伊藤卯四郎 衆議院議員
27期国会発言一覧

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このページでは伊藤卯四郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

伊藤卯四郎[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第45号(1955/07/22、27期、日本社会党(右))

○伊藤卯四郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提案の石炭鉱業合理化臨時措置法案に反対し、両社会党提案の臨時石炭鉱業安定法案に対して賛成の討論を行うものでございます。(拍手)  政府のこの法案は、仏を作って魂を入れておらない法律でございます。と申しますのは、この三年来というものは、日本の炭鉱は非常な不況に追い詰められまして、炭鉱の不安と危機は社会問題化しておることは、皆さん御存じの通りでございます。こうした苦しい立場に追い詰められました鳩山内閣は、窮余の一策としてこの法案を出したのでございます。窮余の一策にも、むしろなっておらぬのでございます。この法案の実施の第……

伊藤卯四郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

伊藤卯四郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会 第3号(1955/03/26、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 委員長に本委員会の運営について伺っておきたいと思います。  御存じのように、予算委員会以外については、とかく委員会の運営が、非常に出席率が悪いし、あるいはまた政府側も大臣などはなかなか出てこない、そういう点から、だんだん委員会が重要視されないという傾向があると思います。これは帰するところ、政府側の方で予算委員会以外の各委員会に、重要な法案、重要な問題等があっても、大臣がなかなか出席をしてこない、出席をしてきても、ちょっと顔見世ぐらいのところで、すぐなんとかかんとかと言って、委員会をはずしてしまう、そういう点から、予算委員会以外の委員会が軽視されるということになるのであります。……

第22回国会 商工委員会 第4号(1955/03/29、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 石橋通産大臣にこの間電気の問題でお尋ねをしたのですが、あのときは私もいわば大略的な点のお考えを伺っただけであります。その後新聞にもかなり具体的に出てきておるようでございます。それから石橋通産大臣も電気料金の値下げの問題については相当耳にタコのできるほど発表しておられますから、相当それについては信念を持っておやりになろうとお考えになっておることと思います。そこで私も少し具体的にお伺いをしておかなければならぬし、それから電気料金の問題は今後日本の産業経済に与える影響も非常に大きいのですから、私も少しまとめて具体に的お尋ねをしますから、そのつもりで国民もなるほど石橋さんは非常に具体……

第22回国会 商工委員会 第6号(1955/03/31、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 実は国会の方も自然休会の形になり、本委員会も当分開かれないということになりますので、従って今度再開されるころには、三十年度予算並びにそれぞれの法案が本委員会にも提出をされてくるだろうと思うのでございます。それらの法律案等については、提出をされて参りましてから内容等にわたっては審議をするのでありますが、実は提案されるであろうと思います法案等について、政府側の準備というか、心がまえ等について二、三お伺いをしておかなければならぬという点から、石橋通産大臣にぜひお聞きを願い、また意見を伺っておきたいと考えていたのであります。ところが御出席になりませんので、政府委員側に聞くのも少し無理……

第22回国会 商工委員会 第13号(1955/05/18、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 要項的にきわめて簡単に数点石橋大臣にお尋ねしておきたいと思います。  大臣の通産施策の説明の中に、重要な一つとして、石炭鉱業合理化法案を提出されるやに承わるのでありますが、これはいつごろ国会の方に御提案になるか、その日にち、それからこの法案を出さなければならないその理由というか、大きな目的というか、そういう点について一つお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 石炭の価格が高い、それを下げられる理由というか、その内容というか、その目的というか、そういうものについて一つ伺っておきたい。たとえばこれは私からあまり説明するとどうかと思いますが、能率によって下げられるのか、ある……

第22回国会 商工委員会 第14号(1955/05/19、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 大した法案じゃありませんから、そう改まってたくさんお聞きするほどのこともありませんけれども、ちょっと了解できぬ点がありますから、何点かお伺いしておきたいと思います。大臣も御存じのように、これは昨年の第十九国会で、委員会におきまして、その機構、処置については政府はすみやかに助成するようにということは附帯決議できめられている。ところがその間どういうように検討したかという御報告もありません。なお五年間もさらに考えたいというようなことになってくると、国会の決議に対して政府側では一体どういう責任を感じてこの問題を扱っておられるのか。政府はすみやかにということをまじめに真剣にお考えになっ……

第22回国会 商工委員会 第21号(1955/06/03、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 先ほどから業界の代表の方、鮎川、栗田、阿部の御三人から、もうからないであろう石油開発の特殊会社にそれぞれ出資協力をするということをお伺いしまして、私どもは非常に喜びといたしております。つきましては鮎川さんに二点だけお伺いをいたしたいと存じます。  先ほども御意見がありましたように、鮎川さんは石油資源開発の国策会社を作ることについては非常に熱烈な賛成者であるということを今日までしばしば伺っておりましたが、本日もまた非常に熱心な御意見を伺いまして私ども喜んでおります。この特殊会社を作ることにつきましては政府側もまた、私ども政党側におきましても、この会社を作って石油資源の開発をやろ……

第22回国会 商工委員会 第28号(1955/06/22、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 根本官房長官にお尋ねして、政府の信念のほどを明らかにしておいていただきたいという意味で伺いたいのでありますが、それは国内石油資源開発のための国策特殊会社法の件についてです。通産省は初めこの法案を提出すべく準備を進めていたところが、大蔵省の反対にあって、これを出せなくなった。そこで石橋通産大臣は、政府はいろいろのいきさつがあってこの石油資源開発の特殊会社法は提案できない、また提出する意思もない、こういうことを言っていたのであります。それから暗に議員立法として出してもらいたいというようなことを、いろいろその都度話をしておられたようであります。そこで商工委員会の中に作られた総合燃料……

第22回国会 商工委員会 第29号(1955/06/23、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 この際資料を少し要求いたしておきます。先ほど来同僚各位から資料の要求がなされておりまするから、あわせて要求いたしておきたいと思います。一月ほど前に私がこういう資料を要求しておいたけれども、また提出されておりません。だからこの際これを至急お出しになるように要求いたします。先日私が要求いたしましたのは、エネルギーの増産と拡張の計画、数字は発表されて私の手元に来ております。この結果、日本のおもなる産業と家庭生活にどのように寄与しておるかという資料がございませんので、これを要求しておるのでございます。これが一つ、それからどのエネルギーを拡張増産した方が今後エネルギーが安くなるか、これ……

第22回国会 商工委員会 第34号(1955/07/01、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 詳細な点についてはいずれ法案の逐条審議のときに質問することにいたしまして、きょうは、さっきから大臣の答弁を伺っておりますと、自信を持たないで法案をお出しになっておるようで、私はまことに遺憾であると考える。詳細な点は後日に譲るとして、法案の組み立てとそれを実施していく政府の信念というか、どういう目的でこの法案をお出しになったかという点について、時間は一時間だそうですが、一つ政府の答弁もだらだらして時間つぶしにならぬように答弁してもらいたいと思う。  この石炭鉱業合理化法案の目的は、条文の冒頭にも書いてありますように、国民経済の健全な発展に寄与するためにやると政府は明らかにしてお……

第22回国会 商工委員会 第37号(1955/07/08、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 鮎川さんに一つお伺いしたいと思います。この間も私どもの委員会に参考人として御足労願い、またきょうも願って、なかなか熱心な御意見を伺いまして、私ひそかに喜んでおる一人でございます。つきましては、先日もお伺いしてありますから、ただ一言二言だけお尋ねしておきたいと思いますことは、御存じのようにこの法案が成立をして新会社が発足をいたしまして、さていよいよ計画事業をやるということになりますと、そのほとんどは帝石の協力によらなければならぬ、あるいは鉱区においてもあるいは設備機械においても、あるいは技術者、従業員においても、これことごとく帝石のによってでなければ発足ができないということは明……

第22回国会 商工委員会 第38号(1955/07/09、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 実は私が特にただいまの附帯決議に賛成を申し上げることは、政府は法律を通すまでは、非常に謙虚な気持であるけれども、一たび法律が通ってしまうと、役所はこれを自分のもののようにして、とかく民意を聞かず、官僚的にやろうとするくせがある。そういう点から、私はこの法律の経過から見ましても、一応はっきり政府側に注文をつけ、また大臣の意見等も伺っておかなければならぬと思うのでございます。  御存じのように、この法律案は政府が出そうとし、大蔵省の反対にあって挫折し、それでわれわれ超党派的に、この法案を議員立法として提案をして、絶対成立をするという見通しがついたところが、政府はこれは面目がないと……

第22回国会 商工委員会 第40号(1955/07/12、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 ただいま山手君から法案の審議の最中に修正案を御提出になりましたが、これはどうも少し早まったように私は思っておるのであります。本法案はきわめて重要な法案でありますので、社会虎両派からも当然修正案が提出されることになります。従って私どもも二応の政府案の審議を経て、しかる後に修正案を提出する、これが順序であります。そういう経過をとろうと思っておりましたところが、山手君の方からいち早く係正案をお出しになりましたが、私どもの方からも一応政府案の審議を終ったところで出そうと思っております。従って明日でも私どもの方から提案しようと思います。あわせて修正案と政府案とともに審議されるようにして……

第22回国会 商工委員会 第42号(1955/07/14、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 修正案提案者の山手君に質問いたします前に、公取委員長に先に質問をいたしたいと思います。というのは、この輸出入取引法の一部を改正する法律案は、公取委員会ときわめて重大な関係があることは申し上げるまでもありません。従って政府から一部改正案を提案されるに当って、横田公取委員長は十分意見を聞かれ、またみずからの意見をお述べになって改正案が出されたものかどうかという点について私が非常に疑問を持って参りましたのは、ただいま山手君から修正案が提案され、その説明によると、公取委員会の権限というものを剥奪する、いわばカニの手足をもぎとってしまって公取委員会は無用である、こういう結論を下す意図を……

第22回国会 商工委員会 第44号(1955/07/19、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 会期もだいぶ切迫して参っておりますし、ただいま審議をされておりますところの百貨店法案並びに下請関係調整法案は、本日をもって質疑の打ち切りをせられたいという動議を提出いたします。よろしくお取り計らいを願います。

第22回国会 商工委員会 第45号(1955/07/20、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 大越さんでも長岡さんでもよろしゅうございます。今お聞きのように合理化によって石炭の生産費を政府の目的とするように二割下げることは不可能だということを言われておる。私もそうじゃなかろうかと思っておるのですが、ところがこの合理化に非常に片手落ちがあるということを多分お感じになっておると思う。それから生産費を下げる方法が一つあると思うが、そういう運動をおやりになったかどうかということをお聞きします。たとえばさっきもお話しになりました金利の問題、八分中一分五厘下げるだけで、三百万トン買付するのに、その金利が四十億円出てくる。もしこれを全体のトン数に割り当てるならば、御存じのように四百……

第22回国会 商工委員会 第46号(1955/07/21、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して。大臣も局長も買い上げる、買い上げると言うが、この法律の三十一条にちゃんと書いてあるじゃありませんか。「事業団が買収することができる採掘権は、次の各号に適合するものでなければならない。」といううちの一に、「その採掘権の上に租鉱権が設定されていないこと。」と書いてあるじゃありませんか。租鉱権の設定されたるものは買い取らぬと書いてあるじゃありませんか。これを一体どういうふうに解釈されますか。
【次の発言】 こういうあいまいなことを書いてあると、解釈によってどうにでもとれることになるだろう。さっきから坑外、いわゆる外の設備だけは買うということは言われたようだが、租鉱権者がや……

第22回国会 商工委員会 第47号(1955/07/22、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 最大何分時間がありますか。
【次の発言】 時間がきわめて制約されておりますから、簡単に最後に何点か伺っておきたいと思います。  先ほど自由党の小平君からも、この法案は質問をし、審議をすればするほどなっておらぬということを言われました。従ってこの法案に自由党は必ず反対されるだろうと私は信じます。また私もこの法案が正直なところ仏作って魂が入っておらない、膨大な国家資金をつぎ込んでそれを具体的に生かす筋金が入っていない。これは先ほど小平君も言われたように、需要と生産の関係というものについて何ら規制すべき何ものもない。これはこの間から私も十分論議をしてきておったが、この点が明らかにな……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 商工委員会 第2号(1955/11/28、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 ただいま石橋通商産業大臣から先ほどの決議についての所信を述べられましたが、私が一言意見を呈しようと思いますのは、実は中小企業金融公庫ができまして以来、毎年年末になるとこういう決議をしておる、それから毎回の国会にこういう決議をしておる。ところが一昨日、また本日政府側からの答弁を伺っておりますと、何ら決議されたことが具体的に実施されておりません。これは国会の議決を尊重しないこともはなはなだしい。従って政府側の考え方は、国会中だけは、これは嵐か台風が吹いておるような気持で謙虚な気持でおって、国会が済んだらわが世の春だ、そういう考えがありはせぬかと私は思う。その証拠に、毎回こういう決……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 商工委員会 第11号(1956/03/03、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 私はこの附帯決議の問題で多く時間をとろうとは思っておりませんけれども、この附帯決議をつけること自体に非常な疑問を持っております。と申しますのは、連合審査の場合に、私質疑応答を伺っておりまして感じたのは、東北興業がセメント事業をやるということについてのその性格が明らかになっていないのです。と申しますのは、つまり東北を開発するために国家が援助、協力の立場からこの事業をやるのか、いわゆる損得なしに国家の援助、力によってやらすのか、あるいはこのセメント事業で利益を上げる、いわゆる独立採算の営利事業であるかどうか、この二つの点が明らかになっていないのです。それからいま一つは、資金の問題……

第24回国会 商工委員会 第17号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 今山本君が発言されたことをそのまま速記録に残すということは国会の権威の上から見てまことに重大であると思う。これは許されません。だから、委員長はただいまの山本君の発言を速記録にそのまま載せられるとするならば、私も重大なる決意がある。だから、これをどう取り扱われるか、委員長にお尋ねしたい。
【次の発言】 議事進行について。委員長に要望をいたしてあとで処置をしてもらいたい。と申しますのは、なおまだ参考人に御質問をされる委員各位が多数おられるようであります。時間も相当たってきておりますが、なお相当たつだろうと思いますので、私の要望することは、あとで委員長においてお考え願いたいというこ……

第24回国会 商工委員会 第21号(1956/03/22、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 バナナの扱い方の問題については相当論議をされてきております。そして論議するに従って、だんだん疑問が深くなってきておることは事実です。そういう疑問がだんだん深くなっていくので、与党側の方では、野党の社会党のおらぬうちに法案を可決した方がよかろうということでやられたという感じもするのであります。しかし私はそういう問題を今掘り下げて追及しようとは思っておりません。きわめて簡単な問題を一、二点だけはっきりしておきたいので、お尋ねしようと思います。  同僚各位から質問されたうちに、それぞれ相当論議をされておると思いますけれども、言葉を整理する上において、明確にしておく意味でお尋ねするの……

第24回国会 商工委員会 第24号(1956/03/28、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 関連して。松尾局長に伺うのは、これはちょっと酷なような気がします。なぜかというとこの法案が通ったあとから局長になられたので、この法案を通すときの審議の経過等について十分御存じないと思うから、そういう点から当時のことを取り上げて松尾局長にただしていくというのは、どうも少し酷なような気がする。だからこれは大臣がお見えになることが一番いいのですけれども、大臣が御病気でおいでにならぬから……。ついでながら委員長に伺っておきますが、大臣はいつごろ全快されてお見えになるか。大臣には質問をしなければならぬことがたくさんたまってきている。これはあとから委員長からお伺いいたします。  松尾局長……

第24回国会 商工委員会 第57号(1956/05/29、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 通産大臣に、今後の日本の鉄鋼政策の重要な点について何点かお伺いをしておきたい。おそらく私がお伺いすることは、大臣はみな賛成です。ただもたもたしてやらないでおる点を鞭撻するだけの意味の質問しますから、その意味で御答弁を願いたいと思います。  第一点は、銑鉄、厚板、棒鋼にしても、最近の設備の近代化と合理化によって、欧州各国とやや同じような価格になってきております。これはまことに力強く喜んでおるのであります。しかし、日本のものが安値であるから輸出がどんどん現在伸びておるというわけではありません。それは特に欧州各国が内需に不足をして、輸出に余力がないためでありまして、そういう関係で日……

第24回国会 商工委員会 第59号(1956/06/01、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 議事進行。順次同僚各位から参考人の方々に質疑があるだろうと思います。さらにまた政府委員にもそれぞれ質疑があるだろうと思います。伺いますようにこの鉱害問題は長年にわたり非常に深刻な問題であります。神田委員長もこの臨時鉱害、特別鉱害等には非常に関心を持っておられることをわれわれ敬意を表しております。ところが本国会も余すところ一日、二日しかございません。従ってこの余日のない国会においてこの重大な問題をわれわれが検討して、さらにどのように扱うかをきめることはもちろんできません。同時に特別鉱害、これも本年度をもって一応終ることになるのであります。さらにまたこの特別鉱害の卒業がなお残るも……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 商工委員会 第9号(1957/03/05、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 昨年の夏でございまましたか本商工委員から、代表者が国政調査の使命を持って鉱害地等を視察にそれぞれ出かけました。九州福岡の最もひどい地区を視察しまして、その結果の報告書というか、それをまとめまして、本委員会の院議として議決をいたしました。その項目が六項目になって、それを当局に要請をしております。それについて通産省側では、家屋の問題と特鉱法の一年延長問題とは取り上げられておるようでありますが、あとその他重要な院議決定になっておるものが具体的に取り上げられておらぬようでありますか、院議尊重の上から、これらの問題をどのようにお考えになって処理されようとしておるか、こういう点を先にまず……

第26回国会 地方行政委員会 第35号(1957/08/02、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 緊急の問題を二、三一点きわめて簡単にお尋ねしたいと思います。  先月の七月の初めですが、佐賀県下の伊万里市内に大きな地すべりが起っております。この被害は和光深刻なもので死者も七名も出しておるということです。従って現地の方からそれぞれ自治庁なり建設省なり農林省等に報告書が来ていると思います。それに基いてどういうような応急の救助の処置、あるいは今後の対策等について御田を進められつつあるか、その報告とあわせて、その救助と復興の進行状態について御説明願いたい。
【次の発言】 どうもただいまの答弁は、全く何というか、現地を知らないで係百が答弁なされているのだから、非常にとんまな答弁をさ……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 商工委員会 第2号(1957/11/08、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 まず最初にお尋ねいたしたいのは、日本の鉄鋼業生産は、非常に過剰になりまして、在庫品が多いので、業界はそれに非常に苦しんでおるという現状です。しかるに、外国からの鉄鋼輸入を相当積極的に政府はやっております。本年度は、鉄鋼の輸入に輸入関税を免除して、輸入促進をはかってきております。そこで、輸入鉄鋼品の品種別とその数量、日本鉄鋼との価格の差、これを一つお示し願いたい。それから、輸入鉄鋼に、何ゆえに免税措置という特別な待遇を与えているのか、その理由がわかりません。そういう点を一つ明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 説明中ですが、時間の都合もありますから、先ほど私が要求しました外国……

第27回国会 商工委員会 第6号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 大へん時間がおそくなりましたので、委員長並びに大臣、政府委員の方々に御迷惑と思いますが、会期は明日で終りまするし、なお休会中、または来るべき通常国会等の関係におきまして、それぞれお考えなり、あるいはお取り扱いを受けなければならぬ重要なことであると思いますので、三、四点について質問申し上げておきたいと思うのでございます。なお、私が御質問申すのについては、大臣初め政府委員においては、それぞれ明確にお答えになるのに、立場上いろいろ困られることなどもあろうと思いますから、なるべくそういう点は避けまして、大臣にその内容を知っていただいてお考え願うというようなことで、申し上げていこうと思……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 商工委員会 第26号(1958/04/03、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 今、議題にされております石炭鉱業合理化臨時措置法の一部改正等の問題について、若干質問をいたしたいと存じます。  まず最初に、さきの石炭鉱業合理化法制定の目的は、御存じのように、非能率炭鉱を買いつぶし、いわば不況対策として、この法律は制定されたのであります。従って、買い取りも、すでに三百万トン以上という、予定以上の成果をあげておるようであります。ところが、このたび提案されております同法の一部改正法案は、新たな炭田の開発をする、いわば、増産対策として提案されたものだと思うのであります。それならば、なぜ石炭の計画開発、増産対策として、単独法としてこれをお出しにならないのかということ……

第28回国会 予算委員会 第17号(1958/03/25、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 まず本日の私の質問はほとんど総理大臣にお伺いをしようと思っております。それは最近の外交問題の若干についてであります。  岸首相は、本国会が開かれて以来、多くの同僚各位から外交、防衛問題について質問、追及を受けますと、国連主義によってやります、こういうことを二口目には必ず言って、そこに逃げ込もうとしております。国連憲章は御存じのように、軍備を縮小して世界の平和を達成しよう、これが精神であることは論ずる余地がありません。しかるに日本がその反対に、事実上再軍備を着々と増強しつつあることは、これは岸総理も十分御存じである。この状態は、国連主義とおっしゃるあなたの考え方と全く相反し、矛……


伊藤卯四郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会及び総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会連合会 第1号(1955/06/25、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)小委員 今加藤君や齋藤君、八木君からもこの扱い方の結論的な問題についてお話が出ましたが、各党の政調会にでも持ち帰って、それぞれ各党の考え方をまとめてきて調整するというようなものが、何か委員長のところで作られてあるとすれば、そういうものを一応お出し願って、それに基いて至急各党の態度をきめて取りまとめをするということになると、早く結論が出せるのじゃないかと思うので、そういう点等も委員長に希望申し上げておきたいと思います。

第22回国会 商工委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、27期、日本社会党(右))

○伊藤(卯)委員 関連して一点だけ、御答弁が食い違えば二点も三点も伺わなければならないと思いますが、ちょうど労働大臣もお見えになっておりまして、先ほど生産性の向上、いわゆる高能率、低コストという問題について石橋通産大臣と、あわせて西田労働大臣がお答えになった点とを考えてみまして、そう大きな食い違いとは言えないけれども、どうも解釈上においていささか違っているような気がするのです。そのこまかい点は私は掘り下げようとはしませんが、ちょうど労働大臣も一緒におられるから伺うのですが、労働大臣は、炭鉱の問題についてはくろうとのくろうと、一番詳しいと私は尊敬している。そこで先ほどから御答弁をされた生産性の向……

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第1号(1955/05/26、27期、日本社会党(右))【議会役職】

○伊藤(卯)小委員長 これより会議を開きます。  総合燃料対策並びに地下資源開発に関し調査を進めます。まず政府委員より説明を求めます。岩武政府委員。
【次の発言】 これより質疑に入りますが、質疑の通告がありますので通告順にこれを許すことにいたします。長谷川四郎君。
【次の発言】 ちょっとお知らせいたしておきますが、政府委員として鉱山局長川上政府委員、石炭局長斎藤政府委員等が出席をいたしました。なおそれぞれ係の説明員も出席をいたしておりますから、必要に応じてそれぞれ答弁を求めてもらいたいと思います。
【次の発言】 それでは関連質問として神田博君。

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第2号(1955/05/28、27期、日本社会党(右))【議会役職】

○伊藤小委員長 これより会議を開きます。  通告順によりまして質疑を許すことにいたしたいと思いますが、委員外発言として齋藤憲三君から発言を求められておりますから、これを許します。齋藤憲三君。
【次の発言】 承知いたしました。ただいま齋藤君から委員長への御注文は、なお商工委員会にもそういう論議のあった点を含んで報告をし、なお地質調査所を近くわれわれで視察をする日程を作ってお知らせするようにしたいと思います。
【次の発言】 ただいま齋藤君から、三井化学から外遊された専門家を本委員会に呼んで、参考人として話を聞きたいという申し出がありますから、これは適当な機会にお呼びすることにいたしたいと思います。

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第3号(1955/06/09、27期、日本社会党(右))【議会役職】

○伊藤小委員長 これより会議を開きます。  本日は、総合燃料対策について、参考人各位より御意見を伺うことにいたします。  参考人各位には、御多用のところ本委員会に御出席を下さいまして、厚くお礼を申し上げます。さきに政府におきましては総合燃料対策に関し閣議決定を行い、当委員会におきましても先般来種々調査検討を加えているのでありますが、この際参考人各位よりそれぞれのお立場からこれに関する忌憚のない御意見を承わり、本問題調査の参考にいたしたいと存じます。  本日の参考人として御出席をいただきましたのは、日本瓦斯協会会長本田弘敏君、日本化学工業協会副会長池田亀三郎君でございます。  それでは本田参考人……

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第4号(1955/06/17、27期、日本社会党(右))【議会役職】

○伊藤小委員長 これより会議を開きます。  本小委員会は、さきに石油資源開発の重要性にかんがみ、立法化の必要ありと認め、法案起草のため委員を選任し、起草に当っていただいたのでありますが、このほど一応の案がまとめられましたので、起草委員より小委員長のもとに提出をされてございます。この扱い方につきましては、懇談をもって一つ一応御相談をいたしたいと思います。速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。小笠公韶君より、起草経緯に至る報告を求めます。
【次の発言】 政府側から、この法案に対しての事業計画並びに資金計画、そういうものをちょっと用意をしておるとのことでございますから、ついでにその……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 建設委員会商工委員会連合審査会 第2号(1956/02/29、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)委員 議事進行について。佐々木君の質問はまだ相当あろうと思いますし、ほかの委員各位からも質問が相当あろうかと思いますけれども、昨日から今日にかけての質疑応答を伺っておりますと、政府側の答弁が統一されておりません。しどろもどろといってよいという感じがいたします。たとえば昨日から鈴木委員がだんだんと追及していきますと、東北六県の知事の意見を聞いた上でというようなことで、しばしばそこへ答弁を逃げております。それほど東北六県の知事の意見が重要であるとするならば、なぜこの法案提出前に知事からの意見を聞いて確信をもって法案をお出しにならないのか、こういう点においてもはなはだ疎漏であります。さら……

第24回国会 商工委員会重化学工業に関する小委員会 第2号(1956/02/25、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)小委員 先ほど倉田さんから非常に熱心に述べられまして、この日本の科学技術、そういうものは国際水準にある、従って決して負けていないから競争にも十分たえられると思うが、その材料に関するもののあるいは品質か、あるいは量か、あるいはそういう価格かというようなものに十分備えることができないから、そういうところでうまくいかないんだ、こういうように伺ったのですが、それは日本の製作機械を、作るいろいろな鉄材というか、そういう材料が外国品に劣っておるというのか、あるいは量が計画的に要求されてもこれが手に入らないというのか、あるいはそれらのものが外国ものと比較して価格が高いという点で思う計画の競争がや……

第24回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第4号(1956/09/03、27期、日本社会党)

○伊藤(卯)小委員 商工委員会を開くということはなかなかそう早急にもできないのじゃないかという気もするのですが、国政調査の報告、並びにきよう小笠小委長から出されたこの案というものは、おそらく商工委員会が開かれた場合には全会一致で承認されるものと私は信じております。従って商工委員会が開かれなくとも、本日この小委員会によってこれが議決をされれば、直ちにこれを政府側に送付されて、石炭局長を中心にして、この要綱に基いて――かなり広範なものだと思いますし、また臨時石炭鉱害復旧法の根本的な改正なのだと思いますから、一つこの改正については十分腹を据えてその任に当ってもらいたいと思うのです。おそらくこの案を作……



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データ更新日:2023/02/05

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