伊藤卯四郎 衆議院議員
26期国会発言一覧

伊藤卯四郎[衆]在籍期 : 23期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-32期
伊藤卯四郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは伊藤卯四郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
伊藤卯四郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

伊藤卯四郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第11号(1953/07/16、26期、日本社会党(右))

○伊藤卯四郎君 時間の関係もありますから、きわめて要点だけを三、四点お伺いいたします。  実は通産委員会の方へ緒方副総理に来ていただくということにしておつたのでありますけれども、こちらの方で委員会が開かれておりますので、最も時間を節約する意味において私が出て参つたのでございます。お伺いしたい一点は、このたび政府が西日本水害対策のために中央本部と地方本部をつくられたその意義と使命を、緒方副総理から伺いたいと思います。
【次の発言】 今副総理から答弁がございましたが、これは政府も多分そういう意図でつくられたものだと思うのですが、今度は現地に大野国務大臣をやつて現地本部をつくつて、関係各省から代表す……

第16回国会 懲罰委員会 第3号(1953/08/06、26期、日本社会党(右))

○伊藤卯四郎君 事件の結果についてだけ、いろいろ議論をされおるようでありますが、私は、同僚各位にお聞きを願いたいと思つておりますことは、なぜ、だれがこの導火線をつくつたか、導いたかということを、冷静に御判断を願いたいと思うのであります。  あの予算委員、会が開かれました当時、御承知のように保安隊の問題、MSAの問題、再軍備の問題等が、この国会で最大の政治上の重大な問題として、なお割切ることができない状態にありましたので、野党各派から政府側に質問要請をしまして、三十日の日に再開されまして、五人のそれぞれの党の代表者が質問を展開することになつていたのでございます。最初に芦田さんがやり、その次に和田……

第16回国会 通商産業委員会 第1号(1953/05/26、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ただいま委員長から、国政調査に関する要項をお述べになつたのでありますが、もちろんそれには異議はございませんが、一つ追加をお願いいたしますことは、御承知のように、石炭の問題でございます。石炭の問題は、日本の炭鉱が開発されて以来、本年くらい重大な危機に当面していることはなかろうとされておるのであります。たとえば現在すでに貯炭が七百万トンになつております。おそらくこの夏枯れを通じて一千万トンを突破するだろうという見通しでございます。こういうことは、明治以来ないのでございます。従つてこのために炭鉱が、経営がやつて行けないというので、破産するもの、企業整備をするもの、月給、賃金の不払い……

第16回国会 通商産業委員会 第3号(1953/05/29、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 議事進行について…。お聞きの通り、今大臣の答弁を伺つておりますと、大蔵大臣と折衝しなければ自分の通産行政に対するところの方針というか、信念を持ち得ない、従つてそれをお聞きになるということであれば答弁はできない、それまで待つてもらいたいというような意味でありまして、今山手委員も質問いたしておりますが、通産行政の根本についてわれわれは大臣から意見を聞きたい。それから二十八年度予算に通産行政をどのように織り込みつつ持つて行こうとしておられるか、これをお聞きしようとしておる、その点について答弁ができないということであれば、従つてわれわれが今日ここ質問をすることはまつたく無意味であると……

第16回国会 通商産業委員会 第4号(1953/06/01、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 石炭、炭鉱の問題は、現在日本の非常に重大な問題でありますので、きわめて具体的な事例をあげてお伺いをいたしますので、政府の方でも抽象的でなく、具体的にそれぞれ答弁をしていただくよう要請しておきます。  本年度は石炭の生産はどの程度が適当であるか、その根拠となる資料等の提出あるいはまた答弁で納得の行くような点を示していただけばそれでけつこうでありますが、できなければ資料等の提出をしていただきたいと思います。
【次の発言】 重油の輸入の数量、価格、重油と切りかえられた石炭の数量、その石炭の種類等について、具体的にひとつお示しを願いたい。

第16回国会 通商産業委員会 第7号(1953/06/25、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 改正鉱業法の条文の二、三のこまかい点についてちよつと伺つておきたいと思うのです。  その前にひとつ根本的な問題としてお伺いしたいと思いますのは、鉱業法を根本的に改正しなければならぬということは、もう十五年も二十年も前から、この法を改正しなければ非常に欠陥が大きくて、いろいろこのための問題が起るということで、それぞれ委員会なんかも設けられたり何かしてやつておられるのですが、一向根本的な改正案の提案はされない。そのために、たとえば日本の鉱区が非常に古くなつているので整理統合もしなければならぬ、あるいは睡眠鉱区の開発もしなければならぬとか、あるいはそのために起つた鉱害問題の処置に困……

第16回国会 通商産業委員会 第13号(1953/07/07、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちよつと委員長にお伺いしたいのですが、この間スト規制法について、労働委員会と連合審査をするということが本委員会できめられ先。委員長からその交渉をされていると思いますが、その経過をお伺いしたい。というのは、スト規制法は政府の方では相当急いでおられるようだが、われわれとしても、あの法律について連合審査をするについては、あらかじめやはり勉強もしなければならぬということもある。そこで委員長から申し込まれたその後の経過がどうなつておるか、本日おわかりになつておれば、幾日の日に連合審査をやるか、そういう点に対する委員長のその後の経過をお聞かせ願いたい。

第16回国会 通商産業委員会 第14号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して。せつかく通産大臣もお見えになつております。ただいま炭鉱災害緊急救済措置について、石炭小委員会でまとめたものを小委員長から報告をいたしました。これに対して通産大臣はどのようにお考えになつておられるか、さらにまたこの問題は、何も今小委員長から報告をしたというだけでなくして、政府自体としても非常に重大な問題として絶えず閣議を開いてその対策を講じられておると思うし、さらに現地には大野国務大臣を派遣して現地本部をつくつてやつておられる。さらにまた中央には緒方副総理を中央本部長としてやつておられる。これらに対していずれも緊急であることは論ずるまでもありません。従つていやしくもこ……

第16回国会 通商産業委員会 第18号(1953/07/16、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 通産大臣がお見えになりましたので質問をいたしますが、大臣も御承知のように、七月八日に本委員会で決議をいたしました。それは石炭小委員会の水害炭鉱復旧について、九箇項目にわたるものであります。そのうちで特に、つなぎ資金として、十億円の緊急処置をとられたいということを、あわせて私はるる大臣に質問し、要望しておいたのでありますが、小委員会できめ、本委員会で決定し、さらに私が関連して質問をいたしました、それからすでにもう八日間からたつておりますが、その八日の間に、大臣はこれをどのように処理されつつあるか、その経過と現状について、大臣はどのようなことをやられておるかを伺いたいのであります……

第16回国会 通商産業委員会 第20号(1953/07/18、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 私どももこの法案に賛成をしたのでありますが、実は法案の内容にわたって修正すべき点の多々あることも認めたのでありますけれども、何分中小企業者に早く金融の道をあけてやりたい、こういう点から、各党は一致して、ただいま出されました附帯決議をしたのであります。従来のごとくあまり厳格な規定をつくつて、そのためにこの金が時間的に生きた資金として使われないようなことのないように、この点を当局者に強く要望しておくのであります。とかく従来はそういう手続上の問題であまりに時聞をかけ過ぎて、借りられないし、また借りてもそのためにいろいろな経費が非常にかかったというようなばかばかしいことがありますから……

第16回国会 通商産業委員会 第22号(1953/07/22、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 大臣がお見えになりましたから、二、三点お伺いしようと思います。いろいろ大臣に激励、お尋ねしなければならぬことがありましたけれども、昨日からの状態を見ますと、通産大臣のかなり努力をされたような点が見られますので、この点は大臣の労を多として感謝しております。つきましてお尋ねしたいのは、この炭鉱水害のために五億と十億のつなぎ融資をするということが正式に炭鉱代表に答えられておるようでございます。さらにまた新聞にもそれが発表されておるようでありますが、これは事実であるかどうか。事実とすれば、その五億と十億というものはどういう性質の金であるか。そういう点をひとつお聞かせ願いたい。

第16回国会 通商産業委員会 第25号(1953/07/25、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 私は日本社会党を代表して、本法案に反対するものであります。  反対の理由の第一は、政府は国民経済に悪影響を与えない範囲においての軍需産業の規模を具体的に明らかにしておりません。将来の産業構造に対する十分なる見通しもなく、目先の利害にとらわれて武器生産に走ることは危険であり、従つて十分警戒すべきところであります。計画性なき武器生産を認めることには絶対に反対であります。  第二に、日本経済の自立達成のために、武器生産というものはきわめて不健全な産業であります。特需や新特需のなくなつたときのわが国の産業界の混乱を考えるとき、軍需生産は日本の運命をかけるのであればともかく、政府は武器……

第16回国会 通商産業委員会 第31号(1953/08/06、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちようど石炭局長が見えておりますから、今小委員長から報告をいたしました内容とそれ以外の点で、二、三点明らかにしておきたいと思うのであります。  第一点は、中にもありますように、企業合理化の問題でありますが、最近貯炭が非常にふえて来たことと、石炭界が外国の弱粘結炭、あるいは重油等に圧迫されて、炭鉱経営がおもしろくないというような点から、企業整備が相当促進されつつあるわけでございます。ところがこの企業整備を労働者の首切りに、三井、三菱を初めとして最近相当露骨に行われつつあります。それからまた水害によることを理由にして相当企業整備、首切りが行われつつあります。こういう対社会的な問題……

第16回国会 通商産業委員会 第33号(1953/10/13、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 簡単なことを一、二点お伺いしたいと思います。さつきからわくわくとおつしやつていますわくというのは、業種のわくのことですか、業種に対する金額のわくのことですか。
【次の発言】 どうも先ほどからわくを広げるということをおつしやつておられたようであるけれども、その点が非常に私は疑問で解すことができなかつたから――この問題は単なるなぞのようなことでなくて、業種をどういうふうに拡大するのか、あるいは業種による総金額はどのように割当ててそのわくをつくるのかということは、これは非常に大事なことなんです。そこで、さつき長官が言われた窓口のわくの云々という問題、これも非常に抽象的であるが、一体……

第16回国会 労働委員会 第11号(1953/07/10、26期、日本社会党(右))

○伊藤卯四郎君 労働大臣にお尋ねをいたしますが、このスト規制法をもつて、日本の産業平和維持に最善なものと、今なおお考えになつておられますか。
【次の発言】 坑内保安を維持するために、これをつくらなければならぬということをおつしやつておりますが、そういう事実がございますか。その事実があつたら、ひとつお聞かせ願いたい。おそらく昨年のあのストの当時のことをお考えになつておられると思うのであるが、別段に保安を放棄したという事実はございません。ただ準備行為を指令したというだけでございます。しかも、それを拒否したのはだれか。それは山元で話ができないから、鉱業連盟に相談をした。連盟が、相談することを拒否して……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 通商産業委員会 第1号(1953/11/04、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 私あとで質問しようと思つておりましたが、今岡田長官の答弁の中に、私どもの考えていたこととちよつと違うような答弁があつたようですから、明らかにしておかなければならぬと思うので、質問するのです。先ほど委員長から配付されました文書の中にも、大銀行に、無条件に野放しに預託するような意味にとれることが書いてあるのであります。それからさらに岡田長官の答弁を今伺つておつても、そういうようにとれたのでありますが、それはこの間の理事会でのわれわれの話合い心し食い違いがあるように私は思う。というのは、この間理事会の折に岡田長官から持ち出された意見、あるいは委員長からもお話になつた意見というのは、……

第17回国会 通商産業委員会 第4号(1953/11/07、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ただいま福田委員から提出されました申合せ事項について政府側に明らかにしておかなければならぬ点がございます。二つございますが、一つは先般私が十一大銀行が中小企業に対してどのような貸出しをしておるかという資料の提出を要求しておきました。それがいまだありません。たとえばこの問題が本日解決したとしても、資料を提出されることはこれで済んだと考えていただいては困ります。すみやかに提出願います。  それからいま一つは、中小企業金融公庫の金の指定銀行に対する割当のわく、これをひとつ当局の方に考えがあろうと思いますが、どのようなわくをつくつてそれぞれ貸出そうとしておられるのか、これをひとつ明ら……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 通商産業委員会 第2号(1953/12/03、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 先ほど大臣から、通産大臣としての今後の生産者としての政策というか、その抱負をお述べになつたのでありますが、これについては、いずれわれわれは通常国会に入つて具体的に論議をして行きたい、こう考えております。私は、先ほど大臣がお述べになつたものは、これは通産省の悩みであると思つております。通産省の名局長、外局長官などがまつたく頭をかかえた悩みをまとめたものをお述べになつた以外の何ものでもないと思つておる。また経済審議庁長官としても、やはりそういう悩みの事業行画をわれわれに訴えられたにすぎないと思つて今私は聞いたのであります。きようは時間の関係で私は内容にわたつて質問しようとは考えて……

第18回国会 通商産業委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して……。今御説明になつたことや先般大臣の説明されたことは、後日質問いたしますが、ちよつと疑問の点があるので一点伺います。この春の通常国会のときに、今の炭鉱の縦坑開発の問題について、二十八年度に五十億投資をするということを言われておりましたが、この投資がどれだけ消化されて、どれだけ縦坑が掘られておるかをちよつとお知らせ願いたい。
【次の発言】 私の知るところではそんなに消化されてないように思うのですが、五十億を二十八年度に突破しているというなら、どこどこの炭鉱が縦坑を開発しているのかをきよう説明ができなければ、明後日でもその翌日でもよろしゆうございますが、資料としてひとつ……

第18回国会 通商産業委員会 第5号(1953/12/07、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 実はきようは、先ほどから御意見が出ておりましたように、日銀総裁と大蔵大臣、通産大臣とが御出席になることを期待して若干質問しようと用意していたのでありますが、三人ともお見えになつておりません。従つて政策上の責任者がお見えになつておりませんので、それらの重大な問題についてお尋ねをすることは後日にいたしたいと思つておるのでありますが、せつかくそれぞれの係官の方方がお見えになつておりますので、疑問になつておる二、三の点についてお尋ねしておきたいと思います。  多分先ほどから同僚各位からも質問をしたと思いますが、先般来一万田日銀総裁が関西旅行なり大蔵委員会等においてそれぞれ発表されてお……

第18回国会 通商産業委員会 第6号(1953/12/08、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 一つ関連してお尋ねいたします。先ほど重油の問題が出ておりましたが、次官、鉱山局長もおられますが、大体重油の輸入総数量とそのドルの金額をちよつとお知らせいただきたい。
【次の発言】 そのリツトルの数は幾らですか。
【次の発言】 大体リツトルにして四百六十万キロリツトル入つておる、こう思うのですが、それで今度さらにまた四十万キロリツトル業界からの要請で入れようとしておるようでありますが、そうですか。
【次の発言】 入れなければ問題が起りそうだと言われておるが、入れた方が問題が起るということをお考えになりませんか。それはきよう私はそのことを議論になるから言いませんけれども、入れた方……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第50号(1954/09/17、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちよつと田中委員長にお尋ねし、御相談しようと思う。委員長もお聞きのように、政府側の福永官房長官が公務々々と盛んに言つておられるが、公務とは口実を設けるのに非常に苦心をされたようにしかとれない。日程等の問題についてもきわめて抽象的である。そして田中委員長は、このような質疑応答の間においても、私はおそらく議事整理上はなはだ認めがたいことをお考えになつておると思うのである。先ほど福永官房長官は日程等の問題を抽象的に出しておられる、これではわれわれは理解も納得もできない、委員長もそうだと思う。よつて委員長が福永官房長官とそこでひとつ話合いをやられて、この日程を時間的に、具体的に書面に……

第19回国会 大蔵委員会 第63号(1954/05/29、26期、日本社会党(右))

○伊藤卯四郎君 ただいま議題となりました国有の炭鉱医療施設の譲渡及び貸付に関する特例法案につきまして、その提案理由を説明いたします。  敗戦後における日本のあらゆる産業の復興は一に石炭の増産にかかつておりましたので、炭鉱労働者に対しては種々その増産意欲を鼓舞し、かつその増産努力に対して物心ともに報ゆることが、当時の労働問題のみならず一般社会情勢からも当然の措置とされておりました。  大きな炭鉱には比較的整備した専属医療設備があつたのでありますが、全国炭鉱六百十八―昭和二十二年末―中の過半数三百四十一の中小炭鉱には病院らしい設備を持つているものははなはだ少く、ことにこのうち二百七十七炭鉱はまつた……

第19回国会 通商産業委員会 第7号(1954/02/05、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 委員長が心得ておられるから申すまでもないと思いますけれども、大臣があつちに行かれましてだらだらとなるようではこの委員会は困るのです。ここで委員長として予算委員長との間にはつきり十分なら十分、十五分なら十五分ということできめて、そして通産大臣をこつちにお迎えするようにその辺をひとつはつきりしておいていただきたいと思います。  それから私は、加藤君が他の政府委員に質問されることがあれば続行していただいた方がよいと思います。
【次の発言】 私は時間の関係等もございますから、きわめて言葉を節約しまして要項的に質問いたしますから、大臣の方でもひとつそのつもりで明確にお答えを願いたい。 ……

第19回国会 通商産業委員会 第10号(1954/02/12、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちようど油の問題が出ておりますので、関連して一点だけ伺いたいと思います。それは、この間私が質問をいたしました折に、私も非常に憂慮のあまり問題を出したのでありますが、時間の関係もあつて、十分質問もし、また伺うことができなかつたのであります。ついては、さらに今関連質問としてお伺いしようと思うのは、帝国石油の問題についてであります。二月九日の産業経済新聞記事に、帝石内部が支配権をめぐつて争いがいよいよ深刻になつて来た、しかもそれが爆発点にすでに達して来ている、これはこのまま放任できないというところから、川上局長が関係者をそれぞれ呼んで事態収拾に対して乗り出してこれを解決しようとされ……

第19回国会 通商産業委員会 第12号(1954/02/17、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 われわれは今後この通産委員会で日本の産業復興再建の問題等を審議して行きます上に、どうしても一点伺つておかなければならぬことがございます。それはこの間から私は政府のこのたびのインフレを押えるために一兆円以内の緊縮予算をもつてする、そして政府の財政投融資を削減抑制する、こういう今後の方針で行くのだという点についてはお尋ねをしておるのでありますが、しかし十分了解できておりません。私がきよう大臣にお尋ねをしようと思うのは、政府の予算と財政の投融資を押えるということはわかるが、しからばこれに伴うところの民間の資本、民間の融資、こういうものを大臣はどのようにこれを押えて行こうと考えておら……

第19回国会 通商産業委員会 第14号(1954/02/20、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 このガス事業法を審議するにあたりまして、政府から提出されております資料は不十分な点がございます。よつて新たに具体的な資料をこの際政府の方に提出を要望いたします。一、ガス事業五箇年計画、同資金計画、五箇年後の料金変更見込み。二、現在のガス事業者につき、社名、供給区域(おもなる都市名)、需要家概数、供給ガス標準熱量、資本金、平均販売単価、最近の利益率、配当率、従業員の数、最近一箇年ガス販売の量。三、卸売その他主要事業について、社名、卸、おもなる特定供給の最近一箇年間の販売量、標準熱量。四、供給規定量、代表的な会社でよろしゆうございます。以上の四点を、審議するにあたつてまず資料を要……

第19回国会 通商産業委員会 第16号(1954/02/26、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちよつと希望意見を申し上げます。この特別鉱害復旧臨時措置法の一部改正につきまして、有効期間が二箇年間延長されるということは現状においてはやむを得ないのであります。またこの延長二箇年間に、残る工事を完全に復旧させるということについて、予算の裏づけ等の問題について、佐久石炭局長初め関係の人々が、非常に苦心、努力されたことは、私この際認めて、感謝したいのであります。  ついては、なぜ二箇年間延長ばさなければならなかつたかということについて、政府側に深い責任感と反省を求めなければならぬと思うのであります。というのは、五年の期間内に完全に復旧をして、地元市町村及び被害者の被害を救済する……

第19回国会 通商産業委員会 第20号(1954/03/10、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 先般来同僚各位からそれぞれこの問題について質問されているのでありますが、私も最も具体的な事例について、それぞれ質問をしようと思うのであります。  まず最初にお尋ねしたいのは、公益事業としてのガス事業のあり方の点についてであります。ガスは御承知のように経済的に非常に割安な点並びに都会生活に最も適合した点、これらが都会人の家庭生活燃料として最適なものであることは申すまでもありません。また国家的に見ても、森林資源の濫伐などを防ぐ点からも、石炭を科学的に消費する熱経済の総合燃料の国策上から見ても、今後の都市にはますます発展普及せられなければならないということも公益事業として当然なこと……

第19回国会 通商産業委員会 第27号(1954/03/29、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して一、二お伺いいたします。ガス事業のこういう公益事業に、監督官庁である政府があらかじめ無償交付を認めてこの法案を出されてあるということは、公益事業の性質上許されるものであるかどうか。私はそれを非常に疑問に思うのですが、われがこの法案を審議して来たのは、ガス会社は利益を隠しておる、なぜならば、公益事業という名のもとにあまり大きな配当をすることは、世論上許されないという問題が起つて来るというところから、実際の利益について配当以外の措置ををいろいろ講じておるようにわれわれは思わざるを得ないということを、疑問を持つて質問して来たのです。今そういう答弁を聞きますと、いよいよもつて……

第19回国会 通商産業委員会 第29号(1954/03/31、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ただいま通産大臣の御意見を伺いまして、私も同感であり、なお今後の処置について深く考えておる点を感謝いたします。先ほど総合燃料対策小委員長から報告になりました点につきまして、私ども不十分と思いますけれども、お互いに協力し合つてつくつたものでありますから、賛成をし、なおあれを生かすために一層の協力をしたいと考えております。  この際通産大臣並びに政府の方に強く要望し、なお自分の意見も加えながら申し上げることのお許しを得たいと思いますが、通産当局にお伺いしておきたいと思います点が二、三点あります。先ほど大臣が言われておりましたように、やはり石炭単価を下げなければならぬということは、……

第19回国会 通商産業委員会 第30号(1954/04/02、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 法案に入つて質問する前に、輸入油の問題についてお伺いをしておきたいと思うのですが、政府の方でも御承知のように、日本に輸入される油は、油を輸入しておるところの欧州各国と比較すれば、相当日本の方が高値になつておるのであります。しかも欧州各国ではそれぞれ厖大な輸入関税をとつております。日本の場合は御承知のように無税であり、しかもなお販売価格がトン当り三千円、四千円というふうに高値になつておる。ところがこれを輸入業者に言わすと、運賃の問題とかなんとか言つておるが、いかに運賃を計算してみても厖大になる。それらの点について、なぜ日本に持つて来るのはそう高いのか、あるいは外国等でどのような……

第19回国会 通商産業委員会 第34号(1954/04/13、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちよつと一点だけお伺いしておきたいと思います。この法案が出ましてから、同僚各位から熱心に質問されたことは、帝石の内紛の問題でございます。政府もこの帝石の重役陣の内紛についてはあつせんもされ、また困つた連中だということで手をやいておられることもわれわれはよく承知をしておる、それで何とか解決をしてやらなければならぬ、再び内紛の起らないようにしてやらなければならぬということで苦慮されておることもわれわれは十分了承しております。そこでけんかが起つてから仲裁に入るということでは、過去の失敗の上から見て試験済みと思う。それでけんかの起らないように内部に立ち入つて、この国家計画を帝石をして……

第19回国会 通商産業委員会 第36号(1954/04/16、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ちよつとお伺いしてみたいと思うのですが、石炭液化の問題では御承知のようにドイツが世界的にその優秀性を誇つていると思いますが、日本でも福岡県の大牟田の三井と八幡の三菱化成、この二つが代表的なものだろうと思います。液体化の問題については、日本はドイツと比較すると、まだあそこまで優秀化していないということを考えるのですが、ドイツの人造石油は戦争中を通じて非常に成功していると考えているのですが、日本の三井、三菱の液体化の問題と比較しますと、日本の方はいかほども進んでいないと思うのです。日本の石炭からの液体化の問題をもう少し進歩さすためにはどのようにしたらいいのか、おそらくそういう点は……

第19回国会 通商産業委員会 第43号(1954/05/06、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 この法案は御承知のように、提案されてから相当時間がたつておるのです。この法案を提案された当時の生産原価及び販売価格というものと今日とにおいては相当開きが起つて来ております。従つてここにABCなど六つの何が示されておりますが、その六つの工場の法案を出された当時の原価及び現在の販売価格、六つの工場の当時の生産数量及び現在の生産数量等をお知らせ願いたい。
【次の発言】 私はその数量に伴う価格の問題をお尋ねしておるのですが、それの御答弁がないようです。
【次の発言】 どうも御答弁が私のお尋ねしていることからするとちよつと抽象的になつて、私の頭の悪いせいか聞き取りにくいのですが、私のお……

第19回国会 通商産業委員会 第44号(1954/05/07、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 苦心をなされておつくりになつたのかどうか知りませんけれども、私が昨日からだんだん御相談をしておりました資料としては、どうもまことにあまりおそまつたような気がいたします。これではだれが見てもなかなかわからないのではないかと私は思うのです。別に無理を言うわけじやありませんが、もう少しふだんから用意をされておく必要があつたろうと私は思うのです。そこで私は、この問題についてあまりつつ込んで言うと、また意地が悪いように誤解されてもどうかと思うから、資料の問題についてはあまりつつ込んで申しません。これは政府もわからないから、従つて推定しておつくりになるよりしようがないのでしようから、これ……

第19回国会 通商産業委員会 第46号(1954/05/12、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 私は別に発言をせぬつもりでおつたのですが、どうも黙つておるわけにも行かないので、委員長に議事進行についてひとつ要望をいたしておきたいと思います。  このスレートの問題は、先般木材小委員会に関係業者代表を呼びまして、いろいろ意見を微しました折にもここで猛烈に対立をいたしました。われわれの聞くにたえぬような論争があつたのでございます。ところがそれはそれとしても、政府は政府とし、国会は国会として、われわれは冷静な判断の上に立つてこの問題は処理すべきであると考えていたのでございます。ところがはからずもまたこの間の業者の論争をここで各委員の間において繰返されるということが起つたので、実……

第19回国会 通商産業委員会 第52号(1954/05/21、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 桐生の土木課長の清水さんと沼津の土木課長の渡辺さんにお尋ねしたいと思います。先ほど御意見がありましたように、取りやすいところはどんどん取つてしまつておる、それ以外のところは経費が高くなるから取らない。われわれもそういう点はよくわかるのであります。ところが掘りやすいところになくなつたので、そこで河床以外の現在の堤防内というか、あるいは自然に高くなつて畑地になつておるというか、いわゆる耕地というような形になつておるところに非常にいい砂利があるということは、至るところで言われているわけであります。そこでそういうところをぜひ掘りたいということから、業者の人々がぜひとも土地収用というか……

第19回国会 通商産業委員会 第62号(1954/08/12、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 先ほどから同僚委員から輸出問題については相当広汎にわたつて質問をいたしておりましたから、私はもうその点は繰返すまいと思いますが、ただ大臣の答弁をされておられます中に理解できない点がありますから、この点をひとつお尋ねして明らかにしていただきたいと思います。それは大臣の答弁の中に、輸出貿易は伸びて来たということを相当自信を持つて答弁されていたようでありますが、その内容にわたつて大事な点が説明されてありません。というのは、その転出しておることが外国から原料、材料というものを輸入せないで国内の原料、材料でつくつて、それが相当黒字の上に転出をされてあるならこれはまことに喜ぶべきである。……

第19回国会 通商産業委員会 第64号(1954/08/14、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 時間の制約がありますから、私もできるだけ要点のみをあげて質問いたしますから、政府委員の方でもそのつもりで簡単明瞭にお答えを願いたいと思います。中小企業が金融難に陥つておることは申し上げるまでもありません。それについてここに私の方でつくりました数字がございますが、全国銀行貸出し残高を見ると、本年一月から四月までの現状は、大企業に対しては一千二百四十九億円貸出しが増加しておる。その反面に中小企業の方は四百四十四億円貸出しが減少して来ております。こういうように、中小企業というものは非常に金融難に陥つておることは申し上げるまでもありません。先般われわれがこの通産委員会として九州地方の……

第19回国会 通商産業委員会 第66号(1954/09/10、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 今回の電気料金改訂反対と今後の改訂に対する意見を申し述べて、わが党の態度を明らかにしておきたいと思うのでございます。  わが国の現下の電気事業は全国国民の九九%に達する普及率を示し、公益事業中最大の普及性を有する事業であり、その料金の改訂は民生の安定並びに全産業に重大な影響を及ぼすをもつて、その取扱いは法令に従い公明正大かつ慎重に行わなければならないことは申すまでもありません。しかるに今回の電気事業者の料金改訂申請に対する政府の処置は、法令は従わず、秘密裡にしかも独善的に決定を行い、実質的にははなはだしく高率の値上げを決定しながら、外見上はほとんど値上げなきがごとき羊頭狗肉の……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 大蔵委員会 第2号(1954/12/02、26期、日本社会党(右))

○伊藤卯四郎君 今お尋ねになりましたような、またお考えのようなことを、私どもはもともと非常に希望していたのでございまして、そのいきさつを簡単に申し上げますと、産業復興公団か現在のあの建物をつくりますときに、その引受け団体でありました炭鉱福祉協会というものを、占領軍司令部が何を勘違いをしたか、解散を命じてしまつたのでございます。そのために産業復興公団がりくつた建物を引受ける相手がなくなつてしまつたのであります。そこで政府の方ではその地区の府県知事に、これを何とか引受けてくれということの委託をしたわけでございます。そのとき通達といたしまして、この責任者になりました資源庁の石炭生産局長、経済安定本部……

第20回国会 通商産業委員会 第4号(1954/12/06、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 たいへん時間がおそくなりまして、参考人としてわざわざおいでをいただいた方々、非常に御迷惑であると存じております。それから私参議院の方に呼ばれておりましてしばらく留守にしておりましたから、他の同僚委員からそれぞれ相当質問もしてくれたと思っておりますので、私はきわめて大事な何点かだけを簡単にお伺いしようと思うのであります。参考人の方々には長くいていただいておるので、あるいはいていただかぬでもいいかとも思うのでありますけれども、私が政府側の方にお尋ねすることに関連してまた御意見があるかもしれませんから、その辺もお含みいただきたいと思います。大体この内閣の言ったことをここでたてにとっ……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 通商産業委員会 第1号(1954/12/16、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 大臣は時間の関係等もあるようですから、きわめて緊急な問題について二、三点お伺いしようと思います。もちろん政策的な問題、予算的な問題、そういう問題は鳩山内閣がやる資格はないのですから、そういう点についてはお尋ねいたしません。内閣が責任を持つて行政上やれる緊急な問題について、ひとつ大臣にお伺いしようと思います。  それは大臣も就任されてから、しばしばそれぞれの関係者から深刻な陳情をお聞きになつておられると思います。その問題は、年末の炭鉱の危機をいかにしのぐかという点について、すでに大臣もお聞きの通りと思いますが、特に昨年と本年で炭鉱の労働者は十万以上の者が失業しております。しかも……


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各種会議発言一覧(衆議院26期)

伊藤卯四郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務委員会大蔵委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/29、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 大臣等にお伺いする前に一言申し上げておきたいのは、委員長もお聞きの通産委員会との連合審査の問題で議事進行上の問題が起りました。私どもがこれを一言言つておかなければならない理由は、われわれは二週間も前に申し込んでおる。委員長は昨日お聞きになつたと言われる、昨日お聞きになつて、さようお開きになるというのはこの日の時間的関係においてもいささか私は納得できないものがある。同時にまた疑問を起さざるを得ないのは、この条約は足かけ二年間にわたつて準備が進められて来ておる問題である。しかも産業経済上にとつて重大な問題を、通産委員会のものが連合審査会を申し込んだのに、わずか二十分をもつて、しか……

第16回国会 経済安定委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/09、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 通産大臣はきようお見えになりませんか。
【次の発言】 時間がきわめて制約されておりますから、要項的に二、三点を質問してみたいと思います。不況カルテルは国民生活を必然的に圧迫する結果をつくると思うが、この点に対してどのような対策を考えておられるか。
【次の発言】 今答弁されたような抽象的なことで納得できません。従つてまた、おつしやるような国民生活を安定化に持つて行くことは不可能であると思います。というのは今度の認可を厳重にするというようなことを言われておるようであるが、厳重にするという意味は、従つて平均生産費をいかにして見るか。そういう調査というか、そういうことを確実に見得るか……

第16回国会 農林委員会通商産業委員会連合審査会 第2号(1953/08/03、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 本法案は国家資金を厖大に融資するので、きわめて重要な法案であることは申すまでもありません。従つて審議の上に遺憾なきを期すために、必要なる資料を政府に求めなければなりません。その資料といたしまして五点要求をいたしますから、ひとつお聞きを願いたいと思います。  第一は、本法案に基く合理化計画により、六年目に硫安の生産コストは大体六ドル程度下ると政府は言われておりますが、コストの中のどの費目がどのように下るのか、その具体的な数字を資料として提出を求めます。  第二は、終戦後の硫安の価格推移表と昭和九年から十一年をペースとして終戦後の石炭、硫安、米及び生産財、消費財、労務費、これは硫……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第6号(1954/03/19、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して……。さつき私ちよつと中座しておりまして、どういう議論をされたか十分知らないで今入つて来たのですが、値段は高くない、もうけてもおらぬ、こういうようなお話をしておられたようです。実は払は非常に高いと思つているのです。というのは、御存じと思いますが、フランスでは原油関係には輸入関税を一〇〇%かけております。そして値段はトン九千円、イギリスも相当関税をかけておりますが、これが七千六百円。西ドイツは一四五%の輸入関税をかけておりますけれども、日本よりなお安い。日本は無税で、税金を一銭もとつておらないのに一万一千六百円くらいから一万四千円、その間で大体売つております。これは日米……

第19回国会 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第13号(1954/10/15、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 議事進行について……。今田中君から質問されたことは、非常に重要なことだと思うのであります。ついては、きよう政府側から見えておるのは、局長の人々のようでありますが、この問題はやはり生産と消費の関係というか、石炭と油の関係というか、それぞれ通産省内においても、その責任当局の間において、あながち意見が一致しておるわけじやない。従つて通産省としては、それらの異なる意見というものをどのように調整をして、石炭政策の行政措置をするかということにかかつておるので、この点については、やはり最高責任者である通産大臣が出席されて、われわれに責任のある答弁をされることが妥当である。もし通産大臣が、あ……

第19回国会 通商産業委員会電気及びガスに関する小委員会 第4号(1954/09/07、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 たいへん時間がたつて参りまして、参考人の方々に御迷惑と存じますが、電気事業連合会の井上さんに、私お伺いしておつて割切ることのできない、また政府から出ている資料と対照しても奇怪千万にたえない点がありますから、そういう点を一、二点だけ簡単にお伺いしたいと思います。先ほど永井君から、今度の政府が発表した改訂案について、電気事業連合会いわゆる電力会社の関係は、これに賛成とも反対とも意思表示ができない、こういうことを言われておるようであります。御存じのように、電力事業会社の関係は、料金値上げの問題を物心両面で猛烈に運動されていたことは事実であります。ところが昨日政府の発表したものを見る……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第6号(1954/04/08、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 小杉さんにちよつとお伺いしますが、今日本でつくつているあなた方の生産量中、輸出のパーセンテージはどのくらいになつておりますか。
【次の発言】 政府の方でわかつていたら……。
【次の発言】 竹中さんにちよつとお伺いしますが、今度あなた方の会社が新設されたとした場合に、一応新設されようとするのについては生産計画というものももちろんあると思いますが、その生産計画中、国内に売るものと国外に輸出するものとの比率をどういうように大体見ておられるのですか。
【次の発言】 ちよつと政府側に御質問しますが、今までは政府の方から答弁されたように、大体八%くらいの率になつておるのですが、今竹中さん……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第10号(1954/10/29、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 時間がございませんから、一、二点だけ簡単にお伺いしたいと思います。  木材使用の節約について徹底的に合理化をやるということで、広汎な関係の幹部連中をもつて組織されてあるということは私非常に同感であります。しかしただそれだけで回数を重ねておつても、どこへどのように結論を出すのかということになると、なかなか困難じやないか。ついては、やはりこれを法律化するということを一つの目標としてやられることが、最も権威のある結論に達するのではないかと思う。ついては、ここにお配りになつた中に、木材利用合理化推進に必要な法律事項ということが連絡協議会で取上げられておるようですが、法律化するというこ……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第1号(1954/12/06、26期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 一点だけちょっとお伺いしておきたいと思います。先ほど永井君からもこれを実施して行くにあたって予算的処置の問題について尋ねていたのでありますが、この木材資源利用合理化方策というものは、四部門にわたってかなり広汎に相当具体的にできておりまして、相当よく勉強されてあると実は見るのであります。これが完全に実施されて行きますならば、新たなる一つの方策として国のために相当貢献するもの人なるものがある、こういうふうに思うわけでございます。ついてはこれを実施するためには、これを単なる机上のぺ―パー・プランとして終らせないためには、やはり必要経費というものがなければならぬ。これがどのように権威……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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