このページでは逢沢寛衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○逢澤委員 もうちょっと詳しく申し上げておきますが、計画路線というのが二通りも三通りもあるらしいのです。そこで一次路線というのは二年間にやるか三年間にやるかということを期限を指定している。ところが戦災後に、計画を立てるということが法律にきめてある。そこで計画だけをずっと線を引いたわけです。その線に対しては木造建物からやっていく。ところが不燃焼建物をやることができないという指示をしている。一方には不燃焼建物を奨励している。それで、その不燃焼建物をやろうとすると、いけませんという。そこで、僕らのところへそれを陳情されて、一方においては、政府が不燃焼建物を奨励しておる、しかも都内では、住宅敷地が非常……
○逢澤委員 関連質問。ただいま江東地区の防潮堤のことについて議題になっておりますが、この間の十一号台風によって、あれだけの被害をこうむった、これに対する防潮施設の重要性ということは当然であります。しかし、ここに考えねばならぬことは、あの工業地帯が、この表によりますと、年々相当の地殻沈下をしておる、よってきた原因は何であるかというと、結局地盤沈下が重要な問題である。地盤沈下によるから、あれだけの台風でも浸水をするということになる。そこで、あの地帯は、しばしばここに指摘されましたが、重要工業地帯です。この刷りものを見ても、セメント工業とか、あるいは重工業か非常に多い。この脆弱な地盤の上にそうした重……
○逢澤委員 この際動議を提出いたします。理事は、その数を八人とし、委員長において御指名せられんことを望みます。
○逢澤委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のため出席できませんので、私が委員長の職務を行います。
これより海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、順次これを許します。辻政信君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。
中山マサ君。
【次の発言】 細田君。
【次の発言】 受田君。
【次の発言】 援護局長、何か話がありますか。
【次の発言】 理事会等にもよく諮りまして、善処いたしたいと思います。
【次の発言】 それでは、本日は、これで散会いたします。
午後零時一分散会
○逢澤委員 関連質問。ただいまの質問の中に、私どもちょっとこの機会に、当局の方針なり意見を聞いておく必要があると思いますのは、土地収用法を強制的にというようなお話が今あった。それで私どもは、ある場合には、現下のいろいろの法規の上から、強制収用ということは困難だと思います。これはできぬ。しかし、これは、特にここにおられる建設委員の方々は、一番よくおわかりだと思う。それは、いろいろな事業をやる、たとえて言えば、道路の建設をやるという場合に、大部分の者はおそらく土地の提供をする。しかしごく少数の人が、軒数にして一軒か二軒でも承諾してくれなければ、莫大な費用を投じてやった道路というものは、使うことがで……
○逢澤委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、委員長が選任されますまで、衆議院規則第百一条第四項により、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま田中龍夫君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、田口長治郎君が委員長に当選されました。(拍手)
委員長田口長治郎君に本席を譲ります。
○逢澤委員 関連して。大へんの御苦労、感謝しております。ただいま私のお尋ねしようと思う同じことをお尋ねになったのだが、捜査について、あなたが牛や馬をときどき食糧のためにとりに出た、これにはどのくらいの時間がかかりましたか。私は、大体山の大きさというものが知りたいと思うのだが、それには時間がどれくらいかかったか。
【次の発言】 もう一つお願いします。あなたにぜひ案内人として行っていただくのが一番有効適切だと思うのだが、これは、一つには国の予算の面と、あるいは有志からそういうような資金を集めるというような方法もあるでしょう。それにしても、行っていただくということが一番のなにになると思いますが、あな……
○逢澤委員 関連してちょっと建設局長にお伺いしたいのですが、今中島委員から御指摘になりました通りに、東京都があの戦災直後遠大な計画をしておるということは、われわれよくわかる。ところで一方、その所有者に対する権利を非常に抑圧しておる。というのは、まあ計画というものは五年とか十年という計画ならこれは話はわかる。ところが二十年も先の、まだ今ではほとんど計画できていない、ただ頭の中だけの計画で、土地の所有権を都が専断しておるようなことになっておる。そういうようなことに対しては、計画をやるんなら、今日の時代において二十年、三十年の先を構想するというようなことは、これはわれわれから言ったら無計画だと言って……
○逢澤委員 関連して。先ほど住宅政策の根本について検討すべきだというお話があったのですが、私もぜひ必要だと思う。特に今質問者の方からいろいろの御質問があるのを拝聴しておりまして、現行の住宅政策というものに非常に欠陥があるのではないかということを痛感しておるのです。それは、今質問者のお話の中にもありましたように、自力建築というものはきわめて困難であるということをいっておる。特に戦前の貸家といいますか、貸住宅というものについては、相当日本では特に大都市では発達した歴史を持っておる。ところが戦後の今日で、いろいろの政策の上から貸家というものの普及がきわめて困難である、こういうことを指摘せられておる、……
○逢澤委員 私先ほどちょっと席をはずしておりましたのですが、月に一回くらいの建設委員会でありますので、この際一言だけお伺いしておきたい。それは、この委員会でもう数年にわたって問題になっております小災害の問題――十万円と十五万円とのあの問題でありますが、今回生じました特に福岡県の問題が非常にいい例を示しておるのであります。そこで、これは福岡県を契機とするわけではありませんが、すでに小災害に対しては一応の検討の時期が来ておると思うのです。これは、理論的に建設省の河川課の方はよく理解しておられると思うのですが、河川の改修は下流からやっておる、そこで大きいところは大体済んでおる。特に私どもが現地を見て……
○逢澤委員 先般の十五号台風に対する本院の申し合せによりまして、私ども一行は、建設委員会からは羽田委員長、中島委員、さらに私、農林関係からお二人等々が、去る九月二十六日の本邦を襲いました台風十五号につきまして調査をいたしました。その報告をこれから簡単に申し上げたいと存じます。 この台風は、全国各地に甚大な被害を引き起したのでありますが、特にその中心である東海地方のうち愛知、岐阜の両県につきまして、四日から昨日まで三日間、建設、農林連合で視察調査いたしました結果につき御報告を申し上げます。 この台風は二十六日未明、中心示度が九百三十ミリバール、中心付近の最大風速六十メートルという強大さをもっ……
○逢澤委員 私は約束の時間もあるし、すでにもうだいぶ時間を経過しておりますから、問題点を二つにしぼってお尋ねしたいと存じます。従いまして、その関係するところが大蔵省、農林省、建設省、こういうことに分れますが、私のお尋ねしますことで、関係の方が大蔵省から見えておりませんならば、これは非常に重要なことでありますから、その点をまたよくお伝えをいただきまして、適切なる措置を講じていただきたい。 まず第一点は、これは歴年災害で起ってくる現象でありますが、特に今回の伊勢台風におきましては、それがはっきりと現われておる事実が一つあります。それは海岸堤防でありますが、海岸堤防の中で、建設省の施行しておる海岸……
○逢澤委員 関連。ただいまの原形復旧とそれから関連したことについては、関連復旧として大体六―八%くらいな金額はこれを承認する、そういうような標準をもってこれをやっておる、こういうお話は、これでよくわかる。ところが、これはどこの席上であったか知りませんが、今回の災害復旧にあたって、原形復旧と改良復旧とのことについてこういうような例示があった、それはたとえていうと、木造の学校が破壊された、木造の学校では将来非常に危険性があるから、せめて危険性のあるところに対しては鉄筋コンクリートで、少くとも三階建くらいなものを建造して、そうして応急の方法にも当てねばならぬ。これはきわめて常識的な、またそうやっても……
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