このページでは石井光次郎衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(石井光次郎君) 大企業のもとに中小企業が苦しむような状態にならないか、また、下請工場等はさらに困難な状態にならないか、それに対する対策いかん、というような意味のことであったと思います。これは、さっき、総理が、大企業と中小企業との格差問題についても触れられたようでございますが、私どもは、中小企業の設備の近代化であるとか、あるいは組織力の強化でありますとか、一番大事なことは金融の円滑化であると思いますが、これらにあわせまして、税制を改めてもっと有利にしてあげるとか、技術も指導するとか、業種別振興策をいろいろ講じまして、今度の自由化のもとで中小企業が立っていくようにしなくてはならない、こ……
○石井国務大臣 石井光次郎でございます。このたび、はからずも通商産業大臣を拝命いたしました。皆さん方と一緒に通産行政についていろいろお話し合いをいたし、りっぱな通産行政を立てていくということに懸命の努力をいたしたいと思っております。世の中がだんだん変わりまして、私が第一回吉田内閣の商工大臣をした時分とは、通産関係の仕事の範囲も深さもいろいろ変わってきておることを、おぼろげながらは承知しておりますけれども、自分で今度入りますと、一年生の心持で勉強しなければならぬことばかりだと思います。一生懸命通常国会までには勉強いたしておきますが、今度は関係いたしまする問題につきましては、皆さん方にいろいろと御……
○石井国務大臣 ただいま附帯決議を拝聴いたしまして、政府といたしましてはこの御趣旨に沿いまして、ぜひ来年の九月までの間に、御期待に沿うような扱いにいたしたいと思っております。
○石井国務大臣 次の臨時国会というわけにいくまいと思いますが、通常国会に出すつもりで、今検討いたしております。
【次の発言】 ただいまのお答えをいたします。
ちょうど今月の末が任期になっておりますので、任期になった人はどうするかということをその機会に考えるのが当然でございまして、今のようなお話のあるなしにかかわらず、私といたしましては、このままでよいのかあるいはこの際かえるかということを考えなくてはならぬと思うのでございます。諸般の事情を十分考慮をいたしまして、これは私が任命権者のようですから、しかるべくやっていきたいと思っております。
○石井国務大臣 先ごろモスクワの日本見本市に行きました機会に、関係の人たちといろいろ御相談をいたしまして、最後にミコヤン第一副首相とお目にかかって、両国の貿易関係の問題を話合ったのであります。見本市が非常に成功するように見えた最初のころでございましたが、これは百万人の人がこれを見て、初めて日本の経済がどんなものであるかということをよく認識する機会を得たと思ったのであります。出ておるものも非常にりっぱなものであるし、われわれはこういうものを通して日本の工業力というものを新たに認識する。ことしの三月から開かれております長期貿易協定、これによってまず年間およそ七千万ドル程度の往復出入りが予想されてお……
○石井国務大臣 今、日本の目内において、石油の使用里は約千五百万トンでございますが、だんだんこれがふえていきまして、今申しましたように、何年か近いときに、三千万トンぐらいになる。そういうときに、アラビア石油という問題、それからソビエトからの輸入の問題等々、いろいろな問題がここに起こってくると思うのであります。アラビア石油の問題は、今度はまだわずかでございまして、ためしにこうだああだというような話をいたしておる程度でございまして、最後的なものにはまだ至っていない状態でございます。これからいろいろな問題が複雑になってくると思いますので、十分間違いないような判断をして、そうしてこれに処していくように……
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