このページでは小枝一雄衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○小枝一雄君 ただいま議題となりました、内閣提出、森林火災国営保険法の一部を改正する法律案について、農林水産委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 森林火災国営保険法は、人工幼齢林のみを対象として、国が森林の火災による損害を填補するため昭和十二年に制定され、その後、昭和二十七年に人工壮齢林をも加えるための法律改正が行なわれて現在に至っていることは御承知の通りでありますが、わが国の林業が自然災害から受ける損害の甚大であるにかんがみ、このたび、森林の火災による損害のほか、気象災害による災害についても国営保険事業において填補することとするため、本案が提出せられたのであります……
○小枝委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が所用のため、指名によりまして私が委員長の職務を行ないます。
閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
すなわち、農林水産業の振興に関する件、農林水産物に関する件、農林水産業団体に関する件、農林水産金融に関する件、農林漁業災害に関する件、以上の各案件について閉会中もなお審査を行ないたいと存じますが、これを議長に申し出るに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 これより請願の審査に入ります。
今国会本委員会に付託になりました請願は九十三件であります。
これより日程第一より第九三……
○小枝委員 私は、当面の農林漁業の基本問題並びに緊急を要するこれらに関する諸問題について、農林大臣に数項目についてお尋ねを申し上げたいと考えます。この問題、実は同僚野原委員から大臣にお尋ねをすることにいたしておったのでありますが、にわかにかわって私からそれらの問題についてお伺いし、御所見を伺いたいと思います。 まず第一に、農業基本法についてであります。この問題は、周東農林大臣特に御承知のように、わが国の農業が曲がりかどに来ておる、そこで、曲がりかどを解消して、わが国の農林漁業の基本問題をすみやかに法制化して、裏づけのある政策を実行していかなければならぬということで、三年前に農林漁業基本問題調……
○小枝委員長 森田重次郎君。
○小枝委員 私は簡単に提案者代表の石田委員にお尋ねをいたしたいと思いますが、この土地改良区の財政の再建に関しましてはわれわれも同様に憂えておる一人であります。石田委員御承知のように、わが国の土地改良事業はいわゆる食糧増産対策としての施策行政措置というものが一応終止符を打って、農業基盤整備という方向で進められております。しかしわが国の土地改良はこれが食糧増産対策であると農業基盤整備であるとのいかんにかかわらず、農業を将来行なっていくということは、要するに土地と水ということが絶対不可欠の条件であります。そういう条件を整備いたしましてこそ農業の自立経営を達成せられ、農家の所得を増大し、生産性向上をは……
○小枝委員 委員派遣第三班の調査について御報告いたします。 第三班は、去る十月十一日から十四日までの間、私のほか倉成正君、石田宥全君の三名をもちまして、八郎潟干拓事業、青森県等におけるビート栽培及びビート糖業の事情、上北機械開墾地区の営農状況並びに岩木山麓開拓パイロット事業等について調査を行なって参りました。以下その結果について詳細にわたり報告いたしたいのでありますが、調査の対象としたものがいずれも大きな事業であり、または重要な問題を含むものでありますので、報告に長時間を要します。そこで、この際、朗読は省略し、この報告書をそのまま会議録に掲載していただくよう委員長にお願いする次第であります。……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。