細迫兼光 衆議院議員
27期国会発言一覧

細迫兼光[衆]在籍期 : 26期-|27期|-29期-30期
細迫兼光[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは細迫兼光衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

細迫兼光[衆]本会議発言(全期間)
26期-|27期|-29期-30期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第5号(1955/03/24、27期、日本社会党(左))

○細迫兼光君 鳩山総理大臣、あなたは、去る三月十四日、外人記者団に対しまして、原水爆を日本に貯蔵することを認めなければならないだろうと発言をなさいました。この問題につきまして、私は、日本社会党を代表いたしまして、鳩山総理大臣並びに重光外務大臣に対しまして、以下若干の質問をいたそうとするものであります。(拍手)まず第一に、総理大臣はあの発言をはっきり取り消して、ここにあらためて、いかなる条件のもとにおいても、またいかなる仮定の上におきましても、アメリカ軍の日本における原水爆貯蔵には絶対的に反対する旨を明確にせられたいと、私はここに強く要求するものでありまするが、総理大臣にその意思ありやなしやをお……

第22回国会 衆議院本会議 第48号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○細迫兼光君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました問題について反対の討論をしようとするものであります。(拍手)  この問題は、ただいま委員長から報告がありましたように、附属議定書の第二項という(a)、(b)、(c)、(d)のわずか四項目の有効期間を延長しようという小さな問題でありますが、ここに、われわれは、台湾問題及び中国問題につきまして再検討をする機会を得たのでありまして慎重にここで考え直さなければ相ならぬと思うのであります。  ただいま台湾との通商問題はどうなっておるかといえば、先刻御承知のように、相当よろしいお得意先ではございまするが、その内容を見ますれば、これま……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第25号(1956/03/22、27期、日本社会党)

○細迫兼光君 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま上程せられました外務大臣重光葵君に対する不信任決議案の趣旨説明を試みんとするものであります。(拍手)  まず、その主文並びに理由を朗読いたします。     主文  本院は、外務大臣重光葵君を信任せず。  右決議する。     理由  一、重光外務大臣の拙劣きわまる外交のため日ソ交渉は事実上決裂し、政府の重要公約たる日ソ国交回復は今や不可能視されるに至つた。このことはわが国のアジアにおける立場をいよいよ孤立せしめるのみならず、抑留者の引揚を無期延期し、北洋漁業の操業を危たいならしめるものである。  一、重光外務大臣は昨年米国でのダレス氏との会……

第24回国会 衆議院本会議 第57号(1956/05/29、27期、日本社会党)

○細迫兼光君 政府は、フィリピンとの間の賠償協定に調印いたしまして、ここに、われわれの前に、その承認を求めております。これに対し、私は、日本社会党を代表いたしまして、この承認に反対をせざるを得ないことを、まことに遺憾とするものでございます。(拍手)フィリピン国との間の賠償協定をすみやかに締結いたしまして、両国間の親善友好を増進する糸口を作るべきことは、わが党の最も熱望しておるところであります。それだけに、ここに反対の意思を表明しなければならぬことは、わが党の全く遺憾にたえなく思っておるところであります。(拍手)  この賠償問題を論議するに当りまして、まず第一に、私は、日本社会党を代表いたしまし……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 衆議院本会議 第17号(1956/12/12、27期、日本社会党)

○細迫兼光君 ただいま議題となりました日中貿易促進に関する決議案に対しまして、私は、日本社会党を代表して、これに賛成の意を表するものでございます。(拍手)  われわれは、日ソ国交回復が最後の手続を残すのみとなりました今日、日本・中国間の国交回復問題こそ日本が当面する最も重要な問題であると考えております。(拍手)鳩山総理大臣は、モスクワからお帰りになりましたときに声明を発せられました。その一節に、日ソ国交回復によって今や東西への窓は開かれ、と申されました。まことに、今まで長きにわたって閉じられておりました西の窓はまさに開かれようとしております。しかしながら、その西の窓は、日ソ国交回復だけではなお……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第14号(1957/02/28、27期、日本社会党)

○細迫兼光君 ここに上程せられました衆議院解散要求の決議案について、私は、日本社会党を代表して、その趣旨の説明をいたします。(拍手)  まず、主文を朗読いたします。     主 文  政府は、すみやかに衆議院を解散すべし。  右決議する。  さて、昨日のわが党淺沼書記長の質問に答えて、岸総理大臣は衆議院を解散するの意思なき旨を言明いたしました。われわれは、その態度はあくまで不当であって、許すべからざるものと確信するがゆえに、あえてこの決議案を提出して解散断行を追及せんとするものでございます。(拍手)  去る二十五日、岸総理大臣は記者会見において次のように述べたと新聞紙は伝えております。すなわち……

細迫兼光[衆]本会議発言(全期間)
26期-|27期|-29期-30期

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委員会発言一覧(衆議院27期)

細迫兼光[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-|27期|-29期-30期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会 第1号(1955/03/25、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 お許しを得まして、委員諸君にお諮りいたし、かつ委員長にお願いしますが、福田君をわれわれ委員の代表として、委員長に一言ごあいさつを贈りたいと思うのでありますが、これの御同意を得たいと同時に、福田君に発言を、委員長はお許しを願いたいと思います。

第22回国会 外務委員会 第2号(1955/03/31、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 総理大臣にお伺いをいたします。先日本会議でお伺いいたしました原水爆の貯蔵問題につきまして、一歩深くと申しますか、お尋ねをいたしたいのであります。御答弁を総合しますれば、要するにそのことが平和のためによいと思えば考えてもよろしい、悪いと思えば拒絶する、こういうことで、このことの実現するかどうかは、一に総理大臣が、このことが平和のためによいと思うか悪いと思うかということにかかっておる。ここがキー・ポイントだという結論に相なると理解いたしました。従ってここでお伺いいたしたいのは、総理大臣は現在の瞬間におきまして、原水爆を日本の国土内に貯蔵せしめることが平和のためによいとお考えであるのか、……

第22回国会 外務委員会 第9号(1955/05/25、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 小椋先生にお願いしますが、さきにノルウエーなどの小さい国の研究はかなり自由に公開的に衆知を集めるようなやり方でやっているというお話がありましたが、そのノルウエーの研究などに日本の学者が参加することができるのかできないのか。お金は国から幾らでも上げるとして、どういうことになっているかをお教え願いたい。
【次の発言】 藤岡さん、間違いありませんか。

第22回国会 外務委員会 第20号(1955/06/16、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 外務大臣でも経審長官でも外務省当局の方でもいいですが、たしかMSA小麦のときには交換文書、岡崎・アリソン交換文書というものがありました。この交渉に当って何か交換文書あるいは公式な議事録というようなものはありませんですか。
【次の発言】 それはもう配付してありますか。
【次の発言】 この取り寄せば後に理事を通じてお願いすることにいたします。これはMSA協定に基くものとは違いますので、償還せねばならぬお金でございますから、歳入歳出というような予算上の処置が伴わなければならぬと思うのですが、そこはどういうふうにお考えになっておりますか、あるいはどういうふうに処置せられておりますか。

第22回国会 外務委員会 第22号(1955/06/21、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 これは重要なことだからもう聞かれているかもしれませんが、第一条第二項に、いろいろ農産物の種類があってそれの買付の額がいろいろに分割してありますが、これはどういう基準によって、小麦は二千二百五十万ドル、米は一千五百万ドルというふうに按分したのですか。
【次の発言】 そうではなくて、たとえば八千五百万ドル全部小麦を買うても、場合によってはいいという場合があると思います。それを小麦、大麦、綿花、葉タバコというふうに分けて、しかもそれを金額上数量を分けて買い付けるようになった根拠は何ですか。
【次の発言】 こうお尋ねしたらはっきりよくわかるかもしれないと思います。日本の希望に従ったと言われ……

第22回国会 外務委員会 第31号(1955/07/15、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 柳井君にお聞きいたしますが、あなたはさっきの陳述で拿捕せられた位置がはっきりしないように言っておられます。済州島サウス・イースト三十マイルというようなことを言ったように聞いておるのだが、厳格にはわからなくても、済州島サウス・イースト三十マイル、およそそのくらいだと今でも思っていられますか。
【次の発言】 三十マイル……。
【次の発言】 済州島サウス・イースト四十マイルということはだれから聞いたのですか。向うの官憲から聞いたのか、船長から聞いたのか、取調べに際して、お前らは済州島サウス・イースト四十マイルにおったんだと聞かれたのか。あとでそれを聞いたというのはだれからですか。

第22回国会 外務委員会 第35号(1955/07/23、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 日ソ国交の回復を目ざします日ソ交渉の問題、なかんずく領土問題につきまして質問をいたしたいと思います。  かねて外務大臣は、衆議院本会議その他におきまして、日ソ交渉に当っては、領土問題を含めて、漁業問題、通商問題、未帰還者の問題、その他諸般の問題をもすべて議題とし、請求すべきものは請求する、こういう御発言でありました。この中の領土問題でありますが、過日予算委員会におきまして社会党の河野君も若干触れておりますが、この領土問題というのは、すなわち千島、樺太の問題でありますが、それは何もかも要求すべきものは要求するといって、百般のものを網羅的に主張することも、これは外交手腕上あるいはよいこ……

第22回国会 外務委員会 第37号(1955/07/26、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 大臣にお伺いしますが、いわゆる中共との戦争状態という観念があります。中共との戦争状態ということについてお伺いします。この日華平和条約が効力を発生すると同時に、中華民国との戦争状態は終りました。しかるにこの中共との戦争状態はまだ終っていないということがいわれておるのであります。それは一体どういうところからそういうことがいわれておるのでしょうか。正常状態にないということはわかりますが、戦争状態にあるということは、どこからその理屈が出てくるか。ちょっと理解し得ないのでありますが、御見解をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 それだけでは、中国大陸本土が何か条約上、国際上ブランク状態に……

第22回国会 外務委員会 第39号(1955/07/30、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 関連して入国管理局の方とアジア局長にお伺いをいたします。穗積君が提起しました共産圏諸国の人の八月六日の広島大会の入国の問題でありますが、穗積君が先ほど言われましたように、鳩山総理大臣を訪問なさって、その入国についても好意ある協力をしようという言明を得られたこと、これは穗積君が政治家として責任を持ってここで言うておるのでありまして、うそではありません、真実のことであります。なおまた今朝八時参議院議員安部キミ子さんは電話で総理大臣にお話を申し上げました。総理大臣も直接電話口へ出られまして、何とかもう少し努力して円満に入国できるようにしたいものだ、こういう御返事をなさった。外務大臣またし……

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1955/05/17、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、委員長が選任されますまで、規則第百一条第四項により、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま青木君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって島上善五郎君が委員長に当選いたしました。(拍手)  委員長島上善五郎君に本席を譲ります。

第22回国会 法務委員会 第6号(1955/05/09、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 さきに古屋委員がちょっと言及をいたしましたが、古屋委員の取り上げましたおもな問題は、警察職員の調書偽造問題でありますが、なお奇怪なことといたしまして、検察官の調書偽造問題があるのであります。これは大分県の菅主事件で、大分地方裁判所で公判が進行中の事件であります。被告はすでに三年近く勾留せられて続行せられております。爆発物取締法の違反事件で、被告は坂本某外数名であります。被告の署名及び拇印が検察官によって偽造行使せられておるという問題であります。これは裁判進行中に裁判長から発見せられたもので、この問題につきまして検察庁の責任あるお方から御答弁を願いたいのでありますが、御調査になってお……

第22回国会 法務委員会 第24号(1955/06/20、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 同じ問題について法務大臣に……、お互い法律、裁判について詳しくその手続等に通じておる者はさほどにも思いませんけれど、一般国民は法務省も裁判所も検察庁も実はごっちゃにして考えておる。しこうして法務大臣といたしましては、やはり裁判の威信、法の威信を保って、権威あるものに印象づけていくということも非常に重大な一つの使命だと思っております。この三鷹事件はいろいろ不思議な問題も含んでおる。たとえば事件の発生する三十分前にきょうは大事件が起るぞという電話が駅前の交番にかかってきた。そして検察庁でも特別に宿直を二人にふやして宿直しておったというような、前に何か事が起ることがわかっておったような形……

第22回国会 法務委員会 第32号(1955/07/07、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 神崎さんにお尋ねをいたします。基地の周辺における赤線区域あるいは青線区域における業者は、吉原などにおける業者のように組合その他の組織を持っておりますかどうですか。
【次の発言】 その基地におけるいろいろな取締り、警察関係のことをちょっと申されましたが、御承知のようにいろいろと県の条例その他取り締るべき法令にやや事欠かぬような状態でありまして、警察が親切にまた熱心にこれを取り締れば多くの心配もなくなるかとも思われるのに、現在こうして嘆かわしい状態が起っておるのでありますが、いわば警察のサボタージュといいますか、そういう状態が基地においてはことにはなはだしいのではないかという疑いを持っ……

第22回国会 法務委員会 第36号(1955/07/14、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 議事進行。きょうは暑いから昼までで散会しようというような委員長の御意向のように承わりましたが、条件次第によってそれでもいいと思います。それについて委員長に一言議事進行についてお伺いしておきたいのでありますが、私どもの最も懸念いたしておりますることは、この法案の審議に時間を取りまして、参議院に回して審議を仰ぐ時間の余裕もなくなるというような状態であります。でありますから、聞くところによりますと、十九日にこちらの委員会の討論採決をしようというような理事会の御協議の決定であるようでありますが、十九日の採決を絶対にやれるようにお取り計らいを願いたいが、そういうことになっておりますかどうかを……

第22回国会 法務委員会 第37号(1955/07/16、27期、日本社会党(左))

○細迫委員 売春等処罰法案に対しまして各方面からの世論も沸き立っておりまして、論議も出尽した観がありますし、なお逐条審議の段階に入っておりまする今日、私は法案中の純法律的の問題、ことにこの売春等処罰法案における現行犯の観念をでき得るならば確立しておきたいという考えから、以下簡単な若干の質問をいたしますが、刑事局長並びに提案者から御意見を承わりたいのであります。この罪の成立は、第二条の要件を具備したときに完了、すなわち既遂になること、これは問題がないと思います。そこでこの現行犯の問題でありますが、この観念を確定しておく実利というものは、やがて取締り上において、あるいは逮捕、検挙という問題におきま……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 外務委員会 第3号(1955/12/05、27期、日本社会党)

○細迫委員 外務大臣に問題の日ソ交渉につきましてまず一点お聞きいたしたいのでありますが、問題は、交渉に当っては未解決の問題を残した形において幕を引こうとなさっておるか、あるいはお言葉のように懸案の全部の問題を解決させなければ日ソ交渉の幕をおろさない、そのいずれの方針を考えておられるかという問題であります。これはいわゆる早期妥結かいなかということに実質上基本的につながっておる問題だと思うのであります。すなわち領土問題その他懸案の全部を解決しようとなさるならば、これは失礼ながら重光外務大臣の手においては不可能な問題だと私は見通しをつけておる。ところが領土問題の解決は絶対に不可能かといえば、私は絶対……

第23回国会 外務委員会 第4号(1955/12/07、27期、日本社会党)

○細迫委員 全委員諸君の御了解とお許しを得まして、全委員を代表いたしまして、前の外務委員長植原氏に対しまして一言ごあいさつを贈りたいと思います。  お言葉の通り、植原前委員長のもとに運営せられた外務委員会の期間は長しとはいわれませんでしたが、しかしとかく野党、与党の対立、尖鋭化する政治的な時期にあるにかかわらず、事が国際問題であるという本質にも多少よるかとは思いますが、外務委員会の運営がまことに和気あいあいともいうべき状態にありまして、真剣なる討議が行われたことは、その大きな部分を元の植原委員長の民主的な運営の御態度、御手腕に求めなければならぬと私どもは深く確信いたします。ここにこの名委員長を……

第23回国会 外務委員会 第12号(1955/12/16、27期、日本社会党)

○細迫委員 外交の根本問題に触れたいと思います。すなわち問題はいかに神経の鈍い人でも、今やわが国の外交方針に一大転換をせしめなければならぬということに気がつく時期ではないかと考えるのであります。すなわち従来の日本の外交方針は、いわゆる自由陣営に属してということでありまして、アメリカとかたく手をつないでという方針でありました。アメリカの東洋における、というよりも世界における最も忠実な番犬的な関係にある者は、李承晩、蒋介石、これにかつての吉田・岡崎、この三者がアメリカの三羽ガラスでありました。この三羽ガラスは最も仲がよくなければならぬはずである。ところが日本で今一番緊張しておる問題は何ですか。李承……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会 第24号(1956/03/29、27期、日本社会党)

○細迫委員 私はただ一問だけ鳩山総理大臣に御質問いたします。鳩山さんが憲法の改正に強い希望を打ち出しておられること、自衛隊の増強を打ち出しておられること、これは外交上にも非常に微妙な、しかも悪い影響を及ぼしておると思いますから、その点について一言御質問いたしますが、憲法を改正しなければならぬという非常に強い大きな根拠として主張せられておることは、これは押しつけられた憲法であるからという議論であります。鳩山さんもかつて二十九年の三月自由党の憲法調査会の第一回総会においてこう言っておられる。この憲法が作られるときには政府にも国会にも全く自由はなかった、全く日本の国民にも国会にも政府にも自由のないと……

第24回国会 外務委員会 第26号(1956/03/31、27期、日本社会党)

○細迫委員 欧米二課の方、調達庁の方、御関係方面に質問をいたします。質問をいたします題目は、山口県美弥の秋吉台という、これは国定公園でありますが、従来アメリカの駐留軍の演習地域に提供せられておったところでありますが、今回調達庁の方から爆撃の演習をこの地域でやりたいという申し入れが地元に向ってなされたということで、地元の方ではびっくりいたしまして人心が非常に興奮しておるという状態であります。そういう調達庁の方からの地元に対する使用等の申し入れというようなことがありましたか、なかったのですか。従来の行きがかりを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 お話を聞いておりますと、アメリカ側の必要という……

第24回国会 外務委員会 第50号(1956/05/25、27期、日本社会党)

○細迫委員 ちょっと一言確かめたいのですが、今の代表部の取扱いについては、大体できるだけの便宜ははかりたいと思っておる、ただし外交特権は認めない、与えるものではないというようなことが大体の筋のようですが、あれがソ連の政府を代表しておるものである、政府の役員であるという事実はお認めになっておるのでしょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 前言を繰り返されるばかりで、一向に質問に答えていただけないのですが、あれがソ連政府の出先役員であるという事実はお認めになるでしょう。特権云々ではありません。

第24回国会 外務委員会 第52号(1956/05/28、27期、日本社会党)

○細迫委員 高碕長官にちょっとお尋ねいたしますが、ただいま穗積君が質問を進行しておりましたことに関連するのですが、あの交換公文の問題であります。いろいろと御説明がありまして、私ども全般的に了解というわけにもいきませんけれども、御説明になりたいと思うところは大体御説明になったと思います。つまり交換公文なるものに載せられた内容のものは、法律的には国としての義務はないというようなこともよくわかったと思います。でありますが、その点を裏からもう一度確認しておきたいのでありますが、交渉の経過におきまして、この経済開発借款の交換公文はしないでも賠償協定は成立せしめ得る状況になったでありましょうか、どうであり……

第24回国会 外務委員会 第63号(1956/08/30、27期、日本社会党)

○細迫委員 すでに多くの委員諸君から、いろいろな角度からの質問がありましたけれども、まだ私の気にかかることを一、二質問いたしたいと思います。  さきに田中委員が指摘せられ、高碕さんが同感を表明せられましたように、今日のように日本の外交路線がアメリカ一辺倒的な路線であり、進んでは日本領土に返されたあかつきには、直ちにアメリカの軍事基地になる危険があるという状態のもとにおいては、今日の国際情勢からソ連がどうしても千島を返す気になれないだろう、いろいろな理屈は言っているが、ほんとうの返し得ない理由はそこにあることは、これはもういやしくも外務省に籍を置き、あるいは外務委員会に籍を置く者として、だれしも……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 外務委員会 第2号(1956/11/28、27期、日本社会党)

○細迫委員 私がお尋ねしようと思ったことは大使館付武官のことであったのでありますが、高岡さんが大体お触れになりましたから、主として残ったところだけお尋ねしたいと思います。  ただいまアメリカからの大使館付武官は何人ぐらいおられましょうか。たしか軍事顧問団も大使館員ということになっていると思いますが、これを除きましてどれくらいあるでしょうか。
【次の発言】 それからアメリカ駐在の日本大使館に自衛隊の者が行っておるという話ですが、どれくらい行っておりましょうか。
【次の発言】 そのほかの国の日本の大使館に派遣せられておる自衛隊の者があるでしょうか。

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第4号(1956/11/21、27期、日本社会党)

○細迫委員 私のお尋ねいたしたいことは、主として将来に関することでありますが、ただ一点、交渉の経過についてお尋ねいたしたいのでありまして、これは松本全権からお答えを願いたいと思います。最初外務大臣からお答えを願おうかと思っておりましたが、松本全権の方がはっきりお答えが願えそうですから、お願いをいたします。  事は、繰り返すようですが、領土問題であります。そして、過日本会議において穗積七郎君が触れ、また今日大西正道君が触れたことに関連するのでありますが、外務大臣は、かねてからわが方の主張すべきは主張しということを言うておられまして、交渉に当ってもそれを実行せられ、えんえんとしてるるわが方の希望並……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第5号(1956/11/22、27期、日本社会党)

○細迫委員 昨日この日ソ国交回復なるものが日本の独立の道へ通ずるという御認識のあることを承わりまして、非常にうれしく思っておるのでございますが、この日本独立の問題は、究極するところ、やはり日米安保条約の撤廃というところにいかなくては、完成したとは申されません。一部憲法の改正をもって独立云々のことにひっかけて申す論がありますが、とんでもないことだと思います、しかし、この安保条約について何ら行動を起す意思のないことは、すでに御答弁でございますから、そこまでのことは申しません。ほんの戸口でドアをたたく程度のことでございますが、あの宏保条約は、御承知のように、アメリカ軍隊が日本に駐留することを日本が希……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第9号(1956/11/27、27期、日本社会党)

○細迫委員 日本社会党は日ソ共同宣言外三つの政府提案に賛成いたすものでございます。(拍手)私は、以下、日本社会党委員を代表いたしまして、その賛成する趣旨をいささか開陳したいと思います。  鳩山総理も不満足ながらという表現を用いられておりまするように、だれが見ても、これを完璧な満足すべきものとは言われません。社会党はもちろん大きな不満をこれに対して持っております。  第一には、これが終局的な平和条約の形でないことでございます。われわれの主張するところは、南樺太、千島、すべて北のこれらの旧わが日本領土の回復をはかって、平和条約をもって日ソの間の国交回復をなすべしというところにございました。これが貫……


細迫兼光[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院27期)

 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2023/02/05

細迫兼光[衆]在籍期 : 26期-|27期|-29期-30期
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