池田清志 衆議院議員
27期国会発言一覧

池田清志[衆]在籍期 : 26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期
池田清志[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは池田清志衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

池田清志[衆]本会議発言(全期間)
26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第46号(1955/07/25、27期、日本民主党)

○池田清志君 私は、日本民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方財政再建促進特別措置法案につき、民自両党の共同修正並びに修正部分を除く政府原案に賛成し、社会党の提案に反対の討論をいたさんとするものであります。  地方自治の本旨は、日本国憲法の規定し擁護するところであり、地方公共団体の健全なる発達は、地方自治法の保障するところであります。わが国終戦以来ここに十年、民主政治下のわが国の新しい地方自治は、憲法の擁護のもとに、地方公共団体の長、議会及び関係住民の努力により今日の発達を見ましたことは、まことに御同慶にたえません。しかるに、これら関係方面の努力にもかかわらす、その財政面におい……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第25号(1956/03/22、27期、自由民主党)

○池田清志君 ただいま議題となりました訴訟費用等臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の要旨及び委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  御承知のように、民事訴訟、刑事訴訟等における証人、鑑定人等の日当及び宿泊料の額は、その性質上、国家公務員が出張した場合の旅費の額を基準として定められております。今回、政府におきまして別に今国会に提出中の国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案は、先刻本院において可決せられた通らであります。これに応じまして、民事訴訟及び刑事訴訟における証人、鑑定人等の日当及び宿泊料、執行吏の取り扱う執行事件における証人及び鑑定人等の日……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第30号(1957/04/06、27期、自由民主党)

○池田清志君 ただいま議題となりました下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、法務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  この法律案の要点は次の三点であります。  第一は、最近における市町村の廃置分合等に伴いまして、三瀬谷簡易裁判所外一簡易裁判所の庁名を改称しようとするものであります。第二は、市町村その他の行政区画の変更に伴いまして、浦和簡易裁判所外三十一簡易裁判所の管轄区域を変更しようとするものであります。第三は、従前の市町村の一部合併または分離に伴い、下級裁判所の管轄区域の基準となっておる行政区画に変更等のあったものについて、この法律……

第26回国会 衆議院本会議 第33号(1957/04/16、27期、自由民主党)

○池田清志君 ただいま議題となりました判事補の職権の特例等に関する法律の一部を改正する法律案及び裁判所法の一部を改正する法律案につきまして、法務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、判事補の職権の特例等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  本案は、当分の間の措置といたしまして、判事補としての職権の制限を受けない、いわゆる職権特例判事補に高等裁判所の判事の職務を行わせることができるようにしようとするものでありまして、これによって高等裁判所判事を第一審の裁判官に配置がえし得る道を開き、もって第一審の充実強化を円滑に行うようにするのを目的としたも……

池田清志[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

池田清志[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 地方行政委員会 第28号(1955/06/25、27期、日本民主党)

○池田(清)委員 だんだんはっきりして参ったと思いますが、もしこの三号の規定の最後の方の「射幸心をそそる虞のある遊技をさせる営業」、これがなければ、玉突場を除いてしまえば府県の条例の対象にならないということだと思います。本法におきましては玉突場自体というものを、現在の実情は射幸心をそそるおそれある遊技をしていようがいなかろうが、本法律案の規制によって「射幸心をそそる虞のある遊技をさせる営業」として法の対象になっておると思います。それを今度はずしまして、射幸心をそそるおそれのある営業をさせるようなところは別として、そうでないものは一切法律も除くし、条例も除くということになってくるのだと思います。……

第22回国会 地方行政委員会 第45号(1955/07/20、27期、日本民主党)

○池田(清)委員 連日連夜にわたりまして委員長初め委員各位には大へん御勉強をいただきまして全く感謝にたえません。これはひとえに皆様方の御協力によりまして、この法案をよりよいものにして早く上げたいという熱意の現われだと思っておる次第であります。しかしながら委員各位の御要求に応ずるところの大臣等の御出席も悪く今日まで進んでおりますが、今日をもちましてこの法案についての逐条審議を一応終了することは、一昨日の理事会で御了承をいただいた通りでありますが、今夕まだ時間もありますし、これに対する委員長の議事運営についての御方針をお伺いしたいと思います。

第22回国会 地方行政委員会 第46号(1955/07/21、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 揮発油税、地方道路税は他の委員会において慎重審議中でありまして、近く結論が出るわけだと思います。われわれの委員会におきましてはその結論によって左右される部分が非常に多いのでありますが、これについて現在北山さんからその結果によらない、仮定的な御質問をしておられますけれども、そういうことでなくて、北山さんの言われます当委員会から他の委員会に対する促進方をするということについては賛成いたしまして、その余のことにつきましてはその結論を見てから進めていただきたいと思います。従いまして最初の予定通り本論に入って進行してもらいたいと思います。

第22回国会 地方行政委員会 第48号(1955/07/25、27期、日本民主党)

○池田(清)委員 ただいま上程せられました民自両党の地方税法に関する修正案につきまして、簡単に御説明を申し上げます。  御承知のように地方道路税法案におきまして、揮発油に関しまする税率を引き上げるという提案があり、これと比較を保ちまするために、地方税法中における自動車の税率も同様に引き上げるという政府の原案であるのでありますが、今回地方道路税におきましては、税率を引き上げるということを取りやめることに相なりましたので、従いまして地方税法中における自動車税におきましても、同様にこれを引き上げることはやめなければなりませんところから、政府原案の第百四十七条第一項を削除をいたし、これに伴いまして、政……

第22回国会 地方行政委員会 第51号(1955/07/28、27期、日本民主党)

○池田(清)委員 ただいま議題となりました奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案は、自由党、日本社会党両派及び日本民主党の共同提案でありますが、便宜私から提案の説明をさしていただきます。  奄美群島は長きにわたりましてアメリカ政府の行政下にありましたが、幸いにいたしまして完全に復帰して参っておりますが、その際における本群島の復帰に関するわが国とアメリカ合衆国との協定に基きまして、いわゆるガリオア物資の供給に伴う債権等約五億九千万余円が去る五月二十五日両国政府間において確認され、日本国政府に無償で移転されることと相なりました。  しかしながらこの債権の取り立てについてはいろいろと問題が少く……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 法務委員会 第2号(1955/12/06、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 罹災都市借地借家臨時処理法の関係におきまして、去る十月一日起りましたところの新潟市につきまして、その災害及び地域指定をいたしますことにつきましては、私は満腔の賛意を表する次第でございます。同様なる事柄といたしまして、去る十二月三日鹿児島県名瀬市に起りました火災及びこの地域に対しましても同様な処置が新潟市とともにとらるべきことを私は要望する次第でありますが、委員長のお手元におきましてはどういうようなお取り計らいになつておりますか、お尋ねを申し上げたいと思います。
【次の発言】 委員長の御懇切な御説明でよくわかりました。械機的に調査ができておらない、準備が間に合わないというような……

第23回国会 法務委員会 第5号(1955/12/12、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 去る十月十四日及び十二月三日の両度にわたりまして鹿児島県名瀬市に起りましたところの災禍の実情につきましては、ただいま伊東委員から御報告を申し上げた通りであります。私も同委員と同じように、この名瀬市に対しまして、その災禍並びに地域に関し罹災都市借地借家臨時処理法の定むるところによりまして特別立法をいたすべきであるという意見を有するものであります。それに先だちまして、二、三の事柄についてお尋ねを申し上げたいと思います。  同市におきます災害の跡地につきまして、建築関係が乱れておるというようなことでありますと、従来の借地借家関係の実情を維持するために支障を来たしまするもととなります……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 法務委員会 第1号(1955/12/21、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 私は、この際二つの問題につきまして真相を究明し、善後措置をたださんとするものであります。その一つは興安丸で帰国いたしましたところの引揚者に関する問題であり、その二つは王子警察署管下の交番爆発の事件であります。  まず第一に、興安丸で引き揚げて参りました帰国者の問題についてお尋ねをいたします。今回の引き揚げは中華民国から帰ったものでありまして、日本と中華民国との間にはいまだ正常の国交が回復されておりませんところから、これらの引き揚げの問題につきましては赤十字機関等を初め民間の団体の交渉によりましてこれが実現されて参りましたことは御同慶にたえません。両国の正式交渉によらないところ……

第24回国会 法務委員会 第6号(1956/02/13、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 私はこの際二、三の事柄につきましてお尋ねをいたしますが、憲法の問題から触れたいのでありますけれども、御承知のように、三権の分立は日本国憲法におきまして厳にこれを規定し、現にこれが履行されつつあることは御承知の通りであります。この一つの司法のことにつきましては、第七十六条がこれを明定いたしておりまして、「すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。」、こういう規定を盛っておる次第でありまして、その二項におきましては、「特別裁判所は、これを設置することができない。行政機関は、終審として裁判を行ふことができない。」というような旨を明らかにいたし……

第24回国会 法務委員会 第9号(1956/02/17、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 私は、日本社会党及び自由民主党を代表いたしまして、政府原案に対し修正案を提出するものであります。  まず案文を朗読いたします。   家事審判法の一部を改正する法律  案の一部を次のように修正する。   第十五条の二中「家庭裁判所は、」  の下に「権利者の申出があるとき  は、」を加える。  およそ司法機関の行いまする判決、審判、調停等は、これが必ずその通りに行われるということをもちまして終るものだと思います。司法機関につきましては、それらのことが行われたかどうかというようなところまで世話をやく制度が現在までないのであります。家庭裁判所におきましても、審判、調停等は行いますが、……

第24回国会 法務委員会 第11号(1956/02/22、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 簡単にお尋ねを申し上げておきますが、私どものこの法律を改正しようというねらいは、司法書士の業務が公けの仕事でありまするから、その個人々々の人格を向上せしめ、業務を善良に行なっていたたきだい、そうして公的の任務をりっぱに努めていただきたいという国家的な観点からもちましてこの法案を改正しようと考えておるわけであります。従いまして、その現われといたしましては、司法書士個人々々の資格を向上せしめますとか、あるいは懲戒等の面におきましてもさらに厳格を加えるというようなことを初めといたしまして、司法書士お互いの団体的規制によって、他から干渉されることなくして、まず自分の団体の中でお互いに……

第24回国会 法務委員会 第13号(1956/02/27、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております外国人登録法の一部を改正する法律案に賛成の意を表するものであります。  わが国が独立をいたしまして後、近ごろは外国人にしてわが国に来られる方がずいぶんふえて参りました。あるいは公けの資格において、あるいは商用のために、あるいはまた観光のために等、いろいろな目的で日本にたくさんの外国人が来られるのであります。これら外国人の方々につきましては、わが国はできるだけけの親切をもちましてこれを遇する方途を講じておりますことは御承知の通りであります。しかしながら、数多い外国人の中には、不正に入国をされる者がありましたり、ある……

第24回国会 法務委員会 第17号(1956/03/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○池田(清)委員長代理 次に、裁判所の司法行政に関し調査を進めます。  最高裁判所当局より説明を求めたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたします。  質疑の通告があります。これを許します。佐竹晴記君。
【次の発言】 本日はこの程度にいたします。  これにて散会いたします。    午後一時七分散会

第24回国会 法務委員会 第20号(1956/03/28、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 去る三月の二十日能代市におきまして前後二回にわたり出火があり、相当の災害及び相当の広い地域に被害が及んでおるのでありますが、これにつきまして、私は、罹災都市借地借家臨時処理法第二十五条の二の規定によりまして特別の立法をすべきであると思うのでありまするが、それに先だちまして、両回における災害の実情をまず当局にお伺いをいたしておきます。
【次の発言】 ただいまの御報告によりまして、罹災地における借地借家の関係も相当の被害をお受けになっておられることを伺ったのであります。すなわち、借家におきましては全罹災戸数の一六%に当り、借地におきましては全罹災地の三六%にも当るという高率を示し……

第24回国会 法務委員会 第22号(1956/04/06、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 朝鮮半島に不法監禁されている日本人を早く帰してほしいという気持からいたしまして、この不法監禁されている日本人と日本で合法的に自由を束縛しております朝鮮半島人との取引というような格好において外交交渉が進められておるという趣旨はわかります。その外交交渉のもとを作るために、外務当局・法務当局がいろいろと御苦労願っておることもよくわかります。私どもといたしましても、日本人が早く帰ってくるということを念願しているものであります。しかしながら、私は国内法的立場において物事を考えたいと思うのであります。先ほど来高瀬君も質問しておりましたが、もう少しお伺いしてみたいところがあるわけです。  ……

第24回国会 法務委員会 第27号(1956/04/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○池田(清)委員長代理 木原津與志君。
【次の発言】 ただいま参議院から本会議に法務大臣の出席を要求されておりますので、法務大臣の退席をお認めいただきたいと思います。法務大臣におかれましては、各委員から根本問題についての重大な質問が残っておりますから、次回必ず御出席をお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは法務大臣の退席をお認め願います。
【次の発言】 細田綱吉君。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。――なければ、今日はこの程度で散会いたします。    午後一時十九分散会

第24回国会 法務委員会 第28号(1956/04/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○池田(清)委員長代理 長沼参考人には委員の質問の範囲内においてお答えを願います。
【次の発言】 長沼参考人に重ねて申し上げます。委員の質問に直接簡単にお答え下さい。
【次の発言】 他に長沼参考人に対する御質疑はありませんか。――なければ、次に庭野参考人に対する質疑に移ります。  庭野参考人には初めに姓名、住所、職業をお述べ願います。
【次の発言】 それでは質疑に移りますが、猪俣浩三君。
【次の発言】 庭野参考人に申し上げますが、ここにおきましては委員の質疑にお答えいただくのみでけっこうなんです。委員に対する逆問的な御発言は御注意願いたいと思います。

第24回国会 法務委員会 第32号(1956/05/10、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 私はこの際売春防止法案に関係をいたしまして総論的な数項についてお尋ねをいたしたいと思います。  その第一点、世の中の風俗壊乱の実情についてであります。宮城二重橋前のあの外苑は、昼間は丸の内に勤めておられる方々が、少しばかりの時間を割愛せられまして、軽い散策をとられ、いこいを楽んでおられる場所であります。また、全国から集まりまする観光団が、必ずここをたずねまするところの聖地でもあります。しかしながら、夜ともなりますと様相が一変をいたしますることは御承知の通りであります。すなわち、宮城外苑のあちこちの樹下石上に、男女が、あるいは座し、あるいは伏し、何事か語らい、何事か楽んでおる夜……

第24回国会 法務委員会 第33号(1956/05/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○池田(清)委員長代理 法制局の野太第二部長が見えております。
【次の発言】 古屋貞雄君。
【次の発言】 細田綱吉君、
【次の発言】 世耕君に申し上げます。今の世耕君の御発言は、院内の秩序維持の問題でありまして、院内においてわれわれが協力してやるべきでございます。この委員会におきましては、いわゆる院の外との関係のことを今議題にされておったところです。院内のことは院内御当局で一つ実現するようにお互いに努力いたしましょう。  志賀君に申し上げます。破防法の関係の政府委員が見えておりませんから、顔ぶれのそろっておる範囲内において御質問願います。志賀義雄君。

第24回国会 法務委員会 第34号(1956/05/12、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、政府提案の売春防止法案に賛成の意見を述べるものであります。(拍手)  この法案は、政府は、終戦後都会といわず地方といわず、地に落ちた性道徳の実相を把握し、風俗の壊乱しておりまする実相を見きわめまして、性の道に粛正を与えんとの決意をなし、しかも、第二十二回国会の衆議院において議決をいたしました事柄を順奉し、さきに売春対策審議会を作り、これに諮問をいたし、その答申に基きまして法律の範囲内においてこの目的を達成せんとするために提案されたものであります。その内容といたしましては、婦女の人権を保護せんとする立場からいたしまして、売春の道に転落すること……

第24回国会 法務委員会 第38号(1956/05/30、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 古関参考人にお伺いしたいのですが、先ほど三つの判例をお述べになりたわけでありますが、その内容はあとでお尋ねすることといたしまして、この三つの判例はいずれも各裁判所を拘束するところの判例となっておるのでありますか。
【次の発言】 そういたしますと、最高裁判所の判例であるとお示しになりました、借地権は接収により消滅せず、こういうことは、すべての裁判所を拘束するということをお伺いしたわけであります。さらに、東京地方裁判所の判決といたしまして、借地権は期間満了によって消滅しない、こういう言い方であったと思うのでございますが、これが両方とも最高裁判所の判例であるとするならば、この法律に……

第24回国会 法務委員会 第39号(1956/05/31、27期、自由民主党)【議会役職】

○池田(清)委員長代理 午前中に引き続き、ただいまより法務委員会を再開いたします。  委員長が所用のためこの席に着くことができませんので、私が委員長の職務を代行いたします。  これより法務行政及び人権擁護の問題につきまして調査を続行いたします。すなわち、池田哲子事件の調査に入ります。  本日は参考人より実情を聴取することに相なっております。御出席の参考人は、会社員池田哲子君、長野警察署長北川恵作君、僧侶畑直孝君、長野地方公安調査局長森田清君の四名でございます。なお、真生活協会理事の沖正弘君は旅行のため出席ができませんので、御了承をお願い申し上げます。  この際委員会を代表いたしまして参考人の方……

第24回国会 法務委員会 第40号(1956/06/01、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 法務委員会が国政調査をいたしまする対象の中で、法務行政に関するものは最も重い事柄であると思います。本国会におきましても、当委員会におきましては、法務行政についていろいろと調査をいたして参り、具体的な事件等についてまでみなが心を砕いて慎重審議を重ねて参ったのであります。その中におきまして、京都の検察庁に関しまするところの問題が、はからずも重大なる問題となりまして、これにつきましては、数回にわたり当局の御出席を求めまして慎重審議の調査をいたしたのであります。事件の内容のことはもとよりといたしまして、法務大臣の責任下にありまする人事の問題についても、当委員会といたしましては心配をい……

第24回国会 法務委員会 第41号(1956/06/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○池田(清)委員長代理 横井太郎君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめまして、午後は二時半から再開いたします。それまで休憩いたします。    午後一時五十分休憩

第24回国会 法務委員会 第43号(1956/07/12、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 今次の戦争に当りまして、沖縄に在住しておられました同胞の諸君には、成人は男女全部、のみならず幼少の方々まで防衛のために命をささげて下さったことに対しまして、国民の一人といたしまして感謝を申し上げます。ことに若いところの中学生やあるいは女子師範校生徒に至るまで全部命をささげて沖縄を守って下さいましたことは、私どもの終生忘れることのできない事柄であります。幸いにいたしまして平和条約が締結をせられ発効をいたしました後におきましては、私どもは沖縄も一緒にわれわれとともに日本国政府のもとにおいて統治せらるべきものであるということを期待いたしておったわけであります。しかしながら、御承知の……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 法務委員会 第3号(1956/11/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○池田(清)委員長代理 ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員長不在のため、理事池田清志、委員長の職務を代行いたします。  調査に入ります前に、新法務政務次官高橋君が発言を求められております。この際これを許します。法務政務次官高橋進太郎君。
【次の発言】 高橋法務政務次官のごあいさつは終りました。  日程に入ります。法務行政に関し調査を進めます。  発言の通告がありますので、順次これを許します。猪俣浩三君。
【次の発言】 この程度でお開きにいたします。質疑の自余は次会に譲らしていただきます。次会は来月の五日に予定いたしております。公報で御通知申し上げます。     午後一時十八分散会

第25回国会 法務委員会 第5号(1956/12/12、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 関連して。大東亜戦争によりまして、鹿児島県に米軍が上陸をするという作戦のもとに、鹿児島を初めといたしまして県下の大小の都市がほとんど戦災にかかりましたことは御承知の通りであります。たとえば鹿児島のごときは市街の九五%が戦災におうたということであります。そういうような戦災の状況でありますから、裁判所を初めといたしまして法務機関がほとんど全滅をしてしまったこともおわかりの通りであります。これが復旧あるいは建設につきまして御努力をいただいております。具体的に申しますと、鹿児島の家庭裁判所は三十一年度から着工していただきまして、来年度には完成しようかというようなところにまで進んでいた……

第25回国会 法務委員会 第6号(1956/12/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○池田(清)委員長代理 松永東君。
【次の発言】 ほかに御発言はありませんか。――それでは、牧野法務大臣に対しまして、池田清、委員長席から簡単にお尋ねかつ要望申し上げます。  昨日日ソ共同宣言が批准をせられまして、旧ソ間に国交の回復を見ましたことは、まことに御同慶にたえません。その一つの効果の現われといたしまして、戦犯として抑留されておりました日本人全部が日本に帰ってこられることになったわけであります。まことにおめでたいことであります。これに反しまして、ずっと前から国交回復をいたしておりまするアメリカ、イギリス、豪州、この国においてはいまだ日本人を戦犯として自由を拘束いたしております。すなわち……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 建設委員会 第29号(1957/10/09、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 当委員会におきまして局地的な問題で御質問を申し上げますることは恐縮に存じますが、先刻、鹿児島、宮崎両県を代表いたしまして地元の熱烈なる陳情のありました事柄につきまして、数項にわたりお尋ねを申し上げることをお許しいただきます。  川内川は御承知のように霧島山に源を発しまして、宮崎県の北西部を流れ、鹿児島県の北大半部分を貫流いたしまして海に注いでおる川であり、その流さは百三十八キロメーターというものであり、その流域は一千六百三十六平方キロメーターということに相なっております。この間に包蔵いたしまする水田といたしまして一万七千町歩、畑九千町歩、合計いたしまして二万六千町歩、これから……

第26回国会 法務委員会 第3号(1957/02/14、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 去る一月三十日午後一時五十分ごろ、群馬県下の米軍基地と称せられておりまする相馬ケ原演習場におきまして、農婦の坂井なかさんが米軍のジラード・S・ウイリアムス三等特務兵から射殺せられました事件は、これほど人権を侵害することのない最大なる人権侵害の事件でありまして、この凶報に接しまするや、国民の全部はその全頭髪をさか立てて憤怒に燃えておるのであります。国民に対しいたく衝撃を与えておりますることは中村法務大臣も御承知の通りであります。私は、この際、坂井なかさんの御冥福をお祈りいたしまするとともに、御遺族に対し衷心から哀悼の意を表するものであります。  われわれ法務委員会が、この事件の……

第26回国会 法務委員会 第7号(1957/02/22、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 先日の当法務委員会におきまして、中村法務大臣はその経倫の一端をお示しになり、特に人権の尊重、事件処理の迅速化、綱紀の粛正、治安の維持ということにつきまして力説をせられ、中村法務大臣といたしましての法務行政施行の根本的方針をお示しになりましたのでありますが、これは私の最も同感とするところでありまして、願わくは、中村大臣におかれましては、その根本方針に基きまして、法務行政を強く正しく積極的に御推進あらんことをお願いを申し上げておく次第であります。  私はこの際数項につきまして簡潔に具体的に問題を取り上げてお尋ねをいたします。  その第一点は、法務行政及び司法の重要性と、その尊重に……

第26回国会 法務委員会 第15号(1957/03/15、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 今回判事、検事につきまして管理職手当の支給ができることに相なりましたことは、まことにけっこうなことでありまして、先ほど来指摘しておられますように、これがおそきに失したものであると思うのであります。私、ちょっとお尋ねいたしたいと思いますることは、管理職手当と称するからには、その性格と申しますものは、これは属人的なものではなく職務についたものである、属職的なものであるというふうに考えるのでありますが、法務当局あるいは司法当局はいかにお考えか、お尋ねいたしたい。
【次の発言】 さすれば、職務についておる手当でありまするから、その職務を何人が襲うかによって区別されるべきでないと思いま……

第26回国会 法務委員会 第19号(1957/03/27、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 裁判所法等の一部を改正する法律案は、現行日本国憲法に淵源をいたしておりますることは申すまでもございません。ところが、日本国憲法そのものは日本が占領されている時代にできたものであり、裁判所法そのものもその当時にできたものでありますところから、私はこの際日本国憲法につきまして数点のお尋ねをさしていただきたいと思うものであります。  憲法第九十九条には、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」とあります。憲法は国の基本法でありますから、何人もこれを尊重し擁護すべきことは当然のことであります。ところが、ここに例挙してあります……

第26回国会 法務委員会 第21号(1957/03/29、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 去る二十五日福岡高裁の第一号法廷におきまして、柳田裁判官が裁判長として、後藤君等に対する公判が開かれましたわけでありますが、当日の公判の日程といたしましては、証人小林君についての証言を求めるということになっておったのであります。小林証人の申請は、一月の末期に検察官側から要請せられ、弁護団側もこれを了承せられ、裁判所が決定をしまして、この日を指定して証言を求めることになり、小林君は同法廷に出廷しておったのであります。ところが、小林証人についての尋問が始まります前に、検察側の釈明を求むるという問題につきましていろいろと問答があり、とうとう小林証人の尋問をする機会なくして当日は閉廷……

第26回国会 法務委員会 第24号(1957/04/05、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所等、それれぞ支部を設けることができるように相なっており、現実に支部が設けられておるのでありますが、その支部という機関は、いわゆる裁判所と称するものであるか、それともまた裁判所以外の他の何ものであるかということを明らかにしていただきたい。
【次の発言】 しからば、それは、たとえば地方裁判所にいたしますと、その中の刑事法廷とか民事法廷とかありますが、それと同じ趣旨に解するものに当りますか。
【次の発言】 高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所等の管轄区域内においてあちこち支部を設けまするし、その支部自体もいわゆる管轄区域というものが定められておるわけ……

第26回国会 法務委員会 第25号(1957/04/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○池田(清)委員長代理 発言の通告がございます。これを許します。山田君。

第26回国会 法務委員会 第29号(1957/04/25、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 ただいま委員長から基本的な問題につきましてのお尋ねがありましたので、私はやや実際的な事柄について二、三お尋ねを申し上げたいと思います。  その第一点は、当委員会において質疑応答が重ねられて政府の確答を得ておる事柄でありまするが、最高裁判所長官としてのお考え方をお尋ねしたい事柄であります。すなわち、それは、最高裁判所がいわゆる司法裁判所であるか憲法裁判所であるかという問題であります。政府の今までの答弁によりますと、最高裁判所は憲法八十一条によりまして憲法の審判権を有するのではありまするけれども、それは司法権の建前からいたしまして具体的争訟についての審理、裁判をなすものである、こ……

第26回国会 法務委員会 第34号(1957/05/18、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 請願の第一〇に掲げてあります鹿児島地方法務局大口出張所の移転改築の請願を紹介いたしました議員といたしまして、請願の趣旨を簡単に御説明いたします。  大口市は一昨年春できました新らしい市でございますが、市になります前は四方町村にそれぞれ分れておったのでありますが、市になりまして大口市ということに相なっております。この前に分れておった四カ町村、並びに現在残っております菱刈町、これが伊佐平野でありますが、これらの町村の関係におきます法務事務を担当していただいておりますのが大口出張所であります。この大口出張所の庁舎といたしましては、大口町の時代に関係町村が集まりまして建設をいたし、法……

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○池田国務大臣 昭和三十年度におきまして、外米が相当入ってきた。そして値下りをしたということは聞き及んでおります。従いまして私といたしましては、この食管会計の合理化についてぜひとも今回措置いたしたい、こういう考えで特別調査会を設けるようにいたしたのでございます。外米を買うことも一つの、何と申しますか商売でございます。見込み違いが事実上出てきたということは、これはやむを得ぬことでございますが、将来はそういうことのないようにいたしたいと思います。
【次の発言】 食管会計におきましては、今お話のような点があるのでございます。黄変米につきましては早急に処理をしなければならぬと思っております。農林省の方……


池田清志[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 農林水産委員協議会 第2号(1955/10/15、27期、日本民主党)

○池田清志君 第二十二号の台風が襲来いたしますと、その翌日私ども、自由党の中馬代議士、当時の左社会党の有馬代議士、当時の右社会党の小牧代議士並びに民主党は私が、それぞれ党を代表いたしまして台風二十二号の襲来いたしました大分、宮崎、鹿児島、熊本の四県にとりあえず慰問の派遣をせられたのであります。私ども一行は一緒になりましてそれぞれの県に参り、知事及び議会の議長あるいは農協の関係の方々からいろいろと御報告を受けまするとともに、さらにまた災害のひどい現場につきまして、いろいろと視察をさしていただいたのであります。これらの被害の状況につきましては、関係府県からそれぞれ当局にも参っておりまするし、当委員……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会内閣委員会法務委員会連合審査会 第2号(1956/07/13、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 私はわれわれ日本人から見れば自明の事柄でありますが、国際的に見ていかに相なっているか、初歩的なお尋ねからいたしたいと思います。  鹿児島の磯の浜に琉球人町というのがあります。これはつまり琉球の船が錦江湾の入口に入ってきた場合に、この町を目標に進んできた目じるしであります。かくのごとくわれわれ鹿児島の者といたしましては、沖繩と従来交友の関係があり、交際が深かった関係にあります。従いまして一そうの近親感を有するものです。明治維新の後、廃藩置県があり、これにならいまして琉球列島は沖繩県となり、内地の一環として統治をして参ったことは御承知の通りであります。こういうことから申しまして私……

第24回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第2号(1956/09/10、27期、自由民主党)

○池田(清)小委員 官庁営繕法関係のお尋ねがあったようでありますが、私もこれにつきましてちょっと私の考え方を申し上げてお答えをいただきたいと思います。  官庁営繕法は御承知のように議員立法でありまして、私ども法務委員会といたしましては深い関係を持たない間に通ってしまったことを私はうらみと思っております。官庁営繕法の趣旨はいわゆる合同庁舎方式が原則になっておると伺います。ところが、司法機関と法務機関は前におきましては検事局を裁判所に付置するという規定によりまして司法機関と検事局というものは今日の合同庁舎方式に法定されておったのであります。ところが、今日になりましては司法機関と検察庁というものは別……

第24回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第3号(1956/09/11、27期、自由民主党)

○池田(清)小委員 法務大臣お急ぎのようでございますから、ここで一言簡単にお尋ねを申し上げておきたいと思います。  本朝来犯罪の撲滅、犯罪へ転落することの防止、ことに青少年の不良化防止につきまして真剣に調査が進められておりますことはまことに御同慶にたえません。これらの問題につきましては、法務省、検察庁、文部省その他者機関、並びに民間団体においてそれぞれ御苦労を願っておりますことを感謝を申し上げておる次第であります。犯罪の撲滅の一面といたしまして、刑余者が再犯をしない、累犯を重ねないようにということもまた最も大事なことであると思うのであります。ところが、近来残念ながら犯罪を犯しますものが多く、刑……

第24回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第4号(1956/09/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○池田(清)小委員長代理 ただいまから会議を開きます。  委員長不在のため、理事池田清志が代行いたします。  法務行政に関し調査を進めます。質疑の通告があります。佐竹晴記君。
【次の発言】 政府御当局に願います。質問に対して即答できるように勉強しておいて下さい。
【次の発言】 政府当局に申し上げます。井上局長、戸田局長、山口警備部長にお残り願いまして、あとはお帰りになってよろしゅうございます。御苦労さまでした。  猪俣浩三君。
【次の発言】 よろしゅうございます。
【次の発言】 さよう要求いたします。
【次の発言】 見えておりません。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 法務委員会公聴会 第1号(1957/04/09、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 団藤公述人にお尋ねいたします。  第一点として、委員長から設問をいたしました第一の(イ)の、国法上の独自の下級裁判所であるかという質問に対しまして、これを肯定されまして、さようでありますと言われました。また、先刻の猪俣委員のお尋ねの中の答弁におきましては、小法廷が最高裁判所であるという御発言もあったのでありますが、いかにこれを……。最初公述の際に、小法廷は下級裁判所であると肯定されましたが、猪俣委員の設問に対しましては、そのお答えの中の言葉として、小法廷は最高裁判所であるということを伺ったようですが、何か私の聞き違いでしょうか。

第26回国会 法務委員会公聴会 第2号(1957/04/10、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 岩松公述人にちょっとお尋ねを申し上げますが、現行の裁判所法の九条の大法廷、小法廷、その大法廷は全員の裁判官でもって審理、裁判する、こういう規定があるが、全員の裁判官でやらなければならないということはどこから出てきておるのか、裁判所法の立法上の便宜からきておるのか、それともまたよるところがあって全員でなければならないのかということについてお答えを願いたい。
【次の発言】 今のお説で御高見のほどはわかったのでありますが、さらに端的にお尋ねを申し上げますと、もしそれ裁判所法の第九条の大法廷の審理、裁判をする員数を、全員ということをはずして、最高裁判所判、の中の何名かをもってそれがで……

第26回国会 法務委員会公聴会 第3号(1957/04/11、27期、自由民主党)

○池田(清)委員 二点だけお尋ねを申し上げます。  法令審査権というものを国のいずれの機関で行わしめるかは立法の問題であって司法権に伴うものではない−、従って、今の日本国憲法においては、司法の部に、最高裁判所が法令審査権を最終審として有する規定があるのでありますが、いずれ憲法改正の機会等のあります際において、立法のことから考えて、国の意思、国民の意思が司法の部以外のある機関において法令審査権を行わしめるということになっても、それは当時の国民感情として当然である、司法権を侵すものでない、こういうことにお伺いをしたのでありますが、さようでありますか。  第二点としては、現行憲法のもとにおける最高裁……



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データ更新日:2023/02/05

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