川村継義 衆議院議員
27期国会発言一覧

川村継義[衆]在籍期 : 25期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期
川村継義[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは川村継義衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

川村継義[衆]本会議発言(全期間)
25期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期
第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第37号(1956/04/24、27期、日本社会党)

○川村継義君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました、わが党提出の地方交付税法の一部を改正する法律案に賛成し、政府提出の地方交付税法の一部を改正する法律案並びに地方財政法等の一部を改正する法律案について反対の討論をいたしたいと思います。(拍手)  反対いたします第一の理由は、破綻に瀕した地方財政の再建に当って、政府は、政府みずからの責任を回避し、糊塗しようといたしているからであります。昭和二十八年末において四百六十二億円の赤字をかかえ込んだ地方自治団体が、さらに、昭和二十九年度の決算において、普通会計分のみをもってしても赤字団体二千二百八十をこえ、その実質的歳入不足額は実……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第21号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○川村継義君 私は、ただいま趣旨の説明のありました地方交付税法の一部を改正する法律案について、日本社会党を代表し、岸総理を初め、大蔵大臣、自治庁長官にお尋ねいたしたいと存じます。  まず、地方交付税の総額に関してお尋ねいたしたいと思うのであります。昭和二十九年、地方財政平衡交付金制度にかわって地方交付税制度が採用された主眼は、平衡交付金制度では、国庫補助金と同様、地方財源としての考え方が薄く、個々の団体が財政運営の結末をこれに依存する意識が強かった点を改めて、独立財源としての性格を明らかにするとともに、調整財源としての役割をも果させようとするところにあったのであります。この意味から、所得税、法……

第26回国会 衆議院本会議 第36号(1957/04/27、27期、日本社会党)

○川村継義君 ただいま議題となりました三件について、地方行政委員会における審議の経過及び結果の概要を御報告申し上げます。  まず第一に、消防団員等公務災害補償責任共済基金法の一部を改正する法律案について申し上げます。  本案は、さきに第二十四国会において本法が成立した際に、水防団員等に関してもすみやかに本法と同様の措置を講ずべきであるとの本委員会の付帯決議の趣旨に沿い、本法を改正して、非常勤の水防団員等に対する公務災害の補償責任についても本法によって共済することとし、水防団員等の公務災害補償の完璧を期そうとするものであります。  改正の内容は、非常勤の水防団長及び水防団員または水防に協力援助し……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 衆議院本会議 第26号(1958/04/08、27期、日本社会党)

○川村継義君 ただいま議題となりました地方交付税法の一部を改正する法律案につき、地方行政委員会における審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  本案は、地方財政健全化の施策として、第二十六回国会当時から懸案となっておりました地方交付税の率の引き上げ、及び、いわゆる既発行地方債にかかる公債問題解決の方途として立案されたものでありまして、これによって地方財源が増強されるとともに、本年度においては暫定的措置にとどまったいわゆる公債費対策が恒久化することになったのであります。従って、本案の内容は、地方交付税率を一・五%引き上げて二七・五%とすること、及び、交付税の総額の増加に伴い、普通交付税……

川村継義[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

川村継義[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 地方行政委員会 第2号(1955/03/26、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 後藤説明員に一つお尋ねしておきたいと思いますが、この財政計画の中に給与関係の増加上額は見ていないようですが、その理由は何ですか。
【次の発言】 それでは増員計画がはっきりして参ったら当然それも見込んだ計画に立て直されるわけですが、この増員計画ができていないということは大へんおかしいと思うのです。当然四月からそういう増員に伴う給与の支払い等が行われておりますから、もしもそれがはっきりしたら四月にさかのぼってちゃんとそれを計画するということは間違いなく行われるものですか。

第22回国会 地方行政委員会 第6号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 今のあなたの考えでいけば、それを適用することは不適当であるという希望意見を申されておりますけれども、実際市町村の執行者が今のあなたのような解釈で押し進めていったならばどういう結果になるか。町村合併促進の問題とからんで大きな問題だと思うのですが、いかがなものでございましょうか。
【次の発言】 遺憾なことだという言葉がありましたが、ただ遺憾なことでは済まされない問題が起きるのじゃないかと思います。自治庁としてこの点責任が持てるのですか。いま一つは、あなたの御解釈を進めて行くと、現在問題になっている上山の市長がとった行為は、ある程度是認されるようなことになるのじゃないか、いかがです……

第22回国会 地方行政委員会 第11号(1955/05/26、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 大竹さんに一つお尋ねいたしたいと思います。あなたのお話をいろいろ伺ったのですが、この説明なさいました書類の中の三枚目にあります点についてお尋ねいたします。「義務的支出が多いこと」と二番目にございますね。その中の委任事務を六四・六%、固有事務三五・四%、義務的経費の最大のものとして教育費は町村平均二五%、都市平均一五%とありまするが、その教育費の町村平均二五%という義務的支出を見てあるその教育費の内容は、どういう点でございますか。
【次の発言】 重ねてお伺いいたしますが、その中学校、小学校の建築等はあとの三番目、四番目というところに見ていいわけですね。というのは、教育費というも……

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/04、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 自治庁が出されましたところの地方財政計画については、先般来本委員会においていろいろと質疑がなされておりまして、財政計画が非常にずさんなものである、地方財政を建て直すための熱意を持った、あるいはそのような十分なる計画でないというようなこと、また先日知事会、市長会等の参考人を呼ばれてのいろいろ意見聴取におきましても、それぞれの代表が全部こぞって不満の意を表しておられたことは、御承知の通りであります。そのほか学者等が新聞あたりに書いておる意見を見ましても、また新聞等の論説を見ましても、本年度の地方財政計画については、ずいぶんと批判があるようであります。今まで指摘されましたように、自……

第22回国会 地方行政委員会 第16号(1955/06/08、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 譲与進行。先ほど北山君から赤字問題の質疑がありましたが、それと関係するようですから、議題にお願いしておいた福岡県にありました問題について、ここでお取り上げいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま門司委員から赤字の問題についていろいろ話が出ておりましたし、北山さんからもいろいろ話があったのですが、それと関係する地方の行政問題あるいは財政問題を考える場合に、実に大きな問題だと思うわけなんですが、それは先ほどもちょっと申し上げましたように、調査課長が福岡に行かれて、福岡でいろいろ問題を発表しておられることについて、実は内容の問題はいろいろありますけれども、自治庁の調査課長と……

第22回国会 地方行政委員会 第17号(1955/06/09、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 福岡県において調査課長の行なった問題につきまして、ただいま長官からいろいろ言葉がありましたので、一応了解できるわけでありますが、実は新聞で発表された内容について、いろいろ調査課長みずから当時の考え方なり、その態度なりをただしておかねばならないと思ったのですけれども、それをここで取り行う必要もないんじゃないかと思っております。まだこの後いろいろ福岡県の問題を中心として財政上あるいは自治上の問題、行政上の問題として考えなければならぬ問題が非常に多いと思いますので、いろいろ後日また、こういう新聞発表等を契機として、全般の問題についてお聞きする問題があるかと思いますので、そのときに自……

第22回国会 地方行政委員会 第22号(1955/06/16、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 一言頼んでおきたいことがあるのです。きょう当初、期末手当の問題について北山さんからお話があったわけですが、長官は、国家公務員にあらためて〇・〇五の支給をされることになったら、地方公務員に対しても歩える、しかし財源措置はしない。金繰りに困っておる団体等については短期融資等を考慮するというようなことを話しておられましたが、これは地方財政を考えていく上について非常に生きた一つの材料になると思う。ところが僕たちの方にぼつぼつ入ってくる情報では、今の〇・七五さえも完全に支給していない団体が相当あるらしい。しかも〇・三とか〇・五とか、そういう分割的に支払って、六月十五日現在において完全に……

第22回国会 地方行政委員会 第27号(1955/06/23、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 たばこ消費税の数字的なことを一、二聞いておきたいと思います。都道府県たばこ消費税の税率は当初は百分の六で出しましたね。それは今は百分の八に修正したのですか。
【次の発言】 そうすると市町村分のやつはもとのまま百分の九、これは修正になっておりませんですね。
【次の発言】 私ちょっとここに資料を持ってきてないのですが、これの適用は来年の三月一日以降行われることになっているのですが、現行で都道府県それから市町村別に見た場合に、大体税収はどれくらいですか。
【次の発言】 次にもう一つ今のに付随してお尋ねいたしますが、税率が改正されたときの府県分百九十億一千一百万円、市町村分の二百十三……

第22回国会 地方行政委員会 第36号(1955/07/08、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 関連して一つ聞きますが、今長官からお話のあったことについて、ぜひ聞いておかねばならぬと思いますが、長官から地方財政計画の問題、地方財政との関係について、お話のあったことについてのお気持はよくわかります。しかし結果においては長官が考えておられるように現実はなっていたい。そこで昇給もかってにストップしろ、首もかってに切れ、そうしなければ地方財政はよくならないということを長官が考えておられなくても、結果はそういうことに持っていくことを期待しておるのではないかということを、疑わざるを得ない羽目になっておるということをよくお考えいただきたいと思います。たとえばこの間資料をいただいたので……

第22回国会 地方行政委員会 第39号(1955/07/13、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 この際長官のお考えを少しお聞きしておきたいと思います。今の問題と関連するわけでありますが、ただいま加賀田委員の御質問で、秋田の問題が出ておる。なお相生の問題も出てきておる。実は六月の初めだったと思いますが、秋田県で公務員の夏季手当の支給を六月はやらないということになった、これについてどういうふうに考えておるか、実際はどうなっておるかということをお聞きしたことがあります。そのときに財政部長の答弁では、それは給与に見合うだけの措置はできておるはずだから、いろいろ県自体のやりくりであるいはそういうような事態になっておるかもしれないということがあったわけです。ところが今日だんだん明ら……

第22回国会 地方行政委員会 第41号(1955/07/15、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 財政部長、今北山さんから話があったのでぼくも一つ心配があるのです。特に赤字をかかえ込んでおるような府県では今年度の予算編成で二百人とか三百人とか整理を考えているところが相当あるのです。結局今府県では困っているから、交付税はどうにかならないかということが大きな熱願だということは御承知の通りだと思う。一方今問題になっている三十億と三十億ですね、もしもあの再建法が通って縛られるなら、今のうちから一つ自分でできるだけ悪い血は出しておかなければならぬというので、今三十億に非常に魅力を持っている。だから、今度の予算編成に当って三百人とか三百人の整理に相当着手している傾向がある。だから今北……

第22回国会 地方行政委員会 第43号(1955/07/18、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 私はなるたけ重複するようなものは避けて一、二の問題を長官にお聞きしたいと思う。  いつかも一言触れたと思うのですが、今までのいろいろの問題について委員会で審議された経過を考えてみましても、どうしてもこの再建法案のねらっておる方向が気味の悪く思われるような感じがしてならないのであります。とにかく長官も言っておられるように、今までの赤字を解消するんだ、たな上げするんだ、それには二百億の起債あるいは公募債でたな上げして、将来赤字が出ないようにやっていこうということをたびたび言っておられるようであります。しかし今日まで五百八十億に余る赤字が出ておる。それにこれもまたたびたび議論になっ……

第22回国会 地方行政委員会 第44号(1955/07/19、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 北山委員がしばらく休憩するということですから、二、三の問題についてお尋ねしますが、長官も率直にお答え願いたいと思います。まず第二条の問題について聞きたいのですが、「前条第一項の規定による財政再建計画は昭和二十九年度の赤字団体の長が作成し、当該昭和二十九年度の赤字団体の議会の議決を経て、自治庁長官の承認を得なければならない。この場合おいて、」云々と書きまして、「必要な条件を付け、又は変更を加えた上、当該財政再建計画を承認することができる。」とありますか、この手順はこういうふうになるのですか。長が作成して、議会の議決を経て、それを長官に出し、長官がそのまま承認することもあるでしょ……

第22回国会 地方行政委員会 第45号(1955/07/20、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 いろいろお答えをいただいておりますが、どうしても納得いかない点か多いのです。今までの答弁を聞いても、川島長官が初めから長官の賢明な構想に基いて再建法案というようなものをお立てになったら、われわれが疑問だらけに思っているこのような法案ができないで、もっとりっぱな法案ができたのじゃないかなどと思っているわけです。  私は第八条の問題について、さっき北山さんから御質疑があった点で、ちょっと気になることがありましたので財政部長あたりにお聞きしたいのです。だいぶ時間もたって気がいらいらして参りますから、なるたけ小さい声で申し上げたいと思います。さっき財政部長が第八条の北山さんの質問に対……

第22回国会 地方行政委員会 第46号(1955/07/21、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 議事進行について少し疑義があるのでお尋ねしたいと思います。今鈴木さんから修正案が提案されてその説明を受けたわけですが、委員長はこの修正案について質疑応答、こう言われておるようでございますが、私はまだ原案についての質疑が残っておったんじゃないかと思う。それはもう済んだとして修正案の質疑に入られたのか。私は原案についての質疑を終られてからこの修正案の質疑を進めて下さるものだと思っておった。京たただいまこの修正案についてはわれわれが大へん心配しておったような方向がとれたような喜ばしいと感じられるような御説明を聞いたわけであります。しかしそれにしても、やはり一応今晩あたりは、原案と修……

第22回国会 地方行政委員会 第48号(1955/07/25、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 私はただいま提案になつております地方税法の一部改正に対する政府原案に反対し、社会党の修正案に賛成するものであります。さきに民自両党が出されました自動車税の修正は、これは道路税の関係でやむを得ないものだと思うわけでありますけれども、われわれが考えておる地方税そのものに対する考え方というようなことからして、われわれはあくまでも社会党が提案いたしました修正案の成立に民自両党まであげて賛成して下さることを心から願うものであります。申すまでもなく地方税についてはその基本原則を打ち立てるということに努力したければならないと思っております。政府当局としてももちろんその考えに従って努力はなさ……

第22回国会 地方行政委員会 第50号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○川村(継)委員 関連して。ただいま長官のお話を聞いておりまして私は驚いておるのです。長官は、地方議会の長と議会とが衝突したというような場合にうまく行かない、なるたけ円滑に運営されることを望んでいる、こういう意味で提案をしたとおっしゃるのですが、私の考え方からすれば、かりに議会側と長とがいろいろ政策上衝突するような事例がありましても、できるだけ解散とか不信任、そういう事態を避けながら軌道に乗せていくことが望ましい姿じゃないかと思う。なぜかというと、国会は国民が議員を選挙する、その国会の多数政党の中から総理大臣が出るという形になりますけれども、地方は首長も議会も住民の直接選挙で出てくる。国会の内……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 地方行政委員会 第3号(1955/12/05、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 ずいぶん時間もたったようですから、私簡単に一言、二言長官からお聞きいたしておきたいと思います。初めの長官のお言葉の中に、地方財政再建の基礎固めをやるんだ、そこで当面の三十年度の財政措置として、地方制度調査会の答申を尊重しながら、国家財政の現状も考えながら、交付税率の三%程度に見合う率を考えて財政措置をしたんだというような言葉があったと思うのです。われわれも、過去の累積しておる地方財政の赤字を一応たな上げするような措置をとって、将来地方財政の健全化をはかるために、行財政あるいは税制全般にわたって根本的な改革を加えていく、こういうようなことは必要だろうと思うのです。ところが何とい……

第23回国会 地方行政委員会 第5号(1955/12/07、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 今の問題に関連して自治庁のお考えをお聞きいたしておきたいと思います。今自治庁の答えの中にありましたように、一般財源を何とかしで求めたいという御意向のようですが、先日の委員会で太田長官も、国家公務員の年末手当が、たとえば人事院勧告通りに〇・二五増額されるならば、公平の原則という立場から地方公務員にも出さなければならない、それは責任を持つて善処するというようなことを発言しておりましたが、今北山委員からも質問されましたように、今の地方団体がこの年末手当の財源をみずからの団体内で捻出することは、おそらく困難じやないかということは、私が申し上げるまでもなく自治庁の方で十分おわかりいただ……

第23回国会 地方行政委員会 第6号(1955/12/08、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 建設省、農林省関係は、また同僚委員からいろいろ質問すると思いますので、大臣が予算委員会か何かで出席ないそうですから。私は政務次官に年末手当の問題を少しお尋ねしたいと思います。  昨日鈴木次長の言葉によりますと、まだ閣議決定が出ていない。つまり〇・二五をプラスするかどうかの論議がいろいろ大きな問題となっておったようでありますけれども、昨日までまだ結論が出ていない、こういうような答えをいただいておったんですが、きょうの新聞を見ると閣議決定したようですが、事実閣議決定したのですかどうですか。決定いたしたといたしますならば、地方公務員に対する年末手当の問題はどういうふうになっておるか……

第23回国会 地方行政委員会 第8号(1955/12/12、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 一つお聞きしておきたいと思うのです。昭和三十年度の地方財政に関する特別措置法案参考資料の下の方に図解をしてありますが、この中で現行法で行けば特別交付税は八%の六十九億と出ておりますが、たばこ配付金の四十五億というのが加わって百十四億ですかが特別交付金の金になっておるのですか。
【次の発言】 百十四億くらいになりますね。そうすると今度新しい特別法によって配付しますと、上の方に書いてあるように百二十七億というのが特別交付金のワクになるわけですね。ところでお聞きしたいのは、二十八年度、二十九年度の特別配付金のワクが幾らずつあったかということ交付税法の十五条にいろいろ特別交付金の配分……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 地方行政委員会 第2号(1956/02/07、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 私からも再建促進法の問題について、一つ、二つお聞きしておきたいのですが、今五鳥委員から地方の実態について聞いたときに、言葉じりをとらえるわけではありませんが、財政部長は、おくれているのは手続の問題だ、あるいは議会開催の問題だ。わずかに府県にして二つ、市にして二つ申し出があっただけだ それは手続やら議会開催関係でおくれておる、そう答弁したようです。ところがさっき経過報告された言葉の中では、地方団体は足踏みしておる、模様を見ておる、大へんおそれているというようなことを話したようですが、実はわれわれが考えても、この模様を見ておる、どうしようかと考えておる、あるいはおそれておるという……

第24回国会 地方行政委員会 第7号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 関連して簡単にお聞きしたいのですが、長官からお答え願ってもいいし、警視庁の方からお答え願ってもいいのですが、予備隊の出動について私疑念を持ったことがあるのです。予備隊の出動については、何か基準あるいは出動させる場合の手続というのですか、そういうものがあると思うのですが、それを具体的に話してくれませんか。
【次の発言】 そうすると管轄署長なら管轄署長から警視庁に要請する、それが基準になるわけですね。第一の手続については、警視庁から直接派遣される場合がありますか。
【次の発言】 そうすると所管の署長が警視庁に要請すれば、警視庁はいかなる場合でも予備隊を出すのですか。

第24回国会 地方行政委員会 第11号(1956/02/23、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 入場譲与税は地方財政の立て直しに対してずいぶん苦心をされた無理な改正案だというような感じを受けるわけです。計画上いろいろな数字につきまして少しく疑問がありますので、簡単にお聞きしたいと思います。計画を見て参りますと、昭和三十年度には百三十五億四千三百万円の計画になっておりますが、現行法でいった場合には、三十一年度は百四十五億九千九百万円と見込んであるようであります。そこに十億五千六百万円くらい増加を見込んでおりますが、これは大丈夫間違いなくとれるわけですか。というのは、昨年でしたか、この譲与税がかわってからえらく取立てが少くて、一般財源から融通したということでありましたが、こ……

第24回国会 地方行政委員会 第21号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 時間がありませんから、簡単な問題を一つ確かめておきたいと思うのですが、後藤財政部長にお願いします。  自治庁の方でも御存じだと思うのですが、政府が農林省を通じて、農山漁村建設総合対策というようなことで、新しい村の対策を立てて、三十二億か三億、数字は私の記憶に間違いがあるかもわかりませんが、三十二億か三億の予算でやろうとしているのですが、それらの内容を御存じでございますか。
【次の発言】 私の申し上げることが間違っておったら、あとで一つお調べになって訂正して下さい。今年度政府は今の三十二億か三億を予定いたしまして、三十一年度だけで五百町村を指定する、そして一ヵ町村に六百五十万円……

第24回国会 地方行政委員会 第28号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 小委員長にちょっとお尋ねいたしておきたいのです。小委員長から、地方税法等の小委員会の審査の経過を詳しく御報告いただいたのでありますが、今御報告を聞きまして、この際少しお聞きしておきたいと思いますことは、地方税関係で問題となっておりました軽油引取税の問題、それから三公社に対する固定資産課税の問題は、本委員会でも相当論議のまとになったのでありますが、特に建設委員会から国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する問題で三公社課税の問題、運輸委員会から軽油引取税の問題について、全会一致の修正案を本委員会に申し入れられておったことを思い起すのでありますが、これについて小委員会とされまし……

第24回国会 地方行政委員会 第30号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 今の大臣の答えに関連して一つお聞きしておきたいと思います。今の大臣の言葉にもございましたが、いっかの大臣の答弁の中にも、税制問題は三十二年度を期して根本的に対策を立てたいというような御意見があったと思いますが、今大臣の言葉を聞いておりまして、大臣として現在の税のあり方について御不満なところ、あるいは将来こういうところはこういうふうに変えたいというふうな構想がありましたら、この際少し具体的にお聞かせおき願いたい。
【次の発言】 大臣がお考えになっております将来の構想というものを具体的にお聞きできないのは大へん残念に思います。今度政府の方で地方税の改正についていろいろ提案されてお……

第24回国会 地方行政委員会 第34号(1956/04/11、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 議題関係のことで一、二私の方から初めにお尋ねいたしたいと思いますが、その前に財政部長にお聞きしたい。先日の委員会のときに私、農林関係になっております農山漁村の総合対策関係の問題をちょっとお聞きして、よく実情を確かめていただくようにお願いしておいたのですが、あの補助金関係はどういうふうになっておりますか、お知らせいただきたい。
【次の発言】 ことしの農林関係の予算の中に、農山漁村総合対策の一つとして、新しい村作りというような名目で国庫補助をすることになっておるわけですね。御存じだと思いますけれども、私の知る範囲では、全国の市町村に年度計画で実施させるということで、大体ことしは五……

第24回国会 地方行政委員会 第36号(1956/04/13、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 大臣にお尋ねしておきたいと思うのですが、実は一昨日の委員会でお尋ねしたいと思っておりましたが、大臣が途中でどこかへおいでになりましたので、お聞きすることができませんでした。それは今議題になっております地方財政の再建等のための公共事業に係る国庫負担等の臨時特例に関する法律案と直接は関係ないと思いますけれども、やはり地方の負担になっていくのじゃないかというおそれを非常に持っておりますので、この前からお聞きしているわけです。内容については次長及び財政部長からいろいろお聞きいたしましたが、まだ私としてはどうしても納得のできない点がありますからお聞きするわけです。  それは大臣も御承知……

第24回国会 地方行政委員会 第38号(1956/04/18、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、わが党から提出いたしました地方交付税法の一部改正の法律案について賛意を表し、政府提案の地方交付税法の一部改正法律案、それから地方財政法等の一部改正法律案について反対の意見を表明いたしたいと思います。  まず率直に私は、与党の皆さん方がわが党の提出いたしました地方交付税法の一部改正に御賛成下さるようにお願いをいたしたいと思います。  御承知の通り交付税の税率改正につきましては、これは昨年からずいぶん問題になっていた問題でございまして、われわれの提案いたしております趣旨は、先ほど北山委員からもるる申し述べた通りでございます。御承知のように昨年第二……

第24回国会 地方行政委員会 第43号(1956/04/27、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 一つお尋ねいたしたいと思いますが、実は本日たくさんの参考人の方からいろいろ御意見を承わりましたが、今度の自治法の改正については、どなたも万やむを得ないものだとして一応肯定されているようであります。それは市長さんのような理事者の立場から見られた場合に賛成される条項もある。市議会の立場からすれば、どうもそのままでは納得できないとお考えになっておる条項もあるのじゃないかと思われる。先ほどの選挙管理委員会、公平委員会等の立場からは、今度の改正をめぐっていろいろと反対の意見等も申し述べられております。ただ今あなたのお話にもありましたように、この委員会で最も大きな問題となって論議されまし……

第24回国会 地方行政委員会 第44号(1956/05/09、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 一つお尋ねしたいと思うのでございます。消防組織法の中に消防研究所を設けることとなっておると思いますが、消防研究所のやっておられる実際の仕事面をちょっとお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 できましたら研究所で取り上げておられます研究の仕事別の資料でもいただけたらと思うのです。われわれが地方におりまして、たとえば消火機械あるいは小型のポンプ、そういうものでも、果してこれが消防本部の指導を受けた機械であるか疑われるものがあるわけなんです。率直に言って大体地方に参りますならば、こういう機械を購入するにも相当の金が要る。大体一戸負担たとえば五千円とか三千円という負担によって購入……

第24回国会 地方行政委員会 第45号(1956/05/11、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 徳島の知事さんにお尋ねしたい。先ほど指摘されましたように、あなたの県は十六年間の計画を作っておられる。おそらくこれは知事としても、そういう長い計画でおやりになるのは不本意だろうと思う。できたら短かい年限に再建をやりたい。この審議の過程におきましても、前にいろいろ問題になったわけですが、知事さんや今の県会議員の方々があと四期もそのまま県民の負託を受けて出てこられるということならいざ知らず、いつ変るかもしれない、そのと遂に知事の県政の方針が変っていきますならば、せっかく十六年間の計画をお出しになっても、そこに混乱を生ずる事態がくるのじゃないか、こういうことを考えますと、実に大問題……

第24回国会 地方行政委員会 第47号(1956/05/22、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 私も簡単に一つお聞きしておきたいと思いますが、恩給組合の一部改正について、第四条関係の福祉事業の問題については、これまでの審議で、あるいはわが党の中井委員、北山委員等からいろいろ論議されたようでありますが、結局恩給組合のあり方からして、このように事業を拡大するということはどうかというような意見が述べられておったように記憶いたしております。その中で、当然組合員の福祉ということを考えていく考え方は、あながち否定さるべきものではないと思いますけれども、この四条の三の一項に「職員の保健、保養又は教養に資する施設の経営」というのがありまして、これは規約で定めるということになっているよう……

第24回国会 地方行政委員会 第52号(1956/05/31、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 自治庁の方にきょうは概括的な問題を二、三点お尋ねいたしておきたいと思います。  私たち社会党が考えております町村合併問題については、ただいま北山委員から提案いたしております考え方で進みたいということでありますので、各委員の皆さんも御了解願えると思うのでありますが、政府案について、どうしてもお聞きしておきたいところがありますので、お尋ねするわけでありますが、政府提案の新市町村建設促進法案につきましては、これまでもわが党の委員からもいろいろ質疑がなされたのであります。あるいは一、二重複するようなところもあるかと思いますけれども、この際あらためて確かめておきたいのであります。  第……

第24回国会 地方行政委員会 第56号(1956/07/27、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 大へん時間がたっておりますので、簡単に、一、二の問題をお聞きしたいと思います。  昨日いただいた再建の資料についてお伺いいたします。午前中中井委員からも何かお話になったようでありますが、たくさんの団体で再建団体としての申し出をしているけれども、承認されている団体の数が非常に少いということは、財政部長からお話がありましたように、地方自治体自体の計画が進んでいないという理由もありましょうが、やはりこれは自治庁が何回も計画をやり直させる、非常に親切、丁寧に指導なさっているという結果が大きな原因じゃないかとわれわれは考えるが、もっと大きな原因は融資の内定について大蔵省、自治庁あたりと……

第24回国会 地方行政委員会 第57号(1956/09/12、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 財政部長にちょっとお伺いいたします。災害対策の問題について、御承知のように八月の中旬に、西日本、特に九州を中心に第九号台風によって相当荒らされて、おそらく自治庁あたりにも、その対策について各府県市町村からいろいろの陳情が来ておるだろうと思います。これについて、自治庁としてはどういう対策をとられようとしておるのか、あるいはまた実際とられたのか、そのことをはっきりお聞かせ願いたい。
【次の発言】 この前大体交付税の配付額をきめられたのでございますが、その中に災害資金というような面で入っているのは、今度の災害に見合う分だったのですか。そういう考え方で出されていたわけでありますか。

第24回国会 地方行政委員会 第58号(1956/09/13、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 大へん時間もたちましたのでごく簡単にお尋ねいたします。今まで各委員からいろいろありましたのに関連することにもなると思いますが、率直に御意見を聞かせておいていただきたい。  私といたしましてはこの点は十分御配慮願いたい、御注意願いたいということでお尋ねをするわけですが、先ほどから暴力団取締りの問題等いろいろ長時間にわたって御意見等があったわけでありますが、今回警察が全国的に暴力団取締りを実施されていることは、われわれとしても大へん敬意を表しております。ただ暴力団取締りに関係して一切の暴力行為というものを、おそらく取り締っていかれると思いますが、ただこれがこのまま強い指示でもって……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 地方行政委員会 第4号(1957/03/01、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 今いろいろなお話を地方債の問題について聞きましたのですが、私関連してちょっとお聞きしておきたいと存じます。ただいまの克明によりまして、本年度の五億というものの中から、七十六億を三十二年度に繰り越して使って、それを地方債の元利補給に充てる、こういうようなことでありますが、自治庁は当初この地方債の元利補給の問題については、たしか百九十五億くらいと考えて、それを確かな根拠として折衝をしてきておったんじゃないかと思うんです。それが今度九十七億というくらいの額で処置しようとしておりますが、実際大臣あるいは自治庁の財政部長は、それで十分なる処置すべき額が処置されたと考えておるのですか、ま……

第26回国会 地方行政委員会 第5号(1957/03/05、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 この前の委員会で少し関連してお尋ねいたしたのでありますが、きょうは公債費の問題、給与関係の問題、地方債の問題等々、とりあえず数点お尋ねをいたしたいと思います。これまでいろいろ問題になっておりましたが、この委員会を通じて大臣の方から明らかにしていただきたいと存じます。  公債費の問題は、この前の委員会で大臣からいろいろ詳しく説明をいただいたのでございまして、大かた政府の考えをわれわれは了承することができたと思っております。ただし私が申し上げるまでもなく、昭和二十九年度から特にこの赤字の問題が地方財政の問題として大きく取り上げられて参って、政府も地方財政の確立にできるだけの努力を……

第26回国会 地方行政委員会 第6号(1957/03/06、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 きょうこの資料をいただいたのですが、財政計画の特に歳出の面で大きなウエートを占めておる給与費の問題でございます。もっともまだ十分それを見ておりませんから、また後日お聞きせねばならないと私は思いますが、一つ二つお聞きしたいと思います。一般職員及び義務制以外の教員の給与費の中で、県庁職員等の臨時職員の分はどういうふうになっておりますか。財政部長の方から御説明をいただきたいと思います。昨年度の財政計画の中には、臨時職員の給与として七十四億二千六百万円が計上されてあったと思うのです。ところが臨時職員の給与については、各地方団体で、特に府県関係ではその後いろいろ問題を投げかけて、給与関……

第26回国会 地方行政委員会 第7号(1957/03/08、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 昭和三十二年度地方財政計画の説明資料に基づいて一、二お伺いいたします。説明の八ページのところでありますが、二番目の警察職員の欄でありますが、警察職員が、財政計画の上に、給与費の中に見ておられる人員は十二万一千九百四十二人となっておりますが、これはことし減員するのですか。三十一年度このままの人員ですか。三十一年度のままの人員だと思いますが、警察の方の人員は三年間の整理をする計画があったと思うのですが、それは一体どういうようになっておるのか、三十一年度はたしかストップして減員をやらないで、そのまま延ばしてきておったと思うのですが、現在もそのまま延ばして行こうとしておるのか、あるい……

第26回国会 地方行政委員会 第8号(1957/03/12、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 富川市長さんにちょっと。  皆さんが市町村の財政問題等についていろいろお骨折りいただいていること、また先ほどいろいろとお考えをお聞かせいただきまして、大へんありがたく存ずるわけでございますが、特に今度の地方税法の改正に伴いまして、いろいろの問題点が出てきております。それらを御研究いただきまして、地方の市町村の行政水準の維持向上という観点から、大へん心をわずらわしていることもよく了解いくわけであります。私は率直に市長さんのお考えをお聞きしておきたいと存じますことは、今度の改正に伴いまして、先低どの御意見にもあったわけでありますが、政府が今度実施しようといたしております第二、第三……

第26回国会 地方行政委員会 第11号(1957/03/15、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 地方税法の改正案につきまして、一、二問題として考えておることを、大臣及び税務部長あたりからお聞きいたしたいと思います。  今度の地方税法の一部改正で、自治庁の説明によりますと、地方税収全部からいたしますと、現行法では七百十億八千万の増が考えられてくるわけでありますが、改正案によりますと、六百二十八億二千九百万というものが、三十一年度に比べて増収になってくるわけであります。ところが、政府の国税の減税政策によって、この税収のうちの住民税が相当大きく減収になるので、それを埋めるために、そのような急激な変化を避けるために、いわゆる住民税率を引き上げて埋めていこうというような考え方が、……

第26回国会 地方行政委員会 第14号(1957/03/22、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 私から関連したようなことになりますけれども、一つ二つお聞きしておきたいと思います。  まず財政部長にお尋ねしますが、昭和三十年度の地方債の計画総額は一千二百九十四億であったと思います。間違いがあったら指摘して下さい。そのうちで公募分は一般と企業に分けて幾らずつですか。それをまずお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 その前の二十五ページに公募債利率別消化状況の三十年度の分の中に、結局総計として三百六億八千一百万円、こういう数字が出ておりますが、私がお聞きしたかったのは三十年度の地方値計画総額一千二百九十四億の中に、一般分、企業分に分けて、公募分が幾らあったか、つまり三百六……

第26回国会 地方行政委員会 第15号(1957/03/26、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 今鈴木さんの方から、いろいろ質疑がありましたが、私も重ねてお聞きしたいと思います。この前三十二年度の交付税の提案理由の説明が本会議であって、そのときに私が一、二点質疑をした。私はそのときに、この交付税の額をそのままにしておけば、三十三年度に結局穴を生ずる結果になるのではないか、こう尋ねたら、大臣は、三十三年度に穴が出るんじゃない、三十一年度に穴が出るんだ、こうおっしゃった。そこで、私がお聞きしておきました問題を、もう少しお聞きしたいと思いますことは、今度三十一年度の第一次補正で百億組んだ。第二次補正で十億組んだ。結局法人税の四百億の増の中から百億を初め組んだ。あとは酒税の四十……

第26回国会 地方行政委員会 第21号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 私はこの際再建団体関係の問題、それから新市町村関係の問題等について一、二お伺いをいたしたいと思います。  今この委員会に提案されております地方財政再建促進特別措置法の一部改正ということで、再建団体が起した退職手当債、それについて承認を受けた日以後においての退職手当債についても、財政再建債とみなして利子補給をするというようなことになっておるようでありますが、実は今の再建団体の適用を受けておる地方団体が、これくらいのことではとても浮び上れないというような心配もありますし、政府としてはもっともっと再建団体の対策というものを考えてしかるべきじゃなかったかとわれわれは思っておるわけです……

第26回国会 地方行政委員会 第25号(1957/04/24、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 私さっき説明してもらった昭和三十二年度新市町村建設促進費補助金の交付要領等について、これに基いて二、三お伺いしたいと思います。きょういただいた資料によりますと、町村合併の進捗率は非常にいいようでありますが、大ざっぱに言って残りが大体一%程度あるようであります。この残っておる未合併の一%というものは、これは全然合併の必要のない町村も、それから今勧告はしてあるけれども、まだ未合併になっておるという町村も含まったのが、大体それくらいの程度になっているのですか。まずそれからお聞きしたい。
【次の発言】 この町村合併の問題については、いろいろ各地で問題が起っておるようでありますので、こ……

第26回国会 地方行政委員会 第26号(1957/04/26、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 私は社会党を代表いたしまして、ただいまの提案になっております国有提供施設等所在市町村助成交付金に関する法律案について若干の意見を申し述べまして、賛成の意見を表したいと思います。ごく簡単に申し上げたいと存ずるのであります。  この法律案が今国会に提案されたということは、長い間の懸案を解決することでありまして、われわれも大へん喜びに思っておるわけであります。申すまでもなく、第二十四国会において、国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の制定を見まして、地方税制度の上において大きな変革があったときに当然この法案に盛られておりますような国有資産等についての問題を解決すべきであ……

第26回国会 地方行政委員会 第29号(1957/05/15、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 私この際ちょっと特別交付税の問題にについてお聞きしておきたいと思います。三十一年度の特別交付税の配付状況というものは、全部で百三十億程度であったかと思うのですが、その配付された大体の状況は、どういうふうになっておるか。それからもうちょっとこまかく申し上げますと、例のどういうような種別に配付がなされたか、概略でいいですからお聞かせ願いたい。  それからいま一つの問題は、この特別交付税について二十九年、三十年、三十一年度と、それぞれの配付についておそらく自治庁とされましては見解というものがおありだと思いますが、率直に申し上げて特別交付税の金額について、たとえば十分である、あるいは……

第26回国会 地方行政委員会 第30号(1957/05/16、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 ちょうど請願に関する小委員会の丹羽兵助委員長が、きょう用件のために出席しておられませんので、私がかわって御報告申し上げます。  小委員会は、ただいま議題となっております請願に関する審査を本月十日及び十五日の両日会議を開いて慎重に審査を行なったのであります。今国会において当委員会に付託された請願は全部で百四十九件でありますが、その内訳は、地方財政に関するもの三十二件、地方税法に関するもの七十件、町村合併に関するもの十八件、地方公務員法に関するもの十八件、地方自治に関するもの十一件となっております。請願は国会に対する国民のきわめてまじめな心から訴える要望の声でありますから、十分に……

第26回国会 地方行政委員会 第34号(1957/07/23、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 行政部長、さっきのあなたの報告について一つお聞きしたいのです。給与改訂の実施状況をさっと報告で聞いたのでありますが、今条例を作って議決した県が五つあると言われたのですが、どこどこですか。
【次の発言】 今度の給与改訂がそう簡単に実施に移されるだろうとは私たちも初めから、考えておらない。これは相当大きな問題だと考えておったのです。ところがあなたから今聞いた実施状況を見てみますと、どうもうまくいっていない、そういう感じがするわけですね。たくさんの府県の中で五つの県だけしか条例でやっていない、ほかのはまだ中途半端なものもあれば、全然見通しが立っていないのもあるということでありますか……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 地方行政委員会 第3号(1957/11/06、27期、日本社会党)【議会役職】

○川村(継)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  門司委員長は午後所用がありますので、私が委員長の指名により委員長の職務を行います。地方自治、地方財政に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。中井徳次郎君。

第27回国会 地方行政委員会 第4号(1957/11/08、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 私初め税務局長にお尋ねしておきたいと思います。お尋ねすることが少し多いですから、時間もありませんし、またこの次の機会に数点の問題は譲らなければならぬと思いますが、今度の給与改訂等で自然増収が非常に多いとか何とか言われておりますが、地方税の自然増収の見込みは一体どういうふうになってくるのか、その辺のところを一つお聞きしたいのです。財政計画によると、たしか昨年に比べて六百二十何億というような増収が見込まれておったようでありますが、計画外にどれくらい伸びてくるのか、普通税だけでもいいですから、そういうことでおわかりになっておる点をお示しいただきたい。

第27回国会 地方行政委員会 第5号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 二、三点お尋ねいたします。簡単に聞きますから明確にお答えいただきたいと思います。財政局長の方でおわかりになっていると思いますが、本年度行われた給与改訂がどのような状況になっているか、府県は全部完全に済んだのか、あるいは市町村段階はどうか、またその切りかえの内容が自治庁がよく言っておるように国家公務員並みにできたのか、あるいはそれからはずれておるような団体はどれくらいあるのか、その辺のところを初め御説明願いたい。
【次の発言】 今財政局長の答弁は、どうも私たちが受け取っておるのとは少しはずれておるのですが、きょうはもういいですから、なるべく早くその切りかえの状況を一つお知らせい……

第27回国会 地方行政委員会 第6号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 長官に一つお尋ねしておきたいと思うのですが、率直に申し上げまして、民間の婦人団体とか青年団あるいは労働組合、こういう人たちが主催して映写会をやる。村とかあるいは町とか、小さくは部落とかで映写会をやるような場合に、警察の方で調査をするというようなことがあるわけですが、一体どういう目的で調査をする必要があるのか、どういう場合に調査をやらなければならぬのか、そういうようなことはどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 私もそうでなければならぬのじゃないかと思うのですが、実は熊本市にあったことなんですが、それを私聞いたのです。本年の七月末、御承知のように佐賀県から長崎か……

第27回国会 地方行政委員会 第7号(1957/12/10、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 私は財政局長に、再建団体の一、二の問題についてお聞きいたしたいと思います。  実は五日の新聞だったと思うのでありますが、新聞を見て大へん驚いたのであります。再建団体関係を中心にする給与切りかえの問題について、自治庁当局が、あるいは十一月の二十八日でしたか、関係の府県の総務部長会を開いて、そこで新たに給与問題についての指示をした。こえて今月初めに、関係の知事を呼んで、給与切りかえ等についてのいろいろ勧告をしておるのだというようなことでありました。実は地方公務員の給与切りかえについては、この委員会でもたびたび取り上げられまして、自治庁当局の見解をただし、大体自治庁当局の考え方とい……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 国土総合開発特別委員会 第13号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 特に九州地区を中心とする各県及び住民の長い間の要望、期待でございました台風常襲地帯における災害の防除に関する法案が、自民党、社会党の共同提案でここに上程を見ることになりまして、われわれといたしまして大へん喜びに思っておるわけであります。この法案は長い間の懸案でございましたが、今国会にてその実があがるということは何よりのことだと存じております。九州地区を中心として、山口あるいは四国等台風による被害の甚大なことは、これはもう私が一々例をあげて申すまでもございません。この台風の被害に対する防除がなおざりにされておったという結果、どれだけ国費を損じ、あるいは国土を荒廃に帰したかわから……

第28回国会 地方行政委員会 第3号(1958/02/11、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 関連――今の刀の持ち歩きですが、近ごろ非常に剣道が盛んになってきて、それにちなんでいろいろ居合の練習がまた非常に盛んになってきた。そうすると、木刀ではどうも居合というものは目的も達しないし、気合も出ない。やはり真剣を持たなければならぬ。居合の練習あるいは居合術の練磨にはげむ人たちは、必ず刀を持って出るわけです。こういうものについてどういうふうに考えておられるかということは、今の質問等に関係して重要な問題だと思いますが、この点も一つはっきりと見解を明らかにしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 それはそうでなければならぬと思います。ほんとうに居合の道を練磨する人は、こ……

第28回国会 地方行政委員会 第5号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 今あらましの御説明をいただきましたが、またこれがりっぱにでき上ってから、詳しく御説明をいただくことと思いますが、御説明の中に、ちょっと重ねてお尋ねしておきたい一つは、消費的経費の普通補助負担金を伴わないものが十億減っておりますから、これは先ほど数字を詳細に説明なさったようですけれども、済みませんが、もう一度その内容をお聞かせいただきたい。それから二つには、今大蔵省といろいろ折衝されております問題点を、さらにどことどこであるかというふうにお話しいただきたい。三番目には、給与費の中で、管理職手当、通勤手当等の大体予定されておる額はどれだけであるか、それだけ一つお聞かせ願いたい。

第28回国会 地方行政委員会 第6号(1958/02/19、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 一つ二つお尋ねしておきたいと思いますが、質問いたします前に、ちょっと長官にお聞きしたいのですが、警察法の一部改正と、それから道路交通取締法の一部改正、これを全く別の法案として提案されないで、一本の形で提案されましたのには、何か理由がおありでございますか。
【次の発言】 警察法の一部改正について一つ二つお尋ねいたしますが、今度の改正の提案理由並びに内容につきまして、先週の十二日の委員会であったかと思うのですが、与党の永田委員からも、大変中央集権的なにおいがする、そういう心配があるのだというようなことで、いろいろお尋ねがあったようでありますけれども、実はそれについて長官としては、……

第28回国会 地方行政委員会 第8号(1958/02/21、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 時間もだいぶたっておるようでありますから、簡単にお尋ねいたしますから、明快に一つお答えおき願いたいと思います。  きょうは道路交通取締法の改正問題について二、三点お伺いいたしますから、当局の明瞭なる御所見を一つお聞きしたいと思います。  まず第一に提案されております道路交通取締法の改正、つまり二十六条の四を設けるという問題と道路交通取締法の第十条との関係でございます。第十条はいろいろ車の最高速度を規定いたしておるのでありますが、その車の最高速度は命令でこれを定める、こういうことになって十条に数項目きめております。なお施行令の十五条でこの最高速度を明示いたしておるのでありますが……

第28回国会 地方行政委員会 第12号(1958/03/05、27期、日本社会党)【議会役職】

○川村(継)委員長代理 中井委員。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。     午後一時一分散会

第28回国会 地方行政委員会 第13号(1958/03/07、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 私、社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております警察法等の一部改正の法律案に対して、反対の意向を表明いたしたいと思います。  この改正のおもなる点は四つほどございます。第一は、すなわち警察庁内の部局の改組をする問題でございます。これは今日交通警察の重要度が倍加されたということ、あるいは犯罪が増加の傾向にあるということなどから、警察庁内に保安局を設置するという趣旨になっております。そのほか近畿管区警察あるいはその他について保安部を新設するというような趣旨も織り込まれておるわけであります。第二点は、北海道の札幌の方面公安委員会を廃止するというようなこと、あるいは道警察を……

第28回国会 地方行政委員会 第14号(1958/03/11、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 三十三年度の地方税の徴収見込額等については、いろいろこの前も質疑がありましたようですが、私はきょうはとりあえず数字的な問題をまず一つ二つお聞きしたいと思います。それはこの前奥野さんにちょっと個人的にもお聞きしたのでありますが、小型二輪車、軽自動車等の数字で私の方で納得のいかない部面がありますから、この際この数字の根拠をお示し願いたいと思います。  それは三十三年度の計画の上から見て参りますと、軽自動車及び小型二輪車に対する課税を市町村に移しますので、それが三十三年度で十億三千五百万円の減になる、こういうふうに税収の見込みの上では示してあります。ところがこれが市町村に移って参り……

第28回国会 地方行政委員会 第21号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 地方税法修正案のわが党の要綱につきましては、先ほどから地方税法改正小委員会にもお諮り申し上げて参りましたが、本日ただいま法律案に対する修正案並びにその要綱をお手元にお届けいたしました。ただいまから地方税法の一部改正に対する修正案の提案理由の御説明を申し上げたいと存じます。提案者を代表いたしまして簡単にその修正案の趣旨を説明いたします。  まず本修正案の内容を申し上げますが、私たちが従来主張して参りました通り、たばこ消費税を道府県、市町村合せて百分の三十に引き上げ、これを財源として個人事業税、農地の固定資産税の軽減等の減税を行い、電気ガス税の不均衛を緩和するとともに、消防施設税……

第28回国会 地方行政委員会 第22号(1958/03/27、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 簡単に一つお聞きしたいと思います。県境合併につきまして、中央審議会から答申が出た三つの県については合併を認めるが、二つの県については合併を認めない、こういう答申であったかと思います。これらの事件については、自治庁としても相当詳細に調査をされておると存じますが、合併を認めないという答申が出ております三重県の場合、実は答申の内容を詳しくお聞きしておるわけではありませんけれども、地勢とか交通あるいは経済上その他の事情においては、合併を必要とする理由はある。しかし住民の間に相当意見の対立があるので、現段階においては合併を行うことはまだ適当ではない、このような理由で見送りになっておるよ……

第28回国会 地方行政委員会 第23号(1958/03/31、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 大臣おいででございますから、私一、二点この際お伺いいたしておきたいと存じます。  この地方税法の改正案については、さきにわが党から修正案を提出いたしております。これはもうここでいろいろ申し上げるまでもございませんが、事業税の軽減の問題、遊興飲食税の引き下げの問題、緩和の問題、都道府県たばこ消費税の税率を引き上げるという問題、あるいは農耕地に対する固定資産税の軽減の問題、電気ガス税を均衡化するという問題、消防施設税の創設、これらがわが党の提出いたしました修正案でございます。  これは申し上げるまでもなく、今日国税においては、やや国民の負担が軽減されつつありますけれども、地方税に……

第28回国会 地方行政委員会 第24号(1958/04/01、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 今渡海委員を初め中井委員から二百五十二条に関係のある問題でいろいろ御質疑がありました。自治庁当局の考え方は一応了解できるわけであります。ただ今局長のいろいろの答弁を聞いておりましてまだ納得のいかないところが一、二点ありますので、重ねてお聞きしたい。  それは勤務年数の通算問題で二百五十二条の十八に規定いたしておりますいわゆる義務規定の問題は、これは恩給法上の職員を対象にしておる、あるいは退職年金制度等の内容が同質の職員について都道府県関係あるいは県と義務教育関係の職員である、こういうのを対象にしておる、ただしいわゆる勧奨規定である第三項に規定いたしております問題では、給与制度……

第28回国会 地方行政委員会 第26号(1958/04/03、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 地方交付税関係の問題につきまして、二、三お伺いいたしておきたいと思います。  本年度の交付税の総額は二千二百四十億くらいだったと思いますが、三十二年度の当初の計画は一千八百六十七億、それに公債費対策としてひもがついたのが八十六億ほどあとで加わった。ところが二月、第二次補正だったと思いますが、七十八億の補正額があったわけであります。この七十八億についてどのように処理されたのか。まずそれからちょっと、これは財政局長からでいいですから……。
【次の発言】 私、先日二、三日欠席いたしましたので、多分そのときこの内容についてはいろいろ御説明があっただろうとは思いましたけれども、よく存じ……

第28回国会 地方行政委員会 第27号(1958/04/08、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 次官と課長がおいででありますから、私二、三点お伺いいたしたいと思いますが、実はこの前の委員会のときに地方交付税の総ワクの問題についていろいろお聞きしたのでありますが、そのときに交付税の算定基礎の中に公債費の元利償還の問題が入っております。これは大臣の提案理由の説明の中にも公債費問題を恒久的に解決する、こういうふうに述べられておるのでありますけれども、恒久的に解決するというその真意がはっきりしませんでしたので、大臣はこの前もいろいろ答弁しておられたようでありますけれども、あらためて自治庁当局の考えを明らかにしてもらいたいと思います。と申し上げますのは、私が申し上げる必要もありま……

第28回国会 地方行政委員会 第29号(1958/04/18、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 ただいま議題となりました地方財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案の趣旨を簡単に御説明いたします。  地方財政再建促進特別措置法に基いて当初承認を受けた団体は、府県、市町村合せて五百八十八団体でありましたが、三十一年において三町村が再建を完了し、その他町村合併によって町村数が減少したため、昭和三十二年度においては十八府県、百七十一市、三百六十八町村、合計五百五十七団体であります。これらの団体が赤字再建団体として本法の適用を受け、当該団体の財政再建に乗り出さねばならなかった理由については、いまさらるる説明するまでもありません。一口にして言えば、当該団体の財政運営の不手ぎわ……

第28回国会 地方行政委員会 第30号(1958/04/22、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 ただいま議題となりました地方公務員法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして、趣旨の御説明を申し上げます。  本日提案理由を申し上げる予定になっておりました門司委員が不在でございますので、私、かわりまして御説明を申し上げたいと思いますが、御容赦を願いたいと存じます。  地方公務員法の一部改正の御趣旨を申し上げる前に、私は去る第二十七国会においてわが党が教育公務員特例法の改正を提案いたしました、その提案の内容についてその一部を御紹介申し上げておきたいと存じます。そのおもなる点は、次の通りでございます。  国家公務員に対する勤務評定の制度は、昭和二十二年法律第……


川村継義[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期

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各種会議発言一覧(衆議院27期)

川村継義[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 地方行政委員協議会 第3号(1955/11/07、27期、日本社会党)

○川村継義君 関連して。今の財政部長のお話ですが、石村委員から出ました佐賀市の問題は、私が聞いたところでは、周囲の町村を集めて地域的に大きくなったら、今までもらっておった交付税額より非常に少くしておるということを聞いたのであります。それと同じような例を、私たちの地区でも、町村合併をしたために、今までの三カ町村か四方町村かを合計してもらっておったものよりも交付税額を少くしてきた、こういうことがよく耳に入るのです。その実態を数字をあげてはっきりとはまだつかまえておりませんけれども、佐賀市の問題もそういうことを聞いております。そのほかの町村でもこれはよく聞くわけでありますが、合併促進法の十五条には、……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 内閣委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1957/04/16、27期、日本社会党)

○川村(継)委員 時間的に制約があるようでありますから、ごく簡単に一、二の問題をお聞きしておきたいと思います。  今中井委員からの質疑の中に出て参りましたが、今度の給与改訂で、政府が万全の措置をとってもらわなければ、特にこの地方財政の関係においてはまた大きな混乱が起るんじゃないかということを非常に心配いたすものであります。これは御承知のことでありましょうが、今までの給与費関係等の推移を見ましても、特に今度の給与改訂については、今申し上げるような心配というか、感が深くあるわけであります。三十年度の人件費の決算は御承知の通り四千五百五十二億六千九百万円になっております。これは三十年度の計画に比べる……



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データ更新日:2023/02/05

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