小枝一雄 衆議院議員
28期国会発言一覧

小枝一雄[衆]在籍期 : 23期-26期-27期-|28期|-29期-30期
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このページでは小枝一雄衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

小枝一雄[衆]本会議発言(全期間)
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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 衆議院本会議 第6号(1960/02/09、28期、自由民主党)【政府役職:農林政務次官】

○政府委員(小枝一雄君) ただいま石田委員から御質問になりました、農林関係の農地転用の許可基準がゆるくて、農地の転用が安易に流れておるきらいがあるのではないか、こういう御質問が一点と、もう一つは、農地価格が高騰して、これが旧地主運動を誘発する原因となっているのではないかというような御質問でございましたが、鉱工業の発展、都市の膨張等に伴いまして、農地が鉱工業や住宅の用地等として転用されることは、ある程度やむを得ないところではありますけれども、一方において、農業生産の基盤としての農地が無計画に転用されるということは、どうしても、国土資源の合理的利用という点から見ても、極力避けなければならぬ問題でご……

第34回国会 衆議院本会議 第35号(1960/05/27、28期、自由民主党)【政府役職:農林政務次官】

○政府委員(小枝一雄君) お答えをいたします。  今回の災害につきまして、周東議員の御質疑の要点は、主といたしまして、今日、漁船が、しかも、中小漁家、中小漁民に関係のある至大な問題であるから、この問題を、すみやかに万全の処置をとって解決すべし、という御趣旨でございます。また、もう一つは、真珠等は外貨の獲得にも役立っており、また、その金額においても非常に多額に上るものでございまして、これの復旧にも特に意を用いろ、ということであったのでございます。また、農地その他農林水産に関する施設に対しまして、万全の処置をとりまして、その復旧を迅速にいたしますとともに、ことに農地等につきましては、今年の再生産に……

小枝一雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

小枝一雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 建設委員会 第9号(1959/10/15、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝説明員 ただいま当委員会におきまして、満場一致をもって災害復旧に対する重大なる決議が行われました。私どもその御決議の趣旨に対しましては、まことに適切かつ重要なる問題であることを痛感いたすものでございまして、御趣旨を尊重いたしまして、十分御期待に沿うよう、農林当局といたしましては処置をとるつもりでございます。
【次の発言】 ただいま御質問の鍋田干拓の堤防でございますが、この点につきましては、事務当局も参っておりますので、事務当局から答弁いたさせます。

第32回国会 農林水産委員会 第1号(1959/07/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 お許しを得まして一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  私は、従来農林委員会に所属をいたしまして多年皆さんの御懇情をいただきましたが、ちょうど昨年から委員会の所属が変りまして、すっかり一年ばかりごぶさたをいたしておりました。今回はからずも農林政務次官に就任をいたしまして、今後一そうの皆さんの御厄介になることになりました。日本農政の重大なときに当りまして全力を尽して努力をいたすつもりでございますが、委員各位並びに関係各位の一そうの御指導、御鞭撻を得なければとうていその職責を全うすることが困難であると考えるものでございまして、どうぞこの上とも皆さんの御指導、御鞭撻を心からお願い……

第32回国会 農林水産委員会 第14号(1959/10/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝説明員 委員の皆さんには、いろいろ、農林水産施薬、ことに今年の大災害につきましても格別な御心配をいただきまして、衷心感謝と敬意を表する次第でございます。  実は、カンショ、澱粉、切りぼし等に関する重大なる決議がございますので、本日は大臣が親しく出席をいたしましてこれに対する所信を申し述べるはずでございましたが、ちょうど明日皇太子殿下も水害地の見舞にお出かけになり、また総理大臣も参る予定になっておりまして、いろいろ諸般の準備に忙殺されまして、時間的に出席することが不可能でありますので、大臣にかわって政府の所信を表明いたしたいと思います。  ただいま御決議になりましたカンショ、澱粉、なま切り……

第32回国会 農林水産委員会 第15号(1959/10/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝説明員 この際、発言のお許しをいただきましたので、昨日来当委員会において御決議をなさいましたカンショ、澱粉、なま切りぼし等の問題につきまして簡単に御報告をさせていただきたいと思います。  この問題につきましては、農業政策の上から、また農民所得の問題等からいろいろ配慮をせられまして、委員各位は常にこの問題について十分な検討を重ねられ、数次にわたって重大なる御決議をせられたのでございます。私どもは、この価格の問題、期日の問題等についての昨日の強力なる皆さんの御決議を体しまして、部内の調整をはかり、なお財政当局とも種々懇談をいたしまして、なお災害の結果減産いたしましたところの数量等いろいろな問……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 農林水産委員会 第10号(1959/12/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいまの神田委員の御質問は、農林省はこのビール麦の問題に対しては一つ農民側に立って問題を考慮せよという趣旨の御質問でありまして、農林省が会社側の言うなりになっておるのじゃないかということでございますが、農林省といたしましても、ただいま神田委員もおっしゃったように、農民の利益ということをどうしても考えなければならぬ問題であると思うのです。また、一方におきましては、農民の耕作するビール麦がやはり商品価値としての資格を十分持つものでなければならぬということも考えまして、この両方の立場に立って考えなければならぬ問題だと思うのでございます。しかしながら、ただいまもお話しになりましたよう……

第33回国会 農林水産委員会 第13号(1959/12/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま芳賀委員のお尋ねの、国鉄駅の問題あるいは運賃関係の問題でございますが、この問題は、御承知のように、一応十二月末日まで延期されてきたわけであります。もはや期限も迫っておる関係もありますが、この駅の廃止という点につきましても、これは同様な結果をもたらすということを私どもは痛感しております。ことに、先生御承知のように、最近農林漁業と他産業との所得の均衡の問題がありますし、農林物資の運賃が上昇するということは、農業経営に非常な悪影響を与えるということは御承知の通りでございます。従ってこの問題は、ただいま運輸省側からも答弁がありましたように、農林省としても、それぞれの主管局におき……

第33回国会 農林水産委員会 第16号(1959/12/22、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま丹羽委員から御指摘のありましたこの養鶏振興法の目的について、政府の提案しておる原案はまだ十分でない、ことに種鶏、種卵というようなものからさらに一歩進んで、養鶏の経営者、業者、言葉をかえて申し上げますと、農民の農業の経営上これを特に取り入れるべきじゃないか、また、審議会についてもどう考えるか、これに対して両党から修正案が出ておるが、どういう心がまえでおるか、こういう御趣旨のように伺いました。  これを提案いたしました私どもの考えといたしましては、かつて、お話のように、議員立法によって参議院の方から相当内容の充実したものが出たことも記憶いたしております。ただ、現在のわが国の……

第33回国会 農林水産委員会 第17号(1959/12/23、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 昨日御答弁申し上げましたのは、大要を概念的に申し上げたので、十分でなかったかと思います。特に飼料の問題につきまして、飼料需給安定法によりまして一つの価格の問題あるいは需給の問題等におきましてやると同時に、この養鶏法においては、第八条によりまして、資金のあっせんとか指導とかいうことをある程度やっていけると考えておるわけであります。
【次の発言】 きのう芳賀委員からただいまお示しのような御発言がありまして、私の答弁が足らなかったかと考えますが、私どもの考えといたしましては、鶏卵の低物価政策をとろうという考えではないのであります。ただ、将来の養鶏業の発展を考えまして、これが不当に高く……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 地方行政委員会 第2号(1960/02/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま保岡委員御質問の砂糖の対策でございますが、これは御指摘のように、奄美群島といたしましてはサトウキビの栽培が気候風土に適し、また災害等の点からいいましても非常に風害に耐えるというような点から、奄美群島といたしまして最も伸ばしていかねばならぬ産業の一つではないかと考えます。また砂糖の需給状態、わが国の甘味資源の自給態勢を確立するという点から考えましても、これは将来十分検討しなければならぬ問題であると私どもも非常に重要視いたすところであります。御指摘のように前年まで黒糖ということでございましたが、最近は漸次分みつ糖ということに切りかえられましてだいぶそういう点におきましても進……

第34回国会 地方行政委員会 第10号(1960/03/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 門司委員から、奄美群島の開発について熱意のある御質疑を承ったのでありますが、私は実は先ほどまで法案審議のために他の委員会に出席いたしておりまして、この問題について特に権威のある門司委員のお話を伺う機会がなかったことは残念に思いますが、要するに、この奄美群島の開発はお示しのように非常に重大な問題であり、ことにへんぴの群島にわれわれの同胞がたくさん生活いたしておりますので、これの開発については、私どもも北で厚く南で薄いというようなことは考えておらないのであります。従いまして、今後の推移いかんを十分検討いたしまして、この製糖工場等の経営いかん、あるいは工場の存立いかんということが、島……

第34回国会 内閣委員会 第4号(1960/02/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 水産庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  この法案は、水産庁の付属機関である十和田湖ふ化場を本年八月一日に廃止しようとするものであります。  十和田湖ふ化場は、ヒメマス資源の重要性にかんがみ、国営によりその人工孵化放流事業を実施するため、昭和二十七年に設置されたのでありますが、近年同じく国営であります北海道さけ・ますふ化場の支笏湖事業場におけるヒメマスの種卵の生産が著しく増加し、全国の移殖用の種卵の需要量を十分確保し得る見通しがつくに至りましたので、十和田湖における増殖事業は単にその地方の需要を満たせば足りることとなり、国営によりこ……

第34回国会 内閣委員会 第7号(1960/02/23、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま上程されました農林省設置法の一部を改正する法律案の提案の理由を改正の内容とあわせて御説明申し上げます。  第一は、青果物に関する行政を振興局の所掌とすることであります。御承知の通りわが国の農業における果樹農業の地位は、近来とみにその重要度を増すに至っておりますので、政府といたしましても別途果樹農業振興特別措置法案を今国会に提案いたし、その振興を期する所存でありますが、同時にこれに対処いたしますため農林省の組織につきましてもその整備をはかり、果樹その他青果物に関する行政事務を生産から消費まで一貫して振興局の所掌することといたすものであります。  第二は、放射線育種場の新設……

第34回国会 内閣委員会 第10号(1960/03/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま久保田委員から、これらの資料について提出が十分でない、それらをそろえなければ審議に差しつかえるというお話でございますが、大体従来の慣例から申しまして、ただいま用意いたしております程度のものでございますが、必要なものにつきましては、誠意を持って資料を整えまして提出いたすつもりでございます。
【次の発言】 先ほど来久保田委員御質問のように、最近における果樹園芸あるいは蔬菜というようなものは、食糧としての地位が非常に向上いたしまして、主食よりもこれらの食物が将来非常に伸びていくということは農村としても望ましいことであり、また国民の食生活の上からいいましてもこれは必要なことだと……

第34回国会 内閣委員会 第13号(1960/03/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 久保田委員御指摘のように、いかに果樹専門の課を作りましても、いずれにいたしましても流通部門というものを改善いたしまして、これの合理化をはかることでなければ、農民の所得あるいはこれを利用する国民大衆の利益というものを招来するわけに参りませんので、この点につきましては御趣旨を十分尊重いたしたいと思います。要するにただいまこの調査会において審議いたしておりまするところの結論につきましては、それぞれこれは最も専門的なものであると思いますので、こういうものと、それからさらに御指摘のいわゆる農林漁業基本問題調査会の結論が、おっしゃるように私もおそらく今週ごろにはおそくとも出てくるだろうと思……

第34回国会 農林水産委員会 第1号(1960/02/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 昭和三十五年度農林関係予算案についてその概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計における農林関係予算案の総体について申し上げます。農林省所管合計といたしましては千百六十五億二千七百万円となっております。これに総理府所管の北海道関係公共事業費百七億七千一百万円、離島振興関係経費十八億四千六百万円、原子力平和利用関係経費九千七百万円及び農林漁業基本問題調査会に要する経費二百万円、労働省所管の農林関係公共事業費一億八千五百万円、建設省所管の農林関係営繕費六千八百万円、大蔵省所管の農林漁業金融公庫出資金七億円並びに文部省所管の麦製品学校給食費十七億一千二百万円を加えました農林関係予……

第34回国会 農林水産委員会 第6号(1960/03/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 御承知のように、漁業につきましては、これは農林省の所管でありまして、農林省側といたしましては、わが国の漁民が漁業をいたします上に支障のないようにしたいという考え方をもって努力をしております。こういう問題につきましては、農林省側も常に外務省側と連絡をとりまして強力にこれを進めるという方針をもって今日まで参っているような次第であります。
【次の発言】 今回の問題につきましては、御承知のように、はなはだ遺憾な問題でありまして、私ども、これは明らかに韓国側の不法な問題のように考える。従いましてこの問題は、拿捕された者につきましてはすみやかにこれを送還してもらいたい、並びに、今後かような……

第34回国会 農林水産委員会 第10号(1960/03/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 私も、先般来、国会の先生方のいろいろな注意もありまして、機械の免税が取りやめられるんじゃあるまいかというふうなことも伝わっておるが、そういう点について善処するようにという話を伺いました。小平委員お話しのように、日本の農業の今日最も重要な問題は農業機械化の問題でありまして、これは、農村の文化あるいは生産コストの切り下げ、生産の面、生活の面を通じまして重要な問題でございまして、農業機械化を促進するというお考えについては、私も全く同感であるのであります。ただ、この問題につきましては、ただいま事務当局からも局長初め各関係の者からお答え申し上げましたようなわけでございまして、ただエンジン……

第34回国会 農林水産委員会 第11号(1960/03/15、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 結局、ビールの醸造の麦が幾ら要るかということは、現実の問題だろうと思います。ただいま久保委員のお話しの点はよくわかるのでございますが、私どもといたしましては、結局、紛争の問題の解決には全力をあげて早期にこれを解決することに努力しなければならぬと考えますけれども、輸入の問題につきましては、現実の問題として、この春生産するところのビール麦の大体の見通しと、ビールの醸造石数というものを考えまして、これが適当であるという結論に達しましたならば、この輸入というものは将来の国内の生産ビール麦に影響を与えない範囲におきましてこれを了承するのほかないと考えるのであります。しかしながら、この輸入……

第34回国会 農林水産委員会 第12号(1960/03/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま満場一致をもって御決定になりました漁船損害補償法の一部を改正する法律案に対する御決議の趣旨につきましては、政府といたしましては、極力これを尊重いたしまして善処をいたす所存でございます。
【次の発言】 ただいま角屋委員御質疑の点は、小災害を完成する上に非常に重要な問題でありますので、御趣旨に沿うように、各省間の調整を早くとりまして、十分仕事が進捗するように配慮いたしたいと思います。

第34回国会 農林水産委員会 第13号(1960/03/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま芳賀委員お話しのように、ちょうど去年の委員会においてこういう決議をされまして、福田農林大臣も御承知のように金融問題については特に熱意を持っておりまして、最近における農林漁業関係の融資について特に検討する必要があるということで、実は、昨年の七月災害がありましてから後、特にこの問題を取り上げまして、農林省部内といたしまして検討いたしておるのであります。ことに、この問題につきまして問題になりますのは、農林漁業金融公庫の問題と同時に、これに関連いたします農林中金の資金、系統資金等、こういう問題につきまして一連の問題として解決していく必要があるということで、この三十五年度中には何……

第34回国会 農林水産委員会 第14号(1960/03/22、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 開拓融資保証法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明いたします。  戦後の阻拓事業もすでに十余年を経過し、その間、約十五万戸の開拓者は、不利な立地条件やたび重なる天災等にも屈せず、日夜常々と農業経営に精進し、一部には既存農家の水準を越え新しい畑作営農方式の先駆者となっている者も少なくありませんが、他面、大部分の開拓者は、重なる悪条件のため、その努力にもかかわらずいまだに営農の基礎も確立せず、経営不振に悩んでいる実情であります。  この現状に対処いたしまして、政府は、昭和三十三年制定を見ました開拓営農振興臨時措置法を中心といたしまして、開墾建設工事の促進、営農資金の融資額の大……

第34回国会 農林水産委員会 第15号(1960/03/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま倉成委員の御質疑になりました牛乳の需給の問題でございますが、これは、御承知のように、近年牛乳の生産が長足に発展いたしまして、集乳母は相当増加をいたしまして、なお今後も相当な伸び方を見るつもりであります。当面の需給の見通しといたしましては、私ども、順調にこれは参るように大体考えておるわけであります。しかしながら、御承知のように、これはなまものでありまするし、相当季節的にも需給の高低があるわけでございまして、そういう点につきましては十分心して善処しなければならぬと考えております。
【次の発言】 倉成委員の御意見の通りでございまして、四十年度には二千万石に近い牛乳の生産を私ど……

第34回国会 農林水産委員会 第16号(1960/03/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま全会一致をもちまして農業災害補償制度の抜本改正に関する御決議を決定せられまして、われわれ農林当局といたしましても誠意をもってこの御決議にこたえるつもりであります。  御承知のように、農業災害補償制度の改正は昭和三十二年にやりまして、自来各方面からこれに対する不満の声も出ておるわけでありまして、この制度を存続し、農民の災害を補償していくということは、将来のわが国の農政の上に非常に重大な問題でございまして、われわれは誠意をもってこの解決をはかる決意をいたしておるわけでございます。従いまして、この改正につきましては、御承知のように、四十名からなるところの農業災害補償制度協議会……

第34回国会 農林水産委員会 第18号(1960/04/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいまのところでは別にそういうふうに考えておりませんが、なお零歳の過程において十分検討してみたいと思います。
【次の発言】 芳賀委員の御質問のように、本年度の基金によって十分とは私ども考えておらないのであります。そこで、それでは本年度はともかくとして来年度にあたっては一つ幾らにこの基金の総額をしていくかという目標を明らかにせよということでございますが、この点は、御承知のように、予算折衝の問題もありますし、簡単に参らないと思うのでありますが、大体、農林省の方針としましては、本年度要求いたしました当初の考え方をもって次の年度に対しても対処していきたい、極力努力してやっていくという……

第34回国会 農林水産委員会 第19号(1960/04/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 これは昨日も申し述べたところでございますが、ただいま倉成委員御発言のように、漁業協同組合は他の協同組合に比べましても非常に立ちおくれておる感が深いのであります。なお、組織の問題、その他業種の問題、いろいろ多岐多様にわたりまして、きわめて複雑でもあります。また、中小漁家の所得の問題、そういう点におきましても他の産業に見劣りするところが非常に大きいのであります。かれこれ考えまして、私どもといたしましても、今日のわが国の漁業協同組合につきましては一そう指導を強化する必要があることを痛感いたしております。従いまして、これは、農林省自体の力をもってこれに対して極力指導陣営を強化いたします……

第34回国会 農林水産委員会 第21号(1960/04/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 従来の開拓政策ないし将来に対する開拓政策につきましては、先ほどから角屋委員御質疑の中にありました御意見のごとく、私どもといたしましても、これはどうしてもこの方面に力を注がなければならぬということは、日本の農業のこれは宿命であろうと思っております。従いまして、この十五万戸に対する既入植者の問題にいたしましても、今回ここに数種の法律案をお願いいたしておるわけでございますが、ただこれに満足するというわけではございませんので、今後、御説のように、困難なる開拓者の現在の立場に思いをいたしまして抜本的な対策を講ずる要あることを私ども痛感いたしておるところであります。従いまして、この法案の通……

第34回国会 農林水産委員会 第22号(1960/04/14、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 国の基本的な開拓計画でございますが、これは、ただいまおっしゃったように、戦後わが国の食糧不足、また、当時の産業・経済その他いろいろな情勢にかんがみまして、国としては、でき得る限り開墾可能な地を利用いたしまして、そこに入植をして、多数の入植者を育てていこうという計画でやったのでございますが、     〔委員長退席、田口委員長代理着席] 自来、この開拓計画が必ずしもすべて悪かったという意味ではないと私は考えるのでありまするけれども、いろいろ労働の条件の問題、つまり労働の過重の問題、あるいはその他生活環境の問題、その他生活水準の問題、いろいろな問題が関係をいたしまして、経営の困難など……

第34回国会 農林水産委員会 第24号(1960/04/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 私は不幸にして昨日の参考人の御意見を聞く機会を得なかったのでありますが、ただいま松浦委員お話しのように、今日のわが国の開拓関係の営農は、入植した時期にもよりますが、一部においては非常に困難な状況にあるということは、われわれも認めておるところであります。また、そういう実情にあることも承知いたしておるのであります。従いまして、これらの問題につきましては、お説のように、農業としての営農に必要なる基本条件をすみやかに整備いたしていきますことも必要でありますし、同時にまた、それらの環境を整備いたしまして、いわゆる生活の上に明るい光明を見出すことのできるような方向に進めなければならぬという……

第34回国会 農林水産委員会 第27号(1960/05/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の一部を改正する法律案に対する政府の意見を申し述べたいと存じます。  積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の有効期限の五カ年延長については、湿田単作地域農業改良促進法等他の特定農業地域法との関連を勘案いたしましてなお検討の余地があると考えますので、にわかには賛成いたしがたいのでありますが、本法による農業振興計画の実施の状況にかんがみまして、同法の有効期限を延長することは適切と考えるので、政府といたしましてはこの機会に積雪寒冷単作地帯の振興について一そうの意を用いることにいたしたいと考えております。

第34回国会 農林水産委員会 第28号(1960/05/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 三浦農林大臣当時の生産者価格等を引き下げました経緯につきましては、ただいま芳賀委員お述べになりました通りで、われわれ農林省当局といたしましては、現在の経済情勢、また市乳の販売価格の情勢等すべてを勘案いたしまして、現実に不足する状態におきましてはまずこの程度で進むよりほかいたし方あるまいというつもりで努力をやってきたわけであります。なお、今後の見通しにつきましても、御承知のように、牛乳生産の増大をはかっていただかなければならぬ情勢にありますので、こういう将来のことも考え合わせまして、現在のような処置をとって進むことにいたした次第でございます。

第34回国会 農林水産委員会 第29号(1960/05/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま開拓三法案に対する修正案を当委員会におきまして御提案になっておるのでございますが、政府といたしましては、本法案に対する修正案が決定の上におきましては、その決定の御趣旨、その修正の精神を十分尊重いたしまして善処いたすつもりでございまいす。
【次の発言】 ただいま開拓三法案につきまして全会一致をもちまして附帯決議が付せられたのでございますが、当委員会において満場一致をもってこの附帯決議が付せられました以上、政府といたしましては、その御趣旨を尊重いたしまして善処いたす所存でございます。  なお、詳細の問題につきましては、本改正案成立の暁におきましては審議会も設置されることでご……

第34回国会 農林水産委員会 第30号(1960/05/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま丹羽委員から今回の災害に対しまして切実なる御質疑、御要望がございました。今回の一道十六府県に及びます災害は、ただいま事務当局から御説明申し上げましたように、まことに深刻なものがあり、関係罹災者の惨状はまことに同情にたえないものがございまして、政府といたしましては、ただいまそれぞれ本省関係からも調査官を被害激甚地に対して派遣をいたし、また、その他の地方につきましてもいやしくれもこの災害に関係のあるものにつきましては、それぞれ出先機関等を動員いたしましてつぶさにその実情を調査中でございます。従いまして、政府といたしましては、これらの救済処置また、農林脚当局といたしましては、……

第34回国会 農林水産委員会 第31号(1960/06/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 今回のチリ地震津波対策につきましては、委員各位には、現地にそれぞれ調査におもむかれまして、いろいろ御心配をいただき、いろいろ対策等についても御苦心をいただいたことは、われわれ当局といたしましても深く感謝いたすところでございます。ただいま御決議になりました条項につきましては、政府当局といたしましても、財政関係当局とも話し合いをいたしまして、極力御趣旨に沿うよう努力、善処をいたす所存でございます。(拍手)

第34回国会 農林水産委員会 第33号(1960/06/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま提案になりました天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  この改正法律案の内容は、本年五月のチリ地震津波により特に著しい被害を受けました一定区域内の被害漁業者に対して貸し付けられる経営資金について、貸付限度額の特例を設けるものであります。すなわち、真珠またはカキの養殖に必要な資金として貸し付けられる場合は五十万円、その他の漁業経営に必要な資金として貸し付けられる場合は二十万円と、通常の貸付限度額の十五万円に比べそれぞれ大幅に貸付限度額を引き上げ、もってチリ地震津波による被害漁業者に対する資金の……

第34回国会 予算委員会 第4号(1960/02/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 ただいま御質問になりましたこの重大な経済的変化のあるときに、特に農業が曲がりかどに来ておると言われておるが、これに対してどういう施策をとるかという御質問だったと思いますが、御承知のように政府といたしましては、ただ次三男対策をもって足れりとするものではないのでありまして、農業全体に対しまして、あるいは政策の面におきまして、農業経営の改善の面におきまして、あるいは流通部門の改善等につきまして、鋭意施策をやろうという考えを持ちまして、今回の三十五年度予算の編成にもとりかかりまして、それぞれ所要の予算をつけておるような次第でございますが、またこういう重大なときでございますので、御承知の……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 農林水産委員会 第1号(1960/07/21、28期、自由民主党)

○小枝議員 一言ごあいさつ申し上げたいと思います。  一年有余の間政務次官在任中旧来の御厚情に甘えましてまことに至らぬ点が多かったと考えております。にもかかわりませず、格別なる御指導、御鞭撻を賜わりまして、大過なくここに退任することに相なりました。これはひとえに委員、関係者各位の御高配のたまものと感銘いたしておるところであります。在任中何もこれという格別な仕事をいたしませず、ただ、農政の曲がりかどといわれる重大なときにあたりまして、米の問題、あるいは共済の問題、農業法人の問題、幾多山積する諸種のこれらの重大問題に対しまして、一応その進路だけ見つけましたと申しますか、その緒につきかけたと申します……

第35回国会 農林水産委員会 第6号(1960/09/13、28期、自由民主党)

○小枝委員 昭和三十五年度の旱魃及び水害によるところの農林被害等に対しましては、先般の委員会及び本日の委員会におきまして審議をせられ、本日は特にまた両調査団長から詳細なる現地被害の状況の御報告がありまして、これに対しましては、農林省当局といたしましても、田口政務次官を初め関係方面からそれぞれ詳細なる御報告並びに答弁等があったのであります。先ほど来熱心なる委員諸君の御質疑もございまして、大体その審議は尽くされたのでございますが、この開発及び水害の被害対策に対しまして完璧を期しますことは最も緊急を要するものであり、必要であるのでございまして、これに対しまして、当委員会といたしましても、その完璧を期……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 農林水産委員会開墾干拓に関する調査小委員会 第1号(1959/12/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 芳賀委員の、開拓に対する方針と今後の予算措置について、特に経済効果のみによらずに、こういう国の大施策、大方針という建前から、北海道開発については特別な関心を払うべきじゃないかということであったと思いますが、私も全く同感でありまして、戦後の食糧増産第一主義というものが主として経済効果優先の考え方で大体推移してきたと思うのです。しかし、今日の事態から考えますと、食糧を増産しなければなりませんけれども、食糧の問題はその曙光が見えかけたという程度で、これも必要ではありまするけれども、今後の農業政策として大きい問題は、農民をどうするか、あるいは人口の配分をどうするか、営農規模をどうするか……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 国土総合開発特別委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1960/04/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○小枝政府委員 この臨海地帯の開発につきましては、これは日本の経済全般から考えますと、ある方がいいのではないかと私も考えております。ただ、農林漁業の関係から申しますと、先ほどから赤路委員が御質問になっておりますような、あるいは漁業権の問題とか、あるいは水利権の問題、あるいは農地の問題等、幾多問題点が包蔵されておると考えるのであります。そういう立場においてこれらの問題が解決をされ、これらの問題が支障のない方向にこれを向けて審議していただくならばけっこうだ、かように考えております。
【次の発言】 それは農林省という立場でなしに、国策全般の立場から考えていい、かように考えております。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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