このページでは綱島正興衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○綱島正興君 片山内閣に國民が期待いたしておりましたものは、食糧問題の解決やインフレ問題の解決、この危急なる問題の解決と同時に、経済問題の復興に基礎を置き得るや否やということに対する期待をもつておつたのでございます。ところが、いま一つ期待いたしましたものは、民主立憲政治の当初でございまするから、これはどうしても、ほんとうの民主政治を行つてもらわにやならないそのためには、大体御本人に、民主政治というものはいかなるものかの高度の御理解を要求するものでございます。(拍手) そこで私は、第一点において、わずかな期間ではありますが、片山内閣が組閣前後より今日までに至るまでになしてきたところの行爲のうち……
○綱島正興君 このたびの、全國と申してもよいくらいの大水害に対しまして、特に私どもは、それこそ超党派的に一致してかからねばならぬ状態におかれておると思うのであります。そこで私は、二、三質問をいたしたいと思うのであります。 第一番に、大藏大臣に御質問を申し上げますことは、この水害地の公租公課の免除及びこの水害地の復旧をいたしますにつきまして、それが普通の土地の開墾よりも、なお手の要るような所に対しては、それぞれ開墾に対する助成金にひとしいところの補助をされる御用意ありやいかん、この点を大藏大臣に、数字をおよそ予見して、どのくらいの國庫負担になるか、それらのものは御用意があるかどうか、またそれを……
○綱島正興君 今日、かくのごとき事案に対しまして政府の御所信を質しますことは、最も遺憾とするところでございます。特にわが國の現状が、その思想上、経済上その他國際上の関係等諸般の事情から鑑みまして、実に一歩を誤ることが千年の憾みを買う事情にございますところから、私どもは、かようなことで議場に臨みますことをはなはだ遺憾とするものでございます。しかしながら、事すでに起りました以上は、特にこの際政府の御所信を質しておきますことが適切なりと考えるのであります。 その理由は何ゆえであるかと申しますれば、これがひとり議場だけで起りましたことに止まりまして、そのまま日本國から全部消え去ることであるならよろし……
○綱島正興君 私はごく簡單に、大藏大臣に一点と、逓信大臣に一点と、総理大臣にお尋ねをします。大藏大臣に……(「大藏大臣はいない」と呼ぶ者あり)おるすであつても――靜かにお願いします。大藏大臣にお尋ねいたしますことは、終戰処理費のうち、たくさんな不拂いができているようでございまして、そのために業者が非常に困つているようでございますが、この点について適当な御処理をなさる御意思があるかどうか。その中には、九月一日からは賠償金の一部に充当さるべき性質の支拂部分あるようでございますから、かようなものを延滯いたしておくことはよくないと考えますので、そういう点についても十分な御考慮を願いたいと思うのでありま……
○綱島正興君 私は、民主自由党を代表いたしまして、政府提出の予算案につきまして質問を試みる次第であります。一昨日植原議員より、予算の諸項目につきまして質問をいたされましたので、この植原議員、本間議員等の質問に盡されております点は、重複を避けまして言及いたしませんが、但し、答弁が不十分であつたと思う点については、重ねて御質問を申し上げることもございます。 一昨日植原議員より、わが党は一大修正案を提出するつもりである、それに対して應ずる意思ありや否やという質問に対しまして、大藏大臣は、これに應ずる意思なしということを答弁されておるのであります。また本間議員よりの質問に対しましても、追加予算を提出……
○綱島正興君 私は、民主自由党を代表いたしまして、本決議案に反対の討論を試みるものであります。 このたびの決議案の要旨は、公務員法の一部改正法案と同時的に新予算を編成して、官公吏に対する新給與を確立しろという趣旨でございます。大体今日の人事委員会においても首相より説明がございました通り、先ごろの人事委員会の新ベース発表等についてもでき得る限りの考慮を拂い、なるべくこれに近い処置をしたいという希望を持つておるという発表は、すでに済んでいるのでございます。しかながら問題はこれを同時的にしなければならぬというこの決議案には、はなはだ異議があるであります。その事情を、順を追うて私は論証いたさんとする……
○綱島正興君 政府提出にかかる、職業安定法第十二條第十一項の規定に基き、職業安定委員会委員の旅費支給額改訂に関し議決を求めるの件の、労働委員会並びに衆参両院労働委員会合同審査会の審議及び審査の経過及び結果を御報告いたします。 職業安定法第十二條の規定による職業安定委員会委員の旅費額改訂をなすには、衆参両院の労働委員会合同審査会の議を経て國会の議決を得なければならぬのであります。労働委員会は、本件を議題として十一月二十五日開催し、なお同日衆参両院の労働委員会合同審査会を開き、審議及び審査をいたしました。右労働委員会及び両院合同審査会におきましては、愼重に審議及び審査をいたしまして、原案を可決い……
○綱島正興君 政府提出にかかる、職業安定法第十二峰第十一項の規定に基き、職業安定委員会委員の旅費支給額改訂に関し議決を求めるの件の労働委員会並びに衆参両院労働委員会合同審査会の審議及び審査の経過及び結果を御報告いたします。 職業安定法第十二條の規定による職業安定委員会委員の旅費額改訂をなすには、衆参両院の労働委員会合同審査会の議を得て、國会の議決を得なければならぬのであります。労働委員会は、本件を議題といたしまして本年十二月八日開催し、なお同日、衆参両院の労働委員会合同審査会を開き、審議及び審査をいたしました。右労働委員会及び両院合同審査会におきましては、愼重に審議及び審査をいたしまして、全……
○綱島正興君 政府提出にかかる公共企業体労働関係法案の審議の経過及び結果を御報告いたします。 本法案は、昭和二十三年七月二十二日付内閣総理大臣あて連合國最高司令官の書簡に基き、國有鉄道事業及び國家の專賣事業を公共企業体の事業とするに件い、公共企業体とその職員との間の労働関係を規律する制度を確立する必要を生じ、ここにこの法案が提出せられ、労働委員会に付託されたのであります。 しかして本委員会は、十二月八日、九日、十日と三回にわたつて開催いたし、愼重に審議をいたした次第であります。なお本法案は、第三國会におきまして提出せられたものでありまして、去る十一月十二日より三十日に至るまで十回にわたつて……
○綱島委員 ちよつとお尋ねをします。石炭は百萬トンという大體の見透しのように伺いましたが……。
【次の発言】 理想として大體どのくらいの炭價にごらんになつておりましようか。
【次の発言】 滿洲方面や北支の石炭はあてになりませんか。
【次の発言】 そうするとその餘の動力、重油、輕油、それをどのくらい、價格をおつしやることが都合が悪ければ、およそ想像がつきますが、どのくらいを輸入可能とみられますか。
【次の発言】 支那の方にはどうしても輸入するような方法はつかぬですか。
【次の発言】 たしか戰争前は五圓七十錢くらいで來たと思つておりますが……。
○綱島委員 小政黨の話がだいぶ出たようでありますが、私の考えでは、日本でただいま小政黨がたくさん出ることはやむを得ない事實だと思う。これはただいま思想上、經濟上非常に複雜なる状態でございますので、それを反映したところの小政黨がたくさん出ることは私は當然であると思う。大政黨というものでも、ここ一、二年の間に、何囘か離合集散をいたしております。從つてその間にまた少數黨というものが、おのおのいろいろな角度から出てくることは、これはやむを得ぬのであつて、一體日本の經濟體制というものが、いわゆる自由なる資本主義でいくのか、あるいは協同生活組織を基本とした組合組織によるのか、あるいはいわゆる主要産業の國有……
○綱島委員 ただいまの御意見でありますが、政黨法の適用を受ける政黨がいかなるものか、その内容によつて憲法違反もできれば、また内容がほんとうに憲法に副うものであれば憲法違反にならないのであつて、いやしくも政黨法というものの範圍にはいりさえすれば、いかなる場合でもそれは憲法違反にならぬものだということは私は言えないものであると思う。われわれのつくる政黨法は、それがいかなる觀點から見ても少しも憲法の條章に違反しない精神で、いわゆる言論、結社のほんとうの自由を充實する。その自由の内容がもつと社會的に廣汎に適するように整頓づけられるということについては贊成でありますけれども、それによつて制約され、また選……
○綱島委員 この前の範圍のことは、大體二つの意見にわかれておつたようでありますが、そのことについてはその後大體まとまりがどういうふうになつておりましようか。
【次の発言】 そうすると委員會では、その二つの意見を整理することについての御努力はなさいますか、なさいませんか。
【次の発言】 ただいまの屆出のことでありますが、これはもちろん私は屆出式で、しかも先ほど細川委員の御意見の通りに、衆議院の事務局に最も民主的な組織でさような屆出を受理する事務局を設けることが妥當だと思います。それは日本のただいまの民主化の状態などから見て、細川委員の御意見が妥當であると思つております。それからただいまの屆出の範……
○綱島委員 ただいま林君が述べられた趣旨に大體一致するのでありますが、修正案の内容は、第六條の第一項の「内閣總理大臣が、これを任命する、」という所を、私どもは「衆議院、參議院より選出されたる特別委員の協議に基いて兩院議長が、これを任命する。」こういうことに修正をいたしたいと思います。實は議長に任命權をもたせたいということは、もちろん議院尊重の意味からでございますが、各黨派の現勢力に基いて委員を出すということがいけないことは、大體共産黨が言われたことと同じでありますが、いま一つ、すでに第四項の削除の理由が、今申し上げましたような事情でなされておるのでございますから、それと同じ意味で、どうしてもこ……
○綱島委員 この勞働省設置法案の第一條を見ますと、「勞働者の福祉と職業の確保とを閾り以て經濟の與隆と國民生活の安定とに寄與する」ということでございますが、經濟の與隆、從つて國民生活の安定、こういう問題に對して、勞働省において今までそのことに寄與するところの少なかつたことをば、こういう方策でするんだという具體的な御説明を願いたいと思います。立法の第一條の趣旨の具體的な御説明を願いたいのであります。
【次の発言】 ちよつと私疑問に思つておりますのは、勞働省の福祉ということと職業の確保ということに重點をおいてあるようでありますが、これはもちろん非常に大切なことでございますが、勞働性の向上をはかるため……
○綱島委員 実はこの公團法は臨時物資需給調整法の機能に基いて定められるのでございますが、この物資調整法の基本は、安本長官の計画一本に根拠づけられることになりますので、ややもすれば官僚統制を生む基本になりますので、この点については十分にこれから基本的の線で考えなければならぬ問題だと思うのであります。特にそれが民衆の生活に及んでまいつております実情から申しますと、どうも手数料が非常に高うございまして、今までの商人がとつた手数料――特殊なものは詐欺師のようなものがとつたのはあるかもしれませんが、恒常的な継続的な手数料としては、ただいまの公團法による手数料は非常に巨大なものであると思います。そこで官廳……
○綱島委員 この法案の各條についての御質問はかなり細密にやられたようでありますから、個々の文章についての質問は省略いたします。基本の性格についてだけ伺うのでありますが、さきに農地の整理が行われまして、大体農村は平均した地主になりましたことは、ある意味から言えば非常に結構でございますが、ただいまでも都会においては、農村で農地を平均にもつております地所の大きさよりも、ずつと大きいような宅地が現にございますような状態でございまして、なるほど農林省の所管ではございませんが、國家から見れば非常な不公平なことが、土地そのものに関して行われておるという事実について、相当な御考慮を願わねばならぬということも重……
○綱島委員 この前事務当局に関係あることだけは質問いたしましたけれども、特に大臣に伺つておきたいのであります。私どもは食糧確保臨時措置法の根幹とも考えられるところの主要食糧農産物の生産及び供出と確保するために、公正かつ計画的に生産数量及び供出数量を割当てるということでございますが、実はこういうことが目的で計画的に生産をして割当をやるということになりますためには、その計画が科学的の根拠をもつておらなければいけない。こういうことは申すまでもないのでございますが、科学的根拠ということになりますと、いかように譲歩いたしましても、農生産物というものは、御承知の通り、本人の計画だけでは、本人がいかに万金を……
○綱島委員 大藏大臣に質問をいたします。実は予算その他の本質に関することでありますから、この線をはつきりしておきたいと思うのでありますが、先般大藏大臣は、統制経済をしなければ、生産及び流通経済界における無政府状態が生まれる、だからこれはいけないのだ。こういう意味の答弁をされたのであります。もちろん資本主義経済において、生産及び流通において、ある程度の無政府状態が生まれることは、資本主義貨幣の流通を基本とする以上やむを得ないことである。これは認めるのであります。しかしながら、私がこの前質問いたしました点は、時間がありませんから省きます。大藏大臣も記憶しておられるだろうと思うから、重ねては申しませ……
○綱島委員 大藏大臣にお尋ねしますが、予算委員会において大藏大臣は、この予算案を訂正する意思があるかどうか、大幅に修正をしなければならぬような事情にあるようだが、訂正する意思があるかないかという質問に対して、訂正する意思はない、こういうことを答弁せられたことをお認めになりますか。
【次の発言】 それをお認めになるかどうかということです。本間君はそういうことを問うておりません。そういう事実をお認めになるかどうか。
【次の発言】 積極的に伺うのでありますが、私はもつと基本的なことを伺わなければならぬ。それは立憲政治というものは、言論に責任を帶びるという政治であります。言論に責任を帶びないことが立憲……
○綱島委員長 ただいまより会議を開きます。
私綱島正興が委員長に就任いたしましたが、まことに不肖でございますから、どうぞ皆樣過分の御援助をお願い申し上げます。殊にこの委員会には最近重大な法案がかかるようでございますから、どうぞ諸般の点で長配相補うていただきたいと思います。就任いたしましたについて、ちよつとごあいさつを申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの赤松明勅君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。この点につきましては、理事を四名としてただいま御承認を得ましたが、三名だけはここで決定しておりますけれども、一名は小会……
○綱島委員長 ただいまより会議を開きます。
前会において保留しておりました理事一名の互選を行います。この際おはかりいたしますが、理事の互選につきましては、前会同様選挙の煩を省略いたしまして、私より指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めまして、中原健次君を理事に追加指名をいたします。
【次の発言】 ただいまの安平委員の動議にかかります。國家公務員法の一部改正が人事委員会において審議中でございますが、これに合同審議を本委員会より申し込むという件を議題に供します。御意見はありませんか。
【次の発言】 しからばおはかりをいたしますが、安平君の動議に皆さ……
○綱島委員長 それでは会議を開きます。
公共企業体労働関係法案を議題にいたします。審査に入るに先だつて、まず政府側より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 法案の性質から見て、でき得る限りすみやかにでき得る限り妥当に御審議を願いたいと思うのでありますが、この際御審議にあたりますに先だちましてお諮りいたしますことがございます。ただいま本委員会にかかつております公共企業体労働関係法案につきまして、運輸委員会から連合審査会を申し込まれておりますが、連合審査を開始することについての御意見はいかがでございますか。
【次の発言】 それでは皆様御異議なきものと認めまして、承諾いたすことにいたします。
○綱島委員長 これより会議を開きます。
前会におきまして、公共企業体労働関係法案について、運輸委員会と連合審査会を開会いたすことに決定いたしましたが、大藏委員会からも連合審査会開会の申入れがありますので、この際あらためておはかりいたします。労働、大藏、運輸三委員会の連合審査会を開会いたしたいと思いますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めまして、さよう決定いたします。なお日時決定につきまして、委員長に一任していただきたいと思いますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めましてさようとりはからいます。
本日はこれにて散会いたします。次会は明十六日午後……
○綱島委員長 これよれ会議を開きます。 おはかりいたします。ただいま本委員会において審査いたしております公共企業体労働関係法案は、公共企業に從事する者の重大な関心を有する法案であると思われますので、各派委員諸君におかれましても、本案の審査のために公聽会を開くことを希望されておられるのでありますが、衆議院規則第七十七條によりまして、公聽会を開こうとするときは、あらかじめ議長の承認を得なければならないことになつておりまして、公聽会を開こうとうる議案並びに意見を聽こうとする問題を定めた上で諸般の手続をとる順序になつております。つきましては公聽会開会承認要求書を提出いたさねばなりませんが、公聽会を開……
○綱島委員長 これより会議を開きます。 公共企業体労働関係法案を議題といたします。本案の審査のため、昨日議長に対して公聽会承認要求書を提出いたしたのでありますが、昨日議長より承認を得ました。つきましては本日正式に公聽会を開くことを議決いたすことに相なつておりますが、これにつきましては、公聽会開会の日時を決定いたさねばなりません。この野時の決定に関しましては、公聽会に対する申出、公述人の選定、公述人への通知及び公述人出頭等の時間的余裕を考慮いたしますとともに、本案の審査の進行状況とにらみ合せて決定することとが妥当と思われますが、諸請の情勢によりまして、來る十一月二十二日、二十四日各午前十時より……
○綱島委員長 これより会議を開きます。
前会に引続き公共企業体労働関係法案を議題といたします。政府委員に法案の逐條御説明を願います。
【次の発言】 御説明中ですけれども、ただいま議長から本会議が定足数を欠くから、委員会をやめて本会議に出るようにということでございますから、一時休憩いたします。
午後二時五十一分休憩
【次の発言】 休憩前に続いて会議を開きます。
政府委員の逐條説明を願います。
【次の発言】 これから政府委員に対する御質議を願います。労働大臣は本会議に出ておりまして、ただいまこつちへ参つておりません。
【次の発言】 いかがですか。――それではそういたします。
○綱島委員長 これより会議を開きます。会議に入るに先だつてちよつとお諮りいたしますが、理事の山下榮二君が委員を辞任いたしましたので、理事が一名欠員になりました。この際理事の補欠選挙を行わなければなりませんか、理事の補欠選挙につきましては委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議はございませんでしようか。
【次の発言】 御異議力なきものと認めまして、それでは山花秀雄君を理事に指名いたします。
【次の発言】 それではこれより職業安定法第十二條第十一項の規定に基き、職業安定委員会委員の旅費支給額改訂に関し議決を求めるの件を議題といたしまして、審査に入ります。まず政府側より提案理由の説明を求めます。
○綱島委員長 ただいまより会議を開きます。
前会に引続いて公共企業体労働関係法案を議題といたしまして質疑を継続いたします。なお今日は、労働大臣は人事委員会の方に出席いたしておりますが、労政局長、政務次官、その他が見えておりますから、どうぞ各條項にいて御質疑を願いたいと思います。
ちよつと速記をやめて……。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 ちよつと委員長から発言いたしますが、衆議院規則の常任委員会のことを定めてあります第五節九十二條に、各常任委員会の委員の数及び所管を定めてございますが、その中には実は労働委員会でやれる所管は「労働省の所管に属する事項」、こういうことだけが……
○綱島委員長 ただいまより前会に引続いて会議を開きます。
前会において中原委員より提出せられました茨城縣日立市、靜岡縣清水市、及び岐阜縣岐阜市における労働者に対する警察官吏の行動についての実地調査の件につきまして、理事会で打合せました結果、專門員を現地調査に出張いたさせて、労働者がいかに抑圧せられましたか、調査いたさせることに内定したのであります。本委員会において專門員を出張させることに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さように決定いたします。なお出張調査の目的は、労働者及び労働者の集会に対する警察官吏の彈圧の有無、出張地名は茨城縣日立市、營岡縣清水市、岐阜縣岐阜市として……
○綱島委員長 前会に引続いて会議を開きます。
公共企業体労働関係法案を議題といたします。本日は逐條審議に入るつもりでありますが、その前に御質問がありましたら、願います。
【次の発言】 これから逐條審議に入りたいと思います。第一章、総則、第一條。これについて何か御質疑等があつたら伺いたいと思いますが、いかがでありますか。――御質疑がなければ第二條に移りたいと思いますが、第二條はいかがでありますか。これも大分議論がありましたが……。
【次の発言】 それじや第三條。これは印刷刷りが改訂になつておりますから、そのおつもりで……。御質問ありませんか。
○綱島委員長 ただいまより会議を開きます。
前会に引続いて公共企業体労働関係法案を議題といたしまして、質疑を継続いたします。今日は逐條審議で、九、十、十一條の交渉委員のところを議題といたします。
【次の発言】 それでは九條、十條、十一参條の交渉委員及び團体交渉を行う單位の決定、交渉委員の選出の手続等について御質疑を願います。
【次の発言】 午前中はこれで休憩いたします。
午後零時二十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引続きまして逐條審議に入ります。
休憩前に議題にしておりました九、十、十一條について御意見を伺います。
【次の発言】 そういたしますと、第十條、第十一條は一應終つたことと……
○綱島委員長 ただいまより会議を開きます。 これより本日の請願並びに陳情書の日程について審査に入るわけでありますが、都合によりまして暫時休憩いたします。 午後六時二分休憩
○綱島委員長 これより会議を開きます。
本委員会に付託せられました公共企業体労働関係法案並びに職業安定法第十二條第十一項の規定に基き、職業安定委員会委員の旅費支給額改訂に関し議決を求めるの件、の二案の審査に入るに先だちまして、まず政府側より提案理由の説明を求めます。労働次官。
【次の発言】 まず職業安定法第十二條第十一項の規定に基き、職業安定委員会委員の旅費支給額改訂に関して決質疑を行います。御質疑はございませんか。
【次の発言】 御質疑がないのでありますから、質疑を打切りたいと思いますがいかがございますか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。職業安定法に、職業安定委員会委員の旅費、日……
○綱島委員長 ただいまより会議を開きます。
昨日合同審査会におきまして、職業安定法第十二條第十一項の規定に基き、職業安定委員会委員の旅費支給額改訂に関し議決を求めるの件は原案の通り可決いたされましたが、本委員会におきましても、これを採決いたすのが妥当であると考えますので、これより採決に入ります。本件に関して原案通り可決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものとして、原案の通り可決いたしました。
なお報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さようとりはからいます。
○綱島委員長 ただいまより会議を開きます。
公共企業体労働関係法案を議題といたしまして討論に入ります。討論は通告順によりまして開始いたします。倉石忠男君。
【次の発言】 次に山下榮二君。
【次の発言】 大島多藏君。
【次の発言】 赤松明勅君。
【次の発言】 次に中原健次君。
【次の発言】 ただいままでで討論の通告のありましたお方は、大体済みましたが、通告のありました人のうち、民主党の川崎秀二君が今日欠席いたされましたが、これはやむを得ざる事情がありましたとかで、民主党はことごとく委員全員原案賛成であるというこる附言されました次のような文書を、委員長の手元までよこしておられるのであります。そこ……
○綱島委員長 これより人事委員会と労働委員会の連合審査会を開きます。
角田委員長は所用のために外出せられておりますから、角田委員長がお見えになりますまで、暫時私が委員長の職務を行います。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて。
【次の発言】 これより始めます。赤松君。
【次の発言】 しからばこの程度で休憩いたします。
午前十一時五十二分休憩
○綱島委員長 これより労働委員会公聽会を開きます。 公共企業体労働関係法案は、去る十一日本委員会に付託せられまして以來審査を重ねておりましたが、委員会が特に本日公聽会を開きまして、公共企業体労働関係法案について眞に利害関係を有する者、及び学識経驗者等より廣く意見を聞くことになりましたのは、申すまでもなく本案は公共企業体の職員となる方々にとりまして重大な関心を有し、かつ深い利害関係を持つ重要法案でありまして、本法施行によつて公共企業体に組織がえされます鉄道事業及び專賣事業につきましては、その運営のいかんは直接國民大衆の日常生活に多大の影響を及ぼすものであります。よつて本委員会といたしましては公……
○綱島委員長 ただいまから前会に引続いて、第二回の労働委員会公聽会を開きます。 私は当委員会を代表いたしまして、御多忙中のところを貴重なる時間をさかれまして御出席くださいました公述人各位に対しまして、厚くお礼を申し述べます。各位の忌憚なき御意見の陳述を希望する次第でございます。 さらに本日の議事の順序につきまして簡單にごあいさつを申し上げますが、公述人の人員を勘案いたしますれば、公述人の発言の時間は三十分前後とお願いいたしたいのであります。公述人の発言は発言席でお願いをいたすことにいたしまして、発言されるときは、御職業とお名前を述べていただきたいと思います。 ではただいま御出席の公述人の……
○綱島委員長 これより労働委員会、大藏委員会、運輸委員会の連合審査会を開きます。 私が各位の御了承を得まして、委員長の職務を勤めさせていただきます。それではこれより公共企業体労働関係法案を議題といたします。質疑に移りますが、ちよつと質疑に移る前に、一言委員長より申し上げておきます。正十時より開会するようになつておりましたので、総理も時間通りにこつちに臨まれておりましたが、遺憾ながら委員の方のお集りができませんために、非常に開会が遅れた次第でございます。実は総理はこれから三十分ぐらいで、どうしてもはずされない用事を持つておられますから、御質問の順序は総理に御質問の方を先にやつていただきたいと思……
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