長谷川保 衆議院議員
28期国会発言一覧

長谷川保[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|28期|-29期-30期
長谷川保[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは長谷川保衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
長谷川保[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

長谷川保[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 文教委員会 第8号(1958/09/11、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 いよいよ十五日も近づいて、日本の教育史上いまだかつてない段階に立ち至っているわけであります。私はこの際、何とかしてこれを打開する道を求めたい、何とかしてこの教育史上類例のない重大な段階を切り開いていく道はないであろうか、その道を求めて、きょうここに質問に立ったわけであります。  質問の本論に入るに先だって、私はまず一つのことを聞いておきたい。それは文部省のやり方等を見てみると、今度の危機を意識的にか無意識的にか、ことさらに増大しているという傾向が私には考えられる。まず第一に、これは国民諸君もその関係もあって混乱していると思うのでありますが、十五日に半日休む、東京都などは実際……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 文教委員会 第2号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 関連して。今回の災害は、私は伊豆地方をいち早く視察したのでございますけれども、すでに報ぜられておりますように、この地区は全く全滅的であります。今のお話の修善寺中学につきましては、これは川のふちに建っておる二棟とも職員ともに流されてしまった。災害復旧と申しますと、いつでも原形に復旧するということが原則になるわけですが、それではいけないと思うのです。ぜひとも特別措置法を作ってもらわなければなりません。全滅的でありますから、いつもの普通の行き方で起債を何のという力はありません。特別措置法を作ってもらわなければなりませんが、同時に原形復旧だけではなくて、安全なものを作るということを……

第30回国会 文教委員会 第8号(1958/10/31、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 関連して。今の五年制の専科大学ですが、私もこういうような計画があることを伺ったので、先ごろアメリカでそういう方面のことを少し調べました。アメリカでは五年制のそういうものはだめだということでやめてしまっております。これも文部省ではずいぶんお調べになったと思いますが、その実情をどういうようにお調べになっているか、またそういうようにやめてしまった理由等についてどう考えているか、この点お調べになったところを、またその結果としての文部省のこれを今後どうやっていこうという結論を伺っておきたい。
【次の発言】 しかしアメリカの事情もずいぶんお調べになったのでしょう。日本の学制はアメリカの……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 社会労働委員会 第24号(1959/03/26、28期、日本社会党)

○長谷川保君 クリーニング業法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  近年国民の生活水準の向上に伴い、クリーニング業界の発展を目ざましいものがあります。昭和二十五年クリーニング業法が制定せられ、自後、各都道府県においてもそれぞれ所要の条令、規則が制定せられ、公衆衛生上着実にその効果を上げてきたのでありますが、今回さらに一歩を進めて所要の改正を行い、斯業の発展と環境衛生の向上を期することとなりました。  改正のおもなる点は、一、従来常時五人以上の従事者を使用するクリーニング所ごとに、一人以上のクリーニング師を置くこととなっておりましたが、最近における各種化学繊維製品の急速……

第31回国会 文教委員会 第2号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 また勤務評定の問題にからみまして各地に血なまぐさい事件まで巻き起しまして非常な争いとなっておるのでありますが、この際お互いに十分にこの問題について討議をして、そうして日本の政治の中でも一番大事な教育の、どろ沼に落ちましたところから解決へ向って何とかして抜け出す工夫をお互いにしてみたい、こう思うのであります。今日まで文部省の言うことを聞くと、どうも日教組が悪い、こう言う。日教組は日教組の方で、文部省が不届きだ、こう言って、どうにも解決がつきそうもない態勢にお互いに立っている。これであってはならないのでありまして、この問題をお互いに深く責任を感じて解決に向って前進をしたいと心か……

第31回国会 文教委員会 第8号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 特殊教育の振興というようなことにつきましては非常におくれておりますので、お互いに十分な努力をする必要があると思うのでありますが、今日盲児、ろう児等におぎまする未就学の児童がどれくらいあるか。
【次の発言】 義務教育は義務教育でありまして、これはあくまでも進めなければならぬ。その責任を文部省は法律上持っているわけであります。これに対してなおこういう未就学の児童があるというその未就学の原因は一体どこにあるか、どこを直せば一体就学ができるのか、こういう点を十分御研究になっていると思いますが、今のように盲児が四〇%しか就学しておらぬということで六〇%が未就学ということになりましょう……

第31回国会 文教委員会 第9号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 この際橋本文部大臣の文教行政に対する基本的なお考えについて伺ってみたいと思うのであります。  先般の当委員会におきまして、大臣は、文教行政は全体として大事だが、義務教育の充実が最重点だ、また科学教育をことに重んじていくというお話がある、さらに四つの重点施策をあげられ、すし詰め教室の解消、科学技術の振興、理科教育の充実、青少年教育、体育スポーツの振興、特殊教育、僻地教育、準要保護児童の教育、こういうことに重点的に施策をなさるというお話でございました。私はこの義務教育に最重点を置くという御方針対しましては、これは正しいと思うのであります。しかしどうもこういうような大臣の重点施策……

第31回国会 文教委員会 第10号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 きょうの質問は前の質問の継続でございますが、それをやるに先立ちまして、ただいま私どもは養護教員の皆さんの陳情を承わった。われわれのうかつと言えばうかつでありますが、ただいまのお話を承わりますと、一人の養護教員が実に五校、六校、八校というようなものを持っておる。たといそれがどんな小さな学校にしろ、そういうようなことでは学校の保健というものの責任が、この養護教員の皆さんによって果せるはずはどう考えてもあり得ない。こういうような事情で、これはもう一刻も猶予すべきでない。文部省はすみやかに適当な施策をして、ただいまお話のようなひどい状態を解消してもらいたいと思います。今のようなお話……

第31回国会 文教委員会 第11号(1959/03/11、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 私は前会、日本の教育の混乱のもとになっておりまする原因の中心が、教育委員会にあるという立場から、都道府県教育委員会の委員の職業別調べというような点から、これが教育基本法にきめられました教育が不当な支配に服することなく、国民全体に対して直接に責任を負って行わるべきであるというこの事態がゆがんでしまっておる、そこが今日の教育行政の混乱の原因であるという点を種々御質問申し上げたのでありますけれども、この教育委員会の政治的な偏向と申しますか、そういうきらいが今日ある。その中心になりますものに、もう一つ教育長のあり方があると思う。今日都道府県の教育長というものは、文部大臣の承認を得て……

第31回国会 文教委員会 第13号(1959/03/18、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 前に続きまして基本施策に対する質問をしたいと思うのであります。  新しい地方教育行政の組織及び運営に関する法律ができましてから、教育長の権限というものが非常に大きくなって、これにさらに最近の教職員の勤務評定という問題が加わりますと、教育長の職務権限というものは実際には非常に大きくなって、これはむしろ私は法律にきめておるよりも大きくなると思うのであります。そういたしますと、当然これに対応するように教員の身分の保障というものが行われないと、民主的な教育が十分に行われるということについての欠陥が出てくると私は思うのであります。今日、御承知のように教育基本法第十条には「教育は、不当……

第31回国会 文教委員会 第17号(1959/03/27、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 関連して。憲法八十九条の、公けの支配に属しない教育の事業に対して公金を支出してはならないという意味は、これはもちろん国費の乱費ということを戒めるという点もありましょうが、しかしもっと大きな問題は、教育に対する時の支配者の権力支配というものを排除したものでなければならぬと私は思います。それが重点だと思います。御承知のように教育に対する権力支配というものは、民主社会においては非常な注意をもってこれを排除しておるわけです。でありますから、教育の地方分権あるいは国民全体に対して直接に責任を負うというような言葉が教育基本法には御承知のように出てくるわけであります。それは時の権力者、支……

第31回国会 文教委員会 第18号(1959/03/31、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 今大へんお忙しい先生方においでいただいて非常に参考になる御意見を伺ったのでございますが、憲法八十九条の趣旨を生かしながら、同時にまた社会教育法、教育基本法の目ざします自主的な批判力を持った平和を愛する人格を教育していく、しかもまた現状の非常におくれております日本の社会教育のいろいろな事業というものを推し進めていく、こういうある意味ではむずかしい仕事を進めていくために、先ほども御意見にございましたような公共団体と青年団あるいは婦人団体との共催の仕事をしていく、こういうことが今日行われております。これを考えて参りますときに、私はそこにこういう点が考えられないだろうかということを……

第31回国会 文教委員会 第19号(1959/04/01、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 まず最初にお願いをしておきたいことは、本法案につきましては私どもは違憲の疑いが多分にあると思う。昨日の星野参考人その他あるいは参議院におきまする意見等を見ましても、そういう疑いは多分にありますし、日本の憲法学の権威でありまする宮沢教授その他の意見を伺いましても、そういう違憲の疑いが多分にあると考えられるのであります。そこで、いろいろ御都合もありましょうし、最初にお願いしておきたいことは、どうか本日岸総理の御出席、及び参議院の文教委員長から共同修正をいたしました件についてその意図を十分に伺いたい、こういう疑いがあるものをどうして共同修正という形で通したか、その意図を後ほど十分……

第31回国会 文教委員会 第22号(1959/05/09、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 ただいまのオリンピックに委員派遣の件、賛成でありますが、その際先ほどもちょっとお話に出ましたように、国立劇場の調査を兼ねて行くというようにしていただきたいと思います。


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 文教委員会 第3号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 今の問題にも関連するのですが、時間もありませんから一点だけ端的にお伺いいたします。  お互いに国を憂える者としまして、今日文部省と日教組の対立ということにつきましては、これは何とかならないものかということを考えている。大臣も就任早々お仕事が多い中を会おうというお話があったことを新聞で拝見して非常に喜んでおります。これは私だけでなく全国民の要望でもありますが、何とか対立をほぐす道はないものか。教育の現場におる先生たちのほとんど全部と言っていいほどの団体であります。その団体と文部省が対立しておったのでは、満足な教育ができないことはどう考えても当然だと思います。この点はお互いにほ……

第32回国会 文教委員会 第4号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 先ほど大臣は世界教職員総連合の事務局長ウィリアム・カー氏の書簡等についていろいろお言葉があったわけでありますけれども、ことにこの人の文部省に対します発言、勤評に対する発言は内政干渉であるというお話をちょっと言われたのでありますが、私もこの人と会ったことがありますけれども、非常に温厚な年寄りの人です。この中には日教組も加わっておる。これは約七百万の全世界の、ことに自由主義陣営のすべてといっていい国の教職員の連合団体であります。勤評は日本の五十万教員諸君の非常に重要な問題、ただいまお話がありましたようにしばしば教員諸君が誠首されるという非常な問題であり、ことに日本の教育問題とし……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第2号(1959/11/06、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 ちょっと関連して。ただいまの足鹿委員の御請求になりました資料第五の、農地等つぶれ地の問題でありますが、農地等といわれた場合、多分含まれていることと思いますけれども、念のために申し上げておきますが、私は、農地及び水面をあわせて資料を提出していただきたい。

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第5号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 今だんだんと貴重な御意見を拝聴したのでございますが、私がまず伺いたいことは、岡漁連専務理事にお伺いいたしたいと思います。  従来もずいぶん各地で漁場になっておりますところを埋め立て、干拓等をいたしまして、工場を作ったり、港湾を作ったり、耕地を作ったり、いろいろなことをしておりますけれども、今度のこの法律で私ども心配します一つの重要な点は、これは非常に強力な機関で押しまくるという形になりますから、漁民諸君が非常な損害を受けて反対なんだけれども、つい権力の前に押しまくられてしまったということになって、生活が危殆に瀕するということがもしあると、これは非常に困るということを心配して……

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第7号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 この法案を一読いたしまして率直に私が感じましたことは、どうも権力の集中という線で、すでに石山委員からも指摘をしておられますが、最近におきまする国内情勢、政治情勢等を見て参りますと、私もそこに非常な心配を持つものであります。申すまでもなく、支配権力の問題と、民主主義の根本原則でありますところの個人権の尊重という問題が、適当な緊張をもって、また適当なつり合いをもってなされるということが、民主国家において非常に大事な点でありますが、それが、ともするとどちらかに片寄ってくる。まあ見る人によってそれぞれの御意見がございますけれども、私は、最近の傾向は、その点が権力支配ということの方に……

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第9号(1959/12/02、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 委員長の顔を立てて質問します。  臨海地域の開発は、国土総合開発法による、たとえば特定地域総合開発、あるいは都府県総合開発、こういうものの中に当然入っており、この中の一部分だと考えますけれども、もちろん、場所によってはそういうところはないかもしれませんけれども、原則的には、国土総合開発の特定地域開発あるいは都府県の総合開発計画の当然一部分であると考えるのであるが、そう考えてよろしいかどうか、政府当局に伺いたい。
【次の発言】 あなたの方でこの間お話しになりました全国の特定地域総合開発計画の二十一の地域、これはないところもあるかもしれませんが、大体これは全部臨海地域を含んでお……

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第10号(1959/12/04、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 本法案の重要なポイントであります第十六条の特別の機関、その特別の機関を作るということは、必ずしもこういう法案でなくても、たとえば公団法案あるいは何々臨海地域開発会社法案というようなものを単独に出しても、当然それはできると考えられるのでございますけれども、その点はこういうような法案にしなければならないという理由が私にちょっとのみ込めないのです。単独にいたしましても当然でき得ると思いますが、その点はいかがでございましょうか。
【次の発言】 もちろん、この法案でやってもできるのでございますけれども、同時にまた、国土総合開発法に書かれておりますいろいろな事業を実施する機関といたしま……

第33回国会 社会労働委員会 第7号(1959/11/28、28期、日本社会党)

○長谷川(保)議員 確かに一部には、これ以上業者がふえては困る、こういう意向もあると思います。同時にまた、御承知のように現状の飽和状態であるということと、今までクリーニング所が機械を使いますことは、都会中心では非常に早くから進んでおりましたが、しかしいなかの方に参りますと、機械をあまり使わないで人力でだけやるという傾向がありましたために、工員と申しますか職人と申しますか、そういう傾向が非常に多かった。しかし、最近の情勢はそういうことではいけないということで、全国的にこれはクリーニング業の実態が、非常に化学繊維その他のいろいろなものが進歩して出て参りまして、その結果もう手仕事ではいけない。やはり……

第33回国会 文教委員会 第4号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 七号台風被害並びに水害状況等調査のため、第五班として派遣されました山梨、長野両県下の状況について御報告いたします。  私どもは文教、社会労働、建設、農林水産、商工の各委員が参加し、連合調査班を組織して、去る十月十一日から三日間にわたり、被害地をつぶさに視察いたしましたが、山梨、長野の両県は去る八月十四日の七号台風で文字通り未曽有の大災害を受け、全県あげて復旧の途上、再び十五号によって追い打ちをかけられ、その被害も巨額に上り、復興については深刻なるものがありました。すなわち山梨県では七号台風の被害額三百十余億円に加えて十五号台風は百億円の被害を与え、雨量三百五十ミリ、風速三十……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 文教委員会 第2号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 当面緊急の問題を二、三伺いまして、あとまた文教政策の重要問題について伺いたいと思います。  まず第一に伺いたいのは文化財の関係でありますが、新聞によりますと、松島に八十メートルの観光タワーを建てようとするものがあって、これは松島観光開発会社なるものでありますが、昨年の秋に国の文化財保護委員会の許可なしに着工して、途中二回も文化財保護委員会や宮城県から工事停止命令が出されたけれども、工事はどんどん進められて、二十五日までに半分の高さができてしまった、こういうことであります。一体この事情はどうなっておるのか、許可なしにこういうことが、文化財といたしましてのいわゆる名勝記念物とい……

第34回国会 文教委員会 第3号(1960/03/02、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 先般大臣から三十五年度の文教政策に対する所信の御発言を伺ったのでありますが、きょうはその中であまり触れられなかった問題で、重大な問題がありますので特に伺ってみたいと思うのです。  それは今日の入学難の問題です。今日、世の父兄といわず学生諸君といわず、非常な心配は入学難の問題です。御承知のように、ことしの入学難の状況は、入学志願者などで見て参りますと、たとえば国立大学の一期校でひどいのだけを拾ってみますが、千葉大学の医学部は一三・四倍、薬学部は一一・九倍、工学部は一三・八倍、東京工大の理工学部は一〇・七倍、大阪大学の経済学部は一〇・二倍、法学部は一〇倍、神戸大学は法学部の一部……

第34回国会 文教委員会 第4号(1960/03/04、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 盲学校、ろう学校等におきます就学率についても、この間伺ったのでありますが、盲学校の方の生徒におきましては、わが国の身体の障害のあります人の家庭を調べてみますと、大体盲人の方のお宅というのは貧しいうちが多いのであります。それから、ろうの方は必ずしもそうでない、ことに血族結婚等が非常に多いように思うのであります。従いまして、今回のこの法律改正によりまして、できるだけ修学旅行等に参りますことに対しまして、国や地方公共団体で補助をして参るということができて参りますことは、非常にけっこうだと思うのでありますが、現在盲学校、ろう学校等におきまして修学旅行に行くというようなことはどの程度……

第34回国会 文教委員会 第5号(1960/03/09、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 今の盲学校、聾(ろう)学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案に関連いたしまして、私もきわめて簡単に伺いたいと思います。  先ほど来西村委員からいろいろ詳しく御質問があり、私もこの前伺ったのでありますが、この前伺ったときに大臣ちょうどお見えになりませんでした。まず第一に申し上げておきたいのは、労働省の職業訓練部長もいらっしゃいますが、アメリカ等の実績を見ますと、ほとんどすべての職業、これを実際にやっております。この間も申し上げたのでありますけれども、アメリカのライト・ハウスの工場に参りましたところが、エレベーターを運転しておる人も全盲の娘さんでありまし……

第34回国会 文教委員会 第7号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 最近、学校の給食の問題で中毒事件が起こっておるようであります。どういう状態でございましょうか、岡山県で中毒が起こり、またその他の県におきましても不良品が使われておる。粉ミルクの問題では、先年日本の代表的なメーカーが不良品を出しまして、たくさんの子供が死にました。そのときに私どもも厚生委員といたしまして実情を調べたのでありましたが、その代表的なメーカーの作りました品物をずっと見てみますと、末端においては実にひどいのであります。不潔きわまるものである。また医学的にも非常な害毒を持っておるものが混入してきておるという事件がありまして、大へんなことになりました。今回のは輸入の粉ミル……

第34回国会 文教委員会 第8号(1960/03/18、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 今の問題に関連してちょっと伺いたいのでありますが、今のお話の通りに、交通機関が非常に発達したのでありますから、ずっと広範囲に考えていいんじゃないか。五年後に東海道新幹線ができれば、静岡までは一時間十分くらいで行けるということになるのであります。そういうことでありますから、これはよほど考え方を変えていいんじゃないか、こういうように思われるわけであります。  そこで私は何っておきたいことは、前会も伺いましたように、非常に大学の入学難という問題が起こっております。従って、全国の国立大学でもって、大学として学部を新たに置きたいとか、あるいはもっと学科を増設したいとか、あるいはまた学……

第34回国会 文教委員会 第9号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 ただいま上程せられておりまする高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案において、今回の改正がここに非常な労苦をいたしまして、約六十万人の勤労学生諸君のために働いておりまする教育者に対しまして、給与の七%程度に対する手当が支給されるようになりますことは、従来から見まして一段の進歩でありまして、私どもはこれに深く賛意を表するのでありますけれども、ただこの定時制学校、通信教育等の現場の実情を見ますと、なおこれだけでは足りないのではないかということを強く思うのであります。  たとえば同じようにこの学校で働いておりまする、政令に定める実習助手のワク外にあります諸君……

第34回国会 文教委員会 第11号(1960/04/08、28期、日本社会党)

○長谷川(保)議員 ただいま議題となりました義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  さきの昭和三十二年五月第二十六国会におきまして、本院は一、義務教育が国と地方公共団体との共同責任にかかる重要事項たる点と、地方財政の実情とにかんがみ、公立義務教育諸学校の施設、設備についても、政府はすみやかに義務教育費国庫負担法の精神にのっとり、これに必要な経費の二分の一を国が負担するために、必要な措置を講ずべきである。二、公立義務教育諸学校における教育効果の向上と教育財政の有効化を期して、多くの市町村が学校統合を企画しつつある現在……

第34回国会 文教委員会 第12号(1960/04/13、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 先ほど来小牧委員から熱心に教科書の問題が公正に取引されるようにと追及されたわけでありますが、私もそれについて十分伺いたいことがあるのでありますが、本日は時間の関係もありますので、この際資料を四つばかり次会までに出していただくように要求いたしたいのであります。第一は教科書業における特殊指定の解説、これは先ほどお話の公取委の方のものの印刷物を資料に出していただきたい。それから第二は、どうも非常に複雑で、先ほども内藤初中局長からお話がありましたが、私どもに十分よくわからない。一つここで教科書の編集から検定、採択、発行、供給に至るまでの関係を、系統的に図式にでもして出してもらいたい……

第34回国会 文教委員会 第13号(1960/04/20、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 まず初めに伺いたいことは、前会にお願いしました資料について三つほど出していただいたようでありますが、私が今後調べて参りますについて一つ重要な資料が出てこないのであります。それは過去五年間の重要な十の会社の教科書の販売の額を、できれば一目でわかるようにグラフにして出してもらいたいということを申し上げたのでありますが、それが出ておりません。先ほど個人的に、それはちょっと困る事情があるからという岳がありましたから、どうして出ないかをこの際おっしゃっていただきたい。
【次の発言】 文部省で出しておりまする三十五年度使用教科書採択事務取扱要領というのがございます。三十四年四月にお出し……

第34回国会 文教委員会 第14号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 前会教科書の検定並びに採択の問題についていろいろお伺いをいたし、また警告を申し上げたのでありますが、これらにつきまして社会に大きな反響がございました。御承知のようにあらゆる新聞がこれを取り上げて、そして教育の非常に重要な教材であります教科書の採択について、あるいは検定について、あくまでも公正な採択をするように、検定をするようにというようなことが、連日取り上げていかれたのでありまして、このことは国民が教育に対していかに大きな関心を持っているかということの証左でありまして、私どもとしましてはまことに再びにたえないところでございます。ずいぶんと各紙が書いて世論を高めて下さったので……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 文教委員会 第4号(1960/09/10、28期、日本社会党)

○長谷川(保)委員 ちょっと議事進行について。今加藤委員の関連質問なるものは、関連質問の対象でなく、西村委員の質問に対する当局の答弁に対して、何らかの影響を与えようとする意図のものであります。こういうことは不届きであると思う。だから、加藤委員が質問したければ、別個に質問すればいい。こういうようなことは、非常に遺憾だと思う。今の発言は、明らかに当局の答弁に対して何らかの影響を与えようとする、関連質問に名をかりた発言であって、非常に遺憾だと思う。どうか委員長は、委員の質問に対してはその十分な自由を認めて、また当局の答弁に対しては、公正な答弁ができるように運営をしてもらいたい。


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○長谷川(保)分科員 私は特定土地改良、工事特別会計に関する問題で伺いたいのであります。ただいまから伺いますことは、きわめて具体的なことでございますが、私がそういう具体的な問題について伺いますのは、近時、総合開発というようなきわめて妥当な、またなさねばならぬ、そしてまた一面から見ればきわめてはなばなしい事業の陰で、ともすれば民主主義の根本の考え方である基本的人権を守るということが薄れて、はなばなしい事業の陰に無告の民として泣いる人々がおるのではないか。そういうことが絶対にあってはならないと思うのであります。そこできわめて具体的な問題を取り上げて、全国的にもそういう問題に対してきわめて慎重な態度……



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データ更新日:2023/02/05

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