横路節雄 衆議院議員
26期国会発言一覧

横路節雄[衆]在籍期 : 25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期
横路節雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは横路節雄衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

横路節雄[衆]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第6号(1953/05/29、26期、日本社会党(左))

○横路節雄君 私は、日本社会党両派を代表いたしまして、昭和二十八年度一般会計暫定予算補正(第1号)、昭和二十八年度特別会計暫定予算補正(特第1号)及び昭和二十八年度政府関係機関暫定予算補正(機第1号)については、政府は撤回し、これをすみやかに組みかえ、再提出すべしとの動議を提出し、その趣旨弁明を試みんとするものであります。(拍手)  本動議を貫く基本方針は、昭和二十八年度予算案が成立しないままに、第十五特別国会で衆議院が解散されたため、四月からの新会計年度は暫定予算によつて発足し、これがため各般の行政に支障や渋滞を来し、長期の財政計画はもちろん、各種の事業計画の実施が危ぶまれ、さらに国民生活に……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 衆議院本会議 第9号(1953/11/07、26期、日本社会党(左))

○横路節雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、去る十月三十日ワシントンにおいて発表された池田・ロバートソン共同声明に関して、吉田内閣の所信をたださんとするものであります。  この共同声明の内容はきわめて多くの重大問題を含んでおり、国民ひとしくその成行きを注視している憲法改正問題、すなわち再軍備については、明確に本声明中に、現在の保安隊、警備隊の性格、任務を改変し、陸軍、海軍、空軍の三軍統一をはかり、もつて在日米軍撤退の兵力と見合う防衛力増強を認めていることは、対国内的に現実に憲法改正を強行し、再軍備することをアメリカ側に確約したことにほかならないのであります。(拍手)さらにまた、わが国が平……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第24号(1954/03/23、26期、日本社会党(左))

○横路節雄君 私は、ここに、日本社会党を代表いたしまして、議事進行についての発言を求め、中曽根君の懲罰事案取扱いに関し議長に質問せんとするものであります。  この中曽根君懲罰事案の一番の発端は、去る二月二十二日、予算委員会におきまして、中曽根君は次のような発言をせられているのであります。すなわち、名村造船から動いた金の二百五十万円、この点については、私は速記でいま一度明確にいたしたいと思うのであります。「この二つの二百五十万円の性質は、名村造船関係の被疑者より贈賄の意思と、相手方に渡す意思で有田君に渡されたものと、われわれは認定する。」(発言する者あり)そして、ことに中曽根君懲罰事案として自由……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 衆議院本会議 第5号(1954/12/04、26期、日本社会党(左))

○横路節雄君 私は、日本社会党両派を代表いたしまして、ただいま議題となつております昭和二十九年度一般会計予算補正(第1号)、特別会計予算補正(特第2号)、政府関係機関予算補正(機第1号)の政府原案に反対し、社会党両派並びに労農党が提出いたしました組みかえ動議に賛成の意を表明するものであります。(拍手)  今回政府が提案いたしました予算三案について見まするに、さきの第十九回国会で予算を審議する際に指摘したように、昭和二十九年度予算の特徴の第一点はMSA協定によつて再軍備を決定した軍事予算であり、従つて第二の点は、独立国の予算ではなくて、アメリカヘの従属予算であるということであります。(拍手)われ……

横路節雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

横路節雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 人事委員会 第2号(1953/06/05、26期、日本社会党(左))

○横路委員 今の門司さん、中村さんのお話ですが、委員長のお話は、各参考人からお話を聞いて、その最後に人事委員会としては期末手当についてきよう態度を決定する、そういう意味で、政府並びに人事院の方は来なくてもいいだろう、こういうことであれば、われわれも了承するにやぶさかではないわけです。きよう終りましてから、参考人に対して私たちが質問をして、その結果われわれ人事委員会として期末手当についての態度をきめる。予算編成の最終的な段階にも来ておりますので、委員長の方でそういう意味におとりはからいいただけるならば、われわれ了承いたします。
【次の発言】 今の委員長のお話、もしも委員会の期末手当についての最終……

第16回国会 人事委員会 第12号(1953/07/28、26期、日本社会党(左))

○横路委員 提案者にお尋ねいたしますが、今度出されました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、これのうちの基本原則は、同一学校を出たいわゆる同一学歴、同一年数の者は、これは小学校、中学校、高等学校を問わず、給与は同じであるということが、私はやはりこの給与法を貫く基本的な原則でなければならないと思うのであります。この点については少くともこの中学校、小学校の教職員の級別俸給表並びに高等学校教職員の級別俸給表の中では、その基本的な原則がゆがめられていると思うのでございます。この点は今日のこの給与法の基本になる二千九百二十円の職階制を定めだときには、この基本原則は学校職員については一貫……

第16回国会 人事委員会 第13号(1953/07/29、26期、日本社会党(左))

○横路委員 ここに出されましたものは本来からいえば特殊なものなんです。なぜ特殊なものかといいますと、ここで旧制の師範学校と比較になるものは、専門学校卒業のうちの番号を打つてありますところの二と、旧制の大学を出た番号を打つているところの五、これが比較対象になるだけで、その他のものについてはいわゆる軍務に五年間おつたその場合の再計算はどうするか、あるいは戦争中に軍需工場に九箇年勤めておつたその者の再計算はどうするか。その再計算の仕方によつていわゆる高等学校教員の陥没状況が出たのであつて、それはあくまでも給与体系そのものから来ているのではないのでありまして、従つてもしも専門学校卒業の番号を打つてある……

第16回国会 地方行政委員会 第2号(1953/05/29、26期、日本社会党(左))

○横路委員 自治庁の方で、あす赤字について説明していただくときに、できますならば――今おそらく自治庁としては、二十八年度の平衡交付金、その他起債の全額について、一応の目途を立てて、大蔵当局に交渉していると思うのです。いつも私ども地方行政委員会では、すつかり予算がきまつてしまつてから、それを見せてもらつて、説明を聞くというだけなんですが、前々から、地方行政委員会としては、いつでも大蔵省と折衝している過程で、赤字についても生のままで見せていただきたいと思つたのですが、自治庁としては、地方財う平衡交付金と起債とは、これだけなければだめだという一つのもくろみの上に立つてやつておるものをやはりあす赤字に……

第16回国会 地方行政委員会 第3号(1953/05/30、26期、日本社会党(左))

○横路委員 ただいまの都道府県及び市より提出された資料に基く昭和二十七年度決算見込額の推計の赤字なんですが、今鈴木次長から都道府県の赤字のおもなるものは人件費へ給与費であるというお話でありまして、私もそうだと思う。そこでこのままの状態で行けば二十七年度の赤字もこの通り、そうすると人件費、給与費についてとにかく自治庁でどういうようにか考えなければ、同じように赤字が累積するわけです。その赤字がこういうように累積した原因は、私が申し上げるまでもなく自治庁が一番よく承知なんで、これは昨年の十一月に補正予算が出ました場合に御承知のように地方公務員については、国家公務員との実態調査をしないで一方的に高いと……

第16回国会 地方行政委員会 第4号(1953/06/01、26期、日本社会党(左))

○横路委員 大蔵政務次官にお尋ねしたいのですが、きようの新聞ですか、六月十五日に出されます二十八年度の予算は、この前流れました予算よりは大体百億ぐらい圧縮されるような記事でございまして、そういうことから考えてみますと、どうもきようの決議の弟一番目の「現在の財政欠陥を補填する応急対策を樹立しその処置を講ずること。」というのは、皆さんからお話がございましたように、赤字の問題なのです。そこで、九千六百億からの国家財政を百億でも圧縮するということになりますと、当初義務教育費と平衡交付金と合せた千七百二十億というわくは、この本決議案の趣旨から行けば、われわれとしては四百億か五百億は伸ばしてもらいたい、こ……

第16回国会 地方行政委員会 第15号(1953/07/13、26期、日本社会党(左))

○横路委員 栗原参考人にお尋ねをいたしたいのですが、今天下の代議士だというのが、大分問題になつているわけですが、あなたが車をとめて、巡査の方にお前は交通違反だと言われて、どういうことになりましたか。そのときに栗原さんは、青野代議士が出られて、おれは天下の代議士なんだと言つたといつて、今世間で非常に問題になつている天下の代議士である、だから何をしてもいいのだ、そういう印象を受けるような、青野氏自身がそのときにおれは天下の代議士だなんということを言われたのかどうか。ただいままでのお話ですと、築地警察署長の吉川さんの方で、それは巡査の方からだけの証言として、そうなつておるわけでございます。ですからそ……

第16回国会 地方行政委員会 第18号(1953/07/18、26期、日本社会党(左))

○横路委員 初等中等教育局長にお尋ねいたしますが、あなたは昨年のたしか十一月の地方行政委員会で、当初文即省が大蔵省に要求した三十九億の金か十億何がしかに削られた場合、あなたの説明では本年、二十七年度は市町村教育委員会において教育長を実は置くことはできないのだ、全体の約三分の一くらいしか置けない。しかし教育長については二十八年一月から三月まで、たしか三月間の教育長の講習をやつて、全部置くようにするのだということを言われた。ところが今見ると、この地方自治法の一部を改正する法律米の第六条には、どうもあなたの方で行えている趣旨とまつたく相反するようなことが出ている。一体文部省では財政のわくに縛られて、……

第16回国会 地方行政委員会 第24号(1953/07/28、26期、日本社会党(左))

○横路委員 財政部長にお尋ねしますが、三月十四日、解散直前に年末の地方公務員の〇・二五に関して支給するように閣議決定をしてやつたわけです。これは前に同僚の西村委員から質問がありまして、あなたから答弁があつたように聞いておりますけれども、私としては、そのときの実際の状態から、あなたから西村委員に対する答弁は非常に遺憾にたえない。三月十四日に、地方起債、資金運用部資金の問題並びに公募公債でやりました都道府県の公務員二十八億、市町村の公務員十二億、合計四十億については、これは何といつても〇・二五に措置する分としてやつたわけなんです。しかもその点については、われわれ委員会としては、平衡交付金を増額して……

第16回国会 地方行政委員会 第33号(1953/08/10、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私も政府委員の方にお尋ねしたいのですが、今問題になつておりますところの主としてめん類を業とする者に対する税率を下げるという点ですが、これは私どもとしては、税を軽減する場合に、いわゆる大衆課税になつている点を幾分でも安くという建前でなければならぬ。そういう意味から行きますと、この際そば、うどん等について今の一皿五十円というものをいろいろ聞いてみますと、内容によつては六十円あるいは八十円というものもあるようですが、これはやはり遊興飲食税を安くするという建前において、かりにめん類を主とした業態にしているものであつても、そういうような遊興飲食税を軽減するという建前で大衆の負担を軽くして行く……

第16回国会 予算委員会 第3号(1953/05/28、26期、日本社会党(左))

○横路委員 最初に大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、七月分の暫定予算と八月以降の本予算については、来月のいつごろまでにお出しになるのか。その点についてまず第一番にお伺いいたしたい。
【次の発言】 最初に大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、七月分の暫定予算と八月以降の本予算については、来月のいつごろまでにお出しになるのか。その点についてまず第一番にお伺いいたしたい。
【次の発言】 そうすると八月以降の本予算が、大体今のお話では、六月の十五日くらいまでに出せる、従つて七月分の暫定予算は、名前は暫定予算だけれども八月以降の本予算とにらみ合せてそれぞれ組まれるということになりますと、七月分の暫定予算の中に組……

第16回国会 予算委員会 第8号(1953/06/23、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連質問。法制局長官にお尋ねしますが、先ほど岡崎外務大臣はMSAの問題について、アメリカの法律によれば協定を結ぶ必要がある、それは条約の一種であると言われた。MSAとの関連において、もし軍事援助がその中に入つておつて、再軍備を強化する方向に行つたときにどうかという武藤委員の質問に対して、あなたは憲法は優先するとお答えになつておる。そのあと重ねての質問に対して、憲法は優先するが、その再軍備を必要とするような軍事援助に関しての条約が国会において事後に承認を求められた際に、国会がこれを不承認ということになつたときには、内閣としてはその関係国に対して改訂、破棄の努力をすべきである、従つてそ……

第16回国会 予算委員会 第11号(1953/06/26、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連して。私は岡崎外輪大臣にお尋ねしたいのですが、政府の方では、第五百十一条の(a)項の第(三)項と第(四)項だけの回答を求めておりますが、実際には第(二)項、第(五)項、第(六)項において、今後の経済、軍事援助等から、われわれ相当内政干渉のおそれがあると思う。なぜこの点を除外して第(三)項と第(四)項だけの回答を求めたか。たとえば第(二)項にしても、第(五)項にしても、第(六)項にしても、内政干渉のおそれがあると思うが、その点どうか。  さらに、政府のいわゆる第一の回答を求めた中におけるアメリカの回答においては、先ほどお話がございました平和条約の第五条の(c)項によつて回答されて……

第16回国会 予算委員会 第13号(1953/07/02、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は最初に淺井人事院総裁にお尋ねいたしたいと思います。先月の二十八日、六月の暫定予算を審議する予算委員会におきまして、私から淺井総裁に、給与ベースの改訂それから期末手当の改訂等について御質問いたしましたところ、淺井総裁から、資料は全部そろつてただいま集計中だ、だからその集計ができたならばお答えいたしたい、こういうお話であつたわけです。なお私からその際淺井総裁に、大蔵大臣から大体六月の十九日には昭和二十八年度の予算案を提出いたすというお話もございましたので、人事院といたしましては、できるだけその二十八年度の本予算に間に合うように、政府並びに国会に、この給与べースの改訂並びに期末手当、……

第16回国会 予算委員会 第14号(1953/07/03、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連して。保安庁長官にお尋ねいたしますが、ただいま早急にというお話でございますが、すでに二十六日からきようまで一週間たつて、しかも二十八年度本予算の審議の重大な段階に立つておるわけでございます。そこでただいま御答弁がございました早急にとは、一体明日午前中に提出されるのか、明日午後提出されるのか。もはや一週間を経過しておる今日でございますから、期限を明らかにしていただきたいということが第一点。  さらに第二の点につきましては、ただいま川崎委員からお話がございました提出される資料につきましては、本予算委員会で決議になりまして、この委員会でお話がございました、保安庁長官から保安局長に命じ……

第16回国会 予算委員会 第15号(1953/07/04、26期、日本社会党(左))

○横路委員 ちよつと関連して郵政大臣にお尋ねいたしますが、実は郵政大臣の御苦労のほどは私はよくわかるのです。私も新聞で見まして、郵政大臣が閣議で今の全逓の調停案の総額三十五億幾らについて非常に努力をしたが、遺憾ながら――大蔵大臣とは言いませんが、とにかく財政当局からだめだというように言われて、とうとう予算に組めなかつた。そこで私は郵政大臣にお尋ねいたしたいのですが、非常に郵政大臣の誠意のほどは今のお言葉でわかるのですが、五月の三十一日までが調停案について受諾するかしないかの期限である。それを郵政大臣としても、できれば二十八年度の予算編成の中に組みたいというお気持もあつたであろうと思うのです。そ……

第16回国会 予算委員会 第16号(1953/07/06、26期、日本社会党(左))

○横路委員 一番最初に経済審議庁長官にお尋ねをいたしますが、吉田総理は六月二十二日武藤委員の質問に答えてこういうように言われておるのであります。わが国の自衛力は、アメリカ軍の駐留を必要としないようになるまで漸増すると言つておりますし、千四百五十億の防衛分担金、保安庁費で、再軍備費用であるなどとは物笑いであると答弁をされているのでありますが、経済審議庁といたしましては、一体わが国の再軍備費用が、国民総所得のどれだけであれば、国民の経済を破壊しないでさらに民生安定がはかられるか。またその場合における国民総所得の大きさ並びにその場合に要するところの再軍備費用の大きさというものは、一体わが国の経済並び……

第16回国会 予算委員会 第17号(1953/07/07、26期、日本社会党(左))

○横路委員 議事進行について発言の許しがありましたから……。今までの河野委員と岡崎外務大臣との質疑応答を聞いておりますと、岡崎外務大臣は、経済局長をして交渉に当らせている、こう言われておりますので、ぜひすみやかに本委員会に経済局長を呼んでその間の経緯を明らかにしていただきたい。

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/08、26期、日本社会党(左))

○横路委員 保安局長に質問をいたしたいのですが、六月二十二日、武藤委員の質問に答えて、保安局長は保安庁長官より警備計画の立案を命ぜられ、そしてこれが作業して、その立案したものについては保安庁長官に提出したと答弁しておるのであります。そこでそのことについて私はお尋ねをいたしますが、保安庁長官から警備計画について立案するようにと命ぜられましたのは、何月ごろでございましようか。その点について第一番目にお尋ねをいたします。
【次の発言】 重ねて保安局長にお尋ねいたします。五月の下旬ごろそれを命ぜられたと言いますが、その作業、立案するにあたりまして御相談にあずかり、しかもやはり詳細な作業であつたろうと思……

第16回国会 予算委員会 第25号(1953/07/17、26期、日本社会党(左))

○横路委員 提案者にお尋ねいたしますが、ただいまの問題と関連してでございますが、この提案者といたしましては、補正予算を一体お考えになつているのかどうか。私たち本修正案を見ました場合に、第一番目に考えます点は、ただいま前の質問者からお話がございましたように、提案者の方では政府のいわゆる保安庁経費に関する点、すなわち改進党としては、保安庁経費は再軍備につながるものであるという観点がどうも明確でない。従つて今後本国会で問題になつたいわゆる警備計画とか、あるいはMSA援助によるところの防衛計画が強化されて、政府自体が具体的な案を出されて来るようになれば、改進党といたしましてはそれに伴つて保安庁経費を増……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 地方行政委員会 第4号(1953/11/04、26期、日本社会党(左))

○横路委員 実はほんとうは大蔵省の理財局長に来てもらつて、資金運用部資金の全般的な計画をお尋ねしないと、自治庁の方でいろいろ立てられている地方財政計画について、立てたものが一体実施できるのかどうかという点が、はつきりしないのですけれども、おいでになりませんので、とりあえず鈴木次長にお尋ねをしたいと思います。  昭和二十八年度の災害関係地方財政計画で、結論としては政府資金の増が八十三億であつて、この点につきましては、私たちどうもふに落ちません。予算委員会に昭和二十八年度補正予算に関する参考資料として、大蔵省の理財局から出されているものに、二十八年度に対するところの資金運用部資金の繰越しは百二億し……

第17回国会 地方行政委員会 第5号(1953/11/05、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私理財局長にお尋ねしたいのですが、水害地緊急対策特別委員会に十月六日現在としてお出しになられました、昭和二十八年災害関係に対する応急復旧資金の融資額調べというのがございまして、その資金の内訳は、資金運用部資金から九十億三千万円、簡保資金から六億二千万万円、合計九十六億五千万円、財源の対象としては国庫補助金の見返りが七十三億六千万円であり、起債の前貸しが二十三億であり、特別平衡交付金の見返りが九千万円である、こういうことにこの表でなつているのでございますが、きのう実は自治庁の方からこの委員会に出されました昭和二十八年度災害関係地方財政計画の中で、災害関係短期融資利子補給額四億二百万円……

第17回国会 予算委員会 第2号(1953/11/01、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は日本社会党を代表いたしまして総括質問をいたしたいと思います。  今度提案されました補正予算はその前提としてやはり昭和二十九年度の日本の防衛計画、その内容が一体どういうものであるか、さらに公務員の年末手当、あるいは給与ベース、あるいは政府でもいろいろ考えられている義務教育費国庫負担金等に対する第二次補正が一体どういう大きさであるか、こういう問題の関連なくしては、私は今回出されたこの補正予算についての検討はできないと思うのであります。  そこで私は吉田総理大臣に第一番目にお尋ねいたしたい点は、本補正予算は、来年度の日本の防衛力の規模をどういうようにするかということによつて定められて……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/02、26期、日本社会党(左))

○横路委員 財政部長にお尋ねいたしますが、ただいまお話のございました地方財政計画の中の、地方債関係を最初にお尋ねしたいと思うのですが、ただいまお話ございました点の中で、当初にきめられましたいわゆる政府資金でなしに、公募資金である、公募公債の方、この方の消化状況は一体どうなつておるのか。これは私も報道その他いろいろな機関の方で見たのでございますが、大体それらの報ずるところによりますと、公募公債等においての消化されておるものが非常にわずかだ。実際には消化されてないのだ、こういうように伝えておるところもありますので、実際に地方位計画の中で、いわゆる公募公債として出されておるうちで、どの程度今日まで消……

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(左))

○横路委員 財政部長にお尋ねしますが、実はこの平衝交付金の単位費用の算定についてなのでありますが、話を前にもどすようですが、去年の暮れに一箇月のほかに〇・二五を支給することに予算委員会が決議になりまして、二月四日の本会議で満場一致でその決議が採択をされまして、そうして御承知のように三月十四日に四十億にわたる地方債と公募公債との関係でそれを渡したわけです。ところが奈良県その他の数府県ではこれは地方債で来たのだから出さない、こう言うのですな。     〔委員長退席、加藤(精)委員長代     理着席〕 それからある府県では、これは金がないからお前たちには貸してやるのだ、こう言うわけなのです。そこで……

第18回国会 地方行政委員会 第5号(1953/12/07、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は財政部長にお尋ねをしたいのですが、昭和二十八年度の修正地方財政計画の中で、非常に大きな比重を占めております二十八年度の公募公債の状況、並びに昭和二十七年度の公募公債の借入れの結果等につきまして、資料を出していただいたのでございます。二十八年度の年度末までの消化の一つの見通しとの関連なんですが、昭和二十七年度の縁故募集分の七十七億五千三百万円について、それぞれ都道府県並びに五大市の分について資料を出していただいたわけなんですが、これを見ますと、一番低いのは栃木県の足利銀行から栃木県が借りている六千五百万円、これにつきましては年利率六分あるいは六分五厘ということになつております。 ……

第18回国会 地方行政委員会 第6号(1953/12/08、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は保安庁の経理局長にお尋ねいたしますが、八月の十日に終つた第十六臨時国会が、終りました後に、地方行政委員会といたしましてはそれぞれ委員が各地の地方財政の実態について調査のため本委員会から国会の承認を得て派遣をされたわけです。そのときに北海道、東北を私たちはまわつたわけでありますが、その場合に保安隊があるところのそれぞれの当該市町村長は私たち地方行政委員会の視察に参りました委員に、異口同音にお話がありましたことは、どうも現在のいわゆる保安隊員から徴収する市町村民税については、まつたく徴収ができない。たとえばその保安隊に行つてみると、いや部隊が移動したと言う。そこで二万円くらい出張旅……

第18回国会 予算委員会 第2号(1953/12/03、26期、日本社会党(左))

○横路委員 小笠原大蔵大臣に今の点に関連してお尋ねしますが、衆議院の人事委員会における地域給の決議は大蔵大臣はまつたくそれは勘違いなさつております。衆議院の人事委員会における地域給に関する決議は五%、五級地、四級地、三級地、二級地、一級地の占めている割合は全体の八八%、従つて零級地に関しては一二%である。従つて衆議院の人事委員会におけるいわゆる零級地相当額を本俸に組入れてということは、いわゆる俸給表については大臣がおつしやるように一万五千四百八十円ベースのときの俸給表をそのまま採用しておる。そうして零級地に関する分を入れることは、一万五十四百十八円ベースのときの俸給表に零級地を一級地に引上げた……

第18回国会 予算委員会 第3号(1953/12/04、26期、日本社会党(左))

○横路委員 最初に私は愛知大蔵政務次官にお尋ねしたい。それは愛知大蔵政務次官は九月三十日渡米以来、十一月十九日まで政府委員として日米交渉に当つて来たわけです。そうして去る十一月十九日帰国にあたりまして、十九日の午後四時から大蔵省で記者団と会見をされまして、次のように語つたと各新聞社は報じているのであります。その内容について私はお尋ねをいたすのでありますが、その記者団との会見において愛知さんはこう言つているのであります。援助と防衛力の関連は微妙なもので、東京会談の推移に対して十分慎重を期さなければならない。二番目、欧州諸国の援助の実情も見たが、MSA援助を受けている国は、独立国といつても毎年度の……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 議院運営委員会 第24号(1954/03/09、26期、日本社会党(左))

○横路委員 今山本委員の申されたことに補足して申し上げますが、二月二十二日の予算委員会における中曽根発言は、大体三つにわかれておるのでございます。それを今速記録で見ると、その一つは、「この二つの二百五十万の性質は、名村造船関係の被疑者より贈賄の意思と、相手方に渡す意思で有田君に渡されたものと、われわれは認定する。」従つてこれは名村造船関係の被疑者より贈賄の意思で入つておるわけであります。さらに第二番目の点は、「この中に書いてあるような贈収賄の被疑事実があるとすれば、もしこれが贈収賄になるというのであるならば、その二百五十万円は壺井に行つた。残りの百万円と百万円は、言うのははばかるが、やむを得な……

第19回国会 決算委員会 第20号(1954/03/29、26期、日本社会党(左))

○横路委員 今の点に関連しまして開発銀行の方にお尋ねいたしますが、私この間他の委員会で委員長を通しまして資料を要求しましたら、私のところにこういう資料を出してくださいました。
【次の発言】 今私が言うのですから、委員長に取扱いをしていただきたい。委員長、実は私開発銀行の五次船、六次船で償還期に来ているもので返らないものについて私も非常に疑問に思つておつた。なぜならば、九次前期のいわゆる船主選考にあたりましては、開発銀行が非常に重大な決定権を持つておるのです。私は九次前期に関してはやはり開発銀行が主たる主導権を持つておると思う。そのときの海運造船合理化審議会の議事録によりますと、そのときの条件は……

第19回国会 決算委員会 第22号(1954/04/02、26期、日本社会党(左))

○横路委員 最初に私は銀行局長と海運局長にお尋ねするのですが、新聞等を見ましても、利子補給法、利子補給対象船舶につきまして、契約が全部完了して、それぞれ支払いができるような態勢になつておるというお話なんですが、総額の三十五億七千五百十四万九千八百二十五円の内訳につきまして私は一億以上の点だけを申し上げまして、この資料に問題があるかどうかだけお尋ねをいたしたいと思うのであります。日本郵船のいわゆる利子補給額は二億五千八百八十二万八千百三円、大阪商船は一億七千四百八十二万三百七十八円、川崎汽船は一億四千三百二万三千五百八十一円、三井船舶は一億三千九百二十八万一千七百二十五円、大同海運は一億三千九百……

第19回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/15、26期、日本社会党(左))

○横路委員 次長にお尋ねいたしますが、実は地方の方では、やはり今度の年末手当については一・二五は財源措置をしていないのだ。一・一五しか財源措置をしていないというようなことを言つて、どうも地方公務員にはやりたがらない風がある。この点につきましては、自治庁の方でどういうように都道府県あてに通知を出されましたか。いつお出しになりましたか、その内容についてお話をしていただきたいと思います。
【次の発言】 今の点、都道府県知事が期末手当については一・二五でなしに、一・一六くらいじやないかということは、結局郁道府県の財源に充てている地方の税の負担、この事業税の七億幾らというように割当てられているものについ……

第19回国会 地方行政委員会 第47号(1954/04/19、26期、日本社会党(左))

○横路委員 委員長にお願いいたしますが、法務大臣に来てもらわないと、今度の警察法の改正で一番中心になることは、政府の治安に関する責任を明確化するということと、それから警察の政治的中立というより政党的中立、この点が一体どうなるのかという点であります。私は犬養法務大臣の提案説明を読んでみましたし、地方行政委員会における、今まで犬養法務大臣から御説明のありました会議録を丹念に読んで参りましたがとんと了解ができない。たとえば法務大臣の当委員会における提案説明によると、政府の治安に対する国家的な考え方、警察の政治的中立は一体何で確保されるか。その警察の政治的中立性とは、国務大臣が公安委員長であり、公安委……

第19回国会 地方行政委員会 第48号(1954/04/20、26期、日本社会党(左))

○横路委員 小坂国務大臣にお尋ねいたしますが、先ほど北山委員からも質問がありましたが、いわゆる警察の政治的中立に関してであります。この点につきましては、前の警察法と今度の警察法との違いは、今度の警察法案の中には第三条に「不偏不党且つ公平中正にその職務を遂行する旨の服務の宣誓を行うものとする。」こうあります。前の警察法にはこれがないのであります。なぜ前の警察法にないかといえば、前の警察法は明らかにそのときの政治権力から独立をしておるわけであります。斎藤国警長官のように、国家公安、委員会が任命するわけであります。それぞれの自治体における公安委員会がそれぞれ任命するわけでありますから、従つて前の警察……

第19回国会 地方行政委員会 第58号(1954/05/10、26期、日本社会党(左))

○横路委員 今の中井さんの質問に関しましては、ほんとうは先ほどの理事会等の結論がありますから、明後日ひとつ劈頭国警長官から諸外国の都市警察の実情について御報告願つて、それについて各委員から質疑があればあらためてやる、これは新しい事態ですから、ぜひ委員長からそういうふうにおとりはからい願いたいと思います。明日は予定された時間の四時間ずつの割当てがあるのでありますから、この点はひとつ中井さんの御了解をいただきたい。
【次の発言】 それではただいま中井委員から御指摘の点はぜひ委員長の方から先ほどきまりましたように逐条審議につきましては、四時間ずつの持時間ときまつたのですから、きよう、あすの審議時間で……

第19回国会 地方行政委員会 第59号(1954/05/11、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連して長官にお尋ねしますが、今のは附則の十五の給与に関する経過規定なんです。これは非常に問題でして、これを読むといかにも現在の自治体警察は、都道府県の警察に編入された場合に、現在受けておる給与をそのままもらえるようなかつこうになつておる。しかし問題は前の条文のところにありますように、いわゆる国家公務員であるところの警察職員の例にならつてやるわけですから、従つて自治体警察職員は従前の国家警察の職員と同じように、大学を出て何年たつた者は同級何号ときめられるわけです。そこでいわゆる都道府県の警察本部長が任命権者になつて、その都道府県の警察職員を新たに何級何号俸と任命するわけであります。……

第19回国会 地方行政委員会 第81号(1954/10/07、26期、日本社会党(左))

○横路委員 塚田自治庁長官にお尋ねしますが、この間台風第十五号によりまして青函連絡船の洞爺丸の遭難があつた。この点につきましては非常に大きな問題でありますので、政府もただちに石井運輸大臣を函館に出張を命じまして、政府としても特別対策を立てておるようでございますが、この台風第十五号全般について、予想外の被害が大であるわけですが、これについて何か政府の方で特別に対策をお立てになつおるのかどうか、われわれとしてはいまだそういう点について寡聞にして聞いておりませんので、まずその点、先般の台風第十五号についての全国的な災害、とりわけ都道府県並びに市町村の自治体に及ぼしましたいろいろな財政上の措置もござい……

第19回国会 予算委員会 第2号(1954/02/02、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私はこの際動議を提出いたしたいと思います。ただいま外務大臣の答弁にありましたように、今度の二十九年度の予算に関しましては、防衛支出金並びに保安庁経費等との関連におきまして、いわゆるMSA援助によるところの、その交渉の成果というものは、本予算の審議上非常に重大な点があるわけであります。外務大臣は、今、さきに六月二十六日に中間報告をやつたのだから、報告することは何らさしつかえがない、ただ具体的な資料がないからできないというのですから、従つて、私どもは、防衛支出金並びに保安庁経費等との関連において、ぜひひとつ外務大臣から詳細にMSA援助に関する中間報告を、この際本委員会にすみやかにされた……

第19回国会 予算委員会 第5号(1954/02/05、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は木村保安庁長官にお尋ねをしたいのですが、先ほど午前中の、稲葉委員の質問に関連いたしまして、中曽根委員から質問があつたわけであります。私は木村保安庁長官の答弁につきまして、実は速記を調べたのでありますが、中曽根委員の質問に対して、最初保安庁長官は、水田君の提示した案というものをわれわれが見ると、もちろんそれを尊重して行く、こういう答弁でありましたが、中曽根委員は改進党側としては、今後自由党と改進党との折衝の結果によつてやるというのでなしに、改進党側に提示された自由党の水田案というものに対して承認するのかどうかという点について、重ねて質問をされているのであります。この点は速記によつ……

第19回国会 予算委員会 第11号(1954/02/15、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は最初に緒方副総理にお尋ねをいたしたいのですが、第十八臨時国会におきまして、吉田総理は予算の増額修正権やまた予算の増額を伴う議員立法は何とか抑制する方法を講じたい、こういうふうに言つておられます。また第十九回本国会の予算委員会におきましても、吉田総理や緒方副総理御自身が同僚議員の質問に答えて同様趣旨の答弁をされております。また大蔵大臣は、本会議における財政演説や本予算委員会においては、予算の増額修正ついてはまるで政府みずからは関知していなかつたのである、これは国会の責任であるかのような答弁をされております。そこで私は緒方副総理にお尋ねをいたしたい点は、今国会におきましては予算の増……

第19回国会 予算委員会 第13号(1954/02/17、26期、日本社会党(左))

○横路委員 ただいま法務大臣から、国と直接の契約者、あるいは国と特別の利益を伴う契約者の当事者で、いわゆる造船会社あるいは海運会社は当事者でないから、従つてこの該当はしない、いわゆる共犯関係等の事例があれば別だというお話でございますが、この外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法によりますと、御承知のように第十二条に「第二条の規定による利子補給金を支給する旨の契約に係る融資を受けている会社は、その決算において計上した利益の額が当該会社の資本に政令で定める率を乗じて算出した金額をこえるときは、当該利益に係る決算期に属する期間について金融機関が支給を受ける利子補給金の額に相当する金額を国庫に納付しな……

第19回国会 予算委員会 第14号(1954/02/18、26期、日本社会党(左))

○横路委員 ただいま法務大臣は、公職選挙法百九十九条の弟二号、衆議院議員及び参議院議員の選挙に関しては国と請負その他特別の利益を伴う契約の当寺者である者というのにはこの金融機関は当らない、こう言つているのでありますが、この点は昨日の法務委員会におきまして塚田自治庁長官は、この外航船の利子補給に関するところの金融機関は、この法律に基くところの国とのいわゆる特別の利益を伴う契約の当事者であると答弁をいたしておるのであります。従つてただいま法務大臣からこういう答弁があるということは、私は政府部内の意見の不一致だと思うのであります。きのうの法務委員会で現に答弁している。きようは法務大臣はこういう答弁を……

第19回国会 予算委員会 第24号(1954/03/17、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は委員長に最初にお尋ねいたしますが、今度の昭和二十八年度の第三次補正予算は、いわゆる義務教育費の国庫負担金が三十七億八千万円、これに対する歳入の点がからんでおるのであります。大体私がこれから質問いたしますのも、当然義務教育費国庫負担金に関してでありますが、大蔵大臣は来ておりませんし、それから当該の文部大臣も来ていない。一体これから私が質問しますのに、一番大事な政府が出されたものに対して当該の責任の大声がいないということは、この予算の審議を進める上にはなはだ遺憾にたえないと思う。私はもちろん関連においては運輸大臣、それから通産大臣その他にお尋ねしますが、大蔵大臣と文部大臣が来ていな……

第19回国会 予算委員会 第25号(1954/03/18、26期、日本社会党(左))

○横路委員 文部大臣にお尋ねいたしますが、今回の第三次補正予算でただいま提出されております義務教育費国庫負担金の増二十七億八千万円につきましては、その説明書にありますように東京、大阪、神奈川ということになつておるのであります。この点はわれわれも説明書で知つているわけでありますが、これを除いた他の府県につきましては、私どもが今までの各府県の実態からいろいろ考えてみますと、どうもこの三月の年度末には給与の不払い、遅延等が起ると思うのであります。この点は文部大臣も御承知だと思うのでありますが、これは何とかやり繰りをしなければならないのではないかと思うのですが、この点の実態について御存じかどうか、その……

第19回国会 予算委員会 第28号(1954/04/13、26期、日本社会党(左))

○横路委員 吉田総理にお尋ねをいたしますが、去る二月の二十六日吉田総理が本予算委員会に出られまして、各党の代表者から造船汚職に関しての政治的な責任をそれぞれ追求されたのであります。そのとき吉田総理からいろい御答弁がございましたが、あれ以来一月半たちまして、政治情勢はあのときとはまつたく異なり、深刻なる様相を呈して、まさにわが国始まつて以来の汚職、疑獄であると私は考えておるのであります。この点は吉田総理は、犬養法務大臣あるいは緒方副総理からお聞きだと思うのであります。現にただいま議院町営委員会で自由党の岡田五郎君、關谷勝利君のいわゆる逮捕許諾について、きようの本会議にかけるかどうかについてやつて……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 地方行政委員会 第4号(1954/12/06、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました昭和二十九年七月の大雨、同年八月及び九月の台風並びに同年八月の冷害により被害を受けた地方公共団体の起債の特例に関する法律案につきまして、修正案に賛成、原案に反対の討論をいたすものであります。  まず第一番目に、私どもは修正案の中で明確にされておりますように、今回の八月及び九月の台風並びに八月の冷害は、主として北海道、東北並びに南九州を襲いまして、昨年に引続いて非常な災害を受けたのであります。この七月の大雨の分につきましてはこれを削りました理由は、今回の台風並びに冷害によりまして、それぞれの関係委員会におきまして特例に関する法……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 人事委員会 第4号(1954/12/18、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は根本長官にお尋ねしたいのです。いろいろ御苦労なすつておる点につきましては、われわれも今までの経緯等から考えまして承知いたしているのでありますが、私が長官にお尋ねしたいと思います第一点は、御承知のように公労法関係の三公社五現業の官庁に対しましては、給与ベースが国家公務員、地方公務員とそれぞれ違いまして、年末手当に明しましては、公労法関係のものは一・〇、国家公務員、地方公務員関係のものは一・二五、こういうことになつておるのであります。ところが今日新聞を見ましても、さらに先般私も直接労働委員会を傍聴いたしたのでありますが、労働大臣は、この公労法関係の三公社五現業の職員の一・〇プラス〇……

第21回国会 人事委員会 第5号(1954/12/20、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連して。私は大蔵省の理財局地方資金課長にお尋ねをいたしますが、一体大蔵省理財局では、地方の公共団体に対しまして、人事院で指令を出されるという超勤手当、日直、宿直手当、夜勤手当等に関する第四・四半期の繰上げをどの程度なさるのか、大体その点の見通しが大蔵省の理財局として立つてないはずはないと思う。その点にどういうように事務当局としては数字をはじいておるのか、もう大体作業も済んでおると思いますので、その点を明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 三好大臣に私はお尋ねしたいのですが、今の点、非常に大事なんです。実は私、きよう大臣からこういう御答弁があるだろうと思いまして、大体ど……

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は第一番目に鳩山総理にお尋ねしたいのですが、総理は首班指名直後記者団との会見におきまして、政治を明るい清潔なものとして、国民大衆とともに親しみ合い、大衆とともに歩むとも言われておりますし、組閣後の政府声明にも「明朗にして清純な政治」とうたわれ、おります。このことはおそらく去る十一月二十四日民主党の結党大会において、鳩山さんが総裁としてごあいさつをなすつた言葉の中に、新党誕生に拍車をかけたのは汚職事件と指揮権発動と吉田暴言であると、こういうように言われております。従つて私はこの総理がおつしやいました清潔な政治、明朗にして清純な政治とは汚職のない政治であると、こういうように解している……


横路節雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院26期)

横路節雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 法務委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1953/07/22、26期、日本社会党(左))

○横路委員 斎藤国警長官にちよつとお尋ねしたいのですが、ただいま法務大臣から御説明がありましたうち、第百九十九条の第二項の次に、次の二項を加えるという、逮捕状請求に関する件なのですが、私たちの手元に法務省の刑事局から、刑事訴訟法の一部を改正する法律案逐条説明書の中に、こういうふうに書いてある。現行法では司法警察員は法文上直接裁判官に対して逮捕状を請求することができることとなつているが、実際の運用についてはあらかじめ検察官に連絡し、その了解を得て逮捕状を請求している地方と、そうでない地方とがあつて区々にわかれている。こういうように説明書に書いてある。そこで私の国警長官にお尋ねしたいのは、実際にた……

第16回国会 予算委員会公聴会 第2号(1953/06/30、26期、日本社会党(左))

○横路委員 二十八年度予算の中で、政府の出して参りました財政計画について、税制改革とか財政投資その他についてもいろいろお話があつたのですが、あなたが関係なすつているいわゆる兵器生産という立場から、今国会で非常に問題になつていますMSA援助にからんで――なお先ほどのお話で経団連の方にも関係なさつているそうでございますが、たとえば中央公論の四月号等を見ましても、経団連のMSA援助にかかわるところの六箇年間の防御計画というような点も出ております。なおきのうでございますか、日本経済にも原さんま「MSA援助への要望」というので相当書かれております。今国会でも非常にこの点が問題になつているわけです。昭和二……

第16回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1953/07/13、26期、日本社会党(左))

○横路委員 齋藤国警長官にお尋ねいたしますが、国家地方警察の定員の点ですが、警察法の第二章の国家地方警察、第一節国家公安委員会第四条の点の、「内閣総理大臣の所轄の下に、国家公安委員会及び警察官の定員三万人を超えない国家地方警察隊を置く。その経費は、国庫の負担とする。」こうなつているわけですが、この点と今度予算に出されました国家地方警察の七万一千幾ら、これとの関連はどういうようになつておるものでしようか。これはたとえば保安庁でありますと、現に定員が増になつた場合には、御承知のように内閣委員会に保安庁法の一部改正法案というので出て来ておるわけですが、国家地方警察の場合には、警察法第四条で明記されて……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 地方行政委員会法務委員会公職選挙法に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1953/11/03、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連して……。今の第三条の第二項の点ですが、今の点ははつきりしておいた方がいいのではないかと思います。今の奄美群島を一つの選挙区として、その選挙区において選挙すべき議員の数は一人とする。これは今のわれわれの議員の任期中だから、次の総選挙においてはこれをどうするか、これは今のわれわれの議員の任期中だけ適用されるのかどうかというところが、私どもの一番聞きたいところなんです。
【次の発言】 私は自治庁長官にお尋ねしたいのですが、そうするとこの趣旨は、よく政府の方では小選挙区をやりたいのだ、できれば一選挙区一人にしたいのだということを新聞で発表しておるわけですが、これはモデル・ケースという……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1954/02/25、26期、日本社会党(左))

○横路委員 午前中にも説明がございましたが、この船舶受取外国旅費二億五千五十万九千円の点でございますが、船舶受取外国旅費の内訳を――船舶の数量だけはここに出ているわけであります。数量は出ているのですが、それが一体どういうふうになつておるのか昭和二十九年度新たに米国より供与を受ける船舶を二万七千二百五十トン、これらに要する人員四千六人に対する所要経費は二十五億三千万円となつておるが、この新たに米国より供与を受ける船舶二万七千二百五十トンの受取りのためか。そうであれば、その二万七千二百五十トンの艦艇の種類、それからその内容についてひとつ詳細にこの際お話を願いたい。

第19回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1954/02/26、26期、日本社会党(左))

○横路委員 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、義務教育国庫負担法の特例が国会を通過をしなかつたわけで、従つて二十八年度予算に対する第三次補正という形でお出しになると思うのですが、これは私どもの考え方としては、やはり三月一日に二十九年度予算に対しまして総括質問があるわけですから、できますならばあすあたりお出しいただいて、三月一日の総括質問に、私たちはこの点二十八年度予算の全体を見ながら二十九年度予算の討議をするわけでございますから、そうしていただきたいと思います。しかし大蔵大臣としてはいろいろ事務上の手続もおありになるでしようが、いつごろこれをお出しになるか。従つてそうなれば当然その分の歳出があるわ……

第19回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1954/02/27、26期、日本社会党(左))

○横路委員 坂田管理庁長官にお尋ねしますが、警察に関しましては、警察法の変更に伴つて、ここに地方警察局であるとか、その他出ているわけです。ところが何ら明らかにされておりません点は、これは一つの例ですが、ここに明らかに組織として人事院がある。昭和二十九年度はこのままでおやりになるのであればいいのですが、この間から新聞に伝えられるところによると、この組織を変更するというようにもいわれている。組織を変更するのであるならば、あさつて、三月一日は、総括質問なんで、できますならば三月一日の勢頭にこの行政機構の改革その他についてお出しをいただきたい、その点が第一点であります。  もう一つは、この予算の中に組……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

横路節雄[衆]在籍期 : 25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期
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