このページでは島村一郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○島村一郎君 ただいま議題となりました一法律案及び二議決案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、相互銀行法の一部を改正する法律案について申し上げます。この法案は、相互銀行が中小企業部門に占める役割の重要性にかんがみ、その行う金融を一層円滑にして取引者の利便をはかるために、相互銀行が新たに内国為替取引の業務を営むことができるようにいたそうとするものであります。ただ、個々の相互銀行がその業務を営もうとする場合におきましては、大蔵大臣が、当該相互銀行の業況等を総合勘案して、個別的に認否を決定することとなつておりますが、本委員会におきましては、去る十七日、政府……
○島村一郎君 ただいま議長から御報告に相なりました故衆議院議員熊本虎三君に対し院議をもつて弔詞を贈呈し、その弔詞はこれを議長に一任するの動議を提出いたします。 昨二月一日、われわれは突如熊本君の計報に接し、深い驚きと悲しみに打たれたのであります。 私はこの際、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼の辞を申し述べたいと存じます。(拍手) 君は佐賀県の御出身でありまして、大正八年県下の唐津製鋼所に入社されましたが、数年の後志を立てられて上京、桜田機械製作所に御入社に相なり、引続き労働に従事せられておつたのでありますが、君の今日ある基礎は実にその青年時代にあつたと申して誤りでなか……
○島村委員 ちよつと関連して。事柄は少し違うと思いますが、去る昭和二十六年だと思いましたが、京阪方面にこの委員会から派遣されたことと同様な問題であります。要は、税務署から個人なり法人なりの所得を調査に参りますと、民主商工会という団体がありまして、ただちに七、八人の人間がそろつてしまう。そして早く言えば、威嚇を受ける。そういうために、公務を執行妨害されるということがたくさんあるようです。実は先般私の地元にこれが露骨に現われまして、警察の手を煩わしたような事態があつたのでありますが、これらに対しては、税務署の署員としても非常にお困りでありましようし、また私どもの立場にいたしますと、納税思想に及ぼす……
○島村委員 幸いに大蔵大臣がお見えになりましたので、私は大蔵大臣の御所見を伺いたいと思います。中小企業の金融難につきましては、各委員からお聞きの通りで、いまさら、申し上げる必要ないと存じます。しかるに先般政府関係の金融機関において、ストライキが起つたという実情につきましては、大蔵大臣御承知のことであろうと思いますが、いかでありますか。
【次の発言】 これは簡単なようで、なかなか簡単な問題でないと存じますので、大蔵大臣はひとつそれを取上げて、御研究をいただきたいと思います。とにかく私どもといたしましては、一般の金融機関に範をたれるのが、政府関係の金融機関でなければならないと存じます。なるほど労働……
○島村委員 関連して……。枚方工廠の問題につきまし、大臣の御意回を伺いたいのでありますが、この問題が小松製作所と話が始まつて、もう一年あまりになると伺つております。私ども、疑惑の種をまくというようなことは、いまだそれが具体的な進捗を見ていないというようなことに起因しておる点もあろうかと思うのであります。これらについて大臣はどうお考えになりますか。この処理、払い下げるとも下げないともはつきりしないような、見通しのついてないような状態とも考えられる、部分的には、あちらは手をつけた、こちらは手をつけないというようなことになつておりますので、これらが一つは疑惑の種とならうかとも思うのであります。これに……
○島村委員 私は、どうもこんにやくに対する知識はまつたくないのですが、両方のお話を伺つているとますますわからなくなる。まず武田君にお伺いしたいのですが、先ほどのお話のうちで、生産量が消費量を上まわつているように伺つたのですが、私の聞き間違いであるか、もう一ぺん……。
【次の発言】 それでは次に田中さんにお伺いしたいのですが、どうも輸入防遏策をとると、ただちに価格が暴騰するというお話を伺つたように思うのですが、その通りですか。
【次の発言】 そうすると、そこのところがわからないのですが、内地において生産過剰しているのにかかわらず、輸入しなければ暴騰するということになると、どうも話がわからなくなる……
○島村委員 私どもは、食管の特別会計の財政を扱うことは、今まで何回かあつたはずです。しかも現在提案されておりますような法案の内容に接することが多いのであります。たとえて申しますれば、この法案のごときは、小学校の給食用に特別価格で払い下げる、その損害を補填するために一般会計から繰り入れるというようなことは、正面から解釈すれば何でもない。もうすぐにでも通つてしまう法案でなければなりません。しかしながら、これと同じような性格を持つた法案が出る、そのたびごとに、何か発言者に疑念があつて発言していられるようなことがある。ただいままでずつと、こういう法案が出ますと、そういう状況で進行を見ておるのであります……
○島村委員長代理 これより会議を開きます。
本日の日程に追加して、昨二十八日、本委員会に付託されました資金運用部資金法の一部を改正する法律案及び本日付託になりました協同組合による金融事業に関する法律等の一部を改正する法律案の両案を一括議題として、それぞれ提出者より提案趣旨の説明を聴取いたします。提出者福田赳夫君。
【次の発言】 内藤友明君。
【次の発言】 これにて提案趣旨の説明は終りました。
これより右両案及び本日の日程に掲げました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に件う国有の財産の管理に関する法律の一部を改正する法律案の三案を一括議題として質疑を行います……
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