綱島正興 衆議院議員
26期国会発言一覧

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綱島正興[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは綱島正興衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

綱島正興[衆]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第38号(1953/08/07、26期、自由党)

○綱島正興君 ただいま議題となりました昭和二十八年六月及び七月の大水害による災害地域内のたい積土砂の排除に関する特別措置法案につきまして、水害地緊急対策特別委員会における審議の経過並びに結果について簡単に御報告申し上げます。  本案は、御承知の通り、今次大水害により、個々の地域におきまして、河川の決壊、地すべり及び土砂の崩壊等により、異常に多量の土砂が市街地、農地等に流入して堆積し、その排除につきましては日夜努力が重ねられているのでありますが、地方当局の財政力及び各個人の資力にはおのずから限度があり、作業はきわめて遅々として進捗しない状況でありますので、これら堆積土砂の排除事業をすみやかに遂行……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 衆議院本会議 第2号(1953/10/30、26期、自由党)

○綱島正興君 私は、自由党を代表いたしまして昨日の大蔵大臣の補正予算に関する演説に対し、大蔵大臣に対しましては、第一、このたびの補正予算編成の基礎理念の問題、第二は、二号台風、西日本水害、南近畿大水害、十三号台風その他の水害に関する予算三百億円、冷害予算七十億円、農業共済予算百三十億円の予算編成がはたして妥当なりやの問題、第三には、現地における復旧工事に支障なからしむるためには、現地においての工事の進捗の結果資金に不足を来したるときは、これに対する処置を講ずる意思ありやの問題、この三点をお尋ねいたします。なお農林大臣に対しましては、農地・農業施設復旧に関する問題、罹災農林漁業者に対する経営資金……

綱島正興[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

綱島正興[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 経済安定委員会 第5号(1953/06/29、26期、自由党)

○綱島正興君 ただいま議題になりました、綱島正興外七十名の提案にかかる離島振興法案提案の理由を御説明申し上げます。  祖国日本は、敗戦によつて国土の四五%を失い、わずかに本州、四国、九州、北海道と、これらを含む二千三百有余の島々に限定せらるるに至つたのであります。この狭隘なる領域の上に、しかも八千有余万の厖大なる人口を擁して、わが国の政治的独立と経済的自立を達成するためには、貿易の振興をはかるとともに、国土の津々浦々に至るまで、あまねく開発の方途を講ずることが、最も必要であることは申すまでもありません。  日本の本土より隔絶した外海の離島は、幾多の海陸資源を蔵しながらも、自然的、社会的諸条件の……

第16回国会 経済安定委員会 第6号(1953/06/30、26期、自由党)

○綱島正興君 ただいまお尋ねにあずかりました離島の意義からお答えを申し上げます。本法で離島と考えておりますものは、一条にございます通り、本土より隔絶したる島ということでありますが、本土とはもちろん北海道、本州、四国、九州をさしております。この隔絶したるというのは相当距離を持つという意味でありますが、これは単なる距離だけのことではなく、交通上の不便がございましたり、地理的、社会的に考えてみて文化的にも隔絶しておると考えられる地域をさしておるのでありまして、大体の目安としては外海に所在するというような意味を含んでおることを御了承賜わればよかろうと存じております。  それから国土開発法との関係、審議……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第1号(1953/06/30、26期、自由党)

○綱島委員 委員長の互選は、投票を省いて、村上勇君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 理事は、その数を七人といたしまして、委員長において御指名あらんことを望みます。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/07/03、26期、自由党)

○綱島委員 先般農林委員会で、さぞかし住宅問題が問題になるだろうと思うから、早く林野庁長官は、それぞれ国有林を払い下げて、民家の復旧その他公共施設の復旧及び坑木流失に対する補給等についての一日も早きお手当を願いたいという希望をいたしましたところ、大体そのつもりですでにやつているということでありました。それから、そのときに、かようなときは業者が特別なもうけをしようというようなことを企てられるので、業者の手を経ないでなるべく直接需要者に渡してもらうような、そういう考え方で処してもらいたいという意見を述べましたところ、各公共団体等の申出があれば、おのおのそれらによつて処置るつもりであるというような話……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/07/04、26期、自由党)

○綱島委員 ただいま罹災地で郵便が杜絶いたしておる所がございますか。
【次の発言】 郵便電信の復旧方針はどういうふうにな、つておりますか。
【次の発言】 ただいまのことに関連して少し伺いたいと思いますが、下関の方は、御承知の通り、よその水があまり流れて来ないように、高架線みたいになつておりますが、門司の方もああいうものをつくつて、相当の水は全部わきに流れるようにしておけばいいと思うのですが、あの地形はそういうふうにできませんか、どうなんでしようか。  それからいま一つ、それはこのことじやないことで伺いたいことは、開通見込みです。図面の中に、たとえば関門トンネルの七・一五というのは七月十五日でし……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/06、26期、自由党)

○綱島委員 はなはだ恐れ入りますが、ごらんになつたところ、その他のところを総合なさつて、最もひどい地区はこういうところ、この辺までひどかつたというようなことで、福岡、大分県はわかりましたが、佐賀県はどうですか。
【次の発言】 長崎はどうてすか。
【次の発言】 ただいまの御説明の外のようですが、農業災害という費目の中に入るだろうと存じますが、実は御承知の通り、農業共済が前後二回にわたつて相当額に上ると存じております。ところが、規定によりますと、九割以上の被害でなければ概算払いができないようになつておりますし、これは中は概算払いに妥当する行為をやつていただかねば――たいへん時間がかかつてからやつて……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第6号(1953/07/08、26期、自由党)

○綱島委員 ただいままことに適切な御処置をいただいて、罹災の人もたいへん安心をし慰められたであろうと思うのでありますけれども、なお特に中央本部長に意見を申し上げたり、またわからぬところをお答えを願つたりいたしたいと思います。ただいまの御報告の最初に、このたびの災害は大正十二年の関東大震災に次ぐ大災害であるという御説明がありましたが、短時間に人命が非常に失われたという点、あるいは繁華な地点でございまするがために、商品が非常に失われたという点からは、なるほど十二年の大震災は非常な災害ではございましたけれども、今度の災害は耕地が失われたり、そのほかいろいろな公共企業が損壊を受けましたりいたしておる点……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/10、26期、自由党)

○綱島委員 実はこのたび大野国務相がおいでくださいましたことについて、ほんとうにお礼を申し上げます。特に長崎県の今福なんかというところは非常な端でございますのに、そこまでわざわざおいでくださつたということで、いかに国務相が全部にわたつて御留意くださつたかということを、つくづく感謝いたしておる次第であります。つきまして、まずお伺いをいたしておきたいと思いますことは、この前の大震災のときに、復興事業の中心になる復興院というものができまして、継続的に特別処置をいたして、法規の取扱い等も特別取扱いによつて、総合計画によつて復興事業というものが進められたようでありますが、ただいま臨時対策本部をお持ちにな……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/14、26期、自由党)

○綱島委員 ただいま大体の構想は伺いましたが、普通の平常の年を基準にしてつくられた二十八年度予算では、たといいかようにやり繰りしましようとも、私は今度の災害に対応することは困難だと思う。そこで、長官としては、平衡交付金の特別災害地に対する割増しであるとか、あるいは地方税の減税であるとか、あるいは公共事業、単独事業、いろいろなものに対する起債でございますとか、こういうようなものについてそれぞれ特別な御処置を願わなければならぬと思うのでありますが、それはただいま審議中の予算にはとうてい盛り込めない。従つて、あとで補正の手続をなさる御意思がただいまのところございますか。その辺をまずお伺いしたい。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第10号(1953/07/15、26期、自由党)

○綱島委員 このたびの災害は、六月上旬の災害及び七月の災害を合せまして、ほとんど空前と言えるほどの災害と相なつたのでありまして、これについては特殊なる御処置を願わなければならぬと存じておりますが、農林大臣においては大体どういうような構想で御処置をするつもりでありますか、ごく簡単に構想をお述べ願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま緊急対策のうちの食糧対策、苗しろ補整及びその他の植付に関する臨時措置のことは大体承りましたが、ただいま承つたうちに、流失町歩大体二万町歩のうち、七、八千町歩まで今年の作付が困難じやないか。なお三、四千町歩は水稲から陸稲に転換することができるように思えるというような……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第11号(1953/07/16、26期、自由党)

○綱島委員 まず大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、このたびの六月上旬の風水害、引続いて下旬の降雨、それこそ何十年ぶりの大降雨がございまして、ある部分についてはこれが二重に相なつておりますために、被害は一層著しく相なつたのでありますが、これについては特にただいま予算審議の進行中でもございますし、途中においてこれに対する修正等を申し立つることはいかがと存じて、当委員会においても、皆さんその点は差控えられておるわけであります。大体、このたびの災害に対しては、国費処置を伴わなければならぬと存ずるのでありますが、それに対する財政的御処置の主要な荒筋を承りたいと存じます。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第12号(1953/07/17、26期、自由党)

○綱島委員 今までいろいろ質問がありましたが、山くずれのことについては少しも触れていないようでありますから、お伺いします。門司あたりで非常にたくさんの山くずれをしたそうでありますが、あの辺に対しては、これは河川局長からでも官房長からでも、どちらからでもよろしゆうございますが、どういうふうなお考えでございますか。
【次の発言】 佐賀県と長崎県にわたります二級国道が全面的にくずれております。これは鉄道その他耕地等全部でございます。山くずれでございますから、公共施設だけにくずれては参りませんので、全面的にくずれてはおりますが、ただいま私のところに佐賀県東山代、それから、長崎県今福との境目においては、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第14号(1953/07/20、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長代理 これより会議を開きます。  水害地対策に関する件について議事を進めます。質疑の通告がありますから順次これを許します。平井義一君。
【次の発言】 答弁ありますか。――答弁なし。大久保委員。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第15号(1953/07/21、26期、自由党)

○綱島委員 農林省の官房長にご所見をお尋ねいたします。このたびの西日本の大風水害におきまして、特に取急いで御処置を願わなければならぬものは、さきに六月上旬に起りましたいわゆる二号台風の被害であります。これに対して主として御所見を伺いたいと存ずるわけであります。第一点は、営農資金その他に対する利子補給の問題であり、第二点は、災害復旧に関する問題でございます。あらましの御説明を願います。
【次の発言】 実は第二号台風の被害総額に対する御認定がまず基礎になるわけでございましようが、大体幾らに御認定になつておりますか。この点につきましては、実は府県から参りましたものは三百四、五十億に及んでおると存じて……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第16号(1953/07/22、26期、自由党)

○綱島委員 農林対策小委員会はしばしばこれを開きまして、二号台風に対する小委員会の決定をそのまま農林対策小委員会においても承認することに態度をきめましたのが、まず第一の事実でございます。次に、二号台風時における水産被害、この部分につきましては、西日本の水害と並行的に同時に審議して行こうという態度をきめましたことが第二でございます。大体ただいま二号台風以外の農村災害、農産物災害、水産災害等につきましては、二号台風で大体において尽されておりますけれども、その農業施設及び水産施設、林野施設等の処置に至りましては、二号台風に関しては何らその解決を見ておりませんので、この大水害とあわせてこれもまた審議い……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/23、26期、自由党)

○綱島委員 昨日、二号台風の件だけを切り離して大蔵大臣あるいは副総理にこれをただしましたところ、本委員会が予定しておつたより実はよほど距離が遠いようでございまして、特に予算の折衝等においてただいままで努めて来られたであろうと予想される農林大臣の御答弁を煩わすほかなく相なりましたので、実はかいつまんでその線の部分を農林大臣にお尋ねいたします。  その前に一応ごあいさつを申し上げておきますことは、二号台風に対する災害の善後措置といたしましては、六党合同の協議会を持ちまして、農業施設を合せて四十億に余る要求をいたすことに相なつておつたのであります。ところがその前に、凍霜害に対する処置が大体熟しており……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第20号(1953/07/28、26期、自由党)

○綱島委員 実は第二号の台風等の水害による稲、麦、菜種等の農作物災害に対する対策といたしまして、予算措置について大蔵当局及び農林当局にお尋ねをいたしたいと存ずるわけであります。この予算措置は総額七億五千万円ということに、小委員会においても、本委員会においても決定をいたしておつたのでございますが、政府においてはそれを御承認になり、それに沿うような予算措置ができましたかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 実は、この委員会で強く要望されておりました菜種本圃に対する肥料補給一億七千万円余に関する予算が、一部本圃の育苗費のうちに多少は操入れられたようでございますが、その大部分は削除されたと見なけれ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第21号(1953/07/30、26期、自由党)

○綱島委員 農林小委員会におきまして、しばしば会合を重ね、たびたび成案を練りまして、その上で参議院とも打合会をいたし、結局大体農林小委員会の案は、衆議院に参議院は同調するということのお約束のもとに進めて参つたのであります。そういたしまして得ました成案が、ただいまお手元に配つております昭和二十八年六月及び七月の水書による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する特別措置法という案でございますが、本案のうち九ページの終りから五行目の十三及び十ページの十四は削除いたすことに相なつたわけであります。但し、この両条項につきましては、農業共済に関することでございますので、対象がたとい建物でございましようと……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第22号(1953/07/31、26期、自由党)

○綱島委員 前回一度御報告申し上げましたが、その後重ねて小委員会を開きまして、前回の報告を修正いたしました等の事項がございますし、なお明らかにいたすための事柄等もございますので、付言を申し上げておきたいと存じます。  実はお手元に配付してあります昭和二十八年六月及び七月の水害による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する特別措置法案、その案文の第三条の十三号、十四号というものは、前回においては削除と相なつておつたのでございますが、重ねて小委員会を開きました結果、諸般の事情にかんがみまして、これを削除しないことにとりきめましたので、さよう御了承を賜わりたいと思います。(拍手)  なお、同法案の……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/04、26期、自由党)

○綱島委員 建設省の政府委員の方にお尋ねいたします。長崎県の北松の今福の地すべり、これについては、かつて官房長から、至急に取調べて計画を立てるという御返答を得ておつたのでありますが、建設省の方では、まだそれに対して計画はございませんか。
【次の発言】 いや、おわかりにならなければよいのです。
【次の発言】 参議院の提出者にお尋ねをいたします。先ほどの御説明のうちに、この土砂排除の大体予定される地域のうちに、熊本県、和歌山県をおあげになりましたが、実は長崎県の北松の地すべりというものは、地域は狭いですが、一番大きいのであります。これなんかについては、御考慮の外にあるのでしようか。ちよつと意外に思……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第24号(1953/08/06、26期、自由党)

○綱島委員 もはや小委員会もたびを重ねてやりましたし、ことにはたくさんの災害救助に関する立法をいたし、衆議院をすでに通過したものだけでも、十五、六に及んでおるのでありますが、大体本委員会で決定いたしました法案及び参議院で決定されております法案等によつて、このたびの災害に対する大よその予算が大体判明いたしておるはずでありますから、この委員会において明日までに資料を得たいと存じますので、各省ことごとく、関係予算の精密なものでなくても、大体の見通しのものでよろしゆうございますから、その旨のものを各省が提出いたしますように、委員長からおとりはからいを願い、その上明日は各省からなるべくならば官房長が出ら……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/07、26期、自由党)

○綱島委員 ちよつとお尋ねをいたしますが、この表の被害総額の四百六十三億という数字は、府県の報告書に基くものでありますか、あるいは統計調査事務所の報告に基くものでありますか、それとも農林省で大体それを中和してお考えになつた報告でありますかということと、それから、この中に北海道は入つていないわけですが、これは希望でありますが、なるべく早く、この委員会に北海道のことも重ねて委託になりましたので、この数字をそろえて御報告を願いたい。それから代作面積でありますが、代作費用がこの前大体三千万円くらいと打合せをしたように伺つておりますが、この面積をどれくらいとられておりますか。それから、病虫害動力噴霧器等……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/09/08、26期、自由党)

○綱島委員 緒方国務大臣にお尋ねをいたします。ただいままでいろいろ調査をして参りましたし、本委員会でもいろいろな審議を重ねて参つたのでありますが、もはやすでに予算処置にかかり、地域指定にかかつて、一日も早く復旧の実施をこいねがつておられる災害地の皆さんにこたえなくちやならぬ特別の義務を政府においても感じておられましようし、委員会の委員といたしましても、この点については非常に深い関心を持つておるわけであります。つきましては、政府においては、まず本件の予算処置は、こちらで立法いたしておりますから、大体の見通しというか、およそ見当がおつきになりましたでございましようか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第30号(1953/09/10、26期、自由党)

○綱島委員 緒方副総理の出席の時間に制限がございますので、この際水害地緊急対策諸法律の適用地域指定基準に関する本委員会の決議を先にしていただくことを希望いたします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第32号(1953/09/12、26期、自由党)

○綱島委員 緒方副総理兼臨時大蔵大臣、特に災害対策の総合本部長としての地位で絶えず御努力いただきまして、まことにありがたいことに存じておるのでありますが、実は本委員会におきましても、本日で一応の審議を打切りまして、さらに、あとに残ります政令のこと、つなぎ融資のこと、それらについての御所見を伺いまして、大体の態度をきめたいと思つておるのでありますから、特にお願いを申し上げましてお尋ねを申し上げるわけであります。  実は、昨日お目にかけましたような政令基準というものを本委員会においてはつくつたのでありましたが、多少法律の適用については不十分な点も気つかないわけではございません。しかし委員会の意思と……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第33号(1953/10/05、26期、自由党)

○綱島委員 大蔵大臣に主としてお尋ねをいたしますが、このことはひとり大蔵大臣だけではありません。対策本部長その他の各部署を担任しておられます各大臣も含めてお聞取り願いたいと思います。  特に大蔵大臣にまずお尋ねをいたさなければならぬことは、本委員会はもろもろの立法をいたしております。この立法の措置の目的を完全に達するために、これを具体化することを政令に一部委託をいたしております。すでにこの政令、立法すべての本旨等はもはや御承知のはずと存ずるのでございますが、まず、大蔵大臣は、この立法について十分なる御注意をなされ、しかもこれに予算措置をなされる御意思ありやいかん。これを伺います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第34号(1953/10/06、26期、自由党)

○綱島委員 副総理はどうしました。
【次の発言】 なるべく副総理がおいでになつてからがよろしいのですけれども、当面には大蔵大臣に主として関係ある事柄になつて参りますので、質問をいたします。  実は、はなはだ遺憾に思つておりますことは、新憲法ができましたにかかわらず、従来の旧憲法通りの奪え方で内閣が国会に臨んでおられる、国会もややもすれはそれに近い態度である、こう考えられますことのうちに、最も重大なことは立法権の問題であります。御承知の通り、憲法第四十一条には、国会が唯一の立法機関であると明記してあるのでございますし、立法行為というものは立案、成案、提案、審議の四つからなつておる。立法というもの……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第39号(1953/10/15、26期、自由党)

○綱島委員 対策本部長に、お尋ねの意味と、適用地指定基準に関する本委員会の意向をもとといたしまして、申入れをいたすことにいたします。  過般本委員会が政令指定基準を決定いたしまして、そうしてその旨を政府に申し入れてあつたのでありますが、その後政府委員より説明いたされましたる内容は、本委員会の満足するところでありませんので、ただいま本委員会の意向に基きまして、最小限必ず政府が厳守していただかなければならぬと思う事項として、左のごとく申入れをいたします。右の申入れは、立法の趣旨に基くものとして御尊重を願わねばならぬ事項でありますので、以下左のごとく条項わけにして申入れをいたします。    適用地指……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第40号(1953/10/17、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長代理 これより会議を開きます  本日は、水害地対策諸法律の施行に関する問題につきまして、散会後、懇談の形で御協議を願うことといたします。  次会の開会日時は公報をもつてお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後二時二十六分散会

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第41号(1953/10/28、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長代理 これより開会をたします。  村上委員長は都合によりまして出席が遅れるとのことでありますので、それまでの間私が委員長の職を行うことにいたします。  この際理事辞任の件についてお諮りをいたします。理事世耕弘一君より理事を辞任いたしたいとの申出がありますが、これを許可することに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて許可することに決しました。  引き続き理事の補欠選挙の件についてお諮りをいたします。ただいま許可することに決しました理事辞任、及び本日までの委員の異動に伴いまして、現在理事が五名欠員と相なつておりますので、ただいまよりその補欠選挙を行いたいと……

第16回国会 農林委員会 第2号(1953/05/27、26期、自由党)

○綱島委員 これは前の農林委員会のときの委員長が大体御決定を願つておつたようでありますが、長崎県の地すべりであります。これは非常にひどい状態であります。数箇町村にわたつて地すべりがございまして、はなはだしきは大きな山が二つに割れておるような状況でございまして、そのために、他の運転関係、建設関係等は割合に早く復興ができておりますが、農林関係は非常に遅れておりまして、地元が耕作等にも非常に困つております。前のときに解散がなかつたら御調査を願うような順序になつておつたのであります。これもあわせてひとつおとりはからいを願つておきます。一定の数の委員をもつて御調査を願いたいと思います。これも実は非常に時……

第16回国会 農林委員会 第5号(1953/06/18、26期、自由党)

○綱島委員 小言を言い過ぎるようにお思いになるかもしれませんが、もう少し慎重にせられていただきたいと思いますことは、たとえば雨量なんというものはちやんと出て参るもので、少しも調査にひまがいるわけはないのであります。農林省から御発表になりましたものは、福岡県が四百ミリを越えたというだけの何で、あとは二百ミリ、三百何十ミリというようになつておるのでありますが、私は長崎県で、ちようど電報をいただいて、すぐ帰つて来たのでありますが、私がおりますうちに一日で二百八十ミリ降つた地方もある。長崎県などは大体五百ミリを越えた部分が大分ございます。長崎県知事からの上申書にも、県南が四百ミリ、県北は五百三十ミリに……

第16回国会 農林委員会 第6号(1953/06/19、26期、自由党)

○綱島委員 ただいま足鹿委員から動議が提出になりましたが、動議の文面そのものにはわが党でもさほどの異議はないようでございます。ただもしもこれが実現することについて多少差ができたりしたときは、当局が格別な決意をされなくてはならないようなことを委員会は前提としているのだとか、あるいはこの決議文のほかに意味が含まつた意味の動議でございますと賛成いたしかねますので、動議はこの文章の上だけで私どもは賛成したいと思つております。

第16回国会 農林委員会 第7号(1953/06/20、26期、自由党)

○綱島委員 陳情に来ている人方はもう三日にわたつて参つておりますので、お尋ねしたいことがたくさんありますが、ただ一項だけ伺いたいと思います。  第八項の麦の貸下げの範囲でありますが、農家で一番困りますのは種子と飯麦でございます。これがなくなつてほんとうに困つております。特に大切なことは、調味料を農家はつくりますのに、梅雨が寝かせどきであるが、これも持たない。こういう点についてのお運び方、それからどの程度まで貸下げをするように食糧庁の方とお話合いができておりますか、その点をちよつと伺つておきたい。
【次の発言】 副食のみそ、しようゆうの問題、これはぜひ入れておいていただかないと、それを買うという……

第16回国会 農林委員会 第13号(1953/07/02、26期、自由党)

○綱島委員 林野庁長官にちよつとお尋ねしておきますが、今度の九州の災害で、家が大分流されたり、ひどいものであります。著しいのは坑木も流されておる。これは非常にひどい。これらについてそれぞれ国有林の払下げ等の御処置をお考えくださいますかどうか。それから払下げのときに業者が、この際というので跳梁するようなことのないように、実際に困つている者に渡すような御注意を払つてお払い下げくださるようなお考えがあるかどうか。

第16回国会 農林委員会 第16号(1953/07/10、26期、自由党)

○綱島委員 ただいまの米の買付けの問題でありますが、実質上の質問をする前に、ちよつと伺つてみたいと思いますが、今月の七日に参議院で、新聞の伝えるところでありますから、ほんとうかどうかわかりませんが、念のために伺つておきますが、大体今年の米の輸入見込量が九十万トンで、大体トン当り二百十三ドル見込みであると御発表になつております。それから大麦が六十二万トンで九十三ドル、小麦が百五十三万ドンで九十ドル、こういう見込みを立てておるという御発表があつたのでありますが、この数字は大体間違いございませんか。
【次の発言】 大体米の輸入先の予定として、タイ三十万トン、ビルマ十五万トン、アメリカ二十万トン、その……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第1号(1953/10/30、26期、自由党)

○綱島委員 静岡、愛知、三重視察班の委員の調査報告を申し上げます。委員は橋本清吉君、加藤清二君、田中幾三郎君、濱地文平君と私でございました。  静岡、愛知、三重、三県における十三号台風の被害状況につきまして、派遣委員を代表して私から御報告申し上げます。  十三号台風被害地域の調査は、十六回国会において成立を見ました二十四の水害地対策諸法律の適用の関係、及び今回の台風被害の特殊事情に対する対策の関係、並びにこれに伴う予算的措置の関係から、ぜひ一度現地視察の必要ありとして、さきに本委員会において正式に委員派遣の決定を見たものでありますが、われわれ一行は、十月十九日より六日間にわたり、静岡、愛知、三……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/11/03、26期、自由党)

○綱島委員 農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案を申し上げます。
【次の発言】 私個人の意見はなるべく差控えますけれども、この農地災害復旧に関する特別措置に関する立法をいたしますときに、農舎、畜舎は開拓地に限定すべきであるという意味で、大体その通りに一応きまつたのでありますが、どういう都合でしたか、この法案の下刷りのときにそれが入つて参つた。これは間違いであるということで訂正をして法律化したわけでございましたが、依然としてさような意見を私は持つておりました。ところが、委員の皆様の御決議で、これはあらためて何らかの機会に修正すべきである……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/11/07、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長代理 しばらく休憩いたします。     午前十一時五十五分休憩
【次の発言】 私がお尋ねをいたしたいと思つておりましたことは、先ほど山口委員から大体お尋ねをいただきましたので、大部分は済んだようでございますが、一点だけお尋ねをいたしておきたいことは、農林漁業に対しまする西日本水害に対して経営資金その他で大体百億を予定してあり、その後十三号台風が百億で、大体二百億を予定しておつたのでありますが、実は当局も御承知の通り、冷害地域に対して百五十億というものが予定されておりまして、ちようどその含みの上に予算がつくられまして、予算が可決後に、農林委員会でこの百五十億が二百二十億と、資金量が修……

第17回国会 農林委員会 第9号(1953/11/24、26期、自由党)

○綱島委員 関連してちよつと一、二点お伺いしたい。今のなわ延びの点ですが、私はなわ延びというものがどうしてあつたかということがどうしてもふに落ちないのです。例の長束正家が地検をしたときに、一反歩三百六十歩を三百歩に改めた。これは歴史上はつきりしておる。そこで長束正家が天正の地検をしたときに正量をしなかつた地域が幾分なわ延びがあるだろうと思われる点もある。ところがなわ入れ帳を明治六年につくりましたときに大体直つていそうだと思えるのですが、今でもなわ延びが非常にあるといい、ことに私が関係した部分では、長崎県では三万町歩で約四千町歩、大体一割のなわ延びがある。これがぼくにはどうしても解せないのですが……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1953/12/02、26期、自由党)

○綱島委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条によりまして、委員長が選任されるまで委員長の職務を行います。  ただいまより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの石村君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ありませんと認めます。よつて森三樹一君は委員長に選任いたされました。  本席を森委員長にお譲りすることといたします。

第18回国会 農林委員会 第1号(1953/12/01、26期、自由党)

○綱島委員 ただいま井谷さんが質問されたので、御趣旨は大体わかりましたが、昨年の取扱いと今年の取扱いとが、受渡し方法及び価格支持の関係が違つておるようでありますが、その違いはどういうところから出て参りますか。昨年は指定倉庫渡しではなかつたものが、ことしはそれになつている。すなわち船乗り渡し、汽車渡しのものが、ごとしは指定倉庫渡しということになつている。同じ理論であるなら同じものでなければならぬだろうと思うのですが、その点をひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 昨年は現実には汽車乗りもしくは船乗り渡しで調整価格として決定されたもので、現実の事実として昨年は船乗り、汽車乗りで計算をされたのは間……

第18回国会 農林委員会 第3号(1953/12/08、26期、自由党)

○綱島委員 先ほどから特許権の内容が少しもわからないのですが、これは特許された内容は既成のものに対してですか、新たにプロダクトされたものに対してですか。その方法ですか、何でございますか。
【次の発言】 農林省から昭和二十九年三月三十一日までに特許権の侵害に対して三千七百五十万円を松浦特許権者に特許料として支払う。そのうちで千二百五十万円は実施権の損失補償額として計上されておると聞いておりますが、さような事実がありますか。
【次の発言】 実施権の損失補償の千二百五十万円はいかがでございますか。
【次の発言】 昭和二十九年三月三十一日までに、政府があなたの実施権の損失補償として千二百五十万円支払う……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 経済安定委員会 第18号(1954/04/16、26期、自由党)

○綱島正興君 それでは簡単に離島振興法の一部を改正する法律案につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本土より隔絶せる離島の振興に関しましては、その後進性を除去するために第十六回国会において離島振興法が制定され、離島振興事業が進められております。この離島振興事業のうちでも、離島の性格上港湾の開発、整備ということが、最も急を要し、かつ重要な問題とならざるを得ないのであります。  港湾の開発及び整備のための工事は、きわめて高度の技術と豊富な機械力とを必要といたします関係上、国が工事を行う必要のある場合が多いのでありますが、このことは離島において特に著しいと申すことができるのでございます。  し……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1953/12/10、26期、自由党)

○綱島委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条によりまして、委員長が選任されますまで委員長の職務を行います。  ただいまより委員長の互選を行いまま。
【次の発言】 島上君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて森三樹二君が委員長に当選されました。  本属を委員長にお譲りいたします。

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1954/03/09、26期、自由党)

○綱島委員 ただいまお読み上げになつておるのを見ると、個人というのは抜けておりますが、個人についてはどういう御趣旨ですか。
【次の発言】 出す方です。
【次の発言】 請負師などは個人がありはしませんか。

第19回国会 農林委員会 第3号(1953/12/12、26期、自由党)

○綱島委員 私こういう問題で困つているのであります。それは私のところの田に三本電柱があります。ところが電線も何も引いてない。針金はとつてよその方へ引いてありますが、これをこぎ倒したりすると、何か刑法に触れるかもしれぬというので、依然として立ててあるのですが、田の中で植えしろなどをかくときは非常に困るのです。ああいうものはこぎ倒して悪いものですか、かまわぬものですか。あなたは担当者だからおわかりだと思うけれども、どういうものですか。政治的質問じやないですよ。法律上かまわぬかどうか。こぎ倒してよければこぎ倒すが、どうだろう。
【次の発言】 これは電通省のやつでなくて、九州配電のでしよう。ところが困……

第19回国会 農林委員会 第12号(1954/02/17、26期、自由党)

○綱島委員 関連して。ただいまの御意見を伺つておりましたのですが、先ほど川俣委員からも私の名前をさされたので、ちよつと発言しておきますが、憲法の七十三条に内閣のする事項を規定しているわけです。その中の一箇条に、法律に従つて忠実にこれを適用して行くという規定がある。予算編成はなるほど内閣の専権に属するのではございますけれども、内閣はその事務をとるにあたつては、忠実に法律に従つてやらなければいかぬ。あとから法律を改正するということを前提として、法律の改正前に予算編成を法律の基準によらずしてやるということであれば、これは明らかに憲法違反です。法律の改正ができてからやるべきである。できないうちにやると……

第19回国会 農林委員会 第13号(1954/02/19、26期、自由党)

○綱島委員 ただいまの御質疑に関連して伺いたいと思います。問題は提案権という一つの独立した権利については、国会にとつても非常に重要な問題で、特に大切なことは、予算の編成権が内閣に専属することも明らかであります。そこで問題になるのは、編成権と七十三条によつて制限されておる内閣が持つておるところの職能、いわゆる法律を誠実に執行しなければならぬという義務、この関係ですが、予算の編成権が内閣にある以上、しかも法律を誠実に執行しなければならぬと義務づけられてある以上は、どうしても法律に基いて予算を編成しなければならぬ。予算の提出はおおむね年末までにこれを提出する。そこで、それらの点から考えまして、たまた……

第19回国会 農林委員会 第15号(1954/02/26、26期、自由党)

○綱島委員 これはただいまの問題とは全然別でございますけれども、非常に急がなければならぬ問題でございますから、ちよつと伺つておきたいと思います。  先ごろ奄美大島が復帰いたしまして、私あそこに参つたのですが、施設上非常にあの島民が困つていることがございますので、それに対する御処置をどうなさるおつもりか、一応伺つておきます。農林大臣よくお聞きください。  第一点、植物検査、このことが一向行き渡つておらぬようでありまして、非常に困つているようです。これはどういうように御処置くださるか。これは多分報告には来ておらぬと思いますが、私は行つて来ましたから、至急これをやつていただきたい。  第二点は病虫害……

第19回国会 農林委員会 第18号(1954/03/10、26期、自由党)

○綱島委員 ただいま議題と相なりました肥料取締法の一部を改正する法律案について、提案理由を御説明申し上げます。  現在、肥料の生産及び流通に関しましては、肥料取締法に基き、肥料の規格の公定、登録等の取締りが実施されておりますが、申すまでもなく、その取締りは、あくまで肥料の品質の保全及びその公正な取引の確保という法の目的を達成するため、必要な最小限度にとどまるべきものであり、またその取締りの態様も、肥料の生産、流通または消費の実態に応じておのずから差異があるべきであると考える次第であります。  今ここに、御審議を仰ごうとしておりまする肥料取締法の一部を改正する法律案も右の趣旨に沿うて、単位農業協……

第19回国会 農林委員会 第21号(1954/03/18、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。  砂糖の問題について、前会に引続き質疑を行います。質疑の通告がございます。これを許します。中村委員。

第19回国会 農林委員会 第22号(1954/03/19、26期、自由党)

○綱島委員 その場合に農舎、畜舎はは免税してもらわぬとやつて行けないと思いますので、その条項も一つ加えていただきたい、こういうことを申し上げて賛成いたします。

第19回国会 農林委員会 第28号(1954/04/08、26期、自由党)

○綱島委員 肥料小委員会でいろいろ審査を進めて参りまするうちに、資料の取寄せが必要が相なりましたので、委員長においてその手続をしていただきたいと存じまして、衆議院規則の五十五条に基いてお取寄せをお願いいたしたいと存じます。資料と申しますのは、各肥料会社が開銀その他に対して融資を求むるために提出いたしております書類の中の肥料生産原価を明らかにする資料であります。それを委員長においてあるいは通産省の保存されるものなりもしくは開銀にございます原本なり、あるいは控えでもさしつかえないと存じますから、その場合は通産省なりいずれからにても委員長から便宜とりはからい願いまして、本委員会にお取寄せを願い、その……

第19回国会 農林委員会 第36号(1954/04/27、26期、自由党)

○綱島委員 ただいま議題となりました臨時硫安需給安定法案に対する小委員会の経過を御報告申し上げます。この法案は、実にわが国の農政にとつては重大な問題でございますので、従来継続審議と相なつておりましたものを、委員会においては、昨年十二月十日小委員会に付託せられることに相なりまして、次いで十二日小委員が選任いたされまして、その後一面本委員会において疑質応答等を重ねると同時に、並行的に小委員会において審議をいたして参つたのであります。その間本委員会において審議されましたことは、十二月十五日、二月十五日、四月十四日、同十日に実に四回にわたり、小委員会において審議をいたしましたことは、十二月十七日、同十……

第19回国会 農林委員会 第37号(1954/04/28、26期、自由党)

○綱島委員 ただいまの井手委員のお尋ねは、密接な関係があるので、臨時硫安需給安定に関する法案は、輸出株式会社に関する法案の決定後にしなければならないというお考えでございますけれども、これは当然こちらが本格的な主導性を持たなければならぬ。御説のようなむしろこちらが従属的なものであつて、輸出会社が本格的なものだということには、われわれは賛成をいたさない考えを持つておりますし、法案そのものも従属的の立場ではなくて、日本内地の農業生産に資するためにこの法案が出されておるのであるということを基礎に置いて、委員会においても小委員会においても審議されたものであるし、またそうでなければならぬと考えておりますの……

第19回国会 農林委員会 第41号(1954/05/12、26期、自由党)

○綱島委員 ただいま配付されました資料の事実について局長にお伺いいたします。集約酪農地域の御指定を願つておるようでありますが、これによりますと岡山に一箇所ありますが、そのほかはほとんど東北、北海道に限られておる感があるのであります。大体従来から申しますと、酪農についてはどうも北の方に重点があるようでありますが、このたびの酪農振興法によつて特に急速に酪農の奨励をされるわけであります。一方南の方は草の生えない時期はわずかでありますから、南の方にも相当ウエートを置いてもらわねばならぬので、今後は九州、四国等の暖地に酪農の施設を相当してもらわなければならぬと思うのであります。特に九州地方は、他の産業が……

第19回国会 農林委員会 第45号(1954/05/18、26期、自由党)

○綱島委員 要約しますと三つの点でございますが、第一点は大槻先生と辻参考人、お二人に伺いたい。第二点は大槻教授と中村参考人に伺いたい。第三点は中村参考人だけに伺いたい。第一点であります。これは大体は伺いましたが、私どもが非常に困つておることは、農協に非常に乱れが来ておる。農村の再建を考えるものには、農協を清純な形にしなければならないということが非常な関心事でございます。供出米等を出しましても、農協に赤字がありますから、みなそれを差引かれて私の家なんかはもう五年くらい一ぺんも代金をもらつたことがない。多少の余裕のあるような家はみなそうしております。私だけではありません。そういうふうな実情でありま……

第19回国会 農林委員会 第47号(1954/05/20、26期、自由党)

○綱島委員 農民組合法案についてお尋ねをいたしたいと思います。実は農民組合というものは、わが国の農政の発達上において一通りの役割を果したものでございますし、国際的に見ても相当役割を遂げて参つたものでございますが、戦後農地改革等がございまして事情が著しく異つて参りましたので、この際農民組合というものの基本理念に対する御意見を伺つておくことが、この法案審議の上に非常に重大な事柄だと存ずるのであります。そこでまず質疑に入るに先立ちまして、私が以下質疑をいたしますことに対する私の質疑の内容を明らかにするために、私の考えております事柄をあらかじめ開陳しておきたいと思うのであります。すでに土地制度の改革が……

第19回国会 農林委員会 第57号(1954/06/03、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 代理これより会議を開きます。  昨日に引続き食糧問題について調査を進めます。質疑の通告があるので質疑を許します。川俣清音君。
【次の発言】 代理川俣委員にちよつと申し上げますが、食糧の問題については輸入関係だけにしていただかぬと、総務部長がまだ参つておらないのと、食糧庁長官が参議院に出ておりますので、ちよつと今のところお答えしかねると政府委員は申しております。そこで輸入関係では桑原業務第二部長、羽場輸入計画課長、長尾輸入業務課長、岡村監査課長が見えておりますが、長崎県の食糧関係も岡村監査課長が大体御承知のようでございますから、その輸入関係について、ひとつただいまのところは御質問を……

第19回国会 農林委員会 第58号(1954/06/10、26期、自由党)

○綱島委員 先ほどの茨城県からの陳情を承りましても、まことにお気の毒のようでございます。実はただいま財政上の事情から、政府におきましても、非常に緊縮予算の建前から、あるいは経済上の事情から、両面から非常に緊縮予算を堅持しておる場合ではございますけれども、承るところによりますと、麦、タバコ、蔬菜等に被害があつたようでございます。そのほか非常な低温が東北地方に被害を与えたようでありますので、これらを想像いたしますと、やはり桑でございますとか、苗しろでございますとかいうものの被害も相当ではなかろうかと思われます。実にこの点気の毒に思つておるのでありまして、予算の許す範囲、財政資金の許す範囲でできるだ……

第19回国会 農林委員会 第60号(1954/07/01、26期、自由党)

○綱島委員 私が尋ねようと思つたことに福田委員が触れられたから、私は二つだけに制約してお尋ねをしておきたいと思います。先ほど団体営のようなものについては県にまかして、県の方でやる、こういうお話ですが、どうも知事もこのごろは選挙目当のことがなかなか多いものだから、それを極端にやつておると、非常に実情は困ることがある。これは農地局のことではないけれども、塩見君が水産庁長官をしておられた時代、私どもが見ては実際早くやらなければならぬような港があつて、課長をちよつと呼んでもらいたいといつて課長にも来てもらつて、課長もそういうことを知つているかと言つたら、知つていると言う。この港は一体他の平均から見ても……

第19回国会 農林委員会 第64号(1954/08/12、26期、自由党)

○綱島委員 長官にちよつとお伺いしておきたいのは、生産県の生産量の事情で配給における米麦の割合が、あまりに違い過ぎるようですが、これに対してはどういう措置をされようという考えをしておられるか、大体の方針を伺いたいと思います。
【次の発言】 生産県と消費県の配給率ということです。
【次の発言】 この点は大分久しい日にちがかかつておりますので、私は均一にしていただかないと――米麦双方の配給関係等も多少は関係があるかもしれませんが、これはそうしていただかなければならぬ。今の漸進的にこれをやろうというお考え方には全面的に反対も申しませんが、なるべく急速に均一化していただきたいと思います。こういう希望を……

第19回国会 農林委員会 第66号(1954/08/31、26期、自由党)

○綱島委員 関連して……。ただいまあたかも自由党の政調会がとつた態度に対する御批判のような御発言がございましたので本委員会の重要性にかんがみまして一応の声明をいたしておきたいと思います。なるほど自由党は、統制をできるだけ早く撤廃したいという希望を持つておることには間違いございません。それは一面食糧の増産をいたさなければならぬということと、現在における配給量というものが食生活の全部にわたつていないし、ときにはその大部分があるいは背中でかつがれて――今の輸送というものが機械化されることが当然であるのに、電車の上や汽車の上を逃げまわつて、後家婆さんなどが背中にかついで来て、八百万以上の人口のある都会……

第19回国会 農林委員会 第71号(1954/09/22、26期、自由党)

○綱島委員 実は昨ほどから委員方と政府当局のお話を伺つておつて、私はどうもちよつとわからぬようになつたことがあるのであります。実はパリテイシステムのことであります。政府のお話によると、パリテイ・システムというものが――実際政府のお話でなくとも、考えなければならぬことは、パリテイというものがある以上は、特別加算なんていうものがあろうはずのものではない。特別加算をしなければ実情は沿わぬというようなパリテイが間違つておるに違いないのです。ここで実は議論が出て参る。というのは、日本の一番基本になるものは、最初パリテイをきめる時分に基本年次のとり方に非常に間違いがあつた。御承知の通りアメリカがきめました……

第19回国会 農林委員会 第73号(1954/10/12、26期、自由党)

○綱島委員 公取にぜひ御記憶を願わなければならぬことは、日本の農村が食糧問題いろいろな問題から畜産を相当奨励しなければやつては行かれない。これは食糧輸入の事情から見て、畜産を相当奨励するよりほかに日本は行かれない。そこでこの問題は非常な重大な問題で、こんなことでべらぼうな、二人か三人の商人のために日本の農村の畜産問題がかたなぐりに倒れて行つたりするようになりますと、これは食糧問題からも大問題ですから、単にわずかな問題とお考えにならずに、これは国策上も、民生から言つても非常に重大な問題であるということで、どうぞ御対処願いたいということを希望しておきます。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第3号(1954/03/10、26期、自由党)

○綱島委員 ただいま議題となつております本法案の本質についての疑いを実は持つのでございまして、そのために総括的な質問をいたしておきたいと考えるわけであります。と申しますのは、この法律案は、実はひとり財政上の関係からだけ重要であるだけではなく、実は国会の職能、もつと言うならば民主主義政治の基本に関する問題であると思いますので、特に質問を進めておきたいと存ずる次第で、本員が考えますことは、少くともこの法案のようなものが特殊なる事情として認定いたされるとしても、これが先例となることを厳に防がねばならぬという考えから、特に質問をいたすのであります。  この法案で一番問題になりますのは、政府の持つておる……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第4号(1954/03/12、26期、自由党)

○綱島委員 大蔵大臣がお見えになりましたので、お伺いをいたします。どうも私ども委員にはわからぬことが多いのでありますが、私の計算いたしたところによると、この法案によつて財政上国家の支出が実際上節約せられるものは、特にモーター・ボートの問題だとか、あるいはオート三輪の問題だとかいうものを、当然納まつて来るものを納めさせないようにする、こういう考え方、しかも、それについては、あるいは十億円を産振業興に使おうとか、あるいは十億円だけ交付金を返してやろうというような、いろいろな御意見があるように漏れ承つておりますが、この処置によつて実際に国家の財政支出が軽減されるというのは、十一億三千万円ばかりのよう……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第5号(1954/03/13、26期、自由党)

○綱島委員 田上教授に御意見を伺いたいと思いますが、ここで重要な問題は、憲法七十二条の規定のうち、議案提出に関して「内閣総理大臣は、内閣を代表して」という規定がございます。代表してという意味を私は相当重く見なくてはならないと思いますので、従つて代表して提出するのでありますから、七十三条の内閣が持つておる権限の中に含まれていないものは内閣にすでに権限がないものであるから、代表する資格はないことに相なりますので、従つて、もし議案というものの中に法律案を含むといたしますれば、しいて歪曲して議論を申しますれば、七十三条の一項にある一般行政事務の中にこの立法行為のうちの立案権が入るのである、従つて提案権……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1954/12/03、26期、自由党)

○綱島委員 百四十一条の三でございますが、小型トラツク、これはいろいろ研究して入ましたけれども、小型トラツクに乗つて三十間ばかり行つちやまた立つて演説する、また三十間ばかり行つて演説するということになれば、これは連呼と一つもかわらない。実質上は連呼行為を承認するということに結果はなる。さらにこの小型トラツクというものでもう一つ非常に困ることは、こんな規定があるようだけれども、これもまぎらわしくて、さてどれが小型トラツクやらちよいと見たつてわからぬようなふうだから、これはなるほど修正はあまりせぬという申合せのようですけれども、特に委員はやはり申合せについても多少の何はできるから、ひとつ特にこの小……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 農林委員会 第1号(1954/12/15、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 これより会議を開きます。  不肖でございますが、私が御推薦によりまして委員長に就任いたしましたが、まことに未熟な者でございますから、どうぞ皆さんからくれぐれも御指導をたまわりまして、農林政策の上に間違いがないようにできるように、ひとつお願いを、申し上げます。  ちよつとごあいさつ申し上げます。(拍手)  それではこれより理事の補欠選任についてお諮りをいたします。  このたび委員及び委員長等の異動に伴いまして、ただいま理事が二名欠員になつておりますが、この際その補欠を委員長に指名をいたすことをおまかせ願いたいと存じますが、御異議はありませんか。

第21回国会 農林委員会 第2号(1954/12/16、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 これより会議を開きます。  この機会に前委員長よりごあいさつをいたしたいとの申出がありますから、それを許します。井出一太郎君。
【次の発言】 次に小委員会設置の件についてお諮りいたします。  昨日議長の承認がありました国政調査事項のうち、従前の国会以来懸案となつておりますところの食糧管理制度の改正問題、蚕糸価格の安定及び生糸輸出振興問題、林業の問題、並びに農業災害補償制度改正の諸問題等を中心とする諸事項を調査せしめるため、それぞれ食糧に関する小委員会、蚕糸に関する小委員会、林業に関する小委員会、及び農業災害補償制度に関する小委員会を設置することにいたしたいと思いますが、これに御異……

第21回国会 農林委員会 第3号(1954/12/17、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 これより会議を開きます。  本日の公報に掲げてありました問題につきましては、閣議の関係で大臣がまだ見えませんので、あとまわしといたしまして、食糧問題について調査を進めることにいたします。川俣委員。
【次の発言】 それでは私から食糧庁の方にお尋ねします。ただいま両委員から尋ねられたように、西部地方の作況が非常に事実悪いようです。そこで割当変更をしてもらわなければならぬという意見が非常に強いようですが、食糧庁ではどういう考えですか、それを伺いたい。
【次の発言】 お答えしますが、午後は農林大臣が見えると思います。朝から来てもらうようにいたしておつたのですが、きようは午前中閣議で出られ……

第21回国会 農林委員会 第4号(1954/12/18、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 これより会議を開きます。  農林大臣が御出席でありますので、これより農林大臣に対する質疑を行います。農林大臣は先般本委員会におけるごあいさつで、新たなる政策の問題はいずれ新たなる政治情勢の上に立つて実行に移す考えであるが、なお当面処理を要すべき問題については適宜処理するとのことでありました。本委員会といたしましては、その後本年の農林冷災害の善後措置の問題、農村金融の問題、本年産米の作況に基く米の供出問題、米価の問題等について事務当局、農林中金等に質疑を行つて参りましたが、本日はこれらの諸問題並びに明年度農林予算の編成に関する問題、その他当面の諸問題についてこれより質疑を開始するこ……

第21回国会 農林委員会 第5号(1954/12/20、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 これより会議を開きます。  開会当初において農林金融に関して吉川委員より発言を求められておりますので、これを許します。吉川委員。
【次の発言】 お諮りをいたします。ただいまの吉川委員提出の農林金融の問題に関しての決議案に御異議はございませんか。
【次の発言】 全会一致でこれを可決いたしました。  ついてはさらにお諮りいたします。右決議の趣旨を達成するために、委員長よりこの決議に基いて政策委員会にそれぞれ申入れをいたすことについて御異議はございませんか。
【次の発言】 しからば委員長よりその通りにとりはからうことにいたします。

第21回国会 農林委員会 第6号(1954/12/21、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 これより会議を開きます。  この際理事の補欠選挙についてお諮りをいたします。理事安藤覺君が委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になりましたが、その補欠を委員長において指名いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、伊東岩男君を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより引続き食糧、金融、砂糖、予算、災害、農薬等に関する調査を進めます。質問を許します、川俣委員。
【次の発言】 足鹿委員。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。それではこれをもつて本日は散会いたします。    午後五時五十三分散会

第21回国会 農林委員会 第7号(1955/01/21、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りをいたします。明日は午前十時より委員会を開会し、食糧問題並びに農林金融の問題について調査を進めたいと存じますが、農林金融の問題につきましては、現在緊急の問題となっておりますし、農業手形の問題等につきましても、農林中金の理事長並びに日銀の関係責任者を参考人として本委員会に出席を求むることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 しからば、先ほど理事会で取りきめましたる線に従いまして、それぞれ政府委員の出席を求めまして、明日は午前十時定刻より委員会を開くことにいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時二十……

第21回国会 農林委員会 第8号(1955/01/22、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 これより会議を開きます。  本日は食糧問題並びに農林金融問題について議事を進めますが、まず最初に食糧問題について調査を進めます。  昨年末の本委員会におきまして、昭和二十九年度産米の収穫状況に関連して、米価に減収加算を行うかどうか、または供出割当についての適当な補正の処置をとるかいなかの問題が論ぜられましたが、農林大臣は、いずれ統計上の数字がはっきりした上で考慮する旨答弁をなされております。御承知の通り、すでに統計も発表せられておりますので、これよりただいま申し上げましたように、この問題を中心といたして食糧問題に対する調査を進め、なお輸入米穀の点についても同時に調査を進めることに……


綱島正興[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期

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各種会議発言一覧(衆議院26期)

綱島正興[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 経済安定委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/09、26期、自由党)

○綱島委員 もう時間がないようですから、ごく簡単に二、三御質問を申し上げます。この公正取引と独占禁止ということは、自由経済のほんとうのバツク・ボーンでありますから、この点については非常に力を入れて、これは通産省も公正取引の方もお考えを願いたい、こういうことを前置きしてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  この法案等でたいへん問題になつて来ますことは、審査の問題でございます。審査をするときに、一体どれくらいの役人をもつて、どれくらいの手が届くように――具体的に申し上げれば、予算がどれくらい組まれて、どういう機構を持つておられるか。これは紙の上でいくらお書きになつても、そのことがなければどうに……

第16回国会 水産委員会農林委員会連合審査会 第1号(1953/06/25、26期、自由党)

○綱島委員 関連してお尋ねいたします。ただいまの御答弁と委員の発言を伺つておりますと、ちよつと不明確なようでありますが、長官の御答弁がいかようであろうとも、本文の規定が非常に将来を規定することと存じますが、多分今応答になつた点は、第一条の「アメリカ合衆国の陸軍、海軍又は空軍の左に掲げる行為により、従来適法に農業、林業、漁業又は政令で定めるその他の事業を営んでいた者がその事業の経営上損失をこうむつたときは、」こうあるのですが、実は文理解釈をすると、この文章では必ずしも長官の御説明だけでは不十分のように思えるのですが、これは幾らか委員会で改正なさるか何かしないと、ただ長官の御説明があつたからという……

第16回国会 通商産業委員会大蔵委員会農林委員会連合審査会 第1号(1953/07/17、26期、自由党)

○綱島委員 中小企業庁にお尋ねいたします。主としてお尋ねいたしますことは、利息がよつて生まれる基礎の条件を伺いたいと存ずるのでありますが、かいつまんでお答え願いたいのであります。例示して申しますれば、運用部資金の利息は幾らであるか。それから政府出資の金と運用部資金とのお見込みはどのくらいの割合で使われるか。つまり無利息資金と、利息を払わなければならぬ資金との割合がどうなるか、そのことをまずもつて初めに伺つておきます。
【次の発言】 貸出し最終利息一割ということでございますと、そこはどこの最終なんでございますか。各取扱い銀行の窓口が一割になるわけでございますか、それとも保証協会や何かを加えた全部……

第16回国会 農林委員会農業共済制度に関する小委員会 第3号(1953/07/07、26期、自由党)

○綱島委員 事故防止は、本質的に見れば国家の費用でやる性質のように思いますがどうですか。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会内閣委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1954/03/17、26期、自由党)

○綱島委員 政府委員にお尋ねします。実は近年日本の食糧が非常に不足いたしておりますので、この食糧輸入の方法をいかにいたすか。その決済等についていかような処置をいたすかということは、日本の食糧問題上非常に重要であるばかりでなく、価格等の問題に関係して参りますので、農村の問題に非常に関連を持つておりますので、特にその点を明らかにしておきたいと存ずるわけであります。ただいま単刀直入にお伺いしたいのは、相互安全保障法の五百五十条の問題であります。これは私ども専門でございませんからよく存じませんが、大体この買付は、日本の市場価格でアメリカの剰余農産物資を買いつけるものというふうに存じておりますが、それに……

第19回国会 地方行政委員会農林委員会水産委員会建設委員会連合審査会 第1号(1954/05/27、26期、自由党)

○綱島委員 前置きはよしまして、法案を立案された動機には賛成をいたしますが、但し少し私どもが了承しかねる点が本文そのものの中にあるようでございますので、伺つておきたいと思います。特に伺つておきたい点は、御承知の通り国土総合開発、あるいは北海道開発、離島振興等についてもろもろの機関がありまして、審議庁がこれを担当官庁としているのに、この法案に限り、他の産業の関連があるにかかわらず、自治庁に担当官庁を持つて行かれた事情、そうせざるを得ざる事情を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 およそそういうことを考えておられるのじやないかとも思つたのですけれども、御承知でもございましよう、国土総合開発とか……

第19回国会 農林委員会肥料に関する小委員会 第1号(1953/12/17、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 これより会議を開きます。  十二月十日の委員会におきまして、臨時硫安需給安定法案をこの小委員会の審議に付されることになりましたので、これより本案を議題にし、審査を進めることにいたします。  まず御質問でもございましたら、それぞれ政府委員も参つておりますから、お願いいたします。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 これにて散会いたします。次会は十九日午前十時から開きます。     午後一時二分散会

第19回国会 農林委員会肥料に関する小委員会 第2号(1953/12/19、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 出す意思はないというのですか。
【次の発言】 午後二時半より再開いたします。午前中はこれにて休憩いたします。    午後一時八分休憩
【次の発言】 午前に引続き会議を開きます。
【次の発言】 委員長から、委員長へのお尋ねの部分だけお答えをいたします。お尋ねにならぬ部分も多少触れてみますが、継続審議にこの小委員会に付託せられたものは、お説の通りこの法案でございますが、議員立法としてお出しになりました案については、継続審議にしてこの小委員会に審議をするということにはなつておらないようでございますので、この小委員会では、その範囲で審議をいたして参りたいと思つております。特に今お尋ねの、……

第19回国会 農林委員会肥料に関する小委員会 第4号(1954/02/23、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 ただいまより肥料小委員会を開きます。  臨時硫安需給安定法案を議題といたしまして審議を進めます。川俣委員。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めてください。  本日はこれにて散会いたします。    午前零時三十八分散会

第19回国会 農林委員会肥料に関する小委員会 第5号(1954/03/02、26期、自由党)【議会役職】

○綱島委員長 これより会議を開きます。  臨時硫安需給安定法案を議題として審査を進めます。なお肥料小委員のほか農林委員の発言も、前回通り適宜小委員長において許可することにいたしたいと思いますので、あらかじめ御了承を願つておきます。  実は皆様のお手元まで小委員長がつくりました――御不満もあろうと思いますけれども、今まで出て来ました御意見をできるだけ集約して、お手元に差上げておきましたが、これについての御意見も追つて伺いましようし、今日はこの小委員長の案について、御検討というよりは、これは皆様各党で御意見がございましようから、各党へお持ち帰りになつて、次回にでも十分な御意見を伺えればなおけつこう……



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