このページでは南条徳男衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○南條徳男君 ただいま議題となりました、昭和三十四年九月の暴風雨により塩害を受けた農地の除塩事業の助成に関する特別措置法案外十七件につきまして、災害地対策特別委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 右の各法律案は、本年累次にわたって発生した風水害等に関し、これが対策としてそれぞれ特別の措置を講じようとするものでありますが、その要旨を簡潔に申し述べることといたします。 まず、建設関係四件につき申し述べます。 公共土木施設の災害につきましては、すみやかな復旧をはかるため、復旧事業費に対しては、標準税収入を勘案して、十分の八ないし十分の十の高率国庫負担を行ない、さらに、……
○南條徳男君 ただいま議題となりました昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地域における公衆衛生の保持に関する特別措置法案外七件につきまして、本委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 右の各法律案は、本年の数次にわたる風水害等に関し、これが対策として、それぞれ特別の措置を講じようとするものでありますが、以下、その要旨を簡潔に申し述べることといたします。 公衆衛生の保持に関しては、伝染病予防費について、国の負担率を高め、上水道及び簡易水道の災害復旧費について国が二分の一の補助を行なうことができるようにし、また、保護施設及び児童福祉施設の復旧……
○国務大臣(南條徳男君) 農業問題につきまして、総理から重要な問題についての御答弁がございましたが、農業基本法の問題について政府はどのような考えであるかという御質疑がございましたので、お答え申しておきたいと思います。 この問題は、非常に画期的な重大な問題でございまして、農業収容人口と他産業との格差を縮める、あるいは農家の所得を伸ばしてその生活の安定をさせるために、政府は、御承知の通り、経済の成長をはかっておるのでございますが、そこでこれに対しまして、十分その基礎的な内容を作らねばならぬと思いまして、農業基本法を通常国会に提案すべく、ただいま準備中でございます。その内容等につきましては別な機会……
○国務大臣(南條徳男君) 米の統制の問題についての御質疑でございますが、政府としては、現行の米価の集荷並びに配給の統制はこのまま継続したいという方針でございます。ただし、配給の面におきましては、いろいろ消費者の側も考えまして、十分配給量をふやす、あるいは登録制度の改正、卸小売業者の登録制等の改正をいたしまして、そうして、消費者になるべく良質の米を配給するような方向にもしたいという考えでおるのであります。 そこで、かようなことを継続すれば一国の財政負担が非常に多くなるじゃないかという御質問、ごもっともでございます。今年でも未曽有の豊作でございまするから、四千万石も買い入れますと、それだけでも約……
○南條委員長 この際、委員各位に一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま各位の御推挙によりまして、本特別委員長の重責をになうことになりました。 申すまでもなく、過般の伊勢湾台風による被害はまさに目をおおわしめるほどの激甚、深刻なものでありましたが、なおその他にも今年しばしば本邦を襲った豪雨ないし台風等によりまして、各地に甚大な被害が発生いたしておるのであります。この伊勢湾台風を中心とするこれらの災害地に対しまして、早急に対策を樹立してその復興をはかることはまことに刻下の緊急事であると存じます。 昨日、本院におきましてこの災害地対策特別委員会が設置せられましたゆえんのものも、この被害地を初め……
○南條委員長 これから会議を開きます。 質疑に入る前に皆さんにお諮りいたしたいことがございます。それは、ただいま名古屋の市長からも陳情がありましたが、かようなことは各地の被害地から陳情に今後もたくさん見えると思うのです。それでこの取り扱いにつきまして、先ほど理事会で一応話し合いをいたしましたが、皆さんに一つお諮りを願って御承認を得たいと思います。それは、近いうちに各地の被害地に委員会から通知を出しまして、代表者にこの委員会に出席を願って、そうして実情を聴取し、その詳細を速記録に残しておこう、それが一番効果があるのじゃなかろうか、ばらばらに実情を聞いてもかえって効果は薄いと思いますので、そうい……
○南條委員長 これから会議を開きます。
すでに補正予算が国会に提出されておりますので、本日は、まず大蔵当局から、災害対策に関する予算措置及び財政投融資計画等につきまして総括的に説明を聴取し、引き続き関係各省から、それぞれ所管に応じて災害対策の諸施策、並びにこれが予算措置等について説明を聴取することにいたします。大蔵政務次官。
【次の発言】 なお、主計局長から補足説明の申し出がありますので、これを許します。石原主計局長。
【次の発言】 それでは、財政投融資関係について、西原理財局長から説明を願います。
【次の発言】 次は、建設省の説明を承ります。大澤政務次官。
○南條委員長 これより会議を開きます。 本日は、災害地対策の樹立に資するため、被害地の実情について参考人の方から説明を承ることにいたします。 この際、参考人各位に対し、委員会を代表して委員長より一言ごあいさつを申し上げます。 申すまでもなく、本年累次にわたる豪雨ないし台風によりまして、各地に甚大なる被害を生じ、ことに過般の十五号台風による被害は、死者、行方不明五千二百有余名にも及び、多数の尊い人命を一夜にして失い、長期にわたる湛水により、まさに目をおおわしめる激甚、深刻なるものがあるのでございます。これらの災害地に対しまして、早急に対策を樹立し、その復興をはかることは、まことに刻下の緊急……
○南條委員長 これより会議を開きます。
本日は、昨五日本委員会に付託になりました、内閣提出による十件の法律案について提案理由の説明を聴取いたします。
まず労働省関係で、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地域における失業対策事業に関する特別措置法案、及び昭和三十四年七月及び八月の水害並びに同年八月及び九月の風水害に関する失業保険特例法案、以上両案の趣旨について政府の説明を求めます。松野労働大臣。
【次の発言】 次は、厚生省関係で、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地域における公衆衛生の保持に関する特別措置法案、昭和三十四年八月及……
○南條委員長 これより会議を開きます。
災害地対策に関する件について議事を進めます。
この際、江崎真澄君より、災害湛水地域緊急措置に関し、各派共同をもって本委員会において決議をいたしたい旨の動議が提出されております。
この際、この趣旨弁明を求めます。江崎真澄君。
【次の発言】 ただいまの動議に対し討論の申し出があります。これを許します。
佐藤觀次郎君。
【次の発言】 加藤鐐造君。
【次の発言】 これにて討論は終結いたしました。
【次の発言】 これより採決をいたします。
江崎君提出の動議に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、動議は可決されました。(拍手)
○南條委員長 これより会議を開きます。去る六日及び七日に付託になりました内閣提出の十件の法律案、及び去る七日に付託になりました伊藤よし子君外十四名提出の法律案につきまして、順次提案理由の説明を求めることにいたします。 まず、昭和三十四年台風第十五号により災害を受けた伊勢湾等に面する地域における高潮対策事業に関する特別措置法案、昭和三十四年八月及び九月の暴風雨による堆積土砂及び湛水の排除に関する特別措置法案及び昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた公共土木施設等の災害復旧等に関する特別措置法案、以上三案の趣旨説明を求めます。村上建設大臣。
○南條委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。理事角屋堅次郎君及び辻原弘市君より、それぞれ理事を辞任いたしたい旨の申し出がございます。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
つきましては、その補欠を互選いたしたいと思いますが、これは委員長において指名することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、小林正美君及び岡本隆一君を理事に指名いたします。
【次の発言】 昨十一日付託になりました、内閣提出の、昭和三十四年八月及び九月の風水害による任意共済に係る保険金の支払等にあてるための資金の融通……
○南條委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、昭和三十四年九月の雲風雨により塩害を受けた農地の除塩事業の助成に関する特別措置法案外二十三件、及び伊藤よし子君外十四名提出、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害により被害を受けた者の援護に関する特別措置法案外六件を一括議題といたし、質疑を続行いたします。質疑の申し出があります。これを許します。伊藤よし子君。
【次の発言】 八木一男君。
【次の発言】 それでは暫時休憩いたしまして、午後は一時三十分から正確に開きます。大蔵大臣がその時間に出席することになっております。
午後零時二十五分休憩
○南條委員長 これより会議を開きます。 五島虎雄君外十五名提出、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地域における失業対策事業に関する特別措置法案、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害に関する失業保険特例法案、太田一夫君外十六名提出、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地方公共団体の起債の特例等に関する法律案、横山利秋君外十六名提出、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害により被害を受けた公務員等に対する国家公務員共済組合等の給付の特例等に関する法律案、滝井義高君外十八名提出、昭和三十四年七月……
○南條委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました、中島巖君外十七名提出の、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査に入ります。
【次の発言】 まず、本案の趣旨について提出者の説明を求めます。岡本隆一君。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました法律案は、引き続き開会されることになっております建設等小委員会において審査されるようお願いいたします。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十一分散会
○南條委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。理事岡本隆一君より、理事を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ございせんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。つきましては、その補欠を互選いたすわけでございますが、これは委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、八木一男君を理事に指名いたします。
【次の発言】 内閣提出の、昭和三十四年九月の暴風雨により塩害を受けた農地の除塩事業の助成に関する特別措置法案外二十四件、及び、伊藤よし子君外十四名提出の、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び……
○南條委員長 これより会議を開きます。
去る二十一日付託になりました内閣提出の、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた者等に対する福祉年金の支給に関する特別措置法案を議題といたします。
【次の発言】 まず、本案の趣旨について政府の説明を求めます。渡邊厚生大臣。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました法律案を含めまして、内閣提出の、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地域における公衆衛生の保持に関する特別措置法案外七件、及び、伊藤よし子君外十四名提出、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害により被害を……
○南條委員長 これより会議を開きます。まず、参考人より意見聴取の件につきお諮りいたします。去る三日の理事会において御協議願ったところでございますが、委員各位の非常な御尽力によりまして、災害対策に関するそれぞれの立法措置もすでに講ぜられた次第でありますので、これら特別法の成立を見ましたこの機会におきまして、被害地における関係者を参考人として本委員会に出席願い、災害地対策諸立法の施行に関する諸問題、並びに今後なお必要とする諸対策等について意見を承ることとし、参考人の選考は委員長に御一任願い、その意見聴取は本日及び明日それを行なうことに御了解を願ったわけでございます。つきましては、理事会の決定通り取……
○南條委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の辞任の件についてお諮りいたします。理事八木一男君より、理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
つきましては、その補欠を互選いたしたいと思いますが、これは委員長において指名したいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、辻原弘市君を理事に指名いたします。
【次の発言】 本日は、午前中は昨日に引き続きまして参考人の御意見を聴取いたし、午後は政府に対する質疑を行なうことにいたしますから、御了承願います。
それでは、災害地における復旧事情……
○南條委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の辞任の件についてお諮りいたします。理事小林正美君より理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
つきましては、その補欠を互選いたしたいと存じますが、これは委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、角屋堅次郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 引き続き、これより災害地対策に関する件について議事を進めます。江崎真澄君。
【次の発言】 足鹿君。
【次の発言】 これは計画局長を今呼んでいますので、ちょっとあとにして下さい。……
○南條国務大臣 今回の政変にあたりまして、不肖私が池田内閣の農林大臣を拝命することになりまして、今日この常任委員会の皆さんに新任のごあいさつに参った次第でございます。はからずもという言葉がよく使われますが、私の場合は、全く農林行政はずぶのしろうとでございまして、全くはからずもこの地位につくことになつたのでございまして、自分ながら全くじくじたるものがある次第であります。特別な知識と経験を持たなければなかなか皆さん方練達たんのうな委員の方々への応答も容易でないということを十分心得ておりますので、できるだけお手やわらかに、今後一つ御支援を賜わりたいと思うのでございます。農林行政につきましては今日まで……
○南條国務大臣 私は閣議でおくれまして、今の肥料問題についてはただいま伺ったわけでございますが、大体において申し上げますと、今まで肥料対策につきまして御質疑のあったように、何か補給金その他で予算措置を要求してあるかとか、あるいはどういうふうにきめたかというような御説でございますが、実際に通産省なり農林省なりではさような具体的なことになっておりません。かようなことについていろいろ検討中であることが新聞その他に漏れているだけであって)最終的なことになっておりません。このことを足鹿委員に申し上げておきます。 それから先般肥料審議会がありまして、審議会の委員に十分審議を願っておるのでございますが、こ……
○南條国務大臣 お答えいたします。昨年の伊勢湾台風は未曽有の災害であったので、特別災害委員会を設けましてその処理をいたしたことは御承知のことであります。そのときにも、今後かような災害というものは日本では絶無じゃないのだ、いわゆる台風常習地帯として置かれておる日本の国土から考えて、これに対応するところの恒久的対策を樹立しなければならない、昨年のようなたまたまああいう大きな災害があったことを契機として、国民に将来の安心を与えるための恒久的な対策をしなければならないという意見が政府にも与党にもありまして、その方向に向かって当時は進めておったことは御承知だと思うのであります。何さまそういう問題になりま……
○南條国務大臣 御質問の点については、昨日も申し上げたのでございますが、国民経済の問題からコストを安くしろというお話、ごもっともでございます。さようなこともごもっともとして採用する問題でございますが、また一面、北海道の寒地農業、ことに畑作振興という面から申しまして、国策に沿うたビートの振興ということを至急に拡大したいという目標から、これが二、三年来この方向にきたのでございまして、北海道庁としては、特にまた北海道開発という面から非常にこのことを要望したのでございます。そこで政府もこの政策に乗ってビートの増反という計画が出てきておるわけでございます。従いまして、できるだけコストの安いものを作るとい……
○南国務大臣 今澄議員にお答え申し上げます。石川島造船に内定しておりますインドネシアのテンダーシップといいますか、御質問は潜水母艦ということでありますが、これはインドネシア賠償の補給船についての質問と考えて、お答え申し上げます。インドネシア賠償第二年度の実施計画に船舶九隻の要請がありましたので、その中に補給船がありましたが、賠償実施連絡協議会、これは外務大臣を長として関係各省の次官をもって構成しておりますが、その同意を得まして、本年二月初め日本とインドネシア同国政府間に右実施計画の合意があったのであります。契約の大体の内容は、賠償は直接方式でやることになっておりまして、インドネシア政府は右実施……
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