このページでは橋本龍伍衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○橋本龍伍君 私は、自由民主党を代表して、昭和三十三年度一般会計予算外二件の予算案について、政府提出の原案に対し賛成の討論をいたさんとするものであります。(拍手) 昨年の春、いわゆる神武景気の行き過ぎによって国際収支が急激に悪化いたしましたので、五月以来、これが改善のために緊急総合対策がとられたのでありますが、国民各位の理解と協力とによって経済の調整は漸次進んで参り、十月以来、国際収支は毎月黒字を示して著しく改善されて参りました。しかしながら、翻って国際的な経済環境を見ますと、世界の景気は昨年半ばころから漸次頭打ちになりまして、各国の輸出競争は一段ときびしくなりつつあるのであります。これを要……
○橋本(龍)委員 私は昭和三十年度予算案の審議に当りまして、その基本的な諸問題について自由党を代表して質問をいたします。 私がこれから質問をいたしますることは、今までに何ほどかは触れられた諸問題が多いのでありますが、総理以下政府側のとかく誠意を欠いた答弁によりまして、大切な問題が放置されてしまってはなりませんので、主としてこれを掘り下げて問題をはっきりさせたいのであります。すべてごく平易な問題ばかりでありまして、従って内閣総理大臣として、当然御承知にならなければならない問題ばかりでありますから、特に他の閣僚を指定いたしません限り、お答えはすべて総理からお願いをいたします。誠意をもって、こだわ……
○橋本(龍)委員 私は自由民主党を代表して、ただいま議題となっております予算三案につき、政府、原案に賛成し、社会党提出の編成林を求めるの動議には反対の意見を申し述べたいと思います。 今回の一般会計の予算補正は、日本開発銀行が国際復興開発銀行から受ける借款に対する政府の保証に関するものであります。これまでわが国の国際復興開発銀行から受けた借款の総額は、約八千五百万ドルでありまして、これに今回分を加えますと、一億五千万ドルをこえるのであります。同銀行よりの借款も、ほぼ順調に進んでおると言えるのでありまして、わが国の企業が設備近代化のための資金を国際的に調達し、これによって競争力の強化に資するとい……
○橋本(龍)分科員 私も実はこの医療保障制度の実施に関連をして、お医者さんのあり方等について実は要望もし、またお尋ねもしたいと考えておったのでありますが、周東委員から大体お話がありましたので、私の伺おうと思った領分も大体は済んだわけでありますが、それについて補完的に、さらに補足的に私は要望を申し上げ、かつまた御意見を伺っておきたと思うのでございます。 われわれはもうはっきりここで決意をいたしまして、社会保障制度の全面実施、その第一としては、これから四年の間に医療保障制度を実施することと、同時になるべく早い機会に国民年金の制度を実施しようとしておるわけでありますが、これに関しましては十分な準備……
○橋本(龍)分科員 私は裁判所の予算について少しく質問いたしたいと思うのでございます。いろいろな問題がありますが、もっぱら裁判と調停との関係について伺いたいと思うのであります。調停委員という制度が設けられておりますが、これは民事裁判の関係だけでありますか。
【次の発言】 私も法律を昔やったのではっきり覚えておらないのですが、調停にかかりますものはみな民事裁判事件として、本来的には判決を求められるものを、調停に向いておると思うものはそちらに回すのでありますか。それとも民事事件の中に判決を求めないで、何かまとめてくれればいいという形で裁判所に出るものがあるのですか。
○橋本(龍)分科員 ただいま厚生大臣から来年度の予算についての御説明を承わったのでありますが、それに対して若干の質問をいたしたいと思います。私はきわめて簡潔に質問をするつもりでありますから、どうか一つ御答弁の方もなるべく簡潔にお願いいたしたいと思います。 この三十三年度の予算の説明に、まず第一に国民皆保険の推進というふうなことをあげられておるのであります。これはまさしくそうあるべきでありまして、本年度もそこに最重点を置いてやられることはまことにけっこうなことであります。伺いたいことがたくさんありますけれども、他に質問者もあられまするので、私は主として国民皆保険の問題、国民年金の問題、母子福祉……
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