このページでは横路節雄衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○横路節雄君 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外二法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、所得税法の一部を改正する法律案について申し上げます。 今回の所得税法等の改正は、政府の説明によれば、勤労者、中小企業者等の低額所得者の負担の軽減を中心として直接税の軽減をはかるとともに、資本の蓄積の促進に資する等のために所要の改正を行おうとするものでありますが、所得税法につきましては、まず第一に、基礎控除額を七万円から八万円に引き上げるとともに、青色申告者に対する専従者控除の限度額も基礎控除額と同様に引き上げることとしております。次……
○横路節雄君 関税定率法等の一部を改正する法律案について申し上げます。 本法律案は、海外の建設工事等に使用するため輸出した特定の機械設備を本邦に持ち帰った場合等の関税の免除について特例を設けるとともに、最近の経済状況等にかんがみ、従来関税を免除した炭化水素油のうち、燃料として使用される一部のものに軽減税率による関税を課することとするほか、本年六月三十日で期限が切れる物品の関税の免除または軽減について、その期限を来年三月三十一日まで延長しようというのであります。 次に、おもな内容について申し上げます。 まず、現行の関税定率法においては、輸出した貨物を本邦に持ち帰った場合におきましては、輸出……
○横路委員 動議を提出いたします。理事はその数を七名とし、その選挙は、先例によりまして、手続を省略し、委員長において指名されんことを望みます。
○横路委員 これは委員長にお尋ねしますが、大蔵大臣は出席をなさるわけですか。実は、私は昭和三十年度の減税について、一体大蔵大臣はどういうようにお考えになっているか、大蔵大臣にお尋ねをしたいわけです。
【次の発言】 それでは、私は大蔵大臣が出席をされましてから、昭和三十年度の政府の考えている減税についてお尋ねをしたいと思います。
政府委員にお尋ねしますが、この補助金等の臨時特例に関する法律ですが、きのう予算委員会で自由党の方から附帯決議がついて、補助金については四月、五月分も組むのだということになったわけです。そこで私どもは、初め政府が昭和三十年度の予算を出してきた場合に、補助金を組んでいない……
○横路委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は明後十四日午前十時より理事会を開き、委員会は午前十時三十分より開会することといたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時五十四分散会
○横路委員 大蔵大臣にお尋ねをしますが、昭和三十年度予算の説明書の第一ベージには、昭和三十年度の国民の総所得の金額が出て、それに伴って一般会計を出して、その割合について出しておれますが、私はもう一つ基礎的な数字についてお尋ねしたいと思いますのは、昭和九年ないし十一年の生産並びに生活水準、戦前に回復するように政府は努力しておるものと思うのでありましてそういう意味で、この際昭和九年ないし十一年に対して、昭和三十年度は生産物資がどうなっているか、さらに生活水準、とりわけいわゆる勤労者の消費水準はどういうふうになっているか、その具体的な数字についてお尋ねをいたします。
○横路委員長代理 横山君。
【次の発言】 この際理事の辞任についてお諮りいたします。
理事であります遠藤三郎君より理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってこれを許可するに決しました。
引き続き理事の補欠選任を行いたいと存じますが、これは先例によりまして、選挙の手続を省略し、委員長より御指名するに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは委員長におきましては、早川崇君を理事に指名いたします。
【次の発言】 奧村又十郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は明後十九日午前十時……
○横路委員長代理 石山委員
【次の発言】 午前中はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時二十二分休憩
【次の発言】 大蔵大臣にお尋ねいたします。昭和三十年度の財政投融資の資金計画によると、余剰農産物資金のうち、農業開発に三十億を使うことになっておりますが、具体的な計画内容がきまっておれば一つお示し願いたい。
【次の発言】 政府の方としても、昭和三十年度の予算については、早く衆議院側であげることに努力をしておるのだろうと思うのですが、この余剰農産物資金の協定の方の今の進行状態はどうなっていますか。
【次の発言】 近いうちというのはいつごろですか。これは、当然大蔵委……
○横路委員 政務次官に今の夏季手当の点についてお尋ねしますが、今政務次官のおっしゃるように、財源がないということばかりでなかったと私も思います。政府の答弁は二つであったと思います。一つは、財源がないということ、もう一つは、税の均衡がとれない、この二つであったと思います。そこでまず問題はやはり財源難ですが、これは当時の大蔵委員会においてはっきりしておるわけです。五千円以下にすると七十五億の歳入欠陥になる。従って今のところは見通しがない。もしもこれが二月ごろになれば歳入についての見通しもあるので、何とか二月ごろまで待ってもらえないものだろうか、こういう話であったわけです。それは何も私が話すまでもな……
○横路委員長代理 この際お諮りいたします。衆議院規則第六十三条によりますと、秘密会議の記録中特に秘密を要するものと委員会で決議した部分は、これを印刷配付しないこととなつておりますので、只今の秘密会のこの部分の決定につきましては、委員長及び理事に御一任を願つておきたいと存じますが、これについて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって委員長、理事が協議の上、適宜処理することといたします。
本日はこの程度にとどめ、次会は明後十六日午前十時より開会することといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十分散会
○横路委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 政府提出にかかる所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案の三法律案、並びに三法律案に対する前尾繁三郎君外二十五名提出の修正案を一括議題として質疑を続行いたします。横山君。
○横路委員 最初に、共同修正案の修正に当りました自由党の前尾さんにお尋ねいたします。実は所得税、法人税、租税特別措置法の三法案が大蔵委員会にかかりまして、われわれずいぶん政府側に質問したわけです。ところが大蔵大臣、政務次官、主税局長を初め、税の理論上これは均衡がとれているのだ、こう言って、終始大蔵委員会ではそういう建前で答弁をされたわです。――委員長、これは民主党の修正案をやられた方もそこにいてもらわなければいけない。――従って、私は前尾さんにお尋ねしたい。政府、民主党内閣は、この所得税、法人税、租税特別措置法の三法案は、税の理論上均衡がとれているのだ、こう言うてがんばったものです。ところが今……
○横路委員 主税局長にお尋ねしますが、たくさんあるのですが、私は一つだけ聞きます。「社会保険料控除の実態調査」というものを配って下さいましたが、この中に印刷局、国鉄、専売と三つ列挙してあるわけですが、その金額はどこのを取ったのですか。東京のを取ったわけですか。
【次の発言】 そうすると、たとえば国鉄の場合に、駅手は実際には選択控除の五%は全然だめ、改札係までもだめ、出札係は四・九五%で、とんとんくらい、こうなっているわけです。これを見ても、同じ現業官庁に勤めている下の方の低額所得者は、五%の選択控除には何ら恩典を受けないということが、これではっきりするわけです。もう一つ主税局長、あなたの出され……
○横路委員 専売公社監理官にお尋ねいたしますが、この第九条に「大蔵省に専売事業審議会を置く。」こうあって、「委員長及び委員は、学識経験のある者、葉たばこを耕作する者その他専売事業に直接関係を有する者及び公社の職員の中から、大蔵大臣が任命する。」こうなっている。この間国鉄公社においては、洞爺丸事件だとか、あるいは紫雲丸事件等によって、これはどうしても鉄道の経営委員会等においては、やはり勤労大衆の代表者をその中に入れなければならぬというので、それには、今度新しく国鉄の総裁になられた方の言によると、労働組合の代表者を入れる。こういうようなお話しのようですが、同じ公社である専売公社としては、この専売事……
○横路委員 神田人事官にお尋ねいたしますが、国家公務員法の第百三条の二項です。「私企業からの隔離」の点の二項「職員は、離職後二年間は、営利企業の地位で、その離職前五年間に在職していた人事院規則で定める国の機関と密接な関係にあるものにつくことを承諾し又はついてはならない。」という規定なんですが、これはなくなりましたか。やはり国家公務員法の第百三条でこうなっていますから、私はやはりこれがこのまま適用していると思うのですが、その後何か改正にでもなっていますか。
【次の発言】 それでは神田人事官にお尋ねしますが、実はただいま議題になっております日本専売公社法の一部改正にちょうど同じ点が今回削除として提……
○横路委員長代理 これより会議を開きます。
まず、去る二十七日当委員会に審査を付託されました井上良二君外十二名提出にかかる酒税法の一部を改正する法律案を議題として、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。井上良二君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。本法律案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、去る二十八日当委員会に審査を付託せられました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、税関支署の設置に関し承認を求めるの件を議題として政府側より提案理由の説明を聽取いたします。藤枝政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。本件に対する質疑は後日に譲……
○横路委員 水産庁長官にお尋ねしますが、四月一日から行政上の措置で、A重油について七百円を下げたというその根拠は何ですか。石油会社がそれだけもうかっておったから下げたというのですか。
【次の発言】 七百円を下げたという根拠は何ですか。あなたは水産庁長官なんですよ。実際に漁業従事者は、総体の仕事のうちで約三割三分は重油を使っておる。そういう大きな地位を占めておるのだが、あなたは水産庁長官として、七百円が妥当であるというのか、どうなんですか。何か根拠がなければないでいいです。私ははっきり聞いておるのですから……。
【次の発言】 水産庁長官にお尋ねしますが、あなたは七百円を承認したのでしょう。七百円……
○横路委員長代理 これより会議を開きます。
まず、去る二月当委員会に審査を付託されました余剰農産物資金融通特別会計法案並びに昨四日付託されました関税定率法の一部を改正する法律案を一括議題として、政府側より提案理由の説明を聴取いたします。藤枝大蔵政務次官。
【次の発言】 通産大臣にお尋ねをしますが、漁船用のA重油については、今度の関税定率法の一部改正によっても値上りを来たさない、私はその値上りを来たさない以前のことをまず大臣にお尋ねをしたいと思う。
この間鉱山局長並びに水産庁長官に来てもらいまして、本委員会で明らかにしたのですが、どうも鉱山局長の話しでも水産庁長官の話しでもはっきりしない。ど……
○横路委員 私は第一番目に、政府側の出席についていささか遺憾な点があるのです。この漁船用重油の問題は非常に重大な問題なのですが、水産庁長官がきょうここに見えておらないのはどういうのです。この点は非常に遺憾です。(「要求してないのだ」と呼ぶ者あり)要求してないというよりは、この問題はただ単に通産省だけの問題ではないのでありますから、この点は委員長から後刻注意をしていただきたい。 そこで通産大臣に第一点についてお尋ねをしますが、今お話しのございました第一点の、政府は全漁連と契約をした石油輸入業者に、特別に全漁連向けに外貨を割り当てるという点につきましては、こういうような措置であると思うので、その……
○横路委員 資金課長にお尋ねします。前に私の方で資料要求をしておりましたが、出ていないのです。それは今度の資金運用部計画の中で、いわゆる地方公共団体に対しまして、昨年度公募債二百億を割当しているのですが、五月十五日の自治庁財政部の資料をいただまますと、まだ消化されていないものが、縁故募集で百八億二千四百万、こうなっているわけであります。その後これがどういうふうに消化されているか、一つ数字がありましたならば説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 きょうは理財局関係をやろうと思って、今おいでをいただいたのですが、課長ではもちろん自分の担当外ということに触りましょうから、やはりこれは局長に……
○横路委員 最初に農林漁業金融公庫の理事の方にお尋ねいたしますが、この農林漁業金融公庫法の第十八条には、業務範囲について規定しておりますし、第三十六条においては、その十八条の規定する業務以外の業務を行なったときの罰則の規定を定めてあるわけです。さらに農林漁業金融公庫業務方法書というのがございまして、その第二の貸付条件の中に、貸付金の種類、貸付対象事業、貸付の相手方、利率、償還期限及び据置期間等について明記されているのでありますが、この農林漁業金融公庫法並びに農林漁業金融公庫の業務方法書等に基きまして、とりわけ第二の貸付条件の第八、農林漁業者の共同利用施設の改良、造成、復旧または取得に必要な資金……
○横路委員 最初に公取委員長にお尋ねをいたしたいと思いますが、実はきょうおいでをいただきましたのは、昨年の十一月二十二日に、公正取引委員会が乳牛の導入資金に関しまして農林中金、北信連、雪印乳業、北海道バタ一会社の四社に対しまして、私的独占禁止法に関して違反の事実が明らかになったので、審査手続を開始する旨決定がございまして、その後ずっと審査を行なっているわけなのです。 その点について、私はこれから委員長にお尋ねをしたいと思うのですが、その前に、私は大蔵省銀行局の特殊金融課長にお尋ねをしたいと思いますことは、農林漁業金融公庫の業務方法書の備考の第(4)項のロの項に、畜産施設につきましては、農業協……
○横路委員 主計局の給与課長にお尋ねいたしますが、国家公務員等退職手当暫定措置法の一部を改正する法律案ですが、従来は一律に百八十日であった失業保険の保険金の給付日数を変更したわけですが、この勤続期間六カ月以上十カ月未満のものは九十日、この点について私はあなたにお尋ねしたいのですが、国家公務員の場合に、現業官庁で季節的に雇っている労務者がございますね。これはたとえば林野庁の場合ですと、冬木材の切り出しにいわゆる定夫という形で雇う。それから夏は夏で大体夏の期間に雇う。この勤続期間六カ月以上十カ月未満の者というのは、あなたの方ではどういう者が対象になるわけですか。それから大体それの予定される人員はど……
○横路委員 ただいま議題となりました北海道に在勤する者に支給される石炭手当等に対する所得税の特例に関する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 御承知のごとく北海道に在勤する国家公務員に対しては、昭和二十四年法律第二百号によって、一般給与とは別に世帯主なる職員に対しては三トン、その他の職員に対しては一トンを、それぞれ公定小売価格によって換算した額に相当する石炭手当が支給されておるのでありますが、この法律の趣旨は、申し上げるまでもなく北海道の勤労者は、温暖地の勤労者に比し必然的に燃料消費が増大し、勤労者の生活に重圧が加えられるためとられた措置でありまして、全く実費弁償的な性質を有す……
○横路委員 この地方道路税で免税になります種類、たとえば航空用燃料については免除になっているわけですが、それについて、航空用燃料のほかにあるのかどうか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この航空用燃料を免除したのはどういう理由ですか。
【次の発言】 主税局長にお尋ねいたしますが、この地方道路税、これは地方道路を使用するもの、自動車が消費する揮発油にかける、こういうのでしょうか。大体において先ほどから井上委員との問答を聞いておりますと、目的税だということになりますね。それに間違いございませんか。
【次の発言】 そうすると、これは話が地方道路税の自動車とは全然別になりますが、たとえば洗たく屋……
○横路委員 第三十三条第二項ですが、「地方公共団体においては第二十九条から第三十一条までの違反行為があったときは、その行為をした当該地方公共団体の長その他の職員に対し、各本条の刑を科する。」こうなっていますが、この地方公共団体の長は必ずやられるのですか、ここの条文の解釈はどうなんですか。地方公共団体の長、その他の職員というと、おそらく担当するそれぞれの部長とか課長ですよ。それをやった場合には必ず地方公共団体の長もやられる、それから担当した課長なり部長なりの担当官がやられるというのか、その点の解釈はどうなんですか。
【次の発言】 今のお話しからいくと、実際に行為をした者ということになると、その実……
○横路委員 私ども了承するに異議ありませんが、ただ、月曜日に、できれば官房長官においでいただいて、やはり事態が変ったのに従って、補正予算その他等についてもいろいろ政府の所信、態度を明らかにしていただいて、その上で本会議を開いていただきたい。
○横路委員 官房長官にお伺いしたいのですが、実は土曜日に私ども長時間お待ちしておりましたが、政府与党の方の地方財政に関する意見がまとまらないために、本会議は流してもらいたいということで、それぞれ党の立場もありますので、われわれは了解した。そのときに、委員長から官房長官の方にお伝えしてもらいたいと私どもがお願いした点は、それなら、きょう本会議を開く以上は、今まで政府がきめた地方財政に対する基本的な態度とどこが違って与党と政府が一致してきょう本会議を開くことになったのか。どういうように地方財政について意見がまとまって、きょう国会にお臨みになるのか、やはり、われわれとしては、われわれの党の議員諸君に……
○横路委員 主計局次長にお尋ねしますが、予備費八十億円は今どういうふうになっておりますか、その点についてお知らせをいただきたい。
【次の発言】 主計局の次長に数字がないという話ですが、もう少し具体的に話をしていただきたい。実は年末手当の問題をわれわれ新聞で見ておりますと、政府の方では、最後には給与法の一部改正だけはどうしてもやるだろうと私は思うのです。やらなければ、政府として全く超保守反動ということになりますから、やるだろうと思うのです。その場合の財源を、これまた新聞で見ておると、予備費をもってやるというふうに書いてある。一体予備費があるのかないのかという点は、いよいよわれわれとしても、財源の……
○横路委員 委員長、これは理財局長、自治庁からどなたか来ていただかないと、政務次官お一人ではなかなか大へんでしょう。
それでは政務次官にお尋ねしますが、百六十億の内容について一つ御説明をして下さい。
【次の発言】 私のお尋ねした言葉が悪かったと思うのですが、百六十億円を臨時地方財政特別交付金として地方団体に交付しなければならない、百六十億円が必要なんだというその基礎は何なのでしょうか、あなたの今の提案説明の中で、百六十億円を地方公共団体に交付するんだというその百六十億円というのは、何でこの数字がはじかれて出てきたのか、その点をお尋ねしたい。
○横路委員 理財局長にお尋ねしますが、この年末における地方自治体のつなぎ融資を大体どの程度お考えになっているか、具体的な数字について一つお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 今の二百七十数億の内容ですが、これが都道府県、五大市、市町村という、大別してもしもおわかりでしたら、一つその数字もお示しいただきたい。
【次の発言】 そうですが。ほんとうは、都道府県というのがわかると非常に〇・二五の点について明らかになるのですが……。
次に、今のお話の二百七十数億について出先限りでやるというのは、どういう意味ですか。一々本庁の承認を得ないで出先でやるという場合には、出先に何か一定のワクを与えてお……
○横路委員 ただいま議題となりました北海道に在勤する者に支給される石炭手当等に対する所得税の特例に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 御承知のごとく、北海道に在勤する国家公務員に対しては、昭和二十四年法律第二百号によって、一般給与とは別に、世帯主なる職員に対しては三トン、その他の職員に対しては一トンを、それぞれ公定小売価格によって換算した額に相当する石炭手当が支給されておるのでありますが、この法律の趣旨は、申し上げるまでもなく、北海道の勤労者は、温暖地の勤労者に比し、必然的に燃料消費が増大し、勤労者の生活に重圧が加えられるためにとられた措置でありまして、全く実費弁償的な性質を有する……
○横路委員 大蔵大臣にお尋ねしますが、人事院の公務員の給与改善の関係ですが、あれは三つあると思うわけです。一つは給与表の切りかえ、号俸の是正と年度末手当、そこで年度末手当のことはさておいて、給与表の切りかえと号俸の是正の場合に、これを人事際勧告のように実施した場合には月幾らになりますか。
【次の発言】 それでは主計局長にちょっとお尋ねしておきますが、昭和三十一年度の予算では、人事院規則に盛られておるところの昇給昇格については、完全実施できるように、予算的措置はなさっていると思うのですが、その点はどうなっておりますか。
【次の発言】 そうすると、今の主計局長のお話では、予算的措置は、必ずしも人事……
○横路委員 今の質問に関連して警備部長にお尋ねいたしますが、実は先ほど十二時に私は警視総監に会いに行ったのです。それは現地の今日の警察官の出動の問題に関連して行ったわけなんですが、あなたの方では昨晩中に、きょうじゅうに強制測量をやる、しかも警察庁を千人動員して、あくまでも実力の行使をやるのだ、こういうように昨夜のうちに方針をきめられて、どんなことでもきょうやるようにおきめになったのかどうか、その点をお尋ねしたい。今のようになおここには法制局長官に来てもらって、今の疑義のある点についてたださなければならない点等があるのですが、しかし現地の警視総監自身なんかそういうような話で、あなたの方の了解を得……
○横路委員 関連して。山口警備部長にお尋ねしますが、この警察官警棒、警じよう使用及び取扱規程、これは昭和二十三年九月九日に国家地方警察の訓令第十四号、そこに沿革として昭和二十七年八月国家地方警察訓令第三十八号改正、国家地方警察本部、警察管区本部、都道府県国家地方警察隊長こうなって、警察官警棒、警じよう使用及び取扱規程があるが、この規程は今でも生きておるのかどうか、その点についてお尋ねする。
【次の発言】 警視総監、今の答弁の通り警察官警棒、警じよう使用及び取扱規程には、昭和二十三年九月九日のその訓令が生きているというように警察庁で答弁された。そこでこの規程の第五条に、「警棒又は警じようの使用に……
○横路委員 最初に食糧庁の長官にお尋ねしますが、昭和三十一年度の食糧管理特別会計の借入限度等の特例に関する法律案の第二条の最後に、「政府は、政令で定めるところにより、当該金額に加算して納付すべき利息で当該売買条件において定めるものを軽減し、又は免除することができる。」と、こうなっておりまして、これは北海道の冷害並びに九号、十二号、十五号台風のそれぞれの地域を含んでおる法律でありますが、お尋ねしたいのは、一体政令で定めるところによって免除するという場合に、たとえば北海道においてはどういう地域、どういう程度の災害を受けた者に対して免除なさるのか。その点がはっきりしないと、この法案は生きてこないわけ……
○横路委員 法制局第三部長、それから食糧庁長官にお尋ねします。昭和三十年六月二日に予約米制度が初めて農林水産委員会にかかりましたときの河野農林大臣の提案説明の中に、割当はいたしません。大体従来の実績がありますから、それによってこの程度の耕作者であり、この程度の家族であればこの程度のものは平年作の場合には政府に売っていただくことができるであろう、そこで契約を願うことにしたのです。こうなっておるのです。ですから、この予約米制度というものについては、あなたが言っておる売買条件の第十四項というのは、明らかに提案者である農林大臣は平年作を考えてやっておる。平年作で、そしてちゃんと飯米を差し引いて、種もみ……
○横路委員 関連して。食糧庁の長官にお尋ねしますが、今石村委員からお話がありました、利子の減免並びにこの法律にはうたっておりませんが、一月一日以降の代位弁済の問題については、予算委員会においてわが党の小平委員に対して一萬田大蔵大臣から、この点については九号、十二号、十五号も同様措置をすると答弁してある。あなたは今また話をもとへ戻して、代位弁済についての分は、九号、十二号、十五号は適用しないということになると、この委員会の審議は一番振り出しへ戻るんだ。そういうことはないはずなんだ。あなたは勘違いして答弁しているのじゃないのかね。その点はどうなんです。きっと勘違いなすったんだと思うんだ。その点やは……
○横路委員 官房長官にお尋ねしますが、法律案の第一の、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、これは私ども当然一般会計について予算の補正をしなければならぬと思うのですが、今のお話で、一般会計の補正予算は出さないというのですけれども、これについては、次の通常国会のときにお出しになるのかどうか。この点はどういうふうにされるのか。とりわけこの問題は、地方公務員については、当初から地方財政計画で入っていないわけですから、今回政府が出す予定の一般職の職員の給与に関する法律の一部改正が国会を通れば、地方公務員にも、それによって当然それが適用されてくる。その場合、地方財政計画の中には、当初入っ……
○横路委員 最初に労働大臣にお尋ねしますが、五月十日の朝日新聞の夕刊に、こういう記事が記載されているのであります。それは「政府は十日の閣議で春闘処分と、これに伴う野党攻勢に対処するための態度を協議した。」「同日の閣議で石田官房長官は奮闘処分に対する経過を説明、これに引き続いて松浦労相から、春闘処分に対する政府の見解を統一しておきたい旨を要望し、処分の範囲や内容が企業体間で不均衡であると見られるのは公社、現業当局が独自の方針を取ったものであり政府がワクをはめたものではない。しかし、国鉄以外の公社、現業でも公労法違反の事実があればさらに追及する方針で調査中である。」こういうように新聞には発表になっ……
○横路委員 大蔵大臣にお尋ねをしますが、昨日から問題になっています国際収支の悪化の問題、これはいろいろな要素があるだろうと思います。しかし私どもは、一つの、要素としては、昭和三十二年度予算の中にそれがあるのではないか、これは、今年の二月の、主として衆議院の予算委員会におきましても、千億減税と千億の積極政策との関連は、やはり今日のような事態を来たすのではないかという点は、ずいぶん私たちの党のそれぞれの委員から論議をしたわけであります。現にその後の、政府の国際収支の悪化に伴う緊急対策を見ていると、やはり昨年度に比べて千二十五億ふやして参りましたいわゆる積極政策と申しますか、その中で、いろいろな点に……
○横路委員 食糧庁の長官にお尋ねしますが、三十二年度の食管特別会計の赤字は、前の二十六国会では、ずいぶん論議をしたのですが、まだ不確定要素があるというので、きまっておらなかったのですが、それは、おそらく七月三十一日に農林大臣から大蔵大臣に出したはずです。昭和三十一年度の三月三十一日で終りました年度の食管の赤字は、どれだけに確定して、七月三十一日に、あなたの方から農林大臣の手を通して大蔵大臣に出されたか。今度は確定しているわけですから、その点を一つ明らかにしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 それから、当初見込み百四十億ですかから幾らふえたのですか。
○横路委員 大蔵大臣にお尋ねをしますが、先ほどお話しがございました昭和三十三年度の予算の基本構想についてでありますが、これの中心をなす来年度の国際収支につきまして、ことし二十八億ドルに予想されている輸出を、来年度三十一億ドルに増加させて、それで、輸入の方は三億ドル削って、三十二億ドルくらいになるのだというのが、この予算の基本構想の中心になっておりますが、どういうようにして輸出が三十一億ドルに伸びるのですか。その点は、大蔵大臣はどういうような方策でおやりになるのか、まずそれを一つお尋ねしたい。
【次の発言】 今お話しの輸入について、本年度よりも大体三億ドル程度減らしたい。これは、在庫品の問題、そ……
○横路委員 関連して。今のお話をお聞きしておりまして、等級の格づけは人事院がやる、それから形式的な職名にとらわれないで実質的な職務に基いて格づけをやる、こういうことで、法律を見ると、こうなっておりますね。「職員の職務の等級は、前項の職員の職務の等級ごとの定数の範囲内で、」これはまさか人事院がやられるのじゃないでしょうね。この定数の範囲、その範囲内で人事院の定める基準に従って決定する、その職員の職務の等級ごとに定める定数というのは、何を基準にしてやるのですか。それは人事院がやる、人事院がやるんだが、それは形式的な職名にとらわれない。しかし形式的な職名にはとらわれないが、一定の定数がある。これが私……
○横路委員 労働大臣にお尋ねをしますが、われわれの手元に配付されておる行政職俸給表についてお尋ねしますが、これらの別表の第一の、中央官庁の行政職の俸給表を例にとって申し上げたいと思うのですが、従来は七百円未満の昇給については六カ月、七百円から千五百円まで九カ月、千五百円以上は十二カ月、こういうように昇給期間については全部級のいかんを問わずきまっていたものを、なぜ二等級以下これが全部二等、三等、四等、五等、六等、七等でこういうように違えたのか。その理由を一つお尋ねをいたします。
【次の発言】 いや、これは技術的でないのです。今までは昇給を全部通して七百円以下は六カ月、七百円から千一五百円までは九……
○横路委員 農林大臣に、最初に日ソの漁業交渉についてお尋ねしますが、日ソの漁業委員会で日本側が本年度漁獲量十六万五千トンを提案しましたその根拠はどういうのですか。第一番目にそれをお尋ねします。
【次の発言】 けさの朝日新聞等の報道によりましても、この日ソ漁業委員会が非常に難航しておるその理由として、ソ連側は、河野・イシコフ会談によるところの豊漁の場合には十万トン、凶漁の場合には八万トンというのが約束になっておるのだ、この点は昨年の五月三十日の予算委員会において、井出さんが時の農林大臣の河野氏質問して、その点も明らかなっておるし、さらに十一月二十六日の日ソ共同宣言等の特別委員会におけるところの委……
○横路委員 期末手当につきまして、総務長官が今おりませんから、先に地方公務員関係について自治庁の方にお尋ねしたい。 政務次官にお尋ねをしますが、今度政府の方では、国家公務員並びに地方公務員について、期末手当の財源措置をしていないのです。当初の昭和三十二年度の地方財政計画では、期末手当については勤勉手当を含めて一六五について載せてあるわけですが、今回出された〇・一五については出していないわけです。出していないということになると、財源措置がしてないのだから、地方自治体は払えないという事態が現に起きるのです。これはどうなさいますか。先ほど財政局長からお話があったように、地方公務員については国家公務……
○横路委員 今の総務長官のお話で、国家公務員の場合は法律できめたし、郵政職員の場合には団交できめたから、従って価格において違うんだということですが、総務長官、それはちょっと違うのです。郵政の場合も団交できめたものじゃないのであります。 これはまず順序として、逓信の労働組合から北海道の札幌地方公共企業体等調停委員会にこれを調停申請をしまして、そこで調停案が出まして、もちろんそれについては、政府の方ではそれは受諾するわけにいかぬ、こういうことになりましたので、公労法に基いてさらに仲裁裁定にかけて、仲裁裁定委員会で結論が出たものを労使双方がのんだわけであります。だから団交ではないわけです。ですから、……
○横路委員 ただいま議題になりました駐留軍関係離職者等の臨時措置法案につきまして提案者にお尋ねすると同時に、ただいま政府側を代表しました意見の開陳がありましたので、政府側に対しましても、政府の考えている措置がどういうものであるか、あわせてお尋ねをしたいと思います。 ただいま政府側の代表者のお話では、それぞれ閣議決定に基いて駐留軍撤退に伴う離職者の対策については、九月二十四日の閣議決定でそれぞれ措置をしているから法案の必要はないというのですが、一つずつお尋ねをします。私、政府側で一体これを十分に相談してやったのかどうかという点についてちょっとふに落ちない点がありますから、一つだけ先に聞いておき……
○横路委員 長官に現物給与についてお尋ねをしたいと思います。自衛隊ですが、自衛隊は、一日百円七十銭の割で食費を支給しているのです。私は、やはり給与の一種だと思うんです。その点を、長官から、これは給与の一種だと思うか、その点、あなたの見解を一つお尋ねしておきたい。
【次の発言】 そうすると、これに税金がかからないという法律的な根拠はどこにあるのでしょう。給与の一種である、そうすれば、それに税金がかかるのがほんとうだが、それに税金がかからないという法律的根拠はどこにあるのです。
【次の発言】 そうすると、今のは、強制的に営内に居住を命じているから、従ってそれは課税の対象にならないのだ。そうしますと……
○横路委員 日本開発銀行の貸付金並びに延滞の状況について、資料の提出方を求めたのですが、出て参りました資料は、ただ残高と延滞額の総額であって、前々から問題になっておる、開発銀行において貸付をしたけれども、返済すべき期限が来たのにまだ返さぬ。そういう会社について、たとえば何々会社は何億何千万と、こういうふうに出してもらいたい、こういう要求をしたのに、なぜこれを出せないか。実際に今度の国会でも、インドネシアの焦げつき債権は幾ら、韓国の焦げつき債権は幾ら、アルゼンチンの焦げつき債権は幾らとみな出しているのに、なぜ開発銀行については出せないのか。この点、一つ開発銀行の方で答答弁してもらう。どうしてこれ……
○横路委員 建設大臣にお尋ねをいたしますが、財政法の第四条に、「国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる。」こうなっておるわけです。私は、今度の道路整備特別会計におけるところのこの借り入れというのは、そういう意味では、財政法第四条の一般原則からは反しておると思う、これは、当然揮発油税をもって充てるべきであって、この特別会計法案の第十条に、「この会計において、通路整備事業に要する費用のうち地方負担金の額に相当するものの財源に充てるため必要が……
○横路委員 総理府の副長官にお尋ねをしますが、この共済組合法案の七十二条の第二項で、長期給付に対する規定についてそこにあげてありますが、これは、従来恩給法の適用を受けている者についても、国の経営する企業に勤務する職員の給与等に関する特例法の適用を受けている者も、今度は長期給付の適用を受けるようになったわけですね。そうすると、最初に身分上のことについてお尋ねしたいのですが、今までの恩給法というのは、官になって初めてそのときから計算をして恩給法の適用を受ける、こういうことなんだが、今度それを、雇用人にしろ、従前の恩給法の適用を受けている者であっても、全部それが七十二条の第二項によって長期給付を受け……
○横路委員 古荘さんにお尋ねしますが、実は当大蔵委員会で横錢委員の発言に端を発して、昨日は御承知のように森脇氏が証人として来られた。その問題は何が問題になっているかというと、まず第一点は、某代議士の融資に関して大蔵大臣から親書が行っている、この点が第一点。それから第二の点は、岸総理、川島幹群長、それから唐澤法務大臣、正力国務大臣、それからまた某代議士、あなたと、こういうことになっているわけです。従って私は、あなたにそのことについてこれからお尋ねをしていきたいと思うのであります。 そこでまず大蔵大臣との関係の点ですが、関係があるかないかはこれからだんだん聞いていきますが、あなたは千葉銀行として……
○横路委員 法務大臣にお尋ねをしますが、この問題は、法務大臣が言われているように、非常に国民に与える影響が甚大なわけです。それはなぜかといいますと、一昨年の五月千葉銀行の問題で、現に今裁判中の古川氏が最初古荘を御承知のように背任横領という形で訴えた、それがやがて恐喝ということになった。そういうことで、裁判中から端を発しまして、御承知のように東京地検の特捜部では昨年から千葉銀行のレインボーに対する融資、その千葉銀行の不正融資があるんじゃないか。こういうので東京地検としては特捜部が中心になって捜査を進めて、御承知のようにいろいろ意見もあったでしょうが、東京地検と最高検との間で意見の会い違いもあった……
○横路委員 古荘さんにお尋ねをしますが、レインボーに対しまして、あなたの銀行からでなしに、よその金融業者からといいますか、そちらから借りるときに、あなた個人として保証されたことがございますね。その点、一つお尋ねしておきます。
【次の発言】 実は、昭和三十一年の六月十三日に片山哲雄からレインボーはたしか一千万の融資を受けておる。そのときあなたは、何というのですか、保証書というのか、念書ですな、片山哲雄が三十一年六月十三日にレインボーに一千万円を貸した。それに、ちょっとあなたは署名なすっていたわけですね、それは口先だけでなしに……。今口先だけだとおっしゃるから、その点一つ。
○横路委員 行政管理庁の岡部行政管理局長にお尋ねしますが、定員内の職員と定員外の職員の常勤職員とは身分上、待遇上どこが違うのですか。その点、一つ。
【次の発言】 違うところだけ言って下さい。
【次の発言】 今ので定員内職員と、定員外職員のうちの常勤職員との違いはわかりましたが、この定員外職員の常勤職員は国家公務員法によると何なんですか。
【次の発言】 そうすると国家公務員法の第六十条にございます、六カ月以内の期間を限って更新することができるという規定の適用ということになりますか。この常勤職員は国家公務員法の中のどこなんですか。
【次の発言】 そうすると、任用局長に聞きますが、これは国家公務員な……
○横路委員 総務長官にお尋ねをしたいと思います。実は今議題となりました行政機関の定員法の一部改正は、来年度の公務員制度改正の問題と非常に関連があるわけです。そこで私は総務長官にお尋ねをしたいのは、来年の公務員制度の改正は、もちろんお尋ねをしますが、いわゆる郵政の特別会計であるとか、あるいは国有林野の特別会計に従事している職員と、それから建設省、運輸省、北海道開発庁でいわゆる公共事業関係に従事している職員、これをしいて現業官庁と名づければ、それぞれ現業部門を担当しておるわけです。国有林野においても、これは現業です。しかし建設においても、それから運輸省においても、北海道開発庁についても、同様これは……
○横路委員 大蔵大臣にお尋ねをしますが、賠償問題で、今度の予算にも、インドネシアの賠償の金額が出ておりますけれども、アメリカから参りました対日援助費ですね、あの点については、国会でもだいぶ、あれは贈与だ、あるいは政府の方では、その点はどうも借款らしいとか、はっきりしないのですけれども、二十八年の二月の国会で、予算委員会で論議をしたままになっておりますが、一体政府の方では、アメリカは日本に対しての援助費はもう全然打ち切った、これは贈与だから打ち切ってしまったのだということなのか、まだ債権として残っていて、幾らにしろという交渉をしているのか。わが国も、他の国に対する賠償はどんどん今やっているが、こ……
○横路委員 最初に友末さんにお尋ねしますが、地方道路税法案に対する御意見をいろいろ承わったのですが、問題は地方財政が逼迫をしているので、地方財政全般について考えた方が至当だというのか、地方財政全般についてはなかなか政府がめんどうを見てくれないから、とりあえずそのうち、業者の諸君には大へん気の毒だが、この今回出した地方道路税法によってキロリットル当り四千円が至当だというのか、その点は、これはわれわれの地方財政が非常に窮乏している、そこでわれわれの考え方としては、今あなたがここに指摘しているようにあなたの県では、単独道路事業に充当した経費の内訳は、去年は一般財源一億一千二百万円、起債が八千万円、地……
○横路分科員 農林大臣にお尋ねしますが、財政法の付則の第七条に、「国の予算、決算及び会計の制度に関する重要な事項を調査審議させるため、大蔵省に財政制度審議会を置く。」とありまして、ちゃんと法制上きまっているのであります。今大臣からいろいろ御答弁ございましたこの食管の赤字に関する問題は、やはり国の予算、決算それから会計の制度に関する重要な事項であります。従って当然これは財政法の付則第七条にきまっているこの財政制度審議会でいろいろ審議すべきだと思うのに、なぜ一体わざわざ法律によらないでそういうものをお作りになるのか。私はこれでおやりになったらいいと思う。その点いかがでございますか。
○横路分科員 今の農林大臣のお話ですが、実はきのう私同僚の井上委員の質問に対する農林大臣の答弁をここで長らく聞いておったわけです。そのときに農林大臣の御答弁は、三十年度、三十一年度の赤字については一般会計から繰り入れます。こういうようにはっきり答弁されている。この点ははっきりしているのです。ですから私はこの点につきまして、あとでわずかな時間でございましたが、そういうように御答弁がございましたから、それならば三十年度、三十一年度については三十二年度の補正でおやりになるのですか。私の考えからすれば、三十年度の赤字については三十一年度の補正でなさるのが至当だと思う。それを三十年度、三十一年度を合せて……
○横路委員 質問いたしますが、政府委員が畜産局長一人では、これは答弁するのになかなか容易でないだろうと思うのです。もともとこの問題は昨年の六月末で終る大カン練乳に対する免税の問題を、大蔵委員会でこのことが問題になって、そこでとりあえず三カ月暫定的に延ばして、そして本格的な乳価安定についてやる、とこういうことで端を発して、そのときにこの酪農振興基金法についても一応の構想が発表されたので、従ってほんとうからいうと、ここへ大蔵省の主税局長それから少くとも主計局長、これらの諸君が並んでいなければ、畜産局長に何ぼ聞いたってこれはわからぬのですから。――それではまあ主計局の次長が来られたからこれから質問い……
○横路分科員 最初に防衛計画についてお尋ねをしたいと思います。先般経済企画庁の方から昭和三十三年度の経済の見通しについて発表になったわけでございまして、それはさきの総括質問の際にも、総理大臣から、三十三年度の経済の見通しは、五ヵ年計画全般を通して見なければならぬのだ、こういうお話がございましたので、従って防衛庁としても、今度出されましたこの三十三年度の予算は、そういう意味で国の経済の見通しと関連して出されていると思いますので、一つこの際防衛五ヵ年計画について、あるいは五ヵ年計画はできてないのだ、それは昭和三十六年までしかできてないのだというならば三十六年度まで、しかし経済の見通しについては国も……
○横路分科員 きのう私からお尋ねしたのですが、艦船の発注につきましては、全部これは随意契約によってやっている。しかもその随意契約をする場合の条文としては、予算決算及び会計令第九十六条にあるわけです。あなたはそのうちの第一号でおやりになった、こういうことなんですが、同じく予算決算及び会計令の第百条には、見積書の徴収というので、「随意契約によろうとするときは、なるべく二人以上から見積書を徴さなければならない。」こういうことになっております。きのうあなたにお尋ねしましたところがはっきりしませんでしたが、いまだかつて防衛庁としては二人以上から見積書をとったことがない、こういう御答弁でございましたが、そ……
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