川上貫一 衆議院議員
30期国会発言一覧

川上貫一[衆]在籍期 : 24期-26期-27期-29期-|30期|-31期
川上貫一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは川上貫一衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

川上貫一[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第5号(1964/01/24、30期、日本共産党)

○川上貫一君 私は、日本共産党を代表して、池田総理大臣その他関係大臣に一、二の質問をいたします。  まず第一に、沖縄の問題であります。  今日アメリカは沖縄を占領しております。それだけではありません。今後永久に占領する態度を明らかにしております。これはどういう条約に基づくものであるか。サンフランシスコ条約でも、また安保条約においても、沖縄に対するアメリカの永久占領の権利を認めた条項はありません。また、政府はアジアの緊張が続く限り、占領が継続されるかのような答弁をされたことがあります。ほんとうにそうでありまするか。もしそうだとするならば、それはどういう条約に基づくものであるか。われわれはそのよう……

第46回国会 衆議院本会議 第30号(1964/05/15、30期、日本共産党)

○川上貫一君 私は、日本共産党を代表いたしまして、部分的核停条約の承認に反対の意見を述べます。  まず第一に、この条約については、今日、日本がアメリカ帝国主義によって半ば占領されておること、アメリカの核戦略の基地にされているという事実、並びに日本をめぐるアジアの実際の情勢、これを十分に考慮に入れて、日本人民のほんとうの利益の立場から賛否を決定しなければならぬとわれわれは考えます。  政府は、この条約があたかも平和への一歩、核兵器禁止への前進、こういうことを宣伝しております。そうして、平和と核兵器禁止への熱意があるかのごとく装い、国会の承認を求めておる。しかるに、日本の政府は、アメリカの要求に屈……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 衆議院本会議 第5号(1965/10/16、30期、日本共産党)

○川上貫一君 私は、日本共産党を代表して、佐藤総理に対し、日韓条約について、二、三の質問をいたします。  政府は、このたびの所信表明で、日韓条約は何ら軍事的目的を持ったものではないと強調されております。はたしてそうであろうか。反対に、これこそアメリカのアジア政策のために日本と韓国との反共軍事同盟の道を切り開く条約であると断言してはばかりません。これは決して独断ではありません。この条約が軍事目的のものであるということは、この条約を強要したアメリカ当局、すなわちダレス前国務長官、 ハウズ在韓米軍司令官、ラスク国務長官等が繰り返し公言しておるのであります。ことに、ダレス前長官のごときは、「日韓台の反……

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委員会発言一覧(衆議院30期)

川上貫一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 外務委員会 第2号(1963/12/18、30期、日本共産党)

○川上委員 時間がありませんから、私の質問は簡単であります。  政府の御答弁を聞いておるのでありますけれども、非常にあいまいだと思うのです。そこで、確認しておきたいと思うのですが、ここに外国人退去強制命令の写しを持っております。これは御承知のように十月二十六日のものです。これは法務省の東京入国管理事務所主任審査官が出したものであって、あては周鴻慶、退去理由は出入国管理令第二十四条四号口該当、執行方法は出入国管理令第五十二条の規定による、送還先は中華人民共和国、こうあるのです。どうも政府の御答弁によるとわかったようなわからぬような気がするのですが、この命令書は、外務大臣、生きておるのですか生きて……

第45回国会 予算委員会 第3号(1963/12/13、30期、日本共産党)

○川上委員 非常に時間がありませんので、私は質問をまとめていたしますから、防衛庁長官の御答弁をお願いいたします。  御承知のように、最近アメリカは市中戦略体制を変えたはずです。一部を改めて、海外の軍隊を削減して、そのかわりに本国からの大規模な空輸と、ポラリス潜水艦の配置を中心とする、防衛庁長官御承知だろうと思うが、いわゆる多角的軍事体制、これをとってきた。この戦略体制は、言うまでもないことですけれども、同盟国の防衛力の増強ということをどうしても要請する、こういう性格を持っておるのです。特に日本は安保条約で相当しばられております。ことに、アメリカの国防次官のギルパトリック、この人などは、将来韓国……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 外務委員会 第4号(1964/02/19、30期、日本共産党)

○川上委員 私の質問は中国問題なんですが、中国問題についてはこの国会でも非常に論議が行なわれておりまして、政府もいろいろ答弁をしておられるのですけれども、きょう私は中国との国交回復の問題について政府の基本的態度だけをお聞きしたいのです。あげ足を取るような質問をする気はないのですから、この点については了解ができるようにひとつ外務大臣の御答弁をお願いしたい。  まず第一は、中国との国交回復の問題を政府のほうではどういうような性格のものとお考えになっておるか。一口に言いますと、中国と国交を回復してやるのだ、こういうようにお考えになっておるのではないか、この点をお聞きしたいのです。  御承知のように、……

第46回国会 外務委員会 第8号(1964/03/04、30期、日本共産党)

○川上委員 私の質問はごく簡単なんです。  これは外務大臣に聞くのですが、一月三十一日の予算委員会のときに総理大臣が答弁をされておるわけです。それは賠償問題で今澄委員の質問に対してこういう答弁になっておるのです。「賠償の問題でございますが、私はっきり申し上げておきます。日本は中華民国と戦争をし、中華民国と平和条約を結び、その際に賠償請求権は放棄しておりますから、これははっきりここで申し上げておきます。将来中共が賠償請求権があるないということを前提にしてのようなお話でございますから、私は政府の考えをはっきり申し上げておきます。」、そういうものはありませんと、こう言っている。一月三十一日の総理の答……

第46回国会 外務委員会 第10号(1964/03/11、30期、日本共産党)

○川上委員 御答弁がありましたが、私がこの問題を聞いておるのは、古い速記録なんかを持ち出して何か政府のあげ足を取ってみようかというような意味ではない。池田総理の、賠償問題については全面的に解決しておると言われた分がわれわれには了承できませんので、この問題を明らかにするために質問をしたのですが、いまの御答弁によると、この倭島政府委員の答は、日台条約の第三条、これによるのだという御答弁ですか。このことを言うておるというのですか。
【次の発言】 しかし、第三条にも明らかに書いてある。台湾並びに澎湖島、ここの分の処理も中華民国政府と日本国政府との双方の取りきめの主題とするとある。台湾に問題はないという……

第46回国会 外務委員会 第13号(1964/03/27、30期、日本共産党)

○川上委員 二時までやります。私は日韓会談を非常にお聞きしたいので、どうも、十五分くらいでやろうといっても、これはできない。あとに残しますが、韓国の学生を中心とする反対運動、これについての社会党の質問は私は非常に道理にかなっておると思う。同時に、これに対する政府の答弁は少しも道理に合わぬと思う。このことについてはいま時間がないから触れていられませんが、政府は、おそらく、こういう態度でおられたら、近い将来に非常に当惑される、困惑される事態が必ず来るに違いないということをはっきり申し上げておきたいと思います。同時に、私はこの問題は次の機会に時間をもらって質問することにして、一体、この日韓会談という……

第46回国会 外務委員会 第15号(1964/04/03、30期、日本共産党)

○川上委員 私は関連でありますが、いま松本委員が質問されたことは非常に重要な件だと思います。そこで、いま大平さんはああいう答弁をなさいましたが、これは外務省か法務省かは別にして、文書をつくっておる。その文書は、ペーパーで約四枚、呉学文がこのようなことを言うたという材料がある。このものを人に見せておる。だれに見せたかということを言えと言われたら言いますよ。あなたは、こういうものはあるのはあるけれども、発表してはいけないとおっしゃいます。ほかの人に見せたものが国会に見せられませんか。だれに見せたかということを言えということになれば、それは申し上げます。一人じゃない、多くの人に見せておる。この事実は……

第46回国会 外務委員会 第16号(1964/04/07、30期、日本共産党)

○川上委員 私はOECDの承認の問題について特に外務大臣にお聞きしたいと思うのですが、これは、ちょっと一見して経済的な内容を持った条約のように見えますけれども、相当根深い意味を持っておるものだと思うんです。  そこで、第一に、このOECDとNATOとの関係はどういう関係にあるのか、これを大臣からお聞きしたい。
【次の発言】 NATOとは形式的にも実質的にも関係ありませんか。
【次の発言】 それはちょっと違うのじゃないですか。一九五九年の十二月十五日に、NATOは、秘密理事会で、ハーター国務長官の提案で、平和と安全の十カ年計画というものについての声明を出しておる。その後、御承知のように四カ国の会……

第46回国会 外務委員会 第19号(1964/04/15、30期、日本共産党)

○川上委員 関連して外務大臣にお聞きしたいのですが、いま戸叶委員からいろいろ御質問があったのですが、この領事条約というのは相互的なものでしょう。相互条約でしょう。日本は国内法がないんだからアメリカではできないから問題がないと言うが、この条文を見ると、アメリカだけが日本で行なえるとなっておらぬ。どっちも行なえることになっておる。派遣国はとなっている。それですから、日本に国内法がないからそれはできんじゃろう、こういう答弁をなさるけれども、この条約を見ると、できることになっておるのです。本来できぬのなら、条約にどうして入れるのか。この条約に、アメリカ領事は日本でこれこれのことをすることができるという……

第46回国会 外務委員会 第22号(1964/05/08、30期、日本共産党)

○川上委員 外務大臣に質問するのですが、時間の関係もありますので一括して質問をいたしますから、一括してお答え願いたいと思います。  この部分核停条約というのは昨年の八月の五日に三つの国の間で調印が行なわれたのでありますが、当時、たくさんの人民の間には、御承知のように、空中汚染がなくなる、核兵器の全面禁止への一歩でもある、こう考えて、これを支持する人々がもちろんありました。また、たとえ完全ではなくても、ないよりはましだ、こう考える人々もあったのであります。しかし、一方では、この条約のねらいについて多かれ少なかれ不安を抱き、危惧を感じた人もないことはなかった。これは事実です。共産党は、一九六〇年以……

第46回国会 外務委員会 第23号(1964/05/13、30期、日本共産党)

○川上委員 いま外務大臣は、穗積委員の質問に対して、この条約で地下実験の合法化ということは間違いだ、そんなことはない、こういう答弁をなさった。私にもなさった。しかし、これは私はこの条約を承認するかどうかという問題の一つの点として重要な点だと思います。この地下実験というのは、アメリカにとっては実は非常に都合のよいものであって、これには非常な意味もあり、もくろみもあるのですけれども、この前言うとおり、これは差しおきます。ただ、これが条約によって合法化されるという問題、これは私もこの前これを述べた。そうしたら、そういうことを言うのは牽強付会だとあなたは言った。しかし、およそ国際的な条約というもので、……

第46回国会 外務委員会 第27号(1964/05/27、30期、日本共産党)

○川上委員 私の質問は簡単です。この領事条約については、この前も質問しているわけで、いまも穗積委員が質問したのですが、結局、これは、もう徴兵検査をやる、徴兵の検査ということは、実際これはそうなっているのです。そのことは、いろいろ言われますけれども、この条約によって領事が事実上の徴兵検査をやることになるので、これはもういろいろ言われてもそのとおりなんです。  それから、私は前にこういう質問をした。かりに日韓会談妥結の結果、将来韓国側が、身体検査、徴兵、これについて同じ要請をした場合はどうなるかという質問をした。そのときの政府の答弁は、日米領事条約は特例法ではない、要請があればほかの国にも与える、……

第46回国会 外務委員会 第30号(1964/06/10、30期、日本共産党)

○川上委員 大臣は非常にお忙しいそうですから、それにも同情します。聞きたいことがたくさんあるのですけれども、しかし、きょうは二、三点だけ質問します。  外務大臣がおられるのですが、どうも日本の外交がアメリカに追従するだけで自主性はさっぱりない。そうじゃないとおっしゃるでしょうけれども、これは重大な問題ですから具体的にちょっとお聞きしますが、北のベトナムです。ベトナム民主共和国の経済代表の入国を拒否しておるのですが、あれはどういう考えでしょうか。  そこで、これは一々聞けば時間がかかりますから、ついでに一緒に聞きますが、あなたのところのアジア局ではこういうことを言うておる。アメリカが南ベトナムで……

第46回国会 外務委員会 第34号(1964/08/10、30期、日本共産党)

○川上委員 時間がないので、たいへん残念ですけれども、ごく短い質問を外務大臣にいたします。  あなた方は、部分核停条約、これを国会の承認を求める時分にこういう説明をした。これは米英ソ三国などによる平和への決意のあらわれである、緊張緩和への第一歩である、こう説明をされておる。そうして平和ムードというものをたいへん礼賛されておる。これに対してわれわれは、アメリカ帝国主義の戦争屋としての本質は変わらない、全世界にわたる新しい植民地主義者、諸民族の独立と民族の解放を求める戦いに対する弾圧者、世界の憲兵であると指摘した。そうして、部分核停条約というものはこの野望をごまかすぺてん条約である、こうわれわれは……

第46回国会 外務委員会 第37号(1964/09/17、30期、日本共産党)

○川上委員 外務大臣に質問いたします。私の質問は具体的でありますから、具体的にお答えを願いたいと思います。時間がたくさんございませんから、比較的に集約してお尋ねいたしますから、お答えも簡単にお願いしたいと思います。  第一に、アメリカの航空母艦は自由に日本の港湾に今日入っております。ここにわれわれが知っておる限りのメモをつくっております。これは委員のほうにも配っていただきたいと思います。外務大臣にも差し出します。このメモでも明らかなように、これには年月日、それから場所、空母の名前、トン数等を書いております。このメモを見ましても明らかなように、これは第七艦隊の所属ばかりではなしに、太平洋の統合軍……

第46回国会 外務委員会 第38号(1964/10/07、30期、日本共産党)

○川上委員 私は関連ですから条約局長に一点だけちょっとお伺いするんです。  事前協議という問題がいろいろに解釈されておるのです。また、これを非常にうまく活用されておるのですが、この前の委員会でも質問したのですけれども、アメリカの原子力法その他によって、原子兵器の所在位置は明らかにできない、これを明らかにしたら極刑に処せられることになっておると思うのです。そこで、原子兵器の持ち込みは事前協議をするのだ、ここが非常にあいまいな形になるのですが、これが実際できる場合はどういう場合でしょうか。たとえば、原子力潜水艦が原子兵器を持っておる、これが日本に寄港する、その時分に、この潜水艦は原子兵器を持ってお……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 外務委員会 第3号(1964/12/17、30期、日本共産党)

○川上委員 私の質問は単直でありますから、外務大臣はもう簡単に明瞭に答えてもらいたいと思う。ただ、ちょっとお願いしておきますが、私はいまちょっと耳をわずらって聴力が十分でありませんので、少し大きい声で明瞭に答えてください。  御承知のように、サンフランシスコ条約、これによると、琉球諸島は、合衆国を唯一の施政権者とする信託統治制度のもとに置く、こういう提案が行なわれかつ可決されるまで、合衆国はこれら諸島の領域と住民に対して行政、立法、司法上の権力の全部及び一部を行使する権利を有するということをきめてあるのです。そこで問題なんですが、一体アメリカは今日この条約に基づいて沖繩の信託統治ということを提……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 外務委員会 第8号(1965/03/24、30期、日本共産党)

○川上委員 外務大臣にお尋ねします。  御承知のように、ベトナムにおいて狂暴きわまりのない強盗戦争を続けておるアメリカは、ついにベトナム人民に対して毒ガスを使用することになった。外務大臣はベトナムにおけるアメリカの行為は正当なものであると繰り返して答弁しておられます。彼らがこのたび毒ガスを使用することを、これもまた正当なものであると外務大臣はお考になりますかどうですか、これについて。
【次の発言】 これはアメリカの各新聞がトップに書いておる。アメリカのモース上院議員は非難の演説をしている。日本の各新聞も全部書いておる。それを知らぬと言うのですか。むちゃな答弁ではありませんか。

第48回国会 外務委員会 第11号(1965/03/31、30期、日本共産党)

○川上委員 この協定を結ぶと、その航空路は、日本、台湾、香港、マニラ、サイゴン、マラヤ、シンガポール、こういう筋になっております。これはそのほとんどがアメリカとイギリスのかいらい政権をつくっているところで、米英の侵略と戦争の拡大の拠点になっているところ、これをつなぐ航路だと思うのです。その上に、いま戸叶委員も指摘されましたが、第二条によると、運輸以外の目的で着陸する特権も与えてあるのです。これで一体どういうことが将来起こる危険があるだろうか。かってオランダ軍の部隊が服装を変えて背広を着て羽田空港を利用してインドネシアの戦場へ行ったことがある。この協定によって帝国主義とそのかいらいが日本の空港を……

第48回国会 外務委員会 第13号(1965/04/07、30期、日本共産党)

○川上委員 私の質問は簡単です。外務大臣に聞きます。  アメリカのマクナマラ国防長官は、この五日に、USニューズ・アンド・ワールド・レポートの質問に答えてこういう答弁をしております。日本の防衛予算は日本の国民総生産を考えるとあまりに少額過ぎる、これはよくない、アメリカは日本がもっと防衛責任を持つことを要請している、こう言っておる。どういう要請が来ておるのか、これが第一点。  さらに、同国防長官は、われわれが書いて、われわれがその適用をさせた日本国憲法が軍事力の増強、軍事計画の進展を阻んでいる、こう言うておる。外務大臣はこのマクナマラ発言をどういうように受け取りますか、これが一問です。

第48回国会 外務委員会 第14号(1965/04/09、30期、日本共産党)

○川上委員 私は、国連憲章の今度の改正の問題、この問題について、特に反対をするという立場ではありませんが、この際、国連そのものの問題について、政府の考え方を聞いておきたいと思うのです。外務大臣の御答弁をお願いしたいと思います。  国連というのは、その成立の過程から見ても、また憲章の精神に照らしてみても、国際間の平和と安全を維持する、人民の同権と自決の原則を尊重する諸国間の主権平等の上に友好関係を発展させるところ、こういうものだと思うのです。こうならなければならぬと思う。したがって、この国連というものは、各国人民の自主独立を助け、その安全を保障する、そしてあらゆる侵略を阻止して世界の平和に貢献す……

第48回国会 外務委員会 第19号(1965/05/07、30期、日本共産党)

○川上委員 外務大臣に質問します。  あなたは、四月十四日の外務委員会で、ベトナムにおけるアメリカの行動は安保体制のワク内であり、それに対して日本を補給その他の基地として使用することは、安保条約のたてまえから当然のことである、こう答弁しておられます。してみれば、日本は、安保条約がある限り、アジアで引き起こすアメリカの侵略戦争には、いや応なしにそれを支持し、それに協力しなければならぬ、こういうことになるのでありますか。外務大臣の御意見を聞きたい。
【次の発言】 外務大臣に聞くのですが、今日のベトナムの戦争は、だれが何と言おうとも、アメリカ帝国主義の侵略戦争ですよ。しかもアメリカは今度はドミニカを……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 外務委員会 第9号(1966/04/15、30期、日本共産党)

○川上委員 外務大臣にお尋ねします。私の質問は単直ですから、外務大臣も率直に単直に答えていただきたいと思います。  最近、中国は、東京で開かれた東南アジア開発閣僚会議あるいは近く開かれる予定のアジア外相会議、これなんかとともに佐藤内閣が中国封じ込め政策を一そう積極的に打ち出したものである、こう言うて対日関係の再検討を始めているようです。これは日本と中国の関係にとってたいへん重要な問題であると思いますから、外務大臣はこれをどう考えておるのか、中国は再検討しておるということを知っていますか。
【次の発言】 再検討しておるのです。これは重大な問題なんです。こういう問題について中国が再検討しておるのは……

第51回国会 外務委員会 第13号(1966/04/27、30期、日本共産党)

○川上委員 時間がありませんから、きわめて率直に質問したいと思う。  アメリカのバンディ国務次官補は、ことしの二月十二日に、カリフォルニアの大学で演説をしております。その中で、アメリカの中国封じ込めが成功するかしないかは、アジア諸国みずからの行動によってきまる、こう述べておる。その後バンディ次官補はこの政策を携えて日本その他極東の国々を訪問しましたが、二月の二十八日からフィリピンのバギオで開かれたアメリカのアジア公館長会議に出て、こういうことを言うております。日本、フィリピン、マレーシア、台湾、韓国、タイは中国封じ込めの同盟を築くべき国々であると。そこで公館長会議のコミュニケを見ると、こう言う……

第51回国会 外務委員会 第17号(1966/05/25、30期、日本共産党)

○川上委員 私はアジア開銀について外務大臣に二、三のお尋ねをしたいと思うのです。時間の制約がありますから、答弁は外務大臣だけにお願いします。ほかの方の御答弁はよろしい。もう一つ椎名さんにお願いしておきたいのですが、私は少しく聴力が衰えておりますので、はっきりと明瞭に答えてください。  アジア開発銀行、これは率直に言うてアメリカのアジア侵略政策の一環である。同時にこれに追従する日本政府の侵略的海外進出政策とも関係がある、われわれはこう考えております。そこで、まず最初に一つの質問をいたしたい。最近政府はアメリカの核のかさのもとで日米安保条約を長期固定化するという意向を明らかにしております。さらに佐……

第51回国会 外務委員会 第18号(1966/05/27、30期、日本共産党)

○川上委員 私は関連質問でありますから一問だけ外務大臣にお聞きしたい。それはきのう私の質問に対して、外務大臣は、安保条約は軍事条約である、こう言われたが、この問題であります。これは相当重要な発言だと思うので、私はきょうは一回だけ聞くのでありますが、軍事条約というのは、軍事同盟を条約文にして固めた、これが軍事条約だと思う。だから、軍事条約という国際的概念をかってに使ってはいけない。そのうしろには軍事同盟関係がなければならぬ。これを条約化したものが軍事条約、これが国際法的通念だと思う。それで軍事同盟というのは、一定の国を、敵対国を対象としてこれに武力をもって対処するための両国間あるいは数国間の同盟……

第51回国会 外務委員会 第22号(1966/06/24、30期、日本共産党)

○川上委員 私の協議された割り当ての時間は十五分間でありますが、これは守りたいと思いますから、できるだけ政府のほうの御答弁は簡潔にお願いしたいと思います。  質問の最初に私はちょっと外務大臣にお聞きしておきたい。日本にはもはや核兵器が持ち込まれておるのではないかと思われる節があります。それはアメリカの第五空軍の事故防止点検要目というものであります。これが横田、三沢など米空軍基地の安全担当将校に配付されておるといわれております。これには、核兵器の積みおろしは容易に見られない場所で行なわれているかどうか、また貯蔵施設はさくを施した地域内にあるが、そこへの接近を照らす灯火、つまり電灯を備えておるかど……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 外務委員会 第1号(1966/07/20、30期、日本共産党)

○川上委員 時間が十分にありませんから、私は一、二の点を具体的に外務大臣にお尋ねしたいと思います。  おそらく外務大臣は十分に御承知のことと思いますが、いま日本の造船所で次のようなものをつくっております。これは外務大臣御承知だと思います。それは長さ九十一メートル、幅が二十三メートル、高さが四・二メートルのエアタンクを持った二千排水トンの箱船であります。その箱船の上部は全部一枚の強固な鉄板でつくられております。さらにこれは十本の柱で適宜に海底に固定できるような構造になっておると思います。ここにその写真があります。この写真にはその箱船の形がはっきりと写っておる。これは明らかにアメリカのベトナム侵略……

第52回国会 外務委員会 第4号(1966/10/12、30期、日本共産党)

○川上委員 私の質問は戸叶議員の質問に対する関連でありますから、そう長い時間はとりません。卒直にひとつ答えてもらいたい。  外務大臣に聞きたい。現在東京の立川の米軍基地にベトナムの侵略戦争に参加をしておる韓国の軍隊が来ております。この韓国兵は軍服を来たまま基地の外を歩いております。これにはりっぱな証拠があります。また公然と立川の一般の郵便局に集団で来て郵便物を発送しております。一週間ないし二週間ごとに来ておる。数十人集団で来ておる。さらにこの韓国軍はベリナムの作戦に参加しておることをはっきりと自分で言うております。そういうことを言うておるか、ベトコンに出会ったら発砲せずに逃げるつもりだ、こう言……


川上貫一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院30期)

 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2023/02/05

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