する法律案に対して反対の意見を表明するものであります。  ただいま高瀬委員が御説明になつたことは、そのまま反対の意見に転用できることでありまして、私どもは、別に移民を重大な仕事でないと思うのではないのでありまして、きわめて大事なことでありますが、遺憾ながら日本の移民を許すところは、世界にブラジルとパラグアイだけしかないのであります。そうしてその人数も限られておるのでありまして、一年にわずかに二百家族とか三百家族、そういうものを送り出すのにそんなに大規模な機構がいるはずがない。将来インドネシアとか、ボルネオとか、ニユーギニアとか、あるい……

第16回国会 内閣委員会 第13号(1953/07/10、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 私は関連しておるとともに緊急な問題について質問申し上げます。きようの夕刊によりますと、どの新聞もが扱つておりますが、アメリカのダレス国務長官が日本の二十八年度の予算に言及して、日本は日米相互安全保障条約においてその経済力の許す範囲でみずからを直接侵略から守る機関を漸増することが期待されておる、その兵力は――全然兵力という言葉を使つておりますが、防衛的性質のもので、日本国土の安全を守るためにのみ使用されるようにされておる、日本防衛力の当面の目標は十個帥団である、日本政府の二十八年度の予算案はこれを考慮してつくられている、さらに日本が共産主義の支配下に陥ればたいへんなことである、……

第16回国会 内閣委員会 第14号(1953/07/11、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 この問題は前国会において相当論議されたのでありますから、なるたけ私は重複を避けてお尋ねしたいと思つております。軍人恩給の復活々々といつて騒いでおりますが、実体を見ると九五%までは戦傷病者、遺族の保護であつて、軍人はほんのわずかしか恩恵に浴していないのでありますから大体名前だけであります。  とにかくそれは別論といたしまして、緒方国務大臣はお急ぎになるそうでありますから、こまかいことは計数に基いて検討しなければこういう問題は議論にならないのでありますけれども、ごく大綱だけをお尋ねいたしておきたいと思います。軍人恩給復活というような問題は、やや消極的に片がついておるようであります……

第16回国会 内閣委員会 第15号(1953/07/15、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 私は国務大臣にこまかい数計に基いて基本的な御質問をしたいと思つたのでありますが、なかなかそううまく行かないのでやむを得ませんから恩給局長にお尋ねをいたしまして、国務大臣のかわりをやるわけには行かないでありましようが、政府の方針は恩給局長も御存じなので、できる範囲においてお答えを願いたいと思います。  いろいろなパーセンテージを了解しておきたいと思うのでありますが、四百五十億、一年を通算して五百七十七億のことは前回承つたのであります。いわゆる軍人というと言葉が狭くなるかもしれませんが、今度の改正によつて恩給を受ける人の総数を承りたい。

第16回国会 内閣委員会 第17号(1953/07/20、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 一応行政監察について今度の法律で強化することになつでおりますが、念のためにどういう点々強化するのであるか、提案理由の説明にあつさり述べておられますけれども、もう一度お伺いをして、それから質問をして行きたいと思います。
【次の発言】 何か非常に弱々しいお考のようであります。将来もつと根本的に改革するときに考える、それならば、むしろそのときに、もつと根本的に考え直してお出しになる方がよいかと思われるくらいに、微温的なもののように見受けられるのです。これは非常にむずかしい仕事であるとわれわれも考える。しかも非常に大事な仕事である。今仰せられた会計検査院とか大蔵省も、ある程度の監察権……

第16回国会 内閣委員会 第18号(1953/07/21、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 今度の修正案について大体了承できるのでありますが、恩給受給原因の発生した後に父母、祖父母が婚姻をした場合に、従来の原案では、ただちに恩給権を喪失するようになつておつたようでございまするが、一応喪失しないことにしたことは非常に進歩でありますけれども、同一戸籍内にある場合に限り喪失しない。そうすると内縁の妻であればさしつかえない、正式の婚姻をすればいけないということを意味することになると思うのでありますが、できるだけそういう不明朗なことを法律が奨励するわけではないが、期待するようなことは好ましくないと思います。実際非常にたくさんの金でもくれるならば、また別問題でありますが、ほんの……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 内閣委員会 第3号(1953/11/06、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 前会塚田国務大臣の説明をやむを得ざる所用がありまして拝聴しなかつたので、あるいは質問が重複するかもしれませんが、そういう点は簡単にお答え願いたいと思います。  まず中央行政機構改革について、新聞紙などは始終アドバルーンをあげるような記事を出しておるが、政府として徹底的な最終案をすでに用意されているのかどうか、それから省の配置分合まで考えておられるのであるかどうか、考えておられるならば、具体的な構想を承りたいと思います。
【次の発言】 そう言われてはちよつと質問のやりようがないわけでありますが、一体行政機構の改革は、総理大臣などの言明によると、今度は断固としてやる、何度目の断固……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1954/02/19、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 われわれの属する日本社会党といたしましても、つとにこのことは痛感いたしておったことでありまして、今回のことがあつて初めて強調するわけではないのであります。ことに、政界の粛正のためには、選挙法の改正というようなことだけで目的を達し得るものではない。公務員が理由ない金をいろいろな方面から収受する。政党の資金の通常の仕方もきわめて封建的なものが残つておるのであります。そういうものをやめなければならない。あるいは、ある意味においては刑法の涜職罪の規定のようなものも改正しなければならないとさえ考えておるのでありまして、いろいろな点にもつと抜本的の改正を加えなければ、政界のほんとうの民主……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1954/03/17、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 今の質問の関連でありますが、先般文部委員会に提出されました偏向教育の一例のうちに、私の選挙区に関係があることがあつて、いろいろな要求がありましたので、私も調査いたしました。それは福島県三神中学校の事件でありますが、全然根も葉もないと考えられるので、中学の名誉のためにもひとつ国会においてこれを明らかにしてもらいたいという現地からの手紙も参つておりますので、一部を朗読いたします。「文部省発表による木村三神中学校の事項について調査の結果、事実叙級であることがわかり、学校、教委等代表者が出県、資料抽出の回答を求めましたところ、県教委としても何にも提出もせず調査もしておらず、さらに白河……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第12号(1954/05/20、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして、提案の理由並びに内容の概略について御説明申し上げます。  近時汚職ないし政治献金の問題が続出いたしまして、政治の腐敗、政治家の節度等について世論が沸騰しておることは、遺憾ながら御承知の通りであります。これが粛正改善については考慮すべき幾多の問題があると存ずるのでありますが、今日の選挙にあまりに金がかかり、また選挙運動をなすに際して法律の規定を遵守せず、あるいは脱法的行為に出でて公正なる競争を蹂躙するような傾向がその原因の一つであることも疑いないところてあります。そこで私どもは、この……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第13号(1954/05/21、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 理事会でどういう決定があつたか存じませんが、本会議が始まつたならば――本日は非常に重大な議案がある。東条大将の家族に名誉の戦死者としての恩給を贈る。これは一般の困つておる人ならしかたがないのですけれども、事実われわれは生活扶助料を与えろということを要求しておる。とにかく恩給法案が上程される。両派社会党はまつ向から反対をしておるのでありまして、欠席をしたのでは、われわれはここにおることは非常に心苦しいので、ぜひ出て投票に参加したい。本会議も始まつたようですから、休憩せられんことを希望いたします。
【次の発言】 私も、時間があれば、十分ひとつ修正案の提案者と問答いたして、後のため……

第19回国会 内閣委員会 第4号(1953/12/24、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 ちようど法務大臣が御出席でありまするし、今下川君の警察制度に対する御質問がありましたから、これに関連して警察の主管大臣たる法務大臣の御意見を承つておきたいのであります。  この警察制度は、国家警察と、地方警察、自治体警察とにわかれておるわけでありまするが、一体どちらを本体としてお考えになつておるか、まずそれを承りたい。
【次の発言】 警察の主管大臣としては、そういう根本問題は一応お考えになつておられるはずだと思います。大体今まで、の日本の警察というものは、御承知のように封建制度から転化して、国家万能の思想のもとにつくられたのでありまして、一番恐るべき存在であつた。それを打破し……

第19回国会 内閣委員会 第7号(1954/02/25、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 私も辻君が質問すると立ち上りたくなる。なるたけ簡単に申しますが、ただ速記録などを見ると、勇敢な議論がここで行われて、日本の国会には他の意見を持つた者がないように残ることははなはだ残念でありますので、まさに正反対の意見を持つておる者もおるということを速記録にとどめておいていただきたいのであります。また木村長官も山口長官も、辻委員の質問につられて、だんだん憲法違反の答弁をされておるということは非常に間違つたことであると私は思いますので、よく確かめておきたいのであります。  憲法第九条は、御承知のように、何らの交戦権も認めないことになつておる。そこで、あちらが大砲を撃つて来たからこ……

第19回国会 内閣委員会 第8号(1954/03/03、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 提出者松前博士にお尋ねいたしたいのでありますが、科学技術の必要なことはたれもわからない人はないわけであります。ことに今日その必要を痛感するという意味において、原子力時代は第三次産業革命につながろということをよく言われているのでありますが、そういう点について、多少御所見を拝聴いたしておきたいと思います。
【次の発言】 私の聞こうと思つたことは、つまり個々の学者が原子力の研究をするとか原子力の平和的利用の方法について研究するということでは足りない、国家が行政としてそういう方面に力を入れなければならないという理由を承りたかつたのであります。なお補足したいただけば幸いであります。それ……

第19回国会 内閣委員会 第11号(1954/03/18、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 先ほどから高瀬委員、大久保委員その他から質疑がありまして、そのまま記録に残りますると誤解を生ずるような点がありますが、私どもの違つた意見もあり得ることを申し上げておく次第であります。  国鉄の営造物は国有であることはもちろんであります。しかしあそこに公認せられておる労働組合のための告示事項を掲示する場所を与えることは当然である。それを利用することもまた当然であろうと思うのでありまして、何か厚生局長は申訳ありません、今後はやらせないようにいたしますとかいうようなことをおつしやいますが、そういうものではなかろうと思うのであります。但しここに張るものの内容については、大いに議論があ……

第19回国会 内閣委員会 第14号(1954/03/23、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 検察官の整理はないようでありますが、しかし現在の検察官の人員をもつて、今の刑事訴訟法を運用するに十分なりとお考えになつておられるかどうか、政務次官にお尋ねいたしたい。
【次の発言】 減らすことばかり考えないで、ふやすことについても十分ひとつお考えを願いたいと思います。  それから人権擁護の問題が出ましたから、それをお尋ねしておきたいと思いますが、局として人間が少いのは一向さしつかえないと思いますが、分課的な問題でありますから、局を設けたら必ず百人も置かなければならないという考え方はやめなければならぬ。必要であれば局として存置させるけれども、その人員はごく少くてもよろしいと私は……

第19回国会 内閣委員会 第15号(1954/03/24、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 国立大学の教科内容、教授内容その他が非常に貧弱であることは世論の存するところでありますが、急激に大学をたくさんつくれば、当然そういうことが起るわけであります。文部省はそういうたくさんの大学をつくつたときに、学者は三年や五年ではできないのでありますから、少くも十年計画くらいをもつて、この全国に林立する国立大学の教授の候補者となるべき者を養成する手段を講じなければならなかつたはずであります。われわれはつとにそれを注意したにもかかわらず、その日暮しで何らそういう点に努力が払われておる形跡が見えない。大学院というものは、御承知のようにそういうものを養うための機関であると思われるのであ……

第19回国会 内閣委員会 第31号(1954/05/06、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 私は四、五の点について基本的な問題について総理大臣にお尋ねをいたしたいのであります。すでに本案についてはあらゆる問題について木村長官や事務当局には質疑がし尽されたと申して過言でないのであります。ゆえに私の質問も若干重複を免れないものであります。それにもかかわらずあえて私が総理の御出席を待つて総理に質問を申し上げたいと申しまするのは、決して審議の引延ばしというような動機からではないのであります。この二つの法案の提出は終戦後最大の政策の変更と信ずるのでありまして、これは将来歴史的事実になるものであります。政府がたといどういう言葉で粉飾いたしましようとも、これはりつぱな再軍備であり……

第19回国会 内閣委員会 第42号(1954/09/29、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 時間が限られておりますから、ごく簡略に御質問申し上げます。  函館に起つた今回の災害は、全体としてまことに遺憾のきわみでありますが、なかんずく洞爺丸につきましては、遺憾言うべき言葉を知らないと申してもさしつかえないと思います。これは単に一船長あるいは一国有鉄道の幹部の責任でなくして、やはり運輸当局の責任であり、ある意味において内閣の責任であると思います。今質問をやろうといたしておりましたが、それを省略してただちに副総理に質問をするわけでありますが、たとえば先年キテイ台風によつて意外な人命の損傷を来しましたので、私はこの委員会において、今後再びああいうことの起らないように、気象……

第19回国会 内閣委員会 第46号(1954/10/07、26期、日本社会党(右))

○鈴木委員 私は両派社会党を代表いたしまして賛成の意見を述べます。  この決議に示しておるようなことは民主主義のいろはでありまして、このことに反対するという理由を発見するのに苦しむのであります。むしろ自由党の委員がただいま弁解されましたように、こういう決議をすることをおそれているところに、隔されたる意図を表明したものと言われても弁解の言葉がないのではないかと存ずる次第であります。元来かくのごとき機関の必要をわれわれは認めないのでありますが、いやしくも政府がつくるならばこれだけの警告ぐらいは内閣委員会としてやつておく必要があることは論をまたないところと思うのであります。  詳しいことを述べること……

第19回国会 文部委員会 第21号(1954/03/19、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 私は主として憲法とこの法案との関係についてお尋ねをいたしたいのであります。法律的には人事院規則との関係その他いろいろ問題がありますが、主として憲法との関連についてお尋ねをいたしたいのであります。  その前に文教の最高指揮監督者としての文部大臣の憲法の解釈と、実際政治との関連についてその信念を確かめておきたいのであります。これは何と申しましてもいわゆる教職員が平和運動等に専念して偏向の疑いありということから起つておるものでありまして、それが全部であるとは申しませんが、主たる問題となつておりまするから、憲法をどういうふうに見ておるかということはきわめて大切な問題であります。そこで……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 内閣委員会 第3号(1954/12/06、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 わが党におきましてはこの提案そのものは事後にかかるものであり、重大なるものでございませんが、自衛隊そのものについて十分に考慮しなければならないという立場をとつているものでございます。従つてこういう問題については事前に国会の承認を求むべきものであるということについて遺憾の意をもつているわけであります。ただいまこれを承認することにつきましても、同じ理由に基きましてわれわれは反対であります。


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 内閣委員会 第3号(1955/01/21、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 千葉労働大臣にお尋ねをいたしたいのであります。  調達庁では定員法の改正に基いて三百三十二名ほどの整理を通告しておるということでありますが、これはやはりこの通り実行に相なる御予定でありますか、お聞きしたい。
【次の発言】 千葉労働大臣は完全雇用を理想としておられるようでありますから、この機会に、非常に就職の困難な時代に、そういう整理をやるということは、実際よほどお考えを願わなければならぬと思うのであります。もし希望退職者でその定員に満たない場合には、責任をもって政府が他の職業を与えるのでなければ、これはいかに定員法の実施であると申しましても考えていただかなければならぬと考えま……


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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 内閣委員会厚生委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1953/07/13、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 緒方副総理がせつかく出て来られましたが、あまりよくわかつておられないようでありますから、わからなければ率直にわからないと仰せられて、恩給局長の方に答弁を譲られるように希望いたします。  第一の質問は、恩給を今年の予算に組んでおりますのが四百五十億ということでありますが、九箇月分であるから、実際は五百七十七億である。それはどういう根拠から出て来た数字であるか、恩給制度をお考えになるについて、それらを合計すると、こういう数字になるのか、大体四百五十億くらいしか出せないので、それに合うような制度をお考えになつたのであるか、そこをお尋ねいたしたい。

第16回国会 内閣委員会厚生委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会公聴会 第1号(1953/07/14、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 近藤公述人の御意見はすべて合理でまことにわれわれ賛成ところでおりますが、ただ生活保障の面だけを取上げたものとしてこの恩給法を見ましても、なおいろいろ批評の余地がありますが、実は私ども社会党として階級を撤廃することを条件にしているのでありますが、いきなり全部廃してしまうことは文官との対比から見て国民感情にも多少響くのではないかということで、行く行くは全廃することを前提にして五つくらいにわけることはどうかという考え方を今持つているわけです。実際的な解決の方法としてそういうことに対してどういう考えを持つておりますか。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1954/04/13、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 ここは討論の場所でありませんから、お伺いだけいたしますが、議論になると長くなりますから、ただこういう機会に野村さんのような達識の士に承つておきたいと思います。  日本に対して侵略があるとお考えになつておるか。先ほど朝鮮事変を例にとり、あるいは仏印の問題を例にとられて、日本もゆだんができぬというように仰せられました。しかし御承知のように、朝鮮事変は南北を一つの民族で解放しようという動機から起つておる。仏印だつてフランスの征服を排除して、自分たちの独立した国をつくりたいということから起つたのであります。背後にどういう主義があつても、少くもそういう形をとつておる。ところが日本に対し……

第19回国会 内閣委員会公聴会 第2号(1954/04/14、26期、日本社会党(右))

○鈴木(義)委員 私の聞こうと思つたことは、大久保君との問答の間にほとんど答えられたようでありますから省略いたしますが、昨日野村吉三郎さんにもお尋ねをいたしたのでありますけれども、明快なお答えは得られなかつた。日本が米ソのどちらかに好んで巻き込まれるというのでなければ、国際情勢はしかく緊迫しておらないのではないかということ、それから巻き込まれるとすれば、日本は非常な破滅に陥るというようなことについて、ただいま遠藤さんから明快なお答えがありましたから略しますが、そういう状態において、原水爆などが発達をし、日本独自の立場で今日本を侵略する国があるとはちよつと考えられない。米ソのどちらかに巻ぎ込まれ……



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データ更新日:2023/02/05

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