森三樹二 衆議院議員
27期国会発言一覧

森三樹二[衆]在籍期 : 23期-25期-26期-|27期|-28期
森三樹二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは森三樹二衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

森三樹二[衆]本会議発言(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第22号(1955/06/02、27期、日本社会党(左))

○森三樹二君 私は、日本社会党を代表いたしまして、内閣提出にかかわる国防会議の構成等に関する法律案について、鳩山首相を初め関係閣僚に対し、本法案は憲法違反の性格を有するものであることを中心といたしまして、以下数点について質疑をなさんとするものであります。(拍手)この再軍備政策をさらに強化せんとする本法案に対しましては、私一人ばかりでなく、八千万国民のひとしく重大関心を持って聞かんとしているところでありまして、鳩山総理並びに関係閣僚は真摯率直に御答弁せられるよう要求する次第であります。  今や、世界の各国は、平和を愛好し、いかにすれば人類永遠の平和に寄与することができるかについて、深い考慮と努力……

第22回国会 衆議院本会議 第49号(1955/07/28、27期、日本社会党(左))

○森三樹二君 日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました憲法調査会法案に対し、反対の討論をなさんとするものであります。(拍手)  まず申し上げなければならないことは、この重要なる法案の審議に当りまして、われわれ内閣委員会においては慎重なる審議を期待いたしまして、本日午前十一時より開かれました内閣委員会におきましては、提案者である古井委員に対し質疑が開始せられたのでございますが、法務委員会においても、内閣委員会との連合審査の必要を認め、これを決議いたしまして、世耕法務委員長より宮澤内閣委員長に対し連合審査の要求がなされたのは午後二時でございます。われわれは、理事会において、当然この重……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第10号(1956/02/17、27期、日本社会党)

○森三樹二君 私は、日本社会党を代表いたしまして、自由民主党より提案されました憲法調査会法案に対し質問せんとするものでありますが、本法案こそは明らかに再軍備のための憲法改正の前提をなすものであり、九千万国民は、ひとしく、本法案の質疑応答には耳をそばだてて傾聴しておるのであります。(拍手)従って、鳩山総理並びに提案者は、この際明確なる答弁をせらるるよう切望してやまないものであります。まず第一にお尋ねしたいの、昨日、提案者の山崎君は、現行憲法は連合国最高司令官の要請による押しつけられた憲法であり、きわめて短期間に立案、制定されたものであるから、再検討を加えるため調査機関を設けるべきであるとの趣旨を……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 衆議院本会議 第10号(1958/02/19、27期、日本社会党)

○森三樹二君 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府提出にかかる昭和三十二年度一般会計予算補正(第2号)及び昭和三十二年度特別会計予算補正(特第4号)に対し反対の意向を明らかにせんとするものであります。(拍手)  すなわち、政府提出の今回の補正予算案の内容は、一般会計予算において、三十二年度税収につき、法人税三百億円、相続税十四億二千六百万円、関税八十億円、合計三百九十四億二千六百万円の自然増収を見込んで、これを歳入に繰り入れております。また、歳出の面について見るならば、駐留軍労務者のうち、退職を余儀なくされる労務者に対する特別給付金八千八百九十六万円、地方交付税交付金七十八億円、食管特別会……

森三樹二[衆]本会議発言(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期

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委員会発言一覧(衆議院27期)

森三樹二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1955/06/09、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 去る四月行われました地方選挙に際して、官報の付録といたしまして、資料ナンバー四十四号として配布されました印刷物、この見出しは「地方選挙について――その意義と選挙人の心構え――」となっておりまして、しかもその下には自治庁という明確な印刷がされてあります。その中でも特に「こころ構え」という項目をつけて書いてある文面につきまして、これは一体いかなる構想に基いて書いたものであるか、そしてまた何人がこれを起案し、またこの起案に対しては選挙部長あるいは管理課長ひいては自治庁長官等も当然責任を持つべきものであると私は考えておるのでありますが、それらの責任者につきましても自治庁当局において明確……

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1955/06/22、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は今中川政府委員から報告されました小樽の事件についてお尋ねしたいと思います。私が先般あなたに調査を御依頼いたしましたのは、事件そのものの報告ではなくて、警察の行遂過ぎがあるから、その行き過ぎがあるかどうかという点を究明していただきたい、このように私は申し上げたのであります。すなわち、過般の小樽の地方選挙において婦人の教職員の方その他男子の方々を長い間勾留したことが不当であるというように私は先般の委員会において申し上げたのですが、その不当なる行き過ぎについて、あなたの方から小樽の警察署あるいは捜査主任等に対して一つ十分調査をして、その間違いを是正してもらいたい、こういうように私……

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1955/06/29、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は、過日の仙台市における市長選挙に関しまして、自治庁並びに警察当局に御質問をしたいと思うのでございます。  それは、各新聞にも報道せられまして、非常に大きな問題となっておりまして、現在異議の申し立てもいたしておる事件でございますが、選挙の結果は、当選者と次点者との間がわずか五百五十九票というきわどいものであります。しかも、この次点者の島野武君の投票を取りまとめた束の中には、五十一票というような束が現われて参っております。しかるに、反対に、当選をいたしました岡崎候補については、四十九票束が十一も現われておる。そうして次点の島野君の方には、五十一票東が五十三束、それから五十二票の……

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1955/07/06、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は、せんだって、仙台の市長選挙の問題と、もう一つは江戸川区の区会議員の選挙に関して質疑をいたしましたが、本日はさらに仙台の市長選挙の問題について御質疑をしたいと思うものであります。  実は、仙台の問題は、われわれも多少調査いたしましたが、調査をすればするほど、選挙管理委員会の計画的な投票そのものの増減、あるいは包み紙を破って増減したこともだんだんと明らかになって参りましたし、また、仙台の警察も、再三これに対する調査の申し立てをしておるけれども、何ら手をつけていないという事実も判明してきた。しかも、選挙に関して暴行事件が起っておるのに、それさえも仙台の警察は知らずにおるという、……

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1955/07/13、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ただいま参考人お三方から意見が開陳せられました。私どもは、今回のこの仙台市の市長選挙にからみましては、公明選挙を強調しておる今回の選挙に当りましてまことに遺憾にたえないものがあります。と同時に、これと並行して、徳島市の選挙管理委員会の事務担当者が五十票の束を一束五万円ずつで売りに歩いた、しかもこれが刑事事件として現在十六人が犯罪者として起訴されておるという事件と両々相待ちまして、われわれが信じておったところの選挙管理委員会の事務というものが非常におそるべきところの影響を選挙に与えておるということを痛感いたすのでありまして、私どもは、当委員会においては、こうしたところの選挙の大き……

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1955/07/23、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 選挙法違反あるいはまた選挙管理委員会の選挙事務に関しまして、われわれは当局にも十分御反省をいただきたい点が多々あるのでありますが、特に先般来私が御質疑をいたしております仙台市長選挙の問題に関しまして、あのような大都市におけるところの市長選挙に、実に忌まわしい、不公正な選挙管理委員会の事務上の故意または過失等の問題が起き、しかも、これらの問題に関しまして、仙台市の警察はこれを厳重に捜査をしなければならないにかかわらず、何ら手を染めないというような、まことに現職の市長を擁護するような、職権を消極的に乱用している状態におきまして、私は当委員会の責任は重大である、このような観点から御質……

第22回国会 内閣委員会 第1号(1955/03/25、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は理事会をあとで開くことはもちろん賛成ですが、その前に、実はこの内閣委員会は従来の人事委員会と内閣委員会が合併というか、委員会縮小によりましてその機能が一緒になったわけであります。従いまして従来内閣のみの担当の方々から見れば、人事委員会の者が来て、人事委員会のことばかり言うというような印象を受けられるかと思うのです。しかしそれは私はやむを得ないと思うのです。やはりこれは従来の内閣委員会と人事委員会とが一緒になったのですから、そこは仲よく、われわれも内閣委員会でやっておられる方々の御発言も十分尊重するから、われわれ従来の人事委員会でやっておった者の発言も一つお聞き願いまして、宮……

第22回国会 内閣委員会 第2号(1955/03/26、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連して……。浅井人事院総裁が昨年の五月二十九日勧告なさいまして以来、大蔵当局に対しても予算の折衝等をなされたというようなお話がありましたが、しかしその後内閣の構成もかわって参っております。浅井人事院総裁といたましては、この新しい第二次鳩山内閣等に対しまして、この地域給予算に関しまして交渉あるいはその他具体的な方法をおとりになったことがありますかどうか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 それは、先ほど来池田君からも竹尾君からもるるお話になっておりますが、私はやはり人事院総裁といたしましては、ただ勧告したことのみによってあなたの職責が十分果されたというお考えは――いまだもっ……

第22回国会 内閣委員会 第3号(1955/03/29、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 大久保給与担当大臣から今ごあいさつがございましたが、給与の問題は非常に簡単な問題だと思っておったところが、非常にむずかしい問題だということであります。ところがそのむずかしいと思ったのは、いつ思われたかといいますと、これは私の想像かもしれませんが、先ほどから何か人事院総裁あたりから耳打ちをされて、なるほどむずかしいということを今この場でお考えになったような気がするのですが、私は大臣が給与担当の大臣としてみずからその責任を果さんとするならば、就任早々人事院総裁その他給与関係の専門家の意見を十分たたいて御研究になって、そうして公務員の給与のために全力を尽してその生活を保障する、あわせ……

第22回国会 内閣委員会 第4号(1955/03/31、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連して長官にお尋ねします。さっき話が出ました直接調達、間接調達の問題であります。従来は調達庁が動産、不動産その他駐留軍の使用する物品等について調達をしておった。しかるに講和締結後は直接調達に切りかえられているということですが、その現状の取扱いはどうなっていますか。物件によって違うわけですか。
【次の発言】 果してそれをアメリカの都合でそうしておるのか、日本の都合でそうしておるのか、いろいろ場合によって違うと思いますが、その直接調達方式は、あなた方の過去のやっておられた実務からいたしましてどのような効果を上げておるか。私らの観念からいくと、やはり調達庁が従来やっておられたのが、……

第22回国会 内閣委員会 第5号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は本日、重大なる富士山の実弾射撃の問題に関しまして、本来ならば日米合同委員会の担当官である外務大臣、あるいはまた調達庁長官、それらの人々の出席を求めまして、根本的な質問をしたいのでありますが、当委員会への出席が不可能だということでありますから、あらためてそれらの人々には質問したいと思います。  先ほど、次長の答弁を聞いておりますと、日米合同委員会あるいは施設委員会等の使用条項等に対する解釈の問題等が出ておりますが、全く泣き言を並べて、どうもアメリカに押えられてやむを得ないのだというような、至って事務的な答弁しかなされておらないのであります。これはやはり根本的な問題としてわれわ……

第22回国会 内閣委員会 第6号(1955/05/14、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は一昨日山内次長に対しましていろいろ質問したのですが、その間福島長官は座間の米軍の最高責任者といろいろ折衝なさいました。私は先ほど来長官の経過報告並びに各委員諸君の質疑に対する答弁を聞いておったわけでありますが、私はこうした基地の問題につきまして、御承知のように、あの有名な内灘の問題、天下の耳目を全く震駭せしめた内灘の問題につきましては、ここに民主党の辻政信君もおられまして、十分事情を知っておられる。辻君自体もすわり込みまでやって、内灘の米軍の演習に対して拒否の態度をとった。それから近くは妙義山の演習地の問題につきましても、やはり地元民が結集して、これに強く反抗した。そこで、……

第22回国会 内閣委員会 第11号(1955/05/28、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 実は花村法相にお伺いしたいのですが、検察庁の建物の腐朽したものが全国で相当あると思うのです。北海道の釧路地方検察庁ですね。これは裁判所と同じ建物になっているのですが、明治四十二、三年ごろ作りました、もう非常に腐朽しておるのです。しかも一昨々年の三月の十勝沖地震の際、これが非常に危険に瀕しまして、今復旧の工事をやっておるのです。もう危険でもって、庁員はちょっと地震がいっても危なくておられないというのですよ。これについて花村法相は全国の腐朽庁舎の建てかえについて御検討なさっておると思うのですが、釧路の場合について御検討なさっておるかちょっとお伺いしたいのです。

第22回国会 内閣委員会 第12号(1955/05/30、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は会計検査院長に、せんだって当委員会で出席を促したのは、本法案の質疑に関しまして、われわれはやはり会計検査に関する国政一般の質疑をなす場合もしばしばあるわけです。従いましてあなたの御出席を私は願ったのです。過般もいろいろ各委員諸君からお尋ねがありましたが、私は会計検査院の内部における組織やあるいは秩序や綱紀が、非常に紊乱しているというようなことは申し上げるものでございませんけれども、しかしややともすれば、今日の日本のあらゆる行政面において、御承知の通り、汚職、疑獄――造船疑獄あるいはその他の疑獄がたくさんありました。私は会計検査院としては、時の政府にきぜんたる態度をもって、国……

第22回国会 内閣委員会 第13号(1955/05/31、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は厚生省につきましてはいろいろ問題があると思うのですが、新聞に大きく取り上げられております輸血業者の問題とかいろいろな問題はありますけれども、非常にわれわれの健康にとって重大な問題だと思う。これは厚生省もいろいろその取り締りについては非常に力を尽されていると思うのでありますが、結局今日の社会の情勢からいたしまして輸血業者も生活ができない。その生活苦のために輸血業者ばかりでなく、売春とかその他いろいろな社会悪が発生していると思うのです。しかしながらこれはわれわれの生命に直接影響のある問題である。われわれは安心して輸血を受けることができないということになりましたならば、これはゆゆ……

第22回国会 内閣委員会 第16号(1955/06/03、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 過般来沖縄の農耕地は米軍の軍事基地としてほとんど買い占めを行われんとしております。すなわち約三千二百万ドルの買収資金によって沖縄の農耕地が買い上げられ、地元農民の生活は、今後その生業を営むことができないという段階に到達いたしております。これにつきましては沖縄の代表がアメリカの政府当局に反対の陳情に参っておるという実情でありまして、なおその他米軍によるところの沖縄住民に対する人権じゅうりん等の問題も、非常に頻発をいたしております。私ども内閣委員会といたしましては、かつて沖縄の人権問題等につきまして、衆議院の議員を調査に派遣した先例もあるのでありますが、この際当委員会といたしまして……

第22回国会 内閣委員会 第17号(1955/06/04、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ちょっと関連して……。私は公務員の夏季手当の問題につきまして、川島長官にもいろいろと御心配をいただいておりますが、その後閣議等においてこの問題がどういうように取り扱われておるかお尋ねしたいのです。法律上は〇・七五が支給されることになっておるが、私の方はやはり例年の例にならって一カ月分を要求しておるわけです。これに対して国務大臣として非常にお骨折りを願っておることはわかりますけれども、その後の閣議等における御決定はどういうようになっておるか御回答願いたいと思います。
【次の発言】 予算も大体衆議院を六、七日ごろ通過して、今月一ぱいに通るというような見通しもついてきたようですが、こ……

第22回国会 内閣委員会 第18号(1955/06/06、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私はこの恩給局の職員の問題につきまして、もう一ヵ月になるわけですが、いまだにこの問題は解決がつかないで、組合と当局との間に折衝が繰り返されておるということはまことに遺憾にたえない。新聞紙の報ずるところによりますと、あなたはその組合員との交渉を拒否し、しかも組合員の真剣な要求に対して面会を拒絶し、さらに警察までも動員して、そして職員を面会させないようにする。これは私まことに遺憾にたえないと思うのです。結局いつまでもこの問題を解決しないで長引かせるから、ますます紛糾するのです。この政治的な責任は何といっても大きい。(「もう説明済みだ」と呼ぶ者あり)説明済みでも、これは何べんやっても……

第22回国会 内閣委員会 第23号(1955/06/16、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連してちょっとお尋ねいたしますが、ただいまの下川君の発言に対する鳩山総理のお答えでありますが、自衛隊の行動に関しまして、自衛隊法の第七十六条には、「内閣総理大臣は、外部からの武力攻撃(外部からの武力攻撃のおそれのある場合を含む。)に際して、わが国を防衛するため必要があると認める場合には、」云々と書いてあります。従いまして、私はこの国防会議が成立しましたあかつきにおいて、その出動の可否につきましては、たとい現実に攻撃を日本がされない場合においても、おそれがあるという七十六条の規定によって、自衛隊の出動し得る場合がある、かように判断しておるのであります。それに対しまして私は、鳩山……

第22回国会 内閣委員会 第25号(1955/06/23、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 郵政大臣にお尋ねします。今回提出された郵政省設置法の一部を改正する法律案の第四条十四の四に、「所掌事務に係る賠償及び国際協力に関する事務を行うこと。」とありますが、この「所掌事務に係る賠償及び国際協力」の範囲は、直接協定に基いて日本政府がこれらの問題を処理するのですか。さしあたり郵政省としては、日本のこの賠償及び国際協力という面において、どういうことをおやりになるのか御説明願いたいと思います。
【次の発言】 電信電話機械等の賠償問題があるというのですが、そういうものは、通産省の所管になるような気がするのですが、あなたの郵政省でそれをやるというのは、その所管の関係はどうなっておる……

第22回国会 内閣委員会 第28号(1955/06/27、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連……。総理にお伺いします。あなたが大分制限的に解釈するというそういう御趣旨はよくわかりますが、しかし私は、総理は防衛庁法に基きまして陸海室の自衛隊を指揮監督する重大な責任にあるわけです。その方が、こうしたところの出動に関して根本的な理念というものを明確にされなければ、国民は重大な危殆に瀕すると思うのです。それならば、武力攻撃のおそれある場合を含むと明確に規定された場合に、それでは何のために出動さすのか。現実に日本の国土に対する侵略があるという想定のもとに出動を命令する、その出動した部隊は、それでは侵略が日本の国土に急迫をしてきている、そうした場合において何のためにあなたは出……

第22回国会 内閣委員会 第33号(1955/07/04、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 今一応の御答弁がありましたが、巣鴨の戦犯第三国人、主として朝鮮並びに台湾本島におられた方方だそうですが、この方々が五十八名かおるそうです。これらの方々が仮釈放になって、仮釈放という形においては完全な釈放でないために本国に帰るわけにもいかない。やはり一般的に日本の領土内にいなければならぬ。そうしますと、帰るわけにはいかないし、こちらにいなければならない、その間やはり生活をしなければならぬ。そうしてまた落ちつく先がなければ結局どこへ行く、安定した居住する家屋とか設備がない。あなたは今若干の配慮をしようとか、あるいはその他のめんどうを見ていくと言われておりますけれども、根本的に生活が……

第22回国会 内閣委員会 第34号(1955/07/05、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連して。杉原長官はただいま防衛六カ年計画においてということを話されましたが、あなたの構想の中に六カ年計画というものはやはりできているんだ、こう見なければならぬと私は思う。しかも六カ年計画において、大体アメリカの地上軍の撤退を目途としているんだという今御発言がなされました。地上軍が撤退できるという目途の上に立って防衛六カ年計画を立てておるということを今あなたはおっしゃった。それならば率直に、日本の地上軍は六年後には一体幾らにするのだ、あるいは海上、あるいは空軍等においても、自分はこのように六カ年計画というものを策定しておるのだということを、あなたはなぜ言わないか。それを言わない……

第22回国会 内閣委員会 第37号(1955/07/09、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 ただいも茜ケ久保君からも質問されましたが、日本の基地拡張の問題につきましては、私どもはやはり現地の住民の要望も現地に参りましてつぶさに調査をしたのであります。もちろんわれわれは現在の段階において、国際条約に基くところのこの行政協定の義務履行のために政府がやっておられることもわからぬわけではありませんけれども、どうも政府の方針はわれわれ国民の代表として納得しかねるものがある、すなわちアメリカの要求によって基地拡張を認めなければならないという段階においては、何らこれに対して日本側としてはこれを阻止し、できるだけこれを守るという努力に欠けておるというような非常に私は強い意識に立ってお……

第22回国会 内閣委員会 第38号(1955/07/11、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は給与の勧告についてお尋ねしたいと思うのですが、担当の大久保国務大臣、それから人事官等は御出席ですが、私はきょうは人事院総裁はぜひ御出席を願いたいと思っておったのですが、やはり病気が相当悪くてきょう出席できないというのですか、あるいは二、三日したら出られるというのですか、その点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 こうした勧告問題は、人事官が出席されておりますけれども、やはり総裁は勧告に対する最高の責任者として本日は出席願いたかったのです。しかし病気であることは聞いておりまして、悪いというならば、やむを得ない。  そこで公務員に対する給与ベースについて、昨年七月十九日に人……

第22回国会 内閣委員会 第41号(1955/07/15、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○森(三)委員長代理 この際関連質問を受田君に許します。受田君。

第22回国会 内閣委員会 第43号(1955/07/19、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 各委員諸君からもいろいろ質疑が行われましたが、さていよいよこの自衛隊三法案が数目中に上ることになったのでありますが、私どもといたしましては、各委員諸君の質疑を通しまして、非常に遺憾にたえない点が多々あるのでございます。と申しますことは、本年度の防衛計画というものは、法案となって明らかに陸、海、空によって、その人員増加あるいは武器の保有等について明確になっておりますが、しかしそれ以後は全く暗中模索であって、われわれも国民もこれを知ることができないという事態に追い込まれておることは私まことに遺憾であると思うのであります。これは防衛庁長官としても、その責任を十分痛感しておられるであろ……

第22回国会 内閣委員会 第45号(1955/07/22、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 議事進行の発言を求めます。私はこの際動議を提出したいと思います。私どもはこの重要なる国防会議法案の審議に当りまして、聞くところによりますと、自民両党間においては、民間人を削除して国防会議法案を成立せんといたしているそうでありますが、われわれはこのような楽屋裏の取引あるいは修正ということは、まことに遺憾にたえないと思うのであります。国民はひとしくこの国防会議法案について重大なる関心を持っているのでありまして、杉原長官は、ただいまこの委員会の答弁において、民間人を除く意図を明らかにせられたのであります。従いましてわれわれは、政府が確信と責任を持って提示された国防会議法案を、すでに修……

第22回国会 内閣委員会 第47号(1955/07/26、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私はこの国防会議法案に関して、この法律が成立していよいよ国防会議が構成されますと、総理大臣に次いで一番重要なポストにあるのは大蔵大臣であると思うのです。従って大蔵大臣としては、日本の国防計画と同時に国民の生活については十分に予算上からお考えにならなければならぬと思うのであります。ところがことしの防衛分担金の削減の折衝において、あなたは非常に大きな国民の期待の中に、いわゆる総選挙をを通じて民主党は防衛分担金の削減を行い、この削減の予算をもって住宅その他社会保障の設営に当る、このような宣伝をして、これによって相当国民の期待のもとに多数の投票を得ておるのであります。ところが実際に防衛……

第22回国会 内閣委員会 第49号(1955/07/28、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私はこの憲法調査会法案につきまして、提案者の古井君にお尋ねしたいと思うのであります。  提案者は、この憲法調査会法案の提案理由の説明として、この現行憲法が、連合国最高司令官の制限のもとに置かれておった時代に制定された、いわゆる自主的でない、自主性のない憲法だと言われますが、われわれは昭和二十一年の六月中旬より十月中旬に至る約半年にわたる期間において私も憲法制定委員といたしまして、現在の予算委員会のあの部屋において、連日慎重審議をしたのであります。その、われわれが国会の権威によって決定いたしました憲法を、あなたはみずからこれを否定するがごとき、自主的でない憲法と言われる理由はどこ……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 内閣委員会 第1号(1955/12/01、27期、日本社会党)

○森(三)委員 時間の都合もありますから、簡単に伺っておきます。  大臣は御存じかと思いますが、実は重要な問題でございまして、北海道の根室支庁に所存する旧海軍の飛行場、これは従来使用していなかったのでありますが、最近米軍が週三回程度の使用を要求し、これに対しまして地元では非常に驚いたわけであります。ということは、御承知の通り、根室町からは一衣帯水にかの千島、歯舞その他現在日ソ交渉の最も喫緊な、領土返還問題の目的の島が見えるわけでありまして、しかもソ連のミグ戦闘機が昨年B29を撃墜したような事態もあるわけであります。これは日本の全国的な問題でありますが、領土返還にからんで、今この重大な時期に当っ……

第23回国会 内閣委員会 第2号(1955/12/05、27期、日本社会党)

○森(三)委員 河野大臣は非常に御多忙なために、先般も当委員会に御出席になることができなかったのです。本日はぜひ御出席になるということで、委員会を開催していただいたわけでありますが、聞くところによりますと、河野大臣はこの公務員の年末手当等につきまして非常に心労されておる。現在もそのような打合せ会のために、当委員会におくれたというようなお話でありますが、私どもといたしましては、やはり国会の権威を保持し、いやしくも当該問題について本委員会を召集された以上は、河野大臣としては今朝の委員会に出席をされまして、そうして大臣の所見を委員会に開陳せられて、しかる後に私はそ一したところの打合せ会に出られるのが……

第23回国会 内閣委員会 第3号(1955/12/09、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連ですが、きのうの本会議で太田自治庁長官は、この地方公務員の期末手当に関しましては、やはり財源的な措置をする、政府が責任をもってやるということを明確に言っておられたようです。これは河野さんはきのうおられなかったかもしれませんけれども、大蔵大臣とそれから自治庁長官が、地方財政の確立の法案の審議のときに本会議場で答弁されたのですよ。それに対してあなたはどういうようにお考えになっておりますか。ただ節約してやれやれといって言いっぱなしではできるものではありません。
【次の発言】 表面から聞けば、節約ということをあなたがおっしゃっておられるのは、当りまえの話に聞こえるのですが、しかし実……

第23回国会 内閣委員会 第5号(1955/12/16、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は本法案に対する政府案並びに政府案に対する参議院の修正案に対して質疑を行いたいと思うのであります。まず政府案に対しまして御質問を申し上げたいと思のでありますが、担当大臣の河野氏が御出席がないことはまことに遺憾と思うのでありますが、政務次官が御出席になっておるので御答弁を願います。すなわち私どもから考えるならばこうしたところの改正案に対しまして、私はやはり国が半額出資している、すなわちその種類を申すならば、日本輸出入銀行、日本開発銀行、日本銀行、農林中央金庫、商工組合中央金庫、日本育英会、私立学校振興会、日本中央競馬会、電源開発株式会社、石油資源開発株式会社、こういう多くの政府……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1956/02/07、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、参議院の方からこういう広範な改正案が提案されたことについて、非常に御苦労に対しては敬意を表するものです。これはもちろん十分ではありません。われわれはまだまだ改正しなければならぬ点は多々為ると思いますが、その点は逐次質問するといたしまして、その質問に先だって、私は、せんだってから、自治庁の選挙部長に、質問並びに警告を発したいと思って、再々電話したのです。ところが、どうも、どこか別室の方へ行って、秘密作業をやっていられるようで、なかなか出てこない。きょうは幸い自治庁の関係者が出てこられたので、質問したいと思うのですが、実はこれは重大なことなのです。つまり、内閣から委嘱された。……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第11号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連して、ただいまの太田長官の御答弁を開きまして、まことに驚き入ったのであります。議事規則にない事項は、会長これを決するのだから、会長の専断でやってもいいという、議会人として当然考えられないような御発言、太田さんがこういう非民主的な御発言をされたことは、まことに私は遺憾にたえないと思うのであります。これはすなわち鳩山内閣の非民主的な議会運営を代表した御発言といわざるを得ないと思う。いやしくも、この規則にない事項につきましても、委員会を運営する会長自身の地位を否定されるような重大な不信任案が提出されました以上は、一応みずからその身を退いて、だれか代行者に譲るとか、あるいは、一旦休……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第12号(1956/04/03、27期、日本社会党)

○森(三)委員 これは与党も野党もなく、こうしたところの問題は、お互いに、国会の権威のために、将来われわれがあやまちを犯してはいけない。われわれは、政府の提案しているところのこの法案に対してもまたわが党の法案に対してもあなた方で疑義があるというのであるから、こうした雑然とした中において質疑を続行しないで、やはり理事会を開いて、小澤委員長みずからこれが一事不再議の原則に反するかどうかということを十分御検討願わなければならぬと思う。与党も野党もない。これは将来のためにやはりお互いに先例を研究して、将来あやまちを犯さないことを私らはこの際やらなければいかぬと思うのです。こういう疑義を残しておいて、そ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第13号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連して。いろいろ政府側から答弁がありましたが、私は具体的な問題をつかまえて皆さんに一つ話したいと思うんですが、与党の諸君も、やはり重大な問題だから、一応傾聴していただきたいと思う。それは、あなた方は議事運営とか言いますけれども、議院運営委員会でも、この広範な内容を一々検討して、果してこれが一事不再議に該当するかどうかというようなことを検討することはできないのですよ。やはり、われわれが、当委員会において、当委員会の権威と、それから国会の権威を維持するために、この法案の内容を個別的にわれわれは研究しなければならない。私は一つの具体的な法案をとらえますが、たとえば立会演説会の例を引……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第17号(1956/04/12、27期、日本社会党)

○森(三)委員 太田長官にお尋ねいたしますが、今回のこの小選挙区案を骨子といたしました政府の提案にかかるところの選挙法の一部改正法律案に対しまして、これより、私は、政界の浄化、粛正並びに選挙費用の軽減等、これらの問題につきまして、御質問をしたいと思うのでありますが、その前提といたしましてお尋ねしたい問題があるのでございます。  最近におきますところのこの小選挙区法をめぐりまして、日本の国民は、非常に大きな関心み持って、この推移をながめておる次第でございます。太田長官といえども、中央地方の各商業新聞あるいはまた雑誌、週刊読物等において、この小選挙区問題が取り上げられておらないページはほとんどない……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第18号(1956/04/13、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、昨日に引き続きまして、政界浄化並びに選挙粛正、選挙費用の軽減に関しまして、選挙の公営等につきまして質問を継続したいと思うのでありますが、この重大な質問に関しまして、太田自治庁長官の御出席のないことは、まことに遺憾でございます。私といたしましては、太田自治庁長官の御出席がなければ、本米この質疑を続行することは見合せたい、かように考えておるのでありまするが、しかし政府委員として早川政務次官その他御出席になっております。私はまたあらためまして、太田自治庁長官が出席の場合において、本問題を再度質問することがあることを十分御了解を得たいと思うのであります。なおこの選挙の粛正に関しま……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第20号(1956/04/17、27期、日本社会党)

○森(三)委員 実は今井姫君の質問したところに関連するのですが、私先日からいろいろ研究したのですが、これは皆さんにも聞いていただきたいのです。政府提案の法律案の十一ページのところですが、これは一つ皆さんごらん願いたいと思います。十一ページの冒頭の「衆議院議員の選挙においては、政党その他の政治団体及び当該政党その他の政治団体に所属する者は、当該政党その他の政治団体が公認候補者を有する選挙区における当該公認候補者以外の候補者を推薦し、又は支持してはならない。」この規定に関して私お尋ねしたいのです。この「推薦し、又は支持してはならない。」ということは一体どの程度のことを言うのか。すなわち、推薦すると……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第22号(1956/04/19、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、先般、私の分担をいたしておりまするところの政党の政治資金の粛正並びに選挙費用の節減並びに選挙の公営等に関しまして、いろいろお尋ねをしたのでありますが、私どもは、今回の政府提案にかかるところの法案は、すなわち従来の個人本位の選挙運動から政党本位の選挙運動に転換されたことを前提とする法案であるということを説明されておりますが、私どもは、この法案を検討すればするほど、私どもが多年となえておりましたところの選挙費用の軽減、そうしてその選挙費用の軽減に基くところの政界の粛正、これらが全く無視されておるということが、まざまざとこの法案を通じまして痛感されるわけであります。従来は、すな……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第25号(1956/05/02、27期、日本社会党)

○森(三)委員 ただいまいろいろ皆さんの御意見がありましたが、仙台の場合、私参りましていよいよ開会する直前、松澤班長を中心といたしまして――私は速記を呼べと言ったのです。速記がないと詳細にとれないんじゃないかと言いましたところ、松澤班長その他の委員諸君は、とにかく速記がなくとも事務局としてはこれは一応書くから、足らざる点は諸右から補充してもらったらいいじゃないか、了承してくれというので、私も満座の中でありましたから、あまり私の意見を強行しなかったのですが、本来この地方におけるところの公聴会は速記をつけるべきだったと思うのです。これは何といってもわれわれの手抜かりだったと思う。それから、一応皆さ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第26号(1956/05/04、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、仙台を初めといたしまして四班にわたる各派遣委員の報告を一応聞いたのでありますが、この各派遣委員の報告を聞きました中において、われわれはまことに感銘を深くしたものがあるのであります。私どもは、当委員会を通じまして、この選挙運動の問題、あるいは選挙費用の軽減の問題、あるいは選挙の公営の拡大、あるいは政治資金規正法その他区画割りにつきまして種々質問をしたのでありまするが、各地方の公聴会を通じまして、まことに、私は、われわれの主張が正しいものであったということを、まざまざとこの四カ所の委員会を通じて知ることができたのであります。すなわち、小山委員も言われましたように、今や全国的に……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第27号(1956/05/05、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、昨日、太田長官に対しまして、先般行われました四地方のブロックの委員会における報告書を主題といたしまして、質問をせんとしたのでありますが、時間の関係上、ほんの一部しか入ることができませんでしたから、昨日に引き続き太田長官の御所見をお伺いしたいと思うのであります。  太田長行は、昨日もこの小選挙区制の長所を自認されておりまして、小選挙区、中選挙区、大選挙区は、おのおの長短がある、しかし自分としては、日本の民主政治確立のためには、二大政党でなければならぬ、その育成のためには、やはり欠陥は選挙法にはあっても、小選挙区制を認めるのだ、大体このような概要の御答弁であったと思うのであり……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第32号(1956/05/14、27期、日本社会党)

○森(三)委員 実は、私は、明日鳩山総理の出席を要求しておりまして、総理に対して本法案について根本的な質疑をしようと思っておりましたが、午前中同僚委員の諸君から鳩山総理に質問があった。鳩山総理の所属しておる、しかも総理が総裁であるところの与党から今回大幅な修正案が提案されました。その大幅な修正案は、すなわち本文と区画表を別個に出しまして、あのゲリマンダーのはなはだしい区画表は一応たな上げにされた。政府が自信満々として出しましたところのあの区画表が、ついに国民の世論とわれわれの正当な主張のもとに屈服したわけであります。それに対する政治的責任をしばしば追及したのでありますが、総理はこれに対しててん……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第33号(1956/05/15、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は鳩山総理に対して質問をしたいと思うのでありますが、作目の同僚委員並びに今日の佐竹委員等の質問に対しまして、あなたは責任政治を何ら考えておられない。あのように全国民を憤激せしめ、またあなたの所属しておるところの自由民主党の議員諸君の約三分の一に当るところの人々でさえも、今回の政府提案の選挙法改正案はまことに不当きわまるものである、益谷議長さえもこのような不当なる改正案はこれは無理であるということを、しばしば述べておられたのであります。そのような政府原案というものをあくまでも支持せんとせられましたその責任こそ、私はまことに重大であると考えておる。鳩山総理は、現在においても、あな……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第13号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私はもう各委員からいろいろ御質問がありましたので、簡単に質問したいと思います。  実は私も審議会の会員といたしまして、黒沢会長あるいは永田さんが財政金融の委員長として、この公庫法案のできる前提の公社案等にも参画して参ったのです。先ほど来三宅委員あるいは小平委員からもいろいろお話がありましたが、私もその点に関して、審議会の委員として審議に当りました責任者としての立場から、黒沢会長あるいは永田さんに一言御質問したいと思うのでありますが、当時あの審議に当りまして最初出発いたしました公社案、これについてはいわゆる諮問機関であるところの経営委員会あるいは参与会というものがございました。永……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第21号(1956/05/22、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、ただいま議題になりました北海道開発庁設置法案に対する質疑をせんとするものでありますが、まず私どもは、北海道における資源の総合的な開発こそは、日本の国民生活上きわめて重大であり、また人口問題における北海道の占むる役割からいたしましても、非常に重大な関心を打たなければならぬと思う。この場合、北海道開発庁長官並びに関係閣僚に対し、何がゆえにこの北海道開発庁設置法案をこの際出されるのか、こうした根本問題について質疑をしたいと思うのでありますが、まずそれに先だちましてお尋ねしたいのは、実は私は昨年の四月以来、北海道開発審議会の委員として、各種の北海道開発計画に関する重要事項につきま……

第24回国会 内閣委員会 第2号(1956/02/08、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は当委員会の権威を保持して、当委員会の意思は、委員長において十分これを反映していただきたいと思うのであります。先ほど来の板付飛行場の調査団の報告は、いずれも、あの福岡の大都市において教育もできない、また市民の日常生活も非常に大きい脅威にさらされておるということが表明されて、結論としてはこれを移転しなければならぬと、いうことで、社会党も自由民主党も、いずれの調査団もそういう報告をなされておる。特に自由民主党の福井君からも、移転すべきであるという決議の動議を出しておるのです。われわれ社会党も、もちろん決議をすることの意見を開陳しておる。これに対して反対するものは一人もいないのであ……

第24回国会 内閣委員会 第3号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○森(三)委員 先ほど人事院総裁は、人事院がかって勧告したもろもろの実施については、ぜひとも政府に対してこれが実現することを要望する、つまり人事院は人事院としての権威に基いて勧告したものであるから、これが実現についてはもちろん希望するということを言われた。これは当然過ぎるほど当然の御答弁だと思う。そこで政府委員にお尋ねしたいのですが、この公務員制度調査会の答申案の組子制度の中に書いてありますところの勤務地手当の問題であります。この勤務地手当の問題につきましては、すでに一昨年の七月二十一日だったと思うのですが、勤務地手当に関する人事院勧告がなされた。しかるにその後われわれは衆議院の各種委員会にお……

第24回国会 内閣委員会 第20号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連質問。岸さんにお尋ねしますが、私はこの憲法改正につきましては、従来あなた方が合同しない前に、自由党においても、民主党においても、それぞれ党の機関においてたとえば岸試案と称されるような、あるいはまたその他の方々の試案が発表されております。政党としてもあなた方は一つの成案をもって発表もされているのでありまして、あなた方が自由民主党として合同された今日においても、一つの案にお持ちになっておられるはずであります。しかも私はそういう立場において、今回の憲法調査会なるものは、国会議員三十名と学識経験者二十名、合計五十名をもって構成することになっております。そうだとすれば、われわれ社会党……

第24回国会 内閣委員会 第23号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は鳩山総理に対して若干の質疑をいたさんとするものでありますが、鳩山総理は午前中の本委員会におきまして、私が委員長に対して発言の通告をしてあったのであります。あなたの非常におからだのお忙しいことは十分私もわかるのではございますが、この重要なる憲法調査会法案の審議に当りまして、総理は何ら委員長に対して退席の通告もなく、みずからこの委員会を軽視するがごとき態度をとられたことをまことに遺憾に考えておるのであります。委員長は非常に熱意をもって総理の御答弁をお待ちしておったのでありますが、総理は全く委員長に断わることもなく、この委員会の審議を軽視した責任は、これはあくまでも追及しなければ……

第24回国会 内閣委員会 第24号(1956/03/15、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は今の飛鳥田委員の質問に関連いたしまして、清瀬文相にお尋ねし、特にあなたがこの憲法改正の調査会の担当の大臣であるという地位を私は非常に重視しなければならぬと思うのです。あなたは本会議でもってマッカーサー憲法という言葉を使われて、それを取り消しなさった。その取り消しなさったということについては、やはり私はあなたに大きな反省があったからでなかろうかと思うのです。単にあすこの場を議会の議事の運営を一時しのぐために、あなたは自分の本心にもない取り消しをなさったものでなかろうかと思っておったんでありますが、ところが今のあなたの御答弁を拝聴しておりますと、自分はやはりその後もマッカーサー……

第24回国会 農林水産委員会 第59号(1956/10/29、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連して。正力大臣は北海道開発庁長官として、私どもは審議委員としていろいろ折衝して参っておる。ところがあなたの今の言葉は、実はあなたのうしろにおられるところの大村主計官が先ほど説明したことをあなた何も聞いていないから、非常に大きなギャップがあるんですよ。大村主計官はとにかく三十一億という数字をはっきり言っておる。そうしてその内容をずっと説明しているんですよ。だから正力さんとしてもその内容を詳細に言わなければならぬと思う。ただ二十九億、二十九億と言っていたところで、何が二十九億になるのかわからないから、やはり明確に……(「予備費だ」と呼ぶ者あり)予備費から二十九億だというたところ……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1956/12/18、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は牧野法務大臣が出られないので非常に遺憾にたえません。今パーティをやっておるそうですが、こういう重要な委員会に牧野法相が出ないということは、私は、責任政治を常に説いておられる牧野法相のために、まことに遺憾にたえないと思うのです。そこで、政務次官にお尋ねする範囲も相当限界があると思いますから、私は政務次官に対してきびしい質問をしようとは思わないけれども、しかし、あなたは、先ほどから、たびたび国連憲章が国の悲願である、そこで政治犯を第一番に恩赦にするのだとこの席上で述べられておりますが、それならば、前両君もそういうような意味で言ったのではないかと思うが、私がもっとはっきり言いたい……

第25回国会 国土総合開発特別委員会 第4号(1956/11/21、27期、日本社会党)

○森(三)委員 ちょっと関連して。さっき竹谷君が組織とか公庫の職員の定員、あるいはまた給与等について質問されたのですが、私の聞くところによりますと、理事長とかあるいは理事の給与というものが、相当上回っているというようなことを聞いているのです。聞くところによると、理事長が十五万円とか、普通理事が十万円とか聞いているのですが、そういうことも私ども、はっきり知りたいと思うのです。  それから昨日公庫に関する報告が大体なされたのですが、委員に書面の一つの配付も何もなかった。これは私はまことに遺憾だと思うのです。これはぜひとも、現在までの公庫発足の組織とか、陣容とか、貸し出しの概況も、当然書面をもって当……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1957/03/18、27期、日本社会党)

○森(三)委員 今島上君からるる質問がありましたが、実際においてこういう形式的な少額な経費を地方に選挙執行の費用として渡しておいても、実情は、地方の選挙管理委員会は泣いているわけなんですよ。全く選挙のあるたびに莫大な費用がかかる。しかも、自治庁からくる金はほとんど九牛の一毛にしか当らないといっておる実情なんですが、大体私どもの感覚からいいますと、兼子さん、選挙執行の費用というのは、一度総選挙をやると四十数億の金がかかるように思っておったのですが、その点も一つ御答弁を願いたいのと、それから、こうした金は地方交付税の形においていくものかどうか。従来も私は何回か質問したことがあるのですが、いわゆる選……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/08、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府提案の昭和三十一年度一般会計予算補正(第1号)及び昭和三十一年度特別会計予算補正(特第1号)に対し反対いたしますと同時に、わが党提出の昭和三十一年度補正予算組替動議に賛成の態度を表明せんとするものであります。(拍手)  すでに本日までの本会議並びに各種の委員会におきまして、われわれの同僚委員より明快に指摘いたしました通り、政府提案にかかる予算案の積極財政なるものは、明年度における租税の自然増収約二千億円をもって、一般会計歳出増加に一千億円、並びに減税関係に一千億円を分配したにすぎないものでありまして、かかる予算編成が果して健全なる国民経済……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1958/04/04、27期、日本社会党)

○森(三)委員 関連して。  さっき兼子さんが、青木委員の質問に対する答弁で、従来大正十四年の法律でもって二十五日ときめられた、そして昭和三年にそれを実施して、昭和二十五年まで二十五日でやってきた、こういうような答弁をされましたね。私の記憶では、終戦直後の選挙はたしが三十日だったと思うのです。自分も、終戦直後の選挙をやって、三十日という記憶かあった。今法制局に調べさせましたら、昭和二十一年三月九日日付の詔書で、  朕帝国憲法第四十五条並二衆議院議員選挙法第十八条及昭和二十年法律第四十二号衆議院議員選挙法中改正法律附則第三項ニ依リ昭和二十一年四月十日ヲ以テ衆議院議員ノ総選挙ヲ行フコトヲ命ス  御……

第28回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1958/04/09、27期、日本社会党)

○森(三)委員 総理大臣に特に御出席を願いまして御質問申し上げます。  いよいよ解放を目前に控えまして、公職選挙法の改正案が提案されたわけでありますが、どうも選挙が近づいてこういう選挙法の改正案が出るということは、非常に私どもは遺憾だと思うのです。非常に重要なこういう法案につきましては、十分にお考えになって、もっと早く出すべきである。こういうまぎわになって出すことは、選挙管理委員会等におきましても、いろいろ法律の改正によってまぎらわしい点ができまして、実に下部の選挙管理委員会等では困っておるという実情なんです。岸総理はほんとうに選挙法の改正をなさろうという意向があったのかどうか。どうも、今度の……

第28回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1958/04/14、27期、日本社会党)

○森(三)委員 井堀委員の続きをちょっと中川さんに質問しますが、井堀委員からも非常に実質犯の検挙について強調されましたが、私はそれなくてはほんとうの選挙の粛正はできないと思う。巷間伝うるところによれば、今度の自民党の選挙資金というものは、たとえば、岸派では一人の候補者に二百万円の公認料を渡す、河野派では四百万円渡す、大野派では、これに負けないで、自分の派閥関係者には三百万円渡すというようなことが、新聞に堂々と出ているのです。私はここに持っております。この間も岸総理に対してそのことを質問した。ところが、法定費用というものは、御存じの通り選挙法上百九十四条によってきめられておるでしょう。各選挙区ご……

第28回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1958/04/15、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府提案にかかるところの公職選挙法一部改正案に対しまして、修正案を提出したいと思うのであります。  すなわち、今回の選挙法の改正は、われわれが日ごろ唱えておりますところのいわゆる民主政治確立のための根本的な改正ではなくして、全く自由民主党の党利党略によるところの、自己に有利にせんとするところの改正であって、枝葉末節の改正であるとわれわれは考えております。従いまして、社会党は、この委員会におきまして、しばしば各委員からも主張いたしましたように、今回の選挙運動期間を二十日にするという改正案に対しましては根本的に反対であります。その反対の理由等につ……

第28回国会 国土総合開発特別委員会 第9号(1958/04/01、27期、日本社会党)

○森(三)委員 きょうは、大蔵大臣は予算が通って、だいぶのんびりしておるようです。そこで大蔵大臣は落ちついて御答弁なさることができるだろうと思うのです。きょうは主として北海道地下資源開発会社の問題になるわけでありますが、要は、日本の産業開発の重点が北海道にあるということと、また将来食糧生産問題あるいは人口問題、幾多今、日本の国策として、北海道の開発を非常に急がなければならぬということになっておるわけであります。北海道の第一次五ヵ年計画は昨年をもって終了し、いよいよ本年から北海道の第二次計画にかかるわけであります。この第二次五ヵ年計画については、昨年十二月二十七日に閣議決定を見たわけであります。……

第28回国会 国土総合開発特別委員会 第10号(1958/04/03、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私はずっと質問を聞いておったわけですが、事業計画の面におきまして、説明員の御答弁を聞いていると非常に不確定要素が多いわけです。北海道あたりでは三井その他が炭鉱をやっておりますが、そうした場合においては、とにかく出ても出なくても一つの請負契約が締結されて、仕事をやったものに対しては一応金を払うという建前でやっているわけです。ところが今の本会社ができた場合、初めから金を――さっきの話を聞きますと、着工金を二五%くらいとる、あとは非常に緩慢な三年払いというような構想がありましょう。しかし仕事の量からいって、仕事がちゃんとはっきりできるならば、この会社に対して探鉱の注文というか、仕事の……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/02/27、27期、日本社会党)

○森(三)委員 私は先だって来の委員会におきまして、日ソ交渉におきまするところの総理並びに藤山外相の御答弁等を承わっておりますと、全く日ソ交渉については、政府もこれ以上はどうにも手の出しようがない。ソ連の言うところの、領土問題と安全操業と不可分であるというような主張に対しては、これを可分である、あるいは不可分であるというような、最初いろいろな見解がありましたが、終局的には政府側としては、これは可分でもって、領土問題と安全操業と漁業問題、この三つは切り離して交渉すべきものだ、こういうようにだんだんと政府の態度が明らかになりました。しかし私どもの感ずるところでは、そのような現在の政府のお考えによっ……


森三樹二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期

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各種会議発言一覧(衆議院27期)

森三樹二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣委員会決算委員会連合審査会 第1号(1955/05/27、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 私は二、三質問したいと思います。先ほど皆さんから御質問がありましたが、会計検査院の職責の重大なことは申すまでもありません。あなた方は国家の財政その他国民の税金によってまかなわれているところのあらゆる事業面について、きわめて厳密な監査を行わなければならぬと思うのです。憲法の規定からいうならば、毎年会計検査院が国の収支決算を検査いたしまして内閣に報告すればいいことになっている。しかしながら会計の問題に関しましては、時々刻々いろいろな問題が起きているのであって、本日においても組織の改正に関する法律が出ておりまして、いろいろな質疑応答がなされている。従って国会は必要な場合には、あなた方……

第22回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1955/07/25、27期、日本社会党(左))

○森(三)委員 関連して、私も下村さんにお尋ねしたいと思うのですが、この国防会議法の条文からいいますと、必要な場合に統合幕僚会議議長を列席せしめる、こうなっておりますが、あなたは常時出席せしめる方がいいということを、アメリカの例等をおひきになっておっしゃいましたね。ところが私どもはそうすること自体は結局、何といいますか軍事専門家の意見が圧倒的に国防会議を支配するというような情勢の起きることを非常に心配するわけなのです。私ども社会党の建前としては、いわゆる国防会議法案も、もちろん憲法九条に違反するものであるという建前をもってこの法案の審議に当っておるものでありまするけれども、かりに国防会議法案と……

第22回国会 内閣委員会地域給に関する小委員会 第6号(1955/07/01、27期、日本社会党(左))

○森(三)小委員 先生方の御意見を今拝聴したのですが、先生方と討論する意思はございません。拝聴し、私どもの意見も十分聞いていただきたいと思うのです。私実は選挙制度調査会に今度入ったのですが、入りますとまず鳩山総理大臣が、日本の政党を二大政党にして、明朗な政治をしくには、小選挙区制が一番いいから、皆さんどうか小選挙区制になるように審議してもらいたい、こういうあいさつがあった。この間三回目の委員会のときに、蝋山政道さんが、小選挙区制を一席ぶちましたから、私は学識においては差はあっても、同じ嘱託された委員という立場においては、何ら遠慮するところはないから、蝋山さんの小選挙区制を徹底的に攻撃した。とこ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1956/04/23、27期、日本社会党)

○森(三)委員 ちょっと関連して。今、四宮君のお話を伺っておりますと、血のつながり、ふだんからの選挙民とのつながりということを盛んに言われますが、私実は一昨日仙台でもって公聴会へ出ましたところ、自民党から推薦したところの、七十才くらいになる、長い間県会議員をやって現在町村長をしている人ですが、その人がどういうことを言ったかといいますと、今度小選挙区になると、今まで二百円の御祝儀だったものが、五両月、千円になって、慢性買収が行われる、その人の言葉を借りますと、三百六十五日選挙運動をするようになって、これは大へんなことになるというのです。ここに自民党の諸君もおられますし、これは決して誇張して申すわ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第2号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○森(三)委員 矢部先生にお尋ねしますが、矢部さんにおかれましては、昨年の五月以来私どもとともに選挙制度調査会の委員とされまして、私どもは、あなたと立場は小選挙区反対の立場にありますので、根本的に反対でございましたが、しかし、終始あなたが真剣なる態度をもって、わが国の二大政党の育成のために御尽力されたことに対しましては、心から敬意を表しております。しかし、その当時はまだ二大政党になっておらなかった。その後、昨年の秋われわれ日本社会党の統一のあとを受けまして自民党の結成がされまして、ここに日本の三大政党が完全に生まれたわけでありますが、私どもの考えをもってするならば、先に鈴木委員もいろいろ質問さ……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1957/02/11、27期、日本社会党)

○森(三)分科員 大臣もお時間がないそうでありますから二、三点簡単にお尋ねいたします。  先ほどの郵政省所管の予算説明資料を見たのですが、この中で、昭和三十二年度は電信電話拡充五ヵ年計画最終年度に当るので、今までの繰り延べされた工事も極力完成するというようなことをるる説明されておる。まことにけっこうだと思うのであります。そこで、郵政大臣は非常にサービスを主張しておられたのでありますが、電話の問題につきまして、東京区内に例をとりますと、電話をつける場合に、公債六万円のほかに、加入金とか設置料等で三万五、六千円、約九万五、六千円の金がなければつかないということになっております。もっとも、公債は、六……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1957/02/12、27期、日本社会党)

○森(三)分科員 私は建設大臣に一つ根本的な点をお聞きしたいと思います。北海道同士だから、意地の悪い質問はいたしません。(笑声)  今各委員から非常に御熱心な質疑がありましたが、まず冒頭に、政府が今年の施策として十九万九千戸を建てると言っておる。ところが、新聞その他には、はなばなしく政策として五十万戸の住宅を建設すると言う。実際上政府の施策として建てるものは十九万九千戸、それをあたかも人の力を自分の力のように住宅は五十万戸作ると言っておる。昨年は四十二万戸建てると言った。これは何も今年始まったことではありませんけれども、こういうことはやはり率直に十九万九千戸を政府施策によってやるのだというよう……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○森(三)分科員 主査にちょっとお尋ねしますが、国鉄総裁は御出席にならないのですか。
【次の発言】 結局両方にまたがるわけですし、答弁も二人からしていただかなければならぬ場合もあると思います。
【次の発言】 私は輸送に関するところの根本問題から一つお尋ねしていきたいと思います。  運輸大臣並びに国鉄総裁の御答弁を求めるわけでありますが、日本の国有鉄道も年々新線が設けられまして延びて参っておりますが、だんだん人口がふえて参るに従って交通が非常に悪くなって参っております。私の考えといたしましては、だんだん道路が整備されてくる、従いまして鉄道もまた新線を敷く費用というものも莫大なものでありますが、諸……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/02/15、27期、日本社会党)

○森(三)分科員 二、三御質問したいと思います。  今回、政府の所得税の控除につきましては、御承知の通り、貯蓄奨励の意味合いにおきまして、一定の定額貯金に対して減税する案が出てきたわけであります。それに応じまして、郵便貯金につきましてもやはり定額制を実施するということが発表されておるのですが、これの構想を一つ承わりたいと思います。
【次の発言】 今、田中郵政大臣は、自分の構想とはいささか遠いものがあるというような感じの御答弁でありまして、大臣自身としてはもっと徹底したような御意見があるのかと思っているのですが、私も、これを見ましても、今御説明になったような状態ですと、一般の銀行預金者、これらと……



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データ更新日:2023/02/05

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