加藤精三 衆議院議員
28期国会発言一覧

加藤精三[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|28期|-30期
加藤精三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは加藤精三衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
加藤精三[衆]本会議発言(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-30期

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委員会発言一覧(衆議院28期)

加藤精三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-30期
第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 社会労働委員会 第3号(1958/06/24、28期、自由民主党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 これより会議を開きます。  労働行政について、労働大臣に対する質疑を許します。赤松勇君。
【次の発言】 先ほどから委員さんのところで傍聴者といろいろ私語したり打ち合せたりしておりますが、議場の規律のためおやめを願います。
【次の発言】 赤松委員に御注意いたします。御発言のときには委員長を呼んで御発言を願います。
【次の発言】 河野正君。
【次の発言】 河野委員に申し上げますが、当委員会と予算委員会との約束に基きまして、十二時に労働大臣の退席を許しますので簡単にお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記開始。

第29回国会 社会労働委員会 第12号(1958/08/09、28期、自由民主党)【議会役職】

○加藤(精)委員長代理 休憩前に引き続きまして会議を再会いたします。  社会保障制度及び公衆衛生に関する件について調査を進めます。質疑の通告がございますので逐次これを許します。八木一男君。
【次の発言】 ただいまの八木委員からの御発言でございますが、まことにごもっともと思いますので、十分調査の上善処いたしたいと思っております。
【次の発言】 伊藤よし子君の発言を許します。
【次の発言】 五島虎雄君。
【次の発言】 御答弁も御質問も簡単にお願いいたします。
【次の発言】 滝井義高君。
【次の発言】 大体時間もずいぶんおそくなりましたようですので……。

第29回国会 地方行政委員会 第11号(1958/09/05、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 最初に、和歌山事件につきまして若干の質問をさしていただきたいと思っております。私は、この事件の直後、和歌山市に事件のてんまつを調査のために参ったのでございますが、あの和歌山市は、古来非常に栄えた旧藩の城趾の町でございまして、地理的にも、歴史的にも、何とも言えない穏やかな興趣の深い観光地ともいわれるような町でございます。あの地域におきまして、今回本委員会で問題になっておりますような事件が起きたことに対して、大きい観点から観察いたしますと、全国から相当激しい連中があそこに押し寄せてきて、そうして各種の行動をいたしまして、あの騒擾に導いたということにつきまして、和歌山の地域民の方と……

第29回国会 文教委員会 第9号(1958/09/25、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 当初に文部当局、特に最も詳しく知つておられる文部当局の説明員でけつこうでございますが、本年の九月十五日の闘争の具体的な状況を詳細に承わりたいのであります。
【次の発言】 ただいまの御報告をお聞きしますと、わが国の大多数の教職員は、職能倫理というか、そういう点にとうとい自覚を持つておられるように思うのでございますが、あれだけものすごい日本共産党の背面指導にかかわりませず、よく日本国民たるの本分を自覚してくれたということにつきましては、私たちは敬意を表するものでございますが、われわれ東北生まれの者でありまするので、特に福島県で教壇放棄というような非常に忌まわしい仕事を多くの先生が……

第29回国会 法務委員会 第10号(1958/09/09、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。和歌山市の郊外の雑賀崎小学校の藪田教員の問題は、非常に重大な事件でございますが、法務省方面でも警察庁方面でも、取調べの速度が何のゆえか少しおそいような気がしておりますのです。事件は非常に重大な事件でございますので、鋭意取調べをはかっていただきまして、この次の委員会におきましては御発表できるようにしていただきたいと思うのでございます。何となれば、この人権じゅうりん被疑事件につきまして、校長、教頭が他校へ転任されたのでございますが、その受け入れ学校におきましては、そうした先生を自分らの方の学校ではもらいたくないというて地元が騒ぎまして、それからそうした各所の異動に関する地元……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 地方行政委員会 第5号(1958/10/21、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。新市町村建設につきましては、その前の法律の関係の町村合併促進法からずっと継続してこれを大観して見ますと、明治二十一、二年に、日本に竹やり騒動のようなものが数年間続いて、そうしてやっと最近までの町村の区画ができた、自治体の地域性が確立したということを考えてみますれば、まことに画期的な成功だということを感ずるものでございますが、しかしながら、明治二十一、二年の大合併が、その後五十年間も町村の地域として尊重されましたるごとく、今回決定しました町村合併の地域は、相当の期間町村の地域として恒久性を持つものになる可能性が多いと思うのでございます。ことに社会党の発表せられておりま……

第30回国会 地方行政委員会 第6号(1958/10/23、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。私も、長年地方行政委員会でそういう質問をしたいと思っておったのですが、そういうふうなまでに観念がまとまらぬでおったのです。ここ五、六年の間、夢にも忘れたことはない。衆議院、参議院の委員会でも、そういう問題があるときは、私は傍聴に行っておりましたが、そして自治庁の十年祝賀式典に伴うえらい冊子を得まして、そうして大体地方行政の水準向上の目標点について、各省のおえら方が全部筆をそろえております。しかしながら、問題は、大蔵省がどういう認識をするかということと関連してくるのであります。そうして大蔵省に対してどれだけの説得力が自治庁にあるかということに関連してくると思うのであります……

第30回国会 文教委員会 第3号(1958/10/15、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ごく事務的なことを簡単にお聞きしますから、簡単にお答だいただきたいのですが、学校教育法の五十二条に「大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする。」この中にファクターがたくさんあるわけですが、大学は学術の中心として広く知識を授けることを目的とする、また別の大学は深く専門の学芸を教授研究することを目的とする、第三の場合は、大学は知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする、この三つの条件がある。これは画一的なのか、この二つの条件をすべて含めなければいかぬのかどうか、その……

第30回国会 文教委員会 第4号(1958/10/17、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 過般学校教育法の一部改正につきまして、本員は教育と経済との関係につきましていろいろ御質問申し上げたのでありますが、すでに国立の専科大学に模様がえせんとする意図を持っている短期大学もある。そして当該短期大学は将来おそらく五カ年制度の前期の課程を持つ専科大学になるであろうという御回答に接しまして、私はまことにこの制度が単なる制度上の思いつきその他によるものでない、非常に根強い将来の発展性を持っておるものと考えているのでありますが、そうした前期の課程を含む専科大学という種類のものの新設を学校教育法第一条の中に織り込みますことは、現行学校制度上の修正となるものでございますか、六・三・……

第30回国会 文教委員会 第5号(1958/10/22、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。一言だけ……。
【次の発言】 非常に簡単でありますが、御当局の答弁について、一般の形の専科大学につきましては、これは六・三制の例外でないように思いますけれども、高等学校に属する部分を専科大学の中で教授します場合に、高等学校は完成教育の課程でございますけれども、専科大学の前期は進学課程になるように思います。若干の教育制度の修正というか、例外を認めたということになるのじゃないかというので、その点は私良心的に考えまして、そういうふうなことになるのじゃないかというふうなことに考えるのであります。それがまたそれ自身いいことなんじゃないかということを考える。で、辻原さんにもお考……

第30回国会 文教委員会 第8号(1958/10/31、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 西村さんにお願いしますが、ただいままでの御論議を私ずっと心を平らにして拝聴しておりましたが、問題の要点は、学校以外の技能教育施設における学習を高等学校の教科の履修とみなすことに関しまして、その学校以外の技能教育施設の指定を文部大臣がやるか、府県教育委員会がやるかということに関連しておるようでございます。それで、御理解に便ならしめるために、私一つの例をとって申しますと、たとえば山形県の中に比較的大きな工場がある、それで現在考えられておりますような三年程度の、年間一千時間くらいの技能教育施設がある、そうしてそこには高等学校卒業程度の教員がおる、相当しっかりした学校以外の技能教育施……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 決算委員会 第11号(1959/03/17、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。決算委員会の委員にされましてから日が短かいのでございますが、私の解するところによりますれば、そうした尋問捜査というようなことは、これは日本の憲法によりますると司法権の分野であると思いまするし、それに山田委員さんの御質問が相当強い表現を使って、しかりつけるとか、あるいはどやしつけるとかいうようなことは、国会の職能から申しましても、またわれらのとうとい国会の品位、風格からいいましても、適当でないと思いまするので、委員長におかれまして御注意をお願い申したいと思います。
【次の発言】 それに関連いたしまして、人権尊重というようなこと、ヒューマニズムの精神が日本の国の民主政治……

第31回国会 地方行政委員会 第4号(1958/12/23、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 私、ただいままでの論議を拝聴しておりますが、まず第一に、警察法の大家の門司議員は、本件事案は府県警察の問題だということを知っておられるのだろうと思うのであります。門司議員は警察法の審議に当りましても、国家警察を作らない、警察行政というものは地方団体の行政である。府県の行政よりもむしろ市町村の警察にするのがよろしいということを論ぜられましたるところの第一人者であります。しかるに、あたかも事案が国家警察上の問題であるかのごとく、国会の大切な審議の時間をとる。門司議員のみではございません。社会党全体が、府県警察の管内に起りました一つ事件に対して、国会の大切なる時間を相当とっておられ……

第31回国会 地方行政委員会 第14号(1959/02/26、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 この際私からも一言この法案に関連して希望を申し上げたいのであります。  私、考えますのに、本法案が突然として提案されましたのは、これは国家公務員の退職年金制度と地方公務員の退職年金制度とが足をそろえて出発しなかったということで、仕方なしに出ているのだろうと思うのでありますが、その足をそろえて出発されなかったということに対して、私は若干の希望があるのでございます。これは地方団体側には、財政上とか、あるいは各地方団体間の不均斉、いろいろな関係があって事ここに至ったものだと思うのでありますが、国家公務員に対して、国家が強力に助成してその身分を安定するという以上は、地方公共団体に対し……

第31回国会 地方行政委員会 第15号(1959/02/27、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま同僚中井委員から、現在わが国の大きな問題になっております自治体首長並びに公務員の犯罪、国費不正使用等についていろいろ御質問がございましたが、私も中井委員同様、六、七年自治体の首長をしておりましたときを回想いたしまして、いろいろ心に思い当ることがあるのでございます。といいましても、私が公金費消をしたわけではないのでございますが、(笑声)私は、議会の議員が首長を選ぶ時期でも首長をしておりましたし、それから住民の公選による場合と、二回首長をしておりました。そのときの私たち管理執務者の感じを申しますと、公選になりましてからの首長というものは非常に立場が強いのでござい……

第31回国会 地方行政委員会 第19号(1959/03/06、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連いたしまして、ちょっと一つだけお願いいたします。私、本日は力の入った質問をいたしたいのでございますが、私、昔地方行政にいた関係で――今でもおりますけれども、専門に地方行政におりましたときからのことを忘れまいと思って、若干の学術雑誌をそのつど読んでいるのでございますが、その学術雑誌を大学の教授以上に指導しておられるのが、本日御列席の行政局長さんや財政局長さんでございます。それで私は、わが国の地方行政、財政の学問的最高峰はこの二人だと思っているのでございますので、きょうの質問はすべてお二人にお答えになっていただきたい。それから、これは自民党内部の関係もございますが、自民党の中……

第31回国会 地方行政委員会 第20号(1959/03/09、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 非常に時間が制限されておりますので、どうも当初の質問計画通りできないのですか、二、三お尋ねしまして、全体の質問の意味を響かせていこうと思っております。  知事さんは、県独自の施策に基く県単事業なんかは三十四年度はほとんど皆無になるかもしれぬ、こういうお話を承わって、私の県なんかもそうでございますが、全国の後進府県は非常に著しいだろうと考えております。きょうはそういうふうなことを考えまして、現在こういう苦しい事態に立ち至るということは、やっぱりこれは遠きをおもんばからなければ近き憂いありで、従来のマンネリズムの地方行政財政をやっておったのでは、世界各国に対抗する日本の国力を上げ……

第31回国会 地方行政委員会 第31号(1959/05/04、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。問題を明らかにするために一言だけ質問さしていただきたい。簡単であります。  本人が当然失格になりましょうけれども、当然失格ということの具体的に行政上に現われる時期は、町村長が当該議員を会議に招集しないということから始まるのかどうかという問題が一つ。  それから犯罪人通知書というものは市町村役場に法務省から来るのでありますけれども、公職にある者の通知書は一般の犯罪人通知書よりも先に来るように記憶しておりますが、そういうお取扱いになっているか。それともそうなってなければ、特にそういう議会の構成に関するものなんかは法務省から早く当該自治体の方へ通知をさせるように法律改正の……

第31回国会 文教委員会 第2号(1958/12/19、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 本年九月静岡県の伊豆地方が非常な災害に見舞われまして、その復旧が実に困難をきわめております状況につきましては、われわれラジオまたはテレビその他新聞等によりまして承知しておるのでございまするが、何しろこの地帯は、たび重なる災害に見舞われまして、全国の地域申でも非常に不幸な地域といわれるのでございます。昭和六年でございましたか、駿豆の大震災の当時、本員は文部省の課長といたしまして、二十数カ町村の災害の状況を視察した経験を持っておるものでございまするが、あるいは山津波によりまして、あるいは河川のはんらんによりまして、当時の惨状を思い起しますにつけまして、今回の不幸は、まことに同情に……

第31回国会 文教委員会 第4号(1959/02/04、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 文部予算の説明を拝聴いたしますと、いかに文部省の仕事が広範な事項にわたるかということを痛感するものでございまして、それほど広範でございますので、個々の問題につきまして非常に掘り下げて、突っ込んでそれについての政策を研究するということが、いかに超人的な大臣でございましても、また秀才の官僚でございましても、困難なことをしみじみと感ずるものでございます。 それで思い切って、われらが選挙した国会が作り上げた政府に対しまして、国民は協力しなければならないということを痛感するものでございまして、ことごとに政府の説に反対々々といって、反対のみに終結しましてこれを妨害するということは、国家の……

第31回国会 文教委員会 第6号(1959/02/13、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。私は西村委員ととも地方行政の委員であり、理事である時分から仲よくいたしております。御質問の当初において大へん端折るような調子でまことに申しわけないのですけれども、事が非常に重大な問題でございまして、これはもうある一人の政治家を殺してしまう問題なんで、ここで明らかに西村先生の御発言の誤まりであるということを申し上げたいのであります。学長あっせんの際に灘尾文部大臣が学長連中に対して諸君は何の権限を持ってやってきたのか、それからどういう責任を持つ覚悟であるのかという暴言をはいたということがマスコミ、ジャーナリズムによって天下に紹介されまして、それがあるいはラジオあるいは新聞の……

第31回国会 文教委員会 第7号(1959/02/18、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。先ほどから小牧委員が、非常に地味ではあるけれども、非常に政策的な重要な御質問をされましたことにつきましては敬服いたしております。それに対してときどき不規則発言をしたことについては、相当程度の反省を本員はしているものであります。しかしながら、私があえてこの関連質問をたびたびお願いした理由は、この教員定数問題というものにつきまして私は非常な興味を持っているのであります。今まであまり出なかった議論がこの定数問題についてはあると思うのです。それは私長い間教育行政の方の仕事に今日まで――県の学務課長とか学務部長とか、文部省の課長なんかしておりまして、その間に専門家の話をいろいろ聞……

第31回国会 文教委員会 第8号(1959/02/25、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 社会党の同志の御了解を得まして、私委員会を代表いたしまして盲学校、聾(ろう)学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、希望意見を述べたいと思うのでございます。  同志の長谷川委員、小牧委員その他皆さんからお話がありましたように、こういうふうな境遇の児童生徒に対しましては国家の特別の思いやりがあることが憲法の趣旨にも合し、学校基本法の趣旨にも合するのでございまして、学校というものはこれを社会的に見ますれば、大きな社会政策を実施する場所でもあるという観念に立ってわれわれは考えるのでございます。ことに盲ろうあの特殊な児童は社会に出てから独立自活する……

第31回国会 文教委員会 第9号(1959/02/27、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 大体櫻井委員からの質問で尽きたようでございますので、私からは遠慮しようと思ったのでございますが、私の考えは、小学校と中学校というものは、昔の教育制度のような複線型でなしに単線型で、すべての小学校卒業生が中学校に行くということになりますと、修学旅行に行って、楽しむという方は別ですけれども、非常にためになるという面からいいますれば、そうした社会事象にぶつかって、そして教育的な有意義なものを修得し、体験していくという意味からいえば、小学校より中学校の方が効果が大きくはないか。それで中学校に行って固めてやる方が、同じ経費を使うならば有効じゃないかと思う。そこでまあ地理とか歴史とか、そ……

第31回国会 文教委員会 第10号(1959/03/04、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 できるだけ簡単にいたしますけれども、意を尽すために、一つごかんべん願いたいと思います。  長谷川先生の御発言の中で、わが国の小、中学校教育について手が行き届かないのは政府のためだというようなことが主になっているようですけれども、わが国の小学校、中学校教育は、法制上も県の教育委員会や市町村がやるべきものでありますし、市町村には、御承知のごとく三割の自由財源があるのですから、市町村のためにいいことは市町村がどんどんやればいいので、しかも地方交付税の積算基礎には相当そういう給与費が計上してあるのにかかわらず、それを市町村が設置しなかったり、十分に使わなかったりするならば――市町村長……

第31回国会 文教委員会 第11号(1959/03/11、28期、自由民主党)

○加藤精三君 市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案の提案趣旨説明をいたします。  本件は、われらの文教常任委員全員をもって提案者及び賛成者といたしておりまする法律案でございまして、その趣旨は、大体において五大都市の定時制高等学校教育の沿革的並びに現実的の特殊事情を認めまして、それらに勤務する教員及び職員の給与の負担主体を府県より市町村に変えようとするものでございます。  本件につきましては、委員の中におきましても一人も異存のある人がございませんので、すみやかに御審議をいただきまして、可能な限りすみやかに成立を見ることをお願いいたしたいのでございます。  以上をもちまして提案者を代表……

第31回国会 文教委員会 第12号(1959/03/13、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま堀先生が半ば誘導尋問的にいろいろな質問をされましたが、その点に関しまして、質問との関係もあったのでありましょうが、御当局の説明のうちで、たとえば、女子が自分自身の人格形成上の芸術的情想をつちかおうと思って音楽学校に入る。それで音楽の教養を高めるのに、たとえば専科大学の制度で想定しております五年制の専科大学に入れば、生理的にも声変りをする前に十分練習して、そうしてまた声変りが済んでからまた練習するというので、非常な程度の高い声楽家ができるというようなこともあろうと思いますし、そうした芸術的情操というものは、汝の幼きときに汝のつくり主を覚えよ、というような、宗教……

第31回国会 文教委員会 第14号(1959/03/20、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。ただいま宮原誠一教授を会長とする社会教育学会のことについて御質問があったのでありますが、私も常々この宮原誠一教授を会長としておる社会教育学会なるものの奇怪なる行動について種々観察もし、注目しているところでございます。これは純然たる学術団体の実態を備えてないと私たちは見ているのでございます。いな、むしろ誤まれる方向に国民を導く実態を有する一つの社会教育団体だ、こう思っておるのであります。それで、これが左の方の陣営、ことに日教組関係の正系、傍系のたくさんの団体や雑誌における宮原誠一氏、またその他の連中のPR活動、社会教育活動というものは、これは実に広範であり、深刻なものであ……

第31回国会 文教委員会 第15号(1959/03/24、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連質問。西村委員から特に政令委任事項につきましていろいろ発言がありましたけれども、法律を読むとおわかりになりまするように、今度の日本学校安全会法案の中には、その児童災害補償の機構、運営、方針や目的すべてが法律事項で決定してあるのでございまして、政令に委任したる部分はそのごく少部分にすぎないのでございます。あたかも政令でほとんど全部がきまるような法案の立て方であるかのごとき誤まった観察をされますのは、私は原案を非常に誤まるものだと思っているのでございます。なおこうした関係の法律案は、かの非常勤消防の災害共済のようなものでございまして、全国の都道府県の三分の一とか五分の二とかい……

第31回国会 文教委員会 第17号(1959/03/27、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいまの堀先生の御質問に対して法制局は一般的な原則を言われたわけですが、あまりこまかい政令できめるべき内容等に立ち入りますことは、法制局のお立場として困るだろうと思いますので、当面の責任者である文部省の政府委員から御答弁をいただいた方が事態が明らかになるだろうと思いますから、そういうふうにお願いしたいと思います。
【次の発言】 議事進行の発言を求めます。  ただいま審議中の三案中、社会教育法等の一部を改正する法律案に対しましては、他の二案と午前、午後交互にその審査を進めることに理事会の協議が整っております。すでに自民党委員の質疑は本日で三日間にわたって行われている……

第31回国会 文教委員会 第18号(1959/03/31、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。非常に簡単な質問でございますが、社会教育法の第三章の第十条「この法律で「社会教育関係団体」とは、法人であると否とを問わず、公の支配に属しない団体で社会教育に関する事業を行うことを主たる目的とするものをいう」とあります。「この主たる目的とするものをいう」ということがありますので、その点星野先生にお尋ねしたいのでありますが、「主たる目的とするものをいう。」ということは、従たる目的も何か持っておるということなんですが、そうしますと、その従たる目的がレクリエーションであるとか、あるいは純然たる学術研究であるとか、そうしたようないろいろな従たる目的があると思うのです。本日の委……

第31回国会 文教委員会 第20号(1959/04/03、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 本員は自由民主党を代表いたしまして、社会教育法中一部を改正する法律案に対する参議院より送付の修正案及びその修正部分を除く原案に賛成し、社会党側西村、小牧、櫻井、山崎四議員提案の修正案に対する修正案に反対し、なお永山君提出の本法施行期日改正に関する修正案に賛成し、その討論を行わんとするものであります。  政府提案の改正案は、昭和二十四年六月十日公布の社会教育法及びその後数次にわたる改正案に対する関係において、まさに画期的な大改正であるばかりでなく、世界各文化文明国に対し著しき後進性を持つわが国の社会教育行政をば、画期的に振興せしむる効果をあらしめるところの改正であります。これに……

第31回国会 文教委員会 第21号(1959/04/27、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。  同僚西村委員からるる審議促進の熱意のある御発言がありましたが、審議促進をじゃましたのは、私は遺憾ながら社会党の委員諸君だということをかたく信じているものでございます。遠い昔ではない。警職法当時においても、その審議を妨害するために四日間にわたって委員室を占拠したのは社会党の議員諸君でありますし、これは速記録に載っけておきたいから特に申すのでありますが、社会教育法の改正案の社会党の対案を提出せられるに当りまして、提案理由説明と称してるる三時間にわたって提案理由を説明せられたのでありまするが、その提案者の提案内容はほとんど符節を合するごとく、日本社会教育学会の福島にお……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 文教委員会 第1号(1959/07/02、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。ただいまの辻原委員の質問は質問もあり主張もあり、いろいろでありましたが、質問に関する限りはなはだ前提が間違っておる。歴代文部大臣が権力を乱用して、団体を圧迫したようなことをるる述べておられる。そういうことを思わせるに足るような発言をしておられる。はなはだこれはおもしろくないと思う。そういうことを具体的に言わずして、抽象的に、あたかも大臣のかわった機会に、新しい大臣の認識を誤認せしめるがごときことははなはだ遺憾なことであります。私の考えによれば、従来そうした事例はないのであって、勤評問題の混乱の原因は、これは全く革命的日教組の勤評反対行動にあるのであります。そういう意味に……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 外務委員会 第18号(1959/12/24、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。安保条約における事前協議その他の協議というような問題につきましては、もともと安保条約の改正そのものが日米両国間の善意によって貫かれ、運営せられていくのが必要なのでございますから、そういう外交上の用語の照会等をやる必要はわれわれとしてはないというふうに感じておるのでございますが、われわれの考え通り外務大臣も考えておられるかどうかをお聞きしたいと思います。

第33回国会 地方行政委員会 第4号(1959/11/12、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 非常に簡単にやります。道路交通取り締まりにつきまして、子供でも、ばかでもわかることが、そのままほったらかしてあるような気がする。狭い道路に大きなバスを許可するなんというばかげたことがその一つ。それから、そういうところに建物を建てて見通しを悪くすれば必ず自動車の事故が起こるのに、そういうものをどんどん建築させているということが一つ。それから、青少年がスリルをおもしろがって人に迷惑をかけるようなことを可能ならしめている。そういう速度が出る自動車ないしオートバイを作らせるということは、ずいぶんばかげたことと私は思う。大体速度のあまり出る構造の自動車、オートバイを作らせなければ、カミ……

第33回国会 地方行政委員会 第10号(1959/12/15、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。本日は国民が一番心配しておる火薬類の取り締まりについて非常にまじめな審議が行なわれまして、私たちも非常に喜んでいるのでございますが、この重点の一つとして、幾ら法律規定があっても、その運用が、安井委員の言われるような人間の生命重視という観点を重点として行なわれなければ何にもならぬという感じがするのでございまして、通産省の政府委員のお言葉によれば、法律上別に、法律は守って全部行なわれているというような、通産省関係では一つも責任はないというような調子の、しかもこういう事故は内務省時代を通じて歴史的に初めての事件で非常に特異性があるんだ、何万件に一つであって、めったにあるも……

第33回国会 文教委員会 第2号(1959/11/11、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。両党共同提案の決議につきまして提案者のわれわれ委員の側から一致した賛成の意見を表するものでございますが、特に本決議案におきまして義務教育充実状況をあわせ考慮しつつと申しておりますのは、わが国の義務教育の財源がいまだ国家教育として非常に十分だとは言えないのでございまして、特に本委員会におきましては継続して学校看護婦の養護教諭の充実率というようなものは非常に問題にしているわけでございまして、これが目的達成には相当の財源を要するわけでございます。また本委員会及び地方行政委員会におきましては、常に学校給食におきまして国民体力の基礎的条件を形づくるところの学校給食の調理士の身……

第33回国会 文教委員会 第3号(1959/11/13、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 提案者一同にかわりまして修正案の要旨を御説明申し上げます。  修正案の案文を朗読いたします。  日本学校安全会法案の一部を次のように修正する。  第十八条第一項第二号中「に対し」を「又は政令で定める場合には里親(児童福祉法(昭和二十二年法律第百六十四号)第二十七条第一項第三号に規定する里親をいう。以下同じ。)その他の政令で定める者に対し」に、「「災害共済給付」という。以下同じ。」を「以下「災害共済給付」という。」に改め、同条第二項中「専科大学の前期の課程及び上を削り、「災害につき、」の下に「当該生徒及び幼児の保護者又は政令で定める場合には里親その他の政令で定める者に対し、」を……

第33回国会 文教委員会 第6号(1959/12/09、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。――ただいま堀委員より二つの種類の図書目録が出ておることは非常におかしい、片方の民間のものは権威を認めないのかというお話でございますけれども、私は、そういう選定がいろいろ行なわれること自身がいろいろな見方を提供するもので有意義だという気持がするのであります。しかも、政府側が関係を持っておる図書目録の編集といいましても、政府そのものがすでに民主化されておる政府である。昔の、枢密顧問官が参与して勅令の形で仕事をするような文部省とは違う。もう民主主義時代になった政府であるということをよく認識されまして、そしてものを考えていただいたらどうかというふうに考えますが、その点について……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 外務委員会 第3号(1960/03/10、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま他の委員より法治国云々のお話がございましたが、とにかく外国に対して法治国だかどうだかということの詮議は、外交政策の検討上は非常に必要かもしれませんけれども、明らかに憲法があり法律があり命令があって国が治められている国に対して、法治国だかどうだかということは、わが国の外交の進展の上に幾多の余韻を残す問題でございまして、われわれはわが国の外交が円滑に進むことを望む立場からあまり好ましきことではないと思います。先ほど中村英男委員よりもそういうことを非常に考慮した御発言があった直後でございまして、そのときにはただいまの質問者は席におられなかったような関係もありまして……

第34回国会 地方行政委員会 第9号(1960/03/04、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 御説は文教委員会のような御論議でありますので、私の個人的な名前も指されましたが、私は文教委員会でお目にかかって一身上の弁明をやります。完全にお説に反対でございますから、それに関する質問をしたかったのでありますが、やめまして、もっと実務的に、小岩の集中連続放火事件の問題についてちょっとお尋ねいたします。  要点は二つありますが、まず事件の経過は、十四才の変質者が犯人であって、この事件は、私の考えでは精神病者ないし精神衛生対策と社会不安が原因であると考えておる。この少年の家族構成を見ますと、親は北海道で製材工をしておって、昭和三十年単身で市川市にやってきた。そうして現在市川市に住……

第34回国会 地方行政委員会 第10号(1960/03/08、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。ただいま主計局次長さんのお話は、どうも大へんおもしろくないのです。というのは、質問者は、そのワクの中の資金でも、ワクの中の仕事としてはやるけれども、従来のワク内の仕事に支障のないように相当ワクの追加をしてもらって、第三種空港の設営をしてもらう、こういう趣旨なんです。それを従来の金額のワク内でなら考えるという御答弁でございますが、そういう点、後進地開発というか、特に同じ日本の国土でありながら、行政権を他に移してあった地域が新しく日本の施政下に復帰したわけなんです。そういう地域でありまして、なお今度はいろいろ農業上の凶作にあったり、非常な苦労をしておられるのでありますか……

第34回国会 地方行政委員会 第11号(1960/03/09、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。ちょっと政府にお尋ねしたいのでありますが、最近における自治労の大きい動き等は、教員組会合よりももっと心配だと思っているのでございますが、大体世界各国の法制で、公務員の職員組合に在職中の者が入って、そうして専従をやっているなんという、こんな制度は世界じゅうのどこの国にもないものじゃないかと思うのですが、それがあるかないか、ちょっと一つ、わかったら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁、僕はちょっと間違えているのじゃないかと思うのです。給与を全然与えていないといいましても、資格継続のための存目の給与をやっているのじゃないですか。それからそのほかに恩給上の特……

第34回国会 地方行政委員会 第12号(1960/03/11、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。大臣から、税制調査会で決定前の地方税の制度をどう持っていくかということにおいて、地方財源を充実強化するという方面と、それからその地域で何ぼ税金をとっても間に合わないような地方団体では、交付税の面で調整するというような御趣旨だろうと思うのですが、そういうような御答弁があったのでございます。私、予算編成なんかのときに毎回考えるのでありますが、国税を減税しても、地方交付税の交付率が高くならなければ、まあ問題もあるし、そのほか所得税と住民移の所得割り、それから法人事業税なんかの関係から見て、国税と地方税との関連のために、国税の変動が地方税にうんと響いて災いをこうむるようなことが……

第34回国会 地方行政委員会 第20号(1960/04/05、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 ただいままで大蔵大臣のいろいろ御論説を承っておりましたが、地方自治というものに対しての根本のお考え方について、非常にしろうとわかりのしいい例をとれば、このごろ山形市のごく近くに政府の労働省所管の国立職業訓練所というものを作りまして、機械とか電気とかのいろいろな工業技術者養成のため二百人くらい入れました。それは国が直接やるわけです。それでその付近の山形市から村山市のごく近い近所の者しか採用して訓練していないのです。ところが今度、山形のちょっとわきに上山市というところがあり、そこの丘陵の上に肢体不自由児の療養教育施設を作りました。それは全県下の各部分からまんべんなくトリートメント……

第34回国会 地方行政委員会 第21号(1960/04/06、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。暴力問題について盛んに社会党が論ぜられますけれども、日本社会党は、警職法のときなんかに委員室を占拠して、(「関連質問をしろ」と呼ぶ者あり)暴力を働いているんですから、暴力問題を論ずるということはどうもあんまり資格がないんじゃないかと思うのです。御不満だったら、公務執行妨害で私、告発してあげますよ。それで二十九日だけを問題にして、二十八日の、ピッケルとか五寸くぎのついた棒とか、そういう多数の凶悪なる兵器様のものを持って大ぜい押しかけて、そして全く無防備な、素手の事務所職員や新労働組合の方の連中の頭を割ったりするような、そういう問題、それはいかぬということを加賀田さんが……

第34回国会 地方行政委員会 第22号(1960/04/12、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連して。現在一千坪が東京都で大体それくらいでいいだろうという坪数ですね、そういうお考えに立って検討しておられるのか。それから、どうも不十分だけれども、教習所をやっているところの当事者が非常に困るだろうからそれで間に合わしてやろう、実際は不十分だけれどもというお考えなのか。そこのところを明らかにしていただかないと困るので、それをちょっと明らかにしていただきたい。
【次の発言】 そのことなんですか、私の考えは、むやみに道路面を練習用に使ったりするようなことがあるとすれば、それは教習所が狭いので十分練習できないから、教習所のグラウンドのかわりに一般の大きな道路を使っているというふ……

第34回国会 地方行政委員会 第33号(1960/06/14、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 松島説明員にお尋ねしますが、ただいま起債の事由として丹羽政務次官がお読みになったような事項は、私は特別交付税の該当事由だと思っておるのですが、その点はどうでございましょうか。
【次の発言】 それはよくわかるのですよ。私の申し上げるのは、たとえば税の減収が具体的に起こりますね。その税の減収が起こったということは特別交付税の交付事由になるのでしょう。
【次の発言】 どうも御答弁が私の質問とうまくいかないのです。結局、当該年度のことを言うておるのです。明年度一般交付税がふえるとかなんとかいう問題じゃないのです。当該年度で税の減免とかなんとかいうのじゃなしに、課税対象が滅失毀損したり……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 文教委員会 第4号(1960/09/10、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 関連。ただいまの西村委員の質問は、私まことに時宜を得た名質問だと存じます。つきましては、私もこれに関連して非常に重要なことをお尋ねしたいと思うのでございますが、政府の国税の減税その他によりまして、地方財政にしわ寄せがくることのないように、新政策充実にあたりましては、政府の方で極力努力していただきたいのでございます。そしてそれが新政策の地方財政の分には十分調節するの覚悟があるかのごとき――十分に考慮するという言葉を使ってありますが、今は地方財政の非常時であるということを一般の人があまり認識していないので、もし政府がその点を、あまり陳情が十分でないからぴんとこないというようなこと……


加藤精三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院28期)

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25期-26期-27期-|28期|-30期
第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 文教委員会公聴会 第1号(1958/10/29、28期、自由民主党)

○加藤(精)委員 山本先生にお尋ねいたします。正直なところ先ほどの先生の御意見はっきりわからないのですが、高等学校を含むところの中等教育の線までは国民に一様な教育を与えるようにというような御趣旨だったと思いますけれども、私の聞き違いでございましょうか。その点を先にお伺いします。
【次の発言】 どうもこちらが頭が悪いのか、納得しかねるのですが、そこのところをもう少しかみ砕いてお話を願いたいのです。ただいま高等学校教育を含むところのセカンダリー・エデュケーションの分野でバラエティをなくした方がいいということをおっしゃるわけです。当座はいいが将来使えなくなる、伸びなくなるというお考えがあるわけですが……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 地方行政委員会青少年補導に関する小委員会 第2号(1959/05/02、28期、自由民主党)

○加藤精三君 青少年の補導の問題は、私、わが国の国政のうちで非常に大きな問題だと思っておったのでございますが、所管があるいは文部省、あるいは内閣の青少年問題協議会、あるいは警察当局、法務当局、厚生省当局等、非常に多岐にわたっておりますので、全貌をつかめなかったのでございますが、本日の小委員会に、特に小委員外でございましたけれども、亀山理事に何回も催促されて出席いたしましたおかげで、わが国における青少年補導問題の中心命題だとか、解決の糸口をつかむ努力をされている状況の全貌を知ることができまして、非常に幸福に存じますので、この点あらかじめ感謝申し上げておきます。非常に時間を長くとるくせがあるそうで……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1960/02/25、28期、自由民主党)

○加藤(精)分科員 関連して。一昨日テレビで、官房長官が何か質問を受ける方の側になって話しておりましたが、日本の道路は、地方では徳川時代の道路で、かごやなんかで交通していたときの道路なんだけれども、そこへ中央から大型のバスとかトラックとか、大型のハイヤーとかがどんどん入ってくるので、道路交通があぶなくなるのはあたりまえだというようなことを言うておられたのでございますが、今のバスの路線の許可は運輸省でやっておるのですけれども、地方の町村道や小さな県道なんかに中央から大型のトラックなんか入ってくるのは、これも取り締まりは運輸省なのでございますか。はなはだうかつなことをお伺いしますが……。

第34回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1960/02/26、28期、自由民主党)

○加藤(精)分科員 委員会の委員の間、その他の事情で、私短時間で御質問しますので、労働省と郵政省の御当局者は非常に簡明に、私の問に対して明白にはっきり答えていただきたいのでありまして、あいまいなことは言わないでいただきたいと思います。いたずらに時間がかかるばかりでございますから。それを前提として質問をいたします。  「昭和三十四年十二月二十一日、公共企業体等労働委員会会長藤林敬三、郵政省御中、全逓信労働組合御中、今次郵政、全逓間における紛争あっせん案の中で、組合執行部は、この際、とりあえず、当局が解雇の措置を採った委員長、副委員長に代り、当局が解雇の措置を採っていない中央執行委員の中から、臨時……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

加藤精三[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|28期|-30期
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