川上貫一 衆議院議員
26期国会発言一覧

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このページでは川上貫一衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

川上貫一[衆]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第8号(1954/01/30、26期、小会派クラブ)

○川上貫一君 私は吉田総理大臣に対して一つ二つの質問をいたしたいと思います。  去る一月二十三日、アメリカは、朝鮮民主主義人民共和国と中国人民義勇軍の捕虜を一方的に釈放して、その大半を台湾に輸送し、朝鮮に新しい緊張状態をつくり出そうとしたことは、世界周知の事実であります。一体、朝鮮の休戦会談で一番大きな問題になつたものは捕虜問題でありまして、国連軍の手による捕虜の釈放ということは、戦争当事国の一方がこれに反対しておるだけではありません。休戦協定によつて捕虜の処理に直接関係を持ちましたインドのネール首相はもちろん、メノン国連代表も、もし国連軍が捕虜を一方的に釈放するようなことをすれば、それは休戦……

川上貫一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

川上貫一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務委員会 第21号(1953/07/28、26期、小会派クラブ)

○川上委員 大臣が見えておりますから、大臣に聞きたいのですが、この友好通商航海条約は相当なものだと思う。これに一番よく似ているのは、アメリカとコロンビアが結びました通商条約ですが、これ以外に今の日米の結んだ条約に似た条約の結ばれておるのはどこの国でございますか。
【次の発言】 イタリアなんかは大分違うでしよう、コロンビアとアメリカの結んだ条約が、日本との条約にうり二つなんです、日本の方がもうちよつと悪いようです。これはあとで聞きます。イタリアなんか出されるのではなくて、コロンビアとアメリカの結んだ条約、これととうり二つの条約がほかにあるか、これを大臣に聞いている。

第16回国会 外務委員会 第22号(1953/07/29、26期、小会派クラブ)

○川上委員 今ちようど穗積委員が重要な質問をされておりますので、それについてお尋ねいたします。制限業種がきまつておりますが、これはきのうの説明によると、外資の導入その他の関係もあるので、いろいろなことを勘案して、その時分にその程度はきめるという御返答であつたのでありますが、私聞きたいのは、外資の導入の関係上、その他の必要上で、株の取得をたとえば九〇%まで認めることもできる。こういう時分には、国内法ではたとえば四九%以上は認めないとかなんとかいうことのお考えはなさそうに思いますが、これはどうなりますか。簡単でけつこうです。質問の時間が答弁も一緒に入るようですから、答弁はまことに簡単にしてもらいた……

第16回国会 外務委員会 第23号(1953/07/30、26期、小会派クラブ)

○川上委員 私は小会派の諸君の同意を得まして、この条約案に反対の意見を簡単に申します。  この条約は形式の上では、日本の経済を国際的に無防備の状態に置くことが明らかであります。実質の上では、日本の産業、金融、貿易その他一切をあげてアメリカに明け渡すものだとわれわれは考える。すなわち動産の取得及び事業活動の権利から見れば、鉄道、機械、化学、車両、土建、これらは何の制限もなく、株式取得にしても、事業活動にしても、その百パーセントをアメリカ人の手に握り得ることを許しております。またその他の産業にいたしましても、外資の導入に必要とか、あるいはアメリカの要請とか、その他によつて、無制限に株の取得、事業活……

第16回国会 外務委員会 第24号(1953/07/31、26期、小会派クラブ)

○川上委員 関連質問でありますし、同僚委員の方々の発言要求もありますから、簡単にお尋ねしたいと思います。  第一点は、このブカレストへの旅券の交付について、いろいろ研究しておると言われますが、具体的にどういうぐあいにやつておられるのか。ただいろいろ考慮しておくというようなことでごまかされては、実際旅券の申請をしておる人は困る。これはいろいろ理由があるのか、これが第一点。  第二点は、旅券の申請をした人がいろいろ事情を聞きたい、実際の状況を聞きたいがために、あらゆるところに面会を頼んでおるが、政府はほとんど面会しておらぬ。なぜこのようなことをするのか。なぜ政府は親切に会つて、そうして事情を話して……

第16回国会 外務委員会 第25号(1953/08/01、26期、小会派クラブ)

○川上委員 この請願採択を今討議されておるので、政務次官にちよつとお聞きしたいのですが、頼む方は、国民としていろいろなことを頼む、要求する、それから扱う方は、まるで敵国扱いのような扱い方を政府はしておる。こういうやり方で、実際こういう問題が平和のうちに解決すると思うかどうか。たとえば代表部の問題にしても、ビルマもそれに相当するものがあり、フイリピンもそれに相当するものがあり、これはどちらもまだ批准をしてはおらぬ。ソ同盟の代表部に対しては、引揚げ、立ちのきを要求したりしたことがある。これは非常に差別待遇であります。韓国などは、交戦国でありませんけれども、これは看板でも代表部  と書いてある。ほか……

第16回国会 外務委員会 第26号(1953/08/04、26期、小会派クラブ)

○川上委員 私の質問は簡単であります。今のに関連いたしますが、アメリカ側と日本の間に要員の労務に関するいろいろな協定があると思う、また今協定の問題ではあるいは交渉されておるのはでないかと思うのですが、これは日本の政府とアメリカ側との労務提供上の協定であると思うのです。ところが日本の労働者は、あるいは接収工場にしますればそこの工場、それから調達庁にしますれば調達庁、これに対して労務の契約をしておると思う。そこでこの限りにおいて日本の労働三法というものは完全に適用されなければならぬ。その日本の労働者の権利を擁護するところの法律関係と、それから政府とアメリカがとりかわすところの労務協定の内容とが食い……

第16回国会 外務委員会 第27号(1953/08/05、26期、小会派クラブ)

○川上委員 きようは大臣か政務次官にお聞きしたい点があるのですが、おさしつかえだそうでありますし、なお時間も相当たつて、委員会もまことに蓼々たる光景を呈しておりますので、条約局長に二、三の点だけお聞きしたいと思います。  今日本とアメリカと日米労務基本契約という問題について、交渉が進んでおるという先日のお話でありました。あの中にはアメリカの方の案と日本の案と両方あるのでありますか。これを出し合つて交渉いたしておるのでありましようかどうでありましようか。
【次の発言】 そうすると労務基本契約の問題については、条約局長のところでは、内容についてはあまりよくわからぬ、こういうことなのでありますか。

第16回国会 外務委員会 第28号(1953/08/07、26期、小会派クラブ)

○川上委員 私は質問時間も願つてあつたのですが、関連がありますので一つだけ伺います。先ほど戸叶君の質問に対する答弁で、保安隊に顧問団がおるということを言われたのですが、この顧問団というのは、どういう法的根拠に基くものであるのか。従来保安隊はアメリカが来て、これが顧問となるか何となるかの形かわからぬが、いろいろのことをやつておるがということを質問したときに、さようなことはないという答弁だつたように承つておるのです。ところがきようははつきり保安隊に顧問団がおるということを言われたのですが、これは一体どういう根拠によつてどういう仕事をしておるものかということを明らかにしてもらいたい。もしこれが私が聞……

第16回国会 通商産業委員会 第9号(1953/07/02、26期、小会派クラブ)

○川上委員 議事進行について。これはたびたび私が前から委員長に言つておるのですが、大臣が特に三十分しか時間がない、そこで済ますと言つていながら、委員長は大臣以外の質問を平気で許しておられる。この問題について私はあまりこんなことは言うつもりじやなかつたのですが、どうも今までの経過を見まして、私は最初から発言の通告をしてある。ところがいつまでたつても同じ方が数回言われまして、委員長の方ではどういうお考えであるか知りませんけれども、どうもその取扱い方はきわめて不公平であると私は考える。元来発言の通告があれば一応はその発言をさして、また残つておればこれを繰返してするというのが私は道理だろうと思う。とこ……

第16回国会 通商産業委員会 第13号(1953/07/07、26期、小会派クラブ)

○川上委員 同僚委員の御質問もたまつていると思いますので、私は中日貿易を中心としたことで二、三の、質問を大臣にしたいと思います。簡単に聞きますからどうか簡単に要点を答えてちようだい。それから私は大臣に聞くのでありますから、ほかの人は返事をせぬように、大臣でわからぬことはわからぬと言つてもらいたい。  まず一番最初に山梨県の蚕糸業の県代表が香港に渡航することを申請したのが不許可になつたのでありますが、あれはどういう理由で不許可にされたのか、これをお伺いいたしたい。
【次の発言】 山梨県の蚕糸業の県代表が、山梨県の蚕糸業がつぶれるというので、できるだけ中国との貿易をしたいというので、香港への渡航を……

第16回国会 通商産業委員会 第16号(1953/07/14、26期、小会派クラブ)

○川上委員 前の委員会が資料を要求してリストを出してもらつたのですか、ところがあれはリストじやない。あれはリストのうちの解除品貝だけ出している。これを私は要求したのじやない。あのリストのもとを出してもらいたい。これはどうですか。
【次の発言】 そうするとAリスト解除品目とあるのでありますが、そのAリストはどうですか。出て来ました書類にAリストの解除品目を書いたのがあるが、このAリストというものがほしい。
【次の発言】 通産省通商局から、昭和二十八年六月九日に出た書類がある。これにはAリスト解除品目と書いてある。このAリストというものがないのにAリスト解除品目というのはどういうのですか。

第16回国会 通商産業委員会 第19号(1953/07/17、26期、小会派クラブ)

○川上委員 関連して。私聞いておりますと、私の質問はほかにあるのですが、今の局長の方の答弁は違うのです。これをはつきりせぬと、時間がかかるばかりでしようがない。三分の一は還元するということに自転車競技法ではなつておる。これが一つ。そうすれば、ここに繰入れる五億何ぼの金は、三分の一の中なのか、その外なのか、これが一つ。もし三分の一の中だとすれば、ここに持つて来た金は、自転車産業並びにこれに関連する産業以外へ貸せます。もちろん金庫ですから貸せます。そうすると、三分の一の金を関連産業に還元するということが自転車競技法の中にある。ところがその三分の一の中で、五億なら五億、八億なら八億ここへ持つて来て、……

第16回国会 通商産業委員会 第21号(1953/07/21、26期、小会派クラブ)

○川上委員 ちよつと議事進行で簡単に発言したいのであります。それは水害の問題なのでありますが、九州の水害に次いで和歌山の大水害がある。これは特別委員会が設けられて審議されておりますけれども、炭鉱の問題、発電所の問題、中小企業の問題、あるいは一般の産業の問題で、非常に大きい問題だと思うのであります。私も特別委員会にも出席してその状態をいささか聞いたのでありますけれども、非常に重大な問題が残つておると思うのです。通産委員会ととても政府の対策本部長あるいは関係の方にここに来てもらつて、水害対策の状況を聞き、なおわれわれの合点の行かぬところも質問させてもらつて、この問題をやはり通産委員会で一応取上げる……

第16回国会 通商産業委員会 第22号(1953/07/22、26期、小会派クラブ)

○川上委員 関連して……。議事進行の問題ですが、ここではつきりしてもらいたいのは、日米友好通商条約が他の委員会にかかつておつて、ここでは共同審査の申込みをしてあるということなんですが、それを共同審査をしないで済ましてくれぬかという、おそらく非公式だろうと思うのですが、委員長に話があつたということを承つておるのですが、これはどうも困る。そこでこれは正式なものじやないでしようから、それでけつこうなんですが、通産委員会としてはこれは重大な問題で、実際はこの問題は通産にかかつてもいいくらいな内容のものだと思う。だから、これは共同審査を強硬に主張して実現するようにしていただきたい。もし理事会などに諮つて……

第16回国会 通商産業委員会 第24号(1953/07/24、26期、小会派クラブ)

○川上委員 いろいろ参考人の方々より御熱心な御感想をお聞きいたしましたが、今前田さんよりは適切な話を非常に聞かしてもらつたわけでございますが、残念ながらほかの方のお話はどうも金もうけしか考えておらない。これではさつぱりわれわれ参考にならない。そこでいろいろ聞きたいことがありますので、質疑の時間を十分にひとつとつてもらいたい。今承りました範囲では私らは何にも参考にならぬ。この点をひとつお願いいたしたい。
【次の発言】 私のはそう長くありません。議論にわたらぬように聞きたいのですが、三善さんにちよつとお聞きいたしたいのですが、あなたがやつておられます間に、あなたの工場でストライキがあつたことがあり……

第16回国会 通商産業委員会 第25号(1953/07/25、26期、小会派クラブ)

○川上委員 関連して。非常に簡単なんですが、今の大臣のお答え、その通りだと思う。これは何ら政府が補償したり何かをしたりするものじやない。だからあぶない。兵器を生産しておつたら、軍事基地を多くして戦争を始めてくれなければもうからない。そこでちよつと聞きたいが、内灘の接収問題について、武器製造業者が、政府はなぜこれを早く接収せぬのか、すぐ鉄砲をぶつぱなしてしまつたらいいのだ、こういうことを、関西並びに関東の一部の業者から政府に強引に強要した、こういう事実を通産大臣は知つておられますか、知つておられないか。またそういう事実はないと確言されますかどうか。これだけ伺いたい。

第16回国会 通商産業委員会 第27号(1953/07/28、26期、小会派クラブ)

○川上委員 議事進行。外務委員会に日米通商航海条約がかかつておるのでありますが、これを通産委員会から合同審議をするように申入れをすることを、私は前にも発言をしたし、また理事の方々に処置を聞いたら、これは合同審査を申し込んであるのだというような御返事でありました。ところが本日聞くというと、正式には申し込んでないということであります。これは非常におかしいと思う。この条約は、なるほど条文の上から見れば外務に関係するのでありますが、それの影響するところは、日本の貿易、産業に関係するのであつて、この実質というものは通産行政に属するものだと思うのであります。こういう内容のものでありますから、形式上は外務委……

第16回国会 労働委員会 第11号(1953/07/10、26期、小会派クラブ)

○川上貫一君 労働大臣は、スト権を剥奪するようなことは考えておらぬ、こういうような答弁を今されておるのですが、それはうそです。どういう形においても、こういう法律をつくることは、これはスト権の剥奪です。国家公務員法が、スト権の剥奪でないとはいえない。もしスト権を剥奪する意思が政府にないのなら、国家公務員法をすつかりやめてしまつたらよろしい。問題はそこではないのです。私の聞きたいと思うことは約三点ほどしかないのですが、政府はいつもこのスト権の剥奪を公共の福祉、公共の利益ということでごまかして来ておる。今回もそう言うておる。そこで、その問題についてちよつとお聞きしたい。  日鋼赤羽の労働者は、先日ス……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 外務委員会 第5号(1953/11/04、26期、小会派クラブ)

○川上委員 質問の打合せで二十分ということになつておりますので、私はこの打合せその他はかたく守りたいと思いますが、政府の方でもできるだけ簡単にお答えを願いたい。そうしませんと時間が延びます。  第一番の問題は竹島の問題でありますが、この竹島が今日本にとつて重大な問題になつておる。この竹島は占領中の日本の行政区域になつておらなかつたという事実、これはどういうわけで占領中日本の行政区域になつておらなかつたかということを聞かしてもらいたいのです。
【次の発言】 それはよくわかつておるのでありますが、竹島のような島、これは昔から日本の領土であつたと主張しておるのですが、これが特に除かれておつた、つまり……

第17回国会 通商産業委員会 第1号(1953/11/04、26期、小会派クラブ)

○川上委員 私はやはり火力借款で少しばかりお聞きしたいと思うのですが、まず第一に、これで入つて来る機械類の関税がおよそ三十億くらいあると思いますが、これは免税にする予定でありますかどうか、この点を伺つておきたい。
【次の発言】 関税の額を聞いているのではない。免税にするのではないかというのです。
【次の発言】 火力借款の交渉について、岡野さんはどうもタツチしておられぬのじやないか。これは非常に重大な問題で、ことに岡野大臣は電力行政については責任の地位におられると思うのですが、これは初めの間ほとんど御承知なかつたということは与党の人も言つておるが、これはいつごろからお聞きになつたのですか。さつき……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第13号(1954/05/21、26期、小会派クラブ)

○川上委員 関連と同時に議事の進行です。私はこれは非常に重大だと思う。政府の責任ある答弁は、委員会に対して委員の審議を曲げるような答弁をしておる。これは、間違つたとか言い方が足らなかつたとかいう問題てはなくて、委員の審議を混乱させ、供つた方向に導くような答弁をしておる、これは私は非常に重大な問題であると思う。聞くところによると、委員長の方では本法案を本日何とかするとか、あるいは四時間で質疑を打切るとかいうようなお話があつたそうでありますが、こういうような状態になつた以上、断じてそんなことはできない。徹底的にこの法案について考えなければ、今後何を言い出すかもわからぬ。この根底には非常に怪しいもの……

第19回国会 通商産業委員会 第1号(1953/12/14、26期、小会派クラブ)

○川上委員 簡単に質問いたしますから、御答弁の方もどうぞ簡単でけつこうですから、できるだけ他の委員諸公の時間をとらぬようにお願いしたいと思います。  まず第一にちよつと委員長にお伺いいたしますが、きようはなぜ通産大臣は来ないのであるか。
【次の発言】 そうでございますか。それでは次官にお尋ねすることになりますが、中国が商品肥料を必要とする国の計画と、それから実際において中国が必要とする商品肥料の需要の量、これを通産省ではどういうぐあいに調査しておられるか、ちよつとお聞きいたしたい。
【次の発言】 通産省が中国の事情はよくわからぬから、中国における商品肥料の需要量も国の計画もわからぬと言われるの……

第19回国会 通商産業委員会 第2号(1953/12/15、26期、小会派クラブ)

○川上委員 関連をして。私もきのう質問したのですが、政府の方ではやはり正直に言う必要がある。そうじやない。日本の硫安、肥料の問題は、将来の東南アジアに関係がある、中日貿易に関係がある。同時に台湾と朝鮮に関係がある。ところが、今アメリカは干渉しておらぬと外務省、通産省は言つておるが、これはまつたくうそであつて、ひどい干渉をしておるのである。これについて証拠を出せということになれば出します。これは中崎さんもお出しになるだろと思う。これが実は、ある意味においては困つておるのである。これを一本の輸出会社にしますと非常に操作が楽になる。ここに圧力を加えればよい。ここに非常な問題がある。そこで日本の輸出の……

第19回国会 通商産業委員会 第11号(1954/02/13、26期、小会派クラブ)

○川上委員 議事進行。私きのうから通産大臣の御答弁を聞いておるのですが、どうも大臣の答弁は事務当局でもできるような答弁ばかり多い。加藤議員の聞かれておるところは、これは一つの世界政治の問題として、日本の政治問題として聞いておるのだと思うのです。ところが数字などをあげて、これは事務屋でもだれでもできるようなことでごまかされておる。私は実は今度の通産大臣はたいへんりつぱなんだと聞いておるので、たいへんりつぱな政治論が聞かれるだろうと思つておつたのですが、そうじやない、これはちよつと困ると思う。質問しておられる加藤議員もそういう答弁を聞いておるのじやないと思う。それならもう何か書類をひつぱり出せばわ……

第19回国会 通商産業委員会 第12号(1954/02/17、26期、小会派クラブ)

○川上委員 通産大臣にお聞きしますが、スタツセン長官が今度来日して、本会計年度に一億ドルの域外買付ができる、こういうことが伝えられておるのですが、これはMSAによる小麦援助の四千万ドルを含んでおるものだと思うのですが、その点はどうなつておるのでしようか。わかつておりましたらお答え願いたい。
【次の発言】 これは含んでおると言われておるようでありますが、それについてMSAによる小麦をもつてする援助は、貿易逆調に対してどういうプラスになるというお考えでありましようか。その点を簡単にひとつお答え願いたい。
【次の発言】 その点はわかるのですが、四千万ドルがアメリカの特別円になつておる。それでとにかく……

第19回国会 通商産業委員会 第17号(1954/02/27、26期、小会派クラブ)

○川上委員 私の質問は部分的なことではなくて、通産大臣のお考えを聞きたいと思うのでありますから、簡単なお答えでけつこうであります。私も簡単にお尋ねいたします。  第一は、通産大臣が経済演説をされたのでありますが、この中でいろいろな問題を提起し、最後に強調されたことは、今後わが国の貿易と経済の前途は容易なものではない、政府は決意を新たにして国民各位の協力を得て、強力な政策を押し進めるつもりである、こう言うておられますが、今もその通りであると思いますが、そうでございますか。
【次の発言】 国民各位の協力を得て、強力な政治をしようと思つたら、国民の信頼と輿望を負うて行かなければ私は政治はできぬと思う……

第19回国会 通商産業委員会 第21号(1954/03/12、26期、小会派クラブ)

○川上委員 時間が非常に制約されておりますから、答弁してくださる方も、説明でなしに事実を答弁していただきたい。私の方も事実を承りたいと思います。  今日の貿易を論じます場合に、中国、ソ同盟の貿易を全然度外視しておいて、貿易問題、日本の経済問題を論ずるということはまつたくナンセンスだと思うのでありますが、昨年の十二月十四日のこの委員会で、中国向けの硫安問題について一質問したときに、三月までは輸出能力がない、こういう答弁であつたのでありますけれども、一月二十二日の入札で朝鮮向け硫安十一万七千九百トンの落札が行われておるのであります。これは一体どういうことであつたのか、この点を大臣からお聞きしたいと……

第19回国会 通商産業委員会 第22号(1954/03/16、26期、小会派クラブ)【政府役職】

○川上政府委員 ただいま御説明がありました石油資源探鉱促進臨時措置法案の要綱につきまして簡単に御説明申し上げます。  先ほどもお話がありましたように、現在石油の利用につきましては、大体年間九百万キロリツター程度の需要があるわけでございます。それに対しまして国内におきましては、大体三十四、五万キロリツター程度しか生産されておりません。外貨の関係等からいたしまして、この際急速にこの開発をはかる必要があるのでありますが、その開発をいたしますには、事前におきまして探鉱関係の調査なり、そういつたことをどうしてもしなければならないのでありまして、特に鉱物のうらで石油資源につきましては、調査とかあるいはその……

第19回国会 通商産業委員会 第26号(1954/03/26、26期、小会派クラブ)

○川上委員 私の質問はごくわずかでございますが、政務次官にお聞きしたいのです。国内の石油の問題でこの法案も出ておりますし、政府もいろいろ考えられておるのだが、私はどうも日本の石油精製の全体というものを見ないで、形式ばかりのことを政府が考えておるようなんだけれども、問題にならぬのじやないか。この点で御意見を伺つて参りたいのですが、言うまでもなく日本の石油精製会社というものは、日本石油を初めとして、東亜燃料でも興亜でも三菱でも昭和でも、すべてアメリカの資本を中心とする外資に握られてしまつておる。しかもこれが原油の供給という条件だけで五〇%、東亜燃料なんかは五五%の株を外資が握つておると思うんですが……

第19回国会 通商産業委員会 第28号(1954/03/30、26期、小会派クラブ)

○川上委員 実はMSAの問題について、ことに経済問題に関連していろいろ聞きたいことがあるのですが、とても時間がなくて、きようは聞けません。先ほどから加藤委員の質問に対して大臣がお答えになつておるのを聞いていても、アメリカに対する考え方がわれわれと相当違うことが明らかになつて来ました。そこで私は、直接MSAに関係いたしませんが、通商大臣のお考え方を少し聞いておきたいと思います。時間がないので、質問をまとめていたしますから、あとで簡略に要点だけをまとめてお答えを願いたい。  第一点は水爆被出の問題なんです。第五福龍丸の問題で、アメリカの両院の合同原子力委員長のコールは、日本人の漁船や漁夫の被害は大……

第19回国会 通商産業委員会 第40号(1954/04/27、26期、小会派クラブ)

○川上委員 関連して……。質問なりお答えを聞いておるんですけれども、これは今に始まつたのじやなくて、加藤議員がたびたび質問しているんです。今具体的に言うと、この点がちよつと私にはわからぬ。加藤君の方では稼働率は六〇%、今度は原料が入らないから五〇%程度になりはしないか。これをほつておいて、コストを高くしておいて、値下げをしようというても、それはできつこはないんじやないか、これはどういう考えでおるのかというところに、質問の一つの要点があると思うんです。それについてはお答えになつておらぬのです。これは外貨が少くてそれ以上は行かぬというのですか。今のお答えを聞いておると、今くらい入れておけば、ストツ……

第19回国会 通商産業委員会 第42号(1954/04/30、26期、小会派クラブ)

○川上委員 硫安の問題について、二、三点適産大臣にお聞きしたい。今度提案されている法案は、需給安定法、輸出会社法と裏表のものであると思いますが、それを見ると、価格の決定をするということである。現在十四社は硫安協会をつくつておつて、事実上のカルテルをつくつている。この事実上のカルテルの独占価格を法律によつて公認することになる。そういう点についてはどういうように考えておられるか。  第二点は、この輸出会社は何といつても国策会社である。国策会社をつくつて、事実上のカルテルである硫安協会の独占価格を一方においては公認しながら、一方においては輸出する国策会社をつくつて行く、硫安に対してこういう形になる。……

第19回国会 通商産業委員会 第49号(1954/05/18、26期、小会派クラブ)

○川上委員 通産大臣にお伺いいたしますが、今度の一部改正で届出制を許可制にするということがまず中心の問題であつたわけです。審議会の案によるというと、助成措置が考究されておる。ところが今度の改正案には助成措置がない。助成措置がある方がよい悪いということは別問題でありますが、助成措置というのがなぜ今度の改正には入らなかつたか、このいきさつがあるはずでありますから、これをまず承りたい。
【次の発言】 そうすると、今後助成措置については考えるつもりである、こう理解しておいてよろしゆうございますか。
【次の発言】 それは少し内容が違うのじやないかと思うのです。通産省の方では助成措置を加えた原案をつくつて……

第19回国会 通商産業委員会 第51号(1954/05/20、26期、小会派クラブ)

○川上委員 通産大臣にお聞きしたいのでありますが、この前の委員会で航空機製造法について一部を質問し始めたのでありますけれども、休憩になりまして残つておるのでありますが、その際に私の第一に聞いたことは、今度の改正案で中心になるものは許可の制度を中心にしておる。助政ということについては、通産省の最初の考えではそういうことがあつたのではないか。ところがその助成措置については何も触れていない。これはどういうわけであるかということの質問に対して、大臣の方では、今のところ助成は必要がないと考える、こういう答弁であつたと思うのであります。そこで私はお聞きしたいのですが、こういう問題はただ当面の問題を糊塗する……

第19回国会 通商産業委員会 第54号(1954/05/24、26期、小会派クラブ)

○川上委員 岡野さんにお伺いいたしますが、ごく簡単にお答えください。お伺いしたいのは、今度出ております法案でありますが、これはその内容は政府が許可をするということが中心で、そのほかのことは何も触れていないわけなんです。ところが当面はどうしても防衛産業を中心とする航空機になるという御説はその通りなんですが、そこで許可をするというだけではなしに、あなた方の要求、注文といいますか、希望としては助成措置というものが伴うておつたのじやないかと思うが、従来の経団連その他の関係からの政府に対して要望なさつた点には助成措置はなかつたのかどうか聞きたい。それから法律の問題で、許可制だけでよいのかどうか。どうも許……

第19回国会 通商産業委員会 第60号(1954/06/02、26期、小会派クラブ)

○川上委員 通産大臣に二、三点質問をいたしたいのでありますが、時間が十分にありませんから要点だけを質問いたしますので、答弁の方も要点だけでけつこうでありますからお願いいたします。特需が本日の委員会でも問題になつておるのでありますが、特需の発注をめぐつてJPAと特需業者との間に汚職があつて、買いたたきやリベートなどが大々的に行われておるという事実があると言われておるのですが、この点について通産大臣は相当程度御承知だと思いますので、その真相を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 最近たとえば川崎航空にジエツト機の修理の指定があつたのでありますが、このジエツト機の修理は、川崎のほかに石川島、新三……

第19回国会 通商産業委員会 第62号(1954/08/12、26期、小会派クラブ)

○川上委員 ちよつと議事進行で一つだけ……。ちよつと意見なんですが、これから各委員の質問が続くと思うのですが、通産大臣にちよつとお願いしておきたいのです。もう少し腹を割つて答えてもらいたいのです。たとえば山手委員なんかの質問は私は非常に大きい質問をされると思う。第一は貿易を十七億ドルに上げるというが、これの基本的な考えはどうかということを言うておる。それから第二には電気料金の値上げの問題、これは通産大臣のお考えを聞いておるのです。これは非常に二つとも大きいと思う。ところが大臣のお答えを聞いておると、いろいろ申されましたけれども、貿易上の国際政策というものを一つも言われないのです。しかしこれを言……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第3号(1954/03/10、26期、小会派クラブ)

○川上委員 関連して一つあるのですが、大臣はまだおられますか。

第19回国会 法務委員会 第24号(1954/03/22、26期、小会派クラブ)

○川上委員 国警長官が見えておられるので一、二お伺いしたいと思います。  先日参議院議員が調査のために青森に行つたときに、青森の国警の隊長は共産党ならば何でも徹底的にこれを調べるのだということを言われたという報告になつておるのでありまして、この点では、長官には一度御注意を促したことがあるのでありますが、この問題についてあらためてはつきりと国警長官の考えを承つておきたいと思います。こういう方針ですべてをやつておられるかどうかということをお答え願いたい。つけ加えて聞いておきますが、その際に参議議員の高田君に対して、法律もくそもない、共産党は調べるのである、こう言うておることが明らかになり、これは録……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 内閣委員会 第2号(1954/12/03、26期、小会派クラブ)

○川上委員 さつきから政府の答弁を聞いておると、木村長官は、竹島は完全に日本の領土である、こう言われたのでありますが、海上保安庁長官は、この帰属が明らかでないので、これを解決しなければ根本的に解決しないという意味の答弁をされた。これは非常に重大だと思う。私はこの点が最初から問題になつておる点だと考える。前国会においてもこの点をたびたび質問したことがあるのです。きようの答弁も食い違つておりますから、その点について正確にひとつ御答弁願いたい。
【次の発言】 その考えの下に立つておるということと、現実的に日本の領土であるということとは別です。そうじやない。いかにそれがしの閣僚その他の者が主観的に日本……


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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 経済安定委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/09、26期、小会派クラブ)

○川上委員 通産大臣を待つておつたのですが、拙いでにならぬようでございますから、大臣に対する分の質問は除きます。  第一番に聞きたいことは、今まで独禁法によつて摘発された件数ですな、これが石炭と鉄鋼、紡績、人絹、硫安、これを一括した数と、それから中小企業を摘発した数との、数字だけでけつこうですからお知らせ願いたい。
【次の発言】 それはわかつておりますが、その中で石炭と鉄鋼と紡績と人絹と硫安を摘発した件数がなんぼあるか、その他のものがなんぼあるかということを数字的に聞きたい。
【次の発言】 正直に答弁してもらいたいのですが、今大企業は実質的に協定をしておる、実質的のカルテルをやつておるのです。……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会内閣委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1954/03/17、26期、小会派クラブ)

○川上委員 これは辻議員の質問なり木村長官の御答弁に関連して質問いたしますが、今海外派兵は絶対あり得ない、こういうような御答弁でありますが、協定のどこにも海外派兵はしないということは規定してない。それから安全保障条約の義務を再確認するということはあるが、これ以上の義務は負わないという条項はない。それから自衛ということを言われておるが、どこの国でも侵略するときに侵略だと言う国はない。ヒトラーでも自衛と言うた。朝鮮の戦争でも、アメリカはこれを自衛と称して、自国の安全のためと称して台湾を占領し満州を爆撃しておる。これは確かに自国からあれだけの遠い海を隔てて出兵をしております。そうすると、この条約によ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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