赤路友蔵 衆議院議員
27期国会発言一覧

赤路友蔵[衆]在籍期 : 25期-26期-|27期|-28期-30期-31期
赤路友蔵[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは赤路友蔵衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

赤路友蔵[衆]本会議発言(全期間)
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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 衆議院本会議 第9号(1955/12/14、27期、日本社会党)

○赤路友藏君 私は、日本社会党を代表いたしましてただいま上程に相なりました日韓問題に関する決議案に賛成の意を表明せんとするものであります。(拍手)  李承晩政権の国際慣行を無視したる李ラインの設定は、わが国はもちろん、世界いずれの国々においても、これを認めらるべきではないということは当然でございましょう。その当然過ぎるほど自明のことであるこれらのことをあえておおい隠し、平和ラインと称し、あまつさえ、これを侵すものは砲撃、撃沈上るとの声明を発し、その無謀をはばからないことはどこに起因するか、このことが一応分明になされなければならないと存じます。  昭和二十四年八月十五日、当時連合国側によってマッ……

赤路友蔵[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

赤路友蔵[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会 第33号(1955/07/19、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 一点だけ大蔵大臣にお尋ねしますが、この移民事業は採算ベースに乗ると思っておりますか、乗らぬと思っておりますか。
【次の発言】 今おっしゃる通りだと思うのです。少くとも事業計画の発足の当初においては採算に乗らない、こうおっしゃっておられる。この会社は、先ほど来から相当審議しているのですが、審議過程において明確になっていることは、採算ベースへ乗るべきもの、こういうことになっておるわけです。そうすると、この移民事業とはおよそ第一年度においてあるいは第二年度において、これは相当な矛盾が生じてくる。従って、この移民事業に少くとも九〇%以上、これは農業移民、漁業移民に付随する関連工業をも含んで……

第22回国会 農林水産委員会 第2号(1955/03/28、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 私の方から水産問題について御質問を申し上げたいと思います。  河野農林大臣はかつて日魯漁業社長でもあられ、北洋漁業特に北洋鮭鱒についてはきわめて精通されておるいわゆるヴエテランであるという前提の上に立って御質問申し上げますので、御答弁を願いたいと思うのであります。  先ほど来川村委員からいろいろ御質問がございましたが、そういうような問題を含めて、今度農林大臣が御就任になってから、北洋漁場の開発のためにまことにあざやかな行政措置をとられた。この点については一応敬意を表するのであります。少し古い話になりますが、この北洋におきまするところの母船カニ漁業でございますが、この母船カニ漁業が大……

第22回国会 農林水産委員会 第5号(1955/03/31、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 私は水産問題について質問をしたい。特に政治的な解決を要するものについては、大臣の御出席がありませんので抜くことにいたしまして、行政面についてできるだけ簡単に五、六点御質問をいたします。  まず第一は日韓会談についての善後処置でありますが、二十八日の委員会で大臣の御答弁を聞いていますと、日韓交渉ははかばかしく進んでいない、こういうような御答弁があったわけでありますが、この答弁を聞きますと、朝鮮海域に従来依存しておった漁家の諸君は、おそらく大きな落胆をするだろうと思う。非常にこれに対しては期待をかけておったわけなんです。この漁期までに日韓会談が開かれ、それぞれの問題点が解決しないという……

第22回国会 農林水産委員会 第10号(1955/05/11、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 ちょっとお尋ねいたします。山崎さんが言われた最初の言葉の中に、機船底びき漁業に限ったということがございましたが、このことはただいまの御答弁の、この海域における操業はほとんど底びきが唯一のものであるという考え方の上に立っておるのですか。この機船底びき網漁業に限ったというのは、これは中国側の意思ですか、それとも日本代表の意思ですか。
【次の発言】 その操業の関係ではわかるのですが、この協定本文の第四条には、事故があった場合の救難の措置がきめてあります。この第四条は機船底びき網漁業だけに限るわけですか。
【次の発言】 今の付属書第三号には、「本協定第四条にもとづき、日中双方の漁船」という……

第22回国会 農林水産委員会 第17号(1955/05/27、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 関連して簡単に質問させていただきます。ただいま鈴木委員からマグロ関係漁業の非常に逼迫した状況について説明があって大臣の方の答弁を得たのですが、先般ビキニ事件の補償問題に対する対外折衝経緯の概要というのをいただきました。これを読んでみますと、どうもふに落ちない点があるので、この点少しお尋ねしてみたいと思うのであります。この第六項目によりますと、対米折衝の際政府は約二十五億円の要求を米国側にしておる。このことがここに具体的にいろいろの項目別に金額をあげてしるされておるのですが、この約二十五億円という数字は、おそらく政府の責任ある機関によって調査された数字であろうと思う。ところかアメリカ……

第22回国会 農林水産委員会 第23号(1955/06/09、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 関連。今佐竹委員から大分強い言葉があった。今までの御答弁を聞いてみますと結局福井委員が言うように犯人はない。防衛庁の方では防衛庁関係の船が放出したものではないということを言われておるし、また海上保安庁の方でも、調査された結果が現在の段階においてはそうだ。そこでもう一点あるのは、木更津の基地関係の油放出を調査されたかどうか。これが一点まだ残されておる。それから漁民みずからが――これは自分のノリを損耗するようなこういうばかな、油放出というものはやらないだろう。どちらにいたしましても補償の問題が出ておりますが、これがもしも防衛庁であれば当然防衛庁が、またこれが基地から放出されたものである……

第22回国会 農林水産委員会 第28号(1955/06/22、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 ただいま淡谷委員から御指摘があったのですが、次官の答弁に、六月中にこうした災害が生じた場合は、今国会中であれば一部改正をして追加をするというお話があったのでございます。六月中ということは、すでに南九州の方では六月十八日から二十日にかけて水害がございました。一部山間地帯では三百ミリに及ぶ降雨量がありまして、相当な被害を受けておるのであります。まだ一報だけで詳細な点は出て参っておりませんが、すでに六月十八日――二十日のこの三日間によって相当の被害があるということがわかっておるのでありますから、当然これはこの中に一つ是正してお加え願わなければならない、こう考えるのですが……。

第22回国会 農林水産委員会 第37号(1955/07/08、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 関連して伺いますが、ただいまの御説明を聞いて考えたのでありますが、旧復金の債務二十一億を開発銀行の方へ返済するということですか、そうすると現在農林漁業金融公庫の万が持っておりまする一般に対する債権約二十一億は全部回収済みになっているのですか。――もし何でしたら資料を提出して下さい。

第22回国会 農林水産委員会 第40号(1955/07/14、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 関連。今提案者からまことにけっこうな御答弁が久保田君の質問に対してあったようでございますが、私もこの法律案の全体を通じてみて感ずることは、第五条が久保田君が言うように一番重要でありながら、何か言い訳につけたような形になり、これが抜けてしまいますと、これはミツバチ業者の助成だけになってしまって、受ける感じは、農薬をどうしようとこうしようとそういうことはいいのだ、ミツバチ業者が助成を受けさえすればいいのだという法律であるかのごとく感ぜられてくるわけです。特に今までの政府当局の方の御答弁を聞いておると、なおさらそういう感じを受けざるを得ないわけです。今平野さんからもおっしゃったように、少……

第22回国会 農林水産委員会 第42号(1955/07/16、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 議事進行。外務省と水産庁の出席しておる人名を調べて下さい。だれが出席しておるか。
【次の発言】 大体この問題は非常に大きな問題なんです。この重大な問題に対して、外務省が単に一課長を出席さしておるということはけしからぬ。(「その通り」)軽視するのもはなはだしい。これでは質問はできません。委員長、休憩をして、午後に継続、午後責任のある立場の人の出席を求めます。大臣もしくは次官の出席を求めます。
【次の発言】 私は質問の通告をしておいたのですが、今まで田口委員の質問に対する御答弁を聞いておりますと、これ以上質問をしてみても何ら得るところがない。問題解決の焦点すらも見出し得ないと思うのです……

第22回国会 農林水産委員会 第43号(1955/07/18、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 外務大臣にお尋ねいたしますが、一昨日当委員会において私は外務大臣の出席を求めた。当日中川局長がお見えになっておって、一般論については種々質問がございまして、一応の御答弁は得ておるわけなんでございますが、一昨日のこの委員会における質問の内容その他について、中川局長との間に打ち合せができておるかどうか、この点をお聞きしたい。
【次の発言】 中川局長から今大臣に報告してあるということであります。大臣がもし一昨日の委員会のこの事情を報告を受けておるとするなれば、本日出てもらったことは意義がないと思う。今までの大臣の御答弁を開いておりますと、一昨日中川さんから聞いたことからは一歩も前進してお……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 農林水産委員会 第1号(1955/11/30、27期、日本社会党)

○赤路委員 大体わかったのですけれども、今の特殊土壌関係は、このままではどうも一般的に誤解を受けるようですから、シラスとかボラとかコラというような土地改良分は別であるということを明確にしていただきたいと思います。それから漁港修築の説明書の中に外資の導入というものがあるのだが、これは一体どういう性質のものであるか、これが一点。それから水産振興でノリの種場を造成するということの新技術として、こういうふうにうたわれておるが、予算面を見てみると一向そういうものがないので、ただここへ書かれただけか、予算の裏づけがあるのかないのか、新技術というものは一体どういうものか、この点を伺いたい。それから農山漁村の……

第23回国会 農林水産委員会 第2号(1955/12/01、27期、日本社会党)

○赤路委員 関連して。私はもう質問はしないつもりでおりましたが、ただ田口委員の質問の際の中川さんの答弁の中に少し重要な点があったので、あらためてお聞きしておきたいのですが、韓国側の意向はわかっておるという御答弁があったのですが、それはどういう意味ですか。
【次の発言】 そうすると、大村収容所の問題だけなんですね。
【次の発言】 外務政務次官に一言だけ。この問題とは直接関連がございません。しかしただいま今澄委員から外務省の態度ということが問題になったのであります。新しく就任された、そうして何と申しましても国民の代表として出られ、国民の意思、気持、いろいろな面で十分お知りのお方であると思いますので……

第23回国会 農林水産委員会 第4号(1955/12/07、27期、日本社会党)

○赤路委員 法務大臣にお尋ねいたします。ただいま同僚田口委員から質問がありましたが、その中に、大村に収容されておる韓国の抑留者の中で刑の満了した者を釈放していないという言葉がありましたが、この事実を法務省の方では認められますか。
【次の発言】 大体今の御説明でわかるわけなんですが、しかし刑の満了者を釈放していないということは事実であろうと思う。釈放しない理由としては、今の御説明によると、出入国管理令二十四条に基いて、日本の治安上の観点から、当然政府がこれの日本からの退去を命ずる、こういうようなことだと思うのであります。そうなつてきますと、これは政府の責任における行政措置だと私は思いますが、それ……

第23回国会 農林水産委員会 第6号(1955/12/09、27期、日本社会党)

○赤路委員 だだいま田口委員の質問に対して大臣から、政府の補償に対する決定事項が発表されたのでありますが、その言葉の中に、これはさしあたりの措置であってなお今後検討するということでございますので、御検討を願わなければならぬと思いますが、一点だけお聞きいたします。未加入者に対して最高六カ月と押えた理由はどういうことでしょうか、その点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今の大臣の基本的な考え方には私も賛同いたします。それから二十八年のときの特例の当時における行政措置の例をおとりになったことは、これも一応ごもっともだと思うのであります。しかしなお今後とも検討をしていた。たくということですから、……

第23回国会 農林水産委員会 第7号(1955/12/10、27期、日本社会党)

○赤路委員 関連して……。ただいま松田委員は責任の所在ということをおっしゃった、この点を明確にしておかなければいけないと思います。大臣指令でお出しになった限りにおいては、私はやはり大臣の責任である。そこでただいま芳賀委員から発表されました漁獲高の数字というものが、これが果して正しいものであるかどうかは御調査になるだろうと思います。もしこれが正しいものであるとすれば、こういうような状態に放置しておった北海道庁の取締りの悪さと申しますか、取締りをやっていない点は、これは大臣が指令を出した建前から、当然これは戒告されなければならぬ。大臣が北海道庁に取締りを委託したという形から考えますと、あくまでも責……

第23回国会 農林水産委員会 第10号(1955/12/14、27期、日本社会党)

○赤路委員 北洋母船式漁業の許可の基本方針の点でちょっとお尋ねしたいのですが、三十一年度許可は系列化を重視しておるということですが、そういうことですか。
【次の発言】 今長官の説明でわかったのでありますが、その基本的な考え方といたしましては賛成でございます。その基本的な考え方は正しいと思います。そこで問題となりますのは、親子か兄弟かわかりませんが、その系列というものの分類が問題になると思う。たとえば一〇%めんどう見るとか八〇%めんどう見るとか、こういった系列の中の内容というものが問題になりやしないかと思うのです。たとえば一〇%見ておっても、八〇%見ておっても、あるいはこれは極端な場合であります……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第16号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○赤路委員 私は水産関係について大臣にお尋ねいたしたいと思います。議論にわたる点はできるだけ避けまして、具体的な基本構想の面でお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一点は、施政演説の中で大臣は価格対策について述べられております。水産物の価格対策については、現下の経済情勢に適応した価格対策を実施する、こういうふうに述べられておりますが、具体的にどういうふうにされようとおっしゃるのか、この点を御説明願いたい。
【次の発言】 大臣の魚価対策に対するお考え方は一応ごもっともであろうと思うのです。特にこの施政演説の中で価格対策として、今申しましたように流通面の改善ということを強く取り上げられております……

第24回国会 農林水産委員会 第21号(1956/03/20、27期、日本社会党)

○赤路委員 大臣が来ておりませんのではなはだ残念でありますが、今参考人の御意見の中に、業者が誠意を持って良心的な態度でやれというだけでは無理であるというお言葉がございました。水産庁の次長も出ておられますが、政府は民間協定の上にあぐらをかいて安眠をむさぼっておるというのが今の姿であると私は思う。大臣が出ておられますなれば、本問題に対する基本的な政府の態度を明確にしてもらわなければ困る。こういうような態度では、およそ日中の漁業問題のみでなく、国際漁業全体についてほんとうに業者は安心して操業をすることができぬということを水産庁の次長も銘記しておいていただかなければならぬと思います。  そこで参考人に……

第24回国会 農林水産委員会 第23号(1956/03/23、27期、日本社会党)

○赤路委員 一楽さんにちょっとお尋ねいたします。三月十三日に参議院の農林水産委員会へ理事長の湯河さんが参考人として出ておられまして、そのときにそれぞれ農中の金融のあり方について意見を述べておられます。その第一点は、農林水産業の季節的性格から資金源も資金需要も減退するということ、第二は資金コストが非常に高くなるので、本来の組合金融として農林漁業の面にそれを貸し付けることについては非常にやりにくいということ、第三点は、金を集めても農山漁村の方になかなか運用できない悩みがあり、その結果心ならずも余裕金になる。それが系統外に運用されるということになってきた。第四点は、本来預金を集めておきながら、それら……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○赤路委員 ちょっと長官にお願いします。今まで大体御説明を承わりました。しかし許可基準が非常に不明確である。それで鮭鱒漁業取締規則を改正するとするならば、一つこの許可基準を明確にしていただかなければならぬと思います。従って案ができましたら早速一つ御提出願いたいと思います。  それから海上保安庁の警備救難部長にお願いいたします。御承知の通り、どちらにいたしましても、この船は大型のものでなしに、ごく小型のものになろうかと思う。特に北洋は気象の谷と言われるほど天候の急変するところでありますから、それだけにこの警備救難の計画については万全を期さなければならぬ。それに対しておそらく十体入るだろう隻数、あ……

第24回国会 農林水産委員会 第39号(1956/05/17、27期、日本社会党)

○赤路委員 漁港法の一部改正に対する法律案の提案理由の説明を承わると、手続の簡素化をやっておられるということで、これはまことにけっこうだと思います。ただ二、三点ふに落ちない点がありますので、御質問申し上げたいと思います。現行法の十八条がそのまま残されておるのでありますが、この二十五条の改正によって、漁港管理者は漁港所在地の地方公共団体に限定されております。従って、修築事業は国または地方公共団体が施行者であるべきだと私たちは考えるので、どういう意味でこの十八条をそのままに水産業協同組合を施行者として残されたのか、その理由をお聞きしておきたい。

第24回国会 農林水産委員会 第40号(1956/05/18、27期、日本社会党)

○赤路委員 今、原委員から桜島の話が出ましたが、これは非常にローカルな問題で、部分的なことになっている。凍霜害のように全国的な問題ではない。御承知の通り現在活動している火山は全国でもごく僅少であります。従いましてどうも常に忘れられがちである。今原委員の御質問に対して次官から誠意のある答弁はございました。しかしこれはすでに昨年の十月十三日第一回の爆発して今日まで至っている、それらの報告は当然来ていなければならぬ。御承知の通り桜島は約一万の人口が果樹でもって生計を支えている。これが全滅している。このことは当然わかっているが、今日までほとんどこれに対する手段方法が講じられていないということなんです。……

第24回国会 農林水産委員会 第44号(1956/05/28、27期、日本社会党)

○赤路委員 ただいまの横井、芳賀両委員からの質問で、この改正法に対する質問はほとんど尽されたと思います。そこで私は基本的な面で二、三点お尋ねいたしておきたいと思います。  横井委員からも芳賀委員からも言われましたが、市場の運営は生産者と消費者の両者の立場を十分考慮に入れて調整運営されなければならぬということは、これは異論のないところだと思う。もちろん中間にある卸売の人たち、あるいは仲買人の諸君の利潤を無視するものではない。しかしながら、生産者に再生産を保障し得るような魚価の維持をはかるということ、また消費者へ安い新鮮な品を供給するという、このきわめて相互に反擁する、矛盾した面を調整するというの……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 農林水産委員会 第1号(1956/11/16、27期、日本社会党)

○赤路委員 関連して。先ほど来、この概算金の処置についていろいろ質疑応答があったのですが、中西さんにちょっとお尋ねいたします。あなたの言葉の中にこの概算金の処置、これは今まで説明されたことは北海道に限定してこの処置を考えているというような言葉に受け取ったのですが、そういうことですか。その点をちょっとお聞きしたい。
【次の発言】 そうすると概算金の返済不可能な農家に対する代位弁済措置、これだけを北海道の面で適用していく、そういうことですか。

第25回国会 農林水産委員会 第9号(1956/12/12、27期、日本社会党)

○赤路委員 きょうは大臣も次官もおられませんし、水産庁長官も出席でない。漁政部長が出ておられますが、就任早々でおそらく十分おわかりにならぬと思いますので、答弁は求めません。ただ重要な問題でありますので、お聞き取りを願っておきたいと思います。  日ソの国交回復も成立いたしまして近く北洋漁業の問題で日ソ両国の合同委員会が持たれようといたしております。そこでなぜ重要かと申しますと、この前の日ソの特別委員会で鈴木委員の質問に対して河野農林大臣は、三十二年度の北洋における鮭鱒操業は整理しなければならないと思う、こういうような答弁をされております。これは農林大臣の大きな錯覚じゃないかと私は思う。この点非常……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 農林水産委員会 第4号(1957/02/20、27期、日本社会党)

○赤路委員 大臣の施政演説を中心にして御質問してみたいと思います。井出さんが大臣におなりになりました直後、農業とは本来泥くさいものであるというようなお言葉があったように思うのです。これは日本農業の現状を的確に把握されておる言葉であると私は賛意を表するものであります。それだけに井出農林大臣に対する期待は非常に大きなものがあるわけです。昨日来同僚委員の質問にお答えになっておった点等を勘案いたしてみますと、井出さん個人の考え方としては日本農業の将来を非常に御心配になり、しかも日本農業の安定と近代化をはかっていく意欲と熱情のあることは十分認められるのでありますが、残念ながらそのお考えを来年度予算面との……

第26回国会 農林水産委員会 第9号(1957/03/12、27期、日本社会党)

○赤路委員 農林漁業金融公庫法一部改正に関連して、公庫の総裁にお尋ねしたいと思います。昨年度政府の出資金が非常に少額であったために公庫の運営に苦労されて、そのことが今の業務委託手数料の引き下げというような形になって現われたと思うのであります。本年度は政府出資金が六十億増になっておるのでありますが、本年度の公庫運営の見通しと申しますか、そうしたものに対して概略御説明願いたいと思います。
【次の発言】 政府の方へお尋ねしますが、今総裁から御説明のあった通りであります。三十二年度の資金計画を見て参りますと、政府の出資金が大体五百七十億、借入金の方が六百四十七億ということになっておるわけです。政府の金……

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○赤路委員 公庫法の審議を今日までやって参ったのでありますが、その過程でほぼ当局の方の意見は了承されるのでありますが、この際なお念のためにここではっきりと再確認をいたしておきたいと思います。  そのまず第一点は、公庫の政府機関としての正常な運営をやっていくことのためには、現在のような政府出資と借入金のアンバランスの状態はすみやかな機会にこれを是正しなければならぬ。この点が第一点。第二点は産投借入金を出資の方に振りかえるべきである。乙の点が第二点。第三点は、現在の運営の状況では、金利高のために逆ざやであるという線が相当出ておると思う。従って政府からの借入金に対する金利の引き下げ、この点に対しては……

第26回国会 農林水産委員会 第30号(1957/04/18、27期、日本社会党)

○赤路委員 議事進行。これじゃやれませんよ。大体与党の方は通す意思があるのかないのか。休憩しなさい。永山君一人でやっているんだよ。与党の委員が質問するのに、もう少し与党がおってやるのでなければ困る。ほんとに真剣になって審議するつもりなのか。

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/23、27期、日本社会党)

○赤路委員 今永井君からいろいろ話があったが、非常に一理ある話です。そこで水産庁当局の方としても、それらの正確なデータを出さなければいけない。水産庁に言っておくが、こういうような問題の起ってくる原因というものをよく考えなければいけない。流し網に五百隻の密漁船があるということをあなたたちは隠している。それがどれだけとっておるかということを調べておるか。だから末端をかばうこともいい、かばうこともいいが、こういうような題題で政治問題化してくる。この際資料を明らかにして出しなさい。それを私も永井君と同じように重ねて要求しておきます。
【次の発言】 きょうの朝日新聞に「船舶監督の強化を、海難事故の発生は……

第26回国会 農林水産委員会 第45号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○赤路委員 前の委員会で漁業用燃油の問題について御質問申し上げ、資料の御提出を願うとともに、三十年末業者の方から重油値上げに対する申請があったことについて御質問を申し上げましたが、お調べになった結果について御答弁を願いたい。
【次の発言】 それではそういうことは正式に通産省の方にはなかった、こういうお答えであったと確認いたしましょう。  それから資料の御提出を願ったのでありますが、この資料によりますと、原油精製の過程における各油種別の得率が全然わかっていない。この前たしか鈴木委員の御質問に対して御説明があったようでございますが、あの御説明はどうも明確でないように思うのですが、得率ははっきりわか……

第26回国会 農林水産委員会 第49号(1957/06/07、27期、日本社会党)

○赤路委員 ちょっと関連して。今斎藤部長から支持価格の点について、できるだけ早く示すというように御答弁があった。この前井出大臣に対しましても申し上げましたが、イモ価格が暴落した一つの原因としては、政府の支持価格の発表が非常におそいのじゃないか。法律上は確かに十月の三十一日になっておるわけでありますが、今までの経過を見てみますと、十月の二十六、七日ごろに発表されておるようです。昨年の暴落の経過から見てみましても、その間半月ほどの間に非常に暴落をしている、こういういきさつがあるので、支持価格の発表時期をもう少し早く発表することはできないかどうか。この点を十分検討してもらいたい。大体支持価格を発表す……

第26回国会 農林水産委員会 第50号(1957/06/08、27期、日本社会党)

○赤路委員 外務省の方は、外務大臣も政務次官も御不在のようでありますので、欧亜局長のお出席を求めましたが、欧亜局長は、何か非常に時間をお急ぎのようでありますので、まず外務省関係についてお尋ねをいたします。  第一点は日韓問題でありますが、御承知の通り昨日、私の方の淺沼、松岡両氏が岸総理にお会いして、この日韓問題についての話し合いをしたが、岸総理は、総理が訪米する前までに解決をつけたい、こういうようなお話である。このことは、日韓問題についてもまずその前提である抑留者の送還問題、これはほぼ最終的な点にきたものであると理解するわけなんです。そういう段階でありますので、これの経過などについては今ここで……

第26回国会 農林水産委員会 第53号(1957/08/20、27期、日本社会党)

○赤路委員 ちょっと関連して。今葉タバコ耕作の問題について大臣から御答弁があったようでありますが、お願いしておきたいことは、大臣御承知の通りタバコ耕作合組法が出ております。継続審議になっております。これの内容も御承知だと思いますが、これの内容は全部各条文を見ました場合、法人化するということがこれが一つの目的である。問題はそこにあるのでなしに、タバコ耕作者の権利擁護をどうするかということが問題の焦点なのです。従って現在継続審議になっております専売法の一部改正こそが優先されなければならぬ。その上で考えらるべき問題だと思う。この順序を間違わないように十分一つ御留意願いたい。この点だけ要望しておきます……

第26回国会 農林水産委員会 第55号(1957/09/11、27期、日本社会党)

○赤路委員 青森、北海道を調査いたしました報告を申し上げます。  私どもの班は去る八月の二十五日より九月六日までの十三日間青森県及び北海道における農林漁業の実情を調査のため小枝委員長初め自発的に参加されました石坂委員、中村英男委員、芳賀委員と私の五名が調査に従事いたしました。調査室からは加藤調査員が随行し、主として酪農の振興状況、寒冷地帯における農業事情、土地改良事業の状況、国有林野の風倒木処理状況並びに沿岸及び北洋漁業の実情等について調査をいたして参ったのでありますが、この報告をするに先立ちまず第一に申し上げたいことは、昨年あの大冷害、凶作に見舞われて疲弊のどん底に突き落され、その回復には容……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 農林水産委員会 第6号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○赤路委員 水産に関する小委員会の経過及び結果の概要について御報告申し上げます。  この委員会は、去る十一月八日及び十二日の両日にわたり調査を進めた次第でありまして、その内容の概略は次の通りであります。  まず第一点は、日韓漁業問題特に韓国抑留漁業者の留守家族に対する援護措置についてでありまして、水産庁長官から経過の説明を聴取するとともに、各小委員から質疑が行われた次第であります。  そのおもなるものは、過去に行われた留守家族に対する援護措置は、明日にも抑留者が帰国するという前提のもとにおいてとられたものであって、今回の場合とは相当この前提において開きがあるわけであるから、過去における支給額を……

第27回国会 農林水産委員会 第7号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○赤路委員 本来、本日は総理の出席を求むべきでありますが、総理の方で御都合が悪いそうで、従って官房長官の出席を求めたわけであります。官房長官は政府を代表した責任のある御答弁をお願いしたい。  昨日、本委員会に防衛庁の出席を求め、数回にわたって督促いたしました。しかしついに閉会に至るまで出席を見なかったのであります。その間防衛庁の係員の方がお見えになって、私に質問の要旨をお尋ねになったから、これも説明を申し上げておいたわけです。にもかかわらず出席をいたしません。どういうような意図で出席をしなかったのか。そういうことは許さるべきじゃないと思う。かりにも国会の方で出席を要求するなれば、事どうあろうと……

第27回国会 農林水産委員会 第8号(1957/12/19、27期、日本社会党)

○赤路委員 ただいま水産庁長官の方からいろいろ御説明があったわけでございますが、私ども必ずしもこれは万全の処置であるとは考えていないのであります。しかしながら政府当局におきまして誠意をもってなされたことは認めざるを得ないと思います。一年未満の三段階あったのを撤廃したということ、あるいは特殊保険を三ヵ月に短縮したということ、帰還後病者に対して給付制度を設けた、あるいは死亡者への給付等々、一応今までよりもずっと前進を示しておると思います。ただこの際お尋ねしたいのは、これだけ政府の方で一応善処していただきましたが、要はこの決定された金が本年度中に家族に渡るか渡らないかということであります。これが年を……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 内閣委員会 第17号(1958/03/19、27期、日本社会党)

○赤路委員 この漁業制度調査会設置法案の提案理由の説明の中に、調査会の仕事の内容がうたわれておるのですが、漁業の許可、免許、漁業調整、水産資源の保護等漁業生産に関する制度及びこれに関連のある漁業協同組合の組織等々についての改善の方途につき重要な事項を審議、調査する、こういうことになっておる。このことは漁業基本法である漁業法、並びに水産業協同組合法、及びこれに関連する諸法律、条例等の審議をするという、かなり広範な重要な審議機関である、こういうふうに理解するわけです。従ってこの調査会の委員の構成は一党一派に偏してはならないし、また特定な魚種あるいは地域等に片寄ってはならぬことは当然だと思う。それだ……

第28回国会 農林水産委員会 第6号(1958/02/20、27期、日本社会党)

○赤路委員 これから水産の問題についてお尋ねいたしますが、こまかい面にわたることは御答弁を願うことは無理だと思いますから、基本的な面だけについてお尋ねをいたします。大臣の方の答弁も一つ簡潔にお願いしたいと思います。  日ソ漁業交渉についてお尋ねいたしますが、日ソ漁業交渉は非常に難航の様相を示しているごとくであります。このことは本年度交渉を開始いたしまする前に、すでに水産関係の人々の予想したところでありまして、このことを政府はむしろ甘く考えておったのではないか、ここに第一歩における大きな誤算があったと思うのであります。そのことは岸総理が宇都宮ですか、記者会見のときに言っておられますし、また赤城農……

第28回国会 農林水産委員会 第14号(1958/03/13、27期、日本社会党)

○赤路委員 ちょっと関連して。全局長は、バルク・ラインの中でも赤字の工場があるのだという説明だったが、各工場別の原価計算等の資料を持っておりますか。
【次の発言】 いや、朗読せずに、あとでいいから資料を出してもらえばいい。資料なしにこんなことを言うてもらっては困る。
【次の発言】 ちょっと資料要求です。農林省の方で肥料工場の合理化を過去においていろいろ推進してきたんじゃないかと思う。
【次の発言】 それじゃ通産省からもらって下さい。過去において合理化を推進してきたと思うが、その現在までの進捗状況はどういうふうになっておるか。

第28回国会 農林水産委員会 第21号(1958/04/01、27期、日本社会党)

○赤路委員 今さら金融公庫のあるべき本質についてはもう言う必要はないのでありまして、ただこの公庫の本質から見ました場合、今度の一部改正について説明されております面からいきますと、原資構成がさか立ちしておると思う。このことは今まで、毎国会私の方で指摘をいたしまして御警告を申し上げておいたのでありますが、以前から申しますと、やや改善されたようには見えますが、本年度の予算を見てみますと、依然としてさか立ちの状態は解消されてないように思う。昭和二十九年度までは貸付原資の過半は無利子である政府出資であったことは事実です。三十年、三十一年は政府出資分が大幅に削減されてきております。三十二年、三十三年度は、……

第28回国会 農林水産委員会 第30号(1958/04/23、27期、日本社会党)

○赤路委員 関連して。今芳賀君から要求されたことは、非常に重大なんです。先ほどの長官の経過報告によると、オホーツク海での操業を禁止するなれば十一万トンを承認する用意があるということを、ソ連の方から提示された、長官の説明によるとソ連の方からこのことが提示された、こういうことになっておる。ところが昨日の片柳発言によると、それが逆な形になって、赤城代表がこれを提示した、こういうことになります。そこに非常に大きな問題がある。だからこれはやはりこの際明確にしておかなければいかぬ。長官がそう言ったんだから……。

第28回国会 農林水産委員会 第31号(1958/04/24、27期、日本社会党)

○赤路委員 本法案について二、三御質問申し上げたいと思います。  本法の目的とするところは、鶏の品種改良をやり、生産を高めて農家経営安定の一助たらしめようとする趣旨だと解釈をいたしております。ただ本法案を見て参りますと、非常に簡単なんです。そこでまず第一点としましては、将来は知らず当面は、養鶏農家、すなわち百羽とか百五十羽とかというような飼育をしておる農家が主として対象になる、こういうふうに考えますが、その点はどういうふうにお考えになっておるか。
【次の発言】 もちろんそれが本旨であろうと思いますが、そういたしますと、一般の養鶏農家といわれる大きな農家でなしに、零細な農家への普及をどんな方法で……

第28回国会 農林水産委員会 第32号(1958/04/25、27期、日本社会党)

○赤路委員 先ほど北洋問題について大臣からいろいろ経過を聞きました。私は質問条項はたくさんありますけれども、質問はいたしません。ただ重要な点二点だけを御注意申し上げまして、今後の参考にしていただきたいと思う。まず第一点は、ソ連は沖取り漁業によってサケの河川への遡上がアンバランスになっておる、こういうことを言っております。これは遡上性の魚については生物学的理論から申しますと、一応そういうことは言えると思う。それとともに奥地開発による河床の変化ということが実に重大な要素になっていますから、資源論で論じる場合はこれを忘れてはならぬと思う。  もう一点は、今いろいろ報告を聞きましたが、日ソ両国ともに調……


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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/07/12、27期、日本社会党(左))

○赤路委員 外務委員会の審議の過程において、当局の方の答弁によりますと、この会社への政府の出資は一億円、民間出資が五千万円、そして社債として資本金の五倍を募るというようなことがあったわけなのです。そうしますと資本金が一億五千万円の、社債が七億五千万円、こういうふうになるわけですが、この民間出資と社債について十分消化し得るという見通しがあるのかどうか、この点をお伺いしたい。
【次の発言】 社債の方はどうですか、見通しがありますか。
【次の発言】 答弁によりますと、この資本金は主として国内の事務操作その他に使うということである。従って事業資金については米国の三銀行の方から千五百万ドル、五カ年間で借……

第22回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第3号(1955/05/30、27期、会派情報なし)

○赤路小委員 私の方からちょっと質問したいのですが、今松野委員が何か委託販売のことについて言われたんですが、どうもだいぶ憤慨しておられたようであります。そこで通産省の方にお聞きしたいのですが、輝国ノリ需給調幣協議会というものが昨年できて、そうして生産者と貿易業者、問屋、三者が寄って、この協議会をもって需給調整をはかるということになっておるようですが、この協議会の方から本年の二月下旬に本年度の韓国ノリ輸入についての答申が行っておるのですが、二月末に答申が行って今日までなお外貨割当がなされていない。何か理由があるのですか。
【次の発言】 先ほど来佐竹委員からも、原委員からも話があったのですが、国内……

第22回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第4号(1955/06/04、27期、日本社会党(左))

○赤路小委員 この韓国ノリの外貨割当のことについて先般来農林水産委員会の方でも問題になったのでありますが、そのときは結論を得ないままで、あらためて本問題については審議を進めるということになっておったのです。六月一日付通商局の輸入課の韓国ノリの外貨割当の基準が発表されておりますが、その基準によりますと、実績業者に対して五〇%、新たに五〇%ということになっておるようであります。この基準をきめた経過について一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それではお尋ねいたしますが、韓国ノリの輸入について今後も新しい希望者が出ました場合は、それをやはりここに出されておるような基準でふやしていく御意向があ……

第22回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第5号(1955/07/11、27期、日本社会党(左))

○赤路小委員 ちょっと課長にお尋ねします。今説明を聞いたのですが、なかなかはっきりわかりにくかったのです。当初の政府原案の場合と比べて今の自由党、民主党による改正案によって金融面で五億円増加になっておる。この五億円の配分は今御説明になったそれですか。
【次の発言】 そこでお尋ねいたしますが、五億円の増額分の中に漁船建造が一銭も入っていないが、これは何か理由がありますか。課長の方では二十九年度の公庫の各樋類別による申し込み金額に対する充当率決定額、この比率は十分御承知だと思う。二十九年度の分はここにきておりますが、これによると最も充当率が低い、四七%の充当率になっておる。もちろん本年のものは昨年……

第22回国会 農林水産委員協議会 第1号(1955/10/11、27期、日本社会党(左))

○赤路友藏君 伊東委員からも稲富委員からもお尋ねがあったわけですが、建設省の方からも農林省の方からもそれぞれ非常に心を配っていただいた御答弁をいただいておりますが、在来いつも委員会ではけっこうな御答弁はいただいているんですが、実際上の問題としてなかなか進行していない、これが実情だと思うんです。そういうような点を今後は一つ十分御考慮を願いたいと思うんです。特に建設関係でありますが、建設関係の公共事業関係については、いろいろ御説明を願ってわれわれも納得をするわけなのでありますが、一般被害の方は今度の二十二号台風の建設省の御報告いただいてたのを見てみましても、特に建物の倒壊というものが在来の台風と違……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第1号(1956/03/31、27期、日本社会党)

○赤路小委員 火水木が本委員会ですから、金曜日が残っているわけですね。

第24回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第2号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○赤路小委員 ただいままで鈴木委員から詳細にこの問題について御質問があったのでありまして、通商局長から御答弁がせられておるわけでありますが、私はなおぶに落ちない面がありますので、そのことについてお尋ねしたいと思います。  昨年の十一月二日付で通産省の通商局長名で大蔵省の主税局長あてに、韓国のりの輸入割当についてという文書を出しておられる。その文を見てみますと、その中には本日以降生産期の終了までその通関を停止していただきたいという結論に達したので、即時関係税関長あて御指示願いたく、特段の御配慮をわずらわしたい、こういうような通牒を大蔵省の主税局長に出しておる。ところがこうした通牒を出しておきなが……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第1号(1956/09/08、27期、日本社会党)

○赤路小委員 水産庁の次長に一点だけお尋ねしておきたいと思います。今度の災害で水産関係で被害を受けておるのは、大体金融べースに乗らないような階層の諸君が多いと思う。これが一つ、もう一つは被害を受けた漁家の中で、系統機関からすでに融資を受けて、これの償還も非常に悪いというような状態のものがあるわけなんです。ところがこういうような諸君が金融べースに乗らないからというので、融資がされないということになると、そのまま立ち上りがきかないという状態になると思う。こういう面に対して水産庁はどういうふうにお考えになっておるか、この点を一点だけ聞いておきたい。

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第2号(1956/09/10、27期、日本社会党)

○赤路小委員 ちょっと公庫の方と金庫の方へお尋ねしておきたいのですが、今度の災害に対する融資問題ですが、公共施設を除くほかは、大体天災による被害農林漁業者に対する資金の融通に関する暫定措置法というものの上に立った災害融資だと思う。先ほど来田口委員からるる述べられたのでありますが、とにかく速急に立て直しをやらなければならぬということは御同感願えると思う。今までの災害融資等の経過を見てくると相当時日を要しておる。特に今回の場合は非常に零細な諸君が多いので、できるだけ早く立ち直るような措置をとってやらなければならぬと思うのです。従って手続の問題として、一々本所の方なり、あるいは金庫の方へ決済を得て融……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第3号(1956/10/02、27期、日本社会党)

○赤路小委員 今の稲富委員の質問に関連しましてこの第三項ですが、融資ワクを別に作るということになっておりますが、これは今作業中ですか、完了しておるのですか、その点をちょっとお聞きしたい。
【次の発言】 今のお話では、なお大蔵省と折衝の過程にあるということでありますが、大蔵省と折衝するということは政府保証を要する、こういう意味で大蔵省と折衝をするのですか。
【次の発言】 なお納得いかない点があるので、重ねてお尋ねします。この前この第三項目を入れたときに、私質問をして、特にこの点強調しておいたのですが、たとえば大蔵省と折衝して公庫の現在のワクの中から融資しておる、こういうことになるかと思うのです。……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第5号(1956/10/04、27期、日本社会党)

○赤路小委員 今回上長官からいろいろお話を承わったのですが、ちょうど長官のおっしゃった通り、農民なり漁民なりに対しては利子補給なり何なりで非常に金利を下げる方法を講じておられます。私どもここで中小企業の問題を取り上げるのはいささか場違いかと思いますけれども、今までの御答弁を承わっておりますと、一応中小企業振興審議会の方で、そういうような恒久的なものとして、災害を受けた場合における対策に対する立法の作業をしておられる、けっこうなことでございますが、今立法の作業をされておるのはいつでき上るかわからないわけであります。そこで当面、台風十二号でひどくやられておるところがあるのですが、いろいろワクの増額……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第6号(1956/10/05、27期、日本社会党)

○赤路小委員 今委員長からるるお話がありましたが、当局では無理だ、従って今までこの災害小委員会は政府側の方も非常に忙しかろうと思うので政務次官を呼び出していなかったけれども、この問題は政治的な問題です。この際せめて政務次官にはっきりそれらの点に対して腹を聞かせていただきたい。

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第7号(1956/10/06、27期、日本社会党)

○赤路小委員 どうも部長と井手君の話を聞いておりますと、回りくどいように思うので、私は事直に一つお伺いしたい。今の部長のお話は、再建団体の基本的な再建の問題に触れておるのでお尋ねいたしますが、井手君の言うのは、今度の災害で県負担分が再建団体はふえる。それだけが非常に大きなこぶになってくるわけです。現在の再建計画というものはすでに認可されて指定を受けておる。それと別に今度は災害の方の負担がふえてくるのだから、従ってズレてくるのではないか、こう井手君は言っておるのだと思う。部長の今の話では、問題点はやはり起債にある。要するに地方債をうんとかかえて、それの償還に困っておるというところに問題点があるか……

第24回国会 農林水産委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1956/02/28、27期、日本社会党)

○赤路委員 この問題は公庫の原資構成については、今の久保田君の質問したことが大体のポイントだと思います。そこで私非常に不安な点が一つ残るので総裁にお伺いをしたいと思います。  大臣の提案理由の説明の中では、三十億増額して、二百五十億の融資を行うこととし、その強化をはかりますとともに云々とこう言っておるわけであります。ところが今までの質問の過程ではっきりしてきたことは、これは非常に水増しであって、八十億という回収金をまぜて二百九十億になっているのですね。三十年度は五十五億、そのことがただいま総裁の答弁の中にあったように、手数料を下げるということによって公庫の経営を維持していく、こういうことに結果……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/04/23、27期、日本社会党)

○赤路委員 この際、国内問題については鈴木委員なり、あるいは今、松本さんからお話があったので、その点については触れませんが、外務当局と水産当局にお尋ねしてみたい。  先ほど外務当局の方から、今度のこのオットセイ条約締結についての日本側の主張は承わったわけです。また事実、当初の予定よりも非常に難航いたしまして、長時日かかったことから見ましても、相当な日本側の主張をなされたこととは思うわけです。私どもこのオットセイの保存ということについては意義ありません。しかしこの条約締結の際、特に考慮に入れなければならないということは、先ほども御答弁の中にありましたように、このオットセイ繁殖による魚族資源への影……

第26回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第7号(1957/04/11、27期、日本社会党)

○赤路小委員 今まで他の委員諸君からだいぶ詳細にわたって質問があったわけなんですが、私はちょっとお尋ねしたいのです。  二十九年の五月十七日に農林水産用石油類の確保要領というのが出されております。 それから三十年の四月一日に農業用A重油協定価格というものが出されておる。それから三十年の七月三十日に海上用BC重油の確保要領というものが出されておる。これらのものの出された以後石油業界の方から値上げの申請が行われたと聞いておるが、それはいつなされたか、その値上げ申請の価格は一体どうであったか、それに対して通産省としてはどういう措置をとったか、これをまずお聞きしたい。

第26回国会 農林水産委員会農産物価格対策に関する小委員会 第2号(1957/10/02、27期、日本社会党)

○赤路友藏君 一点だけ。カンショ澱粉の方の原料価格は昨年価格がそのまま据え置きになったわけでありますが、澱粉の方が昨年より十円安ということになっております。この十円は製品関係の算定基礎の中でどの面でその十円のけり出しが出てきたのか、その点だけお聞きしたい。


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第1号(1957/11/08、27期、日本社会党)【議会役職】

○赤路小委員長 これより水産に関する小委員会を開会いたします。  日韓問題について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。中村英男君。
【次の発言】 そのように取り計らいます。
【次の発言】 鈴木善幸君。
【次の発言】 答弁は要りませんか。――それではただいま海上保安庁長官とそれから警備救難部長がお見えになりましたので、韓国問題について御質問願います。田口長治郎君。
【次の発言】 原捨思君。
【次の発言】 ちょっと原委員に申し上げます。議題からそれているので簡単に願います。
【次の発言】 ただいま中村委員から重大な発言があったと思います。ちょっと御相談申し上げたいと思います。―……

第27回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第2号(1957/11/12、27期、日本社会党)【議会役職】

○赤路小委員長 これより水産に関する小委員会を開会いたします。
【次の発言】 水産庁の方へお尋ねいたしますが、先般来問題になっておりました銚子沖の毒ガス弾の処理問題はどういうふうに解決ついたか、経過をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの答弁によりますと、この被害者に対する援護措置は水産庁の方でおやりになる。それを予備費から出すために大蔵省と折衝しているということ。なおこれはできるだけ早く大蔵省と折衝されて、被害者の諸君が安心するような措置を早急にとっていただきたいと思う。で問題は、この放棄されたイペリットの掃海の問題だと思う。今の漁政部長の方の御答弁によると、掃海作業をするの……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第3号(1958/03/18、27期、日本社会党)

○赤路友藏君 ただいままでの田口委員の質問に対して、高木主計官と長官からいろいろ説明があったわけでございますが、田口委員が言っているように、バランス論が非常に中心になっておる。犠牲者である人たちとの間のバランスということ、これは一応考えの中に入れなければならぬと思います。しかしたとえば廃業する人と、これからなお継続して転換してやるという人とのバランスは考えなくたっていいじゃないか。廃業する人は、廃業ということによって権利放棄しておるのだというふうに解釈ができると思う。もう一つの他の漁業の転換の場合とのバランス論は、今回の場合は性格が違っておりますから、考えの中に入れる必要はないのではなかろうか……



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