飛鳥田一雄 衆議院議員
28期国会発言一覧

飛鳥田一雄[衆]在籍期 : 26期-27期-|28期|-29期-35期-36期
飛鳥田一雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは飛鳥田一雄衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

飛鳥田一雄[衆]本会議発言(全期間)
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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 衆議院本会議 第14号(1959/12/01、28期、日本社会党)

○飛鳥田一雄君 私は、日本社会党を代表して、いわゆる黒いジェット機に関して生じた国民の疑問をここに呈し、その回答を求めんとするものであります。(拍手)  元来、この黒いジェット機U―2は数年前から日本及び西ドイツに配置せられておったものでありますが、今、急速に国民の胸の中にその大きな黒い翼を広げ始めましたのは、同機が藤沢飛行場に着陸したときに始まるのであります。すなわち、今年の秋分の日に当たる九月二十四日、詳しくいえば午後三時十五分のことでありました。グライダー練習をいたしております若い人々のまん中に一機のU―2がすべるように不時着をし、しかし、そのパイロットは機外におりて参りませんでした。そ……

飛鳥田一雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

飛鳥田一雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 内閣委員会 第5号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 国家公務員法等の一部を改正する法律案について、提案の趣旨及び理由を申し述べます。  本案の改正内容は非常に簡単であります。すなわち条文をお読みいただけますならば明確でありまして、国家公務員法第七十二条及びこれに関連するものを削除しようというのであります。その理由としては、勤務成績の評定制度が実施せられて参りましたが、その状況にかんがみまして、国家国務員についてその制度を廃止することが妥当であると考えられるに至りましたので、この法律案を提出いたした次第でございます。以上であります。
【次の発言】 調達庁の長官並びに法務省の方に対して、占領期間中における駐留軍等による不法行為の問題に……

第29回国会 内閣委員会 第8号(1958/08/01、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 特別国会が終りましてから、今日に至りますまでの間に出ました幾つかの疑問について御質問をいたしたいと思います。  まず第一にお伺いをいたしたいと思いますことは、新聞などで拝見をいたしますと、来年度の予算をお組みになる前提として、陸上兵一万名を増員する、こういう御議論が部内におありだそうであります。この問題については、早急に態度を御決定になりませんと予算編成ができませんので、一つその点について長官としてどうお考えになっておるか、明確な態度をお示しをいただきたいと思います。私たちが知っております範囲では、世界じゅうの各国はみんな陸上兵力を減少する、こういう方向に向いておるように思います……

第29回国会 法務委員会 第3号(1958/06/26、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 全司法の労働組合幹部諸公に懲戒解雇が出、あるいは停職の問題が出たことに関連いたしまして、最高裁の横田事務総長にお伺いをいたしたいと思います。  まず第一にお伺いをいたしたいのは、先般衆議院の内閣委員会で事務総長にお出ましをいただきたいということを要請いたしましたところ、その理由は明白でありませんが、現実にはその日にはお出ましになりませんでした。さらに続いて参議院の内閣委員会で事務総長にお出ましをいただきたいというお願いをいたしましたところ、これはいろいろな法律上の理由をお述べになって、拒否をしてこられた、こういうことを私は参議院の内閣委員長から伺いました。法務委員会にはお出になる……

第29回国会 法務委員会 第4号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 昨日、裁判書の問題についていろいろお伺いをしたわけですが、その事務総長のお答えを要約いたしますと、書記官は裁判所の浄書については責任があり、逆に言えば浄書をさせることは、裁判を裁判官がやっているということにいささかも矛盾をしない、こういうことであったと思うわけです。しかもその清め書きすなわち浄書という言葉の中には、起案から文書の作成、こういうものまで全部含めて浄書と呼んでおられるように私は受け取りました。そして、最後に裁判官が署名捺印をすべき機会があれば、その場で裁判官の責任が果されて、裁判書として完成をする、こういうお説だったように思います。そのときに私は、浄書という言葉の中に……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 内閣委員会 第4号(1958/10/21、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 関連して。今茜ケ久保さんの質問に関連してお伺いしたいのですが、今長官は米軍の駐留いたしておりますためにいろいろな被害が生じますことははなはだ遺憾である、そしてとうとい生命が侵されようとしている、あるいは侵されていることについてはまことに遺憾であって、この点について米軍に厳重抗議をし、そういうことのないようにしたい、こういうふうにおっしゃっているのですが、しかし駐留している米軍どころか、自衛隊自身がそういうことを平然とやっていらっしゃる。こういう事実を私どもは見のがすわけにはいかないと思うのです。現に一つの例として、先日小松島を出発した商船に対して、徳島の航空隊の隊員がこれに対して……

第30回国会 内閣委員会 第5号(1958/10/23、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 今石橋さんの質問あるいは中原さんの質問に対する総理の御答弁を伺っておりまして、幾つかの疑問が出て参りました。まず第一に安保条約の改定その他は憲法の制度の中で行う、こういうことを御答弁になりながら、片一方では私は改憲論者である、こうおっしゃる。今最後に木原さんが指摘されたように、憲法改正の中心点は海外派兵とかあるいはそういうものを含んだ第九条の問題にあろうかと思います。安保条約は、これもわかりませんが新聞等の報道によりますと、十年くらいの期限をつけたいというお考えのようです。そうすると、その期限の間に憲法の制限内で今やっておいて、先に行ってまた憲法を改正なさるというお心持があるとす……

第30回国会 内閣委員会 第8号(1958/10/31、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 関連して。今赤城長官は政治ストというようなことを軽々しくおっしゃったのですが、これは私非常に重大だと思います。今警察官職務執行法に対して、国民は賛否いかなる意見をも自由に表明し得る権利を私は持っていると思います。従って日本の法律によって制約をせられない限り、その表明に関する手段、方法もまた自由でなければならないと思います。その場合に労働組合の諸君は、今これを大衆集会あるいはストライキ、こういう形で表明しようとしている。これを軽々しく長官が政治ストなどということできめつけ、しかもそれをまるで違法なものであるかのごとき表現をとられることは、私は重大じゃないかと思う。一体これが政治スト……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 内閣委員会 第23号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 もう時間もありませんし、原則的な御議論はほぼ皆さん方と同じですから、個条書き的に伺いたいと思います。安保条約を改正していくに当って、基地の問題をどう取り扱うかということはかなり重要だろうと思います。外国の例などを見ますと、基地について限定的な協定ができているように思いますので、今度の安保、行政の改定の中で、基地を幾つどことどこというふうに限定するような方向をお考えになっているかどうか。今までの例によりますと、向うが要求をすれば無制限に――無制限という言葉は少し過ぎているかもしれませんが、ある場合には七百も、現在ですら三百幾つあるそうです。そういうようなことでは双務性も自主性も現実……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 内閣委員会 第4号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 私も東京湾の入口で同様な掃海訓練が行われたことに関して御質問を申し上げるつもりでおりましたが、石橋君の佐世保の問題でほぼ同様でありますので、あえてそれは繰り返しません。ただ、今石橋君の質問を聞いているうちにちょっと疑問になってきたのですが、補償を調達庁でやっていかれる場合に、本庁の方で、それが違法なものであろうとなかろうと、一応航路指定をした、だからそれに反して入ってきた連中はなとどいうような、過失相殺のようなことを言われはしないかという疑問が出てきたのですが、そういう点についてはどうでしょうか。
【次の発言】 くどいようですが、航路指定があったとかなかったとかいうことと被害補償……

第32回国会 内閣委員会 第5号(1959/10/05、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 淺井さんに一つ伺いたいと思いますが、この間私北海道へ行きまして、いろいろなお役所の責任者の方、あるいは組合の方、こういう方からいろいろなお話を伺ったわけです。しかし受田君や石山君のようにエキスパートではありませんから、私も非常に疑問を持ちながら帰ってきました。そこで淺井さんにその点について伺いたいと思いますが、北海道の場合は内地に比べると、恒常的に二割ないし三割くらい物価が高い。これはもう何人も否定のできない事実であろうと思いますが、一時的というような関係ではなく、恒常的に物価が二割ないし三割高い、こういうようなところの公務員に対して、今申し上げたような物価高というものは、勧告を……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 懲罰委員会 第4号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 およそ、先般委員長が取り次いで読まれました本件事案を懲罰に付する理由、この理由というものが非常に不明確でありまして、人を処罰しようとする以上、その起訴状にも当たるべきこの理由が不明確なままで審議が進むということは許されないだろうと考えるわけです。従って、今後のいろいろな論争、今後のいろいろな立証を整理して参りますためにも、すなわち、不必要なことを削除いたして参りますためにも、明確にしていただくべき点が数多かろうと考えるわけです。そこで、一体どなたにこの不明確な点をお尋ねしてよろしいのやら、わからないわけです。本来でありますならば、議長にこれをただすべきところであろうと考えます。し……

第33回国会 懲罰委員会 第5号(1959/12/24、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 今、委員長の御尽力で議長の理由に対する一応の解明があったわけであります。しかし、この解明はほとんど意味をなさないのではないか、こうわれわれは考えざるを得ません。すなわち、ほかの幾つかの点は除きましても、少なくとも、最小限この「止めることなく」というのは、私の質問にも述べましたように、不作為事犯的な観念であります。不作為が少なくとも懲罰の対象になる、処罰の対象になる以上は、その反対作為義務が法律で明定をせられる場合でなければいけないはずです。従って、私は、いかなる条文、いかなる規則に基づくかを伺ったわけであります。ところが、現実には、面会その他についてはいろいろな規則があって、それ……

第33回国会 内閣委員会 第1号(1959/11/06、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 防衛庁の方がまだ見えておりませんから、中曽根さんに伺いたいと思いますが、東海村のコールダーホール型の原子炉を設置されるということについて、科学技術庁の方で公聴会をお開きになった。その公聴会をお開きになりましたときに、茨城県の岩上知事その他大ぜいの方々から、付近にあるアメリカ軍の爆撃演習場が取り除かれることが望ましいし、それが前提条件であるというような意見が出て参りました。公聴会でありますから、当然その意見をお聞きになるべき筋合いのものであろうと思いますが、こうした爆撃演習場の返還要求について、あなたの方でどういう御措置をその後とられたか、これを伺いたいと思います。

第33回国会 内閣委員会 第2号(1959/11/10、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 赤城長官に伺いたいと思いますが、前回の委員会において私が、サイドワインダーをいつ持ち込むのか、こういう点について伺いましたところ、長官は、今のところわからぬ、こういう御説明でありました。そして補足的に、向こうが持ってきて防衛庁に引き渡されたときに防衛庁の所有権が発生するのだ、私の伺いもしない御注釈までつけ加えられたのであります。この伺っております時間は、たしか一時近かったかと考えます。ところが、その後防衛庁の発表によりますと、正午、私の伺っておりますよりも四、五十分前、立川の基地ですでに引き渡しを受けている、こういう事実を発表せられました。一体国会の答弁というものがこんなにもいい……

第33回国会 内閣委員会 第5号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 ちょっと関連さして下さい。今おのおの法仲的な根拠が違うから別々の作戦を立てる、こういうお話ですが、そういう御答弁の中には、もしもの場合両軍の上に最高司令部のようなもの、たとえばNATOの場合におけるような、米軍及び日本軍を統轄するような最高司令部を設ける意思はない、絶対にそういうことはない、こういう意味ですか。
【次の発言】 今のお話を実は前から僕は伺ってみたいと思っておったのですが、当然あなたのおっしゃるように、米軍は集団自衛権、日本軍は個別的自衛権、こういうものに基づいて動作をするにしても、日本区域内においての防衛に当たるという点は同じわけです。従って日本区域内においての問題……

第33回国会 内閣委員会 第6号(1959/11/24、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 今の加藤局長の御説明を聞きましても、昨年来検討をして大体三百機ということはきまっておった、こういうお話です。ところがすでにきまっておるものを、現実には源田さんは御存じにならずに出発をせられた。それだけではなしに、現に十一月六日のこの委員会において、赤城さんはこう答えているわけです。「これも源田調査団の報告を聞きませんと、機数がどれくらい空幕として必要なのかということはまだ聞いておりませんからわかりませんが、」――源田報告を聞いてから機数を決定する、一切を源田さんの報告にゆだねる、こういうふうにはっきり答弁をせられておる。ところがその調査をゆだねられた源田さんの方としては二百機、こ……

第33回国会 内閣委員会 第7号(1959/12/03、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 ちょっと関連。今総理は、はずされたのはAだけだ、うそじゃありません、こういうふうに僕がヤジったのに対して答えられたのですが、私たちのところに入った情報によれば、F104AもCも全部エア・ディフェンス・コマンドから除外される、そうしてこの不要のF104の一部はタラワ島の基地に配置される、そうして残ったものは標的機として使用破壊されるというようなニュースが入っておる。F104Aだけしか除籍されないというような言い方をして、うそじゃありません、こう言っておられるのですが、調べてごらんなさい。もしCもエアディフェンス・コマンドから除外されるようになっておって、私の言うようにタラワ島に送ら……

第33回国会 内閣委員会 第9号(1959/12/08、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 実は源田さん、赤城さんのいらっしゃるところで、防空空軍、戦略空軍、あるいは戦術空軍等の基本的な問題について伺いたい、あるいはロッキードの問題になっております改造のことについても伺いたいと思っておりましたが、もう時間もないというお話ですから、とりあえずきょう新聞に発表になっております自民党の要請に基づいて防衛庁が同党議員に説明するためのPR資料を出された、その問題についてだけ二、三ふに落ちません点を伺っておきたい。そして基本的な問題は次会に伺うつもりであります。  まず第一に、これを拝見いたしますと、先般の源田さんの御説明に即応した答えが出ております。たとえば「問い F106(コン……

第33回国会 内閣委員会 第10号(1959/12/11、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 今木原さんや受田さんから価格についてのいろいろな質問がありました。それはいかに国費を節約するかということに問題が集中されていることだろうと、こう私は思いますので、それに関連して、時間もありませんから、一つだけ伺っておきたいと思いますが、各国で飛行機を調達する場合に、いろいろな方式を採用しているだろうと思います。日本のように一ぺんに二百機もぱかっと注文してしまうようなやり方だけが世界じゅうで使われておる方式かどうか、非常に疑問に思います。この前決算委員会でも神近さんが、アメリカの空軍が飛行機を買い入れる場合の方式について御質問をしました。これはかなり早かったために、その後あまり顧み……

第33回国会 内閣委員会 第11号(1959/12/15、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 調達庁の長官、さらに行政管理庁の方に伺いたいと思います。  去る十月十五日に参議院の内閣委員会で矢島議員の質問に答えられて、今臨時国会中に調達庁の機構等についての具体的な結論を出して報告する、こういうふうにお約束になっていらっしゃるのですが、参議院の内閣委員会がちょっと開かれる見通しがありませんので、私の方からここで伺わしていただきたい、こう考える次第です。調達庁の長官と行管の方からお答えをいただきとうございます。
【次の発言】 調達庁がこういう運営に陥り始めたことは、今始まったことではないわけです。少なくとも数年前と言って過言ではない。しかもこの委員会でもいろいろこの点について……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 内閣委員会 第13号(1960/03/08、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 総理府設置法の一部を改正する法律案、すなわち訴願制度調査会の存置期間をさらに延長せんとする問題についてお伺いをいたしたいと思います。  元来この訴願制度調査会を設置せられるにあたって、すでに問題点は明らかにわかっておったはずであります。すなわち訴願法が明治二十三年に制定せられて、非常に条文としても古い。しかもその後水道法あるいは道路法、自治法等に訴願の制度が新しく条文として追加をせられた。これとの調整をどうするか、こういう問題などもすでに十分わかっておったことだと私は思うわけです。しかもその弊害はもう相当はなはだしく現われている。この弊害の現われている点についても新しく提案趣旨説……

第34回国会 内閣委員会 第15号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 ちょっと関連して。関連と言えるかどうか知らないのですが、この際教えておいていただきたいと思うのです。科学技術庁の所管しておられる範囲内で、日本以外のアジアの地域で、原爆の爆発実験あるいは地下爆発実験などというものが行なわれた場合に、これを探知する実力を今持っておりますかどうか、そしてまたそういうことをやっていらっしゃるかどうか、これを伺いたいと思うのです。
【次の発言】 第二に、これはこの前ちょっと私があなたにお伺いした点なのですが、例の東海村のコールダーホール型の設置と、それからそれに関連して水戸の対地爆撃訓練場、この問題が出たわけですが、その後あなたの御努力である程度の御処理……

第34回国会 内閣委員会 第26号(1960/04/08、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 大臣もお見えになりませんので、いろいろな点について総合的に伺いたいと思いますから、きょうは資料を御提出をいただきたい意味で、資料の要求をさせていただきます。  まず第一に、本案件の一番重点になっております統合幕僚会議、この幕僚会議は今までどのような実績を上げてこられたかの一つの標準として、毎年お作りになります統合情勢見積もりを一つお出しをいただきたい。  第二には、この統合幕僚会議の権限の問題でありますが、外国の事例を見ましても、今度の場合とかなり違っております。唯一の似ている場合をあげますと、何かキー・ウエスト協定というので、アメリカの統合幕僚会議が今回の改正のような権限を一時……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第7号(1960/03/15、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 今、松本君からも、石橋さんからもお尋ねいたしたところですが、今回の安全保障条約の改正は、国防の基本方針に何ら変更をもたらさないという御説明であったように思うのですが、いかがでしょうか、もう一度……。
【次の発言】 少なくとも、一方において、日本に対する防衛の義務をアメリカに課す、そしてこれを非常に手柄顔に御説明になり、そして他方において、国防の基本方針に何らの変更なしということでは、何か受け取れないような感じがするわけです。少なくとも一つの行為を行なう場合に、相手方が防衛を義務づけられる、戦闘に参加することを義務づけられるかどうかということは、相当大きな変化のように思えます。この……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第16号(1960/04/11、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 それでは、一つ伺いますが……。
【次の発言】 この五条の「自国の憲法上の規定及び手続に従って」という言葉の中には、当然、自衛隊法も、排除するものではなく、含まれているのだ、こういう御説明だったと思うのです。そう解釈すべきものだとおっしゃったのですが、これはあなた方日本の政府だけの了解ですか、それとも、アメリカも了解しておる解釈ですか。
【次の発言】 今の長官の説明は、総理も別に異存はないわけですか。
【次の発言】 それでは伺いますが、もし、自衛隊法の規定を排除するものではない、こういうことがアメリカの同時に了解である、こう仰せられるならば、いつ、あなた方は、自衛隊法を十年間改正し……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第18号(1960/04/14、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 防衛庁長官も出席要求をしておきましたから、お見えになりましたら始めます。――きょう私が質問を始めますに際して、総理、外相、防衛庁長官らに一つ二つあらかじめお願いをしておきたいと思います。  それはほかでもありません。先般、アメリカ上院外交委員会の議事録を読んでおります間に、次のような言葉にぶつかったからであります。すなわち、そこでは、日本に対するMSA援助の実態を知りたい、こういう質問に対し、ナッシュ国防次官補が、日本に対しては、表現、つまり言葉の使い方が大切だ、こう答え、次いで、ターミノロジーは私には興味がない、その実態を知りたいのだという再質問に対しても、ザット・イズ・ベリー……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第19号(1960/04/15、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 今、加藤局長から地図の御提出がありましたが、加藤局長にお伺いをいたします。ICAOは、国連の専門委員会ではないでしょうか、あるいは、専門委員会に類似する機構だと考えてよろしいのではないでしょうか。
【次の発言】 今、加藤さんは、ICAOが、加盟国の提出した地図を中心にしてこの図を作成していくのだと述べられたと思いますが、あやまちありませんか。
【次の発言】 このICAOには中国は加盟しておりますか。
【次の発言】 加藤局長は、はからずも台湾と本国というような明確な言葉を使われましたので、これは伺っておきます。
【次の発言】 ソ連は国連には加盟しておりますが、ICAOに加盟していな……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第20号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 先般、私は、事前協議の秘密性、さらには、時代錯誤と申しますか、そういったものについて質疑をいたして参りました。続いて、核装備に関する事前協議について伺いかけたところで終わりました。最後に藤山外相は、事前協議の対象となるべき核装備は、核弾頭、長中距離のミサイル、そしてミサイル基地の建設、こういうふうに御説明になりましたし、さらに加藤局長は、これに付加をいたしまして、核兵器を専用に運ぶ道具もございましょう、こうお答えになりました。そこで、この核兵器を専用に運ぶ道具、すなわち、専用という言葉について、もう少し詳しくお話をいただきたいと思います。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第24号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 今防衛庁長官は、他国の上を飛ぶようなことがあれば領空侵犯である、だから飛ばないはずだ、こうおっしゃった。ところが、今岡田君か示された自衛隊航空図の四九八、この四九八の下の備考欄を見ますと、こう書いてあります。「本図の訂正及び追加に気づいた自衛隊員は、本図にその旨記入して航空幕僚監部に送付されたい」、こう書いてあるわけです。これは中国の真上です。中国です。中国の訂正及び追加に気づいた自衛隊員は、本図にそのままその旨を記入して、幕僚監部に送付されたい、こう書いてあるわけです。飛んでいないはずの自衛隊員までこういう指示をうけているというのは、今ここで答弁をせられることと、現実に行なって……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第28号(1960/05/04、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 関連ですから、ごく簡単に二つだけ教えていただきたいと思います。  高橋さんに伺いますが、第六条の交換公文の中で「戦闘作戦行動」という言葉が使われておりますが、このミリタリー・コンバット・オペレーションズという言葉は、交渉の過程の中で日本の側から持ち出した用語でしょうか、それともアメリカの側から出てきた用語でしょうか。
【次の発言】 そこで、私もこの前、質問のあとで、念のために、防衛庁の図書館にありますいろいろな字引を引かせていただいたわけです。すると、どう見ましても、この用語は戦術に関するものとしてしか受け取れないわけです。ところが、ときどき政府の御説明を聞いておりますと、あたか……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第29号(1960/05/06、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 今、石橋君と滝井君の質問を聞いておりますと、非常に解せない御答弁が出てきたと思いますが、まず第一に、現行安保条約における「日本国内及びその附近」という言葉と、今度の新安保条約における「日本区域」という言葉とは、表現は違っても、実質的にはそう変化はない、石橋君の言うように決して後退を意味するものではない、こういうふうに私は一つ伺いました。さらに、そうした実質的には同じである「日本国内及びその附近」あるいは新安保条約の「日本区域」という言葉の中には、沖縄は含まない、こういうふうにお答えになったと思いますが、そう伺っておいてよろしいでしょうか。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第31号(1960/05/09、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 石橋君が、私設海軍の問題について、政府に事実をあげて、いかに信頼と協力の関係に立つとおっしゃっても、現実にはそれを裏切る行動が数多くあることを立証いたしました。私も同様な意味で、すでに政府に申し上げてあることでありますが、U2の問題をもう一度ここで申し上げて、いかに信頼と協力という言葉をお使いになっても、現実はこれにそむいておるかということを伺ってみたい、こう思うのであります。  昨年十二月一日、私は衆議院の本会議において、U2、すなわち、黒いジェットと呼ばれる問題について、御質問を申し上げました。そのときの要旨は、御記憶であろうかと思いますが、第一には、厚木にあるU2三機は、そ……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第33号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 今の御報告に関連をして、私たちもまた一、二伺いたいと思います。  この日本にあるU2はそうした領空侵犯行為等に使われていない、こういうお話でありましたが、事実はこれを裏切ることばかりであります。たとえば、U2の所在いたします厚木の海軍飛行基地では、U2がソビエトで撃ち落とされたと思われる日の翌日から、特別防空演習を開始しておるではありませんか。今までも、この基地では、春と秋と二同防空演習をやっておりました。しかし、この防空演習は一般的なものであって、日本人労務者も参加をして、サイレンを鳴らして防空演習をやったわけです。ところが、今度は、翌日から違ったやり方をしておる。日本人労務者……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第36号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 内閣委員会で、塔乗員の養成については困らないか、足りなくなるようなことはないかということを、再三、石橋君や私が伺っているはずです。そのたびに、絶対にさようなことはございませんと、あなた方お答えになっているじゃありませんか。それじゃ、前に内閣委員会でお答えになったあなた方の答弁を全部取り消す、こういうことをおっしゃっていただかなければならぬ。内閣委員会における答弁と今のお答えとは全然違いますよ。いつでも、政府というものは、いいかげんなことを言ってその委員会を通ってしまえばそれでいいのだ、こういうことに伺ってよろしいですか。少なくとも、私たちにうそをついたという事実だけはお認めになっ……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 内閣委員会 第2号(1960/07/29、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 きょうは休会中でもありますので、緊急な国民が焦眉の急として心配をいたしておりますことだけに限って一、二伺いたいと思います。そのまず第一は、先ごろソビエトの沿岸あるいは領海、こういうところで撃ち落とされたということで非常に問題になっておりますアメリカのRB47型の問題であります。このRB47型は日本の横田の基地にも駐屯しておるのではないか、あるいは横田の基地を中継基地として使っておるのではないか、こういう疑問が非常に濃いのであります。新聞も再々これをとらえて報道をいたしておりますので、この際外務大臣、さらには基地に関係のあります防衛長官の側から、日本にこのRB47型がいるのかいない……

第35回国会 内閣委員会 第3号(1960/08/31、28期、日本社会党)

○飛鳥田委員 それでは調達庁の長官に一つこまかいもので恐縮ですが、横浜にあります田奈の弾薬庫の問題について見通しを伺いたい、こう思います。先日と申しますか、三十日の日にたしか横浜市の市長さんが江崎さんのところに伺ってそのことを陳情したと思いますが、土地としても非常に大きな関心を持っておりまして、これを中心にしてあそこの長津田というところが非常に開けていくのじゃないかということで楽しみにいたしておりますし、あまり解除になりそうだなりそうだという形でじんぜん日を送っておりますと、その間に土地の登記が行なわれたり、いろいろなおもしろくない策動がたくさん出てくるわけです。従ってできるだけ早くしていただ……


飛鳥田一雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院28期)

飛鳥田一雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 内閣委員会栄典制度調査並びに栄典法案起草小委員会 第1号(1959/05/04、28期、日本社会党)

○飛鳥田小委員 今せっかく平井さんのお話ですが、この小委員会が政府原案を聞いてそれから出発するというような形でなしに、もっとフリーな立場で各人の意見が自由に出せるように、政府原案というものは現実に委員会で聞けばいいわけですから、そういうことを今ここで伺わずに、もっとみんなが自由に意見が出せるような形をとっていただきたいと思います。


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○飛鳥田分科員 これはあとで、いろいろ行政協定等にからんで伺うことになると思いますが、問題が非常に緊急を要しますので、ここで一つ伺っておきたいと思います。  調達庁の長官は、神奈川県にあります田奈という駐留軍の火薬庫について、最近何かの通報を受けておられるかどうか、これから伺いたいと思います。
【次の発言】 田奈の弾薬庫を閉鎖して、そこにある弾薬、主として五十七ミリの砲弾、その他もありますが、合計約六千箱の火薬をアメリカ軍はどこへ移動しようとしているのか、御存じでしょうか。
【次の発言】 それで、私の伺いますことが明らかになってきました。まず第一には、六千箱の火薬について、信管の除去作業を基地……



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