飛鳥田一雄 衆議院議員
27期国会発言一覧

飛鳥田一雄[衆]在籍期 : 26期-|27期|-28期-29期-35期-36期
飛鳥田一雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは飛鳥田一雄衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

飛鳥田一雄[衆]本会議発言(全期間)
26期-|27期|-28期-29期-35期-36期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第37号(1955/07/05、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田一雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案せられました憲法調査会法案、すなわち覆面の憲法改悪について提案者並びに内閣に対し、いざさか質問を試みんとするものであります。(拍手)  去る二月に行われました総選挙は、まさに平和憲法を守るかいなかの審判でありました。(拍手)この選挙において、憲法改正への誘惑はいろいろの形で行われたのであります。しかるに、国民の答えは、明らかに改正運動の否定でありました。(拍手)すなわち、わが党を初め平和憲法擁護を主張する党派が三分の一以上の議席を占めたことがその証左であります。(拍手)国民は、今日の憲法改正論議が、明らかに再軍備を指向するものであ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第53号(1956/05/23、27期、日本社会党)

○飛鳥田一雄君 私は、ただいま上程されました船田国務大臣不信任決議案について、日本社会党を代表いたしまして、その提案趣旨説明を試みんといたすものでございます。(拍手)  まず第一に、理由を読み上げます。  国務大臣船田中君は、自衛のためには敵基地を爆撃攻撃し得ると、憲法第九条を不当に拡大解釈し、わが国及びアジアの平和に脅威を与えている。防衛庁における相次ぐ汚職事件の発生は、長官たる船田中君の監督不行き届きの結果であり、同君の責任は断じて許されない。これが本決議案を提出する理由である。(拍手)  以下、その理由を申し上げます。  その第一の理由は、国務大臣船田中君が、本国会において、自衛隊は敵基……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 衆議院本会議 第7号(1958/02/01、27期、日本社会党)

○飛鳥田一雄君 私は、ただいまより、日本社会党を代表いたしまして、外交、防衛の諸問題について政府の所信をたださんとするものであります。(拍手)  まず第一にお伺いいたしたいことは、岸内閣の基本的外交方針についてであります。岸、藤山両大臣は、外交方針をお述べになりました中で、国連中心、自由主義諸国との協調と、アジアの一員としての立場の堅持、これを外交の三原則として申し述べられたのであります。しかるに、自由主義諸国との協調と、アジアの一員としての立場を堅持するということとは、残念ながら、岸内閣のもとでは明らかに矛盾をするといわなければならないのであります。(拍手)自由主義諸国との協調ということは、……

飛鳥田一雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

飛鳥田一雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-|27期|-28期-29期-35期-36期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣委員会 第20号(1955/06/09、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 ちょっと江崎さんの御質問に関連して……。夫婦別れ別れあるいは親子別れ別れになっておりまして、向うから親をたずねてくるというような少年が非常に多いという話を伺うのですが、大体どのくらいの年令が多くて、大体どの程度までは入国を許可しているのかということをついでに聞かせていただければ仕合せだと思うのです。実はこの間こういう話を聞いたのです。戦争中もずっと東京に住んおって、父親は東京でりっぱな商店を経営している。戦争直後、たしか昭和二十三年か四年ごろ朝鮮の祖母が病気だというので、子供は母親と一緒に祖母の看病に帰った。ところが戦争になって祖母も死に、母親も死に、子供はルンペンのようになって……

第22回国会 内閣委員会 第24号(1955/06/17、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 昨日以来憲法上の問題、自衛の問題、そうした比較的理論的な問題が取り扱われましたので、きょう私は、方面を変えて国防会議の機能という点から二、三お伺いしてみたいと思います。  少くともある一つの組織を作る以上は、その組織がどのような現実的な状況の中で運用されるか、これを運用していく力関係がどうか、こういうことをはかっていきませんと、形の上でどんなにきれいなことを言ってみたところで、それは単なる抽象論に終ってしまうと考えざるを得ないわけであります。そこで当然頭に浮かんで参りますのは、この国防会議がほんとうに政府提案のように運用されていくかどうか、こういうことを疑問にせざるを得ないわけで……

第22回国会 内閣委員会 第25号(1955/06/23、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 今大臣の説明の中に、日本はアジアのトレーニング・センターにするというような御説明がちょっとあったように聞えたのですが、もう少しそれを詳しく説明していただけませんか。
【次の発言】 それは何か国際協定でそういうことがきまったのですか。

第22回国会 内閣委員会 第26号(1955/06/24、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 一つお伺いしたいのですが、横浜の保土ヶ谷にあります高射砲陣地が最近全部アメリカ軍が移動してしまいまして、そのあと自衛隊に貸すとかいううわさを聞いておるのですが、このことについて何か詳細なお話しが伺えれば伺わせていただきたいと思います。
【次の発言】 今、五ケ所一組というお話でしたけれども、五ヵ所のうち四カ所はもう正式に接収解除になったと思うのです。そして一ヵ所の保土ヶ谷の高射砲陣地も、事実上米軍は全部撤退して、今あき巣になっているわけです。それに防衛庁の林さんですか、何か下検分に来られたという話も伺っておるのですが、共同使用する場合には必ず調達庁の方に何らかの相談があるのですか。……

第22回国会 内閣委員会 第28号(1955/06/27、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 外務大臣にお伺いをしたいと思います。先般総理大臣にお伺いをしましたときに、安全保障条約、行政協定、こういう諸条約、協定があるにもかかわらず、原子爆弾を日本へ持ってくるときには、アメリカと日本の双方の同意がなければ持ってこられない、こういう話し合いがついている、こういうふうに総理大臣から御答弁がありました。そこでさらに詳しいことを伺おうといたしましたところ、それは専門の外務大臣に伺ってくれということでありましたので、伺いたいと思いますが、そういう合意がいつ、だれとだれとの間にでき上ったのか。すなわち重光さんとアメリカの軍人個人とが友人として話し合ったということでは何にも意味がありま……

第22回国会 内閣委員会 第32号(1955/07/01、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 ちょっと関連して。今の中村先生の質問に合せてお答えいただきたいと思うのですが、十二条の手続が欠除している、こういうことは十三条の「土地の占有者は、正当な理由がない限り、第十一条第三項の規定による立入を拒み、又は妨げてはならない。」という場合の正当な事由に入りませんかどうか。これは十二条であなたのお説に従って注意的な規定であったとしても、これは土地の占有者その他を保護するための規定であることは当然誤まりないと思うのです。この手続が行われていない限り「占有者は、正当な理由がない限り」というこの正当の理由に入る、十二条の手続が欠除せられている限り、その立ち入りを拒絶することができる、こ……

第22回国会 内閣委員会 第37号(1955/07/09、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 茜ケ久保君の質問に関連してちょっと伺いたいのですが、自衛隊には現在秘密と称すべきものがありますかありませんか、ごく簡単にお教えいただきたい。
【次の発言】 もし秘密がないとすれば、その自衛隊は日本人のためのものであるかアメリカ人のためのものであるか、これをお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 もしそうだとすれば、自衛隊が大きくなる、いわゆる増強せられていく、こういうことに関する計画がアメリカの政府に対して示されて、日本の国民、国会に対して示されないという理由を教えていただきたい。
【次の発言】 じゃ具体的に申し上げます。この三月に、防衛分担金交渉に際してアメリカ政府に、あ……

第22回国会 内閣委員会 第41号(1955/07/15、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 ちょっと関連して。今国際情勢の話が出ましたので、一つこの際アジアにおける各国の軍備の模様、さらにその兵力の配置の実情、こういうような点について防衛庁で知っているだけのことを一つお話をいただきたい。なぜこんなことを聞くか、やぼのようですが、やはり防衛六カ年計画をみなが知りたい、こういうことと同じに、彼を知りおのれを知るということが重要ですから、とにかく日本を取り巻いているアジア諸国の軍備の状況、兵力配置の状況、こういうものを知ることは、二万名増強が妥当なりやいなやということについても重要な資料になるでしょうから、この点一つできる限り詳細にお話をいただきたい、こう思います。

第22回国会 内閣委員会 第44号(1955/07/20、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程になっております諸法案について討論をいたします。  自衛隊そのものの本質、自衛隊に対してわが党がどいう態度をとっておるかということについては、おそらく本分議において茜ヶ久保君が討論をせられるに違いありませんので、私はここでただ二、三の疑問を申し述べて、むしろ皆様方の御教示をいただきたい、こういうことを考えております。  第一の疑問は、この法案によって自制隊を増強いたします理由として、米中をこれと引きかえに撤退せしめるのとある、こういうことが強く説明をせられておったように思います。これがすなわち今回の増勢の国民を納得させる主たる理由のように……

第22回国会 内閣委員会 第47号(1955/07/26、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 終ったところでいいです。
【次の発言】 今小金さんから御質問になりましたのとほとんど同様なことをまたお伺いすることになりますが、国防会議法を見ますと、通産大臣はその構成員の一人になっていない。ところが現実に今問題になっている防衛産業、軍需産業の問題は非常に緊急の問題です。その一つの例を取り上げてみましても、銃弾その他の軍需産業を国有民営にする、こういうような御意向があると承わっております。こうしたものを国防会議の中で具体的に御主張にならないで、ただオブザーバーとして出席する、大蔵大臣と折衝するという程度でやっていけるものであるかどうか、こういう点に非常に疑問を持つわけです。そこで……

第22回国会 内閣委員会 第49号(1955/07/28、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 議事進行について。今の提案者の説明を聞きますと、現行憲法は少くとも自立性がない、日本の国民の自主的な意思決定によってでき上ったものでない、こういう御答弁であります、昨日の提案の趣旨の説明を拝見いたしましても、自主的な憲法でないということが強調せられております。しかし、およそ法律にして、みずからの意思によって決定をされていない法律、他人の意思によって支配された法律行為、こういうものの効力のないことは歴然といたしております。すなわちかくのごとき説明をせられるのは、現行憲法が無効であるとの御議論であることは、一点の非の打ちどころのない御議論だと思うのでありまして、すなわち、これは憲法調……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 内閣委員会 第1号(1955/12/01、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 ごく簡単に例の五飛行場の問題について、政府はアメリカに対していついつまでに提供するという約束をした、こういう提供の期限を限ってあるかどうか、この点についていろいろうわさが飛んでおりますので、明確にしておいていただきたいと思います。これが第一です。
【次の発言】 そうしますと次の問題ですが、西田大臣が五つのうち一つくらいはあるいは縮小するかもしれないというような談話を新聞に発表なすったように覚えておるのですが、この五つのうち一つくらいは縮小できるような余裕のある約束なんですか、それとも五つは五つでなければならぬということが明確に約束されておるのか、この点明確にしていただきたいと思い……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 内閣委員会 第3号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 今新聞記事について私は責任を持つことはできないとあなたは述べられておりますが、しかし現実に新聞に出て、それが大ぜいの人に影響を与えておるということは定定できないと思います。新聞を見ますと、あなたが特に出席して「「デモ隊に対し警察力で足りなければ自衛隊をいつでも提供しますから」とこれまた大へんな鼻息」とこう書いてあります。これが非常な影響を日本の全労働者の上に及ぼしたということは、これはあなたの責任であるなしにかかわらず事実とだ思うのです。もしそれがあなたのお説のように事実でないとすれば、こういう影響をあなたはこれからどう除去されていこうとするのか、この問題を伺いたいと思います。新……

第24回国会 内閣委員会 第7号(1956/02/16、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 最近東京湾の入口で、海上自衛隊が米軍と協力をいたしまして、東京湾に入って参ります商船に対して、いろいろな検問行為を行なっている、こういう不実があるのでありますが、この点について大臣から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、観音崎にあります米軍の通信所に訓練に行っておる自衛隊員は何名くらいですか。
【次の発言】 そういたしますと、その自衛隊員の訓練に行っております者か、米軍の指揮に従ってそういうことをやっているという事実はお認めになるのですか。
【次の発言】 米軍が観音崎の通信所で、東京湾に出入する船舶に対して、貴船は何港に向うかとか、積み荷の内容はとか……

第24回国会 内閣委員会 第11号(1956/02/23、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 時間がありませんので、二、三お伺いをいたしますが、問題をそらさずに簡明直蔵にお答えをいただきたい、こう思います。  まず第一にお伺いいたしたいことは、現行憲法について、今までの質疑その他の討論を伺っておりますと、あなた方は押しつけられたものだと言う。私たちはなるほどアメリカの示唆はあったけれども、押しつけられたものではないと言う。この二つの議論が対立をいたしております。この二つの議論の対立を解決するために、鳩山総理はあらゆる民主的な手段、方法をとらるる意思があるかどうか、これをまず第一に伺いたいと思います。
【次の発言】 そうです。

第24回国会 内閣委員会 第12号(1956/02/24、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 一昨日防衛庁の方にお願いしておきました資料をいただきまして、今この資料の数字を当っておりますので、とりあえず資料の数字にわたらない範囲で質問をさせていただきます。  まず第一に伺いたいのは、砂田長官時代に御選任になりました防衛庁のいわゆる顧問団というのですか、砂田顧問団と申しますか、この顧問団を一体どうなさるおつもりか伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、砂田さんが大臣をおやめになると同時に、この顧問団は解任されたという形になるわけですね。
【次の発言】 そういたしますと、制度的なものでなく、砂田個人の顧問であった、こういうことに了解いたして同違いございませんか。

第24回国会 内閣委員会 第14号(1956/02/28、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 まず防衛分担金に関して少しお伺いしたいと思います。先般予算委員会で勝間田君の質問に対しまして、重光外相は、防衛分担金については日米折半だという御説明がありましたが、この御説明にその後変更がありますかどうか、これから伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、折半原則というのはくずれたということですか。一月三十一日の本会議で勝間田氏に対して、重光外相は「日本の防衛は、今日、日本と米国軍との共同責任でやっております。そこで、半分ずつ増加分に対して分担をいたすということでございます。」というふうに答えられて、折半原則は依然として堅持せられているという答弁をなすっているように思……

第24回国会 内閣委員会 第22号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 ちょっと関連して……。今の稻村さんの問題に関連して私もちょっとお伺いしたいのですが、憲法九十六条それ自体からは、いずれに提案権がありやを判定することは不可能だ、こうあなたは今おっしゃるのですが、私はそうは思わないのです。というよりはむしろこの憲法をもう一度読んでいただきたいと思います。九十六条を読んでみますと、「この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。」こう書いてあるわけです。ここでは発議という行為と提案という行為とを二通りに厳格に分けて規定しているわけです。もしあなたのように、内閣にも国会に対して……

第24回国会 内閣委員会 第23号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 関連。今の石橋君の質問に関連して私もそういう例をたくさん知っている。横浜のPX、大船にもあります、あるいは座間その他にある。直接雇用の労働者が何の理由もないのに、その態度が気に食わないというようなことで簡単に馘首をされている。これに対して解雇権の乱用だということで、われわれが日本の機関の救済を仰ごうとすれば向うが出てこない。(「働かせてもらっているんだ」と呼ぶ者あり)冗談言っては困る。そういう日本人の従業員が簡単に馘首されているということを働かせてもらっているのだからしようがないというならば、労働政策なんかはあり得ない。こういう人々はみんな政府の救済を待っているにもかかわらず現実……

第24回国会 内閣委員会 第24号(1956/03/15、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 それでは憲法調査会法案について質問を申し上げます。  前回、たしか二十二特別国会だと記憶をいたしておりますが、私の本会議における質問に対して清瀬大臣は、この現行憲法はマッカーサー憲法であるとお述べになり、これをその後取り消されたのでありますが、その御趣旨は、押しつけられた憲法であるというように受け取れるのでありますが、いまだにこうお考えになっていらっしゃるのかどうか、これから伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、マッカーサー憲法という呼び名は明治憲法と同じだ、そういう略称であるというふうに御説明になりましたお言葉をそのまま受け取りたいのですが、ところがあなたの御説……

第24回国会 内閣委員会 第25号(1956/03/20、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 まず最初に、前回山崎委員にお伺いをいたしましたことについて伺わせていただきたいと思うのです。前回私、現憲法の制定の際にできました秘密議事録というものがありまして、これについての公開をせられる御意思がありやなしやということを伺いましたところ、公開をしたい、そう努力をするというお話でありました。もう憲法調査会法案も審議が大詰めに参りましたので、至急そうした重要な資料について私たちは検討をいたしたい、こう考えるわけであります。この問題について、その後どうなっておりますか伺わせていただきたい。どのような御努力があったか、これも伺わせていただきたい、こう考えるのであります。

第24回国会 内閣委員会 第28号(1956/03/28、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 関連。アメリカの関係から独立して、そうして憲法を自主的に作る、こういうことを前会、鳩山総理大臣も私に答弁をせられておりました。しかし今、石橋委員から御質問がありましたように、現在の段階をつぶさに考えていくならば、アメリカの影響なしに憲法改正などというものはできないのじゃないか、こういうふうにに私は思うのですが、この点もう一ぺん、石橋委員の質問とダブるかもしれませんが、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 ところがあなた方の親分である鳩山一郎さんは、この関係を明確に答えておられるのであります。鳩山さんが自由党憲法調査会の第一回総会においてお述べになっておるところを読んでみます……

第24回国会 内閣委員会 第38号(1956/04/24、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 時間がありませんので、ジェット機の第二次国産化の問題についてだけ伺わせていただきます。  ジェット機の第二次国産化の問題で、新聞に発表になりました細目取りきめを拝見いたしますと、「一、(イ)F86Fについては米国政府は当局間で別途合意される「F86F計画のための供給表」の定めるところに従い、」こういうふうに出ておりますし、さらに続いて「上記供給量に相当する一年間分の予備品並びに治具の一部を無償で日本国政府に提供する。」こういうふうになっておりますし、さらに(ロ)の項目を見ると、「T33A計画のための供給表」に従い無償で日本国政府に提供する。こういうふうになっておりすます。ところが……

第24回国会 内閣委員会 第39号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 国防会議の目的について、今まで国防大綱の策定、あるいは軍需生産の計画、防衛出動の可否、こういうことを自主的に決定するのだ、こういう御説明がありまして、そのまま僕らはすなおに受け取っておったつもりであります。ところが昨日のわが党の井手委員の質問に対して、総理及び船田長官が説明をしておられるところを拝聴いたしまして、実はあぜんたらざるを得なかったわけです。なかんずくそこで強調せられましたものは、日本が防衛六カ年計画を策定し、実現していく上に当っては、米国からの武器の供与あるいは部品の貸与、無償譲渡、こういうようなことを十分に受けなければやっていけない、こういうことを再々船田さんは強調……

第24回国会 内閣委員会 第40号(1956/04/26、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 まず防衛分担金の問題について大蔵大臣に伺いたいと思います。あらためて申し上げるまでもなく、防衛分担金は行政協定に基きまして米駐留軍の駐留経費のうち、基本的な経費、派生的な経費、この二つの後者について日米が折半してこれを負担するということに相なりました。この原則を定められましたのは、池田勇人大蔵大臣、岡崎外務大臣の時代であります。この折半原則によって定まりました金額は、初年度において五百五十八億であったのであります。その後次第にこの金額は変化をいたして参りましたが、その変化の様相はと申しますと、折半した日本側分担金の中で日本の防衛努力として支払った分だけは軽減をしてもらうという形で……

第24回国会 内閣委員会 第41号(1956/04/27、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 委員長にあらかじめお断りしておきます。私の方は要領よくいたすつもりでございますから、お答えをいただく側でてきぱきお答えをいただければ、もっと早く終ることをお約束いたします。  前会お伺いいたしました防衛分担金の問題について、三月八日に日米合同委員会における新しい経理手続ができ上った、こういうことをお認めになりました。この発表について、外務省との連絡の上でお答えをするということでありましたので、この点について御答弁をいただきたいと思います。三月八日の経理規程を御発表いただきまして、なぜ従前の経理規程を今回の経理規程に改めなければならなかったか、そしてまたどれほど今度の経理規程が日本……

第24回国会 内閣委員会 第60号(1956/10/26、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 さっきから時間がたっているのでもう辻さんも冷静になったと思いますので、前言を取り消していただくように委員長に取り計らいをしていただきたいと思います。先ほどの丸山次長の答弁によっても、茜ケ久保君がメモを取り上げたということは言っております。だがしかし、なぐられたのはかりに事実だとして、それがたれによってなされたかは述べておられません。しかもかりになぐられた、あるいは傷ついた、真皮が傷ついた程度のものだとしても、その原因は今西村君から述べられたところであります。ところが辻さんは茜ケ久保君がメモを取ったという事実と、次長が何人によってなぐられたかわかりませんと言っておったその事呉とを結……

第24回国会 内閣委員会 第62号(1956/11/05、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 関連して。今の西村君の質問に対してまっ正面からお答えになっていない。そこで西村君の引き継ぎとして伺いたいと思うのですが、今後起るであろう原子戦争、これは堂々と事前通告をして、今までのような開戦の宣言をして行われるものだと大臣は思っていらっしゃるのかどうか。
【次の発言】 私の伺っておるのは、原子戦争というものが今のような戦争の形で行われるものかどうか、このことを伺っておるわけです、少くとも私たちの考え方では、もし起るとすれば、来たるべき原子戦争はごく短期間に終るだろう、ある軍事評論家などによれば、四十八時間くらいで終るだろうという意見もあります、まさかそれほど早く終らないにしても……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 内閣委員会 第6号(1957/02/15、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 関連して。今の共同演習の問題ですが、増原さんのお話によると、T33が仮装敵機になって入ってくる。これをとらえて要撃する演習だった、こういうお話しですが、日本の現在のごとき航空基地あるいは敵機をとらえるレーダー網、こういうものを考えてみますと、非常に重大な問題が出てくると思います。御承知のようにレーダ一網は二十数カ所日本国内にあるそうです。これはすべて今米軍の指揮下にあるわけです。このレーダー基地でとらえた敵機はすぐどこへ通報されるかと申しますと、各戦闘機の要撃基地あるいはそれの指導をしている中心地に連絡をしてくる。この連絡は大体私たちの想像では、三沢あるいは東京のジョンソン、九州……

第26回国会 内閣委員会 第7号(1957/02/19、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 今の受田君の話の続きの原村の事件ですが、もし解剖をして死因が他にあるかもしれないような実情がありますときには、かりに遺族の反対があったとしても、遺族に十分納得していただいた上で、この点について十分究明すべきではなかったか。たとえばけられたという話がありますが、あなたのさっきのお話でありますと、抱き起すときに足が触ったかもしれない、こういうお話でありますが、もし解剖をして解剖所見が明確であれば、当然そのけられた部分には腫脹がありあるいは内出血があるわけで明確になるわけであります。そういう事実を明確にしておくだけの義務が隊にあったのではないか、こう私どもは思うのでありますが、その点は……

第26回国会 内閣委員会 第9号(1957/02/22、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 それでは受田君がもう伺いましたから、時間もありませんので簡単に伺います。今度の欧米局を廃止して、アメリカ局及び欧亜局に分けられました場合に、私たちしろうとが考えますと、中近東及びアフリカ、これはむしろこの際一思いにアジア局の方へ移されてしまった方が御便宜じゃないだろうかという感じがするわけです。と申しますのは、今までの歴史的なつながりから申しますならば、確かにヨーロッパのカテゴリーの中に入れていくことの方が正しいだろう、こう思いますが、しかし最近に至りますと、A・Aグループなどと称してこのグループが非常に民族主義的な動向を強めてきている。そうしてその行動もそういったものに代表され……

第26回国会 内閣委員会 第11号(1957/02/28、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 淡谷君の質問に関連いたしまして、この死の行進の問題について伺いたいと思いますが、今まで死の行進の問題についての当局側の弁明と申しますか、御説明を伺っておりますと、非常にフェアなお答えをなすっているように思われるのであります。ところが、実際はそうでないというような感じが次第にいたして参りました。たとえば、この事件の起りました隊の隊員が、お父様のところに出した手紙などを拝見いたしますと、真実が述べられております。たとえばその一部を読んでみますと、「新聞に出てる幹部の言っていることは全く反対で、責任を逃れているのです。事実がばれるのをおそれて、きのうときょうと外出どめです」こう書かれて……

第26回国会 内閣委員会 第14号(1957/03/07、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 関連して。今C46の部品について盛んにお話がありましたが、昭和三十年度の決算の検査報告を見ますと、これには、この年度においてC46輸送機の部品を、一千百四十万円よけいなものを買ってしまったということが書かれております。一体こういう使えないものを買い取ってしまうというやり方では、C46が修理その他が完全であったかどうかも疑いを持たざるを得ないわけですが、一体どういう事情で、どんな行き違いで一千百四十万円も使えない部品を買ったのか、まずこれから御説明いただきます。
【次の発言】 お説を伺っておりますと、非常にもっともな感じがいたしますが、しかし一体自衛隊では自分の所有となる飛行機がC……

第26回国会 内閣委員会 第19号(1957/03/19、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 定員法の問題についてお尋ねをいたしますが、そのうち特に郵政省の分について本日は伺いたいと思います。配付いただきました資料によりますと、特定郵便局増置に伴う増五十、郵便取扱い業務の増加に伴う増六百九十六、こういうふうになっておりますが、果してこれらの六百九十六程度の定員増によって非常に増加をいたしつつあります郵政事務をまかない得るものかどうか、はなはだ私たちとしては疑問に思っておるところであります。たとえば、東京の板橋郵便局においては、区内人口が約一万人も増加をいたしておりまして、郵便物数の取扱い等非常に激増いたしております。そのためには、少くとも常識的に考えて、外勤十七名くらい、……

第26回国会 内閣委員会 第20号(1957/03/22、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 いろいろなことを伺いたいと思いますが、忘れるといけませんので、こまかいことを一番最初に一つ伺っておきます。と申しますのは、先般防衛庁長官が週刊読売の対談で近藤日出造さんとお話し合いをなさいましたときに、その記事を拝見いたしますと、再軍備の問題について、この問題については、社会党の祖国共産国でも再軍備をやっているんだというようなことが、防衛庁長官のお答えとして載っているわけであります。週刊読売は御存じのように部数もたくさん印刷せられますし、影響するところも重大であります。現にわが党の地力の党員諸公からもいろいろこの点について問い合せが参っております。事実小滝長官は、社会党の祖国が共……

第26回国会 内閣委員会 第21号(1957/03/23、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 先般私たちの仲間の下川君が総理に、渡米をせられた場合にどのようなことをお考えになって行かれるのかという御質問を申し上げたわけでありますが、その際のいろいろな答弁の中で、私たちがまだ釈然といたしません点を一、二伺いたいと思います。  まず第一に伺いたいと思いますことは、行政協定の中に定められております防衛分担金の問題であります。防衛分担金は行政協定の二十五条のうちに年額一億五千五百万ドルに相当する額の日本国通貨というふうに定められておるのであります。これについてその後アリソン・重光の会談の中から一般漸減方式というものが定められて参りました。しかしこの一億五千五百万ドルをそのままにフ……

第26回国会 内閣委員会 第22号(1957/03/25、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 関連して。石橋さんが今防衛六カ年計画について、あるいは国防の長期計画についてずっとただしておられたわけですが、私もひまに飽かせて今までの速記録をずっと素通りして見たわけです。そういたしますと、防衛六カ年計画、すなわち最終目標ですが、陸軍十八万、海軍十二万四千トン、空軍千三百機、これはわが国の経済の許す最小限の、しかしどうしても必要なものだ、こういう御説明はもういやになるほど繰り返されておるわけなんです。だがしかし速記録を見ましても、この陸軍十八万、海軍十二万四千トン、飛行機千三百機でどういう形態の、どの程度の侵略には対抗できるのだという御説明は、今までほとんどなかったように思うの……

第26回国会 内閣委員会 第24号(1957/03/28、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 定員法の問題について郵政省の方にお聞きいたしますが、郵政省の三十二年度における定員は千九百六十一名の増員になっておりますが、これは毎年物量の増加等が非常に著しいことを反映したものだと考えますけれども、特に郵便物取扱い関係においては四十六万通以上の増になると予想をされております。従って当初郵政省が大蔵省に予算を要求いたしました数よりも、この千九百六十一名というものは、はるかに削減せられていると考えられるのでありますが、まず最初に郵政省の大蔵省に予算要求をいたしました定員増について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 郵政省としてもこの六千三百十九名を要求されるのに、そう無……

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 自由民主党、社会党両党の意見を代表いたしまして、ただいま可決になりました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議を提議したいと存じます。  まず案を朗読いたします。   政府は行政運営の実情に即し、各  行政機関における職員の定員配置を  適正公平にするとともに、職員の労働  が過重ならざるよう、増員その他適  当の措置を講ずるほか、常勤労務者  であって長期間勤務に服しており、  かつ行政機関の恒常的構成員と認め  られる者は、これを定員法上の職員  に繰行入れる措置を講ずべきであ  る。以上であります。理由はあらためてことごとしく述べ立てる必要もありません。今……

第26回国会 内閣委員会 第44号(1957/09/02、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 時間がないそうでありますので、大きな問題で伺いたいことはたくさんありますけれども、石橋さんが伺いました問題の続きを一つ聞かしていただきます。  それは安全保障に関する日米委員会、こういうものが訪米の結果作り上げられましたが、これの性格を新聞等で拝見いたしますと協議的性格を持っておる、こういうふうに述べられておりますが、このことに誤まりはありませんか。
【次の発言】 そういたしますと、双方の意見が一致しない間は何事もなし得ないという結果にならざるを得ないと思うのでありますが、この点についてはいかがでしょうか。
【次の発言】 そういたしますと、委員会において審議すべき事項はと書かれま……

第26回国会 内閣委員会 第45号(1957/09/03、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 きょうは防衛庁長官にごく概括的なことを伺っておきたいと思います。時間もありませんし、今後いろいろなこまかい問題を伺いますのについて、概括的な御所見を伺っておくということで進めたいと思います。  一番最初に伺いたいと思いますことは、これが本日伺う中心点でありますが、岸総理が訪米をせられます前後から急に自主防衛という言葉が使われて参りました。今までの防衛体制も自主的なものだというお話でありましたが、特に岸総理渡米前後から自主防衛、自主防衛とあたかも何か違ったものであるように御説明がありますので、一つ本日はこの自主ということ、このことの説明を公式に伺っておきたい、こう思います。まずその……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 内閣委員会 第21号(1958/03/27、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 まず防衛庁の長官にお伺いをしたいと思いますのは、およそ自衛隊を統率していかれる第一の要諦として、少くとも一兵に至るまでに愛情を傾けること、こういうことがおありだと思いますが、この点はどうでしょうか。
【次の発言】 ところが現実はさにあらずというような事態がしばしば生じておるように思います。その一つの例として、昭和三十二年十二月十七日、北海道の第九普通科連隊第一重火器中隊で板東茂男という一士が突如午前十時前後に、作業服のまま、作業場から行方不明になりました。この行方不明になりました板東茂男君の問題についての御調査、あるいはその後の措置、こういうものについて遺族は非常な不満を感じてお……

第28回国会 内閣委員会 第22号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 昨日旭川の事件について御調査の上御報告をいただけるということでありましたが、一つその御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 今のお話を聞いておりまして、ますます私たちとしては疑問を深めざるを得ないわけです。と申しますのは、まず第一の、失踪をいたしました最後の場所、すなわち車両庫内の控室、この付近におりました者は、今の御説明でも二十名をこえるわけです。ところがこの二十名をこえた人々の目の前から、何の理由もなしにこつ然と消えうせてしまったと言うよりほかに仕方がないのです。こういう状況です。しかもそのこつ然と消えうせてしまうそのときの態度に、いつもと少しも変るものがないというこ……

第28回国会 内閣委員会 第23号(1958/03/31、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 先日石橋君の質問を行なったわけでありますが、この中で総理は、日本に駐留する米軍、この米軍は安全保障条約によって極東の国際的平和の維持、安全、こういうことのために活動する権利を持っておるし、さらに日本区域の防衛に当る義務を持っておる。もし米軍か極東の国際平和を維持するために、日本基地から出発をして、外国の基地を攻撃する。そうした場合に、報復的に日本の基地が爆撃をせられる、あるいは日本の基地に対して武力行為が行われたような場合には、これは日本に対する侵略とみなす、こういう御答弁があったわけであります。この問題について、さらに総理は説明を述べられて、そうした場合の防衛の方法については、……

第28回国会 内閣委員会 第28号(1958/04/08、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 防衛庁設置法の一部を改正する法律案について二、三疑問とするところを伺って今後の運営についての見通しをつけたいと考えておりますのでお伺いをしたいと思います。  まず第一に伺いたいと思いますことは、調達庁が防衛庁に移管をせられます場合の職員の待遇の問題であります。従来調達庁職員は一般職でありますが、防衛庁の職員は特別職であります。この調達庁が防衛庁に移管をせられました後も、調達庁の職員の方々は当然一般職として取り扱われていくものだと考えますが、もし一般職でありますならば、今まで全国調達庁職員労働組合という組合を結成してやってこられましたが、当然このことは可能であると思いますが、この点……


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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1955/07/25、27期、日本社会党(左))

○飛鳥田委員 関連。――今のお話で、自主的な防衛、こういうお話ですが、今の日本の自衛隊の実情、かりにこれが十八万になりましても、さらにまたこれが増強せられましても、日本の自衛隊というものは私は独立能力を持っていないと思うのです。必ずやこれは他の大きな国、現在でいえばアメリカとの共同作戦をするときにだけしか役に立たない、こういうように私は思われるのですが、もしそうした場合に、国防計画を立てるにしても、作戦計画を立てるにしても、日本独自の決定というものはあり得ないんじゃないか。むしろこうなると国防会議というものは、アメリカの共同作戦上の要求を日本流にこなして自衛隊に押しつける機関になってしまうんじ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1956/03/16、27期、日本社会党)

○飛鳥田委員 皆さんがたくさんお聞きになりましたので、私はあまりお聞きすることはないんですが、一番最初に神川先生にお願いをしておきたいと思うのです。と申しますのは、先生から非常にたくさんのことをお話しいただきましたが、先生の、現行憲法は、結局するところ占領軍命令にすぎないというお説は、これはりっぱなお説として私は同感はいたしませんが、尊敬をいたします。ただしかし、いろいろそういうお話がありました中で、私たちどうしても納得できないというよりは、むしろ先生のために惜しむような事実がありましたので、一つお願いをして、そういうことのないようにお願いをしたいと思います。まず第一は、占領中にできた法律、政……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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