川村継義 衆議院議員
29期国会発言一覧

川村継義[衆]在籍期 : 25期-27期-28期-|29期|-30期-31期-32期
川村継義[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは川村継義衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

川村継義[衆]本会議発言(全期間)
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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 衆議院本会議 第6号(1961/10/06、29期、日本社会党)

○川村継義君 私は、ただいま提案の理由の趣旨説明がありました災害対策基本法案につきまして、日本社会党を代表いたしまして若干の質疑をいたしたいと思います。  国土の保全をはかり、国民の生命、身体及び財産を災害から保護することは、言うまでもなく、国政の使命であり、責任であろうと思います。しかし、これまでの災害対策のあり方を見るとき、歴代の内閣は真に政治の責任と使命を遂行してきておるとは思えないのであります。現に数多くの災害関連法が実施されていますが、何ら抜本的な対策はついに見られないで今日にきているのであります。防災に対する政府の財政施策の欠陥、熱意の欠除が、現在、災害による被害の減少どころか、年……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第36号(1963/06/21、29期、日本社会党)

○川村継義君 私は、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました長雨等による農作物等の被害に対する緊急措置に関する決議案に対し、賛成の意見を申し述べたいと存じます。  ただいま提案者大久保議員より述べられました趣旨は、今次農作物災害に対するいずれも緊急を要する措置のみでありまして、もはや一刻の猶予も許されないものだと思うのであります。異常な長雨、旋風及び降ひょう等により甚大な被害をこうむった農民が、今日精神的苦痛に耐え、はかり知れない経済的苦境に立っていることは、政府といえどもすでに熟知しているところだと存じます。要は、災害対策に行政的責任を持つ政府が、時期……

川村継義[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

川村継義[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 建設委員会 第3号(1960/12/21、29期、日本社会党)

○川村継義君 街燈整備促進法案について、その提案の趣旨を御説明申し上げます。  わが国の道路の照明ははなはだしく立ちおくれ、道路行政の上では何等の施策を持たないままに放置されています。そのため、主要幹線道路においてすらその照明の大部分は沿線の住民が担当し、何等の照明設備のないまま夜間は暗黒となり、自動車通行者に不便を与え、交通事故の原因となっております。また一部都市の商店街は真昼の明るさであるのに、官庁街、公園、広場、住宅地、農村地域は照明がきわめて不十分で、犯罪の温床となり、通行者に不安を与えております。その上、照明費用の大部分は、沿線の住民の負担となり、電気料金も家庭用定額料金と同様きわめ……

第37回国会 地方行政委員会 第2号(1960/12/15、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 私、質問を申し上げる前に、大臣おいででございますから、大臣の御所見を一つ承りたいと思うのであります。  先般自治庁が自治省に昇格されたときにいろいろ論議になったのでありますが、特にこの自治省昇格について疑問を持った方々の意見は、自治庁が自治省になるについて一体どういう理由があるんだ、下手すると戦前のような内務省的な性格になるのではないかというような心配などがされて、ずいぶん論議になったのであります。その場合に当局の大体の意見というものは、今までのような自治庁の格好ではいろいろとめんどらな、また不得手なところが出てくる。これから自治省になって、大臣のもとで、あるいは予算の要求で……

第37回国会 地方行政委員会 第3号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 今の安井さんの質問にちょっと関連してお尋ねします。これは初めに行政局長の意見をお聞きした方がいいと思いますが、聞きますと、内閣委員会で、出ております給与表の検討がなされて、八百円のべース・アップを見るところは九百円に意見の一致が見つつあるということを聞いております。そうなりますと、国家公務員の場合には六千万円、これは平年度じゃないかと私は思うのですが、六千万円の余分の経費が要るということを聞いたのであります。そうなりますと、行政局長としては、やはり地方公務員もその通りになさるお考えでございまするか。
【次の発言】 そうなりますと、奥野さんにちょっとお聞きしますが、地方公務員の……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 地方行政委員会 第3号(1961/02/10、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 政務次官にお願い申し上げておきたいと思います。これから各種の法案審議に入るわけでありますが、今回は新しい委員の方もたくさんお見えでございますし、なるべく早目に、こちらから一々要求されてどうこうでなくて関係の資料を十分一つ整えてお出しいただきたいと思います。これをぜひお願いしておきたい。

第38回国会 地方行政委員会 第4号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 昨年浅沼事件が起きてから、もうやがて半歳になろうとしております。あのころ国民はみな、あれらに対する政府の適切なる施策ができることをおそらく待望しておったに違いないのであります。ところが十分な対策がないままに過ぎて参りまして、今月初め嶋中事件というものが起きて、非常な関心と国民の警戒の眼が向けられているわけであります。この嶋中事件について、さきには地方行政と法務の連合審査が一画ほど行なわれ委して、いろいろの問題点について質疑応答が繰り返されたわけであります。これは一時もゆるがせにできない問題でありますけれども、その後、やはり国民は一体どうなっておるのかというような非常な関心を持……

第38回国会 地方行政委員会 第5号(1961/02/21、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 私、まず奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案に関係して、二、三お聞きをいたしておきたいと思います。きょうは奄美群島復興特別措置法の関係する復興基金の問題について二、三お聞かせを願い、またその次に奄美復興の諸事業についてお聞きしたいと思っております。それをお聞きする前に、政務次官からでも行政局長でもよろしゅうございますが、昨年でございましたか、ちょうど丹羽委員が政務次官をなさっておられたときに、同じように復興特別措置法が提案されたのでありますが、いろいろ論議のあとで附帯決議が五項目か六項目ついて委員会を通過しております。その附帯決議についてどのように当局として処置をされ……

第38回国会 地方行政委員会 第6号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 私はこの前の委員会で、今回措置法の一部改正に伴って八千万円ほどの融資を増額されようとする措置について、あるいは保証業務、融資業務等の内容にわたって二、三点お尋ねをいたしておいたのでございますが、これまで奄美復興の十カ年計画に基づいて、自治省が、その計画遂行に必要な復興資金あるいは基金等に関する相当の努力をなさっておられることを認めるにやぶさかではございません。しかし、この復興の事業も、もう半分以上は過ぎたと思われますので、その後の問題がやはりどうしても関心事とならざるを得ません。そこで、私は、きょうは復興事業の問題について二、三お尋ねをいたしておきたいと思います。  その第一……

第38回国会 地方行政委員会 第9号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 内藤さんがおいででおりますから、ちょっと関連して。第一次補正が行なわれたときに四十億でしたか、義務教育費国庫負担の精算が行なわれたと思うのです。あれは幾らでしたか、奧野さん御存じでございますか。
【次の発言】 三十四年度の精算額を第一次補正のときに繰り込みましたね。その額は幾らでしたか。
【次の発言】 もっと多かった――私も忘れたのですが、四十億近かったと私は思うのです。毎年見ておりますと、今のように義務教育費国庫負担の精算分が次年度に精算されていきますね。手続として私はそうならざるを得ないと思います。ところが今度は第一次補正の機会に三十四年度分をやられましたから三十五年度に……

第38回国会 地方行政委員会 第11号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 ちょっと関連して。今の問題で一言お聞きしますが、今あなたのいろいろ御答弁を聞いておりますと、三十五年度は一万人あまりの措置患者をやっておった、来年度は予算に三万七千措置するように用意をしておる、ところが実際は十万人くらいあるのじゃなかろうかという推定だ、こうおっしゃっておられますね。その十万人あるだろうという推定は、今わかった数字なのですか、大体もともとからこれくらいはあるだろうということで考えておられたのですか。
【次の発言】 今お話を聞きますと、なおさら私は不安な気持になるのです。おっしゃるように実態の把握は非常にむずかしいことだろうと思います。しかし三十四、五万のそうい……

第38回国会 地方行政委員会 第12号(1961/03/14、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 青少年補導に関する問題については、あまりにも広範で重要な問題を持っているわけでありますが、きょうは時間もありませんので、いろいろお尋ねすることができないかと存じますが、幸い当委員会としては、小委員会が設置される予定でございますので、またそのおりに皆さん方といろいろと意見の交換をして、この目的を達したいと考えております。  今私、警察庁及び警視庁あたりからこれまでいただいた青少年関係の資料をたくさん持っておりますが、この資料を見て参りますと、だんだん青少年の犯罪が年若い方に増加しておる。しかもその犯罪の種類が凶悪犯を初め、なかなか重い犯罪を構成しつつある、こういうようなことが分……

第38回国会 地方行政委員会 第14号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 次官に今の問題に関連してちょっと御要望を申し上げておきたいと思いますが、一つお尋ねすることは、この櫛引村というのは一体どれくらいの村の大きさでございますか。あるいは財政状況はどうなっておるか御存じでございましょうか。
【次の発言】 これはおそらく推測いたしまするところは、この村は財政的にそうゆとりのある村だとは思いませんし、従ってこういうようなとんでもない規程を作ったのではなかろうかとも思うわけでありますね。しかしそれにしてもあまりにもひどい。今二宮委員が指摘いたしましたような条項が並べてありますし、第二条の六項には、採用後結婚した女子の場合は二ヵ年以内にやめろと、こういう規……

第38回国会 地方行政委員会 第15号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 関連して。今のお話を聞いておりますと、七〇%の定員繰り入れを財政計画上考えておる、奥野さんは、初めの方はそれで大体これまで、自分たちがつかんできた定員外の繰り入れはいけるだろうという割合簡単な見方をしておられるようですが、あなたたちの計算ではあるいはそうなっておるかもしれない。しかしどうもその中には、これは公務員課長が言っておられるように、残った定員外、これを定員内に入れるという場合でも、事業費等で見ていくから差しつかえがないのではないか。という考え方も合わさって満足に救済できるのではないかという計画に立っておられるのではないかと思うのです。ところが、一方課長のお話を聞きます……

第38回国会 地方行政委員会 第16号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 関連して。今質問があっております規模是正の四百四十八億ですか、それの積算の基礎をはっきり説明していただきたいのです。何をどう見た、これをこう見たという数字を明らかにしていただくとわかるのじゃないかと思うのです。
【次の発言】 今規模是正の内容をこまかにお話がありましたが、その中で、維持補修費が計画よりも決算の方が下回っている。つまり百三億ばかり違っているから、その維持補修費が計画よりも下回っているという理由をもう少し詳しくそれから維持補修費の中身はどういう事項が多くあるのか、それをちょっと聞かせていただきたいと思います。

第38回国会 地方行政委員会 第17号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 消防組織法の一部を改正する法律案に関係しまして、二、三お聞きをしておきたいと思います。  実は、消防関係の問題につきましてはずいぶん問題があるのでありまして、ほんとうはもう少し当委員会としても各種の問題を一緒に審議、検討すべきではないかと常日ごろ私たちは考えておりましたが、なかなかそういう時間がうまく見出せませんし、今日に及んでしまったわけでありますが、特に消防庁が自治省の外局として組織がえをされました後には、委員会としてもあまり消防関係の問題を論議していないように私は思います。先ほども申し上げますように、お聞きしなければならぬことがたくさんありますけれども、きょうは時間もだ……

第38回国会 地方行政委員会 第18号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 次官がおいででございますからちょっと御所見を聞いておきたいと思います。この前から消防組織法の一部改正について数点お尋ねして参りましたが、どうしても消防財政の面から考えると非常に問題が多いようであります。特に消防の費用については、原則としては公費で見なければならぬということになっておると思いますが、国庫負担の問題からいたしても、あるいは交付税の中に見られる単位費用のとり方にいたしましても、まだまだ私たちは大きな欠陥を持っておると見ておる。消防庁がせっかく自治省の外局として入ったわけでございますから、自治省としても、その点では非常に大きく前進するであろうとわれわれは期待をしたので……

第38回国会 地方行政委員会 第21号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 初めに後進地域の開発に関する公共事業に係る国の負担割合の特例に関する法律案に関して二、三お尋ねをいたしたいと思います。  まずその前にちょっとお聞きしておきたいと思いますが、これは財政局長の方ではっきりさせていただきたいと思います。それは、法案の附則第四項に「地方財政再建促進特別措置法の一部を次のように改正する。」とございまして、「第十七条各号列記以外の部分中「財政再建団体の」を「財政再建団体(都道府県を除く。)の」に改める。」こうございますね。ところが、あなたの方からいただいておる資料で新旧条文参照表というのがありますが、その新旧条文参照表の第十七条の新旧の改正を示しておる……

第38回国会 地方行政委員会 第23号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 大蔵大臣においでいただきましたので、いろいろ御意見をお聞きしたいと思いますけれども、そうたくさん時間をいただくわけに参りませんし、私に割り当てられた時間は三十分程度だそうでございますから、ほんの一言大臣及び大蔵当局にお聞きしておきたいと思います。  今、私たちの委員会に地方財政法の一部を改正する法律案というのがかかっております。これだけを見れば別に何でもない法律であります。地方財政法の第五条の五の次に五条の六というのを追加する、つまり地方債証券の共同発行を規定していこうという、これだけの法律でございまして、別に何でもございませんが、この法律が出ておるその原因は、大蔵委員会に付……

第38回国会 地方行政委員会 第24号(1961/04/18、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 私は、地方財政法の一部を改正する法律案に関係をしてお尋ねをいたしたいと思います。  この前の委員会で、この地方財政法の一部を改正する法律案が、大蔵委員会に提出されております大阪港及び堺港のあの外債の問題について関係があると思われましたので、実はそういう問題についてよくわかりませんので、お聞きをしたわけでありますが、ちょうどお尋ねしておるのが中途半端になりましたので、きょうはしばらく時間をいただいて、残りの二、三点についてお尋ねをしておきたいと思います。  この前の委員会で大蔵省に資料を求めておきましたが、きょう資料を出していただきました。それをちょっと見たのでありますが、私が……

第38回国会 地方行政委員会 第25号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○川村(継)議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方交付税法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  政府は、所得倍増計画を策定し、経済の高度成長を期待しつつその第一年次に当たる予算を編成し、公共投資、社会保障制度の拡充をうたい上げる政策を実施しようとしています。従って、本年度は、新道路整備五カ年計画に基づく道路整備事業を初め、各種公共事業や社会保障制度の施策に伴う地方団体の所要経費及び地方公務員の給与改訂の平年度化等により増加する給与費等に十分なる財源を確保する必要があります。  また本年度は、国税三税及び地方税の増収も相当に期待できるのでありま……

第38回国会 地方行政委員会 第27号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 ちょっと関連して。今の問題、はっきりさせておきたいと思いますが、日直、宿直の二百六十円とか二百十円とか、それは現実には三分の一だという労働基準局長通牒の基準法に基づく額には及ばない。これははっきり数字的に出てくると思うのです。少なくとも、やはり教職員の場合でも三百円以上になるのじゃありませんか。三百円以上になるということになると、労働基準局長通牒には違反をしている、それに沿っていない。こういうことは指摘できるわけですね。ところが、皆さん方では国庫負担の関係で見合った財政措置をしておるので、財政的にはこれで精一ぱいだということであって、ただその後これを引き上げる努力はしたいとい……

第38回国会 地方行政委員会 第28号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 ちょっと関連して。局長、今質問が出ておりませんが、この前質問が出たと思うのです。今市町村で一番頭が痛いのはあなたの管轄にある学校建築です。今度の中学校の建築もそうですが、これはものすごい負担です。これのやはり大きな原因は、先ほどの話じゃないが、学校建築の単価にある。これは全然考えていない。なぜことし、去年通りにあんなにしておるのですか。木材がどんどん上がるということはちゃんとわかっておるし、それでやっていってことしは大体中学校の教室はよくいくだろうなんて、どうもその辺の考え方がわれわれにわからぬのです。これはどうしても単価を引き上げて、市町村の負担をやはり軽からしめるようにや……

第38回国会 地方行政委員会 第31号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 委員長ちょっと一言。この際、私は自治省当局に強く御要望申し上げておきたいと思います。ただいま新市町村建設促進法の一部の修正がなされまして、附帯決議が出されたわけでありますが、これは新市町村建設の今日までの経過を考えてみると、境界変更等に伴う争論をいついつまでもそのままにしておくということは、決してこれは当を得たものではないと考えております。しかし今日残された幾つかの問題を考えると、法律的にこれをしゃくし定木に始末するよりも、やはり当事者のさらに賢明なる御努力を願って、争論が円満に解決されることが望ましいというようなことで、附帯決議等も出されておるわけでございますし、修正もなさ……

第38回国会 地方行政委員会 第35号(1961/05/26、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 関連。今の問答でちょっと疑問なんですが、その猟銃は持っておった本人のものですかどうですか。それをどうして確認されたか。現行法によると、そういう猟銃を持ち歩くには許可証というものを持っておらなければならぬが、その辺の確認をしておるかどうか。それが一つ。第二はあとで聞きます。
【次の発言】 大島で猟をすると言って持ち出した。あるいは船に乗るときにそういうことであれば、皆さんの立場としては、あえてそれを取り上げるということはできなかったかもしれぬと一応は推測される。大島に渡って新島に持って渡っておる。新島に持って渡るときには、新島はああいう険悪な問題を起こしておるし、しかも禁猟期間……

第38回国会 地方行政委員会 第36号(1961/05/29、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 ただいま御三方の参考人からいろいろと貴重な御意見をいただきまして、ほんとうに感謝を申し上げます。ただいままで承りました御意見に基づいて、さらに私たちが明確いたしたい諸点がございますので、まず私から参考人にお尋ねを申し上げたいと思います。  最近、銃砲刀剣または危険な刃物を用いて暴力犯罪を犯す傾向が高まって参っておりまして、社会不安を引き起こしていることは私たちはまことに遺憾なことだと存じております。政府は、暴力犯罪を根絶するためにと申しまして、さきに暴力犯罪防止対策要綱を定めたのでありまして、それに基づいて総合的な施策を推進すると言っております。その要綱は諸先生方も御存じのこ……

第38回国会 地方行政委員会 第37号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、本法案に反対の意見を申し述べたいと思います。  これまで長時間審議を続けて参りましたが、まだまだ逐条にわたって実は当局の見解を聞きたいことがたくさんございます。それらを割愛してこの採決に持ち込まれているわけでございますが、今日までの審議過程で、われわれがなぜこの法案に反対の意見を持っておるかということは、わが党の各委員のそれぞれの質問を通じて明らかになっているわけでございますので、ここであらためて詳しく反対の意見を申し上げる必要はないと思いますけれども、要約いたしまして、二、三点にわたって反対の理由を申し述べてみたいと思います。  その第一……

第38回国会 予算委員会 第14号(1961/02/20、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 私は本日国の予算、国の施策と地方財政の問題の関連等につきまして、二、三の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  池田内閣が今回の国家予算の編成にあたりまして、公共投資あるいは社会保障、減税というような三本の柱を立てて編成をされたということは、もうたびたび承っておるところであります。池田内閣の所得倍増計画に見合う経済成長という立場から今回の予算が編成されて、国の施策がそれに沿うて実行に移されようとしていることも承っているところであります。しかし本年度のこれらの予算、施策が地方自治体の行政に及ぼす影響というものは、決して少なくないと考えられるのであります。私が申し上げるまで……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 地方行政委員会 第5号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 今回地方交付税の単位費用の特例に関する法律案が提案されておりますが、その中心は地方公務員の給与改定、生活保護基準の改定、これらに伴う改定であります。私はきょうは、同僚の山口委員、太田委員等がお尋ねいたしました問題になるたけ正極しないようにお尋ねをしてみたいと思いますけれども、あるいは重なるところがありましたら、御了承の上にお答えをいただきたいと存じます。  まず、私は率直に内容の点からお聞きしておきたいと思いますが、今度の改定の基礎になっております基準財政需要額の増加見込みが二百九十六億余りのようであります。その中で交付団体の分が二百十億、このようになっておりますが、この交付……

第39回国会 地方行政委員会 第8号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○川村(継)議員 私は、提案者を代表し、ただいま議題となりました地方自治法の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明いたしたいと存じます。  特別区における自治行政の円滑化をはかるため、区長の選任方法を議会による選任制から、住民による直接公選制に改める必要がある、これがこの法律案を提出する理由であります。  その要旨は次の通りでございます。  御承知のように、昭和二十七年八月、地方自治法の一部改正が行なわれ、特別区の区長は区議会が都知事の同意を得て選任する間接選挙制に改められました。日本社会党といたしましては、このような地方自治法の改正では、行政機構の中央集権化を強め、住民自治の原則……

第39回国会 地方行政委員会 第9号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 私はちょっと資料をお願いしてみたいと思います。  きょう太田さんが地盤沈下対策の問題やら海岸の護岸の問題、治水の問題等、幾つかの具体的の問題で、災害予防の面についていろいろと質疑をなさったのでありますが、その質疑を通じて安井大臣及び関係当局の皆さん方の答弁を聞いておりますと、答弁を完全に記憶しておるわけではありませんが、この災害対策基本法案は、防災全般について災害関係の現行関係法の趣旨を尊重する建前に立って、そうして今後の対策は、この防災基本法ができてから将来必要な問題の解決、その対策の法改正等をやらなければならない。それらは防災会議の検討に待つ、こういうような考え方に立って……

第39回国会 地方行政委員会 第10号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 ちょっと関連して。今、山口委員が気象庁の皆様方にいろいろお尋ねしておりますが、ちょっと一言聞かせておいていただきたい。  台風のことでございますが、マリアナ群島北方に何々の大型台風ができたという、ああいう連絡、情報は、皆さん方の手でつかんでおられるのでございますか。あるいは、アメリカの気象観測隊というか、そういうものの情報によって皆さん方が受け取っておられるのでございますか。これは次官、どういう手続でございますか。その辺のところをちょっと……。
【次の発言】 気象庁が飛行機を飛ばしてそれをつかんでおられるわけでありますか。船が出ていってつかんでおるわけでありますか。


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 地方行政委員会 第4号(1962/01/30、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 ちょっと官房長に確かめておきたいと思いますが、先ほど官房長から説明をいただいた予算項目の中の、自治本省の項の八項の交付税及び譲与税配付金特別会計への繰入金の三十六年度の三千七百七十九億というのは、これは補正後の数字でしたね。
【次の発言】 そこで今提案されておる第二次補正、これは三十七年度予算額の四千四百八十二億の中には入っていないでしょう。
【次の発言】 そうしますと第二次補正に出てくる額はどうする予定なんですか。これが通過したならば……。
【次の発言】 調整分を引いた、今度の第二次補正から約二十何億引きますから、百億ばかり余分が出ますね、それは三十七年度に繰り越しますね、……

第40回国会 地方行政委員会 第8号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 時間がきておりますから、数字で疑問のあるところを、一つだけ確かめておきたいと思います。税源配分による分は、百九十八億余りでありましたか、所得税からこっちにもらうものは……。
【次の発言】 そうしますと、政府予算の一般会計の分の税源配分によるいわゆる減の見積りは、二百十八億と説明しております。その中には、今あなたがおっしゃったように、源泉分が百九十八億余り、それに申告分が二十億、こう出ているのです。これは一体どういう関係になっておりますか、そのところをちょっと説明していただきたい。
【次の発言】 そのロスになる部分のところを、もう少し何か適切な説明を一つ……。

第40回国会 地方行政委員会 第12号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 本委員会に道路交通対策の小委員会を設けられていろいろと御研究いただいて、先週交通の安全と円滑並びに事故防止に関する決議案を作成していただいて、今日の交通事情に対処する配慮をいただいたことを非常に感謝いたしております。ちょうど警察の方から警察法の一部改正の法律案が提出されておりますが、その内容は、交通局を新設しようという点と、一部定員の増加を提案の趣旨といたしておるのでありまして、われわれといたしまして別にこれに異議を差しはさむものではございません。ただ、この際ぜひとも定員の増加、交通局の設置という内容に関しまして、一部定員関係を重点として、ごく簡略にお尋ねをいたしておきたいと……

第40回国会 地方行政委員会 第13号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 どうも皆さん御苦労さまでございます。貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。実はせっかくの機会でございますから、お忙しゅうございましょうけれども、十分時間をいただきまして御意見を承りたいと存じておりますけれども、上子さん大へんお急ぎのようでございますから、私とりあえず一、二点上子さんに再度御意見をいただいておきたいと思います。  先ほどの御意見で、いわゆる減税政策の問題にお触れいただきまして、とにかく国の減税政策についても十分検討を加える必要がある、地方の減税についても考慮しなければならぬ、特にまだ大衆負担が重いという御意見でございました。実はこまかに申し上げて御……

第40回国会 地方行政委員会 第20号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 私は、きょうは地方交付税の改正議案と地方財政計画等についてお尋ねをしておきたいと存じます。ただし、時間がたくさんございませんから、幾つかの問題に縮めてお尋ねしなければならないことになるかと思いますけれども、これまで同僚委員からあるいは財政計画の基本的な考え方について、策定方針について、あるいは交付税の改正要点等については、それぞれ質疑がなされたと存じますから、私はなるたけ重複を避ける意味でお尋ねしておきたいと思います。  まず、交付税の問題を直接お尋ねをいたしますが、三十七年度の交付税の改定の算定方法につきまして、道府県分について、あるいは市町村分について、あるいは市町村、道……

第40回国会 地方行政委員会 第22号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 この前お願いしておきました単位費用の算定例をお出しいただきまして、大へんわずらわしたことをおわびしたいと思います。  まず私は、質問の順序は変になりますけれども、いただいた資料について、初め少しばかりお尋ねをしていきたいと思います。  単位費用算定例の小学校費、中学校費、戸籍住民登録費というものをいただいたわけでありますが、二ページに参りまして、学校経費の内容が示してございますが、まず、そのうちの経費区分の消費的経費のうちの庁費の中で、事務補助員、これは、給与表適用の場合の身分はどう見てあるかということが一つであります。  なぜ私がそのようなお尋ねをするかと申しますと、九千八……

第40回国会 地方行政委員会 第23号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 ただいま委員会の審議に入っております銃砲刀剣等所持に関する法律の一番重点をなしておるものは、やはり警察権の行使というのが前国会からいろいろ大きな問題となってきているわけでございますが、私はただいま委員長にもお願いいたしまして、同様の意味で警察官の職務権限の問題等につきまして、警察庁長官にお尋ねを申し上げておきたいと思います。  それは、御存じでございますが、今、群馬県の沼田市で起こっておる事件でございまして、現地では沼田警察署のスパイ事件というような名前で大きな問題になっており、地元の新聞にも大きく取り上げられておりますし、県会の問題にもなったようであります。私もせんだって現……

第40回国会 地方行政委員会 第28号(1962/04/12、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 一、二点お尋ねをいたしておきたいと思います。  これまでいろいろ御質疑がかわされているようでありますが、なおもう少し明確にお答えをいただきないと思うのですが、今ほども山口委員から指定都市の問題についていろいろ質疑がございましたが、かえってはっきりしないものを私は今受け取っているわけです。と申し上げますのは、この指定都市の特例については地方税法の改正問題、道路譲与税の問題、警察の問題あるいは教育行政組織の問題そのほかたくさんの特例が規定づけられるのでございますが、私は初めはすなおに、自治法の二百五十二条の十九ですか、指定都市は相当大幅な行政権能を与えられておる、そういう指定都市……

第40回国会 地方行政委員会 第29号(1962/04/13、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 ちょっと関連して。今の小林先生のお話よくわかりましたが、関連して一言今の点をお尋ねしておきたいと思いますが、ぜひ明確にお教えいただきたいと思います。  それは先生のお書きになりました「日本国憲法体系」の中に、緊急権についてお書きになっておられるのですけれども、そのお言葉の中にいろいろずっと書いてございます中に、「第一二、一三条の「公共の福祉」を手がかりにして、法律的に緊急権制度をつくることも憲法の精神の認めるところではない」、このようにお述べになっておられまして、いわゆる憲法に緊急権の規定のない理由を平和主義に求めておる。緊急の名における権力の拡大集中を許さない、こういう考え……

第40回国会 地方行政委員会 第30号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 関連いたしまして、一つお聞きしたいのでございます。先ほどの小澤委員の質問の中にも、今の太田委員の質問の中にも、いろいろ議論をされておるわけでありますが、提案されておりまする道交法の一部改正は、今日の交通事故が五十万件にも上っておる、死者の数が一万三千にもなる、これは実に大へんな状況でありますが、事故の発生を防止したいということで、その施策にはいろいろありましょうし、また考えなければならぬ問題が多いと思いますが、その中で一つ、大型車の年令引き上げというのが、今度の焦点として提案されたわけです。その提案の理由には、いろいろ述べておられますけれども、結局長官の答弁にありましたように……

第40回国会 地方行政委員会 第33号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 どなたでしたかね、さっきお答えいただいたのは。今の計画の中に街路灯の施設などもございますか。
【次の発言】 それはしていきたいのですか、今計画の中にちゃんと織り込んでありますか、これからやる分につきましては。
【次の発言】 何か心細いお答えですが、川島長官、建設大臣もおいでになっておるのでちょっとお尋ねしておきたいと思います。  実は、道路の安全施設についてはいろいろの悪い施設があると思うのですが、これはわれわれの方から建設委員会に街燈整備促進法案を提案いたした、ところが与党の皆さん方の御意見を聞きますと、大体この趣旨には賛成である、こういうような意見が出ております。しかしつ……

第40回国会 地方行政委員会 第34号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 議事進行。今の大蔵省の主計官ですか、あなたの伊藤委員の質問に対する先の方の答弁と今の答弁は、われわれ非常に矛盾を感ずる。そのような答弁でこの場を切り抜けてもらっては困る。大体大蔵省は地方行政をいつも軽視しておる。もう少し責任ある人を出して下さい。大蔵大臣か次官に来てもらって、今の伊藤委員の問題について、はっきりした答弁を求めたいと思います。委員長の善処をお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと関連して一つお聞きしたいと思います。  今、山口委員のお話を聞いておりまして、ぜひ聞かせておいていただきたいのですが、組合員が他の組合員の資格をとった場合には、もとの組合はその者にかか……

第40回国会 地方行政委員会 第35号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 局長、あなたたちが三十六年度末では追加費用を八千億必要とする、それを大体推計した基礎表はあるでしょう。それからなおこの後四十年なり五十年なりの追加費用を現段階のベースにおいて見たときにどのくらいのものになるかということと、追加費用を見ないときにはどういう結果になっていくかということ、そういうのを大体概算したのはあるのじゃありませんか。そういうものを一応提示されて、ベース・アップの問題についてはあるいは試算をしてないかもしれぬけれども、そういう持っておるものを示されたらどうです。そんなものありませんか。あるはずでしょう。八千億というものを推計した一つの基礎表、それから将来の四十……

第40回国会 地方行政委員会 第36号(1962/04/28、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 参考人の皆さんどうも御苦労さんでございます。大へん長時間になりましたので、いろいろお聞きしたいことがありますが、二つ、三つ、ごく簡単に御意見をお聞きしておきたいと思います。  一つは運営の問題でございます。ただいま国家公務員の場合の運営についての運営審議会の実態を堀江参考人からお話しいただいたのでございますが、実はこの問題については、私たちも非常に大きな問題として考えております。今日御列席の加藤参考人、それから丸山参考人等は、この問題については十分なる不満を表明されたようでございます。さらには大野木参考人とされましても、任命方式をとる運営審議会については十分なる留意をしなけれ……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 社会労働委員会 第6号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 数年前この委員会でずいぶん御審議をわずらわした事件がございました。それは熊本の南端にございます水俣市にございます新日窒工場の廃水であるといわれた有機水銀が原因だという指摘のもとに、おそるべき水俣病の発生を見た事件がございましたが、その当時、国会におきましてもずいぶんと審議をわずらわしたのであります。その工場で、現在まことに残念でございますけれども、大へんきびしい状態になっております労働争議が勃発しております。私は先般、同僚議員と一緒にこの争議の状況を見て参りましたが、いろいろと疑問に思われる点がございますから、二、三この際当局にお尋ねをしておきたいと思います。大へん時間もおそ……

第41回国会 地方行政委員会 第9号(1962/10/10、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 関連。今議員定数の問題についていろいろ論議されておりますが、これは自治省としてはよほど考えていただかなければならぬ大きな問題じゃないかと私思うのであります。そこで私は、一つ二つ、今のに関連してちょっと見解をお聞きしておきたいと思います。政務次官から御答弁願いたいと思います。  先ほどの話を聞いておりますと、この地方議会の議員定数の削減問題について、局長は、よいか悪いか、自治省としては判断がなかなかむずかしい、こういう答弁であります。それはその通りだと思います。ところが近ごろ各地方の議会において、それが一つじゃない、ある特定の地方議会でなくて、次から次にこういうことが行なわれて……

第41回国会 地方行政委員会 第10号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 関連して。大臣に一言お尋ねをして見解を聞いておきたいと思います。  総合開発計画ができまして、これに新産業都市建設促進法が一つの柱となって動くだろうと思います。あるいは低開発地域工業開発促進法がまた同じように一つの開発の役目を果たしていくだろうと思うのです。後者の方はすでに七十幾つかの地域指定がなされたが、新産業都市の方はまだ指定がなされておりませんで、盛んに今おれのところを指定してくれという運動中のようであります。この地域開発の問題と広域行政の問題は、今後地方自治の重要なる課題としてわれわれは考えていかなければならぬことだと思っておる。下手をすると地方自治そのものを大きくゆ……


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第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 地方行政委員会 第1号(1962/12/11、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 ただいま交付税の単位費用の特例に関する法律案の提案理由の説明をいただきましたが、これの審議に入ります前に、私といたしましては、今日の地方財政の現状とでも申しましょうか、あるいはそれから派生する問題点、そういうものについて、この際概括的なものを二、三お聞きをしておきたいと思います。  私は、お尋ねをする前に、自治省に少し注文があるので申し上げるわけでありますが、これは委員長におかれましてもよく善処方をお願いをいたしたいと思います。  それは、私たちがせっかく地方公共団体のためにこうして委員会でいろいろ審議を重ねておりますが、その審議をしていく場合に、自治庁の方でもう少していねい……

第42回国会 地方行政委員会 第2号(1962/12/17、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 関連して。今高田委員の御質問に局長の方で答弁しておられました中身ですが、ちょっと疑問になったところがありますから一言お伺いをしておきたいと思う。増加見込のこの三百七十億の中には、義務教育関係の負担が見込んであるのですか、ないのですか。
【次の発言】 そこで、今の高田委員の御質問にあなたの方が答弁がありました八月裁定の需要額についてでありますが、この前いただいた資料によりますと、交付団体、不交付団体合わせて一兆一千二百六十七億と算定してありますね。この八月算定の場合の需要額は、当初、つまり第四十国会のときに提出なさった交付税の需要額算定のときにおきめになった額よりも増加している……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 災害対策特別委員会 第23号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 ただいま提案になっております政府案に対して私は反対をするものではございません賛成をいたすものでありますが、ただ、いままでの質疑にもございましたように、はたしてこれで十分かという疑問がやはり残っております。そこで私たちとして、この天災融資法の適用の特例に関して考えておりますことを一言申し述べまして、さらにこの法を前進させていただくことを念願するものであります。  それは第一は、特別被害の適用について、現行は総収入の五〇%となっておるものを一五%にする必要がある、開拓者については一二%程度に引き下げる必要があるということが第一点でございます。  第二点は、それらの麦あるいはなたね……

第43回国会 地方行政委員会 第13号(1963/03/07、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 地方交付税の審議に入っておられるそうでございますが、私それに関連をいたしまして、初めに地方財政計画について少しお尋ねをしてみたいと思います。  本年度、三十八年度の地方財政計画の説明を先ほど拝見したのでありますが、三十八年度の財政計画の規模は昨年度に比べて三千四百八十六億の増加で、それは一五・三%の増になっておるようであります。私がきょうお尋ねいたしたいと思いますことは、財政課長の方におかれてもただ単なる言いわけ的でなくて、ほんとうに地方財政を連労していく場合に、この計画で妥当なのかどうなのか。つまり財政計画策定にあたって、いろいろやはり問題があったと私は思うのです。はたして……

第43回国会 地方行政委員会 第17号(1963/03/19、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 時間がおそくなっておりますが、道路交通法の一部改正に伴って二、三お聞きしておきたいと思います。  まず第一に交通事故の現況でございますが、いただいた資料の事故発生の状況調べによりますと、昭和三十七年は昭和三十六年に比べて発生件数は相も変らず相当な数でありますけれども、前年度に比べての増加率は割合低くなっているようであります。前年度に比較して発生率が低くなったからといってそのまま喜ぶわけには参らないのじゃないかと思いますが、とにかく年々事故が減るということは非常にうれしいと思いますけれども、一体当局は、どのような原因で前年に比べて低下が生まれてきておると判断しておられるか、お聞……

第43回国会 地方行政委員会 第24号(1963/05/17、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 地方財政法の一部改正が大体審議が終わるようでございますから、私からも一審お尋ねをしておきたいと思います。前の委員の方々が御質問なさったのになるたけ重複しないようにとは思いましたけれども、あるいは私が十分お聞きしていない質問点等もございまして重複するところが出てくるかもしれませんが、その点はお許しを願いたいと思うのでございます。  今日、私たちが地方の財政のあり方あるいは運営等々を見ておりまして、いろいろと考えねばならない問題はたいへん多いのでございますけれども、その中で特に強く考えさせられるのは、昨年の十月地方制度調査会から出されました答申にも明記してございます財政秩序の確立……

第43回国会 予算委員会 第9号(1963/02/08、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 私は地方財政の問題について質問いたしたいと思います。お尋ねいたしたい主題は、第一に地方財政の現状と今後の見通し、第二には地方財政を確立する方法、第三に地域開発の問題、このような三点で大体御質問申し上げたいと思います。時間の制約もありまして、委員長からいただいた時間が一時間半でありますから、十分でない場合は、あとで分科会なり他の委員会でお尋ねいたしたいと考えますので、前もってお断わりをいたしておきます。大臣の方でも、簡潔明瞭に御答弁を願いたいとお願いをいたします。  まず初めに大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、大臣の予算の提案理由の説明を拝見いたしますと、地方財政の項に少……

第43回国会 予算委員会 第18号(1963/03/02、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、議題となっております昭和三十八年度一般会計予算三案に対する政府原案及び民主社会党の組み替え動議に反対をいたしまして、わが党の組み替え動議に賛成の討論をいたしたいと思います。(拍手)  わが党の組み替え動議提出の理由については、先ほど詳細な説明が行なわれましたので、ここでは繰り返すことを避け、政府案に対する批判を中心に討論を進めていきたいと思いますが、時間の関係もありますので、以下数点にしぼって論述いたしたいと存じます。  まず第一に、この予算の背景をなすものとして、政府の対外政策に言及せねばなりません。キューバの危機を頂点として、世界の緊張……

第43回国会 予算委員会 第20号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和三十八年度予算の補正を求める動議の提案につき簡単に趣旨説明を申し述べたいと思います。  現在、昭和三十八年度予算が成立して以来、まだようやく二カ月を経過しただけであります。だが、この間に、あるいは公共企業体職員給与の引き上げについての仲裁裁定が行なわれ、あるいは旋風やひょう害、長雨などの災害が相次いで起こり、いずれも緊急に新たなる予算措置を必要としております。またそれに加え、本来、当初予算で当然政府が豪雪災害対策、石炭離職者対策と産炭地振興対策、高校急増対策等につき、万全の予算を計上すべきであったのにもかかわらず、それを怠ったために、い……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 文教委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1962/02/09、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 先ほど臼井委員から報告されました学力一斉テストの実施に伴う岩手教職員の処分事件に関連して、関係当局より、二、三点私もお伺いをしておきたいと思います。私も、実際お供をいたしましたので、その実情は大体わかったのでございますが、きょうは時間も少ないことでございますので、全般的な問題を中心にお尋ねをしたいと思います。  まず文部大臣にお尋ねいたしますが、岩手の八百一人を初め、熊木その他各県に、この一斉テストに伴って処分者を出した、その処分者の実数、処分の内訳というものをちょっとあなたの方から発表して聞かせていただきたいと思います。


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会公聴会 第2号(1963/02/15、29期、日本社会党)

○川村(継)委員 木村先生に御意見をちょっとお伺いしたいと思います。  大へんおそくなりましてまことに恐縮でございますが、先ほど先生の公述の中にいろいろ御意見をいただいたのでございますが、特に税制調査会の答申を無視されたような格好で、一般減税が低く押えられて、政策減税重点になった、これは自分としても不満だというような御意見をいただいたと思います。そのほか、いろいろ税制政策についての御意見をいただいたのでございますが、その中で、最後に、住民税の軽減をすべきではなかったか、これだけお言葉がございました。そこで、私は、住民税の軽減問題について先生の御意見をいただいておきたいと思うのでございます。私た……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○川村(継)分科員 私はきょうは会計検査院の方に少しお尋ねをいたしておきたいと思います。  会計検査院の非常なる御努力、御苦心はかねて敬意を表しておるものでございますが、おそらく私らが考えましても、まだまだやはり十分なる職責の遂行には何か問題があるのではないかと考えておるものでございます。三十五年度の会計検査報告等を見てみますと、会計検査院が不適当あるいは不正だと指摘されました金額が、たしか八億余りあったのじゃないかと記憶いたします。三十六年度の場合でも、十数億の金額が不正、不当な使用である、こういう指摘があったかと記憶いたしておるのでありますけれども、これらの職務執行に非常な御苦心、御努力を……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

川村継義[衆]在籍期 : 25期-27期-28期-|29期|-30期-31期-32期
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